アメリカでは、アルコール飲料のラベルに、下記の警告表示をつけることが法律で義務づけられているのをご存知ですか
政府警告(1) 公衆衛生局長官によると、先天性障害の危険性があるため、妊娠中の女性はアルコール飲料を飲んではいけません。
(2) 飲酒は、車の運転や機械操作についてのあなたの能力を損ない、健康問題を引き起こす可能性もあります。○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
また、アメリカの公衆衛生局長官からは、下記の勧告が出されているのをご存知ですか
アルコールと妊娠に関する公衆衛生局長官の勧告 公衆衛生局長官は、妊娠中の女性(あるいは妊娠の可能性のある女性)は、アルコール飲料を摂らないよう、さらに、食品や薬品のアルコール含有量を認識するよう勧告する。○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
日本では、2004年にビール酒造組合が自主的に
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがありますとの警告表示をするようになった。
その後、日本洋酒酒造組合・日本ワイナリー協会・日本蒸留酒酒造組合も同じ文言を採用を発表しました。日本酒造組合中央会は「
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう」と言う文言を採用しました。
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妊娠中に多量に飲酒した母親から生まれた子どもに、
(1)特徴的な顔貌(不明瞭な人中/薄い上唇/短い眼瞼裂など)
(2)発育の遅れ
(3)中枢神経の問題と言う3つの兆候が現われる例が1960年代末から報告されたためです。
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様々な調査が行なわれた結果、アメリカでは現在、新生児1,000人あたり1〜2人の胎児性アルコール症候群の胎児が生まれていると言われます。日本では1991年に、1000人に0.1〜0.05人と推定されましたが、その後は調査が行なわれていません。
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アルコールが、胎児にどれほどの影響を与えるかは、飲酒量だけでなく、母親の年齢・出産回数・栄養状態・体重・飲み方・アルコールへの感受性・喫煙の有無などによっても変わってくると考えられており、今も研究が続けられています。実際、上の子より下の子に障害が重く出るケースがよく見られます。
一方、胎児のアルコールへの感受性も、カギとなっているようです。双生児のケースで、同じ量のアルコールにさらされていたはずなのに、一人は影響を強く受け、もう一人はさほどではない、ということもあります。
飲み方としては、血中アルコール濃度が高くなるほど(早いピッチで飲む、強い酒を飲む、空腹時に飲む、大量に飲むなど)胎児へのリスクは高まるだろうと考えられていますが、食事をしながらゆっくり飲めば安全という保障はありませんし、安全量もわかっていません。
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このような訳で、今のところ、
安全のため、妊娠中は飲酒しないようにしましょう
としか言いようがありません。
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ただし、妊娠中に飲酒したら、即、子どもに障害が出るということでもありません。何の影響もない場合もあること、だからと言って、次の妊娠でも飲んで大丈夫というわけではないことを覚えておいて下さい。○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●