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社会背景

2011年10月19日 (水)

中日ドラゴンズ 監督と球団社長の確執 あなたならどうする

 中日ドラゴンズが優勝を決めた試合後、ベンチに戻る時の話し。10月末で解任される落合監督は、坂井克彦・球団社長との握手を拒否したらしい。世間ではこの噂でもちっきり。賛否両論が乱れ飛ぶ。

 しかし、この話には伏線がある。9月6日の対巨人戦で中日が敗れた後に坂井社長が関係者通路でガッツポーズをした事が、翌日の複数のスポーツ紙によって白日の下に晒された。

 さぁ、この伏線を知ったら落合監督のとった行動を、あなたはどんな風に判断しますか???。あなたが落合監督の立場だったとしたらどうしますか。

 

 

2011年10月13日 (木)

反対運動をする人たち

 大阪府が発注した河内長野市での架橋工事を巡って、福島県内の建設会社が造った橋桁の搬入を周辺住民が、放射能汚染が不安だ、と反対している。その為、工事が中断している。

 東京電力の原発事故に端を発した騒動である。

 冷静に考えると、橋桁は水で流せば除洗出来る。放射能は橋桁の中に入り込むものでもない。それに大阪にも微量ながらセシウム等が振り注いでいるのに、そこまでナーバスになる必要があるのか。こうした事実を反対派は知っているのか???

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2011年3月22日 (火)

乱立する東日本大震災の募金・義援金

 ちょっと奮発して東日本大震災の募金の募金をした。その後、職場や知り合いやご近所経由で募金の要請があった。設置母体は、政治系、宗教系、NPO系等々。どこも挙って募金を集めている。募金と言う名の下で思惑が見え隠れする。被災地に届けられるのだろうが、設置母体を支持している団体・個人を優先される事がない事を願う。

2011年3月10日 (木)

竹島の領有権放棄を口にする総理の側近議員

 『日本政府は、歴史教科書の歪曲と独島の領有権主張により、後世に誤った歴史を教え、平和を損なおうとする試みを直ちに中断しなさい』

 2011年2月27日、ソウルで開催された日韓耶蘇教(キリスト教)議員連盟の集いに日本側の会長として参加した土肥隆一民主党議員先生は、こんな文言の書類に署名をなさった。因みに土肥先生は韓国の国会議員ではない。兵庫3区選出の正真正銘の日本の国会議員である。にもかかわらず、(韓国に実効支配されている)日本の固有領土の竹島の領有権を放棄する行動をとったのである。昔風に言えば、売国奴。韓国は今後、独島の領有権主張の際、首相の側近が韓国の領有権を認めている人がいるではないか、と言ってくるだろう。

 この事実が、公になると土肥先生は、内容については十分議論する暇がなかった、メディアにこんなに騒がれるとは思っていなかった、と弁解している。しかし、この国会議員先生は、個人的には竹島は日本の領土とは一概に言えないと思う、と領有権放棄を臭わす発言をしばしばしており、竹島の領有権放棄は信条なのかもしれない。

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2011年2月25日 (金)

怪しい募金活動

 某駅前で、オレンジ色の帽子とユニホームを纏った募金運動をしている一団がいた。疾患を患っている乳児を救うために募金をお願いします、治療費が高額で支払いに困っている、とか言っていた。時々、募金をしている人がちらほらいた。募金してもらうと声は一段と大きくなる。その声に反応して、時々他の人が募金をする。募金の募り方は、手馴れたものだ。

 

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2011年2月24日 (木)

災害を安上がりのTVショーにするメディア

 ニュージーランド南島で大きな地震が起きた。多くの人が犠牲となり、死者も多数出ている。日本人の被災者もいるようだ。メディアは、クライストチャーチに繰り出して報道合戦を展開している。そんな中、夜間、クライストチャーチ市内の病院に侵入し被災者のインタビューを試みようとした日本人記者2人が地元警察に拘束された。地震被害が甚大な為、クライストチャーチの中心部には夜間外出禁止令が出されており、許可なく対象域内に立ち入れば逮捕するとメディア側に警告していた矢先の出来事だった。

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2011年2月16日 (水)

芥子、ケシ、けし

Kesinohana ケシの写真を分けて頂きました。 アヘン(Opium poppy)との事で、園芸用のケシ(poppy)ではありません。つまり、栽培が原則禁止とされている種です。私には詳しい事は分からないのですが、葉が茎を巻くようなケシは、栽培が禁止されているなのだそうです。そんな風に教えて頂きました。

 栽培が原則禁止とされているケシの撮影は、東京都薬用植物園辺りが相場だそうです。しかし、あそこはネットが張ってある上、こんなに近くで撮影が出来ません。更に、問い合わせても開花の時期は教えて頂けません。なかなか良い写真を撮ろうとするのは辛いそうです。それ故、この写真は、極めて近距離で撮影されているので価値があるのだそうです。

 高級住宅街の空き地に偶然に生えてきたのだそうです。そして、付近に種が飛び散り、拡散。翌年、庭からにょきにょき。綺麗な花、と言う事で撮影したのがこの写真。その後、警察が来て周辺のケシを駆除をしていったのだそうです。

2011年1月12日 (水)

奇妙なおみくじ

 初詣でとても賑わう大阪府下の某神社にて、おみくじを引く。

 『凶のち吉』。

 なんだか天気予報みたい。奇を衒ったのか???。持って帰るべきだったのか、置いて帰るべきだったのか???。神社のみぞ知る。

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2010年10月30日 (土)

新たな渋滞が発生する瞬間を目撃する

 高速道路の料金が休日1000円となり、多くの人が高速道路を利用するようになった。その前後で、高速道路で発生する事故が大幅にアップしたそうだ。某高速道路では137%アップ。原因は普段運転しないドライバーの増加。

 中国道、この日はいつもより渋滞。いつも渋滞が発生する宝塚トンネルのかなり手前から渋滞。卵を積んだトラックが横転し、卵の除去で渋滞が生じていることを渋滞情報は掴んだ。まだまだ4~5キロの渋滞。この先大渋滞となるとも知らず、サービスエリアで30分程度休憩。サービスエリアを出た時点で8キロ。寄らなければ良かった。その内に、渋滞は倍に膨れ上がってしまった。先に進んでも渋滞の距離は長くなっていった。そして、渋滞の先端はいつもの所になっていった。ついていなかったと諦めないとやっていられない。

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2010年10月29日 (金)

ご用心 高速道路で行われるシートベルト未着用の取り締まり

 9月最初の日曜日、早朝の中国自動車道(中国道)は車が少なかった。走行車線を制限時速の範囲で走っていると、後をパトカーが追走してきた。速度超過は思い当たらないので、気にも留めなかったが、パトカーは一気に追い越し車線に入り、併走してきた。助手席の警察官が車中を覗いていった。さて何のことやら、戸惑っていると、一気に前を走っている車の横へ移動し、併走し始めた。

 そして、次の瞬間、赤色灯とが回りサイレンが鳴り響き、前を走っていた車は路肩に緊急停車させられた。前を走っていた車と私の車の走行速度は殆ど変らないのに何故だろうか???。

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2010年10月16日 (土)

高齢者の万引き

 高齢者の万引きが増えている。1990年に比べ、7.4倍らしい。

 このニュースを聞いた際、ピック病等で衝動性が亢進した人が増えたのか、生活苦が加速したのか、と思ったのだ。しかし、孤独だった、と理由を述べる人が検挙者の1/4。低額商品を盗み、捕まることで他人とコミュニケーションがとりたかったのだそうだ。

 何とも寂しい理由であるが、一人寂しく孤立する老後は、現代人にとって深刻な問題である。高齢者が孤立し難い工夫が必要である。

2010年10月 3日 (日)

精神科病棟で身体拘束が増えているのは何故か???

 精神科病院で患者の体を抑制するために行う身体拘束が4年間で1.3倍になった、と報道されていた。

 精神科への入院は、患者全体数は年々減少している。その一方で認知症患者の入院は増加傾向である。そして、他疾患と異なって認知症患者には隔離よりも身体拘束がなされがちと言う調査結果がある。。認知症患者の入院の増加が、身体拘束の増加に繋がった、と言う解釈がなされている。
 また、精神科への入院期間が短縮傾向にあり、患者の入れ替わりが激しい。その為、精神運動性興奮等の急性期症状への対処として身体拘束が増えたのはないか、と言う別の解釈もなされている。

 こうした解釈は、拘束の時期や時間や対象がはっきりすれば真偽が分かる、と言うものだ。しかし、それ以外の問題点が存在する。

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2010年9月15日 (水)

異常気象の中でイノシシの獰猛さを確認した

 近年、温暖化の影響で冬に凍え死んだり、飢え死んだりしなくなり増え続けているイノシシ。恐らく熊より身近な獰猛な動物だ。鋭い牙で衝かれると、間違いなく肌はパックリと裂けてしまう。散策をすると、簡単にその存在に気付く。臭い臭い糞を撒き散らかされているし、鼻で土を掘り起こした跡がある。

 昆虫採集で山に入る事が多い私は、イノシシに遭遇したら如何しようか、なんて真剣に考える。もしも150キロ近い体重のオトナのオスに突進されたら、一溜まりもない。先日、体当たりをされて、死者が出たようだ。分厚い皮膚はびくともしない。有刺鉄線に体当たりしても、へっちゃらなのだそうだ。イノシシの実態を知れば知るほど、侮ってはいけない、と思うのであった。

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2010年9月13日 (月)

パンダの人工繁殖と高額なレンタル料

 神戸市立王子動物園は中国から借り受けて飼育していたジャイアントパンダの人工授精を試みていたが、精子採取途中に心肺停止になり死亡した。人工授精技術が進んだ近年では珍しい事故なのだそうだ。死因については今後調査されるのだが、人為的な原因で死んだ場合、中国側に凡そ4100万円の支払いが生じることになる。

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2010年9月 5日 (日)

猛暑と蚊が少ないかった快適な夏

 今年の夏は、今までになく気温が高く、平均気温が30度。局地的な豪雨はありましたが、降水は殆どなかったので気温は下がり難い状態が続きました。乾燥も目立ちました。生き物にとっては猛暑言うより酷暑と言う言葉がぴったりの夏でした。暑さで死滅してしまう昆虫もいました(人間もそんな風でしたが…)。

 死滅してしまう昆虫の中に、蚊がいました。今年の夏の夜は、やぶ蚊に悩まされる事が殆どなかったと多くの人から聞きます。振り返ると、確かに夜中に蚊の羽音で起こされる事はありませんでした。

 実は…

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2010年5月12日 (水)

谷亮子さんの参議院選挙・比例代表での立候補表明について

 女子柔道の五輪金メダリストの谷亮子さんが、民主党より参議院選挙の比例代表で立候補する事を表明した。国民から愛想をつかされた政権与党・民主党で幹事長をなさっておられる小沢一郎さんは、100万1000万の味方を得たような感じだ、とご機嫌である。谷亮子さんのお力で人気回復票集めを目論んでいるのは幼稚園児にも見え見え。

 ところで、谷亮子さんって、政治に活かせるような能力、日本をよくする能力を何か持っていたっけ。

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2010年2月18日 (木)

UFOの目撃情報にも流行があるようだ

 10年位前、UFOの事を、空飛ぶ円盤、と言ったら、笑われた。ちょっくら傷ついた。空飛ぶ円盤、と言うのは、当時既に死語の領域に入っていた。しかし、子どもの頃は、UFOは、Flying saucerとか、Flying discとかで紹介されていて、それを直訳した、空飛ぶ円盤、と言う呼び名がポピュラーだった。

 1940~50年代は、UFOは白い円盤が主流だったので、空飛ぶ円盤、と言う表現でピッタンコだった。しかし、時代を経る内に、アダムスキー型、葉巻型等が登場し、空飛ぶ円盤ではなくなっていってしまった。

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2010年2月15日 (月)

日本の捕鯨と欧米の反捕鯨 妄想的展開

 その昔、動物性タンパクの摂取が乏しかった日本において、クジラは貴重なタンパク源であった。学校給食では、クジラの立田揚げは子どもに大人気で、身近な食材だった。そんなクジラであったが、牛や豚や鶏と言った食材の出現で、徐々に食卓から遠退いて行った。

 もう、どの位経つのだろうか???

 クジラを懐かしい味だと振り返る世代もあるが、今再び食べてみてもどうも期待ハズレな味だったりする。あの懐かしい味はどこに行ってしまったんだろう。クジラの肉はどうやら旧き良き思い出の中だけで人気を維持している感じで、多くの日本人には敬遠されてしまっている感じさえする。調査捕鯨でクジラを捕っているのだが、市場では在庫を抱えて四苦八苦の状態らしい。

 そんな日本のクジラ事情であるが、国はクジラを捕ることを主張する。世界的にクジラの捕獲が禁止されてからも調査捕鯨と言う名目で捕っている。冷静に状況を眺めると、人気に陰りが見えているクジラの捕獲にこれほどまでに熱を入れているのは、何か利権でも絡んでいるのか、なんて勘繰りたくなってくる。胡散臭い、農林水産省。

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2010年1月29日 (金)

生活保護 大阪市、生活保護を3~5年で打ち切り事を検討中!!!

 大阪市、生活保護3~5年で打ち切り検討!!!

 センセーショナルな見出しに、生活保護を受給しながらぎりぎりの生活している多数の患者さんの顔が過ぎった。生活保護が打ち切られてしまうと医療にも掛かれないし、生活の維持が困難になってしまう。さぁ、大変。

 しかし、見出しから記事に目を移すと、働けるのに一定期間内に市の提供する仕事も就職活動もしない場合は保護を打ち切る方向との事だったので、ホッとした。

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2010年1月15日 (金)

障害を隠して施設入所を目論む人達

 高齢でも施設入所と言うのは難しい。そこに障害が加わると更に難しくなる。障害は障害でも精神障害となると、もっと難しくなる。障害者差別ではなく、他の入居者に馴染めず精神症状が悪化してしまうからだ。ただ受け入れる施設もあるので、じっくり時間をかけて入所待ちをするのが得策だと思う。

 しかし、待てない人もいる。そんな人達は入居の許可目的で障害を隠してより入り易い施設への入所を狙う。

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2010年1月11日 (月)

公設派遣村を食い物にする人たちとそれを非難する人たち

 東京都は、昨年12月28日に、国立オリンピック記念青少年総合センターに『公設派遣村』を開設した。そこで、失業者の相談に応じたり宿泊場所や食事を提供したりした。そんな派遣村は今月4日に終了となった。そして、住まいが確保できなかった554人が施設日雇い労働者向けの宿泊施設「なぎさ寮」に移った。今月6日に約2週間分の交通費や昼食費として現金が支給された。すると、ギャンブルに出掛ける人たちが現れた。そして、204人が現金支給後に所在不明となった。

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2009年12月31日 (木)

スカート内盗撮事件を起こした臨床心理士の呆れた理由

 12月も終盤に差し掛かったところで、奈良県でスクールカウンセラーを務めている臨床心理士が、女子学生のスカートの中を盗撮し、現行犯で逮捕されてしまったと言うニュースが騒ぎになっている。逮捕容疑を認めているそうで、犯罪と犯罪でない境界を確めたかった、と話している。このスクールカウンセラーは3ヶ月の業務停止らしい。今年度も残り3ヶ月なので、事実上の契約解除と言う事なのだろう。

  臨床心理士も人間、ムラムラ来ることもあるだろう。臨床心理士だからこの手の事件を起こさないと言う保証なんかない。そう言う意味では、何の驚きはない。ただ、職種の都合上、センセーショナルだった。

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2009年11月28日 (土)

猟奇殺人と呼ばれる殺人事件は増えているのか???

 殺人事件を猟奇殺人と結び付けたいメディアと猟奇殺人に興味を持ち、模倣する人たち(コピーキャット)が増えている。

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2009年11月26日 (木)

自由民主党が党名変更を検討

 自由民主党が、党名変更、なんて言い出した。

 名前を変えれば、中身が変わるとでも思っているのか???
 いや、そんな事等毛頭も思っちゃいない。
 有権者は阿呆だから名前を変えればコロリと騙せるくらいに考えているのだ。
 93年に下野した際も同じ発想。
 票の獲得の為には、形振りなんか気にしていられない。

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2009年11月25日 (水)

洋画の字幕と読む力の低下

 最近の若い人達は、文字を読む速度が遅くなっているらしい。洋画の字幕が提示されている間に読み切れないらしい。文字を読む速度が遅い、言葉を意味のある塊として把握出来ない(文字を一字ずつしか読めない)、その上に簡単な漢字が読めないと言う事情も加わっているのだろう。これでは視覚情報を中心に話の内容を理解する事になり、正確な内容の把握が難しくなってしまう。

 基礎学力の低下は否めない。

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2009年11月17日 (火)

プロファイリング 市橋達也容疑者の拒食

 11月10日に大阪で逮捕されて以来、拒食を続けている市橋達也さん。精神科疾患と診断されれば逮捕されていても罪から逃れられる、と考えているだろうか。

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2009年11月16日 (月)

ゴルフボールによる環境汚染

 殆どの人に知られていない事だが、ゴルフボールには重金属が大量に含有されている。そして、ボールに注入される合成ゴムには高濃度の亜鉛が含有されている。これらは、自然に分解されるまでに100~1000年もかかると言われている。その間に自然界に重金属が放出される。そして、多くの生物に影響を与える。そんな環境汚染物質の塊であるにも関わらず、その有毒性には光が当たることはなかった。ゴルフボールによる環境汚染に関して研究する学者がとても少なかったからである。世界的に人気のあるスポーツであることが影響していた可能性も否めない。

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2009年11月11日 (水)

市橋達也容疑者の両親会見について

 市橋達也容疑者が大阪で逮捕された。これを受けて、岐阜・羽島市で容疑者の両親の記者会見が開かれた。

 これ以上逃げても結局は、リンゼイさん家族、私たちにとっても苦しいだけなんですよ。苦しみが増えるばかり。それが和らぐことなのですから、ホッとしました…

 父が心境を語る。申し訳ない気持ちが、感情的にならず淡々と語る言葉の端々や雰囲気に現れていた。誰にでも出来るものではない。

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2009年10月 5日 (月)

不景気を反映して通貨偽造が増えている

 警察庁の発表によると、今年1~8月の間の通貨偽造の認知件数は1428件だったらしい。一日当たりにすると認知件数は31件。1時間に1件以上発生している。前年同期が745件だったので2倍近く増えていることになる。それにしても多いですね。
 尚、偽造のナンバーワンは壱万円札。どうせ危ない橋を渡って偽造をするなら儲けはデカイ方が良いと言う心理が反映されているためでしょうか。

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2009年9月18日 (金)

薬物依存の酒井法子さんは更生出来るのだろうか???

 歌手及びタレント業を営む酒井法子さんが、してはいけないお薬(覚醒剤)に手を出して御用になった。 そして、一連の取調べが終わり、起訴された。そんあこともあって拘置所から保釈され、医療機関で薬物依存の治療を開始した。病名は、覚醒剤依存、アディクション、辺り???。もしも、見えないものが見えていたり、聴こえないものが聴こえていたりしたら、覚醒剤後遺症???。

 保釈後、医療機関に直行したのは、裁判での心証を良くする為なんでしょうか。計算されつくしたシナリオに従う酒井法子さん。どこか胡散臭い。治療を受けたと言うアリバイを作っただけのようにも見えてならない。

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2009年9月17日 (木)

覚醒剤使用で逮捕された酒井法子さんの謝罪会見を見て!!!

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 え、この度は一社会人として、人として、決して手を出してはいけない、薬物と言うものに、自分の弱さ故に負け、そして今このように世間の皆さまを騒がし、多くの皆様にご迷惑をかけました。これまでに私を支え、応援して下さった皆様には、どれほどの残念さと、私の無責任な行動に幻滅なさった事かと。この事には本当に計り知れない、決して許される事ではありません。この罪の償いを今後どのようにして償っていくのか、まずは自分の罪を悔い改め、2度とこの様な事件に手を染める事のない、そう言った誓いを一生の約束として、固く心に誓います。
 私が犯しましたこの度の出来事は、私を知る皆さまの信頼を直ぐに回復する事は出来るものでない事は、よく分かっております。ですが、日々感じております後悔の念、取り返しのつかない事をしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう一度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、日々努力していきたく思っております。そして、この様な日々に支えて下さった方々の温かいお気持ちに深く、深く感謝しております。決して2度とこの様な事で皆様の信頼を裏切ることはありません。
 この気持ちを決して忘れる事なく、皆様のお気持ちに恩返しをしていきたいと思います。至らぬ点は厳しく指摘して頂き、私自身素直に拝聴して、新しい1歩を踏み出していきます。  今まで応援して下さった日本や海外のファンの皆様、お世話になった会社の皆様、そして今まで支えて下さったスタッフの皆様。この度は本当に本当に申し訳ありませんでした。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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2009年8月30日 (日)

民主党が圧倒的勝利

 民主党が信任されたと言うより自民党が不信任された結果、民主党が圧勝してしまった。民主党が圧勝したけれど、国民に信任された訳ではない。他にまともな政党がないので、あたかも民主党が信任されたような錯覚が生じてしまった感じが否めない。民主党が国民から真の評価を受けるのは、次の選挙の時。それまでに、信任されるだけの与党になっていて貰いたいものである。

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2009年8月29日 (土)

民主党に政権を任せていいのか。

 前の衆議院選挙は、小泉郵政選挙と呼ばれていた。実体が掴めないイメージ言語を並べる小泉元首相をメディアは連日のように報道し、良い事がありそう、って感じに期待感を抱かせた。しかし、蓋を開けてみたら、自民党だけでなく国民の生活までもがぶっ壊れてしまった。報道に踊らされた国民は沢山いた。さぞかし後悔されている人も多いのではないかと思う。

 今回の参議院選挙の雰囲気って、何だか小泉郵政選挙と似ている。メディアは民主党の政策にこの国の明日があるかのように期待感を抱かせるような報道をしている。メディアが煽ったお陰で民主党が圧勝なんて感じになるのかな、と感じている。ただ、蓋を開けてみたら、国民の生活まがぶっ壊れたって事にならなければとただただ祈るだけである。

2009年8月10日 (月)

マニフェスト選挙って一体???

 マニフェスト選挙と騒いでいる。各党聞こえの良さそうなマニフェストを示している。しかし、聞こえの良いマニフェストを作っても、実現して貰わないと困るのである。今、各党が示しているマニフェストの真価が問われるのは、与党であれ、野党であれ次の選挙の時。与党でなかったのでマニフェストは関係がないと言う事にはならない。野党の立場でどの程度マニフェストを実現させていくかが大切である。また、マニフェストを実現出来なかった時、努力した、と弁解するのはでは困る。あくまでもマニフェスト選挙で求められているのは、結果であり、努力ではない。努力と言う言葉で、実現出来なかった事を誤魔化すのはどうしたものなんだろうか???

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2009年6月24日 (水)

宮崎県の東国原英夫知事を次期参議院選挙に担ぎ出す自民党

 宮崎県の東国原英夫知事が、自民党から次期参議院選挙への出馬を要請され、「自民党総裁候補」となることをあらためて条件とした上で、「宮崎のために国政に行く」と色気を見せている。

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2009年5月 1日 (金)

インフルエンザの報道について

 最近の一番の話題は、豚インフルエンザであろう。多くの国で関心が高まっている。そもそも新型インフルエンザが人から人に感染すると世界的な流行になって多くの感染者と死亡者が出る(パンデミック:pandemic)になるぞ、と予測されている最中にインフルエンザの感染者や死亡者が多数報告された事で、各国の健康当局が敏感に対応したことが切っ掛けだ。

 メディアは数字を取る為に、かなり誇大報道気味。事態が収束しかけた頃合を見計らって、今度は安全情報を報道する。事態が深刻化すれば、政府当局の対応を批判する。まぁ、最初からシナリオが出来ている中での報道だ。どっちに転んでも問題がないようになっている。

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2009年3月30日 (月)

生活保護 定額給付金は収入認定されるのか???

【生活保護とは】
 日本国憲法第25条で、「
すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定められています。これを生存権といい、基本的人権のひとつです。生活保護は、病気や高齢、働き手の死亡、失業など様々な事情で生活に困ったとき、足りないところを補い、自分の力や他の方法で生活出来るように援助する制度です。
 保護が受けられるのは、
基準によって計算された「最低生活費」と保護を受けようとする方の世帯のすべての収入を比べて、収入が最低生活費を下まわる場合に、不足分が保護費として支給されます。例えば、家族・親族等から生活費の援助が受けられる場合、その額を減額して保護費は支給されます。また、アルバイトなどして収入がある場合も、収入分を減額して保護費は支給されます。

 今、話題の定額給付金は、収入認定されるのか???。

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2009年3月26日 (木)

Fuckin' 定額給付金

 もう支給された自治体もあるんだってさ。

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2009年3月21日 (土)

小室哲哉さんの5億円詐欺事件の公判で感じたこと

 5億円の詐欺罪で逮捕され、現在公判中の被告・小室哲哉さん。友人であるエイベックスの社長・松浦勝人さんが、被告人に代わって慰謝料と遅延損害金を含めて、6億4800万円を被害者側に振り込んだ事が公判の中で明かになりました。慰謝料と遅延損害金を返済したので実刑だけは勘弁してくれ、って意味なんでしょうか。

 こんな道理が通ったら、巨額詐欺罪事件の被告人になる時は、持つべきものは大金持ちの友ですね。あああ、私には慰謝料と遅延損害金を立て替えてくれるそんな大金持ちの友達はいないので、巨額詐欺事件を起こし逮捕されたら、執行猶予を考慮される事なく即実刑が確定してしまいそうです。

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2009年2月 4日 (水)

刺青のツケを背負う人達

 最近の若いモンは、ファッション感覚や暴力団関係者の真似事で何の躊躇いもなく刺青(入墨)を入れる。昔とは刺青に対する意識が変り、今ではタウンページに入れてくれるお店が掲載される程。価格も数千円から、とお手頃。
 刺青を入れたご本人様は、ちらちら見せて満足をそう。カッコいいとか思ってくれているとでも思っていたのだろうか。怖そうな人とでも思ってくれているとでも思っていたのだろうか。

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2008年10月30日 (木)

行き過ぎた資本主義

 過ぎたるは猶及ばざるが如し、と言う言葉がある。物事には程度というものがあり中庸が大切である、と言う意味である。歴史の中で繰り返された出来事が教訓として諺として残っているのだ。

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2008年10月18日 (土)

国会議員先生の困った携帯電話の使い方

 止められない。止まらない。この国会議員先生たちは、余りの忙しさにTVを見る時間がなかったのでしょうか。ワイドショーが見たくて堪らなかったのか。

 参議院本会議中に携帯電話でTVを視聴し、暇潰しをしているこうした国会議員先生方が問題になっている。槍玉に上がったのは現職大臣の肩書きを持った議員先生達。私の記憶が確かなら、本会議場や委員会室での携帯使用は、衆参両院とも議院運営委員会の申し合わせで禁止されていたのでは。しかし、日常的に議員先生達はメールの遣り取りをしている。議長権限で議運委の理事や衛視らが中止させることが出来るが、注意する事すらない。こうした振る舞いが非難されると、緊急情報を得るために最低限メールは必要、なんて屁理屈を並べる議員先生たち。更には、メールだけでも認めるように申し合わせを作り直すべきだ、と都合の良い事を言い出す議員先生も。確か参議院の場合、携帯の持ち込み自体も禁じられているのですが、事前に携帯を預ける議員などいない、と拒否をされる。酷いもんだ。

 小さなルール程、気持ちが緩んで(退行的になって)守られない事が多い。それが、どんどん恒常化して行き、より大きなルールが守られないようになる。実は小さなルールこそ遵守していくのは大切なことである。こうした事すら遵守出来ず、都合よくルールを作り変えてしまおうとする議員先生達は自ら、勝手気侭、と認めているようなものだ。

 まともな国会議員先生はいないものか。

2008年10月14日 (火)

北朝鮮のテロ支援国家指定解除ってどんな事???

 北朝鮮がアメリカのテロ支援国家リストから外された(テロ支援国家指定解除)。アメリカのこの対応に日本政府は落胆を隠せなかった、とメディアは一斉に報じた。そして、政府やメディアに刺激され、日本人大半がよく判らないままに、テロ支援国家指定解除と言う事で訳が判らないままに落胆をしているのではなかろうか。ところで、北朝鮮のテロ支援国家指定解除ってどんな事なのか分かりますか???

 純粋に考えると、テロ支援国家リストから外れたと言うことは、北朝鮮がアメリカ主導の世界秩序の中に入るきっかけ作りが整った、と言うことに過ぎない。テロ支援国家指定解除された現在でも、アメリカの輸出管理法・武器輸出統制法・海外援助法・国際金融機関法等によって、北朝鮮は制裁を受けている。テロ支援国家指定解除されただけでは制裁から完全に逃れることは出来ないのだ。

 或る意味、テロ支援国家指定解除は政治的な象徴的な意味合いしかない。今後、北朝鮮が国際社会から如何に信頼を得ていくか、それが北朝鮮の課題である。そこをクリアしなければ、世界は北朝鮮に制裁を加え続けるのである。

 実のところ、テロ支援国家指定解除になったからと言って、少しも騒ぐ必要はないのだ。

2008年10月10日 (金)

世界恐慌が起こると、どうなるの???

 株価がどんどん下がっている。このままでは八千円台も時間の問題なのだそうだ。金融機関の破綻も始まっている。そして、世界同時不況。中央銀行がなかった1929年は、手を打つことが出来ずにここから一気に世界大恐慌に発展。週刊誌の中で経済の専門家は、1929年と現在をダブらせ、「世界経済は戦後最大の危機にある」とか、「世界恐慌を阻止せよ」とか、話している。警告しているのか、不安を煽っているのか、正直言ってよく分からない。

 恐慌と言うのは、世界全体の経済が破綻・麻痺して、パニック状態に陥って、深刻な景気後退状態になることだそうです。1929年の世界大恐慌では、企業の連鎖倒産により失業者が町に溢れ、10月24日のニューヨーク株価の大暴落が日本を襲った。失業率は20%を超えたらしい。社会の教科書にはこんな風に恐慌が紹介されているが、実際、恐慌が起こるとどんな問題が我が身に降りかかってくるんだろう。正直言ってよく判らない、って人が多い。

 恐慌の影響を整理してみると、こんな事が言えるのでしょうか。

 業績悪化企業に対し、銀行は、貸し倒れや倒産しない為に「貸し渋り」、「貸し剥し」をする。すると、資金繰りに困った企業の倒産が増える。企業は自己防衛をする。給与カット、人員削減、勤務時間の延長して出来る限りの企業努力をして乗り切ろうとする。弱小企業から倒産し、失業率は高くなる。モノは売れなくなる。企業は値引きするが、それでも消費は伸びない。あああ、悪循環。弱小銀行は倒産。生活に困って、恐慌前の贅沢な生活が忘れられなくて、犯罪が増える。きゃぁぁぁ、恐ろしい。

 ただ、中央銀行が介入するのでここまでは至らないでしょうが、こんな事が起こるんだったら、どうなるか、なんて知りたくなかったりする。

2008年10月 1日 (水)

世界規模での児童ポルノの摘発の始まり

 2008年10月1日、スペインの警察は、インターネット上で児童ポルノの画像などを流布させていたとして121人を逮捕した。スペイン全土での210回にわたる民家などの捜索し、ハードディスク347点、CDとDVD1186枚、コンピューター36台を押収した。また、世界75カ国にまで流出していたことを突き止めた。そして、児童ポルノを受け取っていた1万8千ものIPアドレスも突き止め、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて該当国の捜査当局に連絡。これが切っ掛けになって世界規模で摘発が始まろうとしている。

 尚、今までにも世界規模での摘発が行われているが、今回は最大規模になるだろう。既に警察間での連携が始まっている。日本の場合、児童ポルノには甘い、と世界的に批判されている。しかし、他国と歩調を合わせない訳にはいかないだろう。それに日本で児童ポルノを受け取っていた人が相当数にいるので、知らん顔は出来ないだろう。

【関連blog】
 日米でネット上での児童ポルノの一斉摘発の動き

2008年9月25日 (木)

科学的去勢

 ポーランドでは、自分の娘に性的関係を強要し、男児2人を生ませると言うショッキングな事件がきっかけとなって、刑法改正し、薬品投与による強制去勢(科学去勢)を法制化する動きが活発化している。もしも、法制化されたら、追随する国もあるのではないか???。目が離せない。

 子供を狙った性犯罪者への科学的去勢は、イギリスやドイツなどで行われているが、ポーランドが行おうとしている強制去勢を行っているところはない。あくまでも、精神科治療の一環であったり、本人の同意の下で行われている。その為、科学的去勢の問題は人権侵害である、とヨーロッパで物議を醸している。しかし、どこの国でも、性欲をコントロール出来ない者に対して科学的去勢の適用を望んでいる人は多い。

 確かに、人権と言うのは尊重しなくてはいけない。しかし、何らかの障害や心理特性が原因で自分で自分の性欲をコントロール出来ずに、他者を巻き込む問題を繰り返し起こすのであれば、科学的の力で性欲を取り除く治療が必要であろう。

【関連blog】
 化学的去勢と小児性愛傾向者

2008年9月22日 (月)

発達障害 現在の特別支援教育と福岡小1殺害事件

Photo  上の図は、障害を持った親が障害を受容していく過程を表したものである。障害受容と言うのは、ショック→否認→悲しみ・怒り→適応・再起(これからの見通しを持つ)と言った具合でなされていく。こんな風に辿っていくのだが、適応・再起はするけれど決して、その他の反応はなくなる訳ではない。適応・再起をしながらも、状況によって強くなることがある。障害受容と簡単に言うけれど、受容には支援が必要な事が多い。

 福岡で小1生が母親に殺害されると言う事件が起きた。殺された小1生の顔貌から若しかしたら発達障害があるかもしれない。若しかしたら、家族内に発達障害は多発する傾向もあるし、障害受容出来ずに母親が我が子を殺害してしまったのでは、と嫌な予感がした。悪い予感は的中。殺された小1生は、1つのことに集中できなかったり、突然走りだすなど予想できない行動を取ったりすることがあり、通特別支援学級に在籍していたらしい。加害者である親は、子どもの事で悩んでいるたらしい。

 特別支援教育と言うものが整って、障害児童・生徒は、教育現場で配慮されるようになってきたが、親の支援はなされないまま。障害を持った子供を抱えると言った大変さがある上に、家族内に発達障害は多発する傾向があり、親が同様の障害をもつケースも多い。そう言う意味では、障害児童・生徒同様の支援があっても良いのではないか。しかし、実際にそう言った支援は行われていない。特別支援教育の問題がこんなところで露呈した。
 医療現場ですら、PMT(Parents Manegement Training)と呼ばれる家族の支援を行っているところは少ない。重要さを実感している専門家が少ないので、専門知識量が乏しい教育現場でPMTのような家族支援が行われないのも無理はない。今回の事件を教訓にして、特別支援教育とPMTはワンセットにして行われると良い。更には、本当に発達障害の治療実績がある専門家を教育現場に多く配置する事を望む。発達障害の治療実績がある専門家を雇うと、お金が掛かると言うことで国や地方自治体は消極的であるが、人材を育成していく為にも配置すべきであろう。知識だけがあっても知識を運用する知識や経験がない専門家は直ぐに役に立たない。

【関連blog】
 発達障害 PMT(Parents Manegement Training) 家族の言葉
 発達障害 『親のための管理訓練』(PMT:Parents Manegement Training)をして欲しいと感じている家族は多いが…
 成人期の発達障害 受診をしたがらないケースは如何したらいいの???
 『親のための管理訓練』(PMT:Parents Manegement Training) 家族に対する私のセラピー
 ADHDとADD 『親のための管理訓練』(PMT:Parents Manegement Training)について

2008年9月20日 (土)

大地震が来るぞ、と言うデマに踊らされた地域

 9月13日に大地震が起きる。中国(中華人民共和国)南部か愛知県岡崎市で大地震が起きる。

 こんな調子で、デタラメな地震予知情報が雑誌に掲載されたのは、今年の5月の事。似たようなデマがTV番組からも流れた。こちらは今年の9月豊橋に巨大地震、と言う事であった。

 地震が起きると名指しされた地域では、小中学生を中心に、発生は午前4時、岡崎市南部が震源地、15日まで危険、と言った具合にデマに尾鰭が付き、終いには、近隣住民までも巻き込まれると言う事態に陥った。不安を煽られた住民が、ホームセンターに殺到し、非常食・家具転倒防止器具・水など防災用品の売り上げが、急増し、品切れが続出した。たったの1日だけで2か月分の売り上げがあった日も。

 結局、地震はなかった。地震予知がこんなに具体的に出来ること自体あり得ないので起こらなくて当然である。もしも本当に地震の兆候が掴めたら、緊急情報が流れるだろう。噂で広がるなんてありえない。

 デマに踊らされた人達の中に、地震はいつか来るので準備は無駄にならない、と言う人が多かった。これには驚きである。社会情勢が不安定になると、デマはよく起こる。従って、デマを容認するようなこのような態度は禁物である。不安を煽るデマに対して、怒りを表すことは大切だ。

【地震関連blog】
 地震の揺れ
 地震の揺れから津波へ
 地震予知と魚の関係
 地震の前兆と海水魚
 地震を呼ぶ魚たち
 地震を呼ぶ魚???、日本一名前の長い魚
 津波からの避難
 琵琶湖西岸にかけて連なる丹波山地の地震活動に異変
 低周波地震 愛知県東部で頻発
 災害用伝言板サービス まさかの時の為に練習を
 事例を通して地震を学ぶ パキスタン地震
 南海・東南海・東海地震に備えよう
 地震の際、如何振舞ったらいいのか???

【参考になる本】
大震災これなら生き残れる―家族と自分を守る防災マニュアル
大震災その時どうする?生き残りマニュアル
震災時帰宅支援マップ 首都圏版 2008必携 地震対策完全マニュアル
大地震死んではいけない!──間違いだらけの「常識」にだまされるな! (講談社+α文庫 (G182-1))

ディズニーランド 2009年から誕生日に無料チケット!???

 ディズニーランドは、誕生日に無料チケットを提供。年間パス保持者は、誕生日にアトラクションの待ち時間を短縮することが出来る「ファストパス」や入場料金相当の「誕生日お楽しみ券」などの特典を提供。

 とは言っても、これはアメリカのディズニーランドとウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでの話。こうした特典を提供し、ダンスパーティーや、バーベキューなど誕生日と連動した新たなイベントも用意する計画なのだそうだ。

 日本のテーマーパークにもこのようなサービスがあると、更に楽しい気持ちになれるよね。

2008年9月18日 (木)

迫る 大阪湾釣り禁止

 大阪湾一帯が釣り禁止になる可能性がある、と聞きました。その人の話では、大阪湾の汚染が激しくて、魚に含有される毒素がメタミドホスの比ではないから、との事でした。最近、随分きれいになってきた大阪湾だけに、何で今更釣り禁止???、なんて思ってしまい、ネットで情報を検索してみました。すると、こんな事を知る事になりました。

 昨年8月、渡船で大阪・北港へ渡った釣り人が、舞州桟橋で転落し帰らぬ人になった。その遺族が、港湾の管理者の大阪市、不適切な遊漁船登録を受理していた大阪府知事、渡船業者を相手に訴訟を起こした。直ぐに大阪市が反応した。港湾施設条例で立入禁止区域を拡大し、大阪港全域を立入禁止を検討し始めた。この条例では、全長700メートルの大阪南港海釣り園を除き、北港から南港までの護岸、防波堤を全てで釣りが禁止となる。更に、隣の自治体が大阪市に追従するようなことがあれば、大阪湾一帯が釣り禁止となる可能性がある。

 結局、魚に含有される毒素の問題ではなく、事故死が発端である事が分かりました。大阪湾の魚を食べている者としては、ちょっとホッとしました。しかし、大阪湾一帯で釣り禁止になってしまう可能性があると言うのは、気掛かりです。大阪湾では、一年を通して様々な魚を釣る事が出来ます。昔から、休みになると釣師だけでなく家族連れも多くやってきて、釣りを楽しんでいる。こうした場所が亡くなるとしたら、非常に残念でなりません。

 反面、ルールを守れない人間が増え、問題が生じ易くなった。その度に、問題を起こした個人の自己責任ではなく、行政の管理能力を問題にする人達が増えた。これ以上、行政が管理出来ないと判断した結果、このような措置を取らなければならなくなったのでしょう。そう言う意味では、自業自得と言う感じもする。

 現在、大阪市港湾局が、大阪市港湾施設条例第9条第1項第4号に係る立入禁止区域の指定について、パブリックコメントを求めている。しかし、釣り禁止等とは表記されていない。余り知られてはいない状況で、釣り禁止が進められようとしている。知らないと言う事は、何も意見がないと見なされ、この条例に賛成していると言う意思表示をしているのと一緒になってしまう。大阪湾と釣りの歴史は古い。そこを配慮しないでコソコソとパブリックコメントを募集するのはどうしたものか。狭く意見を求めても、世の意見を反映した事にはならないのではないか。形式的なだけであって、姑息過ぎないか。

2008年9月15日 (月)

胡散臭い弁護士と医者

 近年、芸能人・スポーツ選手・時の人が何らかの大きなトラブルを起こしたり、精神科疾患を患ったりした際に、担当弁護士や主治医と称してメディアの前に強烈なキャラクターを晒す弁護士や医者が増えている。売名行為をしているつもりなのか、弁護や治療よりもメディアの露出ばかりが目立っており(メディアが好んで露出させているだけかもしれないが)、奇異な言動に物凄く違和感を覚えるのは私だけであろうか。

 このような弁護士や医師は専門的な知識はあるのだろうが、知識の運用に問題があるのではないかと思うことがしばしばあり、そんなところが奇異に見える。ただ、知的能力は高いので、後から奇異なところを繕うことは出来るので、普通に見えている(普通を装っている)だけなのかもしれない

 昔から、有名事件や芸能人・スポーツ選手・時の人が絡む話題になりそうな事件に群がるのが好きな奇異な言動が売り物の弁護士や医者がいる。この1年位の間に強烈だったのは、包茎治療を専門にしていた自称精神科医、逸脱行為により弁護士会から戒告処分を受けたことがある元大学教授のヤメ検弁護士。事情を知れば知るほど、経歴に胡散臭さが際立つ。この逸脱振りは、今に始まった事ではない。こんな状態でまともに専門性を発揮できるのか???、心配である。

 光が強く当れば当たるほど影は濃くなる。有名事件や話題になりそうな事件で目立ち過ぎると、光が当たって欲しくない部分まで光が当たってしまうものですよ。ご本人方には認識がないかもしれないが、余り奇異な言動を披露し過ぎると、専門家ではなく色物と評価されてしまう事を知らない訳でもあるまい。

2008年9月11日 (木)

携帯電話を多く使用する人の中に、脳腫瘍が多発するの???

 先進国でのパソコンや携帯電話の普及は目覚しい。そして、それらから発生する電磁波が人体に及ぼす影響が懸念され、各国で警鐘が鳴らされている。2008年に入ってからフランス政府は、児童の携帯電話の使用について警告し始めた。ドイツでは、出来るだけ受話器を使って通話しないように、と呼びかけている。

 電磁波が人体に悪影響を与える、と日本でも携帯電話が登場する前から指摘されており、高圧電流の流れる鉄塔付近が危険(脳腫瘍やがん発病率が高い)と指摘されていた。そして、携帯電話が登場した頃、電磁波が人体に悪影響を与える、と騒ぎになった時期もあるが、最近では殆ど話題に上ってくることはない。

 この程、イギリスのインディペンデント紙が、『携帯電話は喫煙よりも危険だ』、と紹介して、携帯電話の使用と或る種の脳腫瘍との関係を示す証拠の量は多く、増え続けている。このことは、この次の10年で、確実に証明されることだろう。今すぐに抜本的な対策を打たないと、脳腫瘍の患者数が10年間で世界的に増加するだろう。だが、その時には手遅れになっているだろう」とオーストラリアの脳外科医・ヴィニ・クラナのコメントを載せた。この記事はイギリス国民の大反響を呼んだ。

 アメリカでは、CNNの討論番組が、イギリスで大反響を呼んだこの話題をすぐさま扱った。この討論番組の中で、携帯電話の使用と脳腫瘍との因果関係を主張する側と因果関係などないと主張する側の意見がぶつかり合った。ただ、因果関係などないと主張する専門家の中に、直接携帯電話を耳にあてるのではなくイヤホンマイクを使うのが望ましい、と意見する専門家が多くいた。

 これって、因果関係は見出せないけれど携帯電話を多く使用する人の中に脳腫瘍が多発するってことではないのか???、なんて思ってしまった。

2008年9月 5日 (金)

接触事故を人身事故にして保険金詐欺を働く人々

 ちょっと前のことになるが、知り合いが1年半前に起こした人身事故の示談が成立した。事故は、駐車場に止める際、低速で横に止まっていた車のバンパーを擦った程度のものだったらしい。単なる接触事故のつもりでいたが、車内にいた運転手が痛いと騒ぎ出し、人身事故に格上げとなった。事故の状況から考え、生じないような症状があったが、診療した医療機関は被害者の訴えを認め、診断書を書いた。警察の取調べで、知り合いは、相手の心証を害すと、免停になるし、裁判に発展し罰金になるのではと心配し、相手の言い分に反論しなかったらしい。警察は、事故の状況から判断して虚偽の申告であろうと気付いていたが、不介入と言う事で、運が悪かったけれど保険に入っていた事が不幸中の幸い、って感じの事を言ったらしい。結局、車の修理代で10万円程度、医療費・休業補償などで1500万円程度、保険で支払ったそうだ。

 その知り合いが示談成立した頃、他の知り合いが相次いで接触事故。何れも停車している車に低速で擦った程度。一人は、接触事故で示談と思いきや、後から被害者から人身事故扱いにした、と電話が掛かってきた。車の修理代は6万円程度だったが、医療費・休業補償などで毎月20万程度保険が支払われていると言う。そして、毎月送られてくる保険会社からの支払い報告に腹を立てている。やはりここでも警察は、事故の状況から判断して虚偽の申告であろうと気付いていたが、不介入と言う事で、運が悪かったけれど保険に入っていた事が不幸中の幸い、って感じの事を言ったらしい。そして、最後に、事故後に難癖をつけてきたら事件として扱えます、と話したそうだ。ちらりと見えた診断書には、8つもの診断名が記載されており、よくもまぁこれだけ診断書がつけれれるものだ、と呆れていた。また、偶然、被害者が飛び回っている姿を見てしまったようで、腹を立てている。そして、もう一人の知り合いは、接触事故の被害者が加入している保険屋が事故現場に駆けつけ、こう言う場合は痛いと言わないと損をする、とその場で入れ知恵をした途端に、大丈夫が一転、痛い痛いに変った。接触したのはこちらの過失だが、あそこの保険会社は許せないと言う。

 当たり屋と称する輩が保険金詐欺を働く(事故を起こして保険金詐欺を働くだけ)のは知られているが、最近では、一般人の中にも保険金詐欺まがいのことをする(偶然起こった事故に乗じて保険金詐欺を働くだけ)輩が増えた。医者は碌に診察もせず、言い成りになって診断書を書く(そうせざる得ないらしい)。非常に稚拙なやり方で嘘が明らか。なのに、それが覆せない。こう言う輩を取り締まって頂きたいと、思う訳であります。

2008年9月 3日 (水)

麻生太郎、時期首相に名乗りをあげる

  安倍晋三、福田康夫が小泉純一郎の尻拭きに追われ、不完全燃焼のまま燃え尽きてしまった。今後も小泉純一郎の尻拭きが待っている。恐らく、これまで通り不完全燃焼のまま燃え尽きてしまう可能性が高い。にも関わらず、自民党総裁ひいては総理大臣の座を狙う奇特な人がいる。

 麻生太郎は、そんな奇特な人の代表格。奇特の程度は小泉純一郎とどっこいどっこい。意味不明な人気に支えられているだけで、麻生の政治手腕を評価する政治評論家は誰一人といない。麻生の政策は、要するに赤字国債を発行して財源を確保するばら撒き政治。子孫に借金を押し付ける問題先送りする滅茶苦茶ぶり。この程度なら、誰にでも出来そうなお粗末振り。巷ぢゃ、麻生の化けの皮は直ぐ剥がれるだろう、と専らの評判。

 もう少し、日本の将来を托せる人材はいないのだろうか。でも、まともな人材が現れたとしても、小泉純一郎の尻拭きで潰れるだけか。それなら、こんな奇特な人材で場を繋ぐのも悪くはないか。

2008年9月 1日 (月)

福田首相の辞意表明

 当事、有権者のイメージを勝手に膨らませる話術で人気を博した型破りの発想をした小泉純一郎が首相を務めていた頃、有権者は何も理解せぬまま彼のやり方を支持した。有権者の支持率が高かった事もあり、自民党をぶっ壊す、なんて小泉は好き放題言っていた。そして、高支持率を維持したまま、首相の座から退いた。それでも、小泉人気は凄かった。

 首相が安倍晋三に変り、暫くすると、小泉内閣が作った国民生活を脅かす悪法の引き金を安倍が引く。悪法は有権者に牙をむいた。有権者は悪法を取り決めた小泉ではなく、安倍首相や自民党に悪意を抱いた。安倍はその対応に追われることとなる。残念ながら、これと言った対応をすることなく首相の座から退かざる得なくなった。

 福田康夫はそんな安倍に変って首相の座に着いた。小泉内閣が作った国民生活を脅かす悪法は着実に有権者を苦しめ、内閣支持率は下降の一途を辿った。誰が務めても支持率はあがる事はなかっただろう。そんな中、またまた有権者は小泉にではなく、福田首相や自民党に悪意を抱いた。そして、安倍同様の道のりを辿った。本日、福田は辞意を表明。首相の座に就いた時から分かりきっていた結末。

 結局、小泉が作った国民生活を脅かす悪法は、小泉が首相の座から退いた後、時限爆弾のように炸裂し、有権者は自民党に愛想を尽かしダメージを与えた。小泉が首相の時に言っていた、自民党をぶっ壊す、と言う台詞は、小泉が止めてから安倍・福田の両内閣の時に現実化した。安倍も、福田も力を出す前に小泉の尻拭きに始終した。周囲から無能呼ばわれし、さぞかし悔しい思いをしたことだろう。

2008年8月31日 (日)

北京オリンピックと障害者の入国を巡る差別

 北京オリンピックが開催される前の事だが、北京オリンピック組織委員会が、北京オリンピックの期間中、精神病・ハンセン病・性病・開放性肺結核等の伝染病に罹患している人達の入国を禁止する、と意向である事がインターネットで暴露されていた。中国のこうした施策に対し、福祉関係の職能団体や障害者団体から非難の声が上がり、改善要望が出された。結局、入国禁止は覆らなかった。

 余り知られていないが、実は日本でも1996年まで『出入国管理及び難民法』に基づいて、ハンセン病(らい病)を患っている人を入国禁止にしていた経緯がある。他国も似たり寄ったりの時期があった。そんな歴史背景があるので、各国政府は中国に対してなかなか強く要求出来なかった。この調子だと、上海万国博覧会でも似たり寄ったりで、障害者の入国に規制が掛かることは間違いなし。多くの国が歩んだように、一日でも早く中国でも障害者差別が改善されていく事を期待する。

2008年8月30日 (土)

矢田山遊びの森

Dvc00147  奈良県大和郡山市に『矢田山遊びの森』と言うところがある。ここは、ただ広大な森があって、広い芝生地があって、池(峠池のことではない)があるだけ。それ以外何もないのでつまらないと言う人も居るが、自然の中での楽しみ方を知っていれば、四季折々で楽しめるところである。ただ、自然を維持する為に、交通の便が良くありません。車ではかなり細い道を通らなくてはいけません(対向車とすれ違う場所を確認しながら運転を)。また、最寄のバス停から4~6キロ程。追分梅林を目印にすると判り易いかもしれません。

 ここでの私のお薦めは、自然観察。『おいでよ動物の森』のゲーム感覚で、自らが主人公になって昆虫や野鳥等をこの大自然の中で探して見るのは、面白い。色々な所に様々な生き物が隠れている。生き物探しにはそれなりの生き物に関する知識があれば比較的簡単。居そうな場所は見当が付く。また、環境破壊で普通に見ることの出来なくなってしまった生き物を見つけた時には、驚きの声が上がることもある。しかし、知識がないと悪戦苦闘は必至。でも、それを発見した時の喜びは何とも言えない感動があります。一度、生き物探しの要領を掴むと、だんだん居場所が分かってきます。何だか生き物の事が詳しくなって来たぞ、と感じる瞬間が大人にも子どもにも嬉しいようです。

 自然と触れ合う場所としては、しっかりと整備されているので初心者向けです。子どもに自然観察をさせたいと思う方は、是非どうぞ。カメラ(携帯電話に付属のもので十分)と図鑑を持っていくと、更に一層楽しめます。

【自然観察で役に立つ本】
 ポケット版 学研の図鑑〈1〉昆虫 (学研の図鑑 (1))
 水辺の昆虫 (ヤマケイポケットガイド)
 鳥のおもしろ私生活―森の野鳥観察図鑑

2008年8月24日 (日)

マジコン(マジック・コンピューター)の輸入・販売行為の差し止めの訴えについて

 マジック・コンピューター、略してマジコンと言う装置がある。このマジコンと言うのは、インターネット上等に不法にアップロードされたゲームソフトを、任天堂の「ニンテンドーDS」等で使えるようにする装置の事。起動ソフトとプログラム・データを記録させたミニSDカードをマジコンに装着し、ゲーム機に差し込むことで使用が可能になる。これを使えば、ソフトを不当に無料ダウンロードさせ、買わずにゲームを楽しむことが出来る。

 マジコンは、ゲームが大好きな人にはお馴染みのモノらしい。私の周りでも使用している人をよく見かける。次々登場してくるゲームソフトが非常に高価である為、経済的に余裕のある家庭でないとそんなに買えないと言う事情を反映して、ゲーム機が普及している国では、大人気商品なのだそうです。新発売のゲームソフトは、発売3~4日前にはもう不法にアップロードされている。また、生産中止や売り切れも関係ない。ゲーム好きな人の中には、不法にアップロードされたゲームソフトのコレクションを持っている人もいると言う具合だ。

 こうした状況の中、任天堂をはじめとするゲームソフト開発をしている55社は、マジコンを輸入・販売している5社に対し、不正競争防止法に基づき輸入・販売行為の差し止めなどを求める訴訟を起こしている。尚、この騒動で、マジコン価格が急騰しているらしい。

 ゲームソフトは、開発費に金が掛かる、との理由で非常に高価。販売側は、魅力的なコマーシャルを流して、そんなソフトを欲しいと言う気持ちにさせ、高い値段で売りつける(買う金がなければ我慢しろ、ってこと)。確かに不法にアップロードされたゲームソフトを用いると言う行為は非難されるべきである。しかし、ソフトの価格が高くて一般庶民には手が出にくいと言う現実がある。そんな葛藤の中で登場したのが、マジコン。輸入・販売行為の差し止めの訴えは、業者にせよ、一般庶民にせよ、大きな痛手に違いない。

 私自身、ゲームはしないので、マジコ訴訟の影響は受けない。ただ、輸入・販売行為の差し止めの訴えをするなら、同時にソフトの大幅な値下げを行わないと、一般庶民の理解は得られないだろう。

2008年8月20日 (水)

要注意 SNSで性的虐待を虎視眈々と目論む教師

 大人に心を開こうとしない児童や生徒とのコミュニケーション手段として、インターネット上で予め登録した仲間らと日記を公開し合ったり、メッセージを交換したりするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用する教師がいる。児童や生徒とSNSを通じて、友人として語り合ったり、宿題についての質問を受けるメリットがあるのだそうだ。また、SNSに登録していると言うことで、話せる相手かもしれない、と児童や生徒に思わせることができることもあるそうで、児童や生徒の心に踏み込むための貴重な手段だ、と考えている教師は多いようだ。

 アメリカでは、教師がSNSを通して生徒たちと交流するケース多く、児童や生徒と性的な不適切な関係に発展し、未成年者に対する性的虐待として処罰されるケースが増えている。その為、教師と児童や生徒との間でのSNSや携帯電話のメッセージでのやり取りを規制する動きが、アメリカ各地の教育委員会やPTAなどを中心に起こっている。その内、日本でもこう言う問題が社会問題化するだろう。

 児童や生徒の関係作りをするために、SNSを利用するのは有効な手段なのかもしれないが、些か安易な方法だ。教師と児童や生徒との境界を曖昧にしてしまうところが問題で、危険が潜んでいる。そんなところに性的虐待などを企てる者は、入り込んでくる。SNSという手段があろうとなかろうと、何らかの方法で結局犯行に及んでしまうのもまた事実なんだけど。

2008年7月22日 (火)

暴力や攻撃性が肯定される文化

 世界中で暴力や攻撃性が肯定される文化が、TV・映画・ゲーム・書籍等を通して急速に広がっている。また、暴力や攻撃性と言うのは、戦争等の揉め事の中だけで生じるものではない。日常生活のありとあらゆるものの中で。スポーツの中にも、遊びの中にも生じる(ただそれを暴力や攻撃性と気付かない事が多い)。こうしたものに子供の頃からのめり込み、知らず知らずの内に多くの人が暴力や攻撃性が肯定される文化に惹きつけられ、暴力や攻撃性に対して慣れが生じてしまう。そして、多くの人が暴力や攻撃性は所構わず表に出していいものだと錯覚し、閾値が低下し、行使する。

 メディアは、暴力や攻撃性が金になる事を知っている。また、人の心を惹きつける事を知っている。その上で、暴力や攻撃性と言う刺激を常に与えている。人の感覚は暴力や攻撃性に対して麻痺し、中毒状態のように見えてならないのは、私だけであろうか。

2008年6月26日 (木)

コクワガタの羽化

Kvofoaa2  冬に材割をして捕まえたクワガタが一斉に羽化している。まだまだ蛹室で完全始動するのを待っている。蛹室を透明なケースの蓋のところに作った個体がいる。昨朝、顎が黒くなっていたのでいよいよ羽化だと思っていたら、今朝はご覧の通り。羽化の最中だった。まだまだ白いところが沢山残っていて、羽が折り畳めていない。恐らく体は固まっていないので、蛹室の中で1ヶ月はこのまま放置しないと駄目だ。この期間がとても待ち遠しい。

 こんな感じでオオクワガタも半透明の瓶の中でどんどん羽化している。中を覗きたい欲求を抑えながら見守っている。

2008年5月15日 (木)

四川大地震と世界の穀物価格の高騰

 急速に発展する中国。この国の世界経済に与える影響は、半端なものではない。食料、エネルギー等様々なものを輸入するようになり、好調な経済をバックに買い漁る為、これまでの国際市場での価格が崩れ、高騰している。

 先日、中国四川省で強い地震があった。多くの死者が出たことはメディアが連日報道しているが、四川省内の道路網が破壊されてしまっていることは余り伝えられていない。この影響で、四川省から都市部への農産物の供給が止まってしまっている。また、中国国内の鉄道が被災地域への支援物資の輸送に優先的に用いられており、他の地域からの都市部への農産物の供給にも支障が出始めている。特に穀物を中心に不足しているようなので、大幅に輸入拡大すると推測される。今後、トウモロコシ、大豆等の穀物の国際市場での価格の高騰が懸念されている。

 ただ、地震が起こったから中国が大幅に輸入を拡大する訳ではない。もともと中国では慢性的な物不足状態に陥っていて、中国政府はその解決策として、大幅に肉類と穀物の輸入をする計画を立てていた矢先であった。

 今回の地震で、中国の穀物輸入拡大計画が加速し、国際市場での価格が高騰するだろう。そして、庶民の台所を直撃する。このところ値上げ値上げで苦しめられているところに、更なる値上げが訪れる。

 ああああ、なんてこった。

【地震関連blog】
 地震の揺れ
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 地震を呼ぶ魚???、日本一名前の長い魚
 津波からの避難
 琵琶湖西岸にかけて連なる丹波山地の地震活動に異変
 低周波地震 愛知県東部で頻発
 災害用伝言板サービス まさかの時の為に練習を
 事例を通して地震を学ぶ パキスタン地震
 南海・東南海・東海地震に備えよう
 地震の際、如何振舞ったらいいのか???

