発達障害 某心理検査関連の学会にて
発達障害にせよ、統合失調症にせよ、脳の機能の障害だ。心理診断の事ばかりに目を向けるのではなく、初心に返って、検査に反映される性格特性からどのような支援が必要なのかに着目するのが良い。
著明な先生がこのようにコメントしていた。
確かに御尤もでございます。

発達障害にせよ、統合失調症にせよ、脳の機能の障害だ。心理診断の事ばかりに目を向けるのではなく、初心に返って、検査に反映される性格特性からどのような支援が必要なのかに着目するのが良い。
著明な先生がこのようにコメントしていた。
確かに御尤もでございます。
WAIS(Wechsler Adult Intelligence Scale)、ウエイスと読む。ウェックスラー式知能検査の成人版の事である。臨床領域では比較的多く用いる検査。WAISの改訂版がWAIS-R、更にその改訂版がWAIS-Ⅲである。1990年より親しまれてきたWAIS-Rは2010年の10月で検査用紙が絶版となる為、今後はWAIS-Ⅲが主流になる。
WAIS-Ⅲでは、言語性IQや動作性IQの他に、言語理解(単語・知識・類似)、知覚統合(絵画完成・積木模様・行列推理)、作動記憶(算数・数唱・語音整列)、処理速度(符号・記号探し)と言った4つの群指数が得られるようになった。数値で能力が表される分、検査者にとってはWAIS-Rより扱い易くなり、細かく分析が出来るようになったように見える。
ストループ課題(modified stroop test with word interference)は、習慣的に確立した言語性範疇の抑制障害評価と呼ばれている検査です。日常的、習慣的な行為や認知傾向を抑制出来るか否かを調べる前頭前野の機能の評価検査です。具体的には、漢字(色名)が色名呼称にどの程度影響を与えるかを調べるものです。
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日本では、前頭葉機能を多面的にスクリーニング出来る検査として、FAB(Frontal Assessment Battery)は用いられています。検査時間が短く、特別な用具を用いないで施行出来ると言うことが、臨床場面で多く用いられる理由です。しかし、使い勝手の良さとは裏腹に、日本では標準化されていないため、評価の基準がはっきりしない状態が続いています。
図は2006年に報告されたFABの検査結果の比較です(画像をクリックすると大きくなります)。サンプル数が少なく他疾患との比較検討がなされていないのが、問題であるような気もするが、前頭前野の障害を判定するには、参考にはなるのではないでしょうか。因みに、カットオフは11/12。
【ウェブページ】
神経心理学検査等の施行法と評価基準
【関連blog】
前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
FAB(Frontal assessment battery)について
この検査は、痴呆の有無や度合いを知るために使う検査です。年を取ってくると、複数の能力を同時に使えなくなってきます。痴呆のような病的な老化であればなおさらです。文章を読みながら同時に字を探し出す、と言う二つの能力を同時使えかどうかを判断するために使います。よろしかったら、チャレンジしてみて下さい。文字を36ポイントに設定して、それをA4の用紙に印刷すると良いと思います。
【問題】
次のかな文を声を出して、意味を読み取りながら、同時に「あ・い・う・え・お」を見つけたら拾いあげて、○をつけて下さい。(制限時間は2分間です)
【例題】
ももたろうは、きじといぬとさるをけらいにして、おにがしまへ、おにたいじにいきました。
むかしあるところに、ひとりぐらしのおばあさんがいて、としをとってびんぼうでしたが、いつもほがらかにくらしていました。ちいさなこやに、すんでいて、きんじょのひとのつかいはしりをやっては、こちらでひとくち、あちらでひとのみ、おれいにたべさせてもらって、やっとそのひのくらしをたてていましたが、それでもいつもげんきでようきで、なにひとつふそくはないというふうでした。
ところがあるばん、おばあさんがいつものようににこにこしながら、いそいそとうちへかえるとちゅう、みちばたのみぞのなかに、くろいおおきなつぼをみつけました。「おや、つぼだね。いれるものさえあれば、べんりなものさ。わたしにゃなにもないが。だれかこのみぞへおとしてったのかね」とおばあさんはもちぬしがいないかとあたりをみまわしましたが、だれもいません。「おおかたあながあいたんで、すてたんだろう。そんならここに、はなでもいけて、まどにおこう。ちょっくらもっていこうかね」こういっておばあさんはつぼのふたとって、なかをのぞきました。
平均値(危険域)は、
20代:44.1字(30字以下)
30代:42.5字(29字以下)
40代:38.3字(21字以下)
50代:33.1字(15字以下)
60代:24.0字(10字以下)
70代:17.3字(9字以下)
80代:10.7字(8字以下)
後見人制度は、もともと精神発達遅滞や統合失調症等の精神科疾患を念頭において基準が考えられているものなのであります。そんな訳で、後見人制度を認知症の高齢者に適用しようとする場合、無理があるのです。それでも、最近は、金銭管理能力の評価が大切だと言う流れになってきています。そして、金銭管理能力の度合が、後見・補佐・補助と言う保護の決定に大きく左右すします。
