大雪隠黄金と書いて、オオセンチコガネと読む。漢字だけで判断すると、何か雪の下に隠れているお宝、って感じだ。しかし、その実態は、糞虫(ふんちゅう)。動物の糞を喰らうコガネムシ。
再度、奈良公園。とうとうオオセンチを発見しました。大きな大きな鹿の糞に引き寄せられていました。
やっと会えたね、って感じです。
それにしても、少ない。踏んづけられてぺしゃんこになった個体も見かけない。今日見かけたのは、二つのみ。若草山・春日山・高円山の山中では沢山見かけたんですが。
続きを読む "やっと奈良公園でオオセンチコガネに会いました(30.apr.2012)" »
一昨日、奈良公園では、死骸すら見かけなかったルリセンチコガネ。どうしてしまったのか???。
今日は、所を変えて若草山(鶯山・三笠山)に出向いた。山頂に着き、車から降りると、複数のルリセンチが飛び回っている。水が溜まった側溝には、瑠璃、緑×瑠璃のオオセンチコガネがどざえもんになって浮いている。鶯塚古墳周辺にこれでもか、って感じでじゃうじゃ。大きな羽音を立てて飛び回っている。地面に目をやると、鹿糞を引きずっているメスが多い。どうもこちらには沢山いるようだ。
続きを読む "若草山にはオオセンチはいたのか???(28.apr.2011)" »
カエデの花が咲き始めており、そろそろ???、って思って、ちょっくら覗きに行きました。
発生していたら、鹿の糞に屯しているはず。 だが、しかし、皆無。一昨々年、一昨年はこの時期、大当たり。しかし、去年も空振ったが、今年も空振った。
鹿の糞をひっくり返すと、エンマコガネの仲間やマグソコガネの仲間はいた。発生している数は少ないような気もするが。
続きを読む "奈良公園にオオセンチコガネは現われたか???(26.apr.2012)" »
この時期の春日大社、とにかく暑い。地面は乾燥し、砂煙が舞い上がる。こんな時期に修学旅行や社会見学などを行う学校は非常に少ない。勿論、日本人観光客も少ない。従って、日中の参拝者の多くは、外国人が多い。ただ、今年は原発事故の関係で、外国人観光客は例年に比べ少なめ。
そんな春日大社に出向く。
春日大社は宮内庁管轄である為、昆虫採集は御法度になっている。従って、ウヨウヨ湧いているオオセンチコガネであっても手を出すと(採集すると)、厄介な事になりかねない。時折、巡視に回ってくる宮内庁の警備員(皇宮警察???)。因みに、春日山(若草山)も採集禁止となっている。こちらは、文部科学省管轄。
以前、知り合いが春日山で昆虫採集未遂で警備員に注意された。その際、春日山は文部科学省管轄なので処分は軽い、春日大社は宮内庁管轄なので処分が重い、春日大社ではしない方が良い、と警告を受けた。
続きを読む "春日大社のオオセンチコガネ(4.aug.2011)" »
例年であれば奈良公園界隈で沢山のオオセンチコガネに出くわすのは、4月の後半。5月に入ると、産卵の為か姿を消す。 今年は発生が少々遅れているようで、見かけなかった。
今年は、5月になってようやく姿を現してきた。地表30センチ程度のところを飛んでいるのを見かけるようになった。周囲の騒音が抑えられていると、羽音が鳴り響く。
続きを読む "少々遅れているルリセンチ(5.may.2011)" »
今年は、糞虫採集に情熱を捧げませんでした。もっぱら、カミキリ採集。明けても暮れてもカミキリ採集。奈良に出掛ける事はあっても、糞虫が潜んでいそうな糞をひっくり返す事はありませんでした。
続きを読む "春日原生林で久々にオオセンチコガネに出会う" »

カミキリ採集のついでに牛糞トラップを仕掛け、糞虫が集まったところを一網打尽。採集したてのツノコガネです。体の半分位の長さの角がビュンと伸びています。見れば見るほど立派で、どんどん魅了されていってしまいます。ツノコガネに出会ったのがきっかけになって糞虫にのめり込んだ人は少なくありません。それほど魅力的なのです。もしこれが糞虫でなければ、欲しい人が殺到するのではないでしょうか。
今回、一緒にカミキリ採集に行った友人は、糞虫にはちょっと抵抗ありです。牛糞を触るのはそれ程抵抗なしなのですが、糞虫に付くダニが嫌なのだそうです。常々私は友人に、糞虫採集を手伝ってくれている内に糞虫にも手を出すぞ、と話をしています。しかし、これまでゴホンダイコクの採集等を手伝ってもらったのですが、気持ちが揺らいでいません。抵抗ありのまま。でも、ツノコガネの時は違いました。見た途端に、こんな恰好の良い糞虫を見た事がない、とその魅力に取り付かれてしまいました。そして、糞虫の世界に一歩踏み出していきました。
続きを読む "昆虫採集 糞トラップ採集 ツノコガネ" »
またまた兵庫県の山奥にツノコガネと赤色のオオセンチコガネの採集に出かけました。今回は、前回より多めに牛糞を準備し、ポイントに仕掛けました。糞をチューンナップするような事はしていません。質より量での勝負でした。ただ、風の流れには細心の注意を払っていましたけれど…
糞を仕掛けた直後から牛糞の臭いに誘われて、金バエの御一行様がいらっしゃいました。そして、10分もすると面白いようにツノコガネ、オオセンチコガネ、カドマルエンマコガネが集まってきました。糞の下に潜り込む奴、糞の近くの土の中に潜り込む奴、糞の中に潜り込む奴等色々。集まって来た糞中は一網打尽です。
今回は、自分の為にツノコガネを、知り合いへのお土産の為に赤いオオセンチコガネを気合を入れて採集しました。奈良公園のオオセンチコガネに見慣れている知り合いにとって、赤いオオセンチコガネと言うのはとても新鮮に見えるのです。
さて、採集したツノコガネと赤色のオオセンチコガネは、1週間程度かけてお腹の中の糞を出します。そして、毒瓶に。これをしないと標本にした時お腹に未消化の糞が残ってしまい臭い標本になってしまいます。尚、お土産分はそのまま差し上げました。
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子供の頃、ツノコガネを見た時は、単なる犬のうんこに集まる『糞虫(クソムシ)』であった。長く伸びた角を見ても、汚い昆虫と言うイメージが強く、出来れば近寄って欲しくない存在だった。
年月は流れ、うんこに集まる昆虫の魅力にとりつかれ、『クソムシ』から『糞虫(フンチュウ)』と呼ぶようになった。どちらかと言えば、私の場合、綺麗なのよりも格好の良いのが好き。例えば、ツノコガネとか、大黒様(ダイコクコガネ)とか、いずれも立派な角を持っている糞虫なんかすごく良い。しかし、急速に個体数を減らしている。大黒様なんかはもう高嶺の花。いる場所は限定されている。関西から行ける近場で有名な産地では保護の対象になっている。
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オオセンチコガネ(ルリセンチ)
学名 Geotrupes lauratus
体長 14~20ミリ。
分布 北海道、本州、四国、九州。
時期 4~11月。
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