【参考になる本】
大震災これなら生き残れる―家族と自分を守る防災マニュアル
大震災その時どうする?生き残りマニュアル
震災時帰宅支援マップ 首都圏版 2008必携 地震対策完全マニュアル
大地震死んではいけない!──間違いだらけの「常識」にだまされるな! (講談社+α文庫 (G182-1))

2008年5月11日 (日)

人間サファリを通して考えること

 中国と北朝鮮の国境となっている鴨緑江の河口近くに中国の地方都市・丹東がある。今ここで『人間サファリ』、『人間動物園』と呼ばれるツアーが頻繁に行われている。中国人の間では今一番人気のツアーなのだそうだ。

 このツアーは、北朝鮮の住人を動物に見立て、食べ物を投げ与えると言うもの。中国人が北の警備兵とグルになって運営している。見物客は、丹東から北朝鮮の島・于赤島にエサとなる食料を持って出向く。そして、動物に見立てた北朝鮮の住人に、食べ物を投げる。すると、住人がそれを拾って食べたり、持ち去っていく。そんな様子を見て楽しむと言うもの。観光客は、何を思ってエサを投げるのだろうか。

 歴史を紐解いていくと、中国に限らず、国が急激に経済成長をし国民生活が豊かになっていく過渡期に人権を無視した行為が必然的に生じているようだ。自分達より貧民(劣っている人)を見ることで豊かになった事を確認し、何か優越感を持ちたがるのだろうか。



【中国の人権に関する本】
 ★チベット白書―チベットにおける中国の人権侵害 (チベット選書)
 ★中国の人権―政治的弾圧と人権侵害の実態 アムネスティ・レポート (アムネスティ・レポート)

2008年4月28日 (月)

医療過誤

 医療過誤、と言う言葉に出くわすことが最近多くなってきました。医療過誤と言うのは、俗に医療ミスで、医療従事者側等の人的または物的な過失がある時に用いられる言葉です。

 リスクマネージメントに携わっている職員から漏れ聞こえてくる話からは、医療過誤による被害が極僅か、若しくは因果関係がないのに全面謝罪をさせられて、多額の損害賠償請求をされたり、医療費の放棄やディスカウントを迫られたりする医療機関がチラホラあります。損害を被る事もあり、無視出来ない状況にあるそうです。

 医療過誤訴訟に対処する為、医療側はリスクマネージメント技術を向上させ、医学的・法律的な判断をした上で医療機関がクレーマーやモンスター患者に対応するように心掛けるようになってきました。双方の言い分を整理し、法的に何が問題になっているのかを洗い出す。このように初期対応が的確になってきたことから、リスクマネージメントのしっかりしている医療機関程、明白な医療過誤がない場合、訴訟化し難くなってきています。

 尚、一般的に、医療過誤訴訟で患者側が勝訴するのは3〜4割程度。医療側が勝つことが多いです。しかし、医療側が敗訴した時は、支払いが高額になる事が多いので、保険に加入しています。そのため、保険会社が保険金として損害賠償の支払いを行います。

 ただ、余りにも医療過誤訴訟が増えると、医療側は訴訟を起こされないようにハイリスク医療の回避や特定診療科の激減などの防衛に走り、患者側がそのツケを払わされる事になる。患者側は、その事は忘れてはならない。



医療事故 過失犯の作られ方
医療過誤の現状と問題
医療訴訟と謝罪



【医療過誤の本】
刑事医療過誤
刑事医療過誤〈2〉
医療事故紛争の上手な対処法―被害者救済の実践策と法的論点
医療過誤―Q&A事例相談集
医療過誤判例百選
医療・看護過誤と訴訟



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗

2008年4月21日 (月)

死刑制度について考える

 世界的に死刑の存続と廃止が論議されている。「目には目を、歯には歯を」と言う他人の生命を奪えば自分の命をもって償うことが中心だった時代からすると、20世紀後半から死刑廃止の方向に大きくシフトし始めました。1982年のヨーロッパ評議会で、1989年の国連で、死刑廃止が採択され、2007年10月の時点で批准国が64カ国になっています(署名はしたが批准していない国が8カ国)。また、国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルの調査では、あらゆる犯罪に対して死刑を廃止している国が92カ国、通常の犯罪に対してのみ死刑を廃止している国が10カ国、事実上の死刑廃止国が33カ国。135の国が死刑を廃止しています。尚、日本は、現在も死刑が存続され、国連の死刑廃止が採択には署名を採択もしていません。

 日本では、1948年に最高裁判所は死刑を合憲と判断しました。憲法13条と31条が根拠となり、公共の福祉に反した場合、法律の定める手続きによって国民の命も制限を受けることが可能になりました。その際、憲法36条では公務員による残虐行為を禁止していますが、現在の死刑執行のやり方は残虐ではないと認めています。しかし、1994年に超党派で作る議員連盟が死刑廃止を推進しています。徐々にではありますが、死刑廃止の意見が大きくなってきています。

 死刑には効果があるのか???。死刑廃止に効果があるのか???。専門家でも意見が分かれるところです。

 死刑存続を望む人たちは、死刑には犯罪抑止力がある、遺族の報復感情を和らげる、と訴えます。一方で、死刑廃止を望む人たちは、国家に人を殺す権利はない、死刑に犯罪抑止力はない(刑罰の強度ではなく継続性が大きな抑止効果を生じさせる)、判決が間違っていた時に取り返しがつかない、と訴えます。どちらがより説得力があるのでしょうか。

 昨今、死刑廃止の意見が高まる中、重大な犯罪は増加しています。刑務所は超過密。リピーターは一杯。TVのニュースでから殺人事件のニュースがない日はありません。一寸した事で命まで奪う人が増えています。命の値段は下がり続けています。一人殺しても死刑にはならない、と言う情報が飛び交います。こんな現状なので、死刑存続を求める意見も盛り返しています。まだまだ国民の半数以上が死刑存続を望んでいます。

 刑罰の強度ではなく継続性が大きな抑止効果を生じさせる、と言う発想から、死刑を廃止し終身刑を新たに作ったら、と言う意見もあります。果たして効果があるのでしょうか。死刑を廃止にして成果が上がっていると言う話は聞いたことがありません。どうなっているんでしょうか。死刑制度を廃止した国々の動向を見た上で判断をしていっても遅くはないかもしれません。急いで結論を出す必要などない。



【犯罪心理の本】
犯罪心理が面白いほどわかる本―悪に手を染めてしまう心の謎が見えてくる絵解き入門書
捜査心理ファイル―捜査官のための実戦的心理学講座 犯罪捜査と心理学のかけ橋
司法心理療法―犯罪と非行への心理学的アプローチ
〈イラストでわかる〉 狂気と犯罪の深層心理
図解 犯罪心理分析マニュアル
報道できない 超異常殺人の真実―猟奇・快楽殺人犯からストーカーまで…その素顔に迫る
殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性

2008年4月10日 (木)

中国名産の農薬入り餃子の騒ぎは賞味期限切れ

 多くの人が健康被害にあった中国名産の農薬入り餃子。あれだけ騒ぎになったのに3ヶ月が過ぎた今はもう過去の遺物になってしまった。とりあえずあの騒ぎで中国からの食品の輸入は減ったんだけど、きっと国民の関心が薄れた頃を見計らって増えてくる。中国が輸入量を増やせと要求するよりも、国内の企業が安い中国産を要求する。安い中国産と言うのは企業にとっては魅力的だ。ほとぼりが冷めたら使いたくって仕方がない所って多いんだろうなぁ。

 先日、業務用スーパーに出かけた。ついついどこで作られたのか気になってしまい、確認。中国産のオンパレード。中国産が飛ぶように売れている。中国産って聞くだけで農薬入りって条件反射的に着想してしまう。居酒屋の店員が冷凍枝豆を大量に買っていった。勿論中国産。領収書を貰っている。んんん、解凍して出すんだろうなぁ。ビールをグビグビ飲みながら中国産の枝豆をパクパク。こんな事を繰り返していたら健康被害が出るかもね。中国産を気をつけていてもこんな風に外食を通じて体に取り込んでしまうんだろうね。そんなことを思うとおちおち外食もしてられない。しかし、外食を避けてばかりも…。少量なら大丈夫って思わなきゃぁ、やってられない。



【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
食卓に毒菜がやってきた
食マフィアの棲む国 毒菜

2008年3月25日 (火)

多くの地上げ屋さんが介護事業

 ヘルパーさんと話をしておりまして、気になる話を伺いました。

 それは、一昔前地上げ屋さんと呼ばれていた方々が今は介護事業をしている事が多い、と言う話。地上げをして多くの人を苦しめたのでそのお詫びのつもりで地上げ屋さんたちが介護・福祉をしている訳ではありません。財産を持った高齢者にお近づきになるために介護事業なのだそうです。財産持ちの高齢者に近づき、イヒヒ…。優しく関り、ウッシッシ…。ポックリいったら高齢者の財産が地上げ屋さんに転がり込み易くなる。まぁ、こんな具合で、急成長しているのだそうです。

 非合法的なことをしている訳ではありません。親切にされると、気持ちが動かされますもんね。合法的な範囲ですが、倫理的には些か疑問を感じます。考えたもんだ。

 介護事業所の選択・利用は慎重に。用心、用心、ご用心。



【役に立つ本】
認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門
介護の専門性とは何か
老いる準備―介護することされること
あれは自分ではなかったか―グループホーム虐待致死事件を考える
これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて
後悔しない有料老人ホームの選び方―入居者が教える盲点・留意点73
介護を受ける人の気持ちがわかる本―お年寄りが嫌がる介護してませんか?

2008年3月12日 (水)

知らないと損するかもよ 後期高齢者医療制度について

 2006年、小泉政権の時に強行採決によって決まった後期高齢者医療制度。俗に言う医療費抑制政策と言う奴です。医療費が掛かる75歳以上にも負担をして貰おうと言うことで決まりました。そんな後期高齢者医療制度が2008年4月より始まります。小泉政権は過去のものになったのですが、その亡霊が現れました。

 これに伴い、65〜74歳の方々は年金から国民健康保険料が天引きに変わります。また、2009年4月からは70〜74歳の方は窓口負担が一気に倍の2割負担に変わります。そして、保険料の滞納が続くと、有効期限の短い「短気保険証」、1年滞納で「資格証明書」が発行されます。資格証明書と言うのは、窓口で全額払わなければなりません。
 更に、医療費抑制のために、高齢者が複数の医療機関に掛かれないようにするため、2012年からは「主治医制」の導入が検討されています。

 尚、後期高齢者医療制度の保険料は低所得者の人のために三段階の減免措置が講じられています。申請は不要ですが、障害年金・遺族年金の受給者の方や被扶養者及び無所得の方は、市町村窓口で所得の簡易申告が必要になります。但し、3月31日までにしないと、平成2009年度の保険料には反映されません。大々的に知らせていないので、知らない人が多くいらっしゃると思います。ご注意下さい。



【参考になる本】
月刊ケアマネジメント 2007年7月号 [特集 知っておきたい!! 後期高齢者医療制度]

2008年2月25日 (月)

資格が死角と錯覚される

 資格、資格、と何かと資格が叫ばれる世の中。資格が強調されればされる程、資格が死角と聞こえてならない。そもそも資格と言うのは、国や職能団体が技量や質を保証するものだ。しかし、現実問題として、名ばかりになってしまっている。資格試験をパスしたらそれでオッケーとか、特定の団体に所属して簡単なワークショップに出さえしていれば誰も取れる言うとかでは技量も質も保証されまい。

 資格はあれど、力量や技能不足の専門家は多い。特に、資格更新のない資格で多発している。しかし、その辺りの事情が分からないと、資格と言う言葉に簡単に騙さる。そればかりか、資格取得者自身ですら、力量や技量不足のくせに資格に翻弄されて、資格持ちってその分野の事が完璧に出来る、と勘違いしていることがある。

 今の世の中、資格は大切なものだが、必ずしも資格イコール力量や技量ではない事を念頭にいれておいた方が良い。そんなの当然、と思う人もいるだろうが、それでも資格イコール力量や技量と錯覚する人は後を絶たない。資格が死角と化している。

2008年2月 7日 (木)

倖田來未の発言に飛び付く輩

 近代医学が進歩していなくて偏見がまかり通る地であれば信じた人もいたんぢゃないか、と思われる、35歳以上のお母さんの羊水は腐る、と言うオールナイトニッポンでの倖田來未の発言。馬鹿が増えた、と囁かれる日本では、受け入れられなかった。もしもネットで騒ぐ輩がいなかったら、真顔で信じた人がいたかもしれない。それほどまでにおめでたい輩が多い。

 倖田來未は、歳をとればとるほど出産のリスクが高くなると言いたかっただけなのだろう。しかし、誤った情報を用いて、表現の仕方を誤ってしまった。そしてとんだ代償を支払わなくてはいけなくなった。アアア、身から出た錆なんだけど、そろそろ許してやっても良いんぢゃないか。

 まぁ、それにしても匿名を良い事に正義と言う大義名分を掲げた輩がよく騒ぐ。そこまで騒がなくても良いものなのに。何故、あそこまでさわぐのか。勘繰ってみたくなる。

 単調で退屈な毎日を楽しいものにするためには、あんな風に騒いで、脳の覚醒レベルを上げないといけないんだろうか。

2008年1月31日 (木)

葬式・お墓・お布施の真の相場の価格って幾ら???

 日本は仏教国であるものの、日本人は、諸外国に比べて信仰心が薄いと言われている。その上、年々信仰心は薄れている。せいぜいお寺に世話になるのは葬式の時位。しかし、その割りにお寺だけで日本全国に7万5000程ある。その数は、コンビにと同じぐらいなのだと言う。これ位なければ、日本全国の葬式を賄いきれないのだろうか???。数だけなら立派な世界有数の仏教国、日本。

 さて、葬式には果たしてどの位の費用が掛かるのだろう???。葬式に縁がないと、そうそう分かるものでもない。東京都が行った「葬儀にかかわる費用等調査」では、東京都民の平均葬儀費用は凡そ346万円。その半分程度が、葬儀屋への支払いになる。残りの半分が、お寺へのお布施、香典返し、飲食代となる。

 葬儀屋への支払いの7割を占めるのが、棺と祭壇の料金。120万程度になるのだが、棺と祭壇の原価と言うのはとにかく安く、それを高値で売る。まるで錬金術。彫刻も何も施されていない純桐張りの棺の原価は8千円程度だが、売値は5〜10万円。社葬で用いられるような紫檀製の豪華な棺は原価が10万円程度で、売値が100万円以上に化けます。

 更に驚きなのは、祭壇。標準的な白木の祭壇で原価が200万円で、1回の使用料が50万円程度。一回の葬式ごとに祭壇を買い直す事はありませんから、4回使用したらそれ以降は儲けに転じます。

 生花は売値が1基15000円程度で、原価の2〜5倍。

 骨壷に至っては、原価5000円程度ものの場合、10倍以上が相場。時には20倍も化けるのだとか。恐ろしい。

 結論。平均的な葬式の場合で、諸々の葬儀料金を合算すると半分以上は葬儀屋の利益。豪華な葬式をしても原価はそれほど大差ない。豪華に成る程、葬式屋の利益が膨らむだけ。更に、都市部の場合、檀家制度が崩壊しており、葬式屋から葬式の紹介を受けようになっており、その場合は、お布施の一部が葬式屋にキックバックされることも。

 今後、高齢化社会を迎え、葬式屋、いやいや葬儀屋は商売繁盛となってくる。悪徳業者も暗躍しており、葬式屋の吟味が必要になってくる。吟味することで費用が変ってくる。

○─────────────────────────────○
葬儀後の手続き・相続のすべてがわかる本
冠・婚・葬・祭
<他人に聞けない>夫が死んだときに読む本
お葬式―臨終から納骨、法要まで (これでOK!)
葬儀のあとの手続き事典―葬儀と葬儀後のすべてがわかる

2008年1月18日 (金)

歴史と言うもの

 昔から、歴史は政治の道具として用いられている。余りにも政治的なイデオロギーに左右され過ぎて、いつしか歴史は作られた話となってしまった。歴史的な出来事はその多くが政治を牛耳る者たちによって捻じ曲げられたり、闇に葬られたりして、都合良く変えられて来た。今の歴史は必ずしも事実でない事が含まれいるが、国民は作られた歴史を信じている。どこの国でもそんなもの。

 大化の改新なんて存在しなかった。これは歴史を専門的にかじった人達の中では常識中の常識なのだそうだ。また、天皇制に都合よくするために古墳は宮内庁によって形が変えられているのだそうだ。これも常識中の常識なのだそうだ。講義でこんな事を習った。

 大学の歴史の講義でこんな類の話を聞いた時、今まで学んで来た歴史って何だったのか、真実の歴史ってどこへ行ってしまうんだろうね、と愕然とした。もう数十年前の話。

 歴史ってかなり主観的。これが今の私の捉え方。

2008年1月16日 (水)

医者不足と困った医者

 内科医、或る時は脳外科医、また或る時は精神科医、その実態は問題医。何が専門なのか、よく分からないが、患者さんの前ではなりきっている。尤もらしい事を言うが、出任せが多い。他の医者やスタッフの記載を読み、内容を漏らす。時には、患者さんの秘密を暴露する。

 この医者に掛かっている患者さんから、カルテ記載を読み上げるのを止めて欲しい、苦情が出た。あらら。何を思って読み上げるのか、理解に苦しむ。

 実はこれが初めてのケースではない。何度も同じ事を繰り返している。苦情が出てもこの医者まで届かない。折りからの医者不足で辞められでもしたら困るので、事務幹部はこうした苦情をこの医者の耳に入れないようにしている。医療の質より医者が優先される。医者不足と言うのも困ったもんだ。

2008年1月 1日 (火)

フィールドワークと鳥の糞

Svmg2ctw  愛知県は時折小雪が舞う寒いお正月だった。今シーズン初めて冬らしさを感じた一日であった。

 こんな寒空の中、重装備で山歩きをした。野鳥が餌とりの為、飛び回っている。沢山の種類の鳥がいる。この山は比較的食べ物に恵まれているようだ。

 糞には色々な実が入っていた。中でも写真の糞には驚いた。とにかく糞自体でかい。何の糞だろうか。

2007年12月23日 (日)

洒落たクリスマスツリー

Fu7egbax  まもなくクリスマス。奈良県の橿原昆虫館にはオオゴマダラの金ぴかに光る蛹をオーナメントにしたクリスマスツリーが飾られています。なかなか洒落たツリーなので、一見の価値があります。

2007年12月22日 (土)

じゃこの中にいた魚介類

6uye1mdp  昔は案外沢山入っていたんだけど、近年、じゃこの中にエビとかタコ等の他の魚介類が雑ざらなくなった。テクノロジーの進歩で分別の精度が高くなったのだろうか。それとも消費者の購買意欲をそそらせるために手間を掛けているのだろうか。もしかしたら、魚介類資源の保護の為、網の目を粗くしただけの事かもしれない。

 先日、泉佐野の青空市場に行った。久しぶりにじゃこを買った。袋の中のじゃこをじっくり見てみると色々な生き物が入っていた。ここまで沢山いたのは今も昔も今回が初めて。アジ、タチウオ、ハゲ、エビ、カニ、タコ、イカ、と沢山いた。色々な生き物が入っていて目で楽しめたのもののが、魚介類資源が減少していると騒がれる中、こんなに入っていいものか、と思った次第である。

 採集気分で並べてみようと思った時には、ハゲとカニは食べてしまった後だった。残念。

2007年12月17日 (月)

「従軍慰安婦」の強制動員への非難

 12月13日、欧州議会が第2次大戦中の旧日本軍による「従軍慰安婦」の強制動員について、日本政府の公式な謝罪や補償を求める決議案を採択した。今年7月のアメリカの下院を皮切りに、オランダ下院、カナダ連邦下院で採択されており、欧州議会で4ケース目となった。

 確かに日本軍のそうした行為は謝罪してもしつくせない重大な犯罪行為だ。しかし、歴史を紐解いていくと、戦争中はどこの国でも、従軍慰安婦の強制動員やレイプ等が行われてきた。戦争と言うのはそう言うものである。日本だけがしていたと信じているのであれば、相当歴史音痴の政治家達だ。強制動員について、日本政府の公式な謝罪や補償を求める決議を行う国や地域は、日本の行為だけを攻め、どこまで自国の歴史を歪曲するのか。自国の襟は正されているのか。またか、と思ったニュースであった。

 60年以上前の事を今更どうのこうの言われても、世代も代わってしまった事だから、言われる側も実感が持てない。やはり、この手の問題は戦争が終わった時に処理しておかないと、時間が過ぎてから何だかんだ言っても水掛け論になるだけだ。

 どうしても、「従軍慰安婦」の強制動員を非難したいのであれば、欧州議会が第2次大戦中の旧日本軍が行った「従軍慰安婦」の強制動員のような不幸な蛮行を二度と行わないように、と自国にも他国にも呼びかける事を勧めたい。

 戦争では、今でも従軍慰安婦の強制動員やレイプ等が行われている。

2007年12月12日 (水)

ゴキブリを揚げた愚行に対する社会的責任

 ケンタッキー・フライド・チキンでバイトをしていた高校生がmixiで、ゴキブリを揚げた、と書き込んだ。内容からすると、リアリズムに欠けフィクション臭い所が嘘っぽい感じだが、ネット掲示板で取り上げられ、批判を浴びる事になった。更に、批判的なコメントに対し、挑発的なコメントを書き込んだことで、実名だけではなく、通っている高校名から付き合っている彼女の名前まで個人情報がどんどん暴かれていった。常識ハズレな書き込みをする高校生の愚かさに呆れた。もう一方で、匿名性を悪用しそこまで暴いてしまう隣人には恐ろしいものを感じた。

 さて、ゴキブリを揚げた高校生だが、社会的責任をとってこの程高校を自主退学したのだと発表した。果たして高校を辞めた位で社会的責任がとれるのでしょうか。辞めれば済む(問題が解決)と言う問題ではない。ほとぼりが冷めるまで非難・批判を浴び続けて、自分のした事の愚かさを反省することが責任をとると言うことではないか。何かトカゲの尻尾きりのような責任のとり方をしているようで気に掛かる。見当違いの社会的責任のとり方をしているこの高校生。また何か問題を起こしそうな予感がする。

 ケンタッキーもケンタッキーで、信用を失墜させるような行為を受けたんだから、真偽に関わらず責任を追求すべきではないか。して良い事と悪い事を学んで貰うような次に繋がる責任の追求を是非して欲しいものだ。


【危機管理の本】
企業危機管理 実戦論



【攻撃性に関する本】
攻撃性の心理
バイオレンス―攻撃と怒りの臨床社会心理学
サディスティックな人格―身のまわりにいるちょっとアブナイ人の心理学
現代人の攻撃性―犯罪心理の異常と正常 (1974年)

2007年12月 6日 (木)

賞味期限の偽装と食材アウトレット市場

 食品業界は規模の大きさを問わず、メーカー・問屋・外食のいずれもが賞味期限の改竄、産地詐称、内容の不公正表示等を行っている。それが、次から次と発覚して食品に対する国民の不信感を高まっている。発覚する度に企業は倫理を問われ、最悪の場合、解散や倒産の危機に瀕する。そうした不祥事を起こした企業が社会的な制裁を受けているにも拘らず、後を絶たない。次から次へと発覚している。どこも彼処も似たような事をしているんだなぁ、と分かる。

 もしも、賞味期限切れの食品を全く使わなかったらどうなるだろう。

 賞味期限が切れた食品は廃棄処分。廃棄処分された食品の代金が売れた食品に加算される。ああああああ、代金に上積みされる。消費者を直撃し買い控え、賞味期限切れの食品が更に増える。更に消費者は控える。んんんんんん、こんなスパイラルが生じると食品業界全体は低迷し、最悪。こんなスパイラルを防ぐ為に、賞味期限の偽装が行われているのかなぁ。賞味期限が切れた食品を廃棄してもしなくても、食品業界にとっては地獄なのだろう。

 こんな状況を受け、食材アウトレット市場と言うのが俄かに注目されれいる。賞味期限の迫った商品を買い叩いて、欲しいところに売ってしまうと言う発想。供給側は、在庫の整理や商品回転率がアップする。需要側は、正規の商品が安く入手でき、コストダウンに繋がる。今のところ、需要と供給のバランスが取れているようだ。



【食の安全】
食の安心・安全の経営戦略

2007年12月 3日 (月)

大気汚染と夕焼けの関係

 このほど有名な画家が描いた作品の夕焼けから描かれた当時の大気の状態を把握しようとする研究の報告があった。大気汚染が進むと夕焼けが真っ赤になるらしい???。それを基に、汚染の状態を把握するらしい。研究結果からは、火山が大々的に噴火し、噴煙が世界規模で舞い上がった後は、夕焼けが赤かったと言う結論を導き出した。そして、画家は微妙な色の違いをしっかり描いていた、とした。一方で、研究者のこじつけ、との反論もあったそうだ。ただ大気汚染と夕焼けの関係は本当の事らしい。

 大気汚染が激しい地域程夕焼けが赤いのなら、大気汚染が激しい分、都会は田舎より夕焼けが赤いことになる。ほんまかいな。改めて一度夕焼けを見比べてみたいものだ。

2007年11月21日 (水)

電車内で迷惑行為に腹を立てた人

 走行中の電車内のドア付近で座り込んで雑談に夢中の無職の17歳の少女が、腹を立てた会社員に蹴飛ばされ、ドアに顔をぶつけ前歯を折る等の怪我をした。会社員は駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。

 まぁ、今の日本を象徴するような出来事である。なまくらな若者、自らの攻撃性をコントロール出来ない大人、電車内を快適さを維持しようとしない鉄道会社。起こるべくして起きた感じが否めない。

 先ずは、被害者とされている無職の17歳の少女について。走行中の電車内のドア付近で座り込んで雑談、と言う行為は、雑談している者達は楽しいんだろうけれど、周囲にとっては乗降の妨げになってとっても迷惑。注意しようものなら、即逆ギレされて、嫌な目に遭う。だから、注意する人はいない。周囲が注意しないで放っておくから、していいことと勘違いする。やはり、注意をする存在は必要だろう。でないと、なまくらな若者は減らないだろうし、パワーアップし、手を付けられなくなってしまう。

 次に、自らの攻撃性をコントロール出来ない大人。確実に増えている。自分自身の快適守ろうとする時(不快な状況)、自らの攻撃性をコントロール出来なくなるケースが多いように思う。衝動的に攻撃性を発揮し、問題が生じてから後悔と言うパターン。今回の事件では、攻撃性を発揮する前に、走行中の電車内のドア付近で座り込んで雑談している若者を注意するのは自分の役目ではない、と気付けば良かった。ただ、暴力はいけないが、蹴飛ばした男を支持する人も少なくないだろう。それ程、電車の乗客は怒っている

 最後に、電車内を快適さを維持しようとしない鉄道会社。サービスの低下が甚だしい。この手の事件の場合、問題が起きても根本的な解決をしようとしない。乗車態度の悪い乗客は乗車拒否にするくらいの意気込みが欲しい。

 ついでに、こう言った事件を伝えるメディア。近年、怪我を負った人を全く非の無い被害者として報道しようとする傾向が強い。迷惑行為の果ての自業自得の怪我である事を伝えるべきだ。今回の件も含め、被害者に同情する人は多い。

 電車もまともに乗れぬとは…

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脱常識の社会学―社会の読み方入門
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2007年11月19日 (月)

吉兆の偽装を通して

 船場吉兆の偽装問題が連日メディアを賑わせている。危機管理を怠り、他罰的な姿勢がメディアの正義と言う名の大義名分の格好の餌食になった。吉兆は庶民には縁遠い料亭。そんなところが偽装しても庶民には実害なんてなく、関係ない。ただ一部の人間は己の攻撃性を暴走させるにはもってこいの話題であった。

 さて、私的には、裕福な人がこうも簡単に料理の素材の偽装に引っ掛かる姿は滑稽としか言いようがなかった。一流と言われているものが見極められなかったんだ。結局、舌で判断出来ていなかった。名前、ブランド名で判断していたんだ。ブランド信仰の落とし穴に嵌まってしまったんだ。くすくす。確かにブランドは信用の証だが、余りブランドを過信するのも考えものだ。

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2007年11月15日 (木)

隠れた社会問題 クラミジアの流行

 アメリカで性感染症(STD)が急増中である。クラミジア感染がとうとう100万例を突破。1000人当たり3.5人が感染している事になる。性感染症としては、1978年に101万3436例を記録した淋病の記録を超える史上最高の感染者数となった。また、一時は減少傾向にあった淋病も増加傾向にあり、1000人当たり3.5人が感染、梅毒は1000人当たり0.3人が感染している。

 特に、クラミジアは、症状が軽いので、感染している女性の実に5人に4人が感染に気付いていないとされており、未治療状態のままである事が多い。未治療のまま放置し続けると、不妊症や異常妊娠に繋がる事が多いのでアメリカでは、15〜25歳の女性を対象に性感染症の検査を受けることを奨励している。また、男性においても不妊の原因とされているので侮れない。更に、クラミジアの無症候症例では、HIVにも感染し易くなる。

 対岸の火事のように見えるが、日本でも性感染症者の増加が問題となっている。特にクラミジアの場合、1998年の調査結果では、20〜24歳の女性の16人に1人、15〜20歳の女性の23人に1人と言う高い感染率である。これは不特定多数の性交渉を持った人達を対象にした調査ではない。あくまでも一般人を対象にした調査。性感染症が一般人の身近に迫っている事を表している。

 国民的な大問題なのだが、見向きされないで放置されたままである。これは、クラミジアの無症候症例が多いことと無知が原因している。

 あなたは大丈夫???。パートナーは大丈夫???。性生活を楽しむには、性感染症の予防・治療から。
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クラミジア学入門

2007年11月12日 (月)

エッチをする前に知識を

 STD、つまり性感染症の感染者が増えている。中でも、先進国で減少傾向のAIDSの感染者が、日本では増えている。感染者数は微々たるものだが、増えている。確実に忍び寄っているAIDSだが、相対的に日本人の関心が薄いので、予防意識も乏しい。罹っても治りました、と言えない疾患だけに予防知識はもっておいて欲しいものだ。罹ってからでは、幾ら後悔しても手遅れというものだ。

 或ケース。限りなく陽性。自他共に感染を疑っている。それでも不特定定多数との性交渉が止まらない。AIDSが怖い。怖いのは、死ぬことではなく、人から相手にされなくなること。だから、AIDS検査を拒む。

 陽性が怖くて検査を受けない、そしてズルズルと言ったケースは、氷山の一角。だからこそ、予防が大切。そんな風に思うのですが。
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2007年11月 9日 (金)

ヘビーメタル音楽依存症

 疾患の中には、症状がその人毎に微妙に異なる症候群のようなものがあるので、そんな疾患に一つ一つ診断名を付けていったら大変だ。診断名で一杯になって、その都度医師が診断名の照会をしなくてはいけなくなったら大変だ。これでは、治療に支障を来たしかねない。だから、こんな馬鹿なことはしない。

 この程、スウェーデンの精神科医がヘビーメタル音楽依存症なる診断を患者に付けて障害年金を貰えるようにした、と報道された。何やねんこの診断名、って感じ。あえてこんな診断名を付ける必要があったのだろうか。無理に下位カテゴリーを作る必要があったのか。

 診断名をつけた医師は、余程の変わり者か、ヘビーメタルファンか。

2007年11月 8日 (木)

署名活動をえぐる

 署名活動に参加させられる機会が多い。内容は様々。殆どの場合、署名活動は数が命なので一人20人分はノルマです、ノルマが達成出来なかったら親兄弟の名前を書いて、それでもだめなら誰でも良いので勝手に名前を書いて、って言う具合。

 いざ、署名を実行しようと思うものの。署名をお願いしても、何に使われるか分からないのでと断られるのも嫌だし、何の関係者だろうと相手に思われるのも嫌だし、面倒だし。かなりうんざりするので、提出しないこともある。

 ただ未提出を防ぐ為、提出者名簿がある場合があるので、仕方なく提出する事が多い。そんな時は、細かくチェックは入らないだろうと目茶苦茶な名前を書く。井谷田要、牛田猛、と言う定番の名前が列ぶ。周囲もやはり同じ心理で同じ対応。知り合いは、ペットの名前だったり、丁寧に住所が載せあるので電話帳開き無作為に名前を拾ったりしている。まぁ、皆苦労している。

 ニュースで署名がこんなに集まった、と言うのを見る度に、署名の重みについて考える。重いだか軽いんだか、分からない。頼まれても真剣に署名活動をしていない私にしてみたら、署名と言うのはかなり軽い。真剣に取り組んだものであればかなり重いと感じるだろうが、そんな風に感じることはまずない。

 某政党の党員は、署名活動に長けているらしい。街頭で通行人を一本釣りして、言葉巧に誘導。不安を煽り署名させる。言い分は尤もらしい事を言っているらしいが、やり方が強引なので引いてしまう。

 さて、ここで考える。署名活動で得られた署名に反映されるものは何だろうか。それは、民意と言いたいが、署名を集める側の気持ちが反映される事が極めて多いのではないか。

 民意を歪める、署名活動。

2007年11月 3日 (土)

後を立たぬ食品の偽装

 最近聞き飽きたニュースに、食品の偽装に関するニュースがある。耳に入る度に、日本社会の奥まで食品の偽装は浸透しているんだょ、と言うメッセージが送られているような感じがする。そして、食の安全は己で維持していかなくては、と意気込んでしまう

2007年11月 1日 (木)

中日ドラゴンズ、日本一

 日本シリーズ第5戦、中日ドラゴンズが日本ハムファイターズを下し、日本一となった。53年振りの事である。ファンとしては勝った事には満足だが、レギュラーシーズンで優勝出来ずに勝ち取った日本一にそれほどありがたみを感じない。複雑な気持ち。やはり、今シーズンは球団史上初となるニ連覇を先ずは達成して欲しかった。

 さて、今日の試合、日本ハムのダルビッシュの好投が光ったが、それ以上に中日の山井の快投が光った。あわや完全試合。見ていて惚れ惚れする投球内容。8回で降板となったが、ファンの心理としては打ち込まれてもよかったので、最終回も投げさせてやりたかった。残念。

2007年10月31日 (水)

疑いの目

 性的な問題行動がある、と囁かれている障害者がいる。身近で接しているヘルパーの間や御近所では、近い将来必ず問題を起こす、と根拠のない戯言がまかり通っている。警察にも、住居に侵入した、と苦情が入るらしいが、あくまでも噂。実際の所、侵入している所を確認されたのは一度もない。しかし、念のため警察は巡回をしているらしい。実際、どこまでが噂で、どこからが噂なのかわからない。確かなのは、周囲から疑いの目で見られていること。

 ひょんなことから噂の真相を耳にした。エレベーターの中で年頃の女性を触ろうとしたと言う噂は、60過ぎの小太り婆さんに近寄った、と言う事だった。事実に尾鰭がついただけ。酷い話だが、周囲は確認もしないで巻き込まれていった。

 なんとも酷い話である。

2007年10月29日 (月)

形を変えた虐待

 世の中には何が気に食わないのか、意味不明な言い掛かりをつけている人がいる。その筋の方々は、まぁ姿格好からして言い掛かりをつけてきそうな気配があるので事前に注意することが出来るが、そうでない人の場合、心の準備が出来ず戸惑う事がある。

 今日、子供を自転車に乗せ走っていると、角から現れた60歳位の女性がいきなり自転車で追い越しを掛け、道を塞いだ。ちょうどスーパーの前。そして、我が子があかんべをして、馬鹿、と罵り続けていた、と大きな声で主張する。しかし、我が子がそんな事をするはづはない。ずっと喋っていたので有り得ない。しかし、場を収めるため形ばかりの謝罪をした。

 しかし、更に騒ぎ立てた。余りにも大きな声で騒ぎ立てるので、人が沢山集まってきた。すると、集まってきた人たちに、こんな酷い子供だ、と訴えている。何を求めているか解らない。何をどうして欲しいのか、問い質すが、自分でも解らない様子。必死に、酷い子供、と周囲に訴える。不満があるのなら、親に言ったらどうですか、と返す。それでも我が子を攻撃する。変なのに絡まれちゃった、と思いながら、堪え忍んでいた。

 すると、周囲から、やり過ぎではないか、子供に対して怨みがあるのでは、被害者の振りをした虐待では、と声が次々上がった。そして、巻き込まれたくなかったので黙っていたけど、訴えるような事実はなかった、と言う人が出て来てくれた。

 言い掛かりだと判明すると、退散していった。周囲から、よく耐えたね、あんな大人は少ないので大丈夫等々、我が子は励ましの言葉を掛けてもらっていた。
 仮に訴えたていたようなことをされても、普通はあそこまで大騒ぎはしないだろう。小さな子供って言うのは他愛のないいたづらをするもんだ。それが平均的な反応なのでは。

2007年10月23日 (火)

後部座席のシートベルト着用が義務化

 道路交通法の改正に伴って、2008年6月から後部座席のシートベルト着用が義務化となる。このような公告を電車内などで見かけることが増えてきた。

 こうした措置は、車の後部座席でシートベルトを着用していなかった人が、事故に遭った場合に頭部に重傷を負うケースが多いために講じられた。実に着用していた人の9倍に達する。また、後部座席に乗っていた人が頭部に重傷を負ったケースが、前部座席に乗っていた人の1.5倍に達することも分かってきた。如何やら後部座席は思っているより危険のようだ。

 警察に捕まるからシートベルトを着用するのではなく、自分の命を守るためにシートベルトを着用するように、家族や友人に働きかけていきたい。



【自動車のトラブルに関して参考になる本】
これだけ請求できる交通事故被害者の損害賠償―泣き寝入りしないために
交通事故!遭ったらすぐに役立つ本―被害者になったらどうなる、どうする
交通事故示談必勝バイブル―極秘・損保会社と闘うテクニック
危険運転致死傷罪の総合的研究―重罪化立法の検証
危険運転致死傷罪の捜査要領

2007年10月17日 (水)

2ちゃんねるでの殺人予告

 2ちゃんねるで橋下弁護士が殺人予告の書き込みをされたらしい。これを受け、大阪府警に被害届けを出したらしい。ついでに2ちゃんねるの管理者も訴えちゃえば、良かったのに。橋下人気も鰻登りになったかもしれないぞ。

 それにしても、この手の脅迫事件は悉く犯人が挙げられている。しかも、結構な刑を科せられている。しかし、まぁ懲りずに次から次へと同じ事をする人間が出てくる。ぐぐぐっと書き込みをしたい衝動に駆られても、挙げられた愚かな人の無様な姿を見て止めとこうと思わないのか。学習と言うものがないよな。

 若しかしたら、本当に殺す気がなかったら罪にならない、とか、冗談だったと言えば勘弁してもらえる、とか、逮捕されても良いから目立ちたい、とか、匿名だから大丈夫、とでも思っているかもしれない。真剣にこんな風に思っていたら完全に脳死状態だよな。

 さて、この手の事件の報道と言うのは、捜査開始と被害届けが提出されたと言う情報公開との間にタイムラグがあることがある。結構、犯人の内偵は完了、なんてこともありそうで、逮捕も間近だったりして。

 最後に、殺人予告を書き込んで(逮捕されて)後悔するより、書き込まなくて後悔する選択を衝動を抑えきれない人達にはして欲しい。
 

2007年10月16日 (火)

エタノール戦争

 エタノールは将来石油に代わるとされているバイオ燃料である。環境に優しいこともあって、世界的な注目を浴びている。その主な原料はトウモロコシである。そして、アメリカとブラジルと言えば、トウモロコシの世界的な生産国であり、エタノールの二大生産国である。

 重要の拡大によって、トウモロコシの価格が高騰している。燃料としてのトウモロコシは、食料としてのトウモロコシより儲かると認識されている。そのため、どんどんトウモロコシの生産へと乗り換えている農民も多い。その結果、食料としてのトウモロコシを輸入している国では、トウモロコシの価格は尋常でない。また、トウモロコシをエサとして与えている家畜の値段も高騰している。

 そんな背景もあり、現在トウモロコシ以外でエタノールの精製が出来ないか、各国ともに凌ぎを削っている。そこで注目されているのが、サトウキビ。これを使うと割安で精製出来る。ブラジル産サトウキビを原料にしたエタノールはアメリカ産トウモロコシを原料にした時の2/3。精製に掛かるコストが低い。

 エタノール戦争はアメリカとブラジルとの間で繰り広げられている。コスト面でブラジルが優位なのだが、皮肉な事にエタノールの消費が多いのはアメリカ国内。アメリカが他国から輸入するエタノールに関税を掛ける為、ブラジルが幾らコストを削減しようともアメリカには勝てそうにない。アメリカでのエタノールの需要は増す一方で、どんどんトウモロコシが原料になっている。

 エネルギー問題が解決しても食糧問題が残り、食糧問題が解決してもエネルギー問題が残る。皮肉なものだ。食料自給率、エネルギー自給率のどちらも低い日本は非常に辛い。

2007年10月15日 (月)

DV(ドメスティックバイオレンス)と動物虐待

 まだまだ海の向こうで起こっている話だが、カップルが女性の家で大喧嘩。身の危険を感じて女性が逃げる。暫くして女性が自宅に戻ってみると、女性が大切に飼っていたペットが残酷な目に遭っていた。例えば、子犬の首を落とされる、子猫がナイフで刺し殺される等、女性を脅す為にペットに危害を加えるのだそうだ。こんな事件がアメリカで時々起っている。

 こうした事例から、人間に危害を加える事と動物に危害を加える事が紙一重である事が判る。一部の州では、DVの被害者だけでなくペットも保護していこう、と言う流れが起っている。法で動物を守っていこうと試みているのだ。

 まだまだ海の海の向こうで起こっている話だが、日本でもちらほら似たような話を聞くようになってきた。社会環境がこのような問題を起こし易くするのだろう。アメリカナイズされていくのも考え物だ。

2007年10月10日 (水)

電車の中の攻撃性

 夕方の電車の最後部。シルバーシートで気持ち良さそうに横になって一人で寝て座席を占領する高校生。反対側のシートにはお仲間たち。数人の高齢者が手摺りにつかまっている。優先座席付近での携帯の電源をお切り下さい、と決められ文言を車内を見渡しながら言う車掌。客が快適に電車を利用するための車掌ではないのだろうか、注意してからまれたら嫌なのだろう、と思いながら遠くから眺める私。

 そんなこんなで時間が経過。私より近くにいた中年男性が下車間際に噛み付いた。加速する攻撃性。物凄い剣幕で責め立ている。自分には落ち度がないと言う強みから制御出来ない正義の刃を振りかざし乱暴な言葉で言いたい放題。呆気にとられた高校生。中年男性は扉が閉まる間際に何度も後ろを振り返りながら走り去った。自分より弱そうな者をねらったものの怖かった、って事か。

 こんな中年男性みたいなのが、制御出来ない正義の刃を振りかざし、相手を間違えてぶっすりやられちゃうんだろうなぁ。

 そもそも、この中年男性は攻撃をする相手を間違えている。もちろん、高校生の行為に問題があったが、高校生への注意を怠り、見て見ぬ振りをしていた車掌を攻撃すべきだった。完全なお門違い。

 それにしても関西の電車の殆どの車掌はマナー違反に無関心を装う。何とかしようとは思わないのか。

2007年10月 5日 (金)

小さな得と大きな後悔

 蝶研出版と言う出版社がある。蝶の愛好家を対象に情報誌や採集標本用品を扱っている。愛好家達には大変重宝されているらしい。私は蝶の採集には興味や関心がないのでよく分からないが、蝶好きな人達が経営しているだけあって良い仕事をしていたのだそうだ。
 そんな蝶研出版が廃業するのだそうだ。漏れ聞くこえる話によると、月刊情報誌の購読者の減少が大きかったそうだ。複数で廻し読みをして欲しい情報だけをコピーしたり、掲載された情報をネットで公開したりと蝶の愛好家達が遣りたい放題。1500人程いたと言う購読者がどんどん減っていった。廃業の原因は、購読者の減少によるものだった。

 蝶研出版の情報を頼りに蝶の採集をしていた人が多かっただけに、この廃業と言うニュースに蝶の愛好家達は落胆している。

 多くの愛好家が情報料をけちって、自分の首を締めることになってしまった。そして、情報料を払っていた人が巻き添い。こんな事になるなんて思ってもいなかったのではないか。

 これは蝶屋の世界だけの話ではない。似たような出来事は多々起きている。注意されたし。

2007年9月29日 (土)

リタリンを安易に処方する医者

 リタリンと言うのは、或るタイプのADHDに対して驚くばかりの効き目を示す。また、うつにも有効。しかし、爽快感や多幸感が得られたり、食欲抑制効果がある為、乱用が社会問題化しているリタリン。覚せい剤と似た効果があるので依存者の急増している。無診察投薬で複数のクリニックに当局の捜査の手が入っている。また、ネットで売買している者の逮捕者もちらほら。

 リタリンと言うのは効果の割りに、効いている時間が短い。4時間程度。朝服用すると、昼には効き目がなくなってしまう。眠くなってくる。人によっては、ここでリタリンが欲しくなってしまうらしい。依存のきっかけはこんなところにある。そんな訳で、医者の薬物管理能力が問われるところでもある。

 しかし、一部の医者の中には、経営のことを考えて、リタリン欲しさに診察にやってくる患者さんを大歓迎している。患者さんの要求のままに極量を処方している。無診察投薬で当局の捜査の手が入ったクリニックばかりが注目を浴びるが、リタリン出し放題のところは多いらしい。医師が薬物依存を作り出しているように見える。医師の倫理と言うのはどうなっているんだろう。



【リタリン関連の本】
リタリンを飲むなら、知っておきたいこと
リタリンをこえて―効用と限界

2007年9月25日 (火)

空気が読めない安倍晋三

 頼りなさで自民党をぶち壊した安倍晋三君。自民党をこうもぶち壊したのだから、そんな意味では、自民党をぶち壊す、と言っていた小泉首相の路線を踏襲したのだろう。

 そんな自民党も新しく福田康夫新総裁が総裁選挙で選ばれ、新しい自民党を国民にアピールしかけたところに、安倍首相が、所信表明演説の後に辞任したことについての謝罪。国民が安倍内閣を忘れかけようとしていたところに、この謝罪会見。またまた安倍内閣を思い出してしまった、と言う声を各所で聞く。

 謝罪したら本人の気持ちはすっきりするんだろうけど、この時期に謝罪会見と言うのは、福田康夫新総裁の足を引っ張るだけのようにも見える。安倍晋三君って本当に空気が読めない人なんだ。会見では体力の問題を強調していたが、やっぱり能力の問題だよな。



【関連blog】
エゴグラムで他者評価 安倍首相と小泉首相
安倍首相の『美しい国』を逆さにしてみる



【安倍晋三の関連本】
美しい国へ
安倍晋三の経済政策を読む
安倍晋三―安倍家三代

2007年9月19日 (水)

リタリンを診察せず処方する医療機関

 覚醒剤とも言われる向精神薬・リタリン。その依存性の高さから、薬物中毒者が沢山存在する。インターネットで『リタラー』と検索すれば、そんな人達のホームページに辿り着く。そんな危険性の高いリタリンを診察しないで処方していた診療所が、医療法違反の疑いで東京都などの立ち入り検査を受けた。ここは、安易にリタリンを処方するところでネットでは有名な所であった。

 リタリンは、医師の管理の下で使用すれば、特定の疾患の人には驚異的な効果を発揮する。しかし、医師の管理を無視して、大量に服用する人が後を絶たない。複数の医療機関で処方をしてもらったり、家族の名義で処方してもらったりする人を見かける。依存性があり、命を落とすこともあるので、リタリンを処方するのを躊躇う医師もいる。

 勤務先の医療機関にもリタリンを飲み過ぎて救急搬送されてくる人が時々いる。酷い目に遭ったはずなのだが、それでもリタリン信仰は止まらない。神様に依存を治して貰わないと治らない感じだ(如何したら神様に会える???)。

 こんな薬を無診察で処方とは、恐ろしい事をする医師がいるものだ。ニーズがあったとしてもしていけないことがある。十分承知だと思うが、行動に移してしまう衝動的な医師に医師としての資格を与え続けても良いものだろうか。医師免許剥奪と言う措置を望む。



【リタリン関連の本】
リタリンを飲むなら、知っておきたいこと
リタリンをこえて―効用と限界

2007年9月16日 (日)

自立支援法の見直しの話題

 自立支援法の見直しの時(私の記憶が確かなら、自立支援法の見直しが2年後にある)、現在の精神障害、身体障害、知的障害に加えて、発達障害と難病が加わるらしい。これは、自立支援法を検討するチームの人からのお話。

 自立支援法の対象として認められると、公的に障害者としてサービスの対象と認められる。そうなることで、発達障害者の人達が利用する場所が増える事に繋がると言う見込みらしい。行き場所のない人達の行き場所が増えてくれると良い、と思う。

 尚、2年後の見直しで、自立支援法が出来上がった時の決め事だった介護保険との統合(老人と障害者の統合)は見送り。5年後は、どうなるのか判らないそうだ。



【役立つ本】
障害者自立支援法と応益負担―これを福祉と呼べるのか
障害者福祉制度改革なにが問題か―障害者自立支援法と私たちのねがい
障害者自立支援法とは…制度を理解するために
だから言わんこっちゃない―障害者自立支援法成立の足あとと評価



【関連blog】
障害者自立支援法施行の前と後
自立支援法を振り返る

2007年9月15日 (土)

妊婦受け入れ拒否と言う問題

 妊娠しても産科病院にかかっていなければ、救急対応が難しいと言うことを強調することが大切だ。医療機関や救急隊の救急搬送の事ばかりが問題にされるが、妊娠しても必要な事を怠っているからこういう事態を招く、と言う事を教えないと同じような人はどんどん増殖する。

 医療機関や救急隊の救急搬送の事ばかりを問題視するメディアの報道の仕方は、個人の責任を見えなくさせる。医療機関だって、全く得体の知れない妊婦に処置をするのはリスクが伴う。どの時期に起こったか判らない障害が生じた場合、訴えられるかもしれない。感染症を持っているかも知れない。胎児の異常の有無が判らないので障害児が生まれた時訴えられるかもしれない(先天的な異常を分娩時の医療ミスにされる)。搬送先の医療費の踏み倒しをされるかもしれない。実際、妊娠しても産科病院にかかっていない人の医療費の踏み倒しは横行している。

 避妊具を用いないで妊娠する行為し、生理が来ないのであれば、妊娠の可能性を疑う必要がある。妊娠しているようであれば、医療機関に掛からないと、胎児に大きな影響が出る場合もある。医療に掛かり、医師や助産師から指導を受けるのが好ましい。

 私は、医療機関や救急隊の救急搬送の問題ではなく、胎児に配慮が出来ない妊婦による一種の虐待の問題だと考える。



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2007年9月 9日 (日)

自業自得 交通ルールを無視して乗れば…

 9/9未明、大阪府東大阪市でミニバイクに二人乗りしていた15歳と16歳の少女2人が轢逃げされると言う事件が起った。轢逃げ事件は現場に落ちていた破片などから、まもなく犯人は逮捕された。そして、家族のことなどを考えると怖くなり逃げてしまった、と話している。

 跳ねられ意識不明と言うのは気の毒な事だが、ミニバイクに二人乗りし、交通ルールを無視して乗ればこう言う事態を招くと言う事を社会は教えていかないと拙いのではないのか。周りが事故に遭い易くなり危険だと教えてあげないと、この子達の脳ミソでは自分自身に都合のいい事しか考える事が出来ないので、危険だと判らない、と理解してあげた方がいい。

 成年・未成年を問わず、この手の交通ルールを無視する人が増えている。例えば、赤信号中なのに信号を無視してかなりのスピードで交差点に進入し、通行中の車が急ブレーキを踏む姿はもう見慣れた光景になっている。もし、交通ルールを無視した人間と接触しようものなら、交通弱者と接触と言う事で交通ルールを守っていた側に大きな責任を問われてしまう。こう言うのっておかしい。交通ルールを無視した人の自業自得ぢゃん。こんな人間に巻き込まれてしまったら不運としか言いようがない。

 轢逃げしてしまったのはよくないが、その相手が交通ルールを無視と言う事になると、犯人に同情してしまう。だって、交通ルールを無視して乗ればこう言う事態を招くのは当然なんだもの…



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2007年8月31日 (金)

奈良妊婦死産問題について

 奈良県橿原市の妊婦の胎児が救急搬送中に死亡。最初に妊婦の受け入れを要請された県立医科大学付属病院が、要請から約2時間の内に、他の2人の妊婦を救急搬送で受け入れていたらしい。病院の受け入れが可能でありながらも、救急隊との医療機関のコミュニケーションの不備などで結果的にこの妊婦の受け入れが出来なかった。

 こんな風にメディアは騒いでいる。そして恰も搬送先決定遅れたことが死産の原因のように受け取れるような印象を与える騒ぎ方をしているメディアもある。因果関係は不明である。

 この事件が報道された時、産婦人科医に妊娠診断がなされていない事にすぐに気付いた。妊娠しているかも…、と言う男性からの救急搬送の要請があったと言う所が気に掛かった。妊娠しているかも…では、緊急性が低下する。これでは、何科で診て貰おうか、と言う事にも繋がる。

 何故、妊娠の診断を受けないで放っておいたのか???。随分妊娠から経過しているよ。確かに生理不順の人だと気づかない事も有るそうだが、思い当たるフシがあったら診断を受けなくっちゃ。妊婦側の責任と言うのも少なからず。

 (奈良県では未整備の)総合周産期母子医療センターの整備を早める前に、全国の妊娠の可能性がある人に対して、専門医に掛かるよう指導をした方が良いんぢゃねぇのか???。この手の問題は今後も必ず起ってくる。



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2007年8月25日 (土)

ダメージコントロール

 これまでなんだかんだと自民党の議員の不祥事をメディアと一緒になって責め立てていた民主党であるが、参議院選挙で自民党に勝ち、力が逆転してからは今度は攻撃される側となった。一緒になって自民党を責め立てていたメディアからも攻撃されている。お粗末な対応からは、そこまで攻め立てられるとは思ってはいなかったフシがある。

 民主党の横峯議員の不祥事が今週メディアを賑わせた。以前から知られていた賭けゴルフと週刊誌がスクープした愛人問題がそれである。そして、メディアからの取材に対して横峯議員は、党には相談せず半ばスクープを認める発言をしてしまった。首をくくる失態としか言いようがない。

 もともと叩けば埃がわんさか出るのは想定出来たにも関わらず手を打っていなかった民主党の危機管理能力の低さが露呈してしまった。その辺りの能力は自民党の方が数段上手である。

 起こってしまった問題をどう対応していくのか、民主党のダメージコントロール能力を拝見したいところだ。しかし、今の所、事実をうやむやにしてしまおうということなのか、中途半端な対応である。こんな調子では、先が知れている。国民が求めている姿とは月とスッポンだ。

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地方議員に就職・転職する方法
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2007年8月22日 (水)

いよいよ郵政民営化 定額小為替の手数料の値上げ

【定額小為替とは】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 あらかじめ金額が印刷された金券のようなものです。発行時に送金料(手数料)が必要ですが、少額の場合は銀行振込と比較して格段に割安です。使い方は至って簡単で、定額小為替を普通郵便で相手に送るだけです。そして、受け取った相手が、その証書を郵便局で現金に換金します。
 そして、受領証書も同時に発行してもらえるので、万一、郵便事故などで送付した証書が行方不明になった場合でも返金される可能性があります。
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 郵政民営化後、定額小為替の料金が値上げされる。どさくさに紛れての値上げ。2000円までの手数料ですが、日本郵政公社では、1枚につき10円でしたが、ゆうちょ銀行になると、1枚につき100円になります。一気に10倍の値上げです。安価で便利だっただけに許せない値上げです。



【郵政民営化の本】
だまされるな!郵政民営化

2007年8月12日 (日)

困っただ高速道路の車の運転

日本全国お盆の大移動の真っ盛り。交通渋滞はこの季節の風物詩のようなもの。巻き込まれたらうんざりなのだが、懲りずに繰り返される。

渋滞がピークになる前に高速道路を走る。渋滞の兆しが至る所で見掛ける。普段車の運転をしない人が急ブレーキを多用すると後続も次々とかけるのでプチ渋滞の出来上がり。あらららら。

また走行車線を低速で走る車。後を振り返らず走っているのか。後続車の怒りを買う事が多いのでご用心。これが原因で煽られている人がいらっしゃいました。当の本人には煽られている理由が分からなかったのでは。

そうそう、若者の自信過剰な運転。狭い車間での車線変更は無謀。阪神高速ぢゃあるまいし、事項に繋がるぞ。

極めつけはメールをしながらの運転。どんな素敵なやり取りをしているのかは知らないけれど、勘弁してくれ。クラクションをならさなかったらあわや接触。追い越し際に運転手を見たら懲りずにメール。高速道路でも走行中の携帯電話使用を取り締まって欲しい気分。案外多い。

まぁ、色々な運転手がいます。くれぐれも注意しましょう。

2007年8月 7日 (火)

地上デジタル放送の完全移行は延期になる

 2011年7月24日、地上デジタル放送に全面移行、と政府と総務省は大きな風呂敷を広げている。日本より先に前面移行を目指していたアメリカや韓国は、当初の予測通りにチューナーの普及が伸びずなかった為に、計画を延期せざる得なくなった。同じ轍を踏むのを避けようと日本では、1台5000円程度の格安チューナーの販売を家電メーカーに指示をしているものの、利益が上がらない格安チューナーの開発には乗り気でない。

 こんな調子が続けば、アメリカや韓国と同じ轍を踏むのは必至だ。

 ただ、全面移行間際にチューナーの値下げが起こるだろう、と楽観視する人達もいるが、そうは簡単にいかない。現在、1億台あるとされるアナログテレビの3割が地上デジタルテレビに切り替わっている。駆け込み購入を考慮しても今のペースだと、完全移行までに7割程度しか切り替わらない。そして残り3割は切り替わらないまま。こんなに切り替わらなければ、完全移行は難しい。延期になるのは時間の問題。

 更に、政府と総務省は完全移行のシナリオを作ったものの、1億台あるとされるアナログテレビの廃棄をどうして行くのかが考えていない。お粗末。また、不法廃棄を最小限に抑える工夫もしなくてはいけない。放送の所管は経産省、不法廃棄は総務省と環境省。縦割り行政の日本で省を跨ぐと事の進展は大幅に遅れる。あああああ、痛い。

 政府と総務省の本音は、地上デジタル放送に全面移行の延期なのだろう。広げた大風呂敷を畳めず困っている。クスクスクス。



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HDD&DVDレコーダー裏のトリセツ―デジタル放送のコピーガードを突破する録画裏テク満載! (アスペクトムック)
知っておきたい地上デジタル放送―テレビ新時代
よくわかる地上デジタル放送―2011年7月25日テレビが変わる日

2007年8月 6日 (月)

分かりにくい道路標識

Xxmnf7hb  こんな標識にはお目に掛かった事がない。だから、その意味を問われても、???。出くわしたら、思わず違反してしまいそうだ。また、警察官に反則違反ですと言われたら、はいそうですか、と無抵抗で違反切符を受け取ってしまいそうだ。

 さて、この標識、「車両横断禁止」と言うもので、車両が交差点以外で対向車線を右折して道路脇の施設などに入る事を禁止する標識だそうです。

 「車両横断禁止」の交通標識を「右折禁止」と勘違いして、警察官が交差点を右折した運転者11人に誤って反則切符切ってしまうと言う何ともお粗末な勘違いが富山で起こりました。現場で取り締まっていた5人の警察官全員が標識の正しい意味を知らなかった、と言う。これはあくまでも氷山の一角で、何か叩けば、全国津々浦々から同様の勘違いがもっともっと出きそう。被害を受けた健全な国民も多いのでは???。

 警察官ですら意味を取り違えるような道路標識は、もう少し分かり易くした方が良いのでは???。分かりにくい標識では意味がない。こう言うのは簡単明瞭が命ではなかったのだろうか。



【交通違反】
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免停・取消を逃れるテクニック―元警官が書いた交通違反への賢い対応法
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2007年8月 1日 (水)

烏龍茶の不買がじわじわ広がっている

 健康被害が多発している中国産。食べたら怖い中国産。使ったら怖い中国産。こんな具合に世界的に中国ブランドへ不信が高まっている。特にオリンピックを控え、『食の安全』問題に疎いと世界に認識されるのが怖い中国政府は信頼回復の為に必死だ。

 そんな信頼回復の一環で中国政府から輸出停止処分を受けた『禁輸企業』が公表された。そのリストの中に、福建省の烏龍茶関連のものがあった。日本には、烏龍茶が大好きな人が多いので、ギョギョ、とした人も多かったのではないでしょうか。

 そして、中国政府から公表されたのを機に、飲んだら怖い中国産、って具合に、烏龍茶を止めたと言う人が増えている。口コミでも広がっている。特に、失って初めて分かる健康のありがたみ、と言う事を痛感している人達の反応は大きいように見える。どんな健康被害が起こるのかよく判らないが、とにかく危険だと言う認識。飲んで後悔するより、飲まなくて後悔する選択をしているようだ。

 烏龍茶の不買を証明するかの如く、烏龍茶のTVCFは減っているように感じる。単に思い過ごしだろうか。また、今までなら直ぐに山積みにされた烏龍茶は売れていたが、最近では一向に減らない烏龍茶。消費者の反応の素早さを垣間見る。

 烏龍茶の不買、更に広がりを見せていくのであろうか???



【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
食卓に毒菜がやってきた
食マフィアの棲む国 毒菜

2007年7月28日 (土)

選挙に行こう 投票しよう

 明日は参議院選挙。日本の未来を決める選挙です。しかし、有権者の多くの中に政治は変わらないと言う絶望的な雰囲気が漂い、投票しない人がいます。また、20〜30代の有権者の選挙に対する無関心ぶりは甚だしく、3人に2人が投票しないと言う現状。自分達の将来を左右する選挙であると言うのに、困った問題が具体的に圧し掛かってこないと何とかしていかなければ…、と思わないのでしょうか。それでは、取り返しがつかない事が多いと思うのですが…

 さて、投票しないと言うのは、誰にも入れていないので票数として数字に反映されません。しかし、得票の比率に合わせて各候補者(政党)に投票しているのと同じなのです。

 投票に行かないのは、好む・好まざるを問わず得票の比率の多い各候補者(政党)を支持している事と同じになります。ご注意を。

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【選挙の本】
地方議員に就職・転職する方法
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2007年7月23日 (月)

一流の変態が集う医大

 今、ネット上で「地元においては一流の変態が集う医大」として有名になっている医学部がある。福島県立医科大学がそれである。不適切な宴会での写真がネット上に100枚近く流出。あああああ、痛過ぎる。これぢゃぁ、ネットで袋叩きにも遭うって言うもんだ。

 白衣を着た女性と男性1人ずつが現れ、おむつをした男性患者の下の世話をする写真。女性が白衣を脱いで「女王様」に変身し、患者役の男性をハイヒールで踏みつけ、ロウを垂らす「SMごっこ」写真。水泳パンツを着た2人の男性が手術の真似事をし、患者役の男性の下着の周りには、便と見られる茶色い物体が映り込んでいる写真。局部披露の写真。

 まぁ、内輪ネタを披露しただけなんだろうけど、こう言う写真の管理はきちんとしておかないと…。不特定多数の人の目に触れてしまうと、社会的に地位のある職業養成する場での不祥事だけに社会の反応も大きい。

 宴会芸も程ほどに。



【援助専門家のための倫理の本】
援助専門家のための倫理問題ワークブック

2007年7月20日 (金)

参議院選挙 年金問題を焦点にすると…

 参議院議員選挙が迫っている。大臣の不手際から大炎上した年金支給漏れ問題を選挙の争点に、与党も野等も大風呂敷を広げての選挙戦を繰り広げている。

 これまでに問題が山積となっている年金を素人と何等変らない議員先生が改革出来るのか???。専門家が試行錯誤してこの状態のものを、議員先生が関わっただけでどうなるものでもない。年金問題は難題なのである。

 聞こえの良さそうな年金改革の文句を並べ、国民を騙し選挙に勝ったとしても、年金改革なんて進む訳が無い。解決する事の無い年金支給漏れ問題を争点とした事で、与党・野党の何れが選挙に勝ってもとんでもないお荷物を背負う事になる。

 選挙後、国民は政府が提示する年金問題改革案にがっかりするだろう。

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【選挙の本】
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2007年7月19日 (木)

『段ボール入り肉まん』 スクープに喰らい付いて面食らった

 ヤラセや捏造の類いは、中国のテレビ局では罷り通っている。そして、中国の新名物『段ボール入り肉まん』もまた、中国のテレビ局の「捏造」だったらしい。そして、この中国のテレビ局のスクープに世界各国のテレビ局は喰らい付いて面食らった。

 中国の食の安全問題は、北京オリンピックを控え大きく揺らいでいる。中国産の食べ物は危険と言うのが世界標準。このままでは北京オリンピックに訪れる外国人観光客は多くは望めない。こんな現状に焦った中国政府は、食の安全を脅かす会社の公表に踏み切って、中国政府が食の安全問題に必死に向かい合っている、と世界にアピールしている。しかし、内情を知る人がみれば、表面を繕っただけのかなり杜撰なものだと直ぐに分かる。

 こうした中国政府の見え見えの手口を見ていると、『段ボール入り肉まん』の「捏造」報道を素直に「捏造」報道とは受け取れない。作為的で戦略的なものを感じる。

 中国政府が、外国メディアは中国に対する誤解を助長するガセネタに飛びつく、と『段ボール入り肉まん』の件を引き合いに出し、中国産の食べ物は危険と言うのはメディアが作り出した誤解だ、と言い出す日がいつか来るのではないか???。



【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
食卓に毒菜がやってきた
食マフィアの棲む国 毒菜

プロ野球のオーナー達の錯覚

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 プロ野球のオーナー会議が東京都内のホテルで開かれた。その席上、主力選手のアメリカ・大リーグ(MLB)への流出問題について意見が交わされ、その中でMLB中継をするNHKに対し、非常に不愉快に思っている、日本人選手の動向を優遇し過ぎ、もっと日本の野球を取り上げるべきだ、と言った不満や放送自粛を望む意見が出た。そして、実際に今年1月に日本プロ野球組織を代表して根来コミッショナー代行がMLB中継の再検討をNHK側に申し入れた、と報告された。
 また、新人選手の契約金はMLBへの流出の防衛策として、最高標準額とは別の特別ルールを設けるべきだ、との意見も出された。
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 日本のプロ野球をつまらなくさせている原因の一つは、プロ野球のオーナーの傲慢さにある。目先の事しか考えない姿勢がどれ程日本のプロ野球をつまらないものにさせたか考えた事があるのか???。

 プロ野球のオーナーともなると、ファンの視線からプロ野球を眺めるのが全く不可能になるのか???。プロ野球人気が下降線を辿っている時こそ、是非ともファンの視線で考える姿勢を持って欲しいし、人気復活させるための工夫をして頂きたい。自分達の創意・工夫をせずして、他罰的な発想をして、周囲に変って下さい、で変ると錯覚しているのか。それでは、何も変らない。



【プロ野球関連本】
テレビではわからないメジャーリーグ・ビジネスの世界
プロ野球、取材メモからこぼれた話―記者だけが知っている球界の真実と珍実
プロ野球に関わる生き方―プロ野球関係者になりたいアナタに
スター選手はなぜ亡命するか―プロ野球もビッグバンを目指せ!