従来の検査では、どうにもこうにも金銭管理能力の評価を行うのに最適なものがありませんでした。外国で活用されている検査を用いることもありますが、如何せんマニュアルがなく、ベースとなる誰もが用いることの出来るデータがないと言う現状だったので、検査結果の判定は個々の検査者の経験のみに頼っていたのが実情でした。つまり、検査手順が統一されていないと、検査者によって検査結果が変ってしまうという問題を孕むのです。そんでもって、人のデータを使うと、検査の説明等が微妙に異なってくるので、評価が歪んでしまうのです。
そんな中、FCAT(financial competency assessment tool)と言う金銭管理能力評価検査が登場してきました。マニュアルも登場して、皆が利用出来るようになってきました。一寸前進です。日本老年精神医学雑誌等で紹介されている割にまだまだマイナーな検査です。でも、基本的金銭スキル、金銭概念、金融機関の利用、物品購入、金銭的判断、収支の把握出来、後見人制度に必要な鑑定書を作成するのに役立ちます。関係者の皆様、一度利用してみて下さい。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【ダウンロード出来ます】
★FCAT(financial competency assessment tool)
★FCAT基準.pdf
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【ウェブページ】
神経心理学検査等の施行法と評価基準
【関連blog】
前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
かなひろいテストの解釈
時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)
カウンティング・テスト
一寸呆けてきたと言って医療機関にかかっても、短時間の診察で、認知症による衰えなのか、加齢による衰えなのか、その間のグレーゾンなのか、見極めるのが難しい時もある。また、お医者さんの判断の基準もまちまちで、健康レベルなのか、軽度認知症レベルなのか、中度認知症レベルなのか、バラツキが見られることがある。そんなこともあり、簡単に認知症のレベルを把握出来るスクリーニング・テストと言うのは重宝されている。
精神科医は、長谷川式痴呆スケール(HDS-R)やMMSEと言う簡易スケールを用いることが多い。簡単に用いる事が出来ることと多くの医療機関で用いられていて判断基準がしっかりしているので、多用されている。しかし、実施時間は5分位だが、診察場面で行うにはそれでもやっぱり時間が掛かってしまうので、臨床心理士や看護師等が実施する事も多い。
これらの検査は、色々な項目から成り立っていて、情報を得るには持って来いの検査であるが、個人的にはかなひろいテストが感度が良いような印象を持っています。
先日、RDSTと言う認知症のスクリーニング・テストと言うものを知る機会があったので、紹介してみたい。どれ位の感度があるのか知らないが、2年前、ドイツで発表された認知症のスクリーニングテストで、順天堂大学の医学部で用いられているそうなので期待出来るかもしれない。
問題1 スーパーやコンビニで売っているものの名前を出来るだけ沢山挙げて下さい。(制限時間:1分)
問題2
次のアラビア数字を漢数字に、漢数字をアラビア数字に変換して下さい。
269
4051
六百八十一
二千二十七
配点
問題1は、14以上…8点
11〜13…6点
8〜10点…4点
5〜7点…2点
4以下…0点
問題2は、正解に付き各1点。
判定
問題1+2が、8点以上…問題なし
5〜7点…認知症の疑い
4点以下…強い疑い
正直言って、失語症の検査って感じもします(問題�はカテゴリー特異性、様式特異性をもつ単語の想起って感じだし、問題�はもろ失語症の検査項目)。今後、重点的に用いて検証してみたいと思います。
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神経心理学検査等の施行法と評価基準
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前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
かなひろいテストの解釈
時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)
カウンティング・テスト
カウンティングテスト、1〜120までを、出来るだけはっきりと数えると言うテストです。決して詳しく解説されることのないテストなので、積極的には利用されていません。利用されていないので、統一した基準と言うものがなく、利用者は独自のデータを基に解釈しているのが現状です。その割に、数の扱いに関しての情報を提供してくれる検査です。
【教示】
『1〜120までを出来るだけ早く、はっきり数えて下さい。こんな感じです(この時、実際にどうやるのか20位まで数えて示す)。100を越えたら、101、102と言った具合に数えてください』
【記録】
10・20・30・40・50・60・70・100・110・120を数えた時の時間を記録する。また、数え方に特徴があったらメモをしておく。
【解釈】
成人の場合
平均は、45秒前後です。
数字を専門に扱っている人の場合、20〜25秒程度だと言われています。
認知症の患者さんの場合
50秒後半で数える人もいます。
認知症の進行によっては数えられないこともあります。
数えられないパターンにはこんなものがあります。呼び名は勝手に付けました。
《skip》
所々で飛ばして数えます。
例:55,56,60,61,65,66,67…と言った感じ。数字が抜けます。
例: 78,79,80,90,100…、とか、1,10,100,1000,10000…と言った感じ。