2007年7月18日 (水)

ブログと公職選挙法違反

 参議院議員選挙が迫っている。各党の候補者・支持者(第三者)共に必死で応援活動をしている。最近では、候補者・支持者がブログを開設していることも多く、選挙期間でも更新されている事が多い。

 実は、公職選挙法では、明確にブログに言及している規制はないものの、第142条に「選挙運動のために使用する文書図画は規定された葉書やビラの他は頒布する事が出来ない」と記されており、ブログは『文書図画』と見做されている。また、支持者によるネットを通じた選挙運動も禁止されている。従って、候補者・支持者の選挙期間中のブログの更新には、細心の注意が要求される。

 公職選挙法違反にあたるか否かの判断については選挙管理委員会や警察次第だが、線引きは非常に難しく、グレーゾンが大きく存在する。過去の事例からは、候補者・支持者を問わず、明らかに選挙運動の為に候補者にスポットを当てたブログは「違反」と見做される。一方、候補者の名前をブログにちょろっと記載した、候補者に手を振った程度の記載で他者から選挙運動の為に利用したと思われる内容でなければ「違反」とはならないようだ。
 また、写真については、ポスターや応援中の候補者の名前がくっきり映っているようなものは「違反」と見做される事があるようだ。

 これほどブログが乱立する昨今、「違反」となるようなブログがどれ程存在するかは知りませんが、ブログの取り扱いには用心が必要なようだ。

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【選挙の本】
最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません
ズバリ 選挙必勝法―選挙プロが語る後援会づくりから当選まで
地方議員に就職・転職する方法
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2007年7月15日 (日)

携帯端末機の落とし穴(失念症候群)

次のような症状はありませんか。
 自宅に設置してある固定電話の番号が分からない。
 家族の誕生日を直ぐに思い出せない。
 3人以上の友達の誕生日を直ぐに思い出せない。

 データ記録が可能な電話など携帯端末機の普及によって、これらの情報を思い出せない人が多くなっている。この程、アイルランドのトリニティー大学の心理学研究者の調査で判明した。調査対象となったのは、3000人。その1/4が、自宅に設置してある固定電話の番号が分からなかった。また、2/3が家族若しくは3人以上の友達の誕生日を忘れていた。

 うんんんんん、若年性の痴呆の症状かと疑ってしまうが、そんなことを疑う必要はなさそうだ。こうした症状は、50歳以上よりも30歳以下に多く見られ、電話など携帯端末機で情報管理をしている人に多く見られた。

 つまり、便利な機器への依存の高さがこうした症状を引き起こしているのだ。

 使わない能力はどんどん衰えていく。便利さを追求していくのも魅力的だが、程ほどにしないと、本当に大切なものを失っていってしまう感じがする。



【息詰まった時にどうぞ】
ブッタとシッタカブッタ〈1〉こたえはボクにある
ブッタとシッタカブッタ〈2〉そのまんまでいいよ
ブッタとシッタカブッタ〈3〉なぁんでもないよ

2007年7月 9日 (月)

ゾウガメの溜息 鯨は良いよね

 ガラパゴス諸島の各島に生息しているガラパゴスゾウガメは、最大で甲長は130cm、体重300kgにもなる世界最大のリクガメ。チャールズ・ダーウィンは、島毎にそれぞれ存在するガラパゴスゾウガメの甲羅にドーム型、鞍型、中間型の形状の違う亜種に着目し、進化論を着想した。そんなガラパゴスゾウガメであるが、捕鯨船や大西洋航路を長期航海する船の燃料の油や船員達の食料とされ、沢山殺され、個体数が激減した。そして、今も尚、ブラックマーケットで肉を取り引きするために、殺され続けている。

 しかし、同じような経緯を辿って激減した鯨のように世界を挙げて保護しようと言う気運は高まらない。自然保護団体は、資金稼ぎの為にクジラ保護を訴える。金を出す金持ちが存在する。しかし、自然保護団体がガラパゴスゾウガメを保護してもお金にならない。金を出す金持ちが圧倒的に少ないのである。鯨より限られた地にしか棲まないガラパゴスゾウガメの方が減少数が把握し易く、鯨より緊急保護が必要だと一目瞭然なのに無視。

 結局、環境利権の為に動いている自然保護団体。アピール度の低い生き物は、自然保護団体から無視される。鯨は良いよね、とガラパゴスゾウガメの溜息が聞こえてきそうである。

2007年7月 2日 (月)

世界の安定にとって最も脅威な国

 世界の安定にとって最も脅威であるのはどこの国か???

 この程、英紙フィナンシャル・タイムズがイギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペインの5000人以上の人を対象に、こんな世論調査を実施した。結果は、以下の通り。

 アメリカ32%
 中国19%
 イラン17%
 イラク11%
 北朝鮮9%
 ロシア5%


 同じようにアメリカ国内でも実施したところ、結果は以下の通りになった。

 北朝鮮25%
 イラン23%
 中国20%
 アメリカ11% 


 欧米人が世界の安定に最も脅威と感じているのは、中国・イラン・イラク・北朝鮮の何れでもなくアメリカ。アメリカは自国の利益の為に他国にあれこれ要求する。言い掛かりをつけられ袋叩きにされてしまった国もある。あああ、恐ろしい。こんな事例を見せつけられると、少なくとも敵に廻したくないと思うよな。こんな想いって、世界の安定に最も脅威、ってものに繋がるんだよね。



【反ブッシュ関連の本】
9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ
粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器
ホワイトハウス報道官 レーガン・ブッシュ政権とメディア
反ブッシュイズム―いかにブッシュ政権は危険か

助長される偏見 『(精神科に通う)障害者=自分の意思とは関係なく犯罪を犯す人』

 先月末、世間を騒がせた強姦事件等の審理が相次いで行われ、いずれも加害者が、(事件当時)精神障害・脳機能障害と言う精神科疾患であった可能性が高いので情状酌量を、と言うことを弁護士が強調していた。そして、メディアの興味本位な報道で大きく扱われた。

 一連の報道にうんざりしていたのは、精神科に通う患者さんたち。発達障害のAさんは、弁護士の言ってることが『障害者=自分の意思とは関係なく犯罪を犯す人』と解釈しまい、世間から誤解を受けているように感じると言う。精神障害のBさんは、家族からお前は大丈夫か、と聞かれ、家族から信じてもらえない、って感じたと言う。他にも揺れた人がちらほらいて、口々に不快感情が湧き上がってしんどかったと言う。

 時々、思う。障害者が事件を起こし、メディアが騒ぐ度に、障害者は偏見に苦しむ。こうした偏見で障害者は苦しんでいるのに、事件を起こしたら障害があろうと無かろうと刑罰を受けるべき、と障害者自らが何故訴えないのか???。

 私は、障害があろうと無かろうと犯した罪は償っていかなければいけない(刑罰を受けるべき)、と考えている。障害者だから・・・、と例外を作る事は、障害者は重大な事件を起こす、と言う偏見を生み出す事に繋がる。実際、重大な犯罪を犯す障害者は少ないのに…。



【発達障害理解に役立つ本】
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド←当事者・家族・知識の乏しい専門家の皆さんに好評です。
日本版WAIS‐Rの理論と臨床―実践的利用のための詳しい解説←心理臨床家向きの本
軽度発達障害児のためのSST事例集
発達障害の心理臨床―子どもと家族を支える療育支援と心理臨床的援助
友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法
発達障害児者の問題行動―その理解と対応マニュアル
アスペルガー症候群と学習障害―ここまでわかった子どもの心と脳
のび太・ジャイアン症候群4 ADHDとアスペルガー症候群―この誤解多き子どもたちをどう救うか
アスペルガー症候群と高機能自閉症青年期の社会性のために―よりよいソーシャルスキルが身につく
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド 

2007年6月27日 (水)

拉致・拉致・拉致で埒が明かない北朝鮮外交

 拉致問題の解決なくして日朝の国交正常化はない、と言い続けている日本。拉致問題は解決済み、との姿勢の北朝鮮。両者の言い分は平行線。ずっと拉致問題に拘ってきたものの進展はない。

 そんな状況を理解出来ているのか???。致問題を解決して初めて国際社会から受け入れられるという認識を持ってもらわなければならない、と安倍首相は言い続けている。外交のセンスが無いのか、右翼の顔色を窺っているのか???。まぁ、完全に失政。アメリカの高官は、ブッシュ大統領は日本を見捨てない、拉致問題をうやむやにはしない、核問題の進展を優先させるために拉致問題の解決を後回しにすることは絶対にない、と強調している。しかし、六か国協議から外されそうな日本。

 核問題をめぐる六か国協議が動きつつある中、取り残されている。いやいや日本は外されようとしている。2月の六か国協議合意に盛り込まれている95万トンの重油支援に日本は加わっていないが、今後の北朝鮮絡みの儲け話にも加わっていない。

 近年、北朝鮮近海では、海底油田が発見されいる。鉱物資源も豊富だそうだ。人件費も格安。それだけに、魅力も大きい。中国・韓国だけでなく、アメリカやヨーロッパ諸国も機会を窺っている。朝鮮半島の平和が確定すれば、本当に北朝鮮は美味しい。

 拉致、拉致、拉致、と拉致問題を優先的に解決、と拘るのもいいが、埒が明かないのが現実。優先順位のつけ方に問題があるようだ。

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【北朝鮮・拉致関連】
マンガ金正日入門-拉致国家北朝鮮の真実
北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる
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2007年6月26日 (火)

食肉偽装事件を通して

 食の安全を考えるのに最適な事件だった。

 今の世の中、儲けの為だったら、食べ物の中に色々なものを混入させる輩がうようよいる。ミートホープだけが食品擬装していると思うのは些か軽率。ばれるかばれないかの違いだけだと思った方が良い。

 食の安全は崩壊しつつある。ご教訓。過去の事例を遡ると、何も中国産だけが危ない訳ではない。また、大手メーカーだから安全と言う事でもない。人気店だから安全と言う事ではない。こんな事が分かる。



【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
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2007年6月25日 (月)

慌てた大仁田厚参議院議員

 安倍首相と参議院の現状に抗議する。

 某参議院議員は、記者会見でこのようにのたまい、夏の参院選には出馬せず政界を引退することを明らかにした。この人の事だから、裏があると思っていたら、案の定、スキャンダル。

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 07年6月15日午後8時頃に、この参議院議員が、19歳のキャバクラ嬢など7人と国交省のキャリアと現役官僚らしき2人を自宅に招き、女性にストリップまがいの行為させていた。更に、パーティーに参加した女性と国交省の役人達が個室に消え、性欲を満たしていた。
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 日刊ゲンダイ・夕刊フジ・東京スポーツが、こんな調子でスキャンダルを報じる見込みだ。

 記事が出るから引退を決めたと言う事ではありません。

 とこの参議院議員は言うものの、問題発覚直後に、取材に訪れた記者に対して、参院選挙前なので取材は受けられない、と答えている。また、自民党の参議院選挙公認・推薦一覧にも載っており、参院選不出馬などの報告はないのだと言う。

 この参議院議員、議員になる前から性を利用して金儲けに精を出していた。性風俗店の経営に3度挑戦し3度とも大失敗。輝かしい経歴の持主。状況から判断すると、今回も性を利用して大失敗。本当に懲りない。

 政治は数かもしれないが、もう少しまともな議員を出馬させて欲しい。ちょっと酷過ぎる。

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2007年6月22日 (金)

ソニータイマー

 2006年夏、ソニーが製造したパソコン用リチウムイオン電池が発火し自主交換する事件が勃発した。それを機に一気に『ソニータイマー』と言う言葉が浸透した。『ソニータイマー』とは、保証期間が過ぎた頃に故障が多発し、有料修理をせざるを得なくなる状況を表した言葉で、恰もタイマー仕掛けであるかの如く故障する様を皮肉ったものだ。

 『ソニータイマー』、ネット上では勿論、新聞・雑誌でも用いられていた言葉でかなり浸透していた言葉であったが、当然の事ながらソニーの中では用いる事がご法度であった。しかし、株主総会の中で、ソニーのトップが認めた。認めざる得ない状態に陥ったと言うことなのだろう。

 近年のソニー製品は、評判が悪かった。電気屋は、敬遠した方が良い、と真っ先に忠告してくれる。ネットやソフト関連を重視し品質が落ちた、使い勝手が悪くて不親切、と言うのが理由であった。そんな言葉を聞いている内に私の中から信頼度はどんどん下がっていった。更に、商品を見比べてみると一目瞭然で、説得力があった。そして、リチウムイオン電池問題で一気に急降下。

 一昔のソニーと言えば、物凄く信用出来た。少々値が張ってもソニーを選んだものだった。しかし、近年の信頼度の低下が、『ソニータイマー』と言う皮肉を生み出したのだろう。品質向上を望める技術力は持っている。日本人が認める製品を作る事が信頼回復の鍵になるように感じられる。

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【ソニーの売れ筋商品】
PSP「プレイステーション・ポータブル」 バリュー・パック セラミックホワイト
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2007年6月20日 (水)

いじめ 同級生のヌード撮影

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 先月18日、関東地方の公立中学校で、複数の女子生徒が同級生に対して、体操着をまくり上げるよう強要し、その姿を携帯電話のカメラで上半身を撮影された。更に、週が明けた21・22にも同様の行為がなされた。そして、撮影された画像は、同級生34人にメール送信され広がった。

 被害者が学校に相談し、事件が発覚した。被害者は登校拒否している。一方、事件に関与していた13名の生徒と保護者が謝罪している。
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 子どもの行為であれど、ここまですれば犯罪の域。社会はしていい事とそうでない事を明確に提示していかなくてはならないだろう。それが、社会がなすべき責任と言うもの。そう言う意味で、未成年で結果予測が出来なかったとしても、刑事・民事で罪を償って頂きたい。

 ばら撒かれた写真、周囲の人の頭に焼き付いた記憶、それに被害者の心の傷、どれも消えることはないだろう。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2007年6月18日 (月)

子育て 鋏の入れ方を間違えた盆栽

パリス・ヒルトンを見ていると、
鋏の入れ方を間違えた盆栽を見ている感覚に陥る。
育て方を間違えると、サァ大変。

やりたい放題、言いたい放題。
世の中を舐めきり過ぎた態度は何か勘違いしている。
それだけしていたら冷静になった時、
軽率な行為に頭を悩ますだろうなぁ。

そんなこともあってか、
収監されたものの精神的な深刻な問題で出所
しかし、世間は黙っちゃいなかった。
セレブだから優遇???、
と世間から非難を受け、
もう一度収監された。
さぞかし横縞の制服はお似合いのことだろう。

所詮、鋏の入れ方を間違えた盆栽。
短期間、刑務所に入ったからと言って大きく変わらない。
内省は望めないだろう。

昨今、パリス・ヒルトンに限らず、
巷には、鋏の入れ方を間違えた
盆栽の様な育て方を間違えられた大勢の人が、
問題を起こしまくる。

子どもを育てられない親が多い。
昔はそんな親でも、地域社会が代わりに育ててくれた。
しかし、地域社会の機能も低下して望めない。

国によっては、
鋏の入れ方を間違えた
盆栽の様な育て方を間違えられた人を
地域社会で駆除している国があるらしい。
地域社会の機能も低下し
子どもを育てられない親が増えると、
行き着く先はこんなところなのかもしれない。



【子育て】
子育てハッピーアドバイス
子育てハッピーアドバイス 2
子育てハッピーアドバイス3

2007年6月16日 (土)

戦争 PTSDと仮病と賠償金

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 イラクに駐留アメリカ軍では、従軍期間の長期化などに伴って兵士の精神状態が悪化している。国防省の調査では、15%程度の陸軍兵士が戦場体験等の原因によりPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を呈している、と推測されている。また、帰国した兵士の35%程度が、精神科医やサイコロジスト(心理学者)と言った専門家からの精神的カウンセリングを求めている。そのため、既に従事している専門家に加え新たな専門家をを募集し、PTSDの症状を呈している兵士の精神的なケアが行き届くようにしている。
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 戦場と言うのは、自分の命が取られる危険性、他者の殺害、虐待等が身近なところにあって、強烈なストレスに晒される非日常的な場。それ故、様々なストレス障害が生じ易い。

 近年、PTSDと診断される兵士・元兵士が増えている。そして、軍との間で賠償金で示談成立するケースが多いため、PTSDを訴えている兵士・元兵士の症状に疑いの目が向けられるようになった。
 イスラエルでは、仮病ではないかと疑って、民間の調査員を雇って、隠しカメラを使ったり、尾行したりしてこっそり調査している。日常生活を観察し、仮病の根拠を探そうとする魂胆である。確かに、仮病の兵士・元兵士を確認する事が出来るかもしれないが、場合によっては仮病でない兵士・元兵士の症状を悪化させる事も考えられる少々手荒なやり方のような感じがする。

 今回、アメリカでの専門家による更にPTSDの治療を強化していくと言う対応の仕方は、軍関係、仮病の人、本当にPTSDの人の何れにも効果的だろう。お金ではなく治療の機会が与えられことで、多くの仮病の人は治療の中で篩い落とされて(脱落)行く事になるだろう。また、PTSDの人にとっても治療が進む。軍としても手荒な調査をして非難を浴びずに済むし、高額な賠償金に悩まされる必要もなくなると言うものだ。

 今後の動向に注目したい。



【PTSDの治療に役立つ本】
EMDR―外傷記憶を処理する心理療法
EMDR症例集
最新心理療法―EMDR・催眠・イメージ法・TFTの臨床例

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【関連blog】
PTSDに効果的だと言われる治療法・EMDR
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2007年6月15日 (金)

児童ポルノ所持禁止に向けた布石

 日本の児童買春・児童ポルノ禁止法は、個人的な収集目的での児童ポルノ所持を禁じていない。先進主要国で単純所持が合法なのは日本とロシアだけである。そのため、国際社会に足並みをそろえる事を要求されている。

 アメリカ国務省が、「人身売買に関する年次報告書」を発表した。その中で、アメリカ政府は初めて日本政府に対し、児童ポルノ画像所持を禁止する法改正を求めた。

 アメリカ国務省から発表される前に日本政府が動いた。児童ポルノを投稿したユーザーのみならず、掲示板等を管理していたアップローダーサイトの運営者も実行犯と見なし逮捕した。通常なら幇助程度だろうが、実行犯である。今後も同様の逮捕者が出るだろう。逮捕後、ユーザーがアップロードする莫大なデータを完全に把握・管理する事が難しいと事から、逮捕を怖れて大手アップローダーサイトは自主的にサイトの閉鎖した。

 児童ポルノを投稿したユーザーのみならず、掲示板等を管理していた側も実行犯。物凄い効果である。ただ、児童ポルノの半分近くが海外サーバを経由。どこまで対応が出来るか。今後を見守っていきたい。



【stop 児童ポルノ】
よくわかる改正児童買春・児童ポルノ禁止法
子ども性虐待防止白書―子どもポルノ・子ども買春・家庭での性虐待・スクールセクハラ・痴漢
狙われる子どもの性―子ども買春・ポルノ・性的虐待

2007年6月12日 (火)

中国の新しい人口抑制策???

 偽物天国の中国でどんな問題が起きようとも、もはや世界が驚きの声を上げるのも過去の遺物となってしまった。それ程までに中国ブランドの信用は失墜している。特に、医療食品系の直接人間が体内に摂り込むものは危険。それが文明国標準。

 中国々内の病院に偽物のアルブミン製剤(血液製剤の一種)。こんなものが流通しており、投与された人の死亡が確認されていると言う。アルブミン製剤の原料となる血液の品薄が続き、偽物の原料を混入すると言う事態が起こったようだ。
 更に、中国では、ポリオワクチン・ビタミン剤・粉ミルクなども品薄の為、偽造品が出回っており数千人が被害を受けている。

 そこまで安全性が軽視される中国。この杜撰さでは、中国の新しい手口の人口抑制策と疑われても仕方がない。急速な成長に中身がついていけない中国。先進国と呼ばれるにはまだまだ苦難の道は続く。

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アルブミン製剤
 アルブミンは一群のタンパク質に名づけられた総称で、卵白(albumen)を語源にしている。
 水・希塩酸・アルカリなどに溶け易く、分子量もタンパク質の中では比較的小さく、数万程度。浸透圧の保持・pH緩衝作用・物質の保持や運搬(アルブミンに結合した物質は臓器に取り込まれず血中を循環することが可能)・各組織へのアミノ酸供給・抗酸化作用等の機能がある。 
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【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
食卓に毒菜がやってきた
食マフィアの棲む国 毒菜

2007年6月 7日 (木)

自民党、年金問題のビラを作り直しへ

 年金記録漏れ問題を国民に説明するため作製した広報用ビラは、見るに堪えなかった。基礎年金番号導入時に厚生大臣を務めていた菅直人民主党代表代行の責任ばかりを強調して、自民党はその尻拭いをさせられている、と言いたげなものだった。

 このビラで国民の攻撃の矛先を民主党に向けられる、と自民党の片山さつき広報局長は思ったようだ。しかし、国民は騙せたかもしれない。しかし、メディアは、厚生大臣を指名したのは自民党の橋本首相であり、小泉純一郎厚生大臣の時に基礎年金番号制が稼動し始めた事を明らかにした。結局、元を辿れば、自民党に責任はあった。そして、責任転嫁をしたばかりに、反って自民党に責任が強調されてしまった。愚かな話である。

 ガキの喧嘩ぢゃあるまい。余りの判断力の悪く、目先の事にしか考えず、だまし討ちにしようとする遣り方を見ていて、自民党の政権担当能力のなさを確認してしまった。かと言って、自民党以外の民主党や共産党に政権担当能力があると言う事にはならないですが…。まぁ、似たり寄ったりでしょう。どこにも期待は出来ない。

 多くの国民が困っている時、協力して何とかしていきましょう、と何故言えぬ。そんな政党を応援したい、って気持ちになる。選挙を意識して対抗心を燃やすのも良いが、国民の心を掴みきれていない与党に野党。どこも皆政権担当能力がない。

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【選挙の本】
地方議員に就職・転職する方法
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2007年6月 6日 (水)

健康保険証の重大な問題

 国民健康保険証には有効期限があるが、健康保険証には有効期限が記載されていない。従って、資格の失効の有無はわからない。本来なら資格失効の健康保険証は回収されるのだが、手元に持ち続けていたとする。そしてそれを使うと…。

 失効の有無を窓口で確認出来ないので、3割で済む。保険支払は、だいたい三ヶ月後。その間は、分からない。通常であれば、失効した健康保険証では医療が受けられない事を知っている。しかし、知らない人もいる。そして、知らずに、若しくは知っていて医療を受け、三ヶ月後に10割負担を強いられるケースがある。とても珍しいですが…。後から、10割負担。堪ったもんぢゃない。

 健康保険証にも有効期間を明記しておいた方が良いのではないか。若しくは、回収出来なかった資格失効の保険証をチェック出来る方法を確立した方が良いのではないかと思った次第である。医療機関はこのようなケースでは未収になりかねない。

 更に、ああああああ…。問題が起きそうなので、これ以上書けない。ヤバイ。対策を急げ!!!



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗



【関連blog】
終末期医療と新高齢者医療保険制度
よく考えよう 格差社会
弱肉強食
社会のあり方と健康の関係
某通信社の国民健康保険料未納に関する調査
自由診療と民間医療保険 アメリカの場合
治療費が払えない貧困層が出現する可能性
医療費抑制の裏にあるもの

2007年6月 2日 (土)

ナショナリズムが加速する国際捕鯨委員会総会

 アメリカのアンカレッジで開かれていた国際捕鯨委員会(IWC)総会が閉幕した。昨年、(1986年に発効した)商業捕鯨一時停止(モラトリアム)は必要ない、と採択に1票差で成功した捕鯨国にとって、今年の総会の採択は、がっかりするものであった。日本がロビー活動で票を買ったことで、イギリス等がロビー活動に力を注いでしてしまったのだ。

 総会で日本は、アメリカやロシアの先住民に認められている捕鯨枠に準じて、日本沿岸の小型捕鯨を容認するよう求めた(ザトウクジラ50頭、ナガスクジラ50頭、ミンククジラ935頭等)。しかし、可決の見込みが立たなかったため、投票にかけることを断念した。そして、IWC脱退も辞さないと警告した。

 ただ、日本がIWCを脱退し、商業捕鯨再開に踏み切る事は無いだろう。大方の予測はこんな風だ。昨年、捕鯨国・アイスランドは商業捕鯨再開に踏み切った。しかし、アイスランド製品の不買運動をちらつかされ、商業捕鯨中止を検討している。こんな事もあって、大きな代償を払わないだろうと見ている。

 そんな中、

 もはやIWCで議題に上がっている捕鯨再開と言うのは形だけのもの。ナショナリズムのぶつかり合いの場で、政治の駆け引きに利用されているだけである。

 それにしても、鯨肉のストックは過剰気味。倉庫に沢山ストックしてあり、市場に出てこない。一部が鯨ジャーキーとしてドックフードになっている。そんなものにするのならもう少し市場に流通させて欲しい。時々鯨を食べるが、時々しか食べないので鯨の味を忘れかけてしまっている。

2007年6月 1日 (金)

銃所持の為の精神鑑定

 銃器による殺傷事件が相次ぐ中、所持許可を与える警察に厳格なチェックを求められている。厳格なチェックを行おうとするのならば、警察が精神鑑定を自ら行う必要があると思う。

 勤務先を変えたので 最近はこのような鑑定に関わる事は全くないが、15年ほど前は、所持許可は精神科病院での簡易な精神鑑定で、精神科医が問題なしと判断すれば、警察は許可を出した。脳波を取って、知能検査・性格検査をして、精神科医が問診をして、問題なし、と判断しさえすれば良かった。脳波にせよ、心理検査にせよ、形だけ。ここにかかれば最初から問題なし、と決まっていたようなものだった。警察から、あそこは許可してくれるよ、と聞いて、鑑定を受けに来る人も多かった。

 二流私立大学の医学部から派遣されていた精神科医が、よく所持許可の為の鑑定をしていたが、特に酷かった。問題ありのケースでも、問題なし、とした。気になったのが、軽度精神発達遅滞レベルの知能の人でも許可をしていたことだった。一度知能検査をしながらも低過ぎる為、高く数字の出る知能検査を再検査で行うように言われた。足し算も碌に出来ない人が銃と言うのは、恐ろしかった。でも、こんな人は珍しいケースではなく、ポピュラーだったので、銃を持ちたがる人って変な人が多いと思った程だった。銃を持たせたらやばい、ってケースには私は最後まで検査所見に、問題あり、と書いた。最終的に、精神科医から、病院も再検査で儲かった事だし…(分かるよね)、所見なしで結果だけ持って来て、ってよく言われていた。

 そんな訳で、所持許可の為の鑑定は、警察がしっかり行った方が良い。民間に任せるのは考え物だ。こんな事を思うのである。

2007年5月28日 (月)

評判の悪い現職の大臣の自殺

 松岡利勝農林水産大臣が国会で政治スキャンダルの追及を受ける僅か数時間前にスキャンダルを道連れに自ら命を絶った。現職の大臣が自殺をするのは戦後初のことなのだそうだ。

 一旦黒い付き合いが始まっについててしまうとなかなか断てないのが、政治の世界なのでしょうか。若しかしたら、金なんて欲しくなかったのかもしれない。付き合いで貰わざる得なかったのかもしれない。そして、スキャンダルと言う形で表沙汰になると、自らの命を犠牲にして揉み消さなくてはいけなかったのかもしれない。

 大臣を動かしていた黒幕は誰なんだろう。大臣の証言から行き着く先はどこなんだろう。死人に口無し。糸口だった人物が消え、事実が闇に葬られてしまった。

 付き合う相手を間違えると大変だ。身を滅ぼす。こんな事は常識だと思うけれど、大臣は知らなかったんだろうか。それとも国会議員になって調子に乗って羽目を外し過ぎたか???。



【利権政治の本】
偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義
破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造
「利権」のカラクリ
食肉利権に踊った二人のドン
こんな政治家は辞職せよ!―日本をダメにした利権政治屋、世襲議員を斬る!!

2007年5月27日 (日)

年金支給漏れ 責任を追求せよ

 社会保険庁の公的年金の保険料納付記録5095万件が、払い主不明となる等の年金支給漏れが発生している。年金保険料の事務費使用、無駄遣い、架空のイベント開催費などの計上による裏金作り、監修料の受け取り、グリーンピア問題等に続き、年金行政がここでも壊死を起こしている。

 さすが公務員。高い給料を貰っておきながら、杜撰な仕事振り。民間だったらこんな事になる前に手が打たれているだろうし、解雇なんてことも十分にあり得る。また、こんな事を放置していた企業に対する責任の追及も半端ぢゃない。行政指導あり、不買ありで、大きなダメージを受ける。さすが、公務員、こんなところでも優遇されている。

 この国で年金保険料を支払っている国民は馬鹿か、アホか。何故、この問題で怒らないのか、責任を追求しないのか。年金保険料を支払っている国民は、怒っていると言うことを分かる形で示さないといけない。不満があっても黙っていることは、それで良い、と認めることに等しい。

 不明記録の全件調査に着手するそうだ。調査には手間も人も金も掛かる。増員しなけりゃ、従来の業務に支障が出る。給料を貰って杜撰な仕事をし、給料を貰って杜撰な仕事の尻拭いをする。それも集めた保険料の中から支払われる。これって、一粒で二度美味しい往復ビンタのようなものぢゃん。尻拭いで生じる人件費は、公務員の給与減給、公務員OBの年金減額で賄って頂きたい。



【役に立つかもよ】
定年前後の公的年金・保険 手続き早わかり―トクする情報を満載!
取り戻せ!公的給付金活用マニュアル〈2002年度版〉
「保険・年金」2倍かしこいもらい方―困ったときの公的保険の活用法

2007年5月26日 (土)

弱者を食い物にする後見人

 認知症、知的障害、精神障害等の理由で判断能力の不十分な人達は、財産の管理、契約を結ぶなどの法律行為をするのが難しい場合があります。その結果、悪い奴等に食い物にされてしまいます。このような判断能力の不十分な人達の行為能力を制限すると共に、本人のために法律行為を行なったり、本人による法律行為を支援する者を選任する制度です。批判が多かった旧来の禁治産・準禁治産制度に代わって設けられました。

 家庭裁判所が必要とされる保護・支援を検討し、後見人を選任します。財産管理や遺産分割等の法律事務中心と見込まれる場合は法律職、身上監護を重視と見込まれれば社会福祉士等福祉専門職が選任される傾向がある。2005年の最高裁判所事務総局家庭局編成年後見事件の概況では、後見人の77.4%が家族・親族で、残りが、司法書士(8.2%)、弁護士が(7.7%)、社会福祉士(3.3%)、法人後見(1.0%)と言った具合。
報酬は、報酬付与の申立に基づき、裁判所が本人の財産の状況・事務量・内容を考慮して、報酬額を決定する。家庭裁判所の審判で特に定められない場合は、無償である。

 こうした成年後見制度があるものの、後見人制度の利用が増えるに従って問題が浮き彫りになって来た。後見人が、直接的・間接的に判断能力の不十分な人達を食い物にしているのだ。

 例えば、任意後見契約などの公正証書に「無報酬」と記載しながら、実際は高額の一括前払いをさせる事例。無報酬としながら金を取っているのは、明らかな詐欺行為。契約発効以降の払いが一般的。実際に、任意後見契約・遺言執行委託報酬420万円、公証人支払手数料30万円の計450万円をせしめした行政書士が逮捕されている。

 また、これはよくある事例だが、後見人に選任されても殆ど何もしないケース。そして、月ごとにしっかりと3〜5万円の報酬だけ請求する。おかしいがまかり通っている。

 このように判断能力の不十分な人達の財産を狙っている悪い奴らは後見人の中にもわんさかいる。形だけの成年後見制度にメスを。



【成年後見制度の本】
ソーシャルワーカーのための成年後見制度入門
高齢者の権利保護をめぐる諸問題―成年後見制度を考える
くらしの相談室 成年後見Q&A―支援を必要とする人々のために
成年後見と意思能力―法学と医学のインターフェース
利用者のためのケーススタディ 成年後見
成年後見と訴訟―高齢者の被害救済と成年後見人の実務
よくわかる成年後見制度と遺言の知識
ガイドブック成年後見制度―そのしくみと利用法

2007年5月24日 (木)

山口母子強姦殺人事件の差し戻し控訴審

 1999年、山口県光市で母子を殺害したとして、殺人罪等に問われた当時18歳の男(26)の上告審で、最高裁判所は、死刑を求めた検察側の上告を認め、審理を高等裁判所に差し戻した。判決で裁判長は、「無期懲役の量刑は甚だしく不当で、破棄しなければ著しく正義に反する」と述べた。その結果、差し戻し後に死刑が言い渡される公算が大きくなった。

 そして、差し戻し控訴審が始まった。「被告の反省は皆無。内面の未熟さや更生可能性など、主観的事情を強調すべきでない」とする検察側。「殺人ではなく傷害致死にとどまる。被告の精神年齢は12歳程度だ」とする弁護側。双方の激突が始まった。

 この事件、逮捕直後、拘置所の中から被告は「(遺族に対して)ありゃーちょーしづいてる。男は女を、女は男を求める。これ、自然の摂理」と手紙を友人に送っている。この事実が暴かれ、かなり心証を悪くした。そして、死刑が言い渡される公算が大きくなると、男は、「自分のしたことは死んでも償えることではないし、謝罪しても許されることではない。たとえ償いきれなくても、生きていることが許されるのなら、償いの気持ちを表し続けていきたい」と命乞い。往生際の悪い被告の姿が浮かび上がっている。

 欲望に振り回されブレーキがかけられず、問題を起こして随分経ってから事の重大さに気付くと言うこの被告も或る意味気の毒だが、やられ損の被害者はそれ以上に気の毒だ。



【犯罪心理の本】
犯罪心理が面白いほどわかる本―悪に手を染めてしまう心の謎が見えてくる絵解き入門書
捜査心理ファイル―捜査官のための実戦的心理学講座 犯罪捜査と心理学のかけ橋
司法心理療法―犯罪と非行への心理学的アプローチ
〈イラストでわかる〉 狂気と犯罪の深層心理
図解 犯罪心理分析マニュアル
報道できない 超異常殺人の真実―猟奇・快楽殺人犯からストーカーまで…その素顔に迫る
殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性

2007年5月21日 (月)

今の中国は無差別テロ国家のようだ

 世界各国で経済発展が著しい中国から輸入した食料・医薬品を体に取り込み、不調になる言うニュースが沢山届いている。原因は、利益優先のため有害物質を平気で用いているからである。こうした問題が発覚する度に中国政府は謝罪し、取り締まり強化をしていくのだが、いたちごっこと言う感じである。

 中国産の有害物質入りの食料・医薬品が、世界各国に出回り、それを老若男女問わず不特定多数の人が食べ、体調を崩す。時に死人も出る。食料自給率40%程度の国の国民がこんな事を言うのもおこがましいけど、これって無差別テロみたいなものだ。そんな国が、国連の常任理事国だなんて…

 ただ、国と言うものが経済発展していく上で安全性を軽視する、と言う事は、避けては通れないものなのかもしれない。中国は、その内に大変な代償を払わなければいけなくなるだろう。



【食の安全を考える本】
中国産農作物と食品安全問題
食卓に毒菜がやってきた
食マフィアの棲む国 毒菜

2007年5月20日 (日)

個人情報ハンティングと名誉毀損やプライバシー侵害

 メディアが匿名で報道しても、ネットの中にある書き込み欄・コミュニティは、事件当事者らの実名・住所等の個人情報などを明らかにする人達がいる。匿名と言うことを逆手にとってそうした行為をしている。そして、こうして明かされた個人情報は、当事者を攻撃するのに悪用されることも少なくない。

 有名なポータルサイトでは、想像を遥かに越える人々から沢山の書き込みが寄せられる。そのため、名誉毀損や人権侵害の温床と化している。書き込み中には、個人の名誉を傷付けたり、プライバシーを侵害する表現が横行している。また、ブログや掲示板でも然りである。個人の名誉を傷付けたり、プライバシーを侵害する表現は、検索機能によって、第三者の目に触れ易くし、名誉毀損やプライバシー侵害を助長している。

 ここまで影響を持つようになり、名誉毀損やプライバシー侵害がエスカレートしないようにネット上の人権擁護をしていかなければならない、と言う声が上がっている。実際に、ポータルサイトが訴えられるなんて事も増えている。そして、ポータルサイトは、情報を発信するだけであって利用者全ての書き込みを監視出来ない、利用者自身が書き込みの責任を負うのが筋、と繰り返してきた。そして、場合によっては利用者が責任を負わなくてはいけないと言うことも起こっている。

 重大な事件が起こる度に個人情報ハンティングが起こる。情報公開していくのは良いが、今後、名誉毀損やプライバシー侵害を意識しながら、と言う姿勢が要求されるかもしれない。



【名誉毀損の本】
名誉毀損・プライバシー―報道被害の救済 実務と提言
名誉毀損・信用毀損の法律相談
報道の人権侵害と闘う本―やればできる本人訴訟

2007年5月17日 (木)

代理出産の問題点

代理出産の形態は二つ
 伝統的代理出産
 妊娠上の代理出産

 伝統的代理出産とは、夫の精子を他の女性に人工授精して子供を産んでもらい、生まれた子を夫婦の子として引き取ることを指す。
妊娠上の代理出産とは、夫婦の卵子と精子を体外受精させ胚を作り、代理母の子宮に入れ出産することを指します。

代理母の形態も二つ。
 全く他人の場合
 妻の姉妹・母親の場合

 代理出産には多くの法的・倫理的な問題が存在しています。
 法的な問題は、民法772条1項「妻が婚姻中に懐胎した子供は、夫の子供と推定する」に従えば、分娩の事実をもって親子関係は認められる。すると、夫と代理母との間に生まれた子は、夫と代理母との間に親子関係が生じてしまう。つまり、依頼した夫婦と代理母から生まれた子との間には親子関係は生じない。ただ、憲法では『自己決定権』が認められており、その中に「家族を形成する権利」が含まれるとされているので、代理出産も許されるとも解釈出来ます。
 倫理的な問題は、代理出産契約に金銭授受が伴うので人身売買するのと同じではないのかと言うことです。つまり、経済的に裕福な人が貧しい人の生殖機能を利用し、搾取・奴隷化と解釈出来ると言うことです。また、代理母側の問題として、他人に子どもを引き渡す目的で妊娠・出産は許されない、と言うものもあります。更には、生まれてくる子どもにとって、生みの母と育ての母を切り離してしまうことはよくないと言う問題もあります。

 現状としては、代理出産と言うのは民法上の想定外。その為、日本での代理母裁判は、憲法上の自己決定権には触れず、民法上の問題として民法772条1項で扱われています。今後、法的な問題、倫理的な問題、医療の問題として検討されていくことでしょう。

 子どもが産めないと言うのは生物学的に大きな意味(警告)があるのでしょう。その警告を無視すると、大変な事になりますよ。



【生命を売買するベビー・ビジネスの本】
ベビー・ビジネス 生命を売買する新市場の実態

2007年5月15日 (火)

再び赤ちゃんポストを考える

 5月10日、『こうのとりのゆりかご』と言う名の赤ちゃんポストの運用開始初日に3歳とみられる男児が、縦50�×横60�の扉から室内の保育器に入れられていた。赤ちゃんポストは、親が養育できない生後まもない乳児を匿名で託すと言うことであった。しかし、今回のケースでは、本来の利用の目的とは異なっていたので、否定的意見が出ている。

 私も否定的名意見を持ってしまった一人である。預けた人の抱える事情はわからない。そこを知らなのに色々言うのは良くないかもしれない。しかし、預けられた子どもの事を思うと…。こんな事を感じた。

 赤ちゃんポストに託した側は良い。託された側は狭い中に押し込まれさぞかし窮屈だったんだろう。保育器から出され、自分の置かれた事情を知り、ショックを起こしたんだろうなぁ。心に大きな傷が出来てしまったのではないだろうか。

 メディアに騒がれ始まった赤ちゃんポスト。運営側は、養育できない生後まもない乳児を匿名で託す事を目的としたが、色々な目的で利用する人がいる事が今回のケースから推測できる。親が育てられない新生児を受け入れると言う何だか運営側の幻想だけが一人歩きをしてしまっていた感じも否めない。赤ちゃんポストに幼児が託され、この事をまたメディアが騒ぐと、また違った赤ちゃんポストの利用の仕方をする輩が出てくるかもしれない。



赤ちゃんポスト問題を考える



【強い味方】
小児診療マニュアル

2007年5月14日 (月)

脳梗塞後遺症から再起した元経済産業大臣

 郵政造反で自民党から追い出され、その後もひとりだけ復党が見送られている平沼赳夫元経済産業大臣が脳梗塞で倒れたのは、昨年の12月6日のこと。小脳の右側4分の1が梗塞で壊死して、右手の指の痺れなど、右半身に後遺症が残ってしまった。その為、政治家としてはもうやっていけないだろう、と周囲から囁かれていた。しかし、そんな脳梗塞で療養していた元経済産業大臣が5/10、5カ月ぶりに国会に出てきて、周囲を驚かせた。

 小脳の右側4分の1が梗塞で壊死し、後遺症があるのだが、この程度の脳梗塞は軽度。まだまだリハビリ次第で何とかなるとされている。元経済産業大臣も倒れてから3日後からリハビリを開始し、末梢神経の回復のリハビリを始めたらしい。リハビリには、日赤広尾病院脳神経外科部長が付きっ切りで行ったそうである。

 異例とも言える早期復帰の影には、リハビリスタッフやメニューがあった。勿論、ご本人のリハビリに対する意欲もあったと思われるが、適切な医療を受けられると、これほどまでに回復するんだと思い知らされた。

 現在、医療費削減、リハビリ期間の短縮などが進められ、これ程の医療・リハビリを受けようと思っても保険の範囲では不可能である。別料金と言う事になる。つまり、自費でなければこれ程のものは受けられない。更には、リハビリ期間の短縮で儲けが薄いと言うことで、リハビリ分野からの医療機関の撤退もちらほらある。庶民にしてみたら元経済産業大臣のリハビリは羨ましい限りである。



【脳卒中後うつ病】
よくわかる脳卒中後遺症におけるうつ病・うつ状態のマネジメント―神経内科・精神科の立場から

【高次脳機能検査・神経心理学検査】
高次脳機能検査の解釈過程―知能,感覚-運動,空間,言語,学力,遂行,記憶,注意
高次脳機能検査法―失行・失認・失語の本態と診断
高次脳機能診断法
臨床高次脳機能評価マニュアル〈2000〉
神経心理学評価ハンドブック

2007年5月13日 (日)

自転車の交通ルール、厳格化へ

 2007年道路交通法改正案は、4月18日に参議院本会議を賛成多数で通過した。いよいよ衆議院で審議入りする。可決されると、施行は改正法の公布から3カ月以内となっている。

 今回の改正案は、次の3本柱で構成されている。
  飲酒運転の厳罰化
  自転車の交通ルールの厳格化
  高齢ドライバー対策等の強化

 これらはどれも社会問題化しているものばかりをを扱っている。飲酒運転や高齢ドライバーの問題については、ニュースで扱われない日が無い程毎日報道されているのでピンと来る人が多いが、自転車の交通ルールの厳格化についてはそうではないかもしれない。ただ、都市部を中心に取締りが強化されているので、ご存知の方も…

 ここ数年、自転車による人身接触事故が右上がり状態。歩行者に接触したり、自転車同士の追突であったり…。死亡事故や被害者が重症となることも少なくない。中には、傘を差しながら走行中、傘が当たって転倒し転倒したところに自動車にはねられ死亡なんてケースも。
 加害者となれば、賠償責任が生じてくる。しかし、自転車の自賠責保険は知名度が低く充実していない。そんな事も手伝って加入率は低い。事故を起こすと高額の賠償金が生じることがあり、人生の設計が狂ってしまいかねない。

 こんな背景があっての道路交通法改正。まもなく可決される見込み。歓迎しますか、それとも…



【自賠責保の本】
事故る前に知っておく自賠責保険請求ガイド
自賠責保険のすべて 2002年版 (2002)
保険会社が教えてくれない自賠責保険請求ガイド

2007年5月10日 (木)

うつの中学生は4人に1人??? 胡散臭い調査

 中学生の4人に1人が「うつ状態」であると、厚生労働省の研究班が調査結果を纏めた。静岡県の公立中学校1校の1〜3年生計566人を対象にした調査である。

 子どもの自殺防止策の参考データになりそうだ、とされているが、その割にはベースとなるサンプル数が少ないし、特定中学校だけと言うサンプルの抽出法にも問題を孕んでいる。また、18問で構成される質問で「うつ状態」と判定されたからと言って鵜呑みにして良いものではない。大人でもこうしたうつの検査の質問の意味を間違えて捉えていることが多く、生徒の中にも当然存在する。

 従って、専門家が結果を踏まえ、対面調査をした上でないとデータは歪む。あくまでもこうした検査は血液検査のようなものであり、専門家のチェックがいる。これだけで「うつ状態」とは言い難い。

 何でまた厚生労働省はこんな中途半端な調査報告をするのだろうか???。余りにお粗末な調査にただただ呆れる。



【セルフコントロールにはこの本】
自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法
論理療法による三分間セラピー―考え方しだいで、悩みが消える
〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

2007年5月 8日 (火)

機械モノを安全だと信じきっていないか???

 エキスポランドのローラーコースターの事故に限らず、飛行機・エレベーター・娯楽機械と言った、安全だろう、点検をしっかりしているだろう、と何となく(勝手に)思い込んでいる機械でトラブルが続いている。その多くが、補修・点検が抜け落ちると言う人為的なミスである。

 機械モノは安全、と言う認識を変えた方が良いかも知れない。本当に危険な機械であれば危険だと言う認識があって慎重になるが、『安全だ』と信じているモノになるとついつい気が緩む。過度に『危険』と思う必要はないが、どんな機械モノにもトラブルが付きもの、と言う当たり前の認識を持った方が良いかもよ。この当たり前の感覚が抜けちゃっているんだよね。今の日本って言うのは…

2007年5月 7日 (月)

生き物の撮影を通して

Tcwi_goe  セグロアシナカバチが巣作りに励んでいました。刺されないように注意して携帯のカメラで接近。その距離、10センチ。高性能のカメラならこんな苦労をしなくてもいいんですが…。

 でも、苦労から撮影の工夫が生まれる訳でもあります。

2007年5月 4日 (金)

高校野球 特待制度の悪夢

 野球センスや技能に優れた人材を確保するため、一部の高校では特待制度を利用して生徒を集め、強いチーム作りをするのが古くからの公然の秘密であった。こうしたやり方は、高校野球界だけのものでなく、人数の違いこそあれ様々な領域で行われて来た。優れた人材を集め、実績を残す事で高校の知名度を上げ、生徒集めを有利にした。

 この程、高校野球で特待制度を廃止にしてしまおうと高校野球界のおエラ様達が決め、各高校に通達した。それを受け、特待制度を利用して入学した生徒達の処遇が取り消されることとなった。また、特待制度を利用して生徒集めをしていた野球部に対して対外試合禁止の措置がとられることとなった。

 こうしたおエラ様の対応に大きな疑問を持たざる得ない。特待制度を利用しておいしい想いをした生徒は確かにいる。生徒に群がり同じようにおいしい想いをした大人もいる。また、知っているのに知らんぷりを決め込んできたおエラ様がいる。問題が大きくなって、それでは今日から特待制度を禁止にするので特待生の皆さん金を払って…、と急遽取り決めをしても、特待生になった生徒にだけ責任を負わせているだけぢゃぁないのか。群がっていた大人や知らんぷりをしてきたおエラ様はやったもん勝ち。なぜ、ここにメスを入れようとしないのか。入れられないのなら弱者に責任を負わせる中途半端な対応はするな。日頃から高校野球は高校教育の一環、なんて立派な事を言っている割りに、対応は御粗末だった。ひどいもんだ。

2007年5月 1日 (火)

アメリカ自動車産業事情

 今から25年程前の事、日米の貿易摩擦が原因で日本からの輸出品が大きなハンマーで叩き壊されるシーンが、アメリカ発のニュースとして流された。日本人として見ていて不愉快になるニュースであった。しかし、こうしたニュースを見ながら、品質の低い物を押し付けられている無知なアメリカ人って気の毒、って感じたものだった。

 そもそもハンマーで日本からの輸出品を叩き壊す発端となったのが、アメリカ国内でのガソリン価格の上昇による日本車人気。余りに売れるので、自動車産業で有名なデトロイトに住む多くのアメリカ人の中に、世界一の自動車産業の座を奪われるかもしれないゼネラルモーターズが世界第1位の自動車メーカーの座をトヨタに取って代わられるのでは、と言う不安・妄想が芽生えて、ハンマーで日本車を叩き壊すと言う衝動的な問題解決の選択がなされた。

 幸いな事に、つい先日までこの不安・妄想は、不安・妄想のままであった。しかし、アメリカの「ビッグ3」と呼ばれている自動車メーカーは競争力を徐々に失っていった。

 しかし、2007年の第1四半期、トヨタは全世界での乗用車とトラックの販売台数で世界一になった。1931年以来世界一を守り抜いていたゼネラルモーターズを追い越した。またもガソリン価格の上昇がトヨタ等の日本車人気に火を付けたのだった。更に「トヨタ方式」と呼ばれる外部からの注文に合わせて製品や部品を随時供給し物流費を節約する生産体制が、物流、製品の企画、原価の節約、人材運用に効力を発した。

 その結果、品質の低い物を押し付けられている無知なアメリカ人から、安くて良い物を選ぶアメリカ人へと成長していった。大都市圏だけでなく超保守的と言われている州でも日本車の人気は高くなっている。そして、自動車産業で有名なデトロイトでも。25年程前のように外罰的で衝動的な問題解決を選択せず、アメリカ自動車産業全体に問題があるとして冷静な問題解決に取り組んでいる。取り組めば取り組むほど憂鬱になるだろうが、このままずっとこの状態が続くとは考えられない。

 今後のトヨタの益々の躍進とアメリカ自動車メーカーの再建に期待したい。



【自動車産業関連の本】
日本車躍進の軌跡―自動車王国アメリカにおけるクルマの潮流
アメリカ車はなぜ日本で売れないのか Why American Cars Don't Sell Well in Japan?
日米自動車産業の経営分析
SUVが世界を轢きつぶす―世界一危険なクルマが売れるわけ

2007年4月27日 (金)

錬金術 阪神・赤星選手の車椅子を売ります

 ヤフオク流出の「赤星車いす」の出品者のコメント。

 知人から譲り受けたものです。新品未使用。タイヤにはまだカバーがついています。もちろん非売品です。様々な反響が予想されます。場合によっては早期終了や出品取り止めをせざるを得ない場合もあります。ご了承下さい。


 阪神・赤星選手のコメント

 昨日、ヤフーオークションで僕が毎年盗塁の数だけ寄贈している車椅子が出品されていました。すぐにファンの皆さんの力で(違反申告等で)、出品取り下げになりましたが、悲しいを通り越して言葉もないです。どのような経緯で出品されたかは判りませんが、人としてすることじゃないですよ、許せません。

 出品されたのは、赤星選手が寄贈している赤い車椅子。03年からシーズン中の盗塁数に応じて病院や福祉施設に抽選で贈っているもの。

 法的にはこうした行為を禁じている訳ではありません。しかし、寄贈した側の善意を踏み躙る好意は頂けません。モラルの問題です。私的に言えば、こんなことをするのは、物質文明に毒されたクソ野郎です。

2007年4月24日 (火)

車内強姦事件について

 2006年8月、JR北陸線の特急電車「サンダーバード」の車内で女性が強姦魔に脅され犯された。その車両には40人もの乗客がいたが、脅され連れて行かれて行くのを誰も止め様としたり、車掌等に通報しなかった。

 この事件が明るみになって、ネットを中心に「犯人は許せない。そして、見て見ぬ振りをした乗客に厭きれてしまった」と言う声が上がっている。

 この事件に限らず、見て見ぬ振りをする人は多い。ネット上で恰好の良い事を言っていても、いざその現場に居合わせると、対処出来ないものだ。だって、自分に飛び火して欲しくないから、敢えてしたいと思わない。こんな感じで、皆が見て見ぬ振りをしていくと、犯罪を起こしている人間の行為を認めてしまうのも同然。誰も自分の行為を咎めない、と加害者は認識し、悪循環を形成する。犯罪に対しては、一人で立ち向かうのは難しいので、居合わせた人が協力して、対処すると言う共通認識が必要なのだと思う。

 また、JRは、こうした事件が過去に発生した事を知りながら、対処を怠っていたのではないか。車掌が巡回し、車内の様子を把握し、快適な環境を保つ義務はなかったのか。そんな風に感じた。



【犯罪心理の本】
犯罪心理が面白いほどわかる本―悪に手を染めてしまう心の謎が見えてくる絵解き入門書
捜査心理ファイル―捜査官のための実戦的心理学講座 犯罪捜査と心理学のかけ橋
司法心理療法―犯罪と非行への心理学的アプローチ
〈イラストでわかる〉 狂気と犯罪の深層心理
図解 犯罪心理分析マニュアル
報道できない 超異常殺人の真実―猟奇・快楽殺人犯からストーカーまで…その素顔に迫る
殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性

2007年4月17日 (火)

林家正蔵の脱税報道

 ワイドショーだけでなくニュースでも、林家正蔵が脱税した、と報道している。脱税に詳しい税金の専門家の話では、手口はかなり悪質なのだそうだ。そんな意味では、大々的に扱われるのは当然である。しかし、扱いは芸能ニュース。したことに対して扱いは軽い。どこも皆右に倣え的な扱いに飽き飽きしている私である。

 メディアはニュースの中で一斉に非難をしたが、当分、林家正蔵の自局への出演を見合わせると言った動きはなかった。弁解のコメントを真に受けた振りをして、そこまでしなくていいと言う判断なのか。もしかしたら、芸能人なら誰でもやっていることなので、ペナルティを課したら誰も使えなくなってしまうと言うことか。

 そんな事を何となく思った。

2007年4月16日 (月)

続・あなたの『老い』を誰が看る???

 『老い』と言うのは、誰にも順番にやってくる。風貌等の外見の衰えは繕えても、やっぱり能力等の内面の衰えは繕えない。身体面でも弱ってくる。若い時には考えられないような『老い』特有の問題が起ってくる。そんな風になった時、あなたの『老い』を誰が看てくれる???。

 私は呆けない、自分は介護を受けるような耄碌はしない、死ぬまで達者で過ごす、と思っている人が多いのではないのかなぁ。老後には、自分に限って…、なんてことは存在しないと思った方がいいかも知れない。最近では、50代でのアルツハイマー病が発症する人だっている。骨折から床ずれが出来て寝たきりになってしまう事だって多々ある。何時、何が起るかなんて判らない。一定の年齢を超えたら、家族に年をとった人がいるのなら、真剣に老いの問題・介護の問題を考えておいた方が良い。

 若い人達は、自分の親が、呆けてきたり、介護が必要な状態の時に支えられますか???。

 20代でこうした問題を抱えている人も増えています。介護が大変。医療費も大変。入院させてくれる医療機関を探すのも大変。ケアをしてくれる施設を探すもの大変。ケアをしてくれる施設の利用料も大変。想像以上です。

 自分が老いていなくても、『老い』の問題はすぐそこにある問題なのです。信じられないほどの財政赤字を抱えた政府は、自力で何とか出来ない人はお国のために死んで下さい、と言うスタンス。

 老若男女を問わず、老いの問題を真剣に考えよう。



【役に立つ本】
認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門
介護の専門性とは何か
老いる準備―介護することされること
あれは自分ではなかったか―グループホーム虐待致死事件を考える
これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて
後悔しない有料老人ホームの選び方―入居者が教える盲点・留意点73
介護を受ける人の気持ちがわかる本―お年寄りが嫌がる介護してませんか?