《loop》
同じところでグルグル回る。
例:86,87,88,89,80,81,82,83…、と言った感じで数えた数字を数えます。
《stop》
数えるのを止めてしまいます。
ヒントを与えても難しい場合があります。
《omit》
上の位が無視されます。訂正困難です。
例:99,100,1,2,3…、と言った感じ。
《ditto》
同じ数を数える。
例:94,95,95,95,96,96,96,…と言った感じ。
認知症の患者さんの場合、こんな特徴もあります。
時に120まで数えるのを忘れてしまうこともあります。
10数える毎のラップは、徐々に遅くはなっていきますが、一定のペースと言うものがありますが、認知症の患者さんの場合、テンポに大きな乱れが見られます。乱れても持ち直す人もいますが、持ち直せなくなる人もいます。月で馴染み深い30以降、時間で馴染み深い60以降、100以降等、使い慣れていない数に突入すると乱れが目立ち出します。
認知症の進行が進んでいる場合、120まで数えることを忘れてしまう事があります。
認知症の患者さんの場合、読み・書き・計算等のトレーニングをすることで、数を数える力が回復していきます。計算等をして数を扱うことが良いのだと考えられます。1年で20秒ほど速くなった患者さんや120まで数えられるようになった患者さんなどが沢山いらっしゃいました。治療効果を測定すると言うことであれば、一つの材料として使えそうなカウンティングテストなのであります。
一般の方へ。カウンティングテストの結果が悪いからと言って、これだけで認知症とは判断する事は出来ません。あくまでも診断はお医者さんがするものなので、認知症が疑われる場合は医療機関へ。
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神経心理学検査等の施行法と評価基準
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前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
かなひろいテストの解釈
時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)
改訂版をアップしました。こちらをクリックすると、改訂版に移動します。
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前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
かなひろいテストの解釈
時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)
カウンティング・テスト
一般の方には余り馴染みの無い検査だと思いますが、アメリカでは簡易に実施出来る痴呆のスクリーニング診断法として確立しているものです。認知症の半分が引っかかると言われています。
【実施法】
白い紙と鉛筆を渡して「時計の絵を書いてください」と指示します。理解が困難な時には、文字盤を書いて下さい、大きな丸を描いて数字や針を書いて下さい、と付け加えます。若し、自発的に針が描かれなければ、10時10分にして下さいと指示します。
健常者は、ほぼ満点となります。
時計描画テストの点数とHDS-R、MMSEの成績の間に極めて高い正の相関関係を示し、さらにWAIS-Rの総点、言語性IQ、動作性IQのそれぞれの成績とも有意な正の相関が認められています。ただ、この検査の結果だけで、認知症は診断出来ないので、勘違いしないようにお願いします。
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神経心理学検査等の施行法と評価基準
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前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
かなひろいテストの解釈
認知症のスクリーニング・テスト RDST(the Rapid Dementia Screening Test)
カウンティング・テスト
アクセス分析を見ていると、FAB(Frontal assessment battery)、日本名・前頭葉機能検査の検索をしている最中に私のblogに辿り着く人が毎日数人いるようだ。この検査に関して詳しく書いてある文献に出会えないと言う問題があり、扱いが判らない、使いこなせないと言う問題からでしょうか???。私も詳しくありませんが、少しだけ参考になればと思って、紹介します。
この検査は、2000年にneurologyと言う専門誌で紹介された検査です。主に痴呆の進行具合をチェックしたり、前頭葉型痴呆の痴呆を診断・鑑別する検査として利用されています(前頭前野が関係するだろうと言われている発達障害の人にも用いることも…)。なんと言っても一番の売りは、素早く実施出来て、従来の神経心理検査に比べて診断・鑑別の精度が高いことでしょうか。今話題の学習療法もこの検査を用いて、その成果を示しています。
FABは、前頭前野が関与するとされている6つの課題から成り立っています。簡単に説明を加えてみます。問題については、専門性の問題があるために載せませんので、ここでは載せません。検索をすれば、見つけることが可能なので、興味のある方はご自身でお探しください。
�概念化課題
右利きの人の場合、左半球の前頭前野の活動(言語概念の操作)を反映していると考えられています。但し、左利きの人の場合は、単純に右半球の活動を反映しているということにはならないので注意が必要です。