2007年4月13日 (金)

代理母のボランティア公募について

 長野県下諏訪町にある諏訪マタニティークリニックの根津医師が生まれながらに子宮がなく子どもを産めない30代女性と一緒に、子どもを産めない妻に代わって出産する「代理出産」を引き受けるボランティア女性を公募すると発表した。
 今回のケースは、アメリカでの不妊治療も失敗。50代の実母が代理母を名乗り出たものの受精卵が着床せず。如何しても愛している人の子どもを抱きたいとこの女性は訴え、根津医師は、緊急避難的な実施が必要な患者さんもいる、少しでも患者の役に立ちたい、こうした夫婦に力を貸しても良いという方を募り子どもを持ちたい夫婦を助けるシステムを作りたい、と訴えた。

 これに対して、代理出産する女性には危険が伴い、公募は問題だ、との批判が上がっている。また、現在、日本産科婦人科学会は代理出産を認めていないし、厚生労働省の生殖補助医療部会は、生命の危険もある妊娠・出産を他人に任せる問題・女性の体の「道具化」につながる問題あるので、刑罰付きで禁止することを求める報告書を纏めている。

 思うんですが…、
 この医師は、子どもを親に授けるか否かを決める神様ぢゃない。医者なんだ。医学の知識があるからと言って、それを利用して神様の真似事をするのは…。仮に、この医師が、無償で子どもが欲しいけれど出来ない夫婦に、このような行為をするのならまだまだ理解の余地もある。しかし、結局は、子どもが欲しいと言う金を持った親のエゴを利用した金儲けをしているだけ。生まれてくる子供の事など考えちゃいない。お為ごかしぢゃん。

 私の記憶が確かなら、この医者、人工授精が始まった頃、多胎児が生まれた際は育てるのが大変だから子宮の中の胎児を殺して間引きをする、とインタビューで話していた。その時も、神様と勘違いしているのではないか、と思った。やっぱり、同様の事を記憶し、感じている人は多かった。TVのコメンテーターも似たような事を言っていた。この医師は認めたくない事実だろうが、多くの人の記憶の中にこの医師の言葉は生きている。

 最後に。子どもが産めないと言うのは生物学的に大きな意味(警告)があるのでしょう。その警告を無視すると、大変な事になりますよ。
 それに、根津くん、もう少し生まれてくる子どものことを考えて。

2007年4月12日 (木)

プロ野球の裏金問題

 将来有望な選手を獲得の為 アマ野球選手・関係者に金銭供与していた、若しくは、金銭を要求していた問題は、ルールでなく申し合わせ、と言う都合の良い言い訳で一件落着しそうだ。

 1993年の逆指名制度の導入がきっかけとなって、新入団選手の高額な契約金。一部の選手に球団を選べる権利が与えられ、好条件を提示出来る金満球団程、有望選手の獲得が有利になったが、アマ側がこれに便乗した。契約金を吊り上げ、獲得合戦を過熱させ、大きな金額が動いた。数十億の金が動き入団した選手や獲得合戦に失敗し、自殺をした球団関係者もいる。

 今年のドラフトから希望入団枠の撤廃が決まった。しかし、意中の球団以外なら進学・社会人入り・社会人残留、と言った感じで、やんわり逆指名を行うだろう。そこに密約が存在する可能性が高いのだと言う。困ったもんだ。

 さて、将来有望な選手獲得の為、プロ野球球団は、マネーゲームに興じた。一部の選手・関係者は潤ったが、球団は支出過多で大きな負債を背負ったところもある。セ・パ交流戦をしたから収入が減ったとセントラルリーグの複数の球団は訴え、クライマックスシリーズが行われ事になった。本当は、交流戦で収益が減ったんぢゃなくって、アマ野球選手・関係者に金銭供与したからなのでは…。そんなことを思いたくなる昨今のドタバタである。

2007年4月11日 (水)

医者は過酷な職業だから…

 社団法人日本病院会の調査で、全国で働く勤務医の7割以上は、夜勤当直を除く1週間の勤務時間が法で定めている40時間を大幅に超えて48時間以上に達していることが判った。医者と言う職業は、高収入と言うイメージが強いが、過酷な勤務に対して収入が見合っているかと言えば、???である。つまり、働き振りに対して貰い過ぎの勤務医もいれば、もう少し収入があっても良いのではないかと思う勤務医もいると言うことである。

 さて、このように働き過ぎると、過労により医療事故の原因になったり、勤務医の精神状態が悪くなってしまう事が多々ある。ストレスを溜め込みピリピリとした雰囲気を撒き散らす医者も実際多いように思います。ピリピリして医療スタッフに当り散らすだけでなく、患者にも当り散らす医者も見かけますが、患者にしてみたら言い迷惑だったりします。

 今年初め、日本医師会が中心となって行った『第2回日本の医療に関する意識調査』の結果が発表されました。その中で、65.4%の医者が、多忙のあまりストレスが高くなることがある、と答えていました。更に、46.2%は、患者が多過ぎて患者の診療に十分な時間が取れない、と答えています。そんな状況を改善すべき方法として、57.4%は、コメディカルの役割を変革して医師の作業の一部を分担することも検討すべきだ、43.8%は、医師を援助する専門技術者(コメディカルスタッフ)の増員の必要がある、26.6%は、コメディカルスタッフの業務分担の強化の必要がある、と感じています。

 よりよい医療を追求していく為に、コメディカルの役割を変革して医師の作業の一部を分担、と言う事を真剣に考えていかなくてはいけないと思うのであります。勿論、診療報酬面での改革も合せてなのですが…

 反対する医者も多いでしょうね。



【医療過誤の本】
刑事医療過誤
刑事医療過誤〈2〉
医療事故紛争の上手な対処法―被害者救済の実践策と法的論点
医療過誤―Q&A事例相談集
医療過誤判例百選
医療・看護過誤と訴訟



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗

2007年4月 4日 (水)

法務省の誤魔化し オンライン申請をすれば手数料が値下げ

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 成年後見登記に係る証明書手数料額の変更(引下げ)
  1000円の証明がオンライン請求だと800円
  500円の証明がオンライン請求だとが400円
 不動産及び商業・法人登記に関する登記手数料の一部が改正
  1000円のところが、オンライン請求だと700円
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 法務省は、オンライン申請をすれば(オンライン申請ソフトをインストールする必要有)、4月から登記事務関係の証明書が上記の様に安く取れます、と言う触込んでいたものの…

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 オンライン申請システムは、現在メンテナンス中となっています。オンライン申請システムはメンテナンス中のため、現在ご利用できません。ご迷惑をお掛けしますが、しばらくお待ちください。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 って感じで、いきなり初日からオンラインシステムがパンク。しかし、法務省は、オンライン申請システムはメンテナンス中ですと言った。

 毎年4月年度替りで商業登記を申請する会社は多い。更に、電子公証をオンラインに限るとすれば、オンラインは集中する。そんなところに4月から登記事項証明書を安くすると触れ込めば、オンラインシステムがパンクすることは誰でも容易に推測出来た。

 そこを読めなかった法務省。(パンクしたので)サーバーを増設していたのは、利用者には見え見え。それでも敢えて誤魔化す戦略をとった法務省。吉と出るか、凶と出るか。

 登記関係者達は怒っています。オンラインシステムがパンクにも、法務省の誤魔化しにも。痛過ぎる法務省。



【成年後見人制度関連の本】
意思能力をなくした人々―新しい成年後見制度に向けて
成年後見と訴訟―高齢者の被害救済と成年後見人の実務
ソーシャルワーカーのための成年後見制度入門
くらしの相談室 成年後見Q&A―支援を必要とする人々のために

2007年3月30日 (金)

突然、『コードギアス反逆のルルーシュ』が放送終了

 知り合いの怒りを聴いた。

 『昨年の秋から「ガンダム」を生み出したサンライズと人気漫画家集団CLAMPのコラボレートによる新作アニメーション『コードギアス反逆のルルーシュ』が放映されていたらしい。そして、昨夜、『Stage23・せめて哀しみとともに』の放送を以って、突然レギュラー放送が終了してしまったらしい。
 別に最終回だった訳ではなかったようで、続きの『Stage24&25』は、2007年の夏に放映されるのだと言う。次の放映が待てなかったらDVDを買って見て下さい、って感じだったようで、スポンサーにムカッとした』とのこと。

 私は全く知らなかったが、『コードギアス反逆のルルーシュ』はもの凄く人気のあるアニメなんだそうだ。だから、放送終了の反響がデカイのだと言う。新聞の番組欄に終わりのマークが付いていなかったので番組終了後、気持ちの切り替えが出来なかった、と言う人も居る。

 それにしても、アニメの影響力って大きい。



コードギアス 反逆のルルーシュ 1
コードギアス 反逆のルルーシュ 2
コードギアス 反逆のルルーシュ 3
コードギアス 反逆のルルーシュ volume 04
コードギアス 反逆のルルーシュ volume 05
コードギアス 反逆のルルーシュ volume 06

2007年3月29日 (木)

虐待について

 日本はその昔、世界に例を見ない程、子どもを大切にする文化を持つ国で、体罰が少ないのによく躾られている。

 江戸時代に長崎の出島を訪れたヨーロッパの著名人は、このように評した。中でも、日本各地を廻ったスウェーデン出身のツンベルグは紀行文に以下のように記した。

 注目すべき事に、この国ではどこでも子どもに鞭を打つ事は滅多にない。子どもに対する禁止や不平は皆無に近い。家でも、船の上でも、子どもを叩く・殴る・蹴ると言ったことは殆どなかった。嘆かわしい事に、洗練された文化で生活しているヨーロッパの民族にそうした行為が圧倒的に多く見られる。

 また、明治時代に日本を訪れた外国人たちも口を揃えて同様に子どもを大切にする国だ、子どもにとって天国のような国、と褒め称えた。

 それから、幾年月が流れ、その間に子どもを大切にすると言う文化は徐々に風化していった。昨今では、虐待のニュースが毎日のように流れるようになって、虐待のニュース程度では驚かなくなってしまった。

 アメリカに於いて児童虐待の半分は性的虐待なのだそうだ。日本ではアメリカの水準には達していないが増えている。性的虐待が判明したとしても、経済的なこと等があって性的虐待を繰り返す夫と離婚出来ない妻がいる。性的虐待を打ち明けたら夫婦不和になてしまい事実を有耶無耶にする被害女児がいる。児童相談所の介入にも限界がある。法律も不備だらけ。

 アメリカでは、こうした虐待が判明した場合、素早く子どもを守るシステムが確立されている。日本の場合は、必ずしもそうではない。結果として親の都合が優先されるシステム。改善の余地はないものなのか。



【明橋 大二の本】
子育てハッピーアドバイス
この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ。



【関連blog】
子育てハッピーアドバイス
子どもを叩く躾・心理的に圧迫する躾・理由付けする躾
子育て(躾)が判らない人達
 

2007年3月27日 (火)

さようなら、クレージー・キャッツの植木等

 今でも根強い人気を誇っているクレージー・キャッツ。しかし、どんどんメンバーがこの世から去っていってしまう。ファンとしては、なんともやるせない。

 。o○ .。o○ .。o○ .。o○いやぁ、まいった、まいった。○o。. ○o。. ○o。

 本日、午前10時41分、クレージー・キャッツで富士山の頂点をやっていた植木等さんが呼吸不全のため都内の病院で亡くなりました。80歳。今年1月、食欲不振を訴え、都内の病院に入院。今月8日に一時自宅に戻ったものの、翌9日に再入院。今月中旬から病状が悪化、この日、妻と娘3人に看取られて、静かに息を引き取ったそうです。

 。o○ .。o○ .。o○ .。o○ご冥福をお祈りいたします。○o。. ○o。. ○o。

 『無責任』シリーズや『日本一』シリーズで、あなたが演じるホンダラでスーダラで、張り切っちゃう平均(たいらひとし)、中等(なかひとし)、初等(はじめひとし)、小野子等(おのこひとし)日本等(ひのもとひとし)を、わたしゃぁ、人生の手本に生きてまいりました。タイミングに、C調に、無責任を身につけ、これまで幸せに生きてまいりました。あああ、いなくなっちゃうなんて…。んんん、言葉が出ない。

 フザケヤガッテ、フザケヤガッテ、フザケヤガッテ、このヤロー。泣けてくる。



【クレージー・キャッツの逸品】
植木等のみなさんおそろいで
クレージーキャッツ 無責任ボックス (初回限定生産)
クレージーキャッツ 日本一ボックス
ジ・オフィシャル・クレージーキャッツ・グラフィティ
クレージー映画大全―無責任グラフィティ
クレイジーキャッツ トラックス

2007年3月23日 (金)

妊婦は水銀蓄積量の多い魚介類を摂るべきか否か

 2004年にアメリカの食品医薬品局と環境保護局は、胎児の脳の発達(言語発達の遅れ)に影響を与えるとして、妊婦は水銀の蓄積量の多いサメ、カジキ、サワラ等の魚介類の摂取を避け、少ない魚介類の摂取も週340g以下に抑えるように勧告した。これに多くの女性は従った。

 日本でも、妊婦がクロマグロを食べ過ぎると、マグロの体内に蓄積されているメチル水銀が胎児に悪影響を及ぼす、一回80gを週一回程度なら安全、と言う断りを付けて注意が発せられた。

 しかし、どうやらそうでもなさそうである。

 イギリスの医学誌・ランセット誌に発表された論文によると、魚介類の栄養素が及ぼす好影響がは、悪影響を凌ぐと言うものであった。妊娠32週目以降の魚介類摂取と知能の発達や運動神経の発達をしたところ、全く魚介類摂取をしていない方が、知能や運動神経の遅れが大きかった、と言うものであった。

 今回の研究結果から分かることは、魚介類の脂の中には子どもの脳の発達に必要な栄養素が沢山含まれていると言うことだ。

 魚介類を摂り水銀による脳への悪影響も怖いが摂らずに脳への悪影響が怖い、と言う人も居るかもしれない。



妊娠・授乳期の食事
胎児の複合汚染―子宮内環境をどう守るか
おなかの赤ちゃんを守って!―化学物質から胎児を守る夫婦のメール
健康な赤ちゃんを産み育てる本―脳と神経が危ない
胎児からの警告―環境ホルモン・ダイオキシン複合汚染

2007年3月21日 (水)

大学卒業認定試験が検討されている

 全般的に日本の大学って入るのは難しいけど、出るのは優しい。それなりに良いと言われる大学に入れば、その先の人生は安泰って具合。また、それなりでない大学に入っても、能力に関係なく大学卒業と言う事に敬意を表する感じで何かと優遇される。日本には大卒神話がある。

 しかし、実際問題、高校以下の学力でも入る事の出来る大学なんてのもあるみたい。大学に入って、高校の勉強を再度復習する学校も少なからずある。そこをクリア出来ないと大学での勉強に移行出来ない。何ともお粗末である。

 こんな状況を見るに見かねて、政府の教育再生会議で大学教育のあり方を検討する第3分科会が大学教育の質を高めるため、大学卒業に際し、学生に一定水準の学力があるかどうかを外部から評価する「卒業認定試験」の導入を検討することを決めた。

 大学は専門性を身につけるだけのところではないと思うが、大学教育の質を維持する為には仕方がない措置であろう。大卒と言う立派な肩書きだけあっても実が伴っていないとねぇ…、詐欺になっちゃうよ。

2007年3月19日 (月)

健康保険証をIC化

 厚生労働省は2012年度から、希望者を対象に、健康保険証をICカード化する「健康ITカード」(仮称)事業を始める予定です。将来的には、全ての健康保険証をIC化を計画しています。

 IC化により、受診内容や病歴などの医療情報のデータベース化を進め、医師や患者が過去の受診内容などを確認出来るようにして、医療機関が変わっても同様の検査を受ける必要を失くします。また、緊急連絡先や血液型、薬品の副作用歴やアレルギー情報も記録されるため、医療事故の防止効果が期待出来ます。

 医療費削減の為、あれこれ国は知恵を絞ります。

2007年3月18日 (日)

あんた誰??? グレート・●●●

 村川政徳、って一体誰???

 損な風に思う人って案外多いのではないだろうか。この村川政徳と言う人物は、実は、覆面レスラーで岩手県議のザ・グレート・サスケである。この程、岩手県知事選に無所属で出馬すると正式表明した。選挙戦での目玉の公約は、当選後も覆面姿のまま活動すると言うモノ。他にも公約として、住民基本台帳ネットワークシステムからの離脱、知事給料の80%カット等を掲げているそうです。

 法律上、覆面に対しての制約はないようですが、本当に知事をする気があるのなら正々堂々と顔を明らかにして頂きたい。プロレスと言う仕事の延長で知事をする訳ではないので、一定の境界と言うものの必要性を感じる。それに、税金を投入して選挙をする訳だし、覆面姿を不快に思っている人もいる。奇を衒うのも良いが、岩手県議までで卒業して頂きたい。

 犯罪行為してしっかり顔を見られたので素顔を晒せないとか、顔を明かせない本当の理由があるんぢゃないのか。まぁ、幾らなんでもここまではないでしょうが…

 余談になりますが、ザ・グレート・サスケの名を伏字にして、グレート・●●●にしてみた。すると、グレート・義太夫とした人が少なからずいた。大事なところをを隠すと、気になるところが見えなくなりますね。

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【選挙の本】
最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません
ズバリ 選挙必勝法―選挙プロが語る後援会づくりから当選まで
地方議員に就職・転職する方法
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松岡利勝先生の政治資金収支報告書の結末は…

 松岡利勝農林大臣の政治資金収支報告書の問題を巡り不愉快に思う人ってどれ位いるんだろう。…多いらしい

 居直りをする松岡利勝農林大臣先生の姿勢にもげんなり。何やねんこのおっさん。ええかげんにしーや、と言いたくなる。また、こんなおっさんを野放しにする安倍晋三内閣総理大臣にも呆れる。

 松岡利勝農林大臣先生は、多額な事務所費計上やパーティー券収入の記載漏れ、内閣府への口利き疑惑など不透明な部分が多過ぎる。叩けばどんどんボロが出る。こう言う先生はこの際駆除してしまった方が良い、と考える国民は非常に多い。

 しかし、追求する野党は今一つ及び腰。

 過去のこの手の事件を振り返ると、問題を起こした与党議員を追及するものの、最終的に身内の不祥事で刺し違え。いやいや最終的には与党よりイメージダウンで幕を下ろす。

 身内に不祥事を起こすものが出るのでは???。これがトラウマになっていて、今一つ政治資金収支報告書問題をえぐる事が出来ない野党。結局、問題を起こした与党議員に逃げ切られてしまう。問題を起こした与党議員は非難が高まっている時だけひたすら耐えるだけで済む。茶番は最初から出来上がっている。

 こんな議員たちを選んだのは誰だ。



【利権政治の本】
偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義
破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造
「利権」のカラクリ
食肉利権に踊った二人のドン
こんな政治家は辞職せよ!―日本をダメにした利権政治屋、世襲議員を斬る!!

2007年3月16日 (金)

あなたの寿命を計ってみる

 下のアドレスで自分の肥満度(BMI)を調べて下さい。
 http://www.ahv.pref.aichi.jp/taikei/chap1_nn.html

 そして、下のアドレスにアクセスしてみて下さい。
 http://www.deathclock.com/

 あなたの寿命が判明します。deathclock、今世界中で流行っているサイト。皆さんも一度お試しあれ。


 私は、もうお前は死んでいる、って判定されました。

2007年3月15日 (木)

年金分割制度で熟年離婚は???

 いよいよ4月から年金分割制度が始まる。巷では、離婚を控えていた夫婦が、一斉に離婚に踏み切るのではと囁かれている。その背景に、離婚時の年金分割制度では、婚姻期間が長い熟年夫婦が離婚すると妻に有利と言う幻想があるようです。しかし、離婚によって今まで貰えていた振替加算が打ち切られるケースが多い生まれるものと考えられます。結果として、受け取れる総額が目減りする人が増えます。結局、離婚で国が得をする。

 また、この制度で分割出来るのは、結婚期間中の厚生・共済年金分だけで、分け方も必ず折半と言う訳ではない。2分の1を限度に話し合いで割合を決めなければならない。そして、合意が出来なければ、家庭裁判所の調停や審判となり、分割割合が決定されます。

 こんな風に考えると、年金分割制度と言うのも慎重に考えないといけない。基本的には、当事者の満足度が問題となりますが、感情で判断するより、損得で判断した方が断然御得。離婚に踏み切るより、家庭内離婚や仮面夫婦の方が御得かもしれない。

 また、高齢になればなるほど脳梗塞等の脳血管性の疾患のリスクが高まる。多くは血圧が下がる就寝中に起こる。麻痺の自覚があれど体が動かなくなり、誰かがの助けがないと対処出来ない。放っておかれると大きな後遺症が残ったりする。離婚して喜ぶのも束の間こんな悲劇が待ち構えていることもある。配偶者を保険としておいておくのも悪くないような気がする。

 まぁ、年金分割制度では、婚姻期間が長い熟年夫婦が離婚すると妻に有利と言う幻想に惑わされないようにすることが大切なのでしょうね。それとこの制度は少なくとも国の年金支払い額が減るので、国が得をします。よく考えられたペテンです。

2007年3月13日 (火)

臨床と学問

 臨床と学問は違う。この辺りの違いは学問と臨床の双方を経験しないと分からないことかもしれない。臨床の場って、割り切れない事が多い。教科書に出てくる症例が臨床の場に出てくることは殆どない。


 日本の臨床心理学の大御所の話で以前こんなものがあった。
 (Q)臨床家からの相談。教科書に出てくる症例のように治療が進みません。どうしたら良いでしょうか???
 (A)患者さんに教科書を読んでもらってから来て頂いたら如何でしょうか。実際、教科書に出てくるような症例が臨床の場に出てくることはまずありません。そんなに簡単に良くなちゃったら、臨床家は苦しみません。

 人格障害の治療で有名な精神科医の話でもこんなものがありました。
 長年、学問ばかりに熱心な大学の先生の中に素晴しい人材はいない。学問には人と人の繋がりがないので、工夫が生まれない。これが日本の専門家育成の致命的なところ。素晴しい人材は臨床の現場の中にいる。

 まぁ、素晴しい人ばかりではないと思いますが、臨床の中には工夫と言うものがある分、学問とは違います。経験の中で理解が深まり、工夫が生まれるのが臨床。本を読んだからと言って、臨床の場での工夫が生まれてくるものではありません。

 経験の乏しい臨床家は、己の知識を見せつけます。そんな姿をヒヤヒヤしながら経験豊富な臨床家は見守ります。時に経験豊富な臨床家に牙を剥く経験の乏しい臨床家もいます。しかし、この後経験の乏しい臨床家が躓き、知識を臨床の場に合う形に調整していくことを知っています。そして、経験豊富な臨床家になった時経験の乏しかった頃の自分を恥ずかしく思ったりするものです。

 そんな時代が私にもありました。今でも時々そんな時代のマヌケな話に花を咲かせる事があります。

政治資金収支報告書を巡って 安倍くんと松岡くん

 安倍くん、あなたが選ぶ大臣ってどうしてそんなに不適格な人ばかりなの???。これだけ問題が出てくると、人を見る目がないのか、しがらみで雁字搦めなのか、ってやっぱり思ってしまうよ。

 安倍くん、今度は叩かれているのは松岡くんだね。彼の悪い噂は物凄く広がっていたけど、なんでまた大臣にしたの???。国民は政治に興味がないから誤魔化せるって思ったの???。良識ある人なら絶対敬遠していたのに…。安倍くん、ぼんやりしていたの???。総理大臣って重荷だもんね。

 あれだけお金が大好きな松岡くんだったのに、算数が苦手だったなんて信じられないよ。政治団体が政治資金収支報告書に記載する経常経費の1つである光熱水費は、領収書などの添付は必要ないから、手を抜いちゃったのかな。どうせ見ないだろうって高を括ってさぁ。でもさぁ、議員会館って光熱費は無料。タダなんだよ。気付かなかったの???。ずっこけちゃったね。それに2001〜05年までの5年間に約2880万円もの光熱水費を計上すれば、目立つわなぁ。年平均で576万円、サラリーマンの平均年収より多い額だよ。

 松岡くん、潔くごめんなさいって言っちゃった方が身のためだよ。松岡くんは叩かれれば叩かれるほど、出るものが出てくるんだもん。拗れれば拗れるほど、不利だと思うんだけだなぁ。

 安倍くんもこれ以上大きな問題にしない方が良いと思うよ。庇い合うのもいいけれど、いつかそのツケが廻ってくるよ。

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【選挙の本】
地方議員に就職・転職する方法
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2007年3月11日 (日)

肉声メモ 昭和天皇の戦争責任

 支那が案外に強く、事変の見透しは皆があやまり、専門の陸軍すら観測を誤れり(40年10月)

 平和克復後は南洋を見たし、日本の領土となる処なれば支障なからむ(41年12月)

 支那事変はやり度くなかつた。ソヴィエトがこわいからである(42年12月)

 戦争はやる迄は深重に、始めたら徹底してやらねばならぬ(42年12月)

 民の惨状をこれ以上看過するに忍びなし(45年8月14日)


 太平洋戦争当時、昭和天皇が戦争について述べた発言が記された記録が発見された。昭和天皇の侍従を務めた小倉庫次の日記に、肉声メモとして記録してあったのだ。ここに出て来るメモは、現代史の昭和天皇の戦争責任論について考える上で重要なのだそうだ、しかし、歴史学者が、これらの言葉から戦争責任論について推論していくのは些か無理がある。昭和天皇の言葉の推移を見ていると、強気になったり弱気になったりとその時々で大きく変化しており、雑談程度のもの。そんな言葉にどの程度の重みを置くのか。

 客観的に見ると、メモから分かるのは、いつも昭和天皇の中には弱気と強気が同居していただけの事。それ以上、それ以下の何物でもない。常に強気、常に弱気、と言った具合で一方付いていることはない。

 言葉と言うものは発せられた時点で受け取り手の受け取り方に委ねられる。メモから戦争責任を論じるには、記録が断片的過ぎ、そこから判断すると言うのは、己の見方(主義・主張)を昭和天皇の発言の中に投影したに過ぎない。



【昭和天皇関連】
文藝春秋 2007年 04月号 [雑誌]
日本人としてこれだけは知っておきたいこと
ゆがめられた昭和天皇像―欧米と日本の誤解と誤訳
侍従長の遺言―昭和天皇との50年

2007年3月10日 (土)

同級生がポルノの主人公

 リレー形式で閲覧者が書き込み出来るインターネットのポルノ小説投稿サイトに、秋田市の中学3年の男女の実名が書き込まれていた。内容は、書き込まれた男女がみだらな行為を繰り返すと言うものであったそうだ。

 実名で登場した中3男子は、お前のことじゃないか、よう主人公、などとからかわれ、学校を早退したり、欠席するようになった。すると今度は、学校休んでんじゃねー、このまま家にいろ、と言った書き込みが、サイトのコメント欄を賑わすようになった。

 この度、保護者からの相談を受け、警察が介入し、書き込みの削除をさせた、更に、名誉毀損の疑いもあるとして捜査に乗り出した。


 先ずは、警察に相談と言う適切な対応を誉めたい。この手の事件は、警察に相談に限る。加害者は、インターネットの匿名性を隠れ蓑にして、誰がやったのか分からない、捕まらない、と高を括っていることが多いので、間違いです、と教育的指導をしてあげる意味でも必要だろう。この手の事件は警察が本気で取り締まっていないだけなので、その気になったら意外に簡単。インターネットを甘く見ているととんでもない目に遭遇する。

 加害者が判明したら、今度は民事でお灸を据えてあげよう。不適切な行為は高くつくことを教えてあげるのが良いだろう。その行為の代償をお金で現してあげると判り易いのではないか。仮に、加害者、恐らく同級生がこう言う結果を招く事を予想出来なかったにせよ、ちょっとやそっとで許してはいけない。無知には鞭で、厳しくして良いこととそうでないことを教える義務が社会にある様に思う。

2007年3月 9日 (金)

滞納???、怠納??? 認可保育園の保育料

 全国的に認可保育園の保育料の踏み倒す輩も多いのだそうだ。特に保育料が振り込みになると、どっと増える、と聞いたことがある。保育園と保護者との間に直接お金のやり取りがなくなるため、踏み倒し易いのだそうだ。

 こんな現状を打破する為、川崎市では市長が滞納・怠納している保護者と面談して催促するのだそうだ。異例中の異例とも言えることらしいが、滞納・怠納しているのにも関わらず、保育料を請求しないのは言語道断であり、滞納・怠納を間接的に認めているようなものだ。民間では考えられない。今後、給料などの差し押さえ等強制執行をして催促に踏み切っていくようだが、卒園者を含め、「滞納分+回収手数料+利息」を請求して頂きたい。

 お願いしますと言って有料サービスを受けているのだから、やはり支払いは生じる。金の切れ目が縁の切れ目、と言う具合で境界線を教え込んでいかないとねぇ…。

自動車事故の罰則強化

 法制審議会は、飲酒運転など悪質な自動車事故の罰則強化のため「自動車運転過失致死傷罪」を新たに設けることを柱とする交通事故厳罰化する刑法改正案の要綱を纏め、長勢法務大臣に答申した。この答申を受け、法務省は刑法の改正案を今国会に提出する。

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法制審議会・自動車運転による過失致死傷事犯等に対処するための刑法の一部改正に関する要綱(骨子)

自動車運転過失致死傷の罪の新設
 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処するものとすること。
危険運転致死傷の罪(刑法第二百八条の二)の改正
 刑法第二百八条の二中「四輪以上の自動車」を「自動車」に改めるものとすること。
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 現在、交通事故は業務上過失致死傷罪と言う事で処罰されている。仕事中に車に乗っていなくても業務上となってしまうので、一体全体業務上って何???、首を傾げる人もいる。そのため、自動車事故に限定した罪を新設してしまおうと言うことなのだ。また、罰則強化が強く望まれていたことから、最高刑の引き上げもしてしまおうと言うことなのである。また、「四輪以上の自動車」となっている危険運転致死傷罪の適用対象に、オートバイなどの二輪車も加える。

 被害者の立場を考えると、これでもまだまだ甘い。15万人以上の署名があった上での今回の刑法改正の動きであったが、法制審議会の答申には、国民の意思が余り反映されておらず、一般の認識のズレがある。もう少し、現状を把握して検討してから答申して欲しかった。



【自動車のトラブルに関して参考になる本】
これだけ請求できる交通事故被害者の損害賠償―泣き寝入りしないために
交通事故!遭ったらすぐに役立つ本―被害者になったらどうなる、どうする
交通事故示談必勝バイブル―極秘・損保会社と闘うテクニック
危険運転致死傷罪の総合的研究―重罪化立法の検証
危険運転致死傷罪の捜査要領

2007年3月 8日 (木)

結婚と収入

 厚生労働省は、正規雇用で仕事をしている男性の結婚率は、アルバイトなど非正規雇用の男性に比べ2.4倍に上り、雇用形態で差が生じていることを公表した。

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 調査によると、02年に独身だった男性は、正規雇用者の15.2%が05年までの3年間に結婚した。因みに、非正規雇用者は6.3%、無職は4.4%だった。一方、女性は、正規雇用者の16.8%が3年間に結婚。非正規雇用者は14.9%、無職は15.6%で、男性ほど差は見られなかった。
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 日本では、男は金を稼いで一人前、と言った考えが根強く残っている。こうした考えが、時代にマッチしているかどうかは別にして、一定の収入がなくって、どうやって生活していこうと考えているのか。

 好きだけでは、生活ってやっていけない。知り合いは働くのが嫌いな男と結婚した。当初は、自分が代わりに働けば良いと考えていたが、そうは上手くいかなかった。まもなく、貧乏が原因で喧嘩が絶えなくなった。収入がないくせに皆が持っているものを欲しがって買い漁った。我慢が出来ない。家計は火の車。あららら…、見通しの甘さに気付き離婚。

 相手探しって重要。生活には金が要る。

 先日、結婚したものの、収入がなくって夫婦で郵便局強盗なんて事件があった。一定の収入があればこんなことをしなくても良かったのにね…

 結婚。相手探しって重要。生活には金が要る。好きだけでは上手くいかない。

2007年3月 6日 (火)

拉致問題の妥協なくして国交正常化は望めない

 日朝国交正常化の作業部会の非公式協議がハノイの日本大使館で始まった。これから、拉致・国交正常化の二つのテーマについて並行して協議を行っていくこととなる。同盟国のアメリカは、イラン・シリアともに北朝鮮に対しても対話の意思を表明しており、悪の枢軸、と忌避してきた国々への対応で柔軟性をみせている。

 しかし、拉致問題の解決なくして国交正常化はない、と言い続けている日本。これで良いのか???。この問題に拘るのも良いが、これ以上拘っても進展の余地はないのではないか???

 拉致問題の解決、一体全体何を持って解決とするのか???。その基準と言うのがよく判らない。すべての被害者の安全確保と即時帰国、真相究明及び拉致実行犯の引渡し、北朝鮮の謝罪となるのか???

 北朝鮮にも国家としてのプライドがあり、幾ら事実であっても謝罪出来ないだろう。現実的な問題解決が必要だ。八方塞がりの北朝鮮に少し位、逃げ道を作ってやらなければ、解決だなんて…。

 昨年末、ニューヨーク・タイムズの東京支局長は、北朝鮮の日本人拉致問題を日本の右翼が政治目的の為に煽っている、と非難した。現実的な解決法が見出されないと、こんな風にも勘繰りも生じるのである。

 繰り返し言う。現実的な問題解決が必要だ。

2007年3月 5日 (月)

宮崎県知事、その軽率さが仇となる

 宮崎県知事の東国原英夫さん。メディア露出が多く、精力的に活動していると言うパフォーマンス、お見事ですね。元タレントだけあって、メディアを手玉にとる姿は、他の知事ではなかなか真似が出来ませんね。

 パフォーマンスでメディアの注目を浴びるのは結構ですが、とっても心配しているんですよ。調子に乗って、メディアを手玉にとるのは良いですが、メディアはあなたの意図する事ばかりを扱ってくれる訳ではありません。最近、一寸心配なお噂を耳にします。

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 知事宅に女性が訪れ、政務秘書が周囲を警戒に当たっていた。
 知事の車が一方通行を逆走し、女性宅へ。
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 こんなにモテてさぞ、ご満足なのでしょうね。でもね、幾ら独身であるとはいえ、余り女性絡みのお噂が盛んになってくると、身を滅ぼしますよ。あなた、過去にも女では痛い目にあっているぢゃぁありませんか。その時のことを思い出してくださいよ。メディアに突付かれると、華々しいご活躍をなさっているだけあって、その汚点はより一層濃くなりますよ。十分に認識していらっしゃると思いますが…

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2007年3月 4日 (日)

性の奴隷 従軍慰安婦の悪夢

 1月末にアメリカ合衆国のカリフォルニア州選出のマイク・ホンダ下院議員が日本政府に対して、若い女性を性の奴隷にした事(従軍慰安婦)を公式に認め謝罪し、旧日本軍の歴史的な責任を明らかにして受け入れる、と言う事を議会に提出した。

 そして、2/15に韓国とオーストラリアから招いた3人の元従軍慰安婦が議会で証言をしました。すると、同決議案の共同提案議員は、当初の6人から25人へと増えてしまいました。

 これに対して、決議案を阻止するために議員団をワシントンに派遣しました。そして、安倍晋三首相が従軍慰安婦問題について、強制性を裏付ける証拠がなかった、と発言しました。

 しかし、これが命取りとなって、日本の犯罪を示す決定的証拠は山のようにあり否定は許されない、河野談話を後退させる、とアメリカ、中国、韓国から非難を浴びる事となりました。
 
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1993年当時の内閣官房長官・河野洋平談話とは、
 慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 と言うものでした。
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 河野談話を受け、小泉純一郎首相は、女性のためのアジア平和国民基金を通じ、いわゆる従軍慰安婦に対し謝罪・反省の気持ちを表していました。とてもデリケートな問題なのでこんな配慮がなされてきました。日本政府としては、穏便に済ませたい問題でもあります。

 今回、日本政府は、アメリカの下院議会の見解に敏感に反応し、実質的影響もないのに先回りしました。更にその上に、首相のあの発言。気持ちはよく判るんだけれど、相手の思う壺にはまってしまいました。

 従軍慰安婦の問題は、不幸な出来事です。戦争とは切っても切り離せません。戦争とはそう言うモノです。従軍慰安婦は、アメリカにも、中国にも、韓国にも存在していました。自国の事を棚の上げ他国ばかりを攻めるのは、政治的なパフォーマンスに過ぎません。安倍首相には、是非とも、従軍慰安婦の問題は、戦争とは切っても切り離せません。戦争とはそう言うモノだ、と堂々と言って頂きたいものです。

2007年3月 2日 (金)

新幹線新駅建設 失敗から学べない

 新幹線新駅の建設を巡る攻防を繰り広げている滋賀県と栗東市。

 用地買収の段階から胡散臭く、栗東市の新駅建設後の利用者予測も3倍も多く見込んでの妄想レベル。今まで数多く新駅が作られたが、利用者予測はどこもかしこも杜撰。成功したのは1駅のみ(掛川)。トントンが1駅(三河安城)。それでも儲かると思って新駅を作るのか???。同じ様に、利用者予測が妄想レベルだった神戸空港も悲惨な結果を招いている。

 それでも、市道拡幅名目で新幹線新駅の建設費を賄おうとする滋賀県栗東市は地方債発行を目論んでいる。

 しかし、43億円分の地方債発行の差し止めた市民グループ。2審の判決は、栗東市の起債は地方財政法違。1審判決を支持した。傍目には、限りなく不採算事業って感じですが、地方自治体の事業はそんな事はどうでも良いのでしょう。地方自治体が如何なろうと知ったこっちゃない。自分の懐に利益が入れば。イヒヒヒ…。そんな下心が見え見え。

 そんなに利益が出るのなら、推進派の皆さんの財産を担保に入れて資金調達すれば良いのにね。

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【参考になる本】
権力犯罪
汚職―手口と捜査法 (1962年)
マンガでわかる公務員の汚職―こんなことさえ罪になる!「知らなかった」では、すまされない逮捕・失職は突然やってくる!!
告発マンガ 利権列島―援助交際政治の現場を斬る
汚職・贈収賄―その捜査の実態
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2007年2月25日 (日)

恐怖の大王が降って来る その名はアポフィス

 その確率、45000分の1。

 2036年4月13日にアポフィスと言う小惑星が地球に衝突する確率である。この恐怖の大王・アポフィスは、2029年・2035〜36年に衝突するのでは???、と今の所予測されている。

 アポフィスの直径は数百メートル。この大きさだと大気圏内に突入しても燃え尽きない。仮に地球に衝突すると、惑星を構成している物質や衝突の角度等にも左右されるが、一つの街や地域が丸ごと壊滅してしまう規模になるだろうと、考えられている。また、海に落ちれば、大津波が海岸線を襲うのは必至だ。

 実際の問題として、アポフィスだけを警戒すれば良い訳ではない。衝突の可能性がある小惑星やいん石はまだ沢山あるその数、実に数百個。いつ、どこに落ちるか、そこまでは予測し切れていない。その為、どの様に対処するのか、世界規模での指針作りが求められている。

 たかが45000分の1、されど45000分の1。アメリカでは真剣に対処法を考え、2009年に国連に働きかける予定らしい。しかし、他の先進国はそこまで考えていない。

 テクノロジーの進歩は、人間の抱える色々な困難を解決してきたが、同時に知らなくて良いような事実までを明らかにして、新たな困難を生み出している。困難って尽きないものだ。



【関連blog】
30年先に小惑星が地球に激突するかもよ
2029年4月13日に小惑星が地球に衝突

2007年2月23日 (金)

赤ちゃんポスト問題を考える

厚生労働省は、以下の点について検討した。
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 児童虐待防止法の「保護者が監護を著しく怠る行為」にあたるか???
 公的機関での相談を義務付けた児童福祉法に違反しないか???
 妊娠の届け出義務などを定めた母子保健法に違反しないか???
 設置は違法行為を助長する「公序良俗に反する行為」にあたるか???
 児童虐待防止法などの立法趣旨に反しないか
 新たな立法措置が必要か???
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 そして、厚生労働省の見解は、こんな風だった。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 赤ちゃんポストをめぐっては「育児放棄を助長する」「命を救うためやむを得ない」など賛否両論子供を置く行為は認め難いが、違法性があるとは言い切れない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 親が育てられない新生児を匿名でも受け入れる赤ちゃんポストを巡っては、育児放棄の助長、生命保護の必要性など賛否両論があるが、このような見解となった。但し、以下の点を検討するように要望した。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ポストの付近に児童相談所などに相談するよう親に呼びかける掲示をする。
 赤ちゃんを預かった場合は必ず児童相談所に通告する。
 赤ちゃんの健康と安全への配慮を徹底する。
 親が考え直した場合には、引き取ることができるような仕組みを考える。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 大分市の慈恵病院の赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の設置がいよいよ始まる見込みだ。

 デリケートな問題だ。確かに赤ちゃんポストを設置する事で、赤ちゃんの命を救えるが、子棄て(子育て放棄)に繋がりかねない。また、大きくなった時、自分は赤ちゃんポストに棄てられた、と知ったらどんな風に思うんだろう。そんな心配が必然的に生じてくる。
 ただ、実施してみてからでないとどうなるか判らない。赤ちゃんポストの発祥国・ドイツでも、当初は、子棄てが増えるのでは…と心配していたが、そんなに思ったほど多くないようだ。様子を見て考えたら良いと思う。

 子棄て(子育て放棄)と言った虐待に対して、政府はどんな対応をとっているのか???。少子化って騒いでいる割に何もしてないぢゃん。何もしてないから、赤ちゃんポストを容認せざる得なかったのかもしれない。



【強い味方】
小児診療マニュアル

2007年2月21日 (水)

クレサラ問題を突付いてみる

 最近、影を潜めていますが、年間280億円もCM広告料が消費者金融からテレビ局各社に流れているのだそうです。結構な金額が流れ込んでいます。これだけ収入が入ってくると、ウハウハ。おいしい仕事です。
 一方で、テレビ局各社が、どんどんCMを流すので、クレジット会社やサラ金は手軽にお金を貸してくれる、とお財布のような存在だと信じきっている人も多い。返済があるのを忘れて借りまくる。返す当てがないのに借りまくる。あヾヾヾヾヾヾ、痛い。その結果、クレジット会社やサラ金に多重債務を作ったり、厳しい取立や高金利で苦しめられている人達の出現。そして、クレサラ問題は深刻化し、社会問題化している。
 テレビ局各社は、自局のニュースで、クレサラ問題が社会問題化している事を伝える。どんどんCMを流したり、年間280億円もCM広告料が消費者金融からテレビ局各社に流れていることを隠して。さすが、情報を扱うプロ。具合の悪い事は流さない。

 クレサラ相談を看板に掲げる弁護士や司法書士は、殆どが業務提携らしい。弁護士の中には、高検検事だった方も。生活が破綻している人を相手にするのはさぞかし儲かるんだろうね。

 OECDによれば日本の貧困率は、アメリカにつぐ堂々の世界2位。クレサラ問題の背景には、どうしても格差問題がセットで付いてくる。生活が破綻している人は、400万人。
 これだけの人が生活保護の申請に来ると、破綻を来たしてしまう。だから、厚生労働省は、非公式マニュアルとして、申請者を追い返し方を纏めて市町村に配布している。保護課も必死に受給を断念させる。小耳に挟んだ話だと、生活保護の受理は出世を妨げる、らしい。

 クレサラ問題、突付けば突付くほど問題が噴出すのである。



【関連blog】
 生活保護を食い物にした人々 病院と患者
 生活保護の抱える問題 国民年金制度の崩壊
 生活保護を食い物にする人々 議員先生
 生活保護の抱える問題 ケースワーカー
 生活保護の抱える問題 保護費の削減



【関連本】
 生活保護手帳 (2005年度版)

2007年2月20日 (火)

事件報道にはガイドラインはないのか???

 今朝、社会正義を看板に掲げる人気弁護士がコメンテーターとして出ている朝のモーニングショーを見ていて、嫌悪感がメラメラ。犯人の手記を紹介し、幼女連続強姦犯の犯行手口やを紹介しているではないか。幼女連続強姦犯のコピーを作り出したいのだろうか。

 事件報道には、ガイドラインはないのか。自殺報道の際は、真似をする人が出ると言うことで方法の詳細を伝えないと言うのが世界的な常識であったと思うが、事件報道ではそれをしていいのか。

 ネット検索をすれば、それなりの情報を手にする事が出来る。だからと言って、公共の電波でこうした情報を垂れ流すのは問題だと思うのだが…

 放送局には、放送の専門家である。その専門家には結果予見義務や結果回避義務が要求されないのか???。昨今の犯罪は、右に倣え的な想像性の乏しいものが多い。それ故、放送局の影響力は大きい。その影響力を放送局は考えて頂きたい。

2007年2月18日 (日)

病気腎移植問題 医療側・患者側双方の想いに折り合いはつけられないのか???

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 愛媛県宇和島市の病院の泌尿器科の医師を中心とした瀬戸内グループが、ガンなどの病気の患者さんから摘出した腎臓を別の患者さんに移植していたケースが判明し、問題となっている。
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 病気腎移植問題に関して、問題発覚後に設けられた専門家による調査委員会が開かれた。そして、行われた11件の病気腎移植全てについて、医学的に適切とは判断出来ない、と言う病気腎移植に関する批判見解を纏めた。しかし、しっかり記録が残っていてインフォームド・コンセントがあれば(病気腎移植も)考慮すべきではないか、と言う意見もあったようだが、見解には盛り込まれなかった。こんな一面を垣間見ると、調査委員会は病気腎移植はいけないと言う結論があっての調査委員会と言う疑念を抱かざる得ない。患者らの立場も考えながらもっと議論すべきではないのか。更には、植された患者の意見も聞きながら検討すべきなのではなかろうか。
 今後、患者の立場を考慮するため万波医師から直接意見を聞いた上で日本移植学会として最終結論を出す予定だそうだ。しかし、移植された患者の意見と言うのは公にならない。

 確かに医療倫理や根拠に基づいた医療(EBM)は大切だが、患者さんが如何に満足をするか、と言うのも同じようにが大切ではないか。患者さんが満足する為に何でもして良いとは思わないが、多くの患者さんが、現在の移植医療への不満を抱いているのは確かな事だろう。透析を受けている人って、かなりストレスだと聞く。精神的に変調を来たすケースもある。直ぐに何とかして欲しい、と思う人も少なくない。

 医療側は、医療倫理やEBMと言う事ばかりに目が言ってしまって、患者さんの気持ちを考えなくなってしまった、敢えて考えないのかもしれない。逆にそこばかり見ていると、医療倫理やEBMを無視してしまう事になるのだろう。

 こうした医療側・患者側双方の想いに折り合いをつけると言う作業は出来ないものだろうか。インフォームド・コンセントがあれば考慮すべきではないか、と言う考え方が双方の想いに折り合いをつける考え方であるような気がする。



【臓器移植関連本】
生命倫理の成立―人体実験・臓器移植・治療停止
臓器交換社会―アメリカの現実・日本の近未来
医療倫理の夜明け―臓器移植・延命治療・死ぬ権利をめぐって
なぜ日本では臓器移植がむずかしいのか―経済・法律・倫理の側面から
臓器移植へのアプローチ (5)
【EMB関連の本】
臨床医による臨床医のための本当はやさしい臨床統計―一流論文に使われる統計手法はこれだ!
患者は何でも知っている―EBM時代の医師と患者
統合失調症の語りと傾聴―EBMからNBMへ
EBM 正しい治療がわかる本



【関連blog】
カウンセリング・精神療法 Evidece Based Medicine(EBM)

2007年2月15日 (木)

児童ポルノに群がる魑魅魍魎

 最近、小中学生の過激な露出が売りの写真集やDVDが売れに売れているのだと言う。年間170億円市場なのだそうです。群がるのは主に30代男性。そして、我が子をこうした写真集やDVDのモデルとして売り込む親が暗躍中。そんな訳で、アングラだったものが、公然と書店にも並べられるようになってきました。

 しかし、日本は世界の児童ポルノ愛好家が羨む児童ポルノ天国。諸外国からの非難を聞き流し、甘い甘い対策を継続中。児童ポルノを取り締まるが側に多くの児童ポルノ愛好家がいるのではないかとか、疑いたくなるし、児童ポルノの規制は子どものためではなく児童ポルノ愛好家の為にある(だから甘い)のでは、と曲解したくなるほど。もう少し厳しくし方がいいのかもしれません。国の恥です。

 それにしても、最近のように『児童ポルノを見て性欲を掻き立てられる』と言う条件付けがなされ易い状況になってくると、愛好家が増殖してきます。その中から性欲のコントロールの出来ない輩が次々と現れ、問題を起す。性的な弱者に攻撃が向くのは困ったものですね。過去の事例を振り返って見れば、児童ポルノを大量に所持なんてケースも少なくありません。児童ポルノを所持することで小児性欲が加速する感じです。小児性愛者が大きな問題を起す度に矯正プログラムの話が論じられます。なかなか矯正って難しい。それなら、先ずは元を断ち、『児童ポルノを見て性欲を掻き立てられる』と言う条件付けを防ぎ、絶対数を減らすと言う発想にはならないのか???。

 我が子を売り込む親に対しては、当局は児童虐待で介入すべきであろう。人気写真集の母親は、児童ポルノと言う批判に対して、子どもが好んでやっている、と責任を子どもに押し付けている。たとえ、子どもが望んでしていたとしても、将来的に不利益になる可能性が高いので、親にははブレーキをかけることが要求される。親として養育の義務を放棄した発言に唖然とする。判断力の無い人には、分かる形で教えてあげないと駄目だろう。

 早急な対応が必要な分野である。

2007年2月12日 (月)

ウイルスは知的財産

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 先月末に、オーストラリアの製薬会社が、インドネシアで採取された高病原性鳥インフルエンザウイルスの検体を使ってワクチンを開発した、と発表した。
 そして、これを受け、今月初旬にインドネシア政府は、高病原性鳥インフルエンザ・ウイルスの検体は『知的財産』であるとし、国外の研究機関にウイルスを提供しないと宣言した。しかし、ウイルスの検体を入手したい場合は、商業的に利用しないと言う内容でインドネシア政府と合意する必要がある、としてた。
 こうした宣言以後、インドネシア政府は、アメリカの大手製薬会社・バクスターとの間に、研究用のウイルスの検体を提供し商業的に利用を許可する代わりに、インドネシアに優先的なワクチンの供給を受けると言う合意に至っている。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 世界保健機関(WHO)は、こうしたインドネシアの姿勢をワクチン開発が大幅に遅れ、感染症対策のシステムの崩壊に繋がり、世界の鳥インフルエンザ対策を遅らせてしまうと危惧している。

 しかし、折角、研究用のウイルスの検体を提供しても、提供された側は商業的に利用し莫大な利益を得るのに、提供した側は利益が無いと言う現状を目の当たりにしてしまうと、インドネシア政府の言い分も理解出来ないこともない。新しい感染症が発生した場合、研究用のウイルスの検体を提供する側とされる側で後に生ずる利益の分配について何らかのルール決めが必要な気がする。でなければ、インドネシアに追随する国は後を絶たないだろう。

2007年2月11日 (日)

異常気象と言う表現と温暖化ガス放出削減問題

 異常気象と言う響き。理由が分からない、って意味合いが強い響きである。それもそのはず、地球温暖化が原因???、と関連を疑ってみるものの、気象庁や気象の専門家に聞くと、有意な差は認められない、とあっさり否定されてしまう。しかし、一週間に一度位の割合で世界各国で異常気象が報道されているのに、納得のいかない答えである。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 《異常気象とは、》
  過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候のこと。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 2007年2月、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第四次評価報告書の中で、『気候変動にに大きく影響を与える地球温暖化は、人為的な温暖化ガス放出の影響が原因であることは、90%以上の確率で正しい』と可能性が高い、と報告した前回よりも更に一歩踏み込んだ。そして、科学者の間では世界的な共通認識である温暖化人為説が、科学者以外の人の共通認識となるための大きな一歩となった。

 しかし、非科学者の中では、人為的でない、と主張する人達がいる。温暖化の原因に関しての研究は進んでいるがまだまだ研究途上の段階、と訴えている。そんな意見を楯にとって温暖化ガス放出の削減を渋っているのがアメリカ合衆国である。対策に費やされる経済的負担が大き過ぎるので自国の企業にに悪影響を及ぼす、と言う本音が見え見え。

 ただ、人為的な温暖化ガス放出削減によって金儲けが出来るとなると、目の色を変えるアメリカ。得意分野である代替燃料技術で新たな温暖化ガス放出の削減に乗り出そうとしている。いやいや代替燃料技術で金儲けを企んでいる。アメリカ政府は、温暖化ガス放出削減になんか興味は持っていない。

 人為的な温暖化ガス放出は、結局、力がある国の気分次第。異常気象と言う響きが、理由が分からない、って意味合いに聞こえる訳だ。

2007年2月 8日 (木)

言葉狩りは楽しいですか???

 馬鹿も程ほど、好い加減にしろよ!!!

 女性は子供を産む機械、子供を2人以上もちたいと言う健全な状況、と柳沢伯夫厚生労働大臣は、言葉狩りの餌食になった。そして、今度は、産む生産性、と民主党の菅直人代表代行が餌食に。

 たった1回の失言だが、メディアや追求する者の悪意が上乗せされ、映像や文字になって何度も何度も繰り返される。煽るのは楽しいですか???。追求するのは楽しいですか???。見ていてうんざり。

 それにしても、女性は子供を産む機械・子供を2人以上もちたいと言う健全な状況・産む生産性は、女性軽視発言と言いながら、メディアで繰り返し流される事に抵抗感のあるから流さないでって人っていないのか???。

世襲議員

 過去の歴史を遡ってみると、世襲議員と言うのは、親から引き継いだしがらみは殊の外多い。そして、若い内から議員になる為に秘書になったりして政治家としてのノウハウを学ぶ人もいるが、議員としての能力が高くないことが多い。国民との間に認識ズレが存在している。人間的に問題がある人が入り込む。

 議員が国民のことを考えてくれれば良いが、自分の事が大切で仕方がない。世襲議員が続くと、特定の家系による日本(地方自治体)支配が起るかもよ。

 困った議員の世襲であるが、法律によって規制されることはない。現在、世襲議員は126名也。多いよなぁ。

2007年2月 7日 (水)

袋叩きに遭っている厚生労働大臣をいじめられていると認識する子どもたち

 「女性は産む機械」と言い袋叩きにあった柳沢伯夫厚生労働大臣。今度は「2人以上子どもを持ちたい若者を健全」と発言したため、「子どもが2人以上いなければ不健全なのか」と、野党の議員先生たちは再度袋叩き遭っている。

 まぁ、確かに健全・不健全は子どもの数では決められないのは事実。子どもを欲しくても産めない人もいる訳だから無茶苦茶なことを言っている。だからと言って、どこまで寄って集って攻撃すれば気が済むのか。こってりと呆れる。狼狽し、弁解している者の揚げ足取りばかりする姿勢に、世も末だ、なんて思う。議員先生たちのお仕事の中にいつから揚げ足取りは加わったのか???。党利党略なんだろうが、やりすぎは要注意。

 子供達は、議員先生の世界にもいじめがあるんだ、って具合にこの状況を捉えている。まぁ、諸々の理由が厚生労働大臣はあって攻撃されているのだが、子どもたちはそんな理由は知ったこっちゃ無い。いじめとして認識している。

 大人は子どもの鏡と言う。こんな風に議員先生が揚げ足取りに熱心だと、子どもが弱い奴を相手に真似するぞ。

2007年2月 5日 (月)

「女性は産む機械」を非難していた社民党だが、幹事長が女絡みで…

 テレビの中で批判する某党党首や議員。普段、スポットが当たらない所為か、妙に嬉しそうににこにこしながら、異常なテンションで「女性は産む機械」発言への非難を繰り返す。所詮、政治戦略でやっているんだろ???。余り調子に乗っていると今度はあなたが足をすくわれますよ、と心配していたら…

 やはり足をすくわれそうな雲行き。民主党のライブドアの堀江メール事件で身を滅ぼしたあのお騒がせ議員のように直ぐに暴露ではなく、目下情報収集中の自民党。

 「女性は産む機械」発言で大騒ぎになっている中、社民党の幹事長が名古屋で、宿泊していたホテルに「ホテトル嬢」を呼んだと言うお噂が漂っている。しかも、ディスカウントを要求し、現在トラブル継続中。あれまぁ、情けない。厚生労働大臣は、思ったことを口にして窮地に陥った。そして、社民党の幹事長は思ったことを行動に現した。社民党の幹事長の行為は、「女性は性欲を満たす機械」と態度で示しているようなもの。

 思ったことを口で現すのは駄目で、思ったことを行為で現すのはOKなのでしょうか。

 表面には現れない問題をちらつかされ、それでも社民党党首は「女性は産む機械」発言の非難を続けるのか???。自分の党の首を絞めることになるぞ。スキャンダルを暴露されるより、暴露するぞと脅される方が、より辛いというもんだから。

2007年2月 4日 (日)

人権・差別に敏感なのは良いけれど…

 日本魚類学会は、メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチと言った差別的な言葉9語を含む32種の日本産魚類の標準和名を改名した。更に、上位カテゴリーである「科」や「属」などの名称についても、同様の改名をした。学会外への強制力はないそうだが、水族館・博物館などにも改名を呼びかけ、普及に努めるらしい。これは、人権などに配慮したためだそうだ。

 人権・差別に敏感なのは良いけれど、遣り過ぎではないだろうか???。名付けた当初は差別的な概念が根底にあったかもしれないが、時間の経過と共に差別的な概念は飛んでしまっている。そう、言葉と概念は乖離してしまっているのだ。そして、乖離している言葉と概念を、再び結び付けているのが図鑑を書く学者先生たち。これって差別用語なんですよ、と魚の説明がしてあるのをよく見かける。標準和名を改名をする前に、図鑑でこう言う説明をするのは止した方が良い、と倫理的な共通認識を持たせる作業した方が…。そっちが先決ぢゃないの???

 こうした標準和名を改名をする事で人権などに配慮と言う表面を繕うやり方も良いかもしれないが、強引とも言えるやり方をすれば、見えないところで差別が蔓延すると言うことを忘れてはならない。改名をする事は、必ずしも人権などに配慮することではない。

 分かるかな、分かんねぇだろうなぁ!!!

「女性は産む機械」発言を煽るのもいいけれど…

 柳沢伯夫厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言をめぐり、女性の人格と尊厳を否定、大臣の資格が問われる、と世論を煽って、辞任を求め国会審議を拒否し、国会を欠席している民主党・社民党・国民新党。

 テレビの中で批判する某党党首や議員。普段、スポットが当たらない所為か、妙に嬉しそうににこにこしながら、異常なテンションで非難を繰り返す。所詮、政治戦略でやっているんだろ???。余り調子に乗っていると今度はあなたが足をすくわれますよ、と代わりに心配してあげたい。

 それにしても、野党にとって「女性は産む機械」発言は追い風だった。無能炸裂で具体的に政策が示せず圧されっ放しで、国会に出席していても欠席していても06年度補正予算案は成立しちゃうんだ。なのに後から、「女性は産む機械」発言への抗議をしている間に与党が勝手に決めちゃった、と言いたいんだろう。 それに、公的政治資金で私的な土地取得をした小沢4億円問題から世間の非難をかわすのにこれほどまでに都合の良い話はないだろう。 「女性は産む機械」発言で煽られるのは良いが、そこんところを見落としてはいないか。

 ところで、国会議員として「女性は産む機械」発言と06年度補正予算案の成立のどちらが大切なんだ。よく考えて頂きたい。「女性は産む機械」発言で騒ぐのも良いが、問題の本質と非本質の区別がつけられていないのではないか。今は国会の会期中だよ。

 柳沢伯夫厚生労働大臣に「女性は産む機械」発言の責任をとらせたければ、次の選挙の時、有権者が不適格と判断すればいいのではないか。

2007年2月 2日 (金)

スペースデブリと衛星攻撃兵器

 かつて世界の二大大国だったアメリカとソビエトは、冷戦をエスカレートさせ、終には宇宙の覇権を争うまでになった。そして、衛星攻撃兵器の開発に凌ぎを削った。しかし、宇宙空間に漂う衛星の破片(スペースデブリ)が自国含めた全ての衛星の新たな脅威になると分かると、衛星攻撃兵器の開発実験を中止することで合意した。80年代のことであった。

 それ以来、宇宙での覇権争いは膠着状態であったが、ソビエトが崩壊してしまったので、宇宙はアメリカのものと言う感じになってしまった。そして、アメリカの軍事作戦には欠かさぬ程宇宙は重要な存在になっていった。アメリカは、宇宙から衛星を使って聞き耳を立て、覗いている。

 去年4月、10月、11月の計3回、中国は、弾道ミサイルによって衛星を破壊する実験に失敗した。そして、今年1月、やっと成功した。この実験は、宇宙はアメリカのものと言う暗黙の了解を否定する意味合いがあった。また、拒み続けたアメリカを宇宙での軍縮交渉のテーブルに着かせる動機付けになりそうだ。それは、80年代と同じ理由で。

 中国が宇宙に参入したことで、推定で200万個のスペースデブリが宇宙空間に漂う事になったそうだ。幾ら宇宙広しと言えどもこれ程までにスペースデブリが増えると、衛星を打ち上げている国は堪ったものではない。衝突しない方が奇跡だから。

 アメリカ、中国は、次に如何動く???。今後の進展に注目してみたい。

2007年2月 1日 (木)

限りなく傾斜 凋落するジャイアンツ、青色吐息のドラゴンズ

 日本のプロ野球に歴史的な事件が起った。

 プロ野球の2007年に日本人選手に支払われる年俸総額で、ジャイアンツ(読売巨人軍)は中日ドラゴンズに追い越されてしまった。ジャイアンツは年俸総額30億7784万円、一方、ドラゴンズは31億4870万円+α(福留が未更改)1960年以降、日本人選手に支払われる年俸総額は常にジャイアンツはトップであったが、首位陥落。

 選手に支払われる年俸総額でジャイアンツがトップと言うのは、ジャイアンツの強さと人気の証であったが、はっきりと陰りが見えたのだ。その一方で、外国人選手を含めると支払われる年俸総額では、ジャイアンツがトップ。舶来品には高額を注ぎ込む体質は相変わらず。一方、ドラゴンズは首位に立ったものの、ここ数年は赤字経営。強さは認めるが、人気は今一つ。幾ら強くても赤字では話にならない。

 陰りが見えたプロ野球。この先どうなる事やら???。



中日ドラゴンズ70年史
落合戦記―日本一タフで優しい指揮官の独創的「采配&人心掌握術」
中日力―なぜ中日は強いのか!?

2007年1月31日 (水)

大増税時代

 国の財政難は相変わらず。国民は負担を背負わされる。一方で企業の負担は軽減される。最近、こんな形のニュースがよく流れている。

 それを聞き、日頃、政治に興味を示さない人たちまでもが、政治が悪い、等と好き勝手な文句をいう。確かに文句を言いたくなる。

 しかし、それを許しているのは国民である。政治への関心が低すぎる。7月の衆議院選挙次第では大増税時代に突入する。消費税の税率が上がる。3%アップで年間7万円の負担増となると覚えておくのが良い。給与所得が伸び悩む中、この額の支出は大き過ぎる。

 国政に関心を持たないと、政府与党の思う壺。しかし、碌な野党がないのも事実。国政に関心を向けなかったツケは大きい。

2007年1月30日 (火)

そろそろ不二家を許してやっても良いんぢゃないのか???

 最近、民だけでなく、官も加わっての不二家攻撃って感じでメディアは煽る。恰も官民のコラボなんて印象を持たせている。メディアの十八番、お得意の情報操作。


 ところで、不二家攻撃をして、何がしたいのか???。何を望んでいるのか???。


 潰したいのか、再発防止をさせたいのか、反省をさせたいのか、他の事を望んでいるのか、限りなく不透明。庶民は、何となく雰囲気で攻撃をしているのではないか???。

 そろそろ不二家を許してやっても良いんぢゃないのか???。不二家に対する怒りのステージから、次のステージに移行しても良いのではないか???。



【危機管理の本】
企業危機管理 実戦論



【攻撃性に関する本】
攻撃性の心理
バイオレンス―攻撃と怒りの臨床社会心理学
サディスティックな人格―身のまわりにいるちょっとアブナイ人の心理学
現代人の攻撃性―犯罪心理の異常と正常 (1974年)

2007年1月28日 (日)

少子化問題をえぐる

 少子化だ、少子化問題を何とかしろ、って政府は騒いでいる。厚生労働大臣は、少子化対策について個人的見解を述べる中で「15から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」と言い、女性を「出産する機械」として扱ったと非難されている。まぁ、言葉尻だけを取ってこんな事で騒ぐ輩も浅薄でかなり偏っているが、子どもを産めさえすれば良いと単純に考える厚生労働大臣も実情を把握出来ていないかなりお目出度い無能野郎だ。こんな人材が少子化問題に関わる大臣を努めている限りこの先は、闇、闇、闇。解決等望めない。

 最近、子育て、と言う事でひしひしと感じる事は、経済的にも、能力的にもない夫婦が増えていること。そのため、子どもを作っても、子どもが育てられないと言う問題を抱えている。子育てにはどんな事が意味合いが含まれているのか、どんな事が要求されるのか、分からないようだ。子どもを作るのは自由なのだが、生まれてから育てられません、なんて言われても困る。

 少子化問題を論ずる時には、子育ての諸問題も解決していかなくてはいけない。産め、産め、では困るのだ。生まれた子どもを責任を持って育てるには、色んなハードルが待ち構えている。今の時代、国からの手厚い支援がある訳でもない。政府は出来れば今のレベルの支援を出来れば削りたいと考えている位だ。そんな状態で誰が養える以上の子どもを作ろうと考えるか???。無責任に子どもを作ることは簡単だが、後先の事を考えていたら誰が、誰が…



【少子化問題の本】
人口減少 新しい日本をつくる
少子化する高齢社会
少子高齢化の死角―本当の危機とは何か
少子化の社会経済学

2007年1月27日 (土)

給食費の踏み倒しについて

 給食費滞納が増加している。そんな指摘を受け、文部科学省が初めて給食費滞納の実態調査をすると、全体の1%のあたる98993人の保護者が、滞納している事が分かった。保護者の経済的な問題もあるが、保護者の責任感や規範意識の欠如が大きく関与しているようだ。

 電話などでの説明・督促、家庭訪問での説明・督促、支払いを求める法的措置と言う形で各学校は対応している。そして、滞納分は、学校や教育委員会の予算を廻して賄ったり、徴収分でやりくりしているところが多い。

 施設設備費や人件費以外の食材費等は保護者が負担する、と学校給食法には定めてある。経済的に苦しい場合は、就学援助制度や生活保護の適用を受けることも可能となっている。但し。金遣いが荒くって払えない、払いたくない、と言う理由では難しいですが…

 給食費を滞納してもお咎めなし、なんて事でルールを守らない輩が出てくると、それに続けと図に乗る輩が出てくる。給食費を滞納する輩が増えていく事で罪の意識が乏しくなる。そして、真似をする輩が更に増える。こんな連鎖が成立している。一部の輩のモラルの低下ではなさそう。こんなパターンで至る所でモラルの低下は吹き荒れている。

 今回騒がれている給食費滞納問題であるが、支払えるのに支払わない場合は、「滞納分+利息+人件費を給料等から差し押さえるのがいいだろう。学校給食法を違反してはいけない、違反すると高くつくと言う具体的なメッセージを指し示さないとどうにもなら無いだろう。給食費を滞納してはいけない、と言う意味は分からなくとも、払わないと痛い目に遭う、と言うことは認識出来るだろう。既にこれだけモラルが低下してしまっているので、手を打っておかないと次世代では更にモラルの低下は避けられない。文化と言うのは次世代に根を伸ばしていくものですからね。

 また、支払えない人に関しては、制度やその窓口等の説明を行う作業が必要であろう。それは教育委員会や学校の責任の下にしっかり行って頂きたい。

 最後に支払えるのに支払わなかったり、経済的に苦しいのに然るべき措置を取らなかったりするのは、子どもの学校での立場を悪くする事にも繋がり、間接的な虐待である。そう言う面からの介入も必要であろう。



【モラルハラスメント】
モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする
モラル違反

2007年1月26日 (金)

『Power For Living』って何なんだ???

 世界中の何百万人もの人生を変えました、と謳って、Power For Livingと言う本を無料提供する、と言うアメリカのアーサー・S・デモス財団と言う団体大キャンペーンが2007年1月7日から始まっている。TVを筆頭に新聞・雑誌に掲載されている。駅構内や電車の吊り広告にも登場しており、一体全体何か分からないので、見る人を戸惑わせている。

 この本を捲ると、あなたは神様にとって特別な存在です人間は誰でも心の中には神様にどうしても頼らざるを得ない小さな子供が潜んでいるのです人類は罪深い、と言う文言が並んでおり、宗教関連のものである事が一目瞭然である。 

 「タイム」誌によれば、創始者はDMを使った個人向けの生命保険・健康保険で大儲けしたアーサー・S・デモス氏で、財団の設立は1955年と言うことだそうだ。現在はキリスト教保守派(右派)の立場で、中絶反対・ポルノ反対・同性愛反対などの運動を展開中らしいが、実態は掴めていない。

 アーサー・S・デモス財団のこうした戦略は、1998年に本拠地のアメリカでも行われ、CNNでも連日連夜流され、駅構内や電車の吊り広告にも登場した。また、「タイム」誌にも広告が入った。投入金額は、大統領選のメディア戦略を凌ぐ33億円。日本でも10億円程投入しているようだ。以前、ドイツでも同様の戦略を用いたが、ドイツ政府からカルト教団と認定され、戦略は1ヶ月ほどで幕を下ろした。こうした背景もあって、フジテレビ・TBSはTVCFの放映を断ったが、テレビ朝日・テレビ東京・日本テレビでは勧誘色が無いと言うこと放映されている。テレビ朝日・テレビ東京・日本テレビに対して、一部からは、特定の宗教・宗派のCMを絶対に流すのは如何したものか、と言う非難が出ており、大金に目が眩んだと囁かれている。

 それにしても、サイエントロジーとの関連が囁かれるなど得体の知れない財団による今回の意味不明な動きに、多くの人が不気味さを感じている。実態が分からないので、もう少し見えてくるまで適当な距離をとっておくのがいいだろう。



【マインド・コントロールとカルト】
マインド・コントロールされていた私―統一協会脱会者の手記
私はこうして創価学会をヤメた―入信から脱退までの軌跡
マインド・コントロールとは何か
マインド・コントロールのすすめ―そのメカニズムと積極的活用法
マインドコントロール―人の心を支配するメカニズム
カルトで傷ついたあなたへ―カウンセリングとリハビリテーション
マインド・コントロールから逃れて―オウム真理教脱会者たちの体験

2007年1月25日 (木)

企業の求人から年齢制限が撤廃される

 政府・与党は、通常国会で雇用対策法改正案に追加改正事項として、企業が働き手の募集をする際に年齢の制限を設けることの禁止を盛り込むようだ。仮に、政府と経済界の調整が遅れた場合でも、議員立法で対応する様だ。

 非正社員の正社員化や少子化で減る労働力を補う団塊世代の就業支援と言うのが目的のようであるが、義務化した後も定年までの雇用期間が短い、年功賃金のため賃金が割高になる等の例外事項を幅広く認め、罰則は設けず違反企業には行政指導等で対応すると言う穴だらけの代物。確かに年齢差別による門前払いをなくす事は出来て、表面的には繕えますが、雇う側に一定の年齢を超えた人を雇う気がなければ、年齢制限なしを信じてノコノコ出て行く人が馬鹿を見る。反って、雇う側の意図が見えにくくなって不親切。名ばかりの安倍首相の「再チャレンジ支援総合プラン」を後押しするだけと言っても過言ではない。

 そもそも採用は企業の自由ではないか。企業への介入はすべきではないのではないか。如何しても介入したければ、政府は先ずは公務員の採用から年齢制限を完全撤廃するのが順番ではないのか。

2007年1月23日 (火)

誠意を示せ、関西テレビ!!!

 データやコメントのねつ造や盗用が発覚した「あるある大事典2」を制作した関西テレビは、世間から非難を浴びまくっている。株価も急落。関西テレビがどんな形で信頼回復をしていくのか、視聴者にどんな風に誠意の示すのか、と眺めていたが、信頼回復に向けて対応の途中で責任回避や放棄した。世間からの非難の嵐が通り過ぎるのを待とうと言う魂胆だ。

 番組打ち切りをしたからと言って、責任を取った事にはなっていない。誤魔化すなと言いたい。社内処分として減給したからと言って、それは責任をとったことにはならない。

 誠意を示せ。判る形で誠意を示せ。スポンサーがなくても、「あるある大事典」を現在の枠で放映し続け、正確な情報を流す位の意気込みが欲しい。大赤字になるだろうが、信頼回復にはその程度はして欲しい。あれだけのことをしておいて、番組打ち切りと社内処分だけでは甘過ぎる。こんな甘い処分だとまた再発する。

 こう言う問題を機に関西テレビには更に成長して頂きたい。あの問題があったからその反省が今後に生かされたと評価されるようなテレビ局になって頂きたい。



【情報操作に関する本】
情報操作のトリック―その歴史と方法
テレビ―「やらせ」と「情報操作」
「情報操作」あなたは騙されている―サブリミナルから作られた噂、メディア工作まで



【関連blog】
萎えた攻撃性と情報操作万歳の関西テレビ

2007年1月21日 (日)

宮崎知事選 自民党には飽き飽き、民主党にはがっかり

 官製談合事件で前知事が辞職した宮崎県の出直し知事選にそのまんま東こと東国原英夫氏が出馬した。しがらみのない政治が出来るのは自分だけ、と県民に訴え、手の込んだ有権者を騙まし討ちにするような集票作戦ではなく、オーソドックスな草の根運動を繰り広げていた。

 開票の結果、東国原英夫氏が、当選を果たした。県民が、しがらみのない政治を望んだのか、タレントと言う知名度だけで選んだのかは分からない。しかし、保守王国の宮崎で与党が公認した候補者を破って当選したことは大きい。保守王国でも自民党に飽き飽きしている人が多いと言うことの証になりますもんね。ただ、自民党には飽き飽きだけど、民主党にはがっかり、その他は問題外。これが現実。

 当然の事ながら、東国原英夫氏は当選が最終目標でないはずなので期待を裏切らない活躍が期待される。知事と言う役職は、議員経験もない素人に知事の職務を全うするのは重荷であるだろう。サポートしてもらったとしても操り人形になってしまうし、しがらみがないが故に議会の抵抗に遭って孤立無援になってしまう姿が容易に想像出来てしまうが…

 とりあえず、目先の問題である鳥インフルエンザ問題を片付けて、入札制度改革に取り組んで頂きたい。前途多難だが、頑張る政治家は応援してあげたい。



【お知らせ】
 左サイドバーに落書き帳を設置しました。ご利用下さい。





【選挙の本】
最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません
ズバリ 選挙必勝法―選挙プロが語る後援会づくりから当選まで
地方議員に就職・転職する方法

萎えた攻撃性と情報操作万歳の関西テレビ

 やっちゃった、バレちゃった、関西テレビが制作した「発掘!あるある大事典2」の納豆ダイエットでのデータの捏造。日常的にメディアは情報を操作しているので、捏造位慣れっ子になってしまっているんだろうね。日本の場合、スポンサーの意向を反映する商業的な色合いが強いし…

 予め、放送翌日から納豆の需要が高まる、と言う情報を手に入れて買い占めた大手スーパーは、カモがネギを持ってくるのを待ち構えた。そんなこととはつゆ知らず、番組に踊りに踊らされ、納豆を買い漁った楽なダイエットが好きなカモども。その煽りを受けて納豆を手に入れることが出来なかった人達。情報に捜査され過ぎてしまった面々。近年これほど情報操作で生活が混乱したことはないのではないか。

 関西テレビの謝罪では、不二家のそれとは違っていた。この手の対応は手馴れたものであった。ただ、明らかに違っていた点があった。謝罪会見に集まった面々の活気のなさ。不二家の時は言いたい放題だったんですが…。叩けば埃が出るもの同士と言う事もあって、関西テレビに対して遠慮が感じられた。そんなこともあって、この問題を煽るような事もない。

 関西テレビは、「視聴者の皆さまの信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ない。2度とないよう対策を講じる所存です」と謝罪し、番組を打ち切って、この事実を一日でも早く忘れてもらおうと思っている。情報を扱う仕事だけに扱い方が上手い。他のメディアもくどくしつこく扱わない事で陰で関西テレビの援護している。テレビで御馴染みのコメンテーターと言う横文字の登場人物たちもこの時ばかりは、おとなしい。メディアの顔を窺っておかなければ、後のち困ってしまうしね…。

 こんな感じで、メディアが煽らないので、一般人の攻撃性は萎えたまま。一般人の攻撃性は、メディアの情報操作によって増幅されている。攻撃性もメディアの報道次第。



【情報操作に関する本】
情報操作のトリック―その歴史と方法
テレビ―「やらせ」と「情報操作」
「情報操作」あなたは騙されている―サブリミナルから作られた噂、メディア工作まで



誠意を示せ、関西テレビ!!!

2007年1月20日 (土)

不二家への尖った攻撃性が気になる

 危機管理に失敗した不二家は、連日袋叩きにあっている。自業自得だと思う半分、社会に正義と言う大義名分を与え、人々の攻撃を暴走させたに過ぎなかったように思う。それにしても、昨今、日本人って、攻撃性って出し方や出す方向を間違えているんぢゃないか???。相手の失敗や過ちを犯せば、攻撃していいと思っているのではないか???。悪い事をした奴にはとことん攻撃していいと思っているんぢゃないか???。

 その尖った攻撃性が気になる。

 不二家が起こした一連の不祥事は確かに信頼を裏切る行為だが、不二家だけが不祥事を起こしているとでも思っているのか。そんな訳はあるまい。ここぞと思って攻撃しているだけの人が多い。しかし、その辺りの理解がなく、単純に模倣だけって人も多い。状況を吟味して行動しないので攻撃性の出し方や出す方向が分からなくなる。相手の失敗や過ちを犯せば攻撃していい、と条件付けられる。まるでパブロフの犬。

 メディアもまた、正義と言う大義名分の下、不二家を攻撃している。よくもまぁ、不祥事を掻き集めてきて不二家への攻撃を煽れるものだ。呆れる。



【危機管理の本】
企業危機管理 実戦論



【攻撃性に関する本】
攻撃性の心理
バイオレンス―攻撃と怒りの臨床社会心理学
サディスティックな人格―身のまわりにいるちょっとアブナイ人の心理学
現代人の攻撃性―犯罪心理の異常と正常 (1974年)

2007年1月19日 (金)

ジャングルで行方不明になった女性と言語習得の臨界期

 ベトナム国境に近いカンボジア北東部のジャングルで、言葉を理解しない裸の女性が発見された。製材所に食糧を盗みに入ったところを作業員たちに捕らえられたらしい。発見されたとされる女性は、傷痕から内戦下の18年前に当時10歳で行方不明になった警察官の女児ではないかとされている。
 発見された女性は、言語の利用が困難なものの腹をたたいて空腹を伝えることは出来るが、怯えているようで生活になじめず苦労しているそうだ。

 1920年頃、インドで発見されたアマラ(8歳)とカマラ(1歳半)と言う姉妹が見つかって、今回のように世界中で騒がれた。夜になると遠吠えをし、鶏に襲い掛かった。結局、カマラは早死、アマラは17歳まで生きたものの結局数十の単語しかしゃべる事が出来なかった。人間の言語習得には臨界期(critical period)があることを証明し、7歳を過ぎての言語習得は難しいと実際に示した出来事であった。

 今回のカンボジアで発見された女児は、言語習得の臨界期を過ぎてから行方不明になっている。…と言う事は、教育次第で再度言語習得の可能性を秘めている。ただ、文化水準が低い地域であったら再度言語習得は難しいかもしれない。如何なるのか非常に興味がある。

 何れにせよ、臨界期に関係なく発達の過程で、子どもに適切な刺激が与えられないと発達に大きな影響を与えることが改めて確認された出来事であった。



【関連blog//臨界期に興味のある人はこちら】
心因による発達障害



【参考になる本】
子どもの脳の発達臨界期・敏感期 早期教育で知能は大きく伸びるのか? 講談社 +α新書

2007年1月18日 (木)

幼児投げ落とし事件の報道について

 大阪府の近鉄八尾駅前の歩道橋で、3才の男の子が精神科に通院している男にに抱き抱えられ、車道に投げ落とされると言う痛ましい事件が起きた。当初は、精神科通院歴がある、と言うことで実名報道は控えられていたが、幼児誘拐等で前があることが分かると、メディアは一斉に実名報道を始めた。これは、心神喪失状態で無罪にはならないだろうとする判断が働いた為だろう。

 メディアの作ったシナリオは、無邪気な子どもを襲った許し難いペドフィリア(小児性愛者)、と言う感じ。精神科に通院している事や知的障害と言う事実はぶっ飛んでしまっている。少々誇張された加害者像と言う感じがする。

 そして、思いだしたかのように精神科に通院している事や知的障害と言う事実が着目される。そんな訳で、精神科に通院している人は怖い、何をするのか分からない、と言うイメージを焼き付ける。

 残念な事に、家族から、あなたは大丈夫???、と言われた精神科に通院している患者さんが複数いた。人に危害を加えないよね、性愛の対象が小さい子どもだなんて言わないよね、と言う意味の大丈夫である。患者さんは、家族にそんな風に思われているんだ、と感じ傷つく。こう言う事件が起こるとこう言う悲劇が起る。

 精神科通院歴のある人が起こした事件が報道されると、こう言うことが起ることをメディアの人達って知っているんだろうか???。

2007年1月17日 (水)

意味不明と囁かれる民主党のTVCF

 嵐の海を航行する船の上で、舵を取る小沢一郎・民主党代表が何故か突風に飛ばされてしまう。そして、菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長が受け止める。こんな意味不明でお粗末なTVCFが昨年末から流れている。支持者を問わず不評である。

 小沢代表が率いる民主党では自民党には勝てない、と宣言しているようにも受け取ることが出来るこのTVCFを見て、やっぱり民主党の先行きの暗さを感じる私です。この際、言わせて貰うのであれば、『生活維新』と言うのも意味不明。もう少し具体的に示さないとさっぱり。思いなんか届かない。言葉のイメージの力を利用としているのだろうが、その手は小泉元首相の時に既に賞味期限は切れていたように思う。

 国民は、民主党が具体的に何をしてくれるのかを見極めようとしているのに、これでは把握出来ない。分かり易さで自民党と対決していけば高感度アップなんですが、もったいない。



【民主党】
1票で首相が代わる!―新「民主党」が『日本版オリーブの木』で政権をとる
民主党は今こそ存在感を示す時

2007年1月16日 (火)

病んでいるイラク その死刑には意味があるの???

2006年12月30日にイラクのサダム・フセイン元大統領がドゥジャイル村でのシーア派住民の148人虐殺に関して人道に対する罪で処刑された。処刑時に立ち会った目だし帽を被った男たちが、旧政権下で処刑されたシーア派指導者の名前を叫び、絞死刑台の上で首に縄を掛けられた状態のフセイン元大統領に向って「地獄に落ちろ」などと罵声を浴びせた。そして、処刑。その生々しいシーンは、インターネット上に流出し、多くの人の目に触れた。その光景に世界中から非難の声が上がった。

 ドゥジャイル村でのシーア派住民虐殺事件では、フセイン元大統領の他にイブラヒム元大統領顧問とバンダル元革命裁判所長官にも同様に死刑判決が下されていた。フセイン元大統領があのような形で処刑されたことや裁判の手続きや人道上の問題から、イラクのタラバニ大統領や欧州諸国を中心に延期を求める世論があがっていた。しかし、そうした世論は無視され、2007年1月15日に処刑された。

 ドゥジャイル村でのシーア派住民虐殺事件に関して人道に対する罪でフセイン元大統領は裁かれたのだが、宗教対立で裁かれてしまったと言う印象が強く残る。元大統領顧問と元革命裁判所長官についてもそんな感じだ。こんなことをすれば後々の尾を引くのは分かりきっている。憎しみの連鎖の活性を高めるだけだ。それを証明するかの如くイラクでは、連日連夜爆弾テロが続き、多くの死者が出ている。憎しみの連鎖は、多くのイラク人を巻き込んで大きくなって、止まる気配は無い。



【気になる本】
粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器

2007年1月14日 (日)

あなたは勝ち組???、負け組み???

 世間では、『勝ち組・負け組み』と言う言葉が流行語の域を超えて、随分馴染んできている。その基準は、共通認識がある訳でなく個人によって様々である。或る人は、一定収入が得られるだけで勝ち組、と言う。また或る人は、年収1000万円以上の収入があれば勝ち組、だと言う。多くの意見としては、年間700万円以上の収入があれば勝ち組、と言う事らしい。


 全世帯の収入金額を元に5等分してみると、以下の通りになる(平成17年度厚生労働省調査より)。これを見て、自分が勝ち組なのか、負け組みなのか、考えてみて欲しい。

     第1階級 209万円以下
           平均所得金額123万9000円
     第2階級 209〜372万円
           平均所得金額291万7000円
     第3階級 372〜574万円
           平均所得金額465万8000円
     第4階級 574〜893万円
           平均所得金額725万4000円
     第5階級 893万円以上
           平均所得金額1295万1000円


 一世帯当り465万8000円あれば、極平均的な年収と言うことになり、372万円以上あればとりあえず中流家庭と言うことになる。意外に一世帯当りの収入は少ない。金銭的な部分だけを勝ち組・負け組みの判断材料としてみる。年収700万円以上の収入があれば勝ち組とするならば、極平均的な年収の2倍程度の所得と言う事になってくる。

 ただ、『勝ち組・負け組み』は、金銭的な部分だけでは、決められないのではないだろうか。勝ち組・負け組みの判断をする際には、生活の満足度もまた経済的な要素と同じ位大きい。幾ら経済的に裕福であっても、収入のために自分の生活の殆どを犠牲とするような生活だとしたら、勝ち組とは言い難い感じがする。



【参考になるかも】
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
しのびよるネオ階級社会―“イギリス化”する日本の格差
不安大国ニッポン 格差社会の現場から

危機管理出来なかった不二家とそこに群がるクレイマー

 洋菓子の不二家は、雪印乳業の二の舞いを避けたい、と言う思惑から消費期限切れの原料を使用していた等の問題の発覚を恐れ、隠蔽を行っていた。しかし、白日の下に晒された。不二家に対する非難が日ごとに強まって、お客様サービス室を設置し、対応を迫られる事になった。

 すると、不二家の洋菓子を昨年11月に購入し食べ腹痛や嘔吐が生じた、と言う消費者からのクレームが寄せられた。騒いだから健康被害を受けたと感じた人やいたずらや賠償金目当てのものも多く含まれているそうだ。

 消費者への信頼を裏切ってまでも発覚を恐れ、問題を隠蔽した不二家。危機管理能力の低さが露呈してしまった感じだ。そして、早期に対応をとらなかったため、いたずらや賠償金目当ての輩までもを相手にしなくてはいけないと言う問題まで背負い込むこととなった。余りに時間が経過し過ぎて、誰が本当の事を言っているのか分からない。

 通常、腹痛や嘔吐が生じたと言うクレームは、腹痛や嘔吐が生じた時点で行うべきもので、数ヶ月して問題が発覚した後にするものではない。因果関係が特定出来ればその限りではないだろうが、でなければ因果関係が特定出来ない。

 因果関係が特定出来ないにも関わらず今頃クレームをつける人達は、一体何を期待してクレームをつけるんだろう。何かメリットがあるものだ。やっぱり、アレ目当てなのでしょうか???



【危機管理の本】
企業危機管理 実戦論

2007年1月13日 (土)

『ホワイトカラー・エグゼンプション』をぶっ潰せ!!!

 残業代をゼロにするサラリーマンにとっての恐怖の法律『ホワイトカラー・エグゼンプション』の成立を目指していた安倍内閣だったが、もう少し議論を進めていく必要がある、と言い見送った。

 安倍首相就任当初の人気が現在も維持されていれば、『ホワイトカラー・エグゼンプション』の成立を是が非でも行っただろう。しかし、下げが止まらぬ安倍人気と言う現状では、『ホワイトカラー・エグゼンプション』を成立させてしまうと、与党人気まで下がってしまう恐れがある。

 自民党内では、既に安倍首相は賞味期限切れ、と言った評価を下している。出来ればとっとと辞めて欲しい位に思っている議員もいる。しかし、今年7月に参議院選挙が控えている事もあって、これから態々次期首相になろうなんて思っている者はいない。だから、死に体の安倍首相を生かし続けなくてはいけないと言う事情がある。

 そんな訳で、サラリーマンに不評の『ホワイトカラー・エグゼンプション』の成立を見送った。とりあえず参議院選挙が控えているので、サラリーマンを敵に回すのは止めておこう、って感じ。国民は馬鹿で無関心だから、参議院選挙が終わってから成立させてしまえば良いとでも思っているのだろう。ついでに消費税アップもしてやろう、なんて思惑が見え見え。

 サラリーマンよ、国政に興味を持たないと大変な事になる。生活困窮は必至だよ。今回は『ホワイトカラー・エグゼンプション』の成立を見送ったけれど、企業は成立のために与党に工作をしているので、恐らく7月の参議院選挙後復活だよ。そこのところを考えて臨まないと。成立してから文句を言っても意味が無い。嫌なら嫌で選挙で意思表示。それをしないと、国民は馬鹿で無関心だから…と政治家に思われる。

 日本って、アメリカの共和党みたいに企業の意向を尊重するところはあるけれど、国民の意見を代弁する民主党のようなところはない。日本の民主党は小型の自民党みたいだし…。民主党が国民の意見を代弁するような政党だったら、『ホワイトカラー・エグゼンプション』を決して可決させない、なんて参議院選挙に向けて宣言するだろうけど、政権を狙う政党は実現不可能な事は言わないのが鉄則だもんな。弱者救済を謳っている共産党は集票する為の戦略にしか過ぎないし…。日本も二大政党制に突入して、国民の要求が反映されるようになって欲しいものだ。

 それにしても、経団連トップのキャノン・御手洗会長は、更なる企業利益を生み出す為に『ホワイトカラー・エグゼンプション』を推している。サラリーマンの敵だ。サラリーマンに対して口の聞き方を考えろ、とばかりに、キャノン製品の不買運動でもサラリーマンは展開すればいいのに…、そんな風に思う。でも、国民はへたれ。キャノン製品の不買運動どころか、挙って買い求めている。キャノンの売り上げは伸びる一方だ。

 ああ、あなあさまし。

2007年1月12日 (金)

厄除けを解釈してみる!!!

 数え年で、男性の25歳・42歳・61歳、女子の19歳・33歳・37歳。これは何を指すのかご存知でしょうか???

 正解は、厄年です。そして、厄年を挟み、前厄・本厄・後厄と言います。その中でも、男性の42歳の厄年、女の33歳の厄年は、大厄とされ、用心した方が良いとされています。そもそも、『厄』とは、「わざわい」の事を指します。精神的にも肉体的にも変調を来たし始める頃で、病気や災難に遭い易く苦労の多い年回りとされています。

 そんな訳で、厄年を迎えると厄除けに、なんて言う人も多くいらっしゃいます。中には、厄年に関係なく何か悪い事がある度に、厄除け、と言う厄除けマニアもいらっしゃるようです。最近では、わざわざ厄除けに出かけなくても、厄除け祈願文を自分で唱えるだけで自宅に居ながらにして出来る厄除けもあるようです。一寸邪道な感じもします。

 さて、そんな厄除けなのでありますが、厄除けの神社・仏閣って案外辺鄙なところにあったりします。辺鄙なところでなかったら妙に階段が長かったりします。それは、如何してなのか。無い知恵を絞って考えてみたところ、これは健康のためにしっかり体を動かしなさい、と言う先祖達の知恵であったのではないか、と結論に至りました。

 社会はどんどん便利になって体を動かす機会が減っています。また、栄養状態が良くなって生活習慣病を患っている方も多くいます。私の周囲にも厄を迎えて、30代で脳梗塞を患い重い後遺症が残ってしまった人、心筋梗塞で危く命を落としそうになった人、と厄年の辺りで体調を崩す人を多く見掛けます。痛々しい姿は見るに耐えません。そんな人達を見て、あんな目に遭わない為にも体を動かそう、と言う人が増えました。

 健康であって当然、と考えがちだけれど、健康って失って初めてそのありがたみが分かる。しかし、言葉上の理解は出来る出来るけれど、なかなか健康を失った状態をイメージする事は出来ない。だから、自分は大丈夫、他人事、と言った認識に繋がり易い。

 因みに、厄年の辺りで体調を崩した人達は、儀式として厄除けをして、以後健康管理を誓ったようです。家族のために未だ死ねない、病気の辛さは二度と味わいたくない、との事だそうです。



【厄除け関連の本】
災難カレンダー―365日の厄除けガイド
開運・厄除け 面白すぎる雑学知識―読むだけで「大吉」の縁起本
「厄除け」読本―あなたも大丈夫、厄年の知恵 (1984年)

2007年1月 7日 (日)

人選ミスだった官房長官人事

 重荷なのか、チャンス到来とばかりに過剰適応しているのか、安倍内閣で官房長官を務める塩崎恭久議員先生の逸脱とも言える言動に、国内外から失笑の嵐が起っている。

 この官房長官は、外務副大臣やハーバード大行政学大学院修了という経歴を持ち、語学堪能で外交通と言うイメージを前面に出している。本人の想いがかなり先走っているようだ。

 状況を見ないでしゃしゃり出てくるので、国外の要人からかなり不評のようで、敬遠されている。自慢の語学力も自慢するほどでもないようだ。とにかく評判の悪い。取り巻きも取り巻きで、売込み方が不評であることを教えてあげれば良いのに…、と思ってしまうのだが、どうやらこの官房長官の周りでは、そんなアドバイスはご法度のようである。

 国内に於いても不評である。この国の国民が政治に無関心であるのが幸いして、それほど目立ってはいないが、生半可の知識による横文字のオンパレードで、記者から意味を突っ込まれ、パニックに陥ってしまう。本人ですら言葉の理解が出来ていない状態。国民に分かり易く伝える、と言う記者会見での官房長官の役割を果たせていない。自己満足で自己完結。

 下手なお笑い芸人を見ているより、この議員先生の会見の方がよく笑える。末恐ろしい程のお笑いのセンスが光っている。しかし、官房長官と言うのは人を笑わせてナンボと言う仕事ではないので、もう少しましな人材を要職に置いて貰わないと…。

 おいおい、安倍首相、大丈夫か???。

2007年1月 5日 (金)

結婚相手の好みと条件

 知り合いの女性のブログ(mixi)に、自分の好みの結婚相手の好みについて「デブは許せるけど、ハゲは絶対嫌だ」と書いてあった。早速、「ハゲは誤魔化せるけど、デブは誤魔化しが利かない」とメールを入れて突っ込んだ。「言われてみれば…」と言う反応に大笑いをした。そう、ハゲってカツラなんかで誤魔化せるのである。くすくす。

 結婚相手と言えば、友人が必死に探し求めている。条件は、20代で美人でスタイルが良いと言うものだった。確かに資産家の息子で美男ではあるが、初老に突入した友人の条件はかなり無謀って感じだった。結婚秒読みの彼女がいたが、いざ結婚の話になると周囲の反対にあって撃沈。案の定の展開だった。最近はどんどん年をとるに連れて、親からのプレッシャーが強くなって、条件から好みへと代わり、しっかりしている人を探し求めているようだ。

 結婚相手の好みと結婚相手の条件、って似ているようで全くの別物ですね。

2007年1月 4日 (木)

常識・習慣・しきたり

 常識が欠如していたり、習慣やしきたりを無視したり、分からなかったりしている人が増えている。人間関係が希薄になって、常識・習慣・しきたりの重要さが分からないと言うことが大きく影響している。昔は、家庭での大きなイベント事があると、近所や知り合いの協力なしでは行うのは大変過ぎた。そのため、互いに協力しあうのが文化に根付いていた。しかし、最近は金さえあればなんとかなってしまうので、互いに協力しあう文化は衰退している。

 先日、お葬式があった。昔からの習慣でご近所はお手伝いをした。しかし、何のお礼の言葉もなかった。そんな訳で、ご近所からは相当数の不満の声が上がった。そして、こんな状況になっている事を知らずに、ご近所は墓掃除をしなかった、と手伝いの不備についての不満をぶちまけた。すると、確かに習慣として墓掃除はするけれどどこに墓があるかなんて聞いてないのに出来るか、習慣では墓の場所はしっかり伝える事になっている、と指摘され険悪なムードに突入し、挙げ句に。いつもご近所の慶弔の手伝いに協力せず要求だけは一人前にする、これからは何も手伝うのを止めてしまおう、と声が上がる始末。

 全国各地でこんなもめ事って結構多いんだろうな、と思う。

 色々用事があっても一大事と言うことでお手伝いをしようとなった経緯があるのだろう。やっぱりこうした習慣は継続させていくべきだ。その際には常識としてご近所へのお礼や感謝は必要不可欠だ。しかし、お礼や感謝を相手に要求するのはどうしたもんだろう。相手への要求が強くなればなるほど、腹が立つだけではないだろうか。あの人はなんて社会性に乏しいんだろう、ああはなりたくない、程度に留めておくのが良いのかな、って思った。

2007年1月 3日 (水)

医療制度の改悪

 最近は久しぶりに顔を合わせる友人との話題は専ら健康の話題である。加齢と共に体の不調をひしひしと感じるためにこんな話題が自然に出てくるのだろう。数年前だったらこんな話題は決して出てくることはなかった。

 国の財政難によって医療制度の改悪が進んでいる。健康に不安を抱える人にとっては頭が痛くなる政策である。保険適用外の治療が増え負担が増えたり、幾ら治療をしても医療機関に支払われる医療費の上限が定められるために医療機関は必要な治療や検査であってもしないなんてことが起こっている。更に、患者の立場に立った良い医療を提供している医療機関程経営危機に陥ってしまう。お寒い話である。

 医療費は高いけど受ける医療サービスの内容は貧弱だね、健康に不安を抱えているとこんな医療制度の改悪の話も敏感になる。今までの日本の医療が良過ぎた、と言う人がいる。確かにそうかもしれない。ただそれを当然の事として受けていたので、やっぱり医療制度の改悪は受けられない。

2007年1月 2日 (火)

職能団体の学会誌

 学術学会や職能団体に数多く入会していると、会費の納入が大変だったりする。毎年五月辺りに送られてくる会費納入用紙にはぞっとさせられる。

 しかし、学術学会や職能団体から送られてくるもので、もっとぞっとさせられるものがある。それは、学会誌等の小冊子。一センチに満たないものだが、年数回送られてくるし、所属しているところが複数なので、どんどん蓄まっていく。夫婦で所属していようものなら更に倍となる。恐ろしい現実である。

 そして、誰もが決まって、専門書的な色合いもあるのでなかなか捨てられない、と言い、困っている。そんな訳で、本棚や押し入れの肥やしにしている人も多い。縁のない人にはわからない話だけれど専門職の人にとっては頭を悩ませる問題である。

2007年1月 1日 (月)

英和辞典と電子英和辞典

 最近の学生って、英単語を調べる際に英和辞典を使わないらしい。代わりに電子英和辞典を使うらしい。これが全ての学生に当てはまるかどうかは知らないけれど、驚きであった。

 私たちの時代は、英単語を英和辞典で調べるのが常識であった。何度も何度も調べ例文を覚えることで英語力は身についていくとされていた。そして、英単語を調べる早さと英和辞典の手垢汚れの具合をみれば、その人の英語力が大体わかると言われていた。

 電子英和辞典なんか使っていたらどんな風に英語の勉強をしているんだろう。確かに英単語を調べる手間は省けるだろうが、その程度位しかメリットはないように感じた。

2006年12月29日 (金)

石油を巡る攻防

 昔、原油採掘技術と金を持たない国は、採掘権を欧米の石油会社に売り渡した。そして、石油会社は大量に産出し、原油価格を安価なものにした。原油価格は欧米のセブン・メジャーズと呼ばれる石油会社7社で決めているようなものであった。そして、安い原油をバックに、欧米を中心に石油なしでは成り立たない生活が出来上がっていった。見渡せば、身の回りの多くのものが石油で作られている。

 しかし、次第に産油国も原油を国有化していくようになった。また、原油の力をバックに力を持つようになっていった。第四次中東戦争でイスラエル支持を表明した国にアラブ石油輸出国機構が原油輸出を削減したのはいい例である。これはオイル・ショックと呼ばれ、当時の経済に大きな影響を与えた。ご存知の方も多いと思う。

 このままアラブの産油国が力を持つかと思われていたが、北海・メキシコ湾・インドネシア等で相次いで大規模な油田が発見され、アラブの産油国が供給量を制限してもそれ以外の産油国からの供給があるため、石油戦略は思うような成果を上げる事は出来なくなっていった。

 その後、益々世界規模で石油なしでは成り立たない生活が出来上がっていった。しかし、昨今は状況が一転した。エネルギー需要が急激に伸び、慢性的な不足状態が生じだしたのだ。これを機に原油価格は高騰。再び産油国主導で原油価格を決めるようになっていった。産油国が再び力を持ち始めた。この影響は特に欧米で、大きかった。

 産油国が力を持つようになっていったことで、もともと産油国が欧米に対して抱いていた不信感が花開くようになっていった。そして、石油の力を背景に反アメリカを掲げる国が台頭してきた。イラク・ベネズエラなどが代表格である。落ちぶれていたロシアもまたそんな国の一つである。石油に依存するアメリカにとってみれば、こうした産油国の反アメリカと言う動きは、アメリカの意向が今までのように通用しなくなることであり、頭の痛い話である。

 どこかの産油国がアメリカの言うことを聞いてくれればありがたいんですけれどね。それなら作ってしまえ、そんな発想からイラク戦争をアメリカが起したなんて考えている人達もいます。だって、あの戦争でアメリカ企業が重要な石油利権を沢山手にした訳ですから。



【反ブッシュ関連の本】
9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ
粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器
ホワイトハウス報道官 レーガン・ブッシュ政権とメディア
反ブッシュイズム―いかにブッシュ政権は危険か



アルカイダはアメリカの創造物

2006年12月25日 (月)

スクールカウンセリングの問題

 先日、来年度のスクール・カウンセリングとキンダー・カウンセリングの希望調査票が届いた。毎年届くのだが、待遇面で魅力に欠けるので、チラッと見ていつもゴミ箱である。私にとってスクール・カウンセラーってそんな程度のものである。待遇面の改善があれば、非常に興味のある領域である。多くの人がそんな風に考えているようだ。

 さて、今日はスクール・カウンセリングの問題点に触れてみたい。その問題とは、スクール・カウンセリングが受けられるのはその学校に在学中だけ、と言う暗黙のルールです。卒業したらスクール・カウンセリングを受ける資格をなくしてしまうのである。卒業したり、中途退学したら何処に相談に言ったら良いの???。これは実際に引籠もっている人が尋ねることの多い問題でもある。確かに無料で相談にのってくれるところなんて殆ど知られていないのが現状である。

 以前、自分の所に引っ張って支える、と言うスクール・カウンセラー(開業をしている臨床心理士)がいました。有料カウンセリングを引き受けますと言う事だ。財力があればそれも良いのでしょうが、金がなければ受けられないって言うのは厳しい時がある。実際にカウンセリングが必要なのに財力が無く受けられないケースは多いようです。

 そこで或るスクール・カウンセラーは考えました。学校長に許可を貰って卒業後も継続してカウンセリングを受けられるようにしたのです。学校長もスクール・カウンセラーも天晴れと言う感じです。残念ながら、異例中の異例と言ったケースで、どこの学校でもそういう風になるとは限りません。

 全てのケースで卒業後の支援は必要ないですか、引き籠もっている人、発達障害の傾向がある人、いじめ等でストレス反応が出ている人なんかは、卒業後の支援が必要だと思います。何とかならないものでしょうか。

2006年12月22日 (金)

ノロウイルスの裏話

 日本各地で猛威を振るっているノロウイルスは、ここ数年で患者数が急激に増えている新顔のウイルスで、経口感染し、非細菌性急性胃腸炎を引き起こす。そのため、食中毒の原因の1つとされている。貝類や感染したヒトの糞便や嘔吐物やそれらが乾燥したものから出る塵埃により傾向摂取することで感染する。そして、免疫力の低下した老人では、吐いたものを喉に詰まらせることによる窒息死したり誤嚥性肺炎による死んだりすることもある。

 そんなノロウイルスであるが、毎日の様に新聞を賑わし、高齢者施設を中心に死者も続出している。国立感染症研究所は、2006年は感染者数が1000万人を超えると予想していたが、予想的中と言ったところだ。

 先日ノロウイルスの感染者が発見された近畿地方の或る精神科病院では感染防止の為、年内入浴禁止となっているらしい。また、清拭も感染の恐れがあると言うことで出来ない状態となっているらしい。こんな情景を見て、ノロウイルスは感染しないかもしれないが疥癬やしらみが湧く、なんて冗談を言っている人がいました。

 また、高齢者介護認定委員会の席上では、お医者さんの口から、ノロウイルスの検査は保険適用されない、1万円以上の負担が掛かる、検査を受けていない人が多い、発覚しているのは氷山の一角、相当数の人がノロウイルスに掛かっているので感染しないように注意して下さい、外出後の手荒いとうがいは欠かさずに、と注意を促していた。

 罹って後悔するか、面倒だけど予防するか。どちらを選ぶかは、その人次第。国立感染症研究所が感染者数が1000万人を超えると予想しているのに、ノロウイルスの検査が保険適用されないなんて…。どないなっるんや!!!、責任者出て来い、と言いたいが、そんな状況を作っている政府を許しているのは、有権者である。



【ノロウィルス関連】
ビデオ 汚染防止!ノロウィルス対策

2006年12月16日 (土)

教職員の精神科疾患の裏の原因

 文部科学省は、05年度の精神科疾患による病気休職をした公立小中高校等の教職員が過去最高に上った、と調査を公表した。病気休職7017人の内、4178人が精神科疾患で、その割合は59.5%。過去最高なのだそうだ。


 精神科疾患による病気休職が増えている状況の説明として、文部科学省は以下の通り説明している。
 保護者への対応が煩雑になっている
 子ども・社会が変化してこれまで培ってきた指導法が通用しない。

 えぇぇぇ〜それだけ???、なんて思ってしまう。

 精神科疾患による病気休職されている教職員から話を聞く機会がある。すると学校の当たり外れも大きいがその多くは、校長以下教職員の精神科疾患への理解のなさ、人間関係の悪さが大きな要因になっている感じである。同じ給料を貰っているのに如何して配慮しなくてはいけないのか、配慮するとこちらに仕事が多く圧し掛かってくる、等と嫌味から始まって、いじめに発展していくようだ。挙句に症状が悪化してしまう人を多々見かける。生徒のいじめもあるが、教職員のいじめもある。教職員がいじめをしているから生徒のいじめなんてなくなる訳が無い、と言っていた人もいた。勿論、庇ってくれる人もいるそうだ。しかし、どんどん手口が巧妙化していくようだ。

 学校長も無理解。休職から復帰して再度調子を崩すと、次に休職した時は薬も通院も終わってからにして下さい、なんて言う校長もいたようです。一歩間違えば人権侵害レベル。

 もう少し、一部の学校は居心地の良い職場作りをしていった方が良いのではないか。本当に心配する。精神性疾患は誰にでも起こりうるものであり、職場に問題があればあるほど生じやすいものである。

2006年12月15日 (金)

キレる大人

 警察庁が、最近の犯罪の動向を発表した。些細な事でキレ暴力を振るう成人が増加している傾向にあるのではないか、と分析している。昨年は10年前の4.2倍にだった。他の犯罪は昨年を下回っているが、暴力事件は去年を凌ぐ勢いであるようだ。

 如何して、暴力事件が増えたのだろうか。

 理由は沢山ある。でも、その中で、ストレス耐性の低下と言うのが大きいのかなぁ、って推測する。些細な事でキレてしまう。些細な事に耐えられない。何でこんな些細な事で。ちょっとキレ過ぎぢゃぁありませんか。本当にちっぽけな事でキレてしまう。呆れてモノが言えない時がある。

 このストレス耐性の低下は個人レベルと言うよりは社会レベルで低下している感じ。街中では、キレる、ムカツク、ストレス耐性の低下を加速させる言葉が氾濫している。そんな言葉に誘われて、ストレス耐性の低下させている。皆一寸した事で腹を立てているから自分も一寸した事で腹を立てて良いんだ、と認知する。各々が、一寸した事で耐えることなく、ムカツク、と言い放つ。相乗効果となってストレスが低下していく。こうやって、ストレス耐性がどんどん低くなっていく。一旦低くなったストレス耐性は、高くならない。ある種のキンデリング現象が起っている感じ。ストレスの処理が下手な人が逸脱行為として、暴力事件を引き起こす。

 さて、このキンデリング現象と言うのは、もともと物理学用語。それが精神医学の用語として近年使われるようになってきた。負の条件付けが繰り返されると次に症状(問題行動)が起き易くなる、と言った感じで使われている。

 今、社会に求められるモノ。耐える事。我慢する事。そんな風に思う。



【関連blog】
キレる小学生 

2006年12月14日 (木)

そのまんま東、目指せ政界

 官製談合事件で前知事が辞職した宮崎県の出直し知事選にそのまんま東が出馬表明をした。新たな風を吹き込んで欲しい、と期待するものの、それが幻想であることは判りきっている。

 それは、そのまんま東が当選しないから、と言う事ではない。当選したとしても、議員経験もない素人に知事の職務を全うするのは重荷であるだろう。また、サポートしてもらったとしても操り人形になってしまいそうだ。また、素晴しいビジョンを示しても、議会の抵抗に遭って孤立無援になってしまうのは見え見えだ。そんなこんなで何も変わらない感じがしてならない。

 出馬表明を受け、そのまんま東に対するネガティブ・キャンペーンを行っている議員もいる。そのまんま東が犯した未成年のイメクラ嬢との“淫行”事件を引っ張り出して、こんな奴が知事選に出馬したら宮崎は笑いものになる、と牽制している。確かに、そこを突付かれると痛いだろう。しかし、あの事件の反省から清く正しい姿を見せてくれる事だって考えられる。要は、しっかり知事を務められるかが問題だ。腐敗塗れの知事では困ると言う事だ。

 そのまんま東の出馬表明を聞き、私の中では政治を変えて欲しいと言う気持ちと政治は変わらないと言う気持ちがぶつかり合っていた。政治のスタイルはなかなか変える事は出来ないが、誰かがアクションを起こさない限り変わらないものである。そのまんま東の活躍に期待したい。

2006年12月13日 (水)

「正しい和食」ってなんだ???

 諸外国に旅行してそこで出会う日本食と言うのは、こんなもの食えるのか、と言った日本人の想像を絶する組み合わせの代物であったりする。味の如何を問わず、馴染みのないその組み合わせにショックを受ける人は少なくない。ただ,
言えるのは現地の人のにはなかなかの好評であると言う事だ。それもそのはず。海外の日本食料理店は別に日本人旅行者なんて相手にしていない。現地人を相手にしているのだから…

 少し前の事になるが、海外の日本食料理店に並ぶ和食メニューが日本で食べるものとはズレがあったり、誤解があったり、まがい物であったりすると言う事で、政府が「正しい和食」を認証していこうとする動きをみせた。旗を振っているのは族議員の大御所と囁かれている農林水産大臣。食事に入ったアメリカの日本食料理店で韓国風焼肉が和食のメニューに含まれているのをみてショックを受けたのが発端だそうだ。その後、メラメラと来て、有識者会議を立ち上げた。そして、農林水産省は、食材や調理法が本来の日本食とかけ離れた料理を提供している日本食レストランが増えているため、と説明した。 

 このニュースが世界を駆け巡ると欧米のメディアはこうした日本の姿勢を攻撃した。和食の明確な基準を作ろうとした姿勢をファシズムと呼んだところもあった。他にも、日本がスシ・ポリスを派遣する、論争の火種になる恐れがある、等と伝えた。日本政府の思わぬ食文化への介入にその抵抗は凄まじい。

 確かに見当違いな対応だ。大きなお世話だと思われても仕方がない。そこまで他国の食文化を干渉するのは如何だろうか。中国政府は、日本の中華料理に文句を言わない。冷やし中華、焼き餃子なんて中華料理に無い。そんなことに抗議はしない。韓国政府もまた、日本の辛いだけのキムチが似て非なるモノ、なんて抗議しない。日本政府が言っているのはこんなレベル。レベルが低い。

 世界の日本食レストランを日本政府好みの味に合わせたいのか。認証制度の意義に首を傾げる。世界の笑いもの。また、農林水産大臣の一声で、「正しい和食」の認証のための有識者会議を立ち上げるなんて…。何を考えているのやら。税金の無駄遣いとしか言いようがない。独裁国家のお偉いさんの戯言か。勘弁してくれ。



【日本食レストラン】
アメリカで成功する日本食レストランの経営

2006年12月12日 (火)

初老っていつからだと思う???

 今ほど寿命が長くなかった昔は、40歳を越えたら、初老、と呼んでいた。老年期の始まり、と言った意味であったのでしょう。でも、今の時代、40歳過ぎたら老年期の始まり(初老)、なんて言われても、ピンと来る人はどれ位いるのだろうか。

 市場調査会社・ACニールセンによれば、初老と呼ばれる40歳代は、プライベートでも経済的にでも安定し、自信を持って楽しく過ごせる10年間、と言うイメージが定着しているとしている。そして、人生は40歳から新しく始まるとしている。

 また、自分たちにとっての「中年期」は60歳代、とアメリカ人の6割が考えているようだ。こうしたアメリカの傾向は顕著であるが、「中年期」や「老年期」に相当する年代は世界的にみても上昇中している。

 背景には、食生活の向上や医学の進歩により大幅に寿命が伸びていった事、所得の伸びた事が関係しているようだ。そして、身も心も若く保ちたい、老化防止をしたい、と言う「アンチー・エージング」ブームも影響しているようである。

 自分の周りの40歳代に目をやってみる。ブツブツ言いながらも、確かにプライベートでも経済的にでも安定し、自信を持って楽しく過ごしている人が多いような感じがする。周りにいる人が、仕事に就き、平均以上の収入を得ている人達だからそうなのかもしれないが、ACニールセンの分析もあながち間違いではなさそうな感じがした。初老の時期を見直した方がいいのかもしれない。

 皆さんは、初老の時期の見直しについて如何考える???



【アンチー・エージング】
人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術
老化を防ぎ若さを保つ100のコツ―即効アンチエイジング

2006年12月11日 (月)

自転車による事故

 周囲の情報の収集はその大部分を視覚と聴覚に依存する。人間の場合は特に視覚への依存度が高く、人間の脳の凡そ70%が視覚と密接に関わっている。ただ、視覚の場合、正確さは高いが、情報を得られる方向が決まっていると言う弱点がある。一方、聴覚の場合、視覚よりも正確さは格段に劣るけれど、全方向からの情報を得られると言う事もあり侮れない。その為、視覚と聴覚は互いを補いあっている。

 さて、前置きが長くなったが、気になる事がある。それは、自転車の乗り方の問題である。自転車に乗っている時に周囲の情報に気を留めていない大人や結果として注意を払えていない大人が多い事だ。

 i-podを大音響で聴きながら、携帯電話でお喋りをしながら、乗っている人って多い。楽しむ事は良いが、視覚だけに頼って聴覚が疎かになってしまっている。視覚と聴覚は補い合っているので、こんな状態はかなりやばい。確認をしない限り入ってくるのは前方方向の情報のみ。視覚の死角になる部分からの情報は入らない。


 さて、ここで質問。i-podを大音響で聴きながら、携帯電話でお喋りをしながら、自転車に乗って、進路変更するとどうなる???。


 《答え》情報が入ってくる範囲が減り、自転車には方向指示器もないので、格段に接触事故が増えます。


 自転車がいきなり進路を変更するので、後続の人・バイク・車は大変です。特に小回りが利くバイクは接触が増えたり、接触を避ける為事故を起こします。聴覚刺激を遮断するだけでこの有様。小中高生でもこうした傾向はあり、今後、大問題への発展の可能性がある。

 先日見かけた女性は凄まじかった。i-podに、雨傘。聴覚と視覚を塞いでの自転車運転。更に、信号無視しての突然の進路変更。後続のバイクは追突を避けるために転倒。気の毒でした。そして、女性は何が起こったのか気付かず、何もなかったかのように自転車に乗って去っていきました。道路交通法違反の適用も考えないとね。



【自転車の事故に関連する書籍】
自動車事故知識と最近の裁判実例―人,電気,気車,自転車を含む (1954年)
自転車 ルールを守って楽しく乗ろう〈第1巻〉自転車のルールとマナー
自転車 ルールを守って楽しく乗ろう〈2〉自転車の安全知識と技能
自転車 ルールを守って楽しく乗ろう〈3〉自転車の歴史

2006年12月 8日 (金)

『ふぞろいな秘密』と名誉毀損

 話題先行の石原真理子作の暴露本『ふぞろいな秘密』。史上最大の暴露本と言う事で、メディアも興味本位で扱っている感じである。連日、芸能ニュースを賑わせているが、見る度にあそこまで昔付き合っていた人の事を書けるものかと思う。特に賞味期限が切れてしまったタレントの場合、それ位無神経にならなければ、芸能界で残れないと言うことなのでしょうか???。ある意味賭けなのでしょうが、ここまでやってしまうと遣り過ぎで、逆効果のように思います。

 今後、名指しされた側の反撃が楽しみです。つまり、訴訟へ発展するかと言うことです。事実だよ、と言う声が聞こえてきますが、暴露した内容が事実か否かはわかりません。でも、最近の傾向として、事実の如何は問いません。名誉毀損で訴えるのが主流です。訴えるような動きを見せている人もいます。

 今後の展開は如何に???。この話題、思った以上に賞味期限は長いかもしれない。



【これが噂の暴露本】
ふぞろいな秘密

2006年12月 5日 (火)

放射性物質「ポロニウム210」

 2006年11月にイギリスで元ロシア連邦保安庁(FSB)情報部員のアレクサンドル・リトビネンコ氏が不審死を遂げた。死因は、放射性物質「ポロニウム210」による体内被曝。致死量の100倍もの「ポロニウム210」のより多臓器不全を起こしたものであると推測されている。因みに、体内から検出された「ポロニウム210」を金額に直すと46億円。到底一般人が手に出せる金額ではないので、ロシアによる暗殺説が噂されている。

 この「ポロニウム210」は、アルファー線を出す事で知られている。アルファー線自体は、皮膚の角質層を透過出来ない。従って、体内に取り込まない限りは被曝の危険性は少ないとされている。そして、紙ほどの遮蔽物があれば安全に扱える。つまり、被曝死させるにはこれほどまでに便利なものがないようだ。

 リトビネンコ氏のように「ポロニウム210」を被曝させ殺害すると言う手口は表面化こそしていなかったが、ポピュラーな殺害方法と言う事で多く用いられていた方法であるようだ。なかなかバレにくい殺し方である。今回は故意に致死量の100倍も盛ったので発覚しただけだ。脅しの意味があったのだろう。

 今回のリトビネンコ氏の事件を通して怖いと感じたのは、「ポロニウム210」を兵器として用いられる可能性があると言うことが白日の下に晒されたことである。放射性物質「ポロニウム210」は相手に気付かれにくく、扱い易く、持ち運び易いので、戦争状態に突入したら用いる国家やテロリストがいるのではないかと言ういらぬ心配を意識せざる得なくなった。何を考えているのだか、世の中本気で使おうとする奴がいる。困ったもんだ。



【放射能関連】
わかりやすい放射線物理学
内部被曝の脅威 ちくま新書(541)
イラク 占領と核汚染

2006年12月 3日 (日)

いじめの根本的解決は有り得るのか???

 いじめが原因と思われる自殺が相次いで起っている。それを受けて、政府の教育再生会議が緊急提言を纏めた。いじめた側の児童・生徒を別教室で指導。いじめを助長・放置した教員の懲戒処分。支援するサポートチームの設立。この三点が軸であった。

 こうした緊急提言のいじめた側への処遇に対し、有識者や与党内から疑問の声が上がっているらしい。「厳罰化は根本的解決にはつながらない」と言うのだ。

 根本的解決って何なの???。よく判らない。また、根本的解決をしなくてはいけないのか???。根本的解決をすれば無くなるものなのか???。

 確かに、いじめた側を厳罰の処すると、自然な流れとしていじめが見えないところで行われると言う問題が生じる。しかし、対処出来る所から手をつけていくと言うやり方も必要ではないか。いじめをすると高くつく、といじめた側に認識させる事が必要ではないかのか。

 いじめの問題は世界中で社会問題化している。別に日本だけの問題ではない。若しかしたら、いじめと言うのは本能に刷り込まれているかも知れない。そんな風に思う。いじめは本能だとして捉えていく必要があるのではないか。従って、根本的解決なんて不可能とは考えた方が良いのではないのか。

 いじめを受けることで、心の傷が出来ることがある。そして、心の傷は往々にして人格に大きな影響をもたらす。心の傷と言うのは、体の傷と違って見えない。だから、外からはなかなか分からないことが多い。若しも故意に一生残る様な傷を体に負わせたらどうなるだろうか???。刑事罰の対象に発展する可能性は十分にあります。それは怪我が目に見えるからです。心に一生残る様な傷を残したらどうなるでしょうか???。刑事罰の対象に発展する可能性はまずありません。目に見えないからです。同じ傷でもここまで扱われ方が違うのは如何なものでしょうか???。

 いじめが原因で、人格に大きな影響が出ている人は少なくありません。臨床場面で関わる事も多く、治療が難航することが多いです。結局、いじめられ損と言う感じです。同じような不幸は繰り返されないで欲しいと思う私です。そのためにも、対処出来る所から手をつけていくと言うやり方も必要ではないか???

 それにしても、「厳罰化は根本的解決にはつながらない」と訴える有能な有識者がいるのに、いじめの根本的解決が全くと言って良いほどなされていないのは何故なのでしょうか???。本当に何とかしようと思うのであれば、理想を言っていても仕方が無い。判る形で改善の証を見せて欲しい。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年12月 2日 (土)

精神科に長期入院している患者さんの悲劇

 精神科病院に長期入院している間に自宅から患者さんの居場所がなくなってしまう。こんな話は、よくある話だ。医療の側の人間として、病状的に落ち着いたら、退院させてあげたいと思うのだが、患者さんがいない生活に馴染んでしまった家族の中には、退院を拒む家族が出てくる。これって限りなく人権侵害の臭いなんですよね。更に、生活保護を受けての入院の場合、入院費を負担しなくて済むと言うこともあって、退院をさせたがらないケースが多いです。


 精神衛生法が精神保健法に変わった頃の話。退院と言う医師の方針を電話で家族に伝えたところ、家族は、病状が改善していない、と拒否しました。長期入院をされていますが面会にも来ていないのに適当な事を並べます。そのことを伝えると、スタンディング・ダウン。分かりました、と言い電話は切れました。

 翌日、保健所の精神保健相談員から電話が掛かりました。家族から病院が入院をさせている家族の退院を迫って困っていると言う電話がありましたが…、と言う内容。確認と言うより家族が困っているので入院継続をさせろ、家族が困っている、と一点張り。精神保健相談員は患者さんに会った訳でもないのに家族の言い分を鵜呑みにします。困ったものです。退院・入院継続で押し問答をしている内に、症状が無い人を入院させる訳にはいかんでしょう、そんな状態での入院は苦痛ですよ、あなたが一度入院してみますか???、と口走ってしまいました。当時は怖いものなしの私でした。

 そんなすったもんだの後、精神保健相談員が家族と一緒にやってきました。患者さんに会う前に主治医が病状の説明をしました。そして、精神保健相談員に、いつから医者になったんですか、精神保健相談員の身分で退院の判断が出来るのか、と苦言を呈しました。結局、患者さんの姿を見て、入院継続が不必要だ、と判断した精神保健相談員でした。


 長期入院をしている患者さんの場合、退院を拒む家族が案外多くいます。再発したら困るとか、迷惑を掛けられるのが嫌だとか、暴力を振るわれるのではないかとか、不安はあるようです。でも、症状が改善し、患者さんが自宅への退院を望む場合、出来る限りの配慮はしてあげたいとついつい思ってしまう私です。



精神保健法から障害者自立支援法まで―解説と資料
精神医療と法―新しい精神保健法について

宝くじ大作戦

 宝くじの一等はなかなか当たらない。なかなかと言う表現よりさっぱりと言った方が相応しい。もう10年以上も発売される度にせっせと買っているのに当たらない。売り上げに貢献しているのに当たらない。投資には失敗が付き物だから当たらなくても仕方がない。でも、これだけ買っているのだから何らかの救済があっても良いのに、と空想に耽る時もある。

 宝くじは、買っても当たらないけれど、買わないと当たらないので真剣に買っている。毎回買う日時や場所をきっちり固定して買っている。そんな努力をしていたのにとんでもない事が起こった。売場が閉鎖されてしまった。今までの努力は水の泡。やっぱり、投資には失敗が付き物だと思い知らされた。

 宝くじは、やっぱり当たらない。当たらないから買わないと言う人もいる。でも、私は違う。せっせと買っている。宝くじで一等が当たる確率は極めて低い。それでも確率を少しでも上げようとして多めに買う。当たらない。多めに買っても確率はそんなに上がる訳はない。

 最近、思う。欲張り方が足りないんぢゃないかって。一等を十本位当てようと思う位意気込まないと駄目ぢゃないかって。それなりの気力が必要ぢゃないか。気力で何とかなる訳ではない事は知っているけれど。買っても当たらない宝くじだからこそ、遊び心を持って買っている私である。

任天堂のゲーム機「Wii」

 この間、任天堂の新型ゲーム機『Wii』のTVCFは沢山流されました。それをを見ると、何だか興味をそそられてしまいました。それもそのはずで、簡単にそして手軽に操作出来るワイヤレスのコントローラーのお陰でゲームの初心者に扱えるからなのです。少子化が進む中、このゲームは高年や女性もターゲットに考えたそうです。

 そんなゲームが発売らしい。一部の熱狂的な人や転売で金儲けを考えている人は前日から長蛇の列を作っている。こうした流れは、今や社会現象。この寒空にご苦労な事だ。

 それにしても、行列、行列。でも、この国の人達っていつからそんなに行列を作るのが好きになったんだろうね。そんなことを言うと、好きぢゃない、好きぢゃ無いけど並ばないと仕方がない、と指摘を受けるかもしれない。ご尤もなんだけど、よくもまぁ、並べるなぁ。
 でも、やっぱりここまで加熱するのは尋常ぢゃない。この中にゲームへの依存の人も沢山いるんだろうね。そんな人達にとっては、依存を加速させてしまうんだろうね。ゲームがしたいがために学校や仕事に行きたがらない人や昼夜逆転してしまう人を臨床の現場で見かける。セルフ・コントロールの障害や習慣化した行動に移行してしまうんですね。ゲームに限らず、ネットや携帯電話でもこうした依存症の人を見かける。簡単に止められそうで止めれれない現状を見ていると怖いものを感じる。実際に精神科病院で入院治療する人もいる。

 任天堂の新型ゲーム機『Wii』、面白そうですが程ほどに。



【関連blog】
嗜癖 分かっちゃいるけどやめられない



【関連本】
現代のこころの病 アディクション―事例にみるその病態と回復法
アディクション―治療相談先・自助グループ全ガイド

2006年11月26日 (日)

仮面ライダーの戦略

 仮面ライダー・カブトも残すところ10話を切った。来年早々には、新しいライダーが登場してくるらしい。ネット上では既に新しいライダーの話題で盛り上がっている。新しいライダーの名は…。トライズとかで検索してみて下さい。出会えるかもしれません。

 さて、いつの時代も子ども、大人を問わず仮面ライダーの人気は高い。グッズの売り上げもボチボチ。スポンサーもニンマリと言ったところでしょうか。子どもの気持ちを惹く新製品も売り出されています。クリスマスプレゼントとして大人が、お年玉を握り締めた子どもが、こうしたライダー・グッズを買いに走ります。更なる売り上げが見込まれています。

 しかし、最近のライダーと言うのは、1月末で終わり。折角、ライダー・グッズを手に入れても、ライダーは終わってしまうのである。すると、直ぐに新しいライダー・グッズが欲しいなんて言い出す。そして、新しいライダー・グッズを買う。スポンサーはその事を見越して仮面ライダー戦略を立てているそうだ。因みに、戦隊モノもメイン・スポンサーが同じなので、同じ戦略です。

 子どもの気持ちを煽るようなやり方に、毎年複雑な気持ちになってしまうこの時期である。クリスマス、お正月はそこまで迫っている。



【仮面ライダー・グッズの色々】
劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE コレクターズパック
仮面ライダーカブト 合体最終剣DX パーフェクトゼクター
仮面ライダーカブト ヴィジュアルガイドブック CAST OFF
仮面ライダーカブト 特典 ゲーム特製フルCGパタパタシールダス クロックアップバージョン付き

2006年11月25日 (土)

中国の自動車メーカーが日本に輸出を計画中

 中国第三位の自動車メーカー・東風汽車が、来年、日本にスポーツカーの輸出を開始する。排気量2000‐3000ccの4人乗りで、エンジンは三菱自動車から調逹したものを使用しているようだが、その他はオリジナルなのだと言う。

 自動車大国である日本に敢えて輸出だなんて頭が高い、中国の技術力からして不可能ではないか、と言う声が聞こえてきそうであるが、中国の勤勉且つ天才と呼ばれる人民が国外の車の分析や研究を行って、急速に技術力をアップさせてきている。それ故、侮れない。また、安い労働力を背景に徹底的なコスト削減を行って低価格を実現させている。日本での販売価格は、同レベルの車より10%程低くなる予定とのこと。恐るべし。 ただ、中国製と言うブランドイメージの悪さが、足を引っ張る可能性がある。『ブランドイメージの悪さ=品質の悪さ』でない事を証明するにはどれ位の時間が必要になってくるのだろうか???



【中国自動車産業に関する本】
激変!中国の自動車産業
グローバル競争時代の中国自動車産業
中国 自動車産業入門―成長を開始した“巨人”の全貌
中国の自動車産業がニッポンを追い抜く日

2006年11月24日 (金)

mixi(裏)からの招待状が届きましたか???

 今人気のソーシャル・ネットワーキング・サービスのmixiに擬態した怪しいサイトからの招待状が多くの人の元に届いています。その名は、mixi(裏)。mixiからの招待状と勘違いして、不用意にアクセスしてしまうと、さぁ大変。個人情報を不正に取得されてしまう恐れがあります。警戒警報発令中です。

 そんなmixi(裏)から、招待状が届きました。招待状といても、招待状と言う名のスパムです。公開してしまいます。とくとご覧あれ。


アカネ さんがあなたを
ソーシャルネットワーキングサイトmixi(裏)(ミクシー)へ招待しています。

メッセージ:

初めまして!!気になったのでマイミクになってくれませんか?



下記のURLよりアカネ さんの登録画面をご覧いただけます。

↓こちらから招待者のmixi(裏)トップページを見ることができます。
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■□■ コミュニティ・エンターテイメント            ■□■
□■□ ソーシャルネットワーキングサイトmixi(裏)(ミクシー)って何? □■□

mixi(裏)(ミクシー)は、メンバーより招待された方のみで構成されている、
日本初のソーシャルネットワーキングサイトです。

■mixi(裏)ならこれまでの友人関係を活性化できる

信頼できる旧知の友人、お知り合いとのお付き合いの活性化を図るさまざまな
ツールをご用意しています。

■「友人の友人」と交流できる

mixi(裏)を使えば友人同士のネットワークをたどって「友人の友人」との交流が
簡単にできます。そこにはあなたの友人から繋がる信頼できるネットワークが
形成されています。mixi(裏)はどこかで繋がっている人同士が集まるコミュニティ
であり、これがソーシャルネットワーキングの特徴です。

■mixi(裏)なら日記の読み書き、これまでご利用の日記の公開ができる

みなさんは日記を公開することによって友人やmixi(裏)に登録している人々に多くの
情報を発信することが可能です。さらにこれまで使用されていた他の日記・ブログ
を使うか、mixi(裏)の日記を使うかを選択することができます。

利用、登録料は全て無料です。

mixi(裏)へ参加↓
http;//削除

それでは、参加を心よりお待ちしております。



― mixi(裏) ――――――――――――――――――――――
コミュニティ・エンターテイメント mixi(裏)(ミクシーウラ)
URL : http;//削除
運営会社 : 株式会社ミクシー(裏)
――――――――――――――――――――――――――


 招待状はこんな形でやってくる。それにしても、mixi(裏)とmixiと言う違いはあれど、本物の招待状と瓜二つ。注意しないと、まんまとひっかかるかもよ。ご注意を!!!



【ネット犯罪関連】
図解 個人情報防衛マニュアル―名簿屋、携帯電話から盗聴、ネット犯罪まで
詳解! ネットでだまされない方法30 日経BPパソコンベストムック
ネット被害対策室―ウィルスからネット詐欺まで
インターネット悪どい金儲け
最新 パソコン危機管理ハンドブック―「釣られる!盗まれる!勝手に動く!」をどう防ぐ?

2006年11月23日 (木)

クローン携帯は存在するのか??? 司法の判断は如何に???

 クローンと言う言葉の語源は、ギリシャ語で『Klon』。小枝なのだそうです。現在では「遺伝的に同一である個体や細胞やその集合体」を指す言葉として用いられています。そして、クローン携帯と言うのは、所有する携帯電話と同一の電話番号を持つ携帯電話のことです。

 数年前から使った覚えがないのに高額なパケット料金が請求されたと言うトラブルが起っています。勿論、所有者の勘違いである場合もあります。でも、それでもやっぱり説明が付かない場合があります。例えば、充電等で使用していないはずの時間帯にも通信した記録があったとか…。所有者を対象にした調査では、クローン携帯を「知っている」と答えたのは全体の76.6%、「存在すると思う」と答えたのは、全体の69.5%でした。こんなトラブルの話が漏れ聞こえてくると、クローン携帯の存在を疑ってしまうのは当然の流れと言うものです。


 実際に、作成したクローン携帯が使用出来た、とする報告がある。また、「クローン携帯作成ソフト」を販売している業者も存在する。にも関わらずこうしたクローン携帯の存在に関して、各キャリア(携帯電話会社)は、技術的に考えられない、アナログ方式からデジタル方式へ変更され困難、あり得ない、と否定しています。当然と言えば当然ですが、クローン携帯の制作が困難なのか、と言う技術的な説明をする事は、手の内を明かすようなものですもんね。

 以前、TVで、実際に多額の請求を受けた携帯電話の電源を切って銀行の貸金庫に封印し、請求書を確認する実験の模様を放映していました。そして、その結果がまもなく出るようです。

 如何やら、クローン携帯により身に覚えがない多額の料金を請求されたとして、所有者の女子中学生がキャリアに料金の返還を求める初の訴訟を近く起こす模様です。既に実験でクロと言う結果が出ているのだろうか???



【携帯電話関連の本】
携帯電話の不思議―そのカラクリを解く
体系的に学ぶ携帯電話のしくみ
携帯でネットショップをつくる本―先人に学ぶケータイで勝つ!携帯起業成功の秘訣
ゲーム作りで学ぶiアプリプログラミング
簡単に作れる携帯サイト ホームページ・ビルダー編

メディアの力 生き物を何となく思いつきで欲しくさせる

 徳島市にあるマンションの裏の崩落防止用擁壁のコンクリート枠(地上50m)に犬(雌・生後6ヶ月位)が迷い込んで、動けなくなった。その為、レスキュー隊員が出動し、犬の救助に当たっていた。そして、やっと救出された。

 メディアの力は凄いもので、この模様を『絶壁犬』、『崖っぷち犬』として報道するや否や、徳島市保健所には、引き取りたい、と言う電話が沢山寄せられた。ただの野良犬が『絶壁犬』』、『崖っぷち犬』としてブランド化された事で、この犬の運命が大きく変わった。

 報道されると何となく思いつきで欲しくなるのだろう。誰が引き取るか知らないけれど、引き取った方は最後まで面倒を見て上げて欲しい。

 何となく思いつきで欲しくなる、と言えば、昔、『ムツゴロウの動物王国』と言うシリーズモノの特別番組があったが、脚光を浴びた犬や猫が翌年の棄てられたり処分されたりする犬・猫の上位に名を連ねていた。これは動物愛護団体関係者では有名な話であった。何となく思いつきで欲しくなって、飼育が大変だと気付いて棄てる。生き物はモノではないんですけれど…。生き物の命は人間に左右されるものではないんですけれどね。

 さて、この犬の貰い手が来年早々に決まるらしい。今は人に慣れる訓練の最中だと言う。人に慣れた上で貰われていくことになる。その間に何となく思いつきで欲しくなった里親希望者が脱落していく事を望む。



【動物愛護の本】
小さな命を私は救いたい―動物愛護運動・8の方法
動物愛護六法

2006年11月22日 (水)

熱血校長の勇み足

 奈良県三郷町の小学校で、担任より児童が食べ物を粗末にしていたと言う報告を受けた「熱血校長」で知られる校長先生が、その翌日、その児童に対して、頬を摘んで引き寄せ男児の尻を強く叩くと言う体罰を加えた。児童は転倒し、足を擦り剥いた。全治1週間と診断された。それを受け、校長と教育委員会は「行き過ぎた指導だった」として男児の家族に謝罪した。

 校長は「食べ物を遊び道具にするのは許されず、ここで指導しておかなければと強く思った」と話している。言い分は理解が出来るが、その時、その場での対応をしなくては、意味が無い。現場に居合わせた担任が注意しなきゃぁ。でなければ、注意された意味が今一つ児童に通じないし、トラブルに発展する可能性が高い。また、既に、担任が注意していたのであれば、わざわざ翌日注意する必要はなかっただろう。熱血校長の対応の拙さが気になった。

 熱血校長の勇み足には、オイオイ、と言いたい。しかし、それ以上に、食べ物を大切にすることぐらい家庭で教えてぇ〜な、とも言いたい。それと、家族が騒いだのか、メディアが騒いだのか、知らないけれど、診断書をとって騒ぎ立てるとは何事か???。呆れた!!!



【子育て】
子育てハッピーアドバイス
子育てハッピーアドバイス 2
子育てハッピーアドバイス3

2006年11月19日 (日)

ガン保険の話

 病気や怪我をしても健康保険に加入していれば、負担は三割で一定額を越えると高額医療費負担制度があるので何とかなってしまう。生命保険の保険料の方が高くつくと言う人もいる。 一方で、差額ベッドや給食代の負担がのしかかると痛いよなぁ、と言う人もいる。

 生命保険に加入するのが得か、損なのかは、その人の価値判断に委ねられる。満足の問題だ。

 職場に保険のおばちゃんが勧誘にきた。ガン保険に加入しておいた方が良いですよ、と言うことだった。最近はガン保険の加入の審査か厳しくなっているのだそうだ。ポリープがあったら加入拒否。何でもガンへの移行率が高いからなんだとか。TVCFをガンガン流しているあのアヒルの保険屋でも、ポリープがあると加入を断られるのだそうだ。そんな訳で、ポリープが見つかる前に入った方がお得と言う事だった。

 加入すべきか否か。よく考えよう。お金は大事だよ、であった。本当にお金は大事なので、ガン保険に加入するのは止めておこうと考えた。生命保険に加入しているけど、得をしたと言う実感は今のところないから。ポリープやガンが見つかった時点で考えよう。



【生命保険の本】
生命保険はこうして選びなさい―必要な保険・いらない保険
新版 掛けていい保険いけない保険
絶対トクする!生命保険の入り方・使い方・見直し方
マンガだから2時間でわかる!間違いだらけの生命保険選び

『ワーム』の問題

 ルアー・フィッシングで多く使われる軟性プラスチック製のソフト・ルアー、通称、『ワーム』。微妙な動きが出せるので、ブラックバスの釣り等で多く使われています。また、ワームは、ハード・ルアーに比べて安価なので、根掛かりした際の事を考えるとついつい手が伸びてしまいます。

 そんなワームが環境に悪影響を与えると言うことで使用禁止の動きが出てきています。根掛りして水中に放置されたワームを餌と間違えて魚が食べ、消化出来ずに死んでしまうと言う問題が起っているのです。多くのメーカーが生分解ワームを開発していますが、なかなか全体への普及は進んでいません。こうした問題が表面化し、既に芦ノ湖では使用禁止となっています。そして、河口湖でも禁止の方向で審議中で、来年の5月から禁止の見込みです。一旦、使用禁止となると、再開は難しい。自然の事を考えずに突き進んできたツケが廻ってきた感じです。

 これからは釣りに限らず自然を相手する際には、自然への配慮がより要求される時代に突入です。配慮出来なければ、どんどん自然を相手に出来るフィールドが制限されていく、と言う事を痛感させられた出来事でした。

 ワームもそうですが、釣り用オモリの鉛の誤食・誤飲による水鳥の鉛中毒死や水質への間接的な鉛害もまた問題となっています。表面化していないだけ。一人が配慮しただけでは変わらないけれど、一人一人が配慮しないと変わらないのです。



【ジギング用のリール】
シマノ 03’オシアジガーEV 3000HG AR-B 01774
ダイワ ソルティガZ 6500EXP 00058959
シマノ(SHIMANO) 02’ツインパワー 6000PG

2006年11月17日 (金)

地上波デジタル化の落とし穴

 これから高齢者がわんさか増えると言うのに、テレビの地上波放送がアナログからデジタルに変わる。高齢者にとっては、こんな風に大きくシステムが変わり、従来の受信機では対応出来なくなるので、パニック間違いなし。国は高齢者に鬼のような仕打ちをするもんだ、と思う私でした。

 この程度までなら、誰でもが容易に想像出来るのですが、何か見落としていることはありませんか。

 
放送局は、デジタル化に向けて準備万端です。必要な機器は既に揃えています。もうデジタル放送が始まっている地域もあります。年末・年始にかけて、今まで地上波デジタル放送をしていなかった地域でデジタル放送が始まろうとしています。

 
…と言うことは、受信機さえ揃えれば、全国各地で地上波デジタル放送が見ることが出来るのか???。

 
答えは、ノー、です。地上波って、中継局がないと遠隔地では見ることが出来ないのです。今日のアナログ放送が始まって50年程度ですが、この間に放送局は自分の縄張りとも言うべき放送エリアであればどこでも見ることが出来るように中継局を作ってきました。そんな恩恵を受けているのが現在なのです。

 
それなら、中継局を作ったらお終いぢゃン!!!

 
そんな訳には行きません。中継局を作る技術者が不足しているし、何よりも金が要るんです。全ての中継局をデジタル放送用にする場合、一放送局に付き、どんぶり勘定で50億円也。庶民ぢゃなくてもそれってかなりの高額ぢゃぁ、ありませんか。

 
そんな額を負担出来ない所もあるんぢゃないの???。

 
ピンポ〜ン、正解。民放連の会長さんは、『全世帯の98%までは放送局の努力でデジタル波が届く。ただ、残りの2%は手に負えない』と言う主旨の事を言いました。残りの2%と言うのは、山間部と離島なんだそうです。この2%に掛かる費用は、200億円程度。きょぇぇぇぇぇぇ〜!!!

 
…って事は、どうなるの???。

 
ちゃっかり民放連の会長さんは、財政難で喘いでいる政府や自治体への協力要請を匂わせています。公的資金を出せ、と言うことです。公的資金をあてにしてもらっても困る。

 
更に、準国営放送のNHKでも同じ事が起こるのです。ですから、NHKも受信料の取立てを厳しくしているのでしょう。NHKだけでは対処出来ないので、財政難で喘いでいる政府を当てにする。結局、政府があてにしているのは庶民の懐で、増税ってなっちゃうんでしょうね。

 
こんな事情を知っていたら、みんな、デジタル化を反対しただろうにね。



【NHKの受信料】
NHK受信料を考える
NHK受信料拒否の論理
NHK受信料拒否の論理 増補

2006年11月15日 (水)

いじめ自殺予告 お門違いと見当違い

 11月10日、ファイティングスピリットがなければ、一生どこへ行ってもいじめられるのではないかと言ったいじめ自殺に関する発言を石原慎太郎・東京都知事がした。そして、11月14日、この発言に対しての自殺予告葉書が知事宛に届いた。さらに自分を追いつめることになりました…、一生どこへ行ってもいじめられるのはつらいので死にます。そんな風に書いてあった。

 確かに見通しは暗そうに聞こえる。生きるのが辛いのかもしれない。でも、このエネルギーの高さって一体なんだろう。

 生きる事は自分の責任の下でなされるものだ。生きると言う責任を自ら放棄して、石原都知事に責任転嫁しているだけなのでは。死ぬぞ、って言えば、周囲がちやほやしてくれるとでも思っているのか。石原都知事が謝罪するとでも思ったのか。裏を返せば、石原都知事に励まされれば、改心したので生きます、とでも言うのか。見通しが甘い。本当に虐められていて、そんなエネルギーがあるならば、もう少し現実的な対処方法を考えれば良いのにね。

 そもそも自殺予告を出す場所がお門違い。文部省はもう少しその辺りを方向付けしないと、見当違いな面々が色んな思惑で自殺予告を出すだけだ。そして、メディアが突付けば突付くほど、妙な盛り上がりを見せるだけだ。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年11月13日 (月)

虐待死 秋田男児殺害事件を通して

 秋田県大仙市の保育園児(4歳)が殺害された事件で、母親(31)と交際相手(43)が逮捕された。いつもながらこの手の虐待絡みの事件が報道される度に心が重くなる。何とかならなかったものだろうか。

 複数の住民は、容疑者たちが日ごろから虐待していたとを目撃していたが、見て見ぬ振りをしていた。偶に、如何したの、と声をかける人もいたようだが、けなげに子どもは虐待を否定していた。しかし、左頬に大きな青あざが、顔・腕・指に傷跡。子どもの嘘ぐらい見抜いて欲しいものだ。確かに人が少なくて狭い地域で、児童相談所に通報しにくいかもしれませんが、早期に適切な対処することで、幼児の受ける心身の傷が少なく、家庭の修復も可能になります。そのためには、周囲が幼児にとって不適切な養育状況があると気付いた段階で、気付いた人が児童相談所等に通告することが大切です。虐待を証明する必要はありません。調査の結果、虐待でないと判明した場合でも通告された方の責任が問われることはありません。通告の秘密は守られます。

 いつも虐待死の事件がニュース報道されると、インタビューに答える虐待をしていたと知っていたと名乗り出る近隣住民がいる。知っているのに何故通報しないのか???。知っているのに知らん振りをするのは、或る意味、虐待を支える行為だ。どんな気持ちでインタビューを受けるのか???。私には、胡散臭い虐待支援者にしか見えない。彼等に虐待を支援する気がなかったとしても…



【虐待の防止】
子どもの虐待防止・法的実務マニュアル
市町村児童虐待防止ネットワーク―要保護児童対策地域協議会へ
安全のサインを求めて―子ども虐待防止のためのサインズ・オブ・セイフティ・アプローチ
児童虐待の早期発見と防止マニュアル―医師のために

校長の問題解決能力

 児童の集団たかり行為が発覚したにも関わらず適切な対応が取れなかった北九州市立小学校の校長が首をつって自殺している事が分かった。この間、『高校履修不足』が発覚し、自殺する校長が数人いた。死んだ人の名誉を傷つける気持ち等毛頭無いが、そんなこともあって校長の問題解決能力の低さが気になった。

 校長が自殺しても、校長の責任は回避されるけれど、生じている問題は何も解決しない。問題が生じた時に適切な対処をせず放置しておくので、手に負えない程問題が成長する。そこまで放っておけば誰の手にも負えなくなっていってしまう。手に負えないから死にますでは困る。また、死んでお詫びしますでも困る。問題が大きくなる前に相談をした方がかったいのではないか。そんな事が出来ないほど社会スキルが低かったのか。社会スキルが低いと否定的な振り帰りが多くなる。否定的な振り帰りが多くなると、先の見通しが持てなくなる。ストレスも溜まる。ここまで至ってしまうと、お先真っ暗。にっちもさっちもいかなくなってしまう。

 校長の能力は、問題を起こさない学校作りではない。どれだけ注意していても問題は起るものである。問題が起こった時、如何に的確に対処するか、校長に求められる能力はそんなところにあるのではないだろうか。

 校長になるには試験があると言う。また、人物評価等もあり、無能と評価された人程校長にさせないで教頭を長くさせると聞く。無能な人を校長にさせまいとする工夫なのだそうだ。今後、校長になる為の試験では、危機管理能力や問題解決能力を測定する実技試験が必要かもしれない。



【学校での危機管理】
必携!教師のための学校危機への予防・対応マニュアル―危機管理をどうするか
完本 危機管理のノウハウ
学校安全と危機管理
学校と危機管理―こんなときどうする

2006年11月12日 (日)

子どもの虫歯とネグレクト(育児放棄)

 幼児虐待のニュースが絶えません。毎日のようにニュースで騒がれていますが、氷山の一角。絶対数はかなり多いのでしょうが、なかなか発見されなかったりします。そんな幼児虐待の一つに、ネグレクト(育児放棄)と言うものがあります。


 先ずは、ネグレクトについて簡単に説明してみたいと思います。適切な衣食住の世話をせず、放置する行為。例えば、病気になっても医療機関にかからせなかったり、身体の清潔に対する配慮をしなかったりすることです。それに、家に閉じ込め学校へ行かせないことも明らかな虐待です。


 最近、子どもの虫歯を見れば、ネグレクトを発見出来る事が分かってきました。継続的にストレスを受けると、唾液分泌量が減少し、口腔内が酸性になり、歯が溶けてしまうのです。2002年度の東京歯科医師会の調査では、虐待のない子どもの0.5本に対し、虐待を受けた子どもの虫歯の本数は、2歳児で平均3.5本となっています。7倍と高くなるのです。また、歯ぎしりで歯が磨り減る等の症状もあるようです。こうした事実が分かってきたことで、歯科医や保育園・幼稚園等が協力し合って、ネグレクトが行われていないか、関心を持つようになってきました。


 表面を繕って虐待を行う者は誤魔化そうとしますが、なかなか誤魔化せない虐待の痕跡です。周囲の関心の持ち方で食止める事も出来ます。虐待を証明する必要はありません。虐待のサインに気付いたら、児童相談所等に気になった点を連絡して下さい。調査の結果、虐待でないと判明した場合でも通告された方の責任が問われることはありません。通告の秘密は守られます。



【明橋 大二の本】
子育てハッピーアドバイス
この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ。

病気腎移植した医師を支持する動き

 愛媛県宇和島市の病院の泌尿器科の医師を中心とした瀬戸内グループが、ガンなどの病気の患者さんから摘出した腎臓を別の患者さんに移植していたケースが判明し、問題となっている。正義感と言う名の大義名分を手にしたメディアは、物凄い勢いで倫理を無視した泌尿器科の医師を非難している。

 メディアが発信する情報の中には、メディアが主張したい考えと同じような考えを持った専門家が登場し、病気の腎臓を移植するのは危険だ、考えられない手術だ、等とコメントを寄せている。このやり方自体、もう見慣れたメディアの常套手段である。ただ、これ程までに大々的に病気の患者さんから摘出した腎臓を別の患者さんに移植するのは危険だ、と報道すると、移植を受けた患者さんたちって物凄く不安になるのでは???、と思ってしまう。確かにメディアが伝える事が事実なのかもしれないが、諸事情を配慮しない報道の行い方に不信感を抱く。また、同時に患者さんのことを考えずメディアに向って不安を煽るような一般論をペラペラ喋る専門家にも不信感を抱く。言葉を選んだりしないと拙いのでは…。

 この程、医師による病気腎の移植を受けた患者さんが中心となって、愛媛の泌尿器科の医師らの移植医療への支持を訴える「移植への理解を求める会」を発足させた。これでやっと移植を受けた患者さん側の声が登場してきそうである。このような声の反映も大切だと思う。

 確かに医療倫理や根拠に基づいた医療(EBM)は大切だが、患者さんが如何に満足をするか、と言うのも同じようにが大切ではないか。患者さんが満足する為に何でもして良いとは思わないが、多くの患者さんが、現在の移植医療への不満を抱いているのは確かな事だろう。透析を受けている人って、かなりストレスだと聞く。精神的に変調を来たすケースもある。医療側は、医療倫理やEBMと言う事ばかりに目が言ってしまって、患者さんの気持ちを考えなくなってしまった、敢えて考えないのかもしれない。逆にそこばかり見ていると、医療倫理やEBMを無視してしまう事になるのだろう。

 これを機に専門家だけでなく、一般人も移植医療の今後のあり方について考えて頂きたいものである。



【臓器移植関連本】
生命倫理の成立―人体実験・臓器移植・治療停止
臓器交換社会―アメリカの現実・日本の近未来
医療倫理の夜明け―臓器移植・延命治療・死ぬ権利をめぐって
なぜ日本では臓器移植がむずかしいのか―経済・法律・倫理の側面から
臓器移植へのアプローチ (5)
【EMB関連の本】
臨床医による臨床医のための本当はやさしい臨床統計―一流論文に使われる統計手法はこれだ!
患者は何でも知っている―EBM時代の医師と患者
統合失調症の語りと傾聴―EBMからNBMへ
EBM 正しい治療がわかる本



【関連blog】
カウンセリング・精神療法 Evidece Based Medicine(EBM)

2006年11月11日 (土)

ブリトニー・スピアーズさんの親権争い

 ブリトニー・スピアーズさんところが、離婚を家庭裁判所に申し立てている。ブリトニーさん曰く、「妥協不可能な不一致」なんだそうだ。そして、同時に二人の子どもの親権を求めている。しかし、先日にブリトニーさんの夫・ケヴィン・フェダーラインさんもまた、二人の子どもの親権を求めている。ケヴィンさん曰く、「子供を保護するために必要と感じていることを全力でやり通す」ってことらしい。

 ブリトニーさんは、2004年1月に幼なじみと酔った勢いで思いつき結婚。しかし、55時間後に解消。その後、出合ったケヴィンと3カ月後に再婚した。当初より、夫との不和が報じられ、その度に夫婦円満を強調してきたブリトニーだったが、最終的には、結婚カウンセラーを雇って結婚生活を維持していた。何とも涙ぐましい努力があったのです。

 さて、ブリトニーさんの子育ての方は今一つ。子どものことをあまり考えないために非難を浴びることもしばしば。ここをケヴィンさんは、子供を保護するため…、と強調しているのでしょうか。また、一説によるとケヴィンさんは、配偶者扶助も求めていて、親権争いを盾に30億円以上のお金を請求するつもりなんだとか。生活がかかっているので引き下がれません。

 親権の行方が気になります。ブリトニーさんの子育ての方は今一つ。これはマイナス要素。しかし、現在のアメリカの判例からすると、(例え虐待のように相手に問題があったとしても)余り相手を子どもから引き離そうとすると、親権が取れないのである。ブリトニーさんがどこまで親権の共有に前向きになれるか。勿論、弁護士から忠告を受けるそうですが、注目したいところです。



【ブリトニー・スピアーズ関連】
グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴDVD
ブリトニー&ケヴィン:ケオティック
ブリトニー・スピアーズ(輸入) 2004年度カレンダー
ブリトニー スピアーズ キュリアス 30ml (EDP・SP)
ブリトニー スピアーズ キュリアス 50ml (EDP・SP)
クリスマス・タイム
グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴ

2006年11月10日 (金)

脳死状態の文部科学省といじめ自殺予告

 本当に困っている人は相談してほしいが、混乱させるような手紙は慎んで欲しい。

 先日、いじめ自殺を予告する手紙が届いた文部科学省は、手紙を発表して、文部科学省がいじめ問題を何とかしようとしている姿勢をアピールをした。オーバーで胡散臭い対応が印象的で、対応の拙さが気になり、心配していた。

 その後、影響されたとみられるいじめ自殺を予告する手紙が相次いで文部科学省に届いた。そして、冒頭の伊吹文明文部科学大臣のお願いとなった。文部科学省では対応出来ないことをはっきりと伝えなければならなかった。その上で、いじめを受けた場合の訴えを聞いてくれる場所をしっかり、はっきり、くっきり伝える事が必要だった。案の定、方向付けが今一つでこのありさま。自業自得。

 もう少しまともな対応をしてくれないと…。こんなことも予測出来ないのか???、文部科学省と文部科学大臣。あんたら素人か???。奮起しろ!!!



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか



【関連blog】
『いじめによる自殺』の報道のあり方について

2006年11月 9日 (木)

いじめの模様を動画配信した事件について

 札幌市の道立高校の生徒と思われる生徒が教室などでいじめられている動画がweb上で公開されている事が分かった。このようないじめの動画の投稿は既にイギリス等では起こっていた事なので、驚くようなものではなかったが、とうとう日本でも真似をする人が出たのか…、と一寸呆れた。

 ヤラセであって欲しいと思ったが、なななんと学校及び教育委員会が認めてしまっているので、いじめである事は間違いなさそうである。おいおい、この対応って、問題なかったのかなぁ???。被害者にしてみれば、いじめられているのにいじめはなかった、と言われるのも辛いが、いじめられていると認められているのも辛い。そして、2ちゃんねる等で被害者の顔写真・氏名が公開されており、被害者のプライドが再三に亘って引裂かれ、気の毒である。ここまで公にされてしまったら、一体如何するの???。国は守ってやらないとあかんのでは???。でも、心の傷は、癒す事は出来ても決して消えることは無いよなぁ。 

 それにしても、投稿した人やその場に居合わせて容認した人は投稿する行為は知っているようだが、投稿した後の事がイメージ出来なかったのだろう。イメージが貧困と言うのも気の毒な事だ。どんな結果になるか分からなかった、では済まされない。既に悪戯では済まされない程に社会問題化している。明らかな人権侵害でもあり、傷害事件でもあるので、この際、無知には鞭をと言う事で、そんな事をすると高くつくと教えるためにも、加害者の親子共々に刑事・民事の両方で手痛いペナルティーを課した方がいい。未成年だからと言う考え方は棄てた方が良い。中途半端な絞め方は社会の為にならず。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか



【関連blog】
『いじめによる自殺』の報道のあり方について

2006年11月 8日 (水)

「ぱちんこCR冬のソナタ2」 2匹目の泥鰌

 ウルトラセブン、水戸黄門、冬のソナタ、ジョーズ、華王(美空ひばり)、と言った具合に、キャラクター物のパチンコ台がパチンコ屋に並ぶ前に、パチンコファンの活性を高めるTVCFが盛ん流す戦略をパチンコ台の製造メーカー・京楽産業が展開し、成功している。そんなこともあってか、最近、他メーカーによる同様のTVCMが増えてきた。頻繁に流されるTVCMの費用ってどの位なんだろうか。当然の事ながら、パチンコ台の代金に広告代と言うのが加算されているのだろうな、なんて考えてしまう。

 またしても、そんなキャラクター物のパチンコ台が登場するようだ。その名は、「ぱちんこCR冬のソナタ」の第二弾・「ぱちんこ冬のソナタ2」。ペ・ヨンジュンことヨン様の肖像権・事業権を持つ会社が発表しました。

 「ぱちんこCR冬のソナタ」は、一台32万円と言うパチンコ台としては非常に高額で販売され、売れに売れました。その内の22%程度がヨン様の取り分になるようで、大体7万円弱ぐらいでしょうか。パチンコ屋に20台も置いてあれば、ヨン様の懐には140万円程度が転がり込みます。ウハウハです。

 パチンコ業界と言うのは、台の製造メーカーは儲かりますが、パチンコ屋は青色吐息の所が多いようでして、日銭が入るので銀行が潰さずにしているだけの所が多いそうです。そんな状況のパチンコ屋が、集客の為に高額な台を買います。勿論、経営を圧迫します。従来の様に球を出していたとしたらたちどころに経営は圧迫されてしまいます。すると、如何するのかお分かりですよね。出玉の制限をするのです。全体的に制限すると客が逃げてしまうので、連荘・連荘の爆発台を少しだけ置くのです。そしてパチンコファンの「儲けよう」とする気持ちを煽るのです。煽られた結果は、トホホの人だらけ。笑えません。

 キャラクター物のパチンコ台が登場してくると、こんな形で出玉に影響していると囁かれています。「ぱちんこ冬のソナタ2」が登場しても、ヨン様の取り分が大き過ぎてパチンコファンには殆どご利益が還元されないかもしれない???。パチンコにはまっているあなた、そろそろ止め時かもしれません。


【パチンコの本】
「パチンコ依存症」からの脱却―パチンコへの誤解と恐ろしい病にあなたは蝕まれている!
パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない
パチンコ店の経営革新―パチンコ店経営のすべてがわかる


【冬ソナ関連】
冬のソナタ DVD-BOX vol.1
クイズで読む「冬のソナタ」―あなたの「冬ソナ」の見方はどこまで深い?
図解『冬のソナタ』のすべて―1時間で冬ソナの謎が全部解ける!
韓国ドラマグルメレシピ―冬ソナ・大長今・ホテリアーを食べる



【関連blog】
パチンコに纏わる『重大なお噂』

2006年11月 6日 (月)

フセインの死刑判決を利用するブッシュを解説してみる 

 バグダッドで開かれたイラク高等法廷で、シーア派住民148人を殺害したとして人道に対する罪などに問われていたフセイン元大統領に対し絞首刑、つまり、死刑判決が下された。しかし、死刑判決が下されたが、死刑判決の場合、自動的に上訴審が開かれるため、執行は少なくとも数カ月遅れる。また、シーア派住民殺害以外にもフセイン元大統領は裁判にかけられており、死刑判決が下ったものの執行は全ての裁判が終わってからになるのでかなり先の事になる。

 振り返ってみれば、イラク戦争では、イラクには大量破壊兵器はなく、フセインはアルカイダに流していなかった。寧ろ、活動の自粛を呼びかけていたことも判明した。アメリカでは、ようやくブッシュ政権の胡散臭さに気付き始めた。中間選挙を直前に控え、ブッシュ政権の支持率は低下し、大統領を弾劾せよと言う声が高まりつつある。更に、民主党は中間選挙を睨んで、ブッシュ政権の政策は失敗したと主張している。こんなピンチの時、ブッシュ政権は、中間選挙に神風を起こそうとして、アルカイダがテロを起こした、と騒ぎを起こしかねない。今までのやり方から推測すると、神風が吹かねば神風を自らで吹かそうとする。

 今のところ、アルカイダがテロを起こした、と騒ぎを起こっていない。しかし、フセイン元大統領の弁護団は判決公判がアメリカ中間選挙の投票2日前にあたることから「政治利用」と延期を求めていたにも関わらず、アメリカが設置準備から深くかかわってきたイラク高等法廷は裁判を強行した。神風が吹かねば神風を自らで吹かそうとするブッシュ政権・共和党の常套手段である。死刑判決が、テロリスト達を煽り、テロを起こし易くお膳立てしる。すると、フセイン元大統領の死刑執行は数年以上先の話なんですが、死刑と言う言葉に反応して、まんまと引っかかってしてしまうテロリストもいる。まさに思う壺。惨事が起らなければいいのですが…



【反ブッシュ関連の本】
9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ
粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器
ホワイトハウス報道官 レーガン・ブッシュ政権とメディア
反ブッシュイズム―いかにブッシュ政権は危険か

2006年11月 4日 (土)

医療の倫理を無視した臓器移植について感じた事

 臓器売買事件があった愛媛県宇和島市の病院で、一人の泌尿器科の医師の判断でガンなどの病気の患者さんから摘出した腎臓を別の患者さんに移植していたケースが12件ある事が判明し、問題となっている。

 メディアの取材に対してこの医師は、『倫理を持ち出されるが、私には患者の方が大事。患者の了解も得ている』と話している。しかし、移植医療では公平性などが最も重要とされている項目であるため、物議を醸している。また、ガンなどの病気のために摘出された腎臓を使う事への安全性についても批判が集中している。


 困っている患者さんを目の前にすると、診療科を問わず、倫理を無視した不透明な医療行為であることを承知の上で、それでも良かれと思って倫理を無視してしまう専門家もいますので、この医師の言い分は、理解出来無い訳ではありません。何とかしてあげたいと言う想いから、情に流されてしまうのでしょうか。

 倫理と言うのは、所謂一つの、これは止めておいた方が無難だよ、と言った類のもの。そんな倫理を無視してしまうと、後ろめたさを感じますし…、後悔してしまうことも多いし…。患者さんの為に良かれと思った事が、後から自分に禍として降りかかってきて悩みの種になります。皮肉なものです。


 ガンなどの病気の患者さんから摘出した腎臓を別の患者さんに移植した泌尿器科の医師の下には、多くの非難が殺到し、後悔しているのではないでしょうか。倫理を無視ししたことがここまで話が大きくなるとは思ってもみなかったことでしょう。心中お察し申し上げます。



【臓器移植関連本】
生命倫理の成立―人体実験・臓器移植・治療停止
臓器交換社会―アメリカの現実・日本の近未来
医療倫理の夜明け―臓器移植・延命治療・死ぬ権利をめぐって
なぜ日本では臓器移植がむずかしいのか―経済・法律・倫理の側面から
臓器移植へのアプローチ (5)

2006年11月 3日 (金)

女性性器切除(FGM)撲滅にアメリカでもアクション

 アメリカの連邦法では、女性性器切除(FGM)を禁止しているが、各州の州法では、それを取り締まる法律がなく、法体制は整っていなかった。しかし、一人の南アフリカから移民してきた女性が、同じく移民してきた夫に娘の陰核を切断されてしまった事件を機に問題提起し、昨年、FMGを禁止する州法が成立する事となりました。ヨーロッパでもFGM撲滅運動は展開されていますが、アメリカでFMGを禁止する法律が出来た事はFGM撲滅運動に追い風となりそうです。


 FMGは、特定の宗教とは関係がなく、アフリカ28カ国、インドネシア、イエメンの他、これらの国々から欧州諸国やオーストラリア、北米などに移民した人たちの間でも行われていて、主に生後1週間から初潮前の少女に施術さます。毎年200万人の少女がFGMを受けていると国連では推定しています。施術方法は、地域や部族によって異なりますが、女性性器のクリトリスや包皮、外陰部の除去、切除、閉鎖(癒合)、時には膣の切除などが組み合わされて行われているようです。土地の伝統的助産婦によって、剃刀やナイフ、鋭い石等が使われ、母親や親族の女性に押さえ付けられて行われるのが普通だそうです。理由としては、純潔・貞節を守らせるための処女性、男性への従属や従順さの証、美的外観の形成、性や出産に纏わる言い伝えや教え等が挙げられています。

 1979年にWHOが行った調査で初めてFGMの実態が明らかになり、世界女性会議などを経て廃絶運動が広がったそうですが、伝統・文化だとの主張があること、家父長制のもとで女性たちが反対の声を上げにくい、母親である女性が行っていること、タブーの事柄であることなどが、この問題の解決を妨げている。

 しかし、FGMは、不衛生な環境下で行われる事も多く、感染症などで死亡するケースが後を絶たない。なのに死亡者数がはっきりしていないのが現状である。伝統や文化かも知れないが、女性蔑視文化であり、衛生な環境下で行われても子どもに対する虐待です。

 尚、西アフリカのセネガルでは、ユニセフと国内非政府組織の地道な活動によって、60万人が生活する1300近い村々でこの風習に終止符が打たれるなどの成功例もあります。 


 昨今、日本にもFGMの習慣を持った国の方々と国際結婚して定住する方も増えており、FGMが問題化していくことは明らかです。FGMへの対応をそろそろ考えていってもいいかもしれません。



【女性性器切除(FGM)撲滅運動関連の本】
砂漠の女ディリー
ディリー、砂漠に帰る

いじめの問題 隠蔽体質について

 一連のいじめ自殺の発端となった福岡県筑前町立三輪中学校の2年生のいじめ自殺。対策がとられないままもう風化し始めました。

 この間、学年主任先生がいじめの発端だとされているだけあって学校は隠蔽したい感じ。学年主任先生がいじめに関与していたか否かのアンケートは不利な発言を封じることを目的としたのではと思えるような記名式。内申書を人質に取られているようで学校の立場を汲み取って記載しないと一寸怖い。更には、メディアからの取材には取材拒否カードを生徒に渡して緘口令を引いています。福岡県筑前町立三輪中学校では、不都合な事は口にするなと言う機能不全が蔓延しているようです。全国にはこんな学校も多いのでしょうが、最悪ですね。

 そんな中、自殺に追いやったいじめグループが、新たないじめを繰り返している問題が明らかになってきました。いじめグループはの生徒には事の重大さが理解出来ないのでしょうね。ゲーム感覚でしてしまうのでしょうが、ブレーキが必要なのではないでしょうか。いじめを行っている本人・その家族・学校がブレーキをかけられないのであれば、それ以外でブレーキをかけないと…。早急に具体的な対応が望まれます。

 奈良では、自尊心を貶めるような嫌がらせメールを断続的に送り、不登校に追い込んだ生徒が傷害で補導されました。補導されるまでにいじめについて考える授業をしたりいじめた生徒に謝罪させましたが効果なかったので、学校に見切りを付け家族が警察に相談し診断書を取った上で補導しました。現在、傷害容疑で捜査中です。一方の学校と言えば、「トラブルのたびに解決し、生徒の両親も納得していたので市教委に報告する必要はないと考えた」と教育委員会に報告を怠っていた。簡単に解決出来るのであれば、いじめ問題が社会問題化しないと思うのですが…。実際に何度も問題が起っているのに、重大だとは考えていなかったのでしょうね。こんな風だから、見切りを付けられるんですね。

 いじめ問題は隠すからややこしくなる。オープンにしたら良い。隠したいのは、学校やいじめた側の心理である。その辺りに気付いて頂きたい。

 いじめと言うのは、殆どの社会で存在します。学校だけではありません。確かにいじめられる側にも問題がある場合もありますが、緊急度が高い場合はそんなことはいってられません。いじめの被害者の多くの人が、その後いじめで出来た心の傷で苦しめられ、精神科の診察ややカウンセリングに通っている。心の傷は薄れる事はあるが決して取り除く事は出来ない。そんな意味で、いじめは傷害行為だ。心のケアに関わっている側からはそんな風に感じる。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか



【関連blog】
『いじめによる自殺』の報道のあり方について

2006年11月 2日 (木)

和歌山県のダンゴー事件

 和歌山でも県発注のトンネル工事に絡む談合事件が起きました。大阪地検特捜部に県の�3の出納長が逮捕されました。これを受けて、県知事は、『責任がある事柄が起きた段階でしかるべき対処を考える…いまはそういう状況ではない』と述べました。

 そして、起訴されました。すると、県知事は、『自分に最大限のペナルティーを科し、県民に少しでも分かってもらえるようにしたい』と述べました。ペナルティーと言うのは、1年間の給与半減・退職金返上と言う事だそうです。

 しかし、出納長が、「県の工事について、知事からゴルフ場役員に従うよう指示された」と供述していることが分かりました。大阪地検特捜部の捜査の手が、知事本人に伸びて来たことに気付くと一転し、『非常に県政を混乱させた責任を取って退任したい』と言い出しました。


 どんどん追い込まれ、逃げ道を失くして行く模様が発言から汲み取れます。逃げ切れると思っていたのでしょうね。


 先日は福島県知事、今度は和歌山県知事が黒いお付き合い。知事のお付き合いと言うのも大変です。それにしても、出直し知事選が行われ、多額の税金が投入される。幾ら掛かるのでしょうか。県民も否応なく、知事の尻拭いに付き合わされた形になってしまいました。こう言うのって、納得がいきませんよね。この事件に関わった人や企業に出直し知事選を負担して頂きたいと思うのは私だけでしょうか???。物凄く無駄遣いです。和歌山県民よ、怒れ!!!

2006年10月30日 (月)

自業自得な女子中学生

 ナンバーを外したミニバイクに乗った女子中学生二人。交番に生卵が投げ付けられた事件の捜査で職務質問をしてきた警察官を挑発。挙句の果てにパトカーに生卵を投げつけた。パトカーに追跡されても、悪態は続いた。そして、2〜3キロ追跡された後に右折していた車に衝突し、重体。これは先週末に奈良で起きた事件である。

 思う存分悪態をつき、その上での事故。世間の見方は自業自得。しかし、さぞかしこの女子中学生二人は思い通りに行動が出来て、満足したでしょうね。ただルールを破った時の代償がどれ位のものになるのか、そこまでイメージする能力がなかったので、事故と言うのは誤算だったでしょうね。考えが足りなかった分、痛い目に遭って学ぶ事が出来れば良いのですが、パトカーが追跡するから事故をしてしまった、と言う認知になってしまうのでしょうか。

2006年10月29日 (日)

『いじめによる自殺』の報道のあり方について

 国民の知る権利と言うのがあるのかもしれないけれど、未成年者による『いじめによる自殺』の報道って、考えていかなければいけないのではないか。過剰に報道することで、判断力や社会スキルが乏しい未成年者に、いじめられたら自殺と言う選択肢を選択させ易くするのではないか。

 『いじめによる自殺』の報道は、一種のショーになっている。横並びに被害者の辛さを掘り下げて報道したり、加害者や学校関係者の責任を追及するするのもいいかもしれないが、それで『いじめによる自殺』が減ったと言う話は聞いたことが無い。責任の追求を断続的にしていくのかと言うと、そうでもない。賞味期限が切れたら、メディアは見向きもしなくなる。

 いじめによる自殺の報道をするのなら、その都度いじめに遭った時の相談窓口等を具体的に盛り込むようにする等の工夫が欲しい。いじめ被害者は、対処法が分からずに死を選択してしまうことがある。だから、具体的に対処法を盛り込んで頂きたいのである。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

それは本当にしつけですか???

 毎日のように、ニュースの話題の一つに虐待がある。そんな虐待の中で目が引くのが、お漏らしをした、食べこぼしが多い等のことに腹を立て注意したが言うことを聞かなかったと言う理由で、体罰を与えると言うケース。被害者は実の子だったり、同居者の子どもであったり、色々。しつけと言う名の暴力を受ける子どもが気の毒です。

 幼児と言うのは様々な能力の発達の著しい時期です。個人差があり、上手く出来る日もあればそうでない日もあります。一定の年齢になったら自動的に能力は身に付くようになるものではありません。ですから、出来ないことを補うと言う配慮が必要です。多くの人がそうやって配慮されて大きくなってきました。しかし、最近の人の中には、一定の年齢になったら自動的に能力は身に付くと信じている人が案外いるようです。

 注意したが言うことを聞かなかったので…、と言ってお漏らし、食べこぼし等をした際に、幼児に対して、腹を立てて体罰を加えるのはしつけではありません。能力的に不安定な幼児は意図的に失敗しようとしている訳ではありません。発達の自然流れなのです。

 さて、何故、お漏らし、食べこぼし等をしたら虐待に発展してしまうのか???。それは、大人の都合を押し付けているだけのこと。手を煩わせるな、と条件付けをしているだけのこと。力にものを言わせ何とかしてしまおうとしているのです。虐待する側は、大人の都合を押し付けていることに気付いていません。

 子育てや子どもの発達について学校教育の中で教えていかないとあかんかもね…、作ることだけ知っていてもねぇ。



【子育て】
子育てハッピーアドバイス
この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ。

【発達関連の本】
幼児期―子どもは世界をどうつかむか
発達心理学キーワード
育児・保育現場での発達とその支援



【関連blog】
抱きしめると言う会話
『子ども』
子育てハッピーアドバイス
子どもを叩く躾・心理的に圧迫する躾・理由付けする躾
子育て(躾)が判らない人達

2006年10月27日 (金)

失神ゲーム

 埼玉県新座市の中学校で男子生徒数名がおとなしい生徒をばかりを狙って、胸を押し気絶させる「失神ゲーム」を繰り返していたようだが、学校は何も気付いていなかった。若しかしたら、知っているのに知らん振りをしていただけなのかもしれない。そして、怪我人が出て、警察介入となり、逮捕された。警察の取調べでは、集団で羽交い締めにしてトイレへ引き込んで失神させていた事が判明した。

 事件直後、校長から教育委員会に報告があったが、関係者は皆いじめと言う認識はなかった(認めたくなかった)。そして、2週間程経過して男子生徒3名が逮捕され、臨時校長会が開かれ、教育委員会はやっといじめだったことを認めた。

 「失神ゲーム」は過去にも多数の怪我人を出す危険な行為である。失神して倒れて歯を折るなどの事故が多発している。ゲームとは名ばかりで、傷害である。

 教育委員会や逮捕者が出た中学校では、しっかりと検証していたのか???。「失神ゲーム」と聞き鵜呑みにしたのか???。事件が発覚して逮捕に至る約2週間、一体何をしていたのか???。逮捕されなければ、将来のある子ども達のため、とか理由を付けて闇に葬ってしまおうとしたのか???。

 それにしても、いじめだと本当に思っているのか???。けが人が出ようが出まいが、集団で羽交い締めにしてトイレへ引き込んだ時点で、いじめを通り越し、傷害ではないのか???。

 やって良い事と悪い事を厳しく教えていかないと、この国の将来は…。如何なる???。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年10月25日 (水)

御食事券、いやいや汚職事件

 福島県発注工事を巡る御食事券、いやいや汚職事件で前知事が逮捕されてしまった(その後、収賄容疑を認めた)。その為、出直し知事選が行われ、多額の税金が投入される。この事件に関わった人や企業に出直し知事選を負担して頂きたいと思うのは私だけでしょうか???


 さて、逮捕された前知事は、1983年の参議院選挙で初当選し、1988年9月の福島県知事選挙で初当選。その後、5期務めた。全国知事会では会長を務めるなど、やり手の知事であった。このような華々しい経歴を持った人が、汚職。何でまた???、と思った人はいませんか???。お金が欲しいから汚職をしたんだ、と思った人はいませんか???

 金ぢゃないんですよね。このレベルの人になってくると、金が欲しければもっと確実な儲け方があるんですよね。だから、そんなに危ない橋を渡る必要は無い。そこらの地方の二流・三流議員とは違うんですよね。お互いにいい関係を維持しようと言う政治の世界ならではのお付き合いなんですよね。そんな訳で仕方なく。政治の世界ってこんなもんなんです。

 それにしても、関係者が皆逮捕されてしまって、本当に高くつき過ぎた交際費になってしまいましたね。

2006年10月24日 (火)

介護疲れ殺人を通して

 認知症や寝たきりの介護疲れから、連合いを殺してしまうと言う悲しいニュースが続き様に起きた。介護疲れによる殺人は、誰でも似た状況に置かれれば起こすかも知れない一種のストレス反応だ。高齢者医療・福祉のサービスが更に低下していくと、間違いなく増えていくだろう。

 介護をしている人は、一応に草臥れている。疲弊しきっている。介護の辛さを我慢している内にそれがストレスであると感じなくなってくる。しかし、ストレスは蓄積されていく。そして、身体や精神の不調と言う形で、これ以上はやばいよ、と警告を出す。ここまで至ってしまったらかなり深刻な状態だ。こんな状態に陥って、一部の人は介護疲れによる殺人に至るのだろう。また、一部はストレスを貯め過ぎて介護者自信が潰れてしまうのだろう。時には虐待と言う問題を引き起こす人もいるだろう。一生懸命取り組めば取り組むほど、ストレスを抱え込む事になる。

 それぢゃぁストレスを溜め込まない為にとことん手を抜けばいいと言う訳でもない。介護を受ける側がストレスを感じてしまう。専門病院や施設に預ければ済む問題でもない。安価のところは待機期間が長いし、サービスが行き届いているところは高額。

 結局、高齢者医療・福祉行政の行き詰り。今後も悪くなることはあっても、改善されることは無いだろう。だって、日本の財政は貧乏を通り越して、高額債務者レベルだもん。最悪!!!。

 …なんだけれど、利用出来るサービスはなるべく利用して精神的な負担を軽減していく事が大切。認知症の場合、一部負担金も生じますが、自立支援医療を利用し、精神科の認知症のデイケアの利用なんて方法も。認知症のデイケアの保険点数が大幅に下がりましたが、利用日数制限がなくなりました。

 今回、残念な事に介護疲れ殺人に至ってしまいましたが、このようなサービスの情報を知っていたとしたら、状況は変わっていたかも知れません。今の世の中、情報を知らないと損をする時代になってしまいました。情報を持っている周囲の人が困っている人に情報を提供すると言う支援も必要なのかもしれません。



【素人にも判り易い認知症の本】
家族と学ぶ認知症―介護者と支援者のためのガイドブック



【関連blog】
医療が受けにくくなると
自立支援医療が始まった
自立支援医療費制度を何て略す???
対象となる病名は???

2006年10月23日 (月)

新幹線新駅建設の悪夢

 東海道新幹線の新駅建設の是非を最大の争点にした滋賀県栗東市長選。やっぱり思った通り。新駅推進派の現職が当選。凍結・見直し派の候補者、中止派の候補者が潰し合い。落選した二人の得票合計が、新駅推進派の現職を越えていただけに、市民の意思が割れてしまった。小学校の建て直しを巡り揉めた同県豊郷町の時と同じ結果だった。民主・社民と共産党との間で立候補者の調整は出来なかったものか???。主義主張に拘って、市民の意思を捉え切れなかった政治センスの悪さが光りました。

 そもそも用地買収の段階から胡散臭く、新駅建設後の利用者予測も3倍も多く見込んでの妄想レベル。今まで数多く新駅が作られたが、利用者予測はどこもかしこも杜撰。成功したのは1駅のみ(掛川)。トントンが1駅(三河安城)。それでも儲かると思って新駅を作るのか???。傍目には、限りなく不採算事業って感じですが、地方自治体の事業はそんな事はどうでも良いのでしょう。栗東の新幹線の新駅建設は引くに引けないところまでまたまた来てしまいました。推進派の市長は、再選されたからと言って、市民の意思が反映されたとは言わないで、滋賀名物の漁夫の利だと言って下さい。好感度アップ間違いなし。

2006年10月22日 (日)

いじめによる自殺 福岡県筑前町の中学校のその後

 福岡県筑前町の中学校で、2年生の生徒がいじめを苦に自殺を図りました。いじめのきっかけを作った1年生時の担任教師(学年主任)は、守秘義務違反を犯し、自殺した生徒の秘密を暴露しました。それがきっかけで同級生によるいじめが始まったことになっていますが、それ以前から同級生によるいじめがあったそうです。しかし、学年主任だけが悪いと言うシナリオが出来上がって話が進んでいます。

 いじめに加担していた同級生は、案の定、「先生がからかっていたので、自分たちもしていいと思った」とコメントし始めました。責任逃れのつもりでしょうが、そんな理由は通用しません。人権を踏みにじる行為をしてはいけないことを理解させる為にも責任は追求していくことが大切です。先生からのいじめも辛いでしょうが、同級生からのいじめはもっと辛かったことでしょう。

 生徒は生徒で責任逃れをしていますが、いじめをせっせとしていた学年主任の先生は、体調不良で入院だって。自殺に追い込まれた生徒は、ストレスで死を選択したと言うのに、一寸全国的に騒がれたからと言ってストレスで調子を崩したんだって。自分のした事の重大さが認識出来ていないのでは???。ほとぼりが冷めるまで入院して逃げてしまおう、と言う事らしい。一生かけて償います、と言っていましたがその気なんてやっぱりなさそう。目の前のしんどさに向き合えてないぢゃん。

 最後に。いじめを受けておられる方へ。自殺していじめた相手を告発すると言うやり方も良いかも知れませんが、自殺しないでいじめ告発すると言うやり方はもっと良いかもしれません。いじめにあった時の日時、相手、手口を記録して、溜まったところで診断書を添えて被害届けを出しましょう。知り合いの子どもがいじめをした時、被害者家族(やくざの親分)からこう言った形での抗議があったそうです。



【いじめ関連】
いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年10月20日 (金)

病気休暇は偽の診断書のお陰!!!

  奈良市環境清美部に在籍している40代のごろつきが、2001年からの5年9カ月の間に8日しか出勤しないのに、市役所の一つの病名で90日間の病気休暇を認めると言う規則を利用し、給与のほぼ満額を受け取っていたことが明らかになって、世間では大騒ぎしている。そして、病気休暇中にも関わらず市の建設部等に頻回に顔をだしたり、部落解放同盟奈良市支部協議会副議長として公式の場に愛車のポルシェに乗って度々姿を現していたことが暴露された。このごろつきは、環境清美部以外の活動を精力的にしていたようで、病気休暇はやっぱり嘘と言う公算が強まった。この際、全額弁償して頂いた上で駆除して頂きたい。この他にも奈良市役所には似たようなごろつきがゴロゴロいるようだし、こいつ等も全額弁償して頂いた上で皆駆除と言う事にして頂きたい。

 まぁ、今回の騒ぎで、奈良市環境清美部に在籍している40代のごろつきは、ストレスでちょっと大きな病気になることが出来るかもしれない。そうしたら、今度こそ偽りでぢゃない病気の診断書を提出出来るかもしれない。そして、こんどこそ堂々と病気休暇が取れるかも…。但し、懲戒免職になっていなければの話ですが…。ふゝゝ…


 余談ですが、残念な事に関西では他の市にもその筋の関連のごろつきが同様の手口を使っているとの話をよく伺います。スクープが欲しいメディアは突付いてみると良いですよ。どんどん叩けば埃が出るそうです。

発達障害者が起こした事件の判決報道に一言

 昨年2月、大阪府寝屋川市の小学校で、教職員3人が殺傷された事件を起こした少年に大阪地裁が懲役12年を言い渡した。この事件を起こした少年が広汎性発達障害と診断された事で、メディアは広汎性発達障害を大きく扱っている。

 大きく扱うのは良いのだけれど、発達障害の差別や偏見を助長するような扱い方だけは注意して頂きたい。事件を扱うことで全ての広汎性発達障害が者が社会に『発達障害=危険』と言う捉え方をされてしまう事を危惧する。

 このような事件が起きると、発達障害と診断された人の家族が物凄く揺れる。自分の子どもは犯罪を犯すのではないか…、と相談に来る人は多い。相談に来る人は、日々の関わりで疲れ切った人が多い。そんな人達が更にストレスを背負い込む。メディアは興味本位で伝えて、これ以上余分なストレスを背負わさないで欲しいと思う。

 専門家不足が問題だ。診断出来る人が少ない。カウンセリングや訓練(療育)出来る専門家が少ない。その為に、初診を受けるのに数ヶ月から数年掛かる。やっと専門医に掛かれても患者さんが多くて十分に関わって貰えない。専門家が少ないので誤診が多く適切な医療が提供出来ていない。『発達障害+α』の重ね着症候群を見極められない。どうせ騒ぐのならそんな風に騒いで欲しい。発達障害の問題を解決して行こうと思うのであればここを突付かないと…

 実際、しっかり知識があれば、問題を起こすタイプと言うのは関わっていれば大体分かるものだ。日々の関わり合いでそんな風に感じる。問題を起こすタイプが分かれば何とかなる訳ではないが、適切な関わりが出来て、改善していく可能性が増えると言うものだ。



【発達障害理解に役立つ本】
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド←当事者・家族・知識の乏しい専門家の皆さんに好評です。
日本版WAIS‐Rの理論と臨床―実践的利用のための詳しい解説←心理臨床家向きの本
軽度発達障害児のためのSST事例集
発達障害の心理臨床―子どもと家族を支える療育支援と心理臨床的援助
友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法
発達障害児者の問題行動―その理解と対応マニュアル
アスペルガー症候群と学習障害―ここまでわかった子どもの心と脳
のび太・ジャイアン症候群4 ADHDとアスペルガー症候群―この誤解多き子どもたちをどう救うか
アスペルガー症候群と高機能自閉症青年期の社会性のために―よりよいソーシャルスキルが身につく
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド




【知能関連のblog】
 知能のお話

【発達障害関連のblog】
 発達障害 専門家不足
 発達障害者の心の傷
 発達障害と精神分析的心理療法
 深読みは、付加読みで、不可読みなのだ
 発達障害であるかとか、ないとか
 発達障害 カレンダーサバン
 高齢の発達障害者(自閉症スペクトラム)について その�
 発達障害 情報の整理はなぜ必要か
 発達障害 成人期以降に診断
 発達障害が脚光を浴びる前の時代
 発達障害 親の関わり方
 発達障害 心の理論課題
 療育手帳 発達障害の場合
 発達障害児との関わり した方が良い事としない方が良い事
 高機能広汎性発達障害のスクリーニング・テスト
 重ね着症候群
 心因による発達障害
 自閉症を含む発達障害の理解を進める
 子どもの障害を考えていく上で… Welcome to Holland
 自閉症の理解 

2006年10月18日 (水)

言葉による暴力

 或る医療機関の集団治療現場。一人の医療従事者は患者さんが命令に従わない事に腹を立て、患者さんに始末書を書けと迫る。いつもの風景である。治療現場で、始末書なんて聞き慣れない響きに戸惑ってしまうが、この医療従事者にはそんな風に聞こえないらしい。

 始末書を書けと迫られた内の一人の患者さんが、診察場面で、一人の医療従事者から始末書を書けと言われて怖い、と申し出た。それを聞いた医者は即座に対応し、カルテに記載した。現場には直ぐに、こんな異常な事が起きているのか、と問い合わせをした。現場は口籠った。そして、医者はピンと来た。

 申し出た患者さんは止せば良いのに、診察の後にこの医療従事者に電話を入れて、「ごめんなさい。始末書の事を喋りました」と告白した。そして、始末書と言うのは振り返りのことだ、と諭されてしまった。そして、他の医療従事者に対して、「冗談で言った始末書と言う言葉を患者さんが勝手に真に受けただけ。振り返りの意味で言っただけなのに」と弁解していた。

 これでもう何回目のトラブルなんだろう。見え見えのごまかしも聞き飽きた。始末書なんて言葉を患者さんに使うこと自体見当違いだと言う事に気付いていない愚かさに呆れる。始末書が良い意味で使われていれば問題ないと思うけれど、日本社会では少なくともそんな意味では使わない。ミスをしでかし懲戒的な意味合いで用いる。そんな事は、一番この医療従事者が知っているはずだ。始末書が溜まって懲戒免職寸前なのだから。

 医療・福祉・教育の現場で、不適切な言葉(言葉による暴力)を利用者の投げかけて社会問題化するケースが増えています。にも関わらず、未だに言葉による暴力を振るい続ける人が多いと言うことは嘆かわしい。言葉による暴力を振っていると言う自覚が無いのでしょうかね。



【EMB関連の本】
患者は何でも知っている―EBM時代の医師と患者
統合失調症の語りと傾聴―EBMからNBMへ
EBM 正しい治療がわかる本

2006年10月17日 (火)

いじめによる自殺 福岡県筑前町の中学校の場合

 いつもいじめによるニュースが世間を賑わす度に重い気持ちになる。人格形成に大きな影響を与える時期に長期に所属する集団から受けるいじめ。心に大きな傷を与え、いじめの被害者のこれからの人生を狂わせることも多々ある。心の傷は決して消えることは無いので、そんな意味では傷害として刑事罰が必要だと感じることもある。いじめに加担すると高くつくと知らしめる為にも、刑事・民事で厳しく加害者側の責任を問うても良いのではないでしょうか。

 さて、福岡県筑前町の中学校で、2年生の生徒がいじめを苦に自殺を図りました。いじめのきっかけを作った1年生時の担任教師(学年主任)は、守秘義務違反を犯し、自殺した生徒の秘密を暴露しました。それがきっかけで同級生によるいじめが始まったそうです。この学年主任は、からかいやすかったから、と言う理由で、生徒と同じようにこの生徒をいじめていたようです。

 この事件、学年主任だけが悪いと言うシナリオが出来上がって話が進んでいますが、学年主任と一部の生徒が被害生徒を自殺に追いやったと言うことを忘れてはいけません。学年主任が秘密を漏らさなかったら起らなかった、と言うのは言い逃れに過ぎません。こんな言い逃れが通ったら、誤魔化せば何とかなってしまうといじめに加担した生徒は学習してしまいます。それ故、白黒は明確にして、罰を与えた方が良いかもしれません。また、いじめがよくないと言う事が理解できないのであれば、いじめに加担すると高くつくと学習させることが必要ではないでしょうか。

 それにしても、一生かけて償います、と学年主任は言っていますが、何を償うのでしょうか。苦し紛れにいい加減なことを口走った感じです。今まで長い年月をかけて築きあげてきた歪んだ人格が、この事件を機に変わるとは…。本気でいじめ問題に取り組むのならば、教育委員会は不適格教師駆除のためにも、厳しい対応が必要かもしれません。



いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年10月13日 (金)

核実験の検証と情報合戦

 北朝鮮が核実験を行った、と朝鮮中央放送で発表されると、瞬く間にこのニュースは世界に広がっていった。とりあえず北朝鮮が核実験と言うので、核実験と言う事になっている。

 ロシアは、根拠は軍事機密と言う事で示さなかったがいち早く核実験を行ったと判断した。しかし、数日経ったが、核実験によって大気中に舞い上がったジルコニウム、セシウム、セレン、ルテニウムなどの放射性物質は未だ検出されていない。アメリカ・イギリス・日本等が最新機器を使って確認作業を急いでいるんですがね…、検出されません。通常なら核実験から二日もすれば日本上空に舞っているはずなんですけどね。どないなってんのや!!!。放射性物質が出ない核実験を行ったとか???。くゝゝ…、放射性ガスは必ず漏れるものですがね。若しかして、起爆装置の実験だけだとか。とりあえずこれだけでも核実験と呼べるそうだし。でも。既に100回以上も行っているそうなので、今更起爆装置の実験をしたからと言って核実験だなんて…。そんな訳で専門家の中では、北朝鮮が核実験に失敗、若しくは通常爆弾を使用したのでは、と言う疑問の声が上がっている。

 仮に実際にやっていたとしても、こんな風に疑われてしまうと、北朝鮮の行為って結構マヌケなに映りますよね。失敗したらしたで、あれほど騒いだのでみっともないし…。結局はアメリカ等に弄ばれているだけのような。追い討ちをかけるように、アメリカ政府当局者は、「これが核実験だったとすれば、爆発したと言うよりしぼんだ感じだ」と語った。くゝゝ…、巧い。

 ただ、山の地下で核実験を行い、そこに花崗岩の層があれば、放射性ガスが検出されるまでには2週間以上かかる可能性もあるので結果を待つ必要があります。相変わらず、北朝鮮は、「再度核実験を行ったり、規模を拡大した水素爆弾の実験を行うことも可能だ。北朝鮮は水素爆弾もかなり前に開発済みだ」なんて言っています。信じてあげるから、戦争シュミレーションゲームの中で将軍様が作ったとは言わないでね。



【北朝鮮や将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」
北朝鮮処分―2005年、米中が描く「金正日抹消」のシナリオ
北朝鮮の現況〈1990〉
中国から見た北朝鮮経済事情
北朝鮮崩壊

2006年10月12日 (木)

これでいいのか、日本の北朝鮮制裁

 「窮鼠、猫を咬む」と言う諺がある。この諺は、弱者は追い詰められると強者に攻撃すると言った意味合いで用いられる。アメリカと北朝鮮との関係で言うなら、『窮鼠=北朝鮮』で、『猫=アメリカ』である。アメリカの軍事的脅威や金融制裁で窮地に追い込まれた北朝鮮が、にっちもさっちもいかなくなって唯一出来た攻撃が核実験って感じである。その後も。北朝鮮は威嚇している。ただ、軍事大国・アメリカと戦争すれば負けるのは分かっているので威嚇のみ。

 北朝鮮が核実験をした事に対して、日本はアメリカ顔負けの強気な姿勢をとろうとしているが、日本には有事の際に国を守るだけの戦力が無いことを念頭に入れておかなければならない。つまり、日本は経済的な強者であっても決して軍事的な強者ではない。経済的に追い詰めると、「窮鼠、猫を咬む」と言う諺のように北朝鮮の武力行為を誘発させる。北朝鮮を挑発することが現実的な選択肢ではなく、無謀な選択肢であることを認識した方が良い。

 先のミサイル実験の時もそうであったが、余りにも現実離れした要求をする日本の国際政治のセンスの悪さはピカイチだった。あの時は国民に対するパフォーマンス的な要素が強かったのだろうが、戦力も無いくせに大きな事を言うと紛争に巻き込まれると言うのが各国の一致した見方だった。北朝鮮は、「圧力を更にかけた場合、『宣戦布告』と見なすと鼻息が荒い。それに屈する訳ではないが、もう少し後先を考えて頂きたい。各国と歩調を合わせた方が無難なのでは???。

 日本では戦争は遠い過去の話だが、北朝鮮に限らず台湾を除く極東の国々ではそうではない。未だに第二次世界大戦で味わった屈辱とその後の日本の発展にただならぬ妬みを抱いています。その為、思想教育もお盛ん。戦争になればここぞとばかりに積年の恨みを晴らされる可能性があることを忘れてはならない。



【北朝鮮や将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」
北朝鮮処分―2005年、米中が描く「金正日抹消」のシナリオ
北朝鮮の現況〈1990〉
中国から見た北朝鮮経済事情
北朝鮮崩壊

2006年10月11日 (水)

安倍首相の『美しい国』を逆さにしてみる

 阿部首相の「うつくしいくに(美しい国)」と言うスローガンを逆さから読むと、とんでもない言葉が現れてくる。世の中、凄い所に目を向ける人がいる。「にく(憎)しいくつう(苦痛)」になるのだそうだ。巧い、座布団を一枚上げたい感じだ。俗に言うバック・スラング的な発想で思いついたのだろうか。言葉遊びが巧い人にはいつも感心させられる。

 美しい花には棘があると言う諺がある。実際、阿部政権が余りに美しいを強調するので、棘があるのではと疑ってしまう。それ故、その逆さにした時の「憎しい苦痛」と言うの言葉が気になる。国民が憎しみを伴う苦痛に悩まされそうで不気味である。一寸危険な香り。

 安倍首相が何を以って美しいと規定するのか。積極的に理解しようとする気は毛頭無いが、今一つ理解に苦しむ。何を美しくするのか。表面を繕って見栄えを良くしたいだけではないのか。若しかしたら、ゴミだらけの日本を綺麗に美しくしたいだけなのではないか。それなら総理大臣と言う名称を改め、掃除大臣にでもして、自ら率先して掃除でもしてくれたら良い。日本は間違いなく美しい国になりますよ。



【安倍晋三の関連本】
美しい国へ
安倍晋三の経済政策を読む
安倍晋三―安倍家三代

2006年10月 9日 (月)

核実験と中朝関係

 北朝鮮軍部は、中国が北朝鮮に核実験の自制を呼びかけ柔軟な姿勢に転じた事に反応して、中国の後ろ盾は要らないとした上で金正日総書記に対して核実験の前倒しを要請した模様である。これによって早ければ今週にも核実験を実施する可能性が出てきた。その一方で、アメリカが対北朝鮮金融制裁を解除して対話に応じれば、北朝鮮側は年末まで核実験を遅らせても良いと言っている(ロシア経由の情報)。北朝鮮はまさに瀬戸際外交真っ只中である。

 後ろ盾は要らないと意思表示されてしまった中国は、これまで北朝鮮との友好関係を築いていたが、北朝鮮でのミサイル発射後から距離をとり始めた。すぐさま中朝国境地帯で人民解放軍がミサイル実験を行ない牽制している。更に、兵力を増強している。また、中国アメリカ領事館に逃げ込んだ脱北者のアメリカへの亡命を許可した(今までなら強制送還)。これは、暴走する北朝鮮への警告である。北朝鮮の暴走を防ぎたいのとアメリカとの良好な関係を維持したい中国にとっては、北朝鮮のミサイル実験はまさに『渡に船』であった。

 北朝鮮は北朝鮮で、国内での中国による資源開発やインフラ整備に食い物にされていると警戒を強めている。そんな背景もあっての北朝鮮軍部による中国の後ろ盾は要らないと言う意思表示。ついでに核実験を行うのは、中朝国境からわずか数キロ離れた炭鉱と言う無配慮ぶり。これだと核実験による友好国の中国国内での影響が否めない。中朝関係は良好だと言っているが、実は良好ではない。かなりうっとうしいと思っている。

 北朝鮮がこのまま核実験を強行しても中国は完全に北朝鮮を切ることはしないが、手を焼き頭を悩ます問題である。核実験に限らず言うことを聞かせたいが、歯向かう北朝鮮から少しずつ離れていく姿を見せつけることでことで、今一度中国の偉大さを思い知らせたいのが今の本音なのだろう。核実験を強行し北朝鮮が崩壊してしまうと、アメリカと韓国の介入は確実で、中国がやりにくくなることは確実ですから…



【北朝鮮や将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」
北朝鮮処分―2005年、米中が描く「金正日抹消」のシナリオ
北朝鮮の現況〈1990〉
中国から見た北朝鮮経済事情
北朝鮮崩壊

2006年10月 7日 (土)

NHKの目論み 受信料を督促する手順が違うが…

 受診契約を結びながら受信料不払いを続ける東京都内の47世帯1事業所に対し、今月中に受信料を支払わない場合は民事手続きによる支払い督促に踏み切る、と表明した。


 何を考えてるんだか、NHKのまぬけ振りを感じる。


 そもそも契約不履行者を訴えても、他方でお咎め無しの未契約者が存在する。契約不履行で訴えられてしまうのなら、契約を解除してしまえば当面訴えられることは無い。また、訴えられても訴訟を起こせば、十分に勝てる見込みがある。「契約不履行者をの一部を訴え、他の契約不履行者を訴えないのは不公平である。更には未契約者を訴えないのは不公平である」なんてなりそう。そして、現実的な問題として、訴訟が沢山起きると、NHKは金も、時間も、人も掛かり過ぎて維持出来ない。

 また、NHKの受信料たるもの一律に徴収と法律で定めているが、カラーテレビと白黒テレビでは料金が違う。つまり、情報の恩恵を受ける度合いで料金が違うのである。カラーテレビは情報の恩恵を受けているんだから沢山金を払えと言う発想自体法律に反している。強攻策をとるのなら、法律を変えてからしないとね…

 そして、相次ぐNHK職員の人員整理や給与体系の見直し、経営改善をしないで、受信料の請求を強行するなんて受信料の支払いの有無を問わずに視聴者の理解は得られない。国民の受信料で運営しているのであれば平均的な公務員の給与体系に合わせて頂かないと…。納得出来ない。更にここにきて、不祥事も相次ぎ信用失墜中。先ずはNHKの体質改善が先だろうなんて思ってしまう。


 しかし、こんな事は、NHKも百も承知のはず。裁判を起こされたら負けるのも想定内だろう。それでも民事手続きを行うのだ。そんなことを考えていくと、NHKの自作自演のやらせ見せしめパフォーマンスでは???、と言う疑惑が浮上する(名前まで公表されないので全て関係者であっても分からない)。そして、皆、差し押さえが嫌だからと期限内に受信料を支払った、とNHKの思惑通りの騙まし討ち報道する。こんな筋書きがあるような???。

 ただ、自作自演であろうがあるまいが、NHKにしてみたら最終的に払ってくれさえすればいいのだ。



【NHKの受信料】
NHK受信料を考える
NHK受信料拒否の論理
NHK受信料拒否の論理 増補

2006年10月 4日 (水)

ヤミ金の手口『レンタル時計』を説明してみる

 高利商工ロ−ン業者による過剰貸付や強引な取り立てが社会問題化したのを受けて、1999年末の臨時国会で、出資法及び貸金業規制法の改正法が成立しました。そして、翌年6月より施行されました。

 そして、金融庁が自民党金融調査会に提出した出資法改正案を廻って、混乱しています。06年4月の中間報告では、上限金利を刑事罰上限の年29.2%から利息制限法の上限15〜20%に引き下げ、二つの法律のグレーゾーン金利を撤廃する方向に導いた。しかし、50万円以下で短期間の貸し付けについては、現在とほぼ同じ水準の高い金利を9年間存続させる経過措置が盛り込まれました。

 これを受け、こうした業者側への配慮が目立つ改正案では、一律に上限金利を引き下げなければ消費者を守る目的が十分果たされない、骨抜き出資法改正にした、業界と議員の癒着、との非難の声が上がりました。

 しかし、「一律に上限金利を引き下げるような業界を締め付けるような改正措置をしてしまうと、巧妙な手口で法の抜け穴を付いたり、どんどん見えないところで不法行為が横行するようになってくるのでは???、多重債務者達が金を借り難くなるのでは???」と思ってしまった私です。


 …と思っていたら、レンタル時計と言うヤミ金の手口が登場してきました。多重債務者達がまんまと嵌はめられています。手口は以下の通り。話題になっているのでご存知の方もいるかもしれません。

 �レンタル時計店が、多重債務者に偽ブランド時計を貸す。
 �時計を現金化するためにお仲間の質屋を紹介します。
 �質屋は、偽物を本物と鑑定し、見合った現金を貸す。
 �多重債務者は、レンタル時計店にレンタル料、質屋に金利を支払う。
 �支払いが滞り質流れになる。
 �レンタル時計店は、本物の時計若しくは同等の代金を要求する。


 毎月支払うレンタル料と金利は、利息制限法の上限を遥かにオーバー。今後、宝石等のような値が張り偽物が横行する品物を使った同一手口が登場してくると思われます。

 
 多重債務者ではない人には無縁ですが、今流行りの落とし穴を紹介してみました。



【ヤミ金】
ミナミの帝王スペシャル 闇金の闇編
クレサラ・ヤミ金事件処理の手引
サラ金・ヤミ金大爆発―亡国の高利貸
ヤミ金には借りてはいけない返してはいけない
ヤミ金・サラ金問題と多重債務者の救済―返さなくてもよい借金がある

2006年10月 3日 (火)

迷惑な隣人 北朝鮮の核実験

 貧乏で常に世界の注目が必要なヒステリー性格の隣人が、核実験を行う、と騒いでいる。周囲は、また隣人の逸脱行為か、と思いながらもこの隣人のわがままにお付き合いしている。隣人にも判る形で振り回されてあげないと、へそを曲げてしまう。付き合いにくい隣人には、一定の配慮が必要であり、これは近所付合いの社交辞令みたいなものだ。

 この隣人の逸脱行為に対して、周囲は大袈裟に騒いであげよう。そうすると満足してくれるかもしれない。止める様に促すなど真剣に関わってあげても疲れるだけ。隣人は周囲の顔色を窺っているだけなので、労力の無駄と言うものだ。

 万が一行動に移してしまった時こそ、この隣人に地域生活の大切さを罰を用いて教えてあげるといい。村八分なんかいいかもしれない。問題を起こした時にこんな風に関わることで、隣人は自分の仕出かした事の重大さに気付くだろう。



【将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」

光と影 光を強く当てれば影はより濃くなる

 北海道滝川市の小学校の教室で昨年九月、小六女児が遺書を残し首をつり、今年一月死亡した。遺書には同級生からいじめを受けていたとみられる表現があった。遺族は「自殺はいじめによることが明らか」と訴えているが、同市教育委員会は「無視が即、陰湿な虐めに結びつくとは思わない。手紙の中身自体は学級でよくあること。原因は今も調査中だ」と反論している。因みに、遺書ではなく手紙と呼び、いつ書いたものなのかも分からない、死ぬ前に書いたものではないかもしれない、とも主張している。


 「みんなに冷たくされているような気がしました。それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました」と言う同級生に宛てた遺書。


 精神的な虐めは陰湿で分かりにくいばかりか、プライドを傷つけ惨め感を与えるので、周囲にSOSを出しにくいと言う特徴を持つ。そんな中で、勇気を出して男性教諭にSOSを出したものの適切な対策が取られることはなかった。また、遺族による聞き取り調査では、いじめの存在を証言する同級生もいたと言う。

 遺族の示す事からは、虐めがあったことが容易く想像出来る。ついでに証言まである。なのにここまで教育委員会が原因は今も調査中と主張するのは何故だろうか。また、遺書を手紙と呼ぶ不自然さを感じる。滝川市教育委員会は、自殺に虐めはなかったとする主張に根拠があるのならば明示した方が良かった。

 これほどまでに強く言い切ると、何かを隠そうとしているのでは…、と言う疑念が必然的に生じてくる。誰かを庇っているのか???。加害者に教育委員会関係者の子供がいるとでも言うのか???…。メディアへの対応に失敗し、マスコミに事件の究明と言う正義と言う大義名分を与えてしまった感じである。ワイドショーも乗り出した。これからどんどん叩かれる事になるだろう。いつまで「無視が即、陰湿な虐めに結びつくとは思わない。手紙の中身自体は学級でよくあること。原因は今も調査中だ」と言い切れるか。それに、既に一年経過しているのに、いつまで調査をしているのやら。場渡り的な言い逃れも傷を深くする。これから滝川市教育委員会が炎上していく様子をじっくり眺めたい。



いじめの構造を破壊せよ
子どもの危機をどう見るか
いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

2006年9月28日 (木)

お国の為に死んで下さい 日本の医療政策

 リハビリにはこれまで医療保険適用の期間に制限がありませんでしたが、今年4月の診療報酬改定で、医療保険で受けられるリハビリの期間に疾患別の上限が設けられてしまいました。一部の難病などは上限規定の対象から除外されました。しかし、例えば、脳梗塞等の脳血管疾患で180日、心大血管疾患が150日、骨折等の運動器が150日、呼吸器が90日でリハビリが打ち切られることになりました。

 追い討ちをかけるように、多くの医療機関が赤字になってしまうと言う理由でリハビリ分野から撤退しました。医療機関の反応は、冷たく、素早くでした。  

 4月1日から数えてとうとう最長期間である180日を超えました。振り返ってみると、多くの障害を抱える人がリハビリを受けられなくなって、中断。それに伴って、症状の悪化が進んでいるケースや命にも関わる大問題に発展するケースも…。障害を抱える人からは悲鳴が上がっています。

 医療費削減と言うのは、国家財政の悪化を少しでも減らそうと言うところからの発想。医療費負担を増やして、減免や還付手続きを複雑にして医療に掛かる人を減らそうと言う魂胆。更には、医療に掛かり難し、多くの人に死んでもらえばその分、年金総支給額を減らす事が出来ると言うオプション付き。

 政府の魂胆が見えてしまうと、医療機関に掛かる回数を制限するような制度・法律が出来る度に、お国の為に死んで下さい、と言っているように聞こえる。因みに、症状が悪化していく人が多いのに、政府はリハビリの期間の疾患別の上限撤廃をする気が無いようです。

 健康な若者達には、関心の薄い問題なのかも知れませんが、20年もしたら否応なく直面する問題です。障害を背負って、リハビリが途絶えて…。想像するだけでゾッとします、今の内に真剣に考えておかないと、この先どんな目に遭っても知りませんよ。



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗

2006年9月27日 (水)

医療事故 過失犯の作られ方

 罪だと言う認識があって罪を犯してしまうと、刑法では当然のことながら処罰の対象と言うことになってしまいます。知っててやる訳ですから罪を問われても当然と言うことになります。しかし、刑法では、そんな犯罪ばかりを処罰の対象にしている訳ではありません。認識が無く、不注意で他者やその所有物を傷つけてしまったりすることもあります。過失犯と言う奴です。この過失犯は、結果予見義務を怠る場合と結果回避義務を怠る場合とに分けられます。結果予見義務を怠ると言うのは、当然予想される事態を予測することを怠ることです。結果回避義務を怠ると言うのは、結果予測に基づいて事態の回避を怠ることです。


 医療事故では、圧倒的に過失犯が多いのです。


 医療現場では事故が起きると再発防止のためにカンファレンス等が開かれ、当事者は、〜しておけば良かった(次から注意しよう)等、反省したりします。そして、次から反映されていきます。しかし、医療事故では警察が介入し取調べ室に連れて行かれると、もっと注意をしておけば良かった、分からなかった(もう少し勉強をしておけば良かった)等の反省の類は、命取りになってしまいます。過失犯だ、と自白しているようなものです。しかし、医療従事者はそんな事を知らない人が多い感じです。医療現場と警察の取調室とでは、反省の意味合いが違ってくるのです。

 そんな訳で医療従事者は過失犯になってしまい易いのです。近年、医療事故で訴えられる医療従事者が増えています。医療従事者の皆さん、くれぐれも結果予見義務と結果回避義務を怠らないように。



【医療過誤の本】
刑事医療過誤
刑事医療過誤〈2〉
医療事故紛争の上手な対処法―被害者救済の実践策と法的論点
医療過誤―Q&A事例相談集
医療過誤判例百選
医療・看護過誤と訴訟

2006年9月23日 (土)

ディープインパクトが日本競馬の国際化を加速させる!!!

 日本最強馬・ディープインパクトが、パリのロンシャン競馬場で行われるヨーロッパで最も名門とされる凱旋門賞で走る。

 ディープインパクトは、国外でのレース経験がないけれど、日本国内での華々しい戦績(無敗三冠馬で11戦10勝)が評価され、世界競走馬ランキングでは現在2位タイ。7月には1位タイとなり、世界最強馬となっていた時期もあった。そんなこともあって、評価は頗る高い。

 ただ、例年凱旋門賞時期のロンシャン競馬場は、雨がちで馬場が緩くなってしまい勝ちなので、こうした馬場状態でディープインパクトが本来の力を発揮出来るか如何かが唯一の不安材料なのだそうだ。そのため、凱旋門賞での大方の予想は、ディープインパクトは3番人気。1番人気・ハリケーンラン、2番人気・シロッコは共に雨と緩い馬場に強い馬と言う事でディープインパクトより高い評価を受けている。凱旋門賞がこの時期になければ、1番人気・ディープインパクトになっていたかもしれない。因みに、不安材料があるにしてもディープインパクトが勝つと言う予想専門会社の予測は1/5〜1/6程度。それでも優勝の可能性は高いのである。

 近年、ディープインパクト以外にも外国のレースで大活躍している馬もいる。そんな中で、若しもディープインパクトが優勝すると、世界に日本の競走馬も強くなった、と世界で再評価される。すると、日本の競馬の国際化が起ると考えられている。従来、日本の馬主は、国産馬が勝てなくなる、と訴え外国馬の参入を抑えてきたが、その理由がなくなってしまうと言う訳だ。現在、外国馬の出走可能なレースは全体の38%だが、50%を越えるだろうと見られている。

 10月1日、フランス・パリのロンシャン競馬場で凱旋門賞。日本の競馬にとって大きな変革点となるかもしれない。競馬ファンならずとも、レースも結果に注目されたし。



【ディープインパクト】
三冠馬ディープインパクト強さの秘密―100分でわかる!
ディープインパクト―無敗の三冠馬の真実
ディープインパクト~栄光(初回生産限定盤)

2006年9月22日 (金)

拉致担当大臣と五輪担当大臣

 この財政難の中、苦労知らずの世襲議員で、自民党総裁選挙で勝利した安倍晋三さんが、北朝鮮による拉致問題をクローズアップさせるための「拉致担当大臣」と東京にオリンピックを招致するための「五輪担当大臣」を新設する考えがあるそうだ。

 役職を増設し収入アップとは議員先生の世界はやけに景気がいい。一般庶民は、財政難だとか言われて、消費税アップとか、社会保険料アップ、年金削減となっているのに…

 もう少し庶民の感覚をもった議員が出てきてくれたら良いのに…。世襲議員なんて庶民の感覚なんて判らない。もともと生まれた時から、庶民とは一線を画して育ってきている。庶民の気持ちなんて判るはずが無い。

 世間ぢゃ、安倍、安倍、安倍って騒いでいるけど…、庶民を無視した保守的な世襲議員なだけぢゃん。一般庶民の味方と違うで…



【安倍晋三の関連本】
美しい国へ
安倍晋三の経済政策を読む
安倍晋三―安倍家三代

2006年9月21日 (木)

電子カルテの悪夢

例えば…

 或る医者は、診察5分、電子カルテ記載に10分。そんな訳で、午前診終了が15時。おいおい。患者数が減り、患者一人当たりの診察時間が減り、全体の診療時間は増えました。ズバリ減収です。


 医者に限らず電子カルテの端末操作が苦手な人は多くいます。中には退職の道を選択する人も。ただ図々しいのもいて、五分の一以下の仕事で残業は逆に2〜3倍も請求する人も。有能な人は負担増で収入変わらず。無能な人が負担減で収入アップなんてことも。困ったもんだの世界。パソコンが扱えたら能力給が頂けると言う具合にならないと不公平は解消しそうにありませんが、人件費がかさむと経営を圧迫するので、殆ど不可能の状態です。

 それに、電子カルテ導入のためのハード・ソフトの設備投資で首が廻らなくなってしまうそうです。更に、維持費も高くて馬鹿にならない。電子カルテは金食い虫です。

 とても便利ですが、金が掛かるし、使いこなせる人は少なく使い勝手が悪い電子カルテ。そんな訳で、導入を躊躇っている病院も少なくないらしいです。

2006年9月20日 (水)

パチンコに纏わる『重大なお噂』

 パチンコが出なくなった。中には大勝をする人もいるけれど昔ほど勝てなくなった。

 こんな話を聞く。それも多くの人から聞く。負けが込んでいるので行くのを控えたと言う人も多い。そんな中、気になる噂を聞いた。噂だから信憑性はあてにならないけれど、気になる噂であった。

 北朝鮮のテポドン発射訓練に対して、日本が経済制裁を実施してから、その効果がジワジワ効いている様で、ダメージは相当のものだそうだ。あさりや松茸などの主要輸出品が日本に輸出出来ない。…と言う訳で、北朝鮮は外貨が稼げない。更に、北朝鮮の輸出品を一手に扱う朝鮮総連の収入も激減。北朝鮮総連の北朝鮮への送金も侭ならないのだそうだ。そんな事情があって、北朝鮮系のパチンコ屋が一噛みしているのだと言う。つまり、収益を上げるために還元率を下げていると言う事らしい。

 更には、「北朝鮮のマネーロンダリングの温床(不当に稼いだお金を機械に通せば誰でも簡単にお金の浄化が出来てしまう)とされている日本国内の北朝鮮系のパチンコ店に対して、アメリカからの要請で公安が規制強化していくのではないか」と言う事もあって、規制強化前に荒稼ぎをしてしまおうとしているのでは…」なんて噂も。

 夫々に噂の域を出ないものであるが、果たしてその実は…。北朝鮮系のパチンコがでないのであれば、日本系や韓国系のパチンコは出ているのか???、なんて疑問も。まぁ、噂話程度に。



【パチンコの本】
「パチンコ依存症」からの脱却―パチンコへの誤解と恐ろしい病にあなたは蝕まれている!
パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない
パチンコ店の経営革新―パチンコ店経営のすべてがわかる 

2006年9月19日 (火)

上辺だけの付き合いと迷惑メール

 若い人とのカウンセリング場面では、『上辺(うわべ)友達』と言う言葉を耳にする。この『上辺友達』とは、文字通り上辺だけの友達の事を指す。相手の事を嫌いと言って嫌われるのは嫌だし…って事で、上辺だけを取り繕ちゃおうってことらしい。若い人なりの人間関係の本音と建前が『上辺友達』の中に凝縮されているのでしょうね。

 さて、上辺だけの関係って多いですよね。私自身当たり障りのない関係を維持している人は少なくありません。だいたいは職場でそんな関係って多いです。今回はこんな上辺だけの関係の話です。

 仕事の連絡をしたいので…、と言われ、これと言って断る理由がなく、断るのが不自然だったので教えてしまった携帯電話のメルアド。これが苦悩の始まり。業務連絡メールよりも暇潰しのためとしか思えないメールが届く、届く。社内メールで済むような迷惑メール、こんな所に遊びに来ていますと言う仕事とは思えない迷惑メールが届く。受信拒否にすると業務連絡が届かない、と訴える。渋々設定解除。また、迷惑メールが届く。あゞゞゞゞゞゞ、勘弁してくれ。

 そんな話をこぼしたら…。

 皆、この人からの迷惑メールで同じように悩まされていた。上辺だけの付き合いだからこそ、皆、止めて欲しいと言えないのである。ただただ気付きを待つしかない。

2006年9月18日 (月)

専門用語(テクニカル・ターム)について

 専門用語と言うのは、素人にも判ると思われている。そのため、この世に専門家でもないのに、専門家以上に専門用語を使いたがる人がいる。専門用語を扱う場合、相当訓練をしなくてはいけない場合もあり。果たして上辺だけの知識だけで使いこなせるのか疑問が残る。

 自然科学は常に新たな発見と言うものがあり、専門用語の概念は常に進歩している。そのため、最前線にいないと、概念の把握が困難なことが多い。概念が動いているからである。つまり、自然科学の概念は、新しいと信じているものが突然過去のものになってしまうのだ。そして、素人が使う自然科学の専門用語の概念は、本来の概念が意味するものとズレてしまう事が多いのだ。

 一方、精神医学関連の心理学の専門用語の概念にはそんなに進歩はない。昔から変わっていない概念が大半である。そのため、素人にでも簡単に扱えるものだと思われている。確かに、確かにそんなところもある。知識レベルでの概念の把握は出来ている人は多い。しかし…

 専門用語の概念が誤って捉えられ、多くの人にそれが正しいと思い込まれている言葉が沢山ある。例えば、『うつ』、『PTSD』。『トラウマ』。圧倒的に多くの人が専門用語の概念が誤って理解しています。そして、誤った概念が恰も本当の概念のようになってしまっている。

 最近では、専門家は、専門用語を使うことで概念にズレが生じてしまうのを防ぐ等の目的で余り専門用語を使わないようにしている。しかし、一般人は専門用語を使うのがお好きな様である。



【専門用語辞典】
精神分析用語辞典
発達心理学用語辞典
社会心理学用語辞典



心的外傷後ストレス障害(PTSD)について騙る

2006年9月17日 (日)

飲酒・酒気帯び運転事故の被害者

 知り合いの女性は、飲酒・酒気帯び運転の車に追突され、旦那さんを喪った被害者である。加害者は交通刑務所から出所後に一度謝罪に訪れたそうだが、それっきりだそうだ。加害者は謝罪して飲酒・酒気帯び運転事故を早く忘れたいのだろう、と知り合いは言う。

 心の傷は、決して治る事は無い。癒えてはいくけれど決して治らない。事ある毎に心の傷は蘇る。これは特別なことではない。

 知り合いは、昨今の飲酒・酒気帯び運転事故が報道される度に、夫の事故の事を思い出すらしい。あの事故で人生が狂ってしまったことや亡き夫の代わりに生活を支える為に子どもたちに不自由な思いをさせてしまった事などを思い出し、イライラするのだと言う。また、加害者は交通刑務所から出所して終わりで、被害者は一生背負っていかなくてはいけないのは納得がいかない、と言う。更には、如何してもっと早く厳罰化にしなかったのか、と行政の対応の遅さに腹が立つ、と言う。これは決して特別なことではない。こんな立場に置かれたら、多くの人がそんな風に感じるものである。

 知り合いは、同じように悲しむ人はこれ以上いらない。飲酒・酒気帯び運転をしないさせないこと、厳罰化を望むと訴える。



【アルコール関連】
アルコールテスター 【3段階のレベルチェック機能・LEDライト・コンパス・フック付き】 KE-41
アルコール検地器(デジタル式) DAL
アルコール関連問題の社会病理学的研究―文化・臨床・政策

タレント候補物色中!!! 来年夏の参議院選挙に向けて

 来年夏の参院選に向けて、各党が集票に躍起になっている。集票が見込める芸能人等のタレント候補者を擁立し、選挙に勝とうと企み、適当な人材に食指を延ばしている。

 勝つことしか考えず、タレント候補者の人気のみに頼る。各そんな言い方をすれば、いつも各党は、「(タレント候補は)ちゃんと政策を示した上で立候補しています。本人はやる気まんまんです」等と答える。しかし、タレント候補がもっともらしい公約を掲げたとしても、いつも有権者は公約ではなく、そのタレント候補者の人気に興味を示す。そんなことは各党とも百も承知。各党が、なんだかんだ弁解しても、実際のところはそんなところで、タレント候補擁立を合理化。

 選挙に勝たなければ各党は政策を実現出来ない。しかし、民主主義たるもの国民に政策の是非を問うことは必要である。勝つことばかりに力を入れ、大切な政策をぼんやりさせてしまう各党のやり方に疑問を感じる今日この頃である。人気投票ではなく、政策の是非を問うのが、明日のより良い日本を作っていくのに大切のように思えるのだが…。

2006年9月14日 (木)

道路交通法違反 本気で取り締まらないと…

 酒酔い運転の罰則は3年以下の懲役か50万円以下の罰金、酒気帯び運転は1年以下の懲役か30万円以下の罰金と言った具合に道路交通法違反の強化されるようになってから、飲酒運転の取り締まりの際に、警察の呼気検査を拒否したり、警察官の目の前で持っていた酒を重ね飲みをして、より軽い処分を狙う裏技を使う人が増えているようだ。検査拒否はたったの5万円以下の罰金。法の穴を狙っての悪質な裏技であるが、当局は重々承知しているにも関わらず放置したままである。駐車違反然り、結局、正直者だけが馬鹿を見る。

 福岡での幼児3人が死亡した飲酒追突事故以来、メディアが大騒ぎをして、やっと飲酒・酒気帯び運転の取り締まりに本腰を入れるようになってきた。大騒ぎしなければ、放置したままと言うのは、警察の怠慢としか言いようがない。

 また、シートベルトの装着違反のようなくだらない取締りをする位なら、もっと社会の迷惑になっている道路交通法違反行為(暴走・改造車による騒音等)を取り締まってもらいたいものだ。シートベルトを装着していなくて死傷するのは、本人及び同乗者だけ。自業自得と言うものだ。そんなくだらない取締りをして反感を買うより、迷惑行為を積極的に取り締まり愛される警察になった方が、良いと思うんだけどね…。



【アルコール関連】
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アルコール検地器(デジタル式) DAL
アルコール関連問題の社会病理学的研究―文化・臨床・政策

裸の真実 ケンタッキー・フライド・チキンはひよこを虐待している???

 PETAと言う名の国際的な動物愛護団体があるらしい。この団体の女性活動家たちが、シンガポールのケンタッキーフライドチキンの前で、「裸の真実 ケンタッキー・フライド・チキンはひよこを虐待している」と書かれた垂れ幕を全裸で掲げる計画であったが、事前に察知したシンガポール当局によって阻止された。

 確かに、動物愛護の気持ちも大切なのだが、極端過ぎると異常なものに映る。人間たるもの他の生き物を食べて行かなければ生きていけない。それは人間が持って生まれた業と言うものである。その辺りの理解が出来ないのか。そこまで否定するのは如何したものだろうか。矛盾一杯の理想論にうんざりする。

 傍から見ると、可哀想だからと言う感情にのみ支配されているように見える。可哀想だと言う感情からあれこれ想像していってしまうのであろうか。そして、想像し過ぎて自分が保てなくなる状態なんだろうか。

 何事も程ほどに考えることって必要だ。とかく極端な思考パターンは、周囲と揉め事を沢山起こすものだ。

2006年9月13日 (水)

中森明菜・『歌姫伝説』を通してパチンコを考える

 中森明菜をモチーフにしたパチンコ台『歌姫伝説』。最近色々なパチンコ台が登場しているが、これがなかなか好評らしい。往年のヒット曲に合わせて、様々なリーチパターンが楽しめるのだと言う。そのため、この台に夢中になっている人が多いのだと言う。しかし、台が面白いからと言って、出ると言う保証はない。こうした有名人や有名映画をモチーフにしたパチンコ台にどんどんはまっている人も多く、その話題性・リーチ-アクション・確率変動による当り連荘でパチンコ依存の人をどんどん増やしている感じである。

 先日、或る人が『歌姫伝説』で大儲けしてやろうと、パチンコ屋に勇んで出かけた。軍資金は10万円也。自分は決して負けないと信じて出かけていったのは良いのだが、中森明菜のヒット曲に煽られ気がつけば、財布は空っぽ。更に、銀行で軍資金を調達。悲劇の結末だった。最初は、浮かれた気持ちだった。最初は、まっさかさまに落ちてデザイア〜等と口ずさんでいたらしいが、最後には、「まっさかさまに落ちた。出ないや」と聞こえてきたのだと言う。挙句に、「私は、私は、関係ないわ〜」なんて、歌詞が頭の中に響き惨めな気持ちになったのだと言う。のめり込んでスッテンテンになって本当にお気の毒様。こんなに負けたのはのめり込んだ本人の自己責任の問題であるが、パチンコ業界は、パチンコ依存の問題を真剣に考えていかなければ、自らの首を絞める事になるだろう。

 これまで、パチンコ業界は、パチンコ依存者が増加し社会問題化する度に出球規制を行ってきた経緯があるが、今度は出球規制ではなく、天井設定と言う規制をしなくてはいけないかもしれない。パチンコ依存の人に、パチンコをするな、一定の額しか遣うな、と要求するのは、困難極まりない。そんなことが出来れば、パチンコ依存なんかにならないのだ。同時に、パチンコ依存者を抱える家族は、精神科などの医療機関に相談に行くなど対策を考えた方がいいかもしれない。



【パチンコの本】
「パチンコ依存症」からの脱却―パチンコへの誤解と恐ろしい病にあなたは蝕まれている!
パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない
パチンコ店の経営革新―パチンコ店経営のすべてがわかる

2006年9月12日 (火)

忍び寄る認知症

 日本は、1974年に65歳以上の人口に占める割合が7%を越え、高齢化社会に突入した。65歳以上の人口に占める割合も増えつづけ、平成16年10月1日の時点で、19.5%に達している。今後の予測では、2035年には、35%に達する見込みである。現在、認知症(痴呆)の問題は誰もが知る社会的な問題になっている。にも関わらず、社会の認知症に対しての理解や知識は低いままである。

 先日、知り合い(30代)の一人暮らし父親が、認知症と言う事で精神科に入院となった。妻が二ヶ月前に亡くなり、生活環境が変わったことが、認知症を悪化させた感じである。連絡が取れなくなったので父親宅に覗きに行ったら、真っ暗な玄関に正座して、妻の帰りを待っていたと言うのだ。失禁し、栄養失調状態で、余り反応のない姿を見て知り合いは今もショックを受け続けている。

 知り合いから父が認知症になってしまった、と聞いた時は、つい先日まであれだけしっかりなさっていたのに…、と正直言ってビックリした。そして、それよりもビックリしたのは、認知症の父を抱える知り合いの動揺ぶり。精神的に塞ぎこんでいたので、少しでも先の見通しが持てるように、症状と治療の説明をさせて頂いた。また、自分一人で問題を抱え込むのではなく、親戚・兄弟や専門家と相談しながら対応していけば良いからね、と伝えた。そして、薬物療法や予後に関しては、主治医から説明してもらうように勧めた。

 最近になって、認知症に対しての理解が進み、動揺は一段落したかなぁ、と思えるようになったと言う。そして、見通しが持てるようになった事が大きかった、と。ただ、これからの関わり方が不安で堪らないとそうだ。「自分一人で問題を抱え込むのではなく、親戚・兄弟や専門家と何か問題が起った時点で相談しながら対応していけば良い」と言う私からのアドバイスを思い出したものの、直ぐに対応したいとの気持ちも強いようである。

 認知症の問題なんて、縁遠い話だと思っていたけれど、気が付かない内に忍び寄っていた。もう少し早く認知症について知っておけば良かった。そんな風に振り返った言葉が印象的であった。

 最近では、早期発見により進行を遅らせる治療法がある。一般に認知症の発症に最初に気付くのは本人だと言われている。しかし、本人は誤魔化そうとする。そのため、周囲がある程度の知識をもって、発見してあげるのが良いかも知れない。



【素人にも判り易い認知症の本】
家族と学ぶ認知症―介護者と支援者のためのガイドブック
 知り合いにも読んで頂きました。

2006年9月11日 (月)

今、流行の飲酒・酒気帯び運転について

 飲酒運転に社会的非難が集中しているのにも関わらず、飲酒・酒気帯び運転をする人が後を絶たない。また、福岡での幼児3人が死亡した飲酒追突事故以来、飲酒・酒気帯び運転した職員を原則として懲戒免職処分とする地方自治体が増えてきたにも関わらず、飲酒・酒気帯び運転を繰り返す公務員も少なくない。

 酒を鱈腹飲むと、脳の機能が麻痺し、反応が鈍ったり、見落としが生じたりする。こんなことは分かり切っている事だが、敢えて飲酒・酒気帯び運転をする。事故は自分に無縁のように考えている人ばかり。事故を起こすと思って運転する人はまずいない。そんな人達が、飲酒・酒気帯び運転で事故を起こしているのだ。飲酒・酒気帯び運転は、自動車事故の大きな割合を占めるリスクファクターである。事故の大きさは運次第だけれども、酩酊の程度に概ね比例している。そんなことは百も承知なんだろう。分かっちゃ居るけどやめられない、と言うことなんだろう。自分は大丈夫、事故を起こしたり捕まる奴がそもそもアホ、みんなやっている、なんて具合で飲酒・酒気帯び運転をするのだろう。

 大きな事故を起こして、認識が甘かったでは済まされない。もし、飲酒・酒気帯び運転をしている人が被害者の立場になった時、認識が甘かった、と加害者に言われたら許すのか???。大事な人を傷つけられたり、殺されたりして、そんなにあっさり許す人なんていない。飲酒・酒気帯び運転は、身勝手な行為である。更なる厳罰を望む。



【アルコール関連】
アルコールテスター 【3段階のレベルチェック機能・LEDライト・コンパス・フック付き】 KE-41
アルコール検地器(デジタル式) DAL
アルコール関連問題の社会病理学的研究―文化・臨床・政策

衝撃的で重大な事件の報道について

 衝撃的で重大な事件が起こる度に正義感と言う大義名分を得たメディアはひたすら被害者家族の悲しみようを伝え続ける。メディアの意向に沿って掻き集められた専門家は、一般論ではなく、都合の良いデーターを駆使して持論を展開する。最初から一般受けしそうなシナリオに沿った展開で、一種のショー化している。そんなシナリオに最も適しているのが被害者の涙や困っている様子であったりするので、横並びの報道となる。

 世の中には、メディアの報道で衝撃的な事件の全容解明をして欲しいので、加害者家族の事を掘り下げろと要求する人がいる。そんなことを要求すること自体驚く。

 犯罪を犯す要素は生育歴や家族関係等の環境因が全てではない。偶然的な要素、本人のパーソナリティー、遺伝的な要因、発達的な問題、文化背景と、犯罪を犯す要素は様々である。それらが絡み合っているので、これが原因と言って決め付けることなど不可能である(精々、大きなリスクファクターの一つ位としかならないだろう)。従って、メディアが原因を追究し、決定するなんてことは出来ないのではないか。

 メディアが騒ぐような衝撃的で重大な事件が起きる度に思いますが、そう言った事件をさらっと報道するだけに止まれば、影響を受ける模倣犯が減る。メディアが騒いだ後、騒いだ事件に似通った事件が多発することにはお気付きですよね。興味本位で騒ぐのは得策ではないのでしょう。

 衝撃的で重大な事件と決め付けるのは、メディア。メディアがこれはと言う事件を数ある事件の中からピックアップ(メディアの意図的な選択報道や情報操作)し、衝撃的で重大と騒いでいるようなところがある。つまり、衝撃的で重大でなくても衝撃的で重大になってしまう事があるし、衝撃的で重大でも衝撃的で重大ではなくなる事もある。全ては、メディアの匙加減一つなのである。メディアに実物大の報道をして頂きたいものである。

2006年9月 9日 (土)

アルカイダはアメリカの創造物

 9・11アメリカ同時多発テロは多くの死傷者を出した。この悲惨なテロを実行したのは、出所の曖昧な犯行声明を出したアルカイダと言う事になっている。そして、多くの人々が、そう信じている。

 しかし、トルコのテロの専門家は、「実はアルカイダなんて存在しない。テロ戦争を続ける尤もらしい理由を作ることを目的としたアメリカの諜報機関のプロパガンダ作戦の名前である。テロの危機を煽る事でアメリカが世界の覇者として君臨し続けると言う目的を持っている」と言う。

 ここに来て、イラク戦争の矛盾点が溢れ出してきている。イラクには大量破壊兵器はなく、フセインはアルカイダに流していなかった。寧ろ、活動の自粛を呼びかけていた。

 以前からアメリカの諜報機関の中でも、イラクには大量破壊兵器がない、と指摘する声があった。そんな声を無視して情報操作をしたブッシュ政権はイラク戦争に突入。そして、次々と戦争の大義名分が崩されていった。出て来る、出て来る。矛盾、矛盾、矛盾。しかし、矛盾はテロへの怒りと恐怖によってあっけなくかき消されてしまった。
ブッシュ政権は、情報操作で多くの人へのマインドコントロールに成功した。

 振り返って情報を整理してみると、世界中でアルカイダ絡みのテロやテロ未遂が報道されると、まもなく当局に逮捕尋問される人が沢山出る。ここまでは、メディアで嫌と言うほど報道される。しかし、逮捕されても無関係な人ばかりで有罪になる人は殆どいない。しかし、この点は報道されることは殆どない。報道は、アルカイダがテロを起こした、と言う誤情報のままでストップしてしまう。テロの危機を煽る戦略は大成功ということになる。他方で、アメリカの諜報機関がテロリスト達を煽り、テロを起こし易くお膳立てし、まんまと引っかかってしてしまうテロリストもいる。まさに思う壺。

 アメリカでは、ようやくブッシュ政権の胡散臭さに気付き始めた。ブッシュ政権の支持率は低下し、大統領を弾劾せよと言う声が高まりつつある。ブッシュ、ピンチ。共和党、ピンチ。更に、民主党は11月の中間選挙を睨んで、ブッシュ政権の政策は失敗したと主張している。こんなピンチの時、ブッシュ政権は、中間選挙に神風を起こそうとして、アルカイダがテロを起こした、と騒ぎを起こしかねない。今までのやり方から推測すると、神風が吹かねば神風を自らで吹かそうとする。若しかしたら、11月の中間選挙までの間に世界のどこかでアルカイダが起こしたとされるテロが起きるかもしれない。

 
ブッシュ政権が消えると、アルカイダも消えるかもしれない。

2006年9月 6日 (水)

皇室に男の子

 皇室に41年ぶりに男の子が生まれました。2558グラムで母子共に健康なんだそうです。おめでとうございます。

 さて、今回、男の子が生まれると言うことは、事前の診断から判っていて、噂が国民に漏れ聞こえていました。(報道の自粛もありましたが)そんな事もあって、男の子か女の子かと言う話題は余り盛り上がりませんでした。国民にとって、男の子が生まれてくるのは公然の秘密となっていました。

 そんな中、昨日、法務大臣は、生まれてくるのは男だと国民の間で公然の秘密になっていることを知らなかったようで、「男の子が生まれると良い…」とコメント。大臣は事前に情報が入っていたはずなのでは???。白々しいコメントに減なり。もう少し気の利いたコメントが出来なかったものかと、センスを疑ってしまいました。

 とりあえず男系天皇の目処がつきました。女系天皇容認に傾いていた皇室典範改正論議の結論を急いで出す必要がなくなりました。小泉首相は、在任期間中に皇室典範改正を決め、ここでも歴史に名を残したかったようですが、思惑が外れてしまいましたね。そんなあなたには残念賞を差し上げたい。

2006年9月 5日 (火)

リハビリとリカバリー

 リハビリと言う概念はもう古いようです。世界の流れはリハビリを通り越して、今やリカバリーなんだそうです。

 
リハビリと言うのは、本来あるべき状態への機能の回復訓練とでも訳しておきましょうか。一方、リカバリーと言うのは、(病気の治癒よりも)社会的役割や自尊心などの回復って感じでしょうか。リカバリーと言うのは、ある程度治癒した後の精神的な部分の回復を重点においていると考えたら分かり易いかもしれません。精神的な回復って大切ですもんね。病気が軽快しても、社会的な見通しが暗かったり、生き甲斐が無かったら…。想像するだけでぞっとしてしますよね。

 次々と新しい概念が登場してややこしいのですが、専門家だけでなく、やがて一般の人にも浸透していくだろうと思われます。こうした概念にあった医療・福祉が実践されていくと良いのですが、さて、如何なる事やら…。

2006年9月 4日 (月)

パチンコ事情

 最近はパチンコ屋で殆ど見かけなくなりましたが、誰が打っても玉が出過ぎるので、打ち止め台にして打てなくしまうことがしばしばありました。パチンコ屋の前に「出血大サービス」の幟が沢山並んでいるのにこんな風に打ち止め台を作るのは矛盾を感じていた私です。出血大サービスとは、血が出まくって瀕死の重傷覚悟のサービスではないのか。出過ぎて打ち止め台があるのなら、出なさ過ぎて打ち止め台を作ってくれてもいいぢゃないか。これが真の出血大サービスではないのか。こんな事を仲間内で話していた事がありました。

 実際、出血大サービスは客寄せのうたい文句。パチンコ屋はボランティアでやっている訳ではないので、出なさ過ぎて打ち止め台にすることはありません。こんな事を言うと因縁を吹っかけたなんて思われかねません。

 さて、先日、パチンコ屋のトイレで、「通常の大当たり回数を著しく上回る大当たりが生じた場合、その台でのプレイを中止させて頂きます」と貼り紙がしてあった。ゴト師の事や機械の故障を指しているのでしょうが、それを見て、「通常の大当たり回数を著しく下回る場合も何とかして欲しい」と思った次第です。

 それにしても最近のパチンコは、出る出ないの波が激しく、ハイリスク、ハイリターンになっています。1500回転しても大当たりにならない台が存在します。大当たりにならない分、大当たりになった時の出玉が多いのではとお金を注ぎ込む人も少なくありません。通常の大当たり回数を著しく下回った際の対策(天井の設定)をパチンコ製造メーカーは考えた方が良いのではないでしょうか。そんな台はとっとと見切りをつければ…、とおっしゃる方もいるでしょうが、パチンコ依存と言う社会問題もありますし、業界でしっかり取り組んだ方がいいかも。そんな風に思った次第です。

 パチンコで家を建てた人がいると噂では聞いた事がありますが、そんな人を見たことがありません。腹を建てたと言う人はよく見かけるのですが…



【パチンコの本】
「パチンコ依存症」からの脱却―パチンコへの誤解と恐ろしい病にあなたは蝕まれている!
パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない
パチンコ店の経営革新―パチンコ店経営のすべてがわかる

2006年8月31日 (木)

災害用伝言板サービスの練習をしよう

 今年の防災週間は、8月30日から9月5日までは防災週間です。この期間、災害用伝言板サービスの練習が出来ます。携帯電話で災害用伝言板サービスのお試しをしてみませんか。

 阪神大震災が起った時は、固定電話は5日間もかかりにくい状態が続いた。その一方で、携帯電話は今ほど普及していなかったので、被災後、携帯電話で被災地との遣り取りが出来たそうだ。

 しかし、最近は如何だろう。携帯電話の普及率が飛躍的に伸び、大きな地震や災害が起きると、被災地域への通話に発信規制がかかってしまう。これは、交換機がパンクしてしまうのを防ぐための措置である。実際、携帯電話からの発信が通常の5倍を越えると、90%程の発信規制が必要とされるのだと言う。

 仮に、大都市が大きな地震に見舞われたとしたら如何だろう。人口が密集している分、携帯電話からの発信がふえてしまう。その結果、物凄い勢いで発信規制が引かれ、携帯が利用困難になるのは明らかである。更に、幾ら携帯電話には通信時間が短いメール機能がついているからと言っても、発信規制がこちらにも存在する。よって、メールも頼りにならなくなる。こうした状況を想定して始められたサービスが、災害用伝言板サービスである。

 …にも拘らず、こんなに利用し易いサービスがあるのに、残念ながらこのサービスを知らない人や使い方が判らない人が沢山いる。そんな人の為に、NTTドコモでは、無料で災害用伝言板体験サービスを実施している。サービス提供期間毎月「1日」(0:00〜23:59まで利用可能)。その他、防災週間、防災とボランティア週間 にも利用が可能である。

 ドコモを例にとって、伝言の入れ方の方法について説明します。先ず、携帯電話の『imenu』→『お知らせ&ヘルプ』→『災害用伝言版体験サービス』→『体験サービス』の順に進んで下さい。そして、「無事です」、「被害があります」、「自宅にいます」、「避難所にいます」と言った現在の状況を選択し、100字のコメントを入れます。こうして書き込まれるメッセージは一つの電話番号に10件、72時間保存されます。
 一方、メッセージの確認の仕方は、http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgiのアドレスにパソコンや携帯からアクセスし、安否の確認をしたい人の携帯番号を入れ、検索するだけです。

 まさかの日の為に、体験サービス中の今、自分の携帯で災害用伝言板サービスのお試しをしてみるのは如何でしょうか???

【地震関連blog】
 地震の揺れ
 地震の揺れから津波へ
 地震予知と魚の関係
 地震の前兆と海水魚
 地震を呼ぶ魚たち
 地震を呼ぶ魚???、日本一名前の長い魚
 津波からの避難
 琵琶湖西岸にかけて連なる丹波山地の地震活動に異変
 低周波地震 愛知県東部で頻発
 災害用伝言板サービス まさかの時の為に練習を
 事例を通して地震を学ぶ パキスタン地震
 南海・東南海・東海地震に備えよう
 地震の際、如何振舞ったらいいのか???

【参考になる本】
大震災これなら生き残れる―家族と自分を守る防災マニュアル
大震災その時どうする?生き残りマニュアル
震災時帰宅支援マップ 首都圏版 2008必携 地震対策完全マニュアル
大地震死んではいけない!──間違いだらけの「常識」にだまされるな! (講談社+α文庫 (G182-1))

2006年8月26日 (土)

宮崎での高校生殺傷事件について

 夜間、公園、駐車場、空き地等で井戸端会議を開催する若者がいる。井戸端会議を開いている若者は楽しいのだろう。声がやたら大きい。生活騒音が減る夜間だと、なおさら大きく聞こえる。時として、公園の遊具の破壊、焚火、ゴミの撒き散らし、時折近隣の住宅からモノを盗む等々したい放題する場合がある。迷惑な話である。

 こんな迷惑な若者達を快く思っていない人は、多くいる。しかし、不快さを表に出さないので、若者たちにフィードバックされることは無い。

 この手の若者達は、空っぽの頭でどでかい体である。若し、注意して絡まれでもしたら嫌なので、近隣住民は迷惑だと思っていても積極的に関わろうとしない。これでは悪循環。また、警察に通報しても、対応は遅く、その上追いかけっこの上取り逃がす。眺めていると、茶番と言う感じ。何とかしようなんて思っていないのがそれとなく伝わってくる。ブロークン・ウィンドウ理論では、こんなことの取締りが犯罪を防ぐってことだったように記憶しているけれどなぁ。更に、大抵の場合、集まっている若者は近所の住人ではないので、親が注意をすると言うことも無い。あゝゝゝ、我が子に無関心、親の機能も崩壊だ。

 宮崎県延岡市で、深夜、高校生が騒いでいるのに腹を立てた男が、「お前たちうるせえが。静かにしろ」と言った後、再度現れ、高校生を刺すと言う事件が起きた。一人が重傷、一人が死亡と言う惨事となった。騒いでいた場所は、普段から中高生が深夜屯して談笑している場所で、周辺住民は迷惑をしていたようだ。

 ここででどんなやりとりが交わされたのかは知らないが、加害者と被害者を生み出す結果となった。加害者は凶器を持ち出し、被害者を死傷させた。メディアは、加害者が引籠もりで精神科通院歴があり、精神薬を大量服薬していたことで、恰も精神障害者が起こした了解不能な事件として扱おうとしている。

 しかし、深夜の騒音と言う原因があっての事件である。確かに、原因があるからと言って刃物で他者に怪我を負わせたのはマズいのだが、騒音と言うのは侵襲的な刺激であることを忘れる訳にはいかない。立派な迷惑行為である。この事件を機に、深夜の騒音と言う問題も考えて頂きたいものだ。

2006年8月25日 (金)

精神科通院者の犯罪と刑罰

 メディアは、殺人事件や傷害事件を起こした加害者に、精神科通院歴があると非情にデリケートになる。そして、他のメディアの出方を窺い、とりあえず、名前等の公表を見合わせる。こうした傾向は、特に、精神病と呼ばれる疾患の場合によく起るようだ。背景には、加害者が、心神喪失状態の場合、罪に問われないと言う事情があるためである。

 一般に、精神病と呼ばれる疾患を患っている人は、殺人事件や傷害事件を起こす率は、健常者と呼ばれている人に比べ、少ないとされている。更に、精神病と呼ばれる疾患が、殺人事件や傷害事件を起こす相手は、近親者が圧倒的に多いことも特徴的である。

 私は、常日頃から健常者と呼ばれている人であろうが、精神病と呼ばれる疾患を患っている人であろうが、罪を犯したのであれば、刑事罰を一律に受けるべきだと主張している。仮に、精神状態が不安定ならば、治療後に刑事罰を受ければ良い。犯罪を犯したものに対して、犯行当時の精神状態が心身喪失状態だから無罪、とグレーゾーンを設けるべきでないと考えている。こうすることが、精神科疾患への偏見を減らす第一歩だと信じているからである。

 精神科への通院してことのある人が大きな事件を起こし、世間が騒ぎ始めると、その時点から多くの精神病と呼ばれる疾患を患っている人は、世間から自分も同じ目で見られているのではないか、精神科に通院しているから危ない奴だと思われてはいないか、と不安に陥る。時には、家族から、精神科に通院しているけど大丈夫やろうね、なんて問い質される人もいる。その人たちにとってみれば良い迷惑なのである。精神科疾患と犯罪を強調したばかりにこんな所でしわ寄せが生じてしまっている。

 残念なことに、精神科に通院していれば、人を殺しても無罪だと信じて止まない精神科に通院している人たちが多くいる。大半は明らかに判例を逆手に取っている人たちである。こんなことを口走る人たち全てが、そのまま問題行動を起こす訳ではないが、問題を起こす人も多々いる。

 そろそろ社会は、精神病と呼ばれる疾患は殺人事件や傷害事件等の大きな事件を起こす必要で十分な要素で無いことに気付いた方が良いかもしれない。そして、精神病と呼ばれる疾患を患っている人でが、罪を犯したのであれば、健常者と呼ばれている人と同じように刑事罰を受けさせるのが良いだろう。こんな風にしても多くの精神病と呼ばれる疾患を患っている人には痛くも痒くもない。そもそも大きな事件を起こす可能性は低いのだから…。

 最後に、もう一度。そろそろ社会は、精神病と呼ばれる疾患は殺人事件や傷害事件等の大きな事件を起こす必要で十分な要素で無いことに気付いた方が良いかもしれない。



【犯罪と精神科疾患についての参考になる本】
刑法39条
精神鑑定、18人の犯罪病理
心の病気と犯罪についてすべてお話しましょう―Q&A犯罪精神医学
分裂病犯罪の精神鑑定
精神分裂病と犯罪
精神医療 (第4次26号)
法と精神医療 (第13号) 

2006年8月20日 (日)

ビオトープって必要かも???

R1932e8z  こちらでは雨で出来た小さな水溜りに産卵しているトンボがいる。あちらでは車のボンネットを水場と勘違いして、そこに必死で産卵しようとしているトンボがいる。決して孵る事の無い卵を産み落としているトンボ。これは少数事例ではなく、頻回に生じている出来事。昔は、そこら中に産卵する場所があったのに、今日では産卵する場所が減り、限られてしまっていると言うことなんでしょうね。

 恐らく、トンボの遺伝子には、適応していくための新しい情報が組み込まれていないのでしょうね。昔ながらの情報ばかりなのでしょう。折角、環境破壊が進んだ地球で成虫になったのに、子孫を残せる場所が分からないなんて…

 こんな風にして種は絶えて行くのでしょうか。最近、ビオトープ(生き物が、食事をしたり、休んだり、繁殖地出来るような役割を果たせる人為的な自然環境)を作っている人が増えています。こんな現状を見ていると、ビオトープって結構必要なのかも…、なんて思ってみたりします。しかし、ビオトープで水場を作ったとしても、トンボが産卵する前に蚊が産卵して近所迷惑、なんて無理解な隣人に言われかねないかもね。



【ビオトープの本】
小さなビオトープガーデン―庭やベランダで水辺の花と生き物を楽しむ!
ホームビオトープ入門―生きものをわが家に招く
ビオトープ―環境復元と自然再生を成功させる101ガイド
環境を守る最新知識 ビオトープネットワーク―自然生態系のしくみとその守り方
昆虫ビオトープ
「地球環境を守ろう!」第1巻:わたしたちのビオトープ~ホタルを守る~

2006年8月19日 (土)

医療過誤の現状と問題

 1945年から99年1月までの54年間に医療過誤で刑事事件に至ったのは、137件であった。年間平均は2.5件程。この数を多いと見るか少ないと見るかは、医療側か患者側かと言う立場で違うと思うが、少ないと見る人が多いのではないだろうか。

 一方、1999年1月から2004年4月までの5年間に医療過誤で刑事事件に至ったのは、79件・112名であった。年間平均は15件で22名程。こんな数字を出してくると、1945年から99年1月までの54年間の間に医療過誤で刑事事件に至った件数が少なく感じるのではないだろうか。

 1999年1月から2004年4月までの79件の内、公開裁判に至ったのは20件で、残りは法定で審理されることなく罰金刑であった。被告人の内訳は、医師58名、歯科医師2名、助産師1名、看護師32名、准看護師7名、臨床工学師2名、放射線技師2名、薬剤師1名、その他7名。であった。圧倒的に医師・看護師が多いのが特徴的である。

 これらの数値は、元検事だった飯田弁護士が纏めたものであるが、警察庁の発表では、医療過誤で刑事事件として警察が検察に対して送致した件数は、2000年は71件、01年は36件、02年は44件、03年は13件で、年間平均で40件程である。この間、医療過誤で刑事事件に至った件数が年間平均15件であったことを考えると、警察が検察に対して送致した25件が裁判にならずに不起訴になった算段である。そして、刑事裁判での罪名は、業務上過失致死の58件、業務上過失障害が24件と多数を占めている。こうしてみてみると、死亡事故が多いものの死亡に至らない場合でも刑事事件となっているケースも多い。

 処罰の対象で、圧倒的に多いのが注意義務を怠るなどの単純なミス。しかし、近年増えているのが複雑で難易度が高いとされ技量が問われる医療行為でのミス。従来問われることのなかったものが刑事捜査の対象となってきている。更には、診断・治療領域までが処罰の対象となってきているのである。つまり、診察・治療上の過ちがあって、大きな事故が発生した時は、多くの場合で医療従事者は民法上の責任を追及されるだけでなく、刑事責任も追及される可能性があるのである。

 ただ、何でもかんでも訴訟となってしまうと、リスクの高い診療科を敬遠する医師が増えてくるのも当然の流れである。意外なところで意外な動きが出てきてしまうためミスを追及するのも良し悪しである。



【医療過誤の本】
刑事医療過誤
刑事医療過誤〈2〉
医療事故紛争の上手な対処法―被害者救済の実践策と法的論点
医療過誤―Q&A事例相談集
医療過誤判例百選
医療・看護過誤と訴訟

2006年8月18日 (金)

その時臨床心理士たちは??? 河合隼雄さんが脳梗塞

 ユング派の分析家の第一人者として、精神科医や臨床心理士に多大なる影響を与えており、精神医学・臨床心理学領域の人であれば、河合隼雄さん(78)と言うのは身近な存在である。最近では、文化庁長官に就任されているので、知っている人は案外多いのではないでしょうか。

 そんな河合さんが自宅で脳梗塞にて倒れた。手術は終了したが、依然小康状態で意識不明の重体なのだそうだ。今後の事はまだ分からないが、こんなニュースが流れ、臨床心理学関係者の動揺は大きかった。もう河合節が聴けなくなるのではないか、等の心配の声を沢山耳にした。
 
 河合さんは、ユング心理学をベースに、講演会、学会のワークショップ、本を通して、多くの人を魅了しています。或る先生は、「河合さんの話は、全て計算尽くし。面白おかしく展開し、要点が散りばめられている。だから、頷きながら聴ける。でも、話が終わると一体何の話だったんだろうと思ってしまう。まるで狐につままれた感じ。」と褒め称えておられます。知り合いの精神科医3人は、河合さんの話を聞きたいがために日本心理臨床学会に入会し、臨床心理士の資格を取得されました。河合さんの物事の幅広い解釈は勉強になるとの事でした。

 確かに河合さんの話は勉強になります。私も河合さんの魅力に取り付かれ数十年の月日が流れました。河合さんの話からは、臨床場面でのモノの捉え方・考え方のプロセスが学べる感じです。やっぱり、昨今の経験不足の知識過多の指導者とは違って、現場経験が豊富なだけあってツボを押えていらっしゃいます。ここが魅力でしょうか。

 河合さんのファンの中には、もう復帰は無理だろうと諦めムードが漂っています。脳梗塞は、不可逆性の疾患なので、こうした諦めムードが漂うのはよく判ります。しかし、早く回復して頂きたいものです。



【河合隼雄さんのベストセラー】
カウンセリングを語る〈上〉
カウンセリングを語る〈下〉

2006年8月17日 (木)

高齢者ドライバーと道路の変化

 五差路の道路の改修が終わり、それを機に一つが一方通行となって進入禁止となった。それによって、長年馴れ親しんだ生活道路の変化に周辺の高齢者ドライバーの混乱が続いている。進入禁止の道に入ってしまうのである。事故防止や車の流れを考えてのことだろうが、高齢者ドライバーが多いこの地方で、こうした道路の変化は、高齢者ドライバーにとって気の毒である。若い層には理解されにくいだろうが、高齢者の多くは変化に対応出来ないのである。

 進入禁止を入っていくと、待ち受けているのは、網を張って待つ取り締まりの警察官。網にかかるのは、この地域の高齢者ドライバー。検挙率と売り上げを挙げるのには最適な場所のようで毎日のように網を張っている。その前を通る度に高齢者が反則切符を切られている。

 交通にはルールが必要ではあるが、高齢者が多い場所では、一定期間警察官が交差点に立つ等の変化を知らせる配慮(指導)が必要ではないのか。その上で違反があれば、検挙率したらどうなんだろうか。標識を立てているぢゃないか、では高齢者には不親切である。

 確かに高齢者ドライバーの注意・判断力の低下と言う問題だが、車がないと生活出来ない地域に住んでいる人も多い。それ故、正常な加齢による注意・判断力だけで、運転を止めさせる訳にもいかない。

 高齢者ドライバーの問題は、都市部では余りお目にかかる事のない問題なのだろうが、車がないと生活出来ない郊外では、早急に配慮や対策を考えていかなくてはならない。

2006年8月16日 (水)

ブルーベリー狩りの穴場

2gyhrcyr  愛知県豊田市(旧小原村)内を走る国道419号線沿いにひっそりと存在するブルーベリー畑。オープンして10年が経過しているが、看板や幟は無く、オーナーが、TVをはじめとするメディアの取材を断り続けているので、気付いた人たちや口コミで聞きつけた人だけがブルーベリー狩りを楽しんでいる。

 ブルーベリー畑には、単一種だけ植えていても実が出来ないそうで、ここでは4種類のブルーベリーの木が植えてある。それぞれの実の味は微妙に異なり、最適な食べ方があるそうだ。ただ種類は違えど、食べ頃は黒輝りしているもので甘味が程よい。私的には、枝との接している部分が仄かに赤いものが、甘さに絶妙に酸っぱさが加わりおいしく感じる。更に付け加えるのなら、市販されているブルーベリーは保存のため冷やして売っていることが多いのですが、ひんやりと冷やさず常温で食べた方が格段においしい。ブルーベリー本来の味が楽しめます。

 TVをはじめとするメディアの取材を断り続けているのは、TVで紹介されると半端ぢゃない程の沢山の人が短期間の間に押し寄せ、ブルーベリーの木が折られるなどダメージを受けてしまうからだそうです。道を挟んで反対側にある「たまごむら」がTVで紹介される度にそれを見た人たちがしばらくの間押し寄せるそうです。そんな時は、どうかこちらには押し寄せないようにと祈るのだそうです。

 毎年7月の第2週からオープンするそうです。今年は天候不順で遅れたそうですが、その後は順調。週末を除けばゆったりとブルーベリー狩りが堪能出来ます。入場料は、食べ放題で400グラムまでの持ち帰り可で500円。かなりお値打ちです。

 交通は、遠方の方は東海環状の豊田藤岡インターから419号線を北上していくと(瑞浪方面)、向かって右側にあります。たぶん分からないと思うので、向かって左側の「たまごむら」を目印にしてください(とても大きな看板があります)。

 最後に、オーナーより伝言。ブルーベリー狩りにお越しの際は、日差しが強いので帽子と熱中症防止のため飲み物を持参してください、との事。これは私からですが、子供連れの際はカメラをお忘れなく。

2006年8月11日 (金)

長嶋茂雄を担ぎ上げる拝金主義

 2004年3月に脳梗塞を患い、現在もリハビリ中の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(70)を野球のイベントに担ぎ上げてしまおうとする人達の勢いが止まらない。

 長嶋茂雄と言うブランドは、特に野球のイベントでは集金力が格段に違うのだと言う。そのため、大会実行委員長とか、監督等のポジションに置きたがる。

 当の本人も担ぎ上げられると言うことには不満ではないらしい。寧ろ、慣れ親しんだ野球に関わる事が出来ると嬉しいようだ。

 しかし、本人の満足と言うのは大切ではあるが、スポンサー集めのために担ぎ上げるのは如何したものか。長嶋茂雄は、脳梗塞を患い、リハビリ中。まだまだ、後遺症に悩まされているのが、傍から見ていて痛々しい。家族の目にも痛々しく見える様で、担ぎ上げるのを辞めて欲しいと願っている。

 年老いた長嶋茂雄が息子一茂とキャッチボールをしているTVCFがある。そのTVCFでは、恰も脳梗塞の後遺症が完治したかのような印象を与えているので、それを見た多くの人は元気なんだと思う人は多い。しかし、あれは脳梗塞発症以前に撮影したものである。もう昔の長嶋茂雄ではない。

 昨今のスポーツは、スポンサーがつかないと廃ってしまう。そんなところが拝金主義へとシフトさせていく。そんな中で一番持て囃されるのが、長嶋茂雄なのである。

 もう昔の長嶋茂雄ではない。本人の満足と言うのは大切ではあるが、刺激の調節をして負担の軽減と言う配慮が必要なのではないか。



【長嶋茂雄特集】
長嶋茂雄 背番号3の記憶~魂のフルスイング~
長嶋茂雄現役引退試合〜栄光の背番号3〜
いわゆるひとつの長嶋茂雄語録
mister―長嶋茂雄写真集
いきなり長嶋茂雄―名作マンガで読むミスターの怪演!

2006年8月10日 (木)

大学病院から漏れでたお噂

 国公立系大学病院で起った教授の権力濫用。税金の無駄遣いか、はたまた公的機関の私物化か。既に某党の議員が聞きつけており、まもなくこの問題について追求していくかもしれないとの事。そうすると、大きくニュースを騒がすことになるだろう。

 以下のお噂が密かに出回っている。密かと言いましたが、知っている人は案外いるんだとか。こんなお噂がじわじわと広がって、終には、何等関係の無い私のところまで届いてしまうなんて一寸怖い。


 新しく建設された国公立系大学病院。その病院の外壁の色を決定する際に大学の某教医学部の50代の教授若干1名にお伺いを立てていなかったそうだ。さぁ、大変。いざ建物が出来上がると、そんな話聞いていないよ、と言う事で、いきなり外壁を塗り替え。その費用は2000万円也。それに伴い事業計画が二ヶ月延期。


 このお噂の出所は教授の周辺からなのだそうだ。本当であれば、大問題。税金の無駄遣いと言う事になるし、事業計画が遅れた訳で反治療的な行為と言う事にもなる。大学教授の気まぐれで傲慢な暴走と言う事で大いに世間を賑わす事となる。

 ただ、医大人事を巡る足の引っ張り合いと言う事もあり得る。また、一介の大学医学部教授にそこまで決定する権利があるのか疑問である。若しも、大学教授の我侭によってこんな実情が起っているとすれば、大学病院は体制の改善を、大学教授には2000万円を補填して頂きたいものである。

2006年8月 9日 (水)

医療が受けにくくなると

 手足が震え歩行が困難になる「パーキンソン症候群」の弟が失禁したとことに腹を立てて、実の兄が弟を殴って死亡させると言う事件が起きた。

 障害者を抱える家族の負担は、抱えたものでないと判らない。身も心も疲れ果ててしまう家族を良く見かけます。血が濃い分、関わりが良い意味でも悪い意味でもこってりしてしまいます。厳し過ぎたり、心配し過ぎたり、過干渉になり過ぎたり、と言った感じで、家族の負担が増える毎に、身も心も疲れてしまいます。こんなことを繰り返している内に家族の中に陰性感情が育っていきます。陰性感情を抱く家族が変なのではなく(家族に問題がある場合もありますが)、こんな状況に置かれると、多くの人の心に陰性感情が発生していきます。そんなもんだと理解しています。そんな事があるので、障害者は家族が介護するよりも医療・福祉のサービスに任せしてしまうことも必要だと思います。

 しかし、医療保険適用範囲やサービスを受ける期間が制限されてくると、自由診療(実費負担)と言うことになってきてしまいます。財力がない場合は、家庭で面倒を看なくてはいけなくなってきます。すると、身も心も疲れて障害者に対して陰性感情を抱き、冒頭で紹介したような事件が生じ易くなります。

 国の財政難を理由に、医療保険適用範囲に制限が生じてくると医療が受け難くなってきます。医療保険適用範囲に制限が出来ると言うことは、保険外は実費と言うことで、金持ち以外、支払い難いと言うことを意味します。所得格差が健康格差を生じさせます。そして、家族は陰性感情を募らせ、暴力を生み易い状況を醸すのです。

 医療改革に無関心だと、そのうち大変なことになっちゃうぞ。



【必読!!!】
健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか

2006年8月 8日 (火)

靖国神社の憂鬱

 没者遺族・戦友を中心とする人々の奉納金等で維持・運営されている靖国神社。ここへの政府関係者の参拝を巡って、国内外で世論がぶつかり合っている。

 現状は、中国・韓国は、A級戦犯が合祀されている靖国神社への政府関係者の参拝に強く反発している。昨今では、参拝は周辺諸国との関係悪化を招く、とアメリカからも注文がついている。また、日本国内には、靖国参拝に反対する宗教団体も少なくない。

 小泉首相は、終戦記念日の8月15日に靖国神社を参拝すると、2001年の自民党総裁選で公約したものの、未だ公約を果たしていないまま任期を終えようとしている。メディアにこの点を指摘され、公約は生きている、と答えた。最後にサプライズがあると言いたげな感じである。

 この靖国神社参拝問題では、A級戦犯の合祀、と言う所がネックになっている。このA級戦犯と言うのは、東京裁判(極東国際軍事裁判)で、侵略戦争を計画・実行したとして「平和に対する罪」などで有罪判決を受けた政治・外交・軍事の指導者たちを指す。靖国神社参拝を推進めたい方々は、A級戦犯を合祀しないと東京裁判の結果を認めることになる、と強く主張する。

 古今東西、戦争後の裁判と言うものは、残念ながら勝者が正義で、敗者が悪と言う両者の暗黙の了解の下に支えられている。残念ながら、日本は第二次世界大戦に負けてしまった訳で、不服であるのは分かるが、受け入れなくていけないのが現実なのだろう。結果として、A級戦犯を合祀しないと東京裁判の結果を認めることになる、と言う主張は、歴史の流れからすると歴史事実を歪めようとする以外の何者でもないのだ。

 ただ、歴史的背景からすると、中国・韓国が靖国神社参拝についてアレコレ言い出したのは、戦後25年近く経ってから。それまでは何も言わなかった。そればかりか、ソビエト・ユニオンの脅威があるので軍事に力を注いで欲しいと懇願していた時期すらあった。中国・韓国は、民意でなく国家政策として、靖国神社参拝を反対している。そんなことが見え見えなので、騒いでいる間は易々言い分を聞く訳にもいかない。中国・韓国も分かっているはずだ。

 このドタバタ劇に、日本・中国・韓国の全てが幕を引きたいと思っているのが本音なのだろう。



【靖国神社関係の本】
新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
戦争を知らない人のための靖国問題
靖国問題の原点
ニッポン人なら読んでおきたい靖国神社の本
すっきりわかる「靖国神社」問題
靖国神社をディベートする

2006年8月 7日 (月)

特別養護老人ホームの悪夢???、それとも現実???

 東京都東大和市の特別養護老人ホームで、男性職員(30)が入居者の女性(90)に対し、性的な暴言を吐いていたことが、家族が録音したテープで判明。ニュースや家族は騒いでいるが、氷山の一角なんだろうと推測する。

 暴言は言語道断です。しかし、このような暴言や虐待を生み出すだけの条件が介護の現場には色々揃っている。

 介護と言うのは、看護(医療)と異なり、+αの収益を得ることが出来ない。当然のことながら、収入が限られるので、多くの民間施設では、人員・人件費削減と言うこと対処されている。経済効果と言う視点だけで捉えてしまうとこんな問題が起ってしまう。低賃金の上に、過酷な勤務実態。更に、サービス利用者や施設の経営者・管理者から色々と怒られたり要求されたりしてしまう特別養護老人ホーム職員。また、介護には、専門的な知識が要求されない。勿論資格を取る時には勉強するのだが、取ってしまえば、専門知識は要求されず、資格と労力しか期待されないことが多い。お役所に提出をする書類を整えるだけ。認知症に対する無理解、ストレスが、暴言・暴力などの虐待を生む土壌を作る。勿論、こうした状況下でも虐待をしない人もいるので、各個人のストレス耐性等の問題も大きく関与しているのですが…

 介護と言う仕事。簡単そうでなかなか、なかなか。生身の人間、それも認知症で機能の低下している人達を相手の仕事。とっても大変。折からの財政難、高齢者福祉・医療のサービスの縮小が進んでいますが、縮小の結果、質が低下したケースも出現しました。私が利用者だったら、受けたくないこんな福祉です。



【役に立つ本】
認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門
介護の専門性とは何か
老いる準備―介護することされること
あれは自分ではなかったか―グループホーム虐待致死事件を考える
これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて
後悔しない有料老人ホームの選び方―入居者が教える盲点・留意点73
介護を受ける人の気持ちがわかる本―お年寄りが嫌がる介護してませんか?

2006年8月 6日 (日)

日本のせいでアジアには多くの「めぐみさん」がいる

 韓国の韓明淑(ハン・ミョンスク)首相が、2006.8.3にソウル政府総合庁舎で行われた日本経済新聞との単独インタビューの中で、以下の様に述べた。

 (横田めぐみさんをはじめとする北朝鮮による日本人拉致問題について)日本の関心と努力を十分に理解している。アジアには今でも(従軍慰安婦など)過去の日本の行為によって本人の意志とは関係なく強制的に動員された数多くの『めぐみさん』がいる。


 韓国政府の中には、明らかに日本に対してただならぬ劣等感・恨み・妬みを抱いている人達がいる。日本の経済的な成功に劣等感を抱いている。その姿は、「あの不幸な日本による侵略戦争がなければ、韓国人は(優秀なので)日本なんかより成功していた」と合理化しているかのように見える。

 何かにつけ、韓国の定番・日本批判の3点セットが出てくる。�靖国神社の参拝。�歴史教科書。�竹島問題。これを用いて日本批判を繰り返し、愛国心教育等に力を入れて、偏った歴史教育をしている。うんざりする位くどくしつこくあの戦争の事を言うもんだから、韓国政府の中にはあの戦争の時から時間が止まったしまった政治家・官僚が多いのかと、気の毒に思ってしまう。どうしてもそこに拘りたければ、とっとと歴史学者になって学問上で論争して頂ければ良い。


 仮に、韓国の定番・日本批判の3点セットを日本が受け入れたとして、どうなるのか。


 韓国の日本批判を受け入れても、何も変わらないだろう。若し変わるとすれば、日本を経済的な成功で追い越した時かもしれない。「両国の間には過去に不幸の歴史が存在したが、許して上げよう」なんて感じで、一つ高い位置に立ち日本を見下す立場に立なければ、韓国の政治家・官僚劣等感・恨み・妬みは癒されない???


 さて、今回、拉致問題と絡めてあの戦争の問題を持ち出した韓国首相。日本批判を繰り返すのも良いが、自国にも拉致被害者がいる訳で、殆ど何もしていない。好意的な解釈をすれば、融和政策を推し進めることで解決を目論んでいると言うことかもしれない。しかし、今回の発言、韓国政府の無策を誤魔化すもの!!!

 無理して日本批判と拉致問題とをこじつけ、韓国政府の無策ぶりを日本の新聞にしゃべってしまった韓国首相。無理してこじつけるから、話がおかしくなってしまう。そこに早く気付いた方が良いかもしれない。

2006年8月 5日 (土)

心的外傷後ストレス障害(PTSD)について騙る

 多くの精神科医が持っている米国精神医学会のDSM-�(精神疾患の診断・統計マニュアル)と言う診断マニュアル本やWHOのICD-10(国際疾病分類第10版)がある。そこに記載してある心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断基準の解釈が医師によってまちまちだ、と、以前、日本精神神経学会のシンポジウムで指摘されたことがあった。その上で、医師が犯罪被害者をPTSDと診断した際に、仮にその診断が実は誤診で、刑事事件の証拠に採用されてしまたったら、加害者側は不当に大きな責任を負わされてしまう可能性があると警鐘をならした。実際、司法側でも判断に混乱が生じているのが現状で、裁判でもPTSDの扱いが一定しないのが現状である。

 一方、患者は患者で、自分はPTSDです、と自分で診断してくるし、些細な対人関係のトラブルで嫌なことがあると、それをPTSDだと呼びPTSDの診断をおねだりしてくる人が案外いる。明らかに捉え違いをしている。そして、医師はその要求に応える。おいおい、医療もサービス業だと感じる瞬間である。これも現場の実情である。ただ、裁判と言うことになれば、裁判沙汰にまきこまれたくないために、診断書を書きたがらない医師は多いと思いますが…


 ここで、日本におけるPTSDの診断基準がちょっと変であると諸外国に思われた話があるので紹介したい。覚えている人も多いと思うが、平成2001年2月10日、ハワイ州オアフ島沖で愛媛県宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」が、緊急浮上した米原子力潜水艦「クリーンビル」に衝突され沈没、乗員35名中9名が行方不明になった事件があった。この事件で生き残った高校生の多くがPTSDと診断された。この時、諸外国に比べ、尋常でないPTSDの出現率の高さにアメリカは、不信感を抱いた。PTSDの発症割合は、民族差がないと言われているのにこの高さ。ちょっと変。諸外国との間にPTSDの診断に温度差があったんでしょうね。


 PTSDの診断基準がちょっと変であると諸外国に思われた背景には、医師が経験豊富な医師がPTSDと診断した症例に出くわしたことが無いと言う、問題が見え隠れしている。それ故、DSM-�やICD-10の診断項目の自己流解釈が起き、安易な診断に繋がる。他方で、PTSDに罹患しているにも関わらず、気づかない、若しくは、診断手順を知らないためにPTSDを見逃してしまう医師もいる。PTSDが比較的新しい概念のため、こんな問題も起ってくる。

 現在、「精神科医が安易にPTSDと診断している」という批判と「PTSDが過大に評価され、司法側に混乱をもたらしている」と言う批判が起っている。反面、「PTSDが安易に診断され、過剰に法的に認定されている」と言う誤った印象も広がっている。これは、これで困った問題である。

 因みに、PTSDの発症率や症状の度合は、ストレスの程度の大きさ・強烈なストレスに晒されていた時間に比例するとされている。また、裁判絡みになると、重症のPTSDに罹患している人程、被害届さえ出せない状態にあり、(刑事事件の場合は)告訴まで至らない、民事裁判を起こせない等、法的な手続きに乗り難い場合が多い。つまり、重症な人程、法的に救済されないと言う問題があるのです。

 PTSDの診断技術は今後ある程度向上していくでしょう。それに伴って、司法側の判断の混乱も収束に向っていくでしょう。しかし、いつになることか。



【参考になる本】
カプラン臨床精神医学ハンドブック―DSM‐IV‐TR診断基準による診療の手引
DSM‐IV‐TRケースブック
DSM-IV精神疾患の分類と診断の手引
DSM‐IV‐TRケースブック「治療編」
DSM‐IVに基づく精神科看護診断とケアプラン
ICD-10精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン

2006年8月 3日 (木)

関係者の思惑と疑惑の判定 出るか、CRぱちんこ亀田興毅

 マスコミとボクシング協会によって作られたボクサー・亀田興毅。ランダエタとの世界タイトルマッチで、いきなり1ラウンド目にノックダウン。その後、確かに優勢な時もあったが、圧され気味で亀田の動揺を隠せず、終了。

 うんざりするほど亀田擁護の解説を繰り返していたTV解説者までもが、直後に今までの期待が大き過ぎた、と負けと思わすコメントをしていた。判定は、ななななななななんと2−1で亀田の勝ち。会場にざわめきが起った。判定で勝ったのだが、ネットの緊急アンケートでは、なんと94%が、亀田の負け。疑惑の判定だと囁かれている。試合後、TBSへの抗議は6万件。スポーツ中継では前代未聞の出来事である。

 中継したTBSは、大晦日のレコード大賞を移動させてまでも亀田に入れ込み、社運をかけている。ボクシング協会はボクシング協会で低迷するボクシング人気を亀田で復活させたいと目論んでいる。両者の思惑は一致している。亀田には勝って貰わないと困る事情があった。試合のスポンサーのパチンコメーカーも数字が取れて大満足。試合のスポンサーになったのが縁でCR亀田興毅なんて言うのが出てきそうな勢いである。金儲けのために担がれた亀田と言う感じもしない訳ではない。

 今回の判定は疑惑の判定であるが、覆ることは無い。初防衛戦で真価が問われることとなる。世界ボクシング評議会(WBC)の現チャンピオンは、「亀田のような下手糞がチャンピオンならば、楽に勝てるし、ファイトマネーが美味しいから統一戦がしたい」と言っている。

 さて、どうなる事やら…

 それにしても、あのパフォーマンスと称している愚行と減らず口を何とかして欲しいものだ。あれがカッコいいと思っているかもしれないが、見苦しい。疑惑のチャンピオンでもチャンピオン。貧ではなく、品と言うものが欲しいものです。

2006年8月 1日 (火)

WBAライトフライ級王座決定戦に臨む亀田興毅を通して感じること

 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦のゴングが明日鳴らされる。試合を前に軽量が行われ、対戦者同士が顔を合わせた。これまで、悪態をつき放題の同級2位の亀田興毅に同級1位のフアン・ランダエタが、強烈な一発を見舞うと、亀田の尖がり過ぎた鼻っ柱が折れた。その一発とは、亀田への紙おむつとおしゃぶりのプレゼント。親子揃って取り乱し挑発する亀田をランダエタは無視(ランダエタ、賢い)。

 亀田は、これまで対戦相手に対してスポーツマンとしての倫理に反する失礼な振る舞いの限りを尽くした。やりたい放題しており、関係者のみならず多くの人から問題視されていた。にも拘らず、行動は改善されることなく、エスカレートする一方だった。今回、対戦者から失礼な振る舞いを受け、親子揃って怒り狂っていた。失礼なことをされると嫌な気持ちになることを、今日の体験から親子共々学んで欲しいと思うが、この親子は洞察が困難そうだ。

 さて、大方の予想では、向こう気が強いだけで亀田は技術的には未熟だとされており、世界タイトルは無理だとされている。また、これまでファイトマネー目当ての弱い対戦者を連れてきて茶番を演じていると言う批判も上がっている。更には、世界ボクシング評議会(WBC)の現チャンピオンに言わせれば、亀田のような下手糞がチャンピオンになったら、楽に勝てるしファイトマネーが美味しいから是非統一戦をしようなんて言われている始末。場の利を除いては、亀田に不利のようだ。

 ここまで悪態をつきまくっているが、もし試合に負けたら亀田は如何言い訳をするのだろうか。大きな口を叩いた分、負けると気まずいよ。試合後、くれぐれも負け犬の遠吠えにならないようにして欲しいものだ。

 昨今、メディアのみならず一般人までもが、表面上突出した力があるかないかと言う物差しだけで物事を判断してしまう傾向が強い。しかし、そう言う見方だけで物事を判断して良いものか。亀田を見る度に思う私である。

 亀田興毅、明日ゴング。

埼玉で起こったプール事故

 埼玉県ふじみ野市の市営プールで小学2年生の女の子(7)が柵が外れた排水口に吸い込まれ、死亡すると言う痛ましい事故が起きた。プール側は、修理準備中に起きた事故だと話しているが、注意を促したもののプールから利用客を出す、ポンプを一旦切る等の適切な対応をしていなかった。

 事故の発生率は低いが、過去に排水口や吸水口絡みの事故は過去に何度も起きており、沢山の命が奪われている。当然の事ながら、管理側は十分にその危険性を察知していたものだと思われる。しかし、こうした事故は自分のところでは起きないだろうと高をくくっていたのだろう。こうした気の緩みが柵が外れると言うだけの事故を死亡者が出る事故まで成長させてしまったのであろう。

 事故は起るものと考えた方が良い。そして、如何に迅速に二次・三次被害を想定し、対処するかを考える姿勢が必要だ。残念ながら、今回の監視員の大半が高校生バイト。最近の高校生の中に二次・三次被害を想定し、適切な対処が出来る人がどの位いたのだろうか。殆どいないだろう。実際、高校生にそこまで求めるのは能力的に酷な話ですし…

 起きてしまったことを非難しても仕方がないので、今回の事故を教訓にして、今後全国のプールで同じような事故が起こらないようにするため、より一層の配慮がなされることを望む私でした。

2006年7月30日 (日)

繰り返されるカルト教団による事件

 いつもながら、カルト教団はニュースを賑わせるだけのスキャンダルを沢山持っているもんだと、呆れてしまいます。そして、これだけカルト教団による事件が起こっているのに、のこのこと入信していく人が多いと言うのも俄かに信じがたかったりします。

 韓国人の男性教祖に服従を誓う新興宗教「摂理」の元女性信者十数人が、「教祖から性的被害を受けた」と訴えているそうだ。首都圏や関西の大学でスポーツ・演劇・チアリーダー等のサークルを騙り、学生を集め、じわじわと「聖書の勉強をしよう」と宗教に引きずり込むと言うカルトの好みそうな手口。そして、「従わないと地獄に落ちる」等と天下の宝刀を振り翳し、不安に陥れマインドコントロールしていく。それにしても、もう「従わないと地獄に落ちる」なんて言う台詞なんて聞き飽きてしまった。また、有名人が広告塔になるケースも珍しくなく、今回のケースの漫画家やスポーツ選手が広告塔として機能していた。

 引っかかる被害者は、引っかかろうと思っている訳ではない。心の隙間に入り込まれている。そんな状況に陥ったら、もしかして誰もが引っかかってしまうかもしれない。しかし、引っかかったのはお気の毒だが、信仰の自由は自己責任。もう少し注意する必要があったのかもしれない。

 そもそも、セックス(肉体)・金を信者に求める宗教は、眉唾もんの宗教屋と考えて良いだろう。こんなもん、信仰心を手玉にとっての金儲けだよ。それに、「従わないと地獄に落ちる」なんて言うのもとんでもない。最初から、親分子分関係を強いる宗教ぢゃん。忠誠を尽くすなら守ってあげよう、って発想だよ。胡散臭さ〜。

 宗教の勧誘を受けたら、先ず用心。カルトと思え。それくらいの覚悟が必要だ。因みに、言葉巧みに信者が勧誘活動をしている信者が多い日本のあの宗教団体は。フランスではカルト教団と認定されています。怖い!!!、怖い!!!



【マインド・コントロールとカルト】
マインド・コントロールされていた私―統一協会脱会者の手記
私はこうして創価学会をヤメた―入信から脱退までの軌跡
マインド・コントロールとは何か
マインド・コントロールのすすめ―そのメカニズムと積極的活用法
マインドコントロール―人の心を支配するメカニズム
カルトで傷ついたあなたへ―カウンセリングとリハビリテーション
マインド・コントロールから逃れて―オウム真理教脱会者たちの体験

2006年7月29日 (土)

海水浴に異状あり

 太陽の光に当たり過ぎると、シミやソバカス挙げ句は皮膚癌の原因になってしまうから、敬遠する人が多いらしい。こんな傾向は全国的だそうで、海水浴場は、全盛期の半分に落ち込んでしまっているそうだ。

 夏休みに突入し、中紀の海水浴場は大勢の海水浴客で賑わっているかと思いきや、世の流れを反映して、3分程度の入りだった。平日だったからかもしれないけど、どうやらそれだけでは説明困難である。やはり、太陽の光を避けると言う風潮が大きいような。

 海水浴場のこうした現状は余り公になることは無い。間違いなく、『太陽の光に当たり過ぎると、シミやソバカス挙げ句は皮膚癌の原因になってしまうから、敬遠する人が多いらしい』なんてニュースが流れたら、影響されて更に出足が遠のいてしまいますから…。ですから、こうした情報は、口コミなどで広がっていきます。

 日本でも南の方では、昔から、海水浴場は早朝や夕方にしないと火傷をしてしまう、と言う文化げ決して日差しの強い時間帯には避けています。経験に基づいたすばらしい文化です。

 太陽の光に当たり過ぎも、当たらなさ過ぎも良いことではありません。ほどほどが大切です。太陽の光が有害だかと言って避けるのではなく、時間帯を考えて海水浴を楽しむと言う方法が必要なのかもしれません。



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2006年7月27日 (木)

ジョン・レノンのイマジン(imagine)

Zqcw6ws1_s 元ビートルズのジョン・レノンは、『Imagine』を「反宗教的」、「反国家主義的」、「反伝統」、「反資本主義的」な曲だと言い切っていた。確かにその歌詞には、そんなメッセージが組み込まれている。歌詞は理想だけれど、あながち間違ったことは言っていない。素晴しい曲である。

 イギリスのキリスト系の小学校が、ジョン・レノンの「Imagine」を、学校行事のコンサートで歌うのは不適切だ、と判断した。理由は、「キリスト教の行動の源は全て神だと信じています。ですから『Imagine』は公共の場で歌うには適していない」と言う理由なのだそうです。


 キリスト教は、この曲がお嫌い。アメリカの指導者もこの曲がお嫌い。だって、だって、だって、だって、だって、だってなんだもん。

 天国なんてないと想像してごらん
 その気になればたやすいこと
 僕たちの足もとに地獄なんてないし
 頭の上に ただ空があるだけ
 みんなが今日のために
 生きていると想像してごらん…

 国なんてないと想像してごらん
 むずかしいことじゃない
 殺し合いのもともなくなり
 宗教だってなくなる
 みんなが平和な人生を
 送っていると想像してごらん…

 財産なんてないと想像してごらん
 君にできるかな
 欲張りや飢えがなくなり
 人類はみな兄弟
 みんなでこの世界を
 分かち合っていると想像してごらん…

 人は僕のことを夢想家と言うかもしれない
 でも それは僕だけじゃないんだ
 いつか君も僕たちの仲間になってくれれば
 世界は1つになるだろう…


 一部のキリスト教では、頑なにダーウィンの『進化論』を否定する。人は神が創ったのだと信じて疑わない。認知の歪みを感じる。神が世界を創ったと考えず、人が世界を創ったと考えるスタンスが欲しい。



Imagine

2006年7月26日 (水)

障害者自立支援法施行の前と後

政府が公表しなかったデータ。

 居宅(ホームヘルプ)サービスを利用する人の自己負担総額は73億円
                      … 障害者自立支援法施行前の5.6倍
 通所施設を利用する人の自己負担総額は76億円
                      … 障害者自立支援法施行前の12倍

 負担増は一目瞭然。ある調査では、支援法が施行され、負担増になったことで、授産施設を辞めた人や辞めざる得ない人が全国で増えていると報告していました。授産施設で得た収入より利用料の方が高い状態では無理もないわなぁ。 障害者の自立には金が要る。自立しなくても社会参加を考えると金が要る。

 負担増は一目瞭然。これまでは、大部分を国が負担してくれていました。しかし、今日では国の財政破綻がきっかけで、より沢山の自己負担が必要になりました。全て国任せというのも困ったものですが、負担の仕方を工夫しないと、障害者自立妨害法になってしまうぞ。



【役立つ本】
障害者自立支援法と応益負担―これを福祉と呼べるのか
障害者福祉制度改革なにが問題か―障害者自立支援法と私たちのねがい
障害者自立支援法とは…制度を理解するために
だから言わんこっちゃない―障害者自立支援法成立の足あとと評価



【関連blog】
自立支援法を振り返る

2006年7月25日 (火)

技能に応じた診療報酬

 厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会は今月末から、医師の技能に応じて診療報酬にランクをつけると言う事案の検討を始める。手術の巧い医師の収入をアップさせる、と言う競争原理の導入で、個々の能力を高めるのが狙いなのだそうだ。次期診療報酬改定への提案を目指している。

 ただ、手術が巧い・巧くないと言う判断するのは、誰なの???。医師を集めて技能検定をする訳でもない。手術の実績の書類審査で形だけしょ???。中央社会保険医療協議会は、競争原理の導入で医師の個々の能力を高める、と言うものの、全体で診療報酬を減らしたいのだろうなぁ、と言う思惑がくっきり。結局、そこ狙いはなんだよなぁ。

2006年7月24日 (月)

暴力団幹部にも身分証明書

 山口組総本部では、毎月5日頃に100人規模の「定例会」が開かれ、全国各地の幹部が集まって来るらしい。その際、幹部が現れると若手組員が入り口で幹部の顔を確認し、中に通すらしい。昨今、組織が大きくなったこともあり、部外者が万が一に紛れ込まないようにするために、幹部組員らに身分証明書を配布したそうだ。顔写真付きで、パスポート大。ストラップを付けて首から下げることが出来るとのこと。

 どんな集団であれ大きな組織を維持・運営するのは、色々な面で大変だ。特に危機管理については、ナーバスになる。世の中には、危機管理に無関心であったが故に、組織をダメにしてしまうケースも少なくない。そんな目に遭いたくないと組織のトップなら思うものだ。

 暴力団幹部にも身分証明書が必要な時代に突入したんですね。仁侠映画に出てくる顔パスの時代はもう終わりを迎えたのですね。幹部に身分証明書と言う発想は、或る意味時代に即した考え方で、とても画期的な感じしました。

2006年7月23日 (日)

限りなく第五次中東戦争開戦、近づく

 パレスチナに誕生したハマス政府(イスラム教スンニ派)が、イスラエル南部のケレムシャローム付近でイスラエル兵を拉致・殺害した。そして、イスラエルは報復としてガザ地区(パレスチナ自治区)への空爆を行った。一方、過激派組織・ヒスボラ(イスラム教シーア派)は、イスラエル北部のレバノン国境付近のシェバー農場付近でイラエル兵を拉致をした。イスラエルは報復として、レバノンのベイルートを空爆した。状況は、アラブ諸国を巻き込み限りなく第五次中東戦争開戦へと近づいている。

 ハマスはイランから資金援助を受けている。ヒスボラはレバノンからイスラエル軍を追い出すためにイラクが作った組織で、シリア経由で資金・武器の援助を受けている。ハマスとヒスボラは、宗教的には異なるのだが、92年にイスラエルがハマスの活動家を検挙し、ヒスボラが支配する地域に閉じ込めたことが、イスラエル憎しで両者を結び付けるきっかけとなった。

 イランは、その豊富なオイルマネーを用いて、イスラム原理主義の拡大とイスラエル殲滅の機会を窺っている。隣国・イラクがアメリカに叩きのめされたことで、目の上のたんこぶがとれた。これは願ったり叶ったりと言ったところ。最近では、イラクの民兵組織の支援までし始めている。

 イスラエルは、アメリカの後ろ盾のもと、強気で攻撃を仕掛けている。しかし、イスラエルの行動に対してはアメリカの同盟国のヨーロッパ諸国からは支持されているとは言い難い。どちらかと言えば、世界的にはイスラエルとアメリカは孤立してしまっている。

 アラブ諸国は、アメリカの顔色を窺いながらイスラエル憎しを仄めかし他のアラブ諸国の顔色を窺っている。裏切り者呼ばわりをされないためにかなり微妙な立場だ。

 今回の騒動は、図式的には、アメリカとイランの代理戦争って感じ。手詰まりお手上げ状態のアメリカとイケイケのイラン。今後、どんな展開が待ち構えているのか。

 先日、アメリカのヒル国務次官補が、「北朝鮮がミサイルを発射した時、イランの関係者が立ち会っていた。北朝鮮がイランにミサイルを売却している」と非難し、ならず者国家同士の関係を結びつけた。手詰まりお手上げ状態のアメリカの新しい戦略なのでしょうか。でも、本心として、これ以上泥濘にはまりたくない、と言うのがアメリカの本音のはず。

 イスラエル軍は、レバノン南部への陸上部隊の投入を本格化させ、勢いづいている。ヒズボラの戦略的要衝とみられていたマルンラス村を制圧した。ベイルートなどへの空爆強化させている。レバノン南部への侵攻範囲を広がる一方だ。アメリカは、どんどん巻き込まれている。さぁ、アメリカよ、どんな手を打つ。じっくり拝見させて頂く事にする。

あなたの世帯の年収はどの階級になりますか??? 生活苦と消費税

 全世帯の収入金額を元に5等分してみると、以下の通りになる(平成17年度厚生労働省調査より)。

     第1階級 209万円以下
           平均所得金額123万9000円
     第2階級 209〜372万円
           平均所得金額291万7000円
     第3階級 372〜574万円
           平均所得金額465万8000円
     第4階級 574〜893万円
           平均所得金額725万4000円
     第5階級 893万円以上
           平均所得金額1295万1000円

 一世帯当り465万8000円あれば、極平均的な年収と言うことになり、372万円以上あればとりあえず中流家庭と言うことになる。


 この10年前に比べ、一世帯当りの平均収入は以下の通りに減少した。勿論、収入に応じた税制での優遇がありますが、それでも低所得者層ほど年収に対して所得の減収は大きい。そのため、生活が苦しいと感じている人が確実に増えていることを物語っている。収入が減っていない人や増えていない人は若しかしたら、統計上の豊かな階級になることが出来たかもしれない。

     第1階級 163.1万円→123.9万円(24.1%減)
     第2階級 364.0万円→291.7万円(16%減)
     第3階級 555.4万円→465.8万円(16.1%減)
     第4階級 792.3万円→725.4万円(10.3%減)
     第5階級 1423.2万円→1295.1万円(9%減)


 生活の豊かさは年収では量る事が出来ないものだが、やはり、基本的な生活を営む上で最低限必要な出費と言うものがある。最低限の出費を上回る収入がなければ、生活に余裕なんて出てこない。

 現在、消費税アップの論議が盛んに行われている。国民から平等に税金を取るため、と言う大義名分の下に安易な選択がなされようとしている。確かにこの消費税は、金を使えば税金がかかってくるので、低所得者層からも高所得者層からも確実に税金を取ることが出来る。低所得者層は、収入が少ないのでお金を使う額も少ないので消費税を余り支払わなくても良い。しかし、基本的な生活を営む上で最低限必要な出費に高所得者層も同じなのだが、収入に対する支出の割合は当然の事ながら低所得者層の方が大きい。従って、消費税がアップすると、低所得者層の生活はますます苦しくなる。

 低所得者層は、こんな悲惨な状況を仕方がないと受け止めるのではなく、この状況を変えていこうとする意識が大切だ。有権者が無関心だと、政治家は怠惰になる。怠惰な政治家をのさばらせているのは紛れもなく有権者にあることを忘れないように。

2006年7月21日 (金)

リハビリ医療の憂鬱

 リハビリにはこれまで医療保険適用の期間に制限がありませんでしたが、今年4月の診療報酬改定で、医療保険で受けられるリハビリの期間に疾患別の上限が設けられてしまいました。一部の難病などは上限規定の対象から除外されました。しかし、例えば、脳梗塞等の脳血管疾患で180日、心大血管疾患が150日、骨折等の運動器が150日、呼吸器が90日でリハビリが打ち切られることになりました。

 リハビリ期間に縛りが出来て、4ヶ月が過ぎようとしています。現場では、こうした縛りが出来たお陰で、収益が激減し、療法士の給料を稼ぎ出すこともままならない状態に陥っているそうです。そのため、リハビリ部門の規模縮小に動いている医療機関も少なくないようです。

 医療保険で受けられるリハビリの期間に上限が設けられたことで、患者さんは、「それ以上は必要と思えば金を払って何とかして下さい。もし金がなければ、諦めて下さい」ってことになりました。医療機関は減収となり、リハビリ部門の規模縮小と言う道を辿り始めました。リハビリをしてもらえる時間や場所の減少。医療を巡る状況は悪くなる一方です。

 健康な若者達には、関心の薄い問題なのかも知れませんが、20年もしたら否応なく直面する問題です。障害を背負って、リハビリが途絶えて…。想像するだけでゾッとします、今の内に真剣に考えておかないと、この先どんな目に遭っても知りませんよ。

BSE(牛海綿状脳症)監視プログラムの縮小

 アメリカ・農務省が、BSE(牛海綿状脳症)監視プログラムを縮小する方針を発表した。理由は、アメリカ国内でBSEの発生が少なくなってきたためとしている。2004年6月以降検査強化プログラムが導入され、月平均約3万頭の検査を実施していたが、8月後半にも年約4万頭の通常検査に戻る。来週にも米国産牛肉の輸入再開を正式決定する日本政府は、「検査縮小は輸入基準の順守とは別の問題で再開に直接影響しない」と話しているが…

 昨年、アメリカのマクドナルド社が、食品医薬品局(FDA)に、牛肉の生産〜処理〜加工〜流通の過程において安全対策を強化を求める書簡を送った。アメリカでは、BSEの感染リスクが高い一部の飼料(反芻動物のたんぱく質を含む飼料)の使用を禁止リストから外していると言う現実があり、それに抗議するものであった。また、マクドナルド社に追随する形で大手乳製品関連会社もFDAに抗議の書簡を送った。このようにアメリカでは、感染リスクが高い飼料の使用を禁止や検査体制の徹底を訴えて続けている団体や個人が沢山いる。こんな状況下で、米国内でBSEの発生が少なくなってきた、と言い切って大丈夫なのか。

 輸入再開が決定した直後のアメリカの発表に驚いた。更には、日本の追随する姿勢にも驚いた。

2006年7月17日 (月)

議員先生の街頭宣伝活動 どうにもこうにもこりゃぁ不気味だった

 色々と縛り(規制)がある美容整形のコマーシャルは、名前の連呼が定番だ。名前ばかり連呼しているので、子どもですら名前を刷り込まれ、名前を覚えている。連呼作戦、大成功と言った所である。こうした連呼で印象深かったのが、「ショショショショショショショ、ショ〜コウ」で一斉を風靡したオウム真理教の『彰晃マーチ』である。あれは、インパクトがとても強かった。名前を覚えて貰うために名前を連呼するのは、名前を刷り込み知名度を上げるための手っ取り早い作戦なのだ。

 先日、選挙運動とは関係なく街頭宣伝活動をしている地方議員先生がいた。お揃いのTシャツにGパンの如何にもアルバイトと言う学生を多数引き連れ、名前を連呼しているだけだった。あまりに異様で、不気味だったので、連呼していた名前は記憶に残らず、その光景だけが脳に焼きついた。少なくとも私に関しては、この議員先生がとった名前を覚えて貰うために名前を連呼すると言う方法は、悪いイメージを物凄く植え付けるには、十分過ぎるものとなった。

 自分だけがそんな風に思ったんだろうと思っていたら、知り合い数人も余りの異様さに同じような印象を持っていたことが判った。政策で勝負出来ないので、あんなパフォーマンスをして目立っているだけなんだろうと言う結論に至った。極めて怪しい街頭宣伝活動だと判らないこと自体、この議員先生の政治センスって最悪だって物語っているみたいだ。こんな議員先生にまともな政治なんて望めない気がする。もう少し政党は、自分のところの議員の資質について真剣に吟味した方が良いかもしれない。そんな議員先生がいるだけで、少なくともその党のイメージが悪くなっていく。地方であれどもう少しマシな議員先生を世に送り出して欲しいと思うのであった。



【選挙の本】
あなたもなれる!市議会議員
選挙立候補マニュアル―政界転職のススメ
洗脳選挙
地方選挙における政党・政治団体の政治活動の手引
金なし知名度なしで選挙に出る法―徒手空拳で国会に挑んだサラリーマンの熱闘
あなたも議員に挑戦できます―新・現代選挙実戦マニュアル
IT社会における選挙運動・選挙管理

2006年7月13日 (木)

アメリカ国務省、攻撃される!!!

 中国軍が敵への最初の攻撃としてコンピューターへの打撃を盛り込んだ軍事訓練を2005年に実施しているとし、アメリカ国防総省が、今年初めに中国軍がコンピューターへの不正侵入を攻撃武器として重視していると警告していた。その矢先のアメリカ国務省のコンピューターネットワークへの攻撃。

 アメリカ国務省が、「過去数週間にわたって国務の本省及び世界の出先機関等で、コンピューターネットワーク内への大規模な不正侵入があり、アクセスのためのパスワードや一部の重要情報が盗まれた可能性がある」と発表した。集中的に狙われたのは、東アジア・太平洋担当局のネットワーク。中国や北朝鮮担当の部署等が標的となった。そのため、北朝鮮の核開発、弾道ミサイル発射などの問題の処理に追われているにも拘らず、不正侵入で数日間、コンピューターが殆ど使用出来ない状態に見舞われた。不正侵入の実行犯、組織の背景は不明である。因みに、現在は復旧している。

 テポドン2は迎撃出来る、なんていっているが、コンピューターネットワークが攻撃を受け、麻痺してしまったら難しいのでは…。意外なところに、コンピューターに依存するシステムの弱点がが浮き彫りになった感じである。 

2006年7月11日 (火)

称賛と注目が必要な人

 おばぁちゃんが言っていた。『悪い事をして有名になるのは簡単だ。しかし、残念なことに、世間の視線は冷たい』

 長野県のタレント似の女、自称くまぇりが、放火容疑で逮捕された。放火をし、その様子を自らのブログに載せていたのだ。有名になりたくて堪らなかったくまぇり。やってはいけない事をして、日本中の注目を集めることとなり、とりあえず、良い悪いは別にして、さぞかしくまぇりは満足している…??????????。…そんな事ありませんよね。沢山後悔してるんでしょうね。

 それにしても常に称賛と注目を必要とするタイプの人って大変ですよね。称賛と注目を得るために色んな努力が必要なんですもの。そして、時に間違った努力をして、墓穴を掘る。取り返しのつくものならいいけれど、でないとちょっと…。

 悪い事をしてくまぇりは有名になりましたが、世間の視線の冷たさにを実感してるのでしょう。

 おじぃちゃんが言っていた。『良い事をして有名になるのは難しい。それ故に価値がある』

2006年7月 8日 (土)

NHK受信料特別対策センター

 NHKがとうとう受信料の不払いを続けている東京都内の約80世帯に対し、「受信料特別対策センター」名で支払いを求める文書を郵送した。対象となったのは、集金に訪れたスタッフとの会話を拒否するなど「門前払い」にしている不払い世帯とのことである。そして、この受信料特別対策センターと言うのは、簡易裁判所を通じた支払い督促を目論んで、その手続きを行うために今年4月に設置された。今回の文書は法的督促に触れていないが、今後の担当窓口が各地の営業センターから特別対策センターに変わることを明記しており、法的督促に向けて一歩踏み出したかたち。今後、同様の世帯・事業所があると集金に訪れたスタッフから対策センターに報告があれば、文書を順次発送する方針のようだ。

 この東京のケースがモデルケースとなり、今後地方に波及していくのだろう。更に、こう言う支払いを求める文書を送付することで、支払いをする人が増えたとしたら、沢山送るんだろうね。そして、ニュースで、効果があった、なんて伝えるんだろうね。でも、支払いを求める文書を送りつけられた人は、NHKが予め用意した支払う意思のあるサクラだったりして。最近の日本では、このような偽装が流行っていますから、ついついこんな事を考えてしまいます。

2006年7月 6日 (木)

経営者のための労働組合

 労働組合って、病院経営者に嫌われる存在。特に、共産党系の医労連と言うのは嫌がられます。労働組合が出来ると、従業員からあれこれと要求が出てきて、改善していくのに大変なのだそうです。そんな労働組合に関するお話です。

 或る病院は、オーナー院長一族が経営しています。ですから、院長の独裁色が強い有数の低賃金病院。そして、そんな病院に勤めることになった看護師さんがいました。そもそもこの病院に勤める予定はなかったのだそうです。しかし、名前のよく似た病院に就職したつもりが大間違いで、この病院に就職することになったそうです。

 この看護師さんは、賃金体系や就労規則等の公開をオーナー院長の要求したところ、拒否されてムッときたようで、共産党系の労働組合を作ったそうです。参加職員6人。色々な改善要求を出しました。

 魂消たのは、オーナー院長。どんどん要求を呑まされていき、ギブアップ寸前。そんな最中に、知り合いのところにここのオーナー院長から、共産党系の労働組合を潰すための労働組合を作って欲しい、と依頼が届きました。

 そして、知り合いは見事、共産党系の労働組合の切り崩しに成功し、任務遂行。一件落着で、共産党系の労働組合を潰すための労働組合は解散。

 経営者のための労働組合なんて、この病院にしかなかったのではないでしょうかね。



【参考になる本】
労働組合の基礎知識
知りたい聞きたい労働組合・政治Q&A
労働組合活用のルール―これだけは知っておきたい労働法

どさくさに紛れて…

 北朝鮮の将軍様がミサイルをぶっ放した。そして、日本はこの問題で大騒ぎ。メディアは一斉にご乱心の将軍様の蛮行を報じている。専門家と称する方々が登場し、状況から判断すると〜可能性がある、と言う極端な結論を語り、国民の不安を煽る。こんなことは、よくあること、よくあること、だ。

 しかし、こんな状態の時にこそ、この騒動に国民が気をとられている、とばかりに政府・与党は自分達に具合の悪い情報を流す。昔からこのような手口を使っているのが不祥事を抱え込んだ企業の謝罪会見や謝罪広告であった。テレビニュースには時間、新聞には紙面と言う縛りがあって、国民の注目度の高いニュースが大半を占めると言う事情があるのだ。つまり、多くの人に知って欲しくないニュースを流すのにこれほど条件が揃っていることは無いのである。

 ご乱心の将軍様の蛮行のニュースのどさくさに紛れ、自民党・税制調査会会長の柳沢伯夫議員先生は、消費税率引き上げを含む税制の抜本改革を2009年度までに実現する意向を表明し、時期の目途を明確にした。これは、来年夏の参議院選挙後に消費税率引き上げの具体化すると語っているようなものである。今後、既に言っている通り…、なんて調子で消費税率引き上げの話が出てくるだろう。

 テポドンが日本を直撃するかどうかは分からないですが、消費税アップは間違いなく国民の生活を直撃します。テポドンばかりに気をとられていると、騒動が収まった時に大変なことになってるかもよ。

 メディアってこんな風に操作されているんですよ。



【将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」

2006年7月 5日 (水)

北朝鮮 ミサイルを発射

 北朝鮮、ミサイル発射。98年8月以来凍結していたミサイル実験をアメリカの独立記念日で更にスペースシャトルの発射時刻に合わせて実施。午前3時32分、ミサイルを発射し、6分後に日本海に着弾。更に、2発目、3発目のミサイルも発射した。1発目、2発目は、「テポドン2」ではなく、「スカッドミサイル」の模様。3発目が注目されていた「テポドン2」で、発射失敗した可能が高い。

 今回、北朝鮮は、アメリカの迎撃ミサイルを狂わす目的で「スカッドミサイル」をおとりに使い、その後、「テポドン2」を発射したのだろう。しかし、失敗。この結果、北朝鮮の次期主力輸出商品となる「テポドン2」の商品価値を下げる結果になった。

 現在、北朝鮮は、アメリカとの二国間協議を要求しているが、アメリカは多国間協議が適当としている。中国・韓国は、相変わらずの北朝鮮に好意的な外交をしている。そして、日本と言えば、アメリカに追随。もしかしたら、北朝鮮のマネーロンダリングの温床(不当に稼いだお金を機械に通せば誰でも簡単にお金の浄化が出来てしまう)とされている日本国内の北朝鮮系のパチンコ店に対して、公安が規制強化していくのではないか。そうなれば、北朝鮮のダメージは必至である。

 今後、北朝鮮に対するアメリカと日本の目立たない経済面での措置が如何発動されていくか、見ものである。



【将軍様に関する本】
核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」

2006年7月 4日 (火)

目下、指名手配中 エチゼンクラゲ

 ここ数年、日本海で大量にエチゼンクラゲが発生しており、網に掛かり、その重さで網が破れる等の漁業被害が生じています。そして、エチゼンクラゲは、対馬海流に乗って勢力範囲を拡大し、津軽海峡を横切って三陸沖でも出没するようになっています。


 ここで、確認です。エチゼンクラゲが大量に発生する要因としては、以下の点が考えられています。

 �海の富栄養化
  クラゲのエサとなるプランクトンが増える。

 �クラゲが魚の卵や稚魚が食べてしまう
  魚が減り、エサとなるプランクトンが消費されない。

 �魚の乱獲
  魚が減り、エサとなるプランクトンが消費されない。

 �天敵の減少
  ウミガメ等、クラゲをエサとする生き物の減少。

 �海水温の上昇
  クラゲが越冬可能。

 �海岸の改修工事
  砂浜等に打ち上げられて死ぬことがない。


 既にエチゼンクラゲが日本沿岸に居着いているのではないか、と推測されており、水産庁は、全国の自治体や漁協の協力を得て日本沿岸での稚クラゲ(子ども)の生息状況の調査を開始し、漁協やダイバーに稚クラゲの写真を配布(見つけた時には写真やクラゲを送るように協力を求めています)。


 エチゼンクラゲは、現在指名手配中。残念ながら、このお尋ね者を見つけても賞金は出ません。あしからず。

2006年7月 3日 (月)

生活が苦しいと感じる方が急増中!!!

Cfenvbh3  厚生労働省から、2005年度の国民生活基礎調査の結果が発表された。生活が苦しい、と感じる世帯が過去最高の56%に到達し、過去最高を記録した。特に、児童を抱える家庭では、60%にまで到達。

 それでもって、政府は、景気回復、なんて極めて景気の言い言葉を並べていますが、2004年の1世帯当たりの平均所得額は580万4000円。10年前に比べて、80万円程度所得は減っている。勘違いしてはいけないのは、これは額面であって、手取りの金額でない点。ここから、社会保険料を差し引かれたりするので、手取りはもっと少ないのである。更に、お金持ちが所得金額の平均を引き上げているため、実際のところ、多くの国民の所得ってもっと低いと思われる。そんな中で多くの国民はやりくりを余儀なくさせられているのだ。こんな状況だと、生活って苦しいと感じる人が多くいても当然だよね。

 こんなに生活が苦しいって感じる人が多いのに、消費税アップの話が盛んになされている。こんなに生活が苦しいって感じる人が多いのに、消費税アップもやむなしって感じる国民が多いんだってさ。信じられない。景気回復なんて言っているけど、消費税アップのための布石なのかもしれないと、日々感じる私です。

2006年6月27日 (火)

国の債務と消費税

 財務省が、「国債や借入金などを合わせた国の債務の残高が、2005年度末で827兆4805億円に達した」と発表した。これは、赤ちゃんまで含めた国民1人当たりの債務が約648万円あると言うことになるらしい。平均的なサラリーマンの年収を軽く越えてしまっている。ここまで債務の残高が多かったらどうにもならんわ、と思う。政府は徳政令でも出したいと違うのではないかなぁ。まぁ無理でしょうが…

 ここに来て、消費税の引き上げについての話題が与党関係者より語られている。財務省の国の債務の残高の発表に合わせたように微妙なタイミングだ。国民にこれぢゃぁ仕方がないか、と思わせるのには好都合ですよね。自民党の政調会長の中川秀直議員先生は、「何もしなければ消費税が7%上がって12%になる。それをせいぜい5%プラス1%か2%にする代わり、無駄や非効率を徹底的に削除する」と見通しを話しています。少なくとも自民党の中には、消費税を12%にしようって目論んでいる議員先生がいるからそんな発想になるのでしょうか。
 
 無駄や非効率を徹底的に削除と中川議員先生は言いますが、無駄や非効率って一体何なんだろう。頭の悪い一般庶民には、イメージ出来ません。それに議員先生と一般庶民とでは価値観がずれているような感じもしますし…。若し、議員先生が、国民の医療費が無駄だ、なんて言ったあかつきには、一般庶民はさぁ大変。今の日本では、こんなこともありそうですよね。

 また、政府の経済財政諮問会議は、消費税を社会保障財源として明確に位置づける、なんて言っていますが、一方で医療・福祉の切り捨ては進んでいます。一切切捨てがなく社会保障財源として利用するのであれば期待しますが、切捨てているのに社会保障財源に充てるんだって。団塊の世代対策とでも言いたいのでしょうか…。モノは言いようとはまさにこのことだ。


 議員先生達は知っている。消費税の税率を上げてもこの国の国民は、最初は文句を言うけれど、直ぐに慣れてしまうと言うことを。国民も舐められたもんだ。

2006年6月26日 (月)

リハビリ期間に縛り

 リハビリにはこれまで医療保険適用の期間に制限がありませんでしたが、今年4月の診療報酬改定で、医療保険で受けられるリハビリの期間に疾患別の上限が設けられてしまいました。一部の難病などは上限規定の対象から除外されました。しかし、例えば、脳梗塞等の脳血管疾患で180日、心大血管疾患が150日、運動器が150日、呼吸器が90日でリハビリが打ち切られることになりました。脳梗塞の場合、読売巨人の長嶋終身名誉監督の経過をみていると判り易いと思いますが、リハビリを続ければ、2年程度は非常にゆっくりしたペースで回復し、その後安定していきます。しかし、その前にリハビリをやめてしまえば、改善が見込めないどころか、悪化してしまうこともあります。その為、患者の間で不安や動揺が広がっています。

 医療保険で受けられるリハビリの期間に上限が設けられると言うことは、つまり、それから先は必要と思えば自費でと言う事。何とかしたければ、金を払って何とかして下さい。もし金がなければ、諦めて下さい、ってこと。医療を受けるにも所得格差が影響してきます。

 この類の決め事をする人達の所得だったら自費で賄えるでしょうが、平均的な所得しかない人達にとっては、もの凄い負担となります。ひっくり返せるのであれば、ひっくり返したい制度です。でなければ、自分の命を守れません。

 健康な若者達には、関心の薄い問題なのかも知れませんが、20年もしたら否応なく直面する問題です。障害を背負って、リハビリが途絶えて、それでも自費で継続出来る財力があれば良いのですが…。世の中の若者を見ていると、頭も財布も軽そうな人ばかり。真剣に考えておかないと、どんな目に遭っても知りませんよ。

 現在、患者団体等が、すべての疾患を対象に上限撤廃を求める署名活動を展開しています。必要な人が必要な分だけリハビリを受けられるように、