�知的柔軟性課題
この課題もまた右利きの人の場合、左半球の前頭前野の活動(自発的に言葉を作り出す)を反映していると考えられています。
�行動プログラム課題
前頭葉の高次運動野の機能(運動プログラミング)を反映していると考えられています。
�反応の選択課題
前頭葉の高次運動野の機能、前頭前野内側面、前頭前野の活動(運動プログラミングや短期記憶)を反映すると考えられています。
�抑制課題
両側半球の前頭前野の活動(行動抑制)を反映すると考えられています。
�把握行動課題
両側半球の前頭前野の機能(行動抑制)を反映すると考えられています。
得点は、6つの課題X3点の合計18点になります。大体、8歳以上であれば、健康な人の場合、満点が取れるとされます。ただ、問題によっては難しいものが若干あるので、健康であれば、17点前後って感じです。
疾患別の平均は、健康群=17.3[0.8]、PD(パーキンソン病)群=15.9[3.8]、MSA(他系統萎縮症)群=13.5[4.0]、CBD(皮質基底核変性症)群=11.0[3.7]、AD(アルツハイマー型痴呆)=12.6[3.7]、PSP(進行性核上性麻痺)=8.5[3.4]、FTD(前頭葉型痴呆)=7.7[4.2]となっています([ ]内はSD)。尚、15点以下であれば脳の機能障害が疑われはじめ、11点を下回ると前頭前野の機能の障害の可能性が非常に高くなる。と言ったところでしょうか。
先ほども触れましたが、FABは、従来の神経心理検査に比べて診断・鑑別の精度が高いのです。世界的に利用されているMMSE(mini mental state examination)で、満点を取れるような人が、この検査だと痴呆レベルになることもしばしばあります。MMSEでは、前頭葉型痴呆の場合、各個人によって得点に大きな開きが出来てしまうので、このようなことが生じるのです。
まぁ、簡単に纏めたつもりですが、訳の判らぬ病名やデータが出てきて、判りにくかったのではないでしょうか。
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前頭前野機能検査 ストループ課題(modified stroop test with word interference)
FAB(Frontal Assessment Battery) 前頭葉簡易機能検査の評価基準について
この検査は、痴呆の有無や度合いを知るために使う検査です。年を取ってくると、複数の能力を同時に使えなくなってきます。痴呆のような病的な老化であればなおさらです。文章を読みながら同時に字を探し出す、と言う二つの能力を同時使えかどうかを判断するために使います。よろしかったら、チャレンジしてみて下さい。文字を36ポイントに設定して、それをA4の用紙に印刷すると良いと思います。
【問題】
次のかな文の意味を読み取りながら、同時に「あ・い・う・え・お」を見つけたら拾いあげて、○をつけて下さい。(制限時間は2分間です)
むかしあるところに、ひとりぐらしのおばあさんがいて、としをとってびんぼうでしたが、いつもほがらかにくらしていました。ちいさなこやに、すんでいて、きんじょのひとのつかいはしりをやっては、こちらでひとくち、あちらでひとのみ、おれいにたべさせてもらって、やっとそのひのくらしをたてていましたが、それでもいつもげんきでようきで、なにひとつふそくはないというふうでした。
ところがあるばん、おばあさんがいつものようににこにこしながら、いそいそとうちへかえるとちゅう、みちばたのみぞのなかに、くろいおおきなつぼをみつけました。「おや、つぼだね。いれるものさえあれば、べんりなものさ。わたしにゃなにもないが。だれかこのみぞへおとしてったのかね」とおばあさんはもちぬしがいないかとあたりをみまわしましたが、だれもいません。「おおかたあながあいたんで、すてたんだろう。そんならここに、はなでもいけて、まどにおこう。ちょっくらもっていこうかね」こういっておばあさんはつぼのふたとって、なかをのぞきました。
平均値(危険域)は、20代:44.1字(30字以下)、30代:42.5字(29字以下)、40代:38.3字(21字以下)、50代:33.1字(15字以下)、60代:24.0字(10字以下)、70代:17.3字(9字以下)、80代:10.7字(8字以下)です。因みに、MMSEで正常〜軽度痴呆レベルでも、これで危険域だと。中度痴呆レベルが疑われることがあります。また、かな拾いだけでなく内容の理解が出来ることが重要となってきます。
やってみて分かると思うのですが、かなで記載してあるのがポイント。意外に読みにくいです。
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認知症のスクリーニング・テスト RDST(the Rapid Dementia Screening Test)
カウンティング・テスト
最近、一寸呆けて来たと思うあなた、脳(前頭葉)の機能を、このカウンティング・テストで試してみませんか![]()
【検査の仕方】
1から120までの数字を声に出して順に数え、その時間を計るだけです。出来るだけ早く数えてみて下さい。
脳は、単純な作業を速く正確に繰り返している時程、活発に活動していることが明らかにされています。それを利用したのがこのテストです。
このテストは、病院等で前頭葉機能検査として、学習塾で算数のトレーニングとして用いられています。
このテストに、明確な判定基準はありませんが、コメントに目安のタイムを載せておきます。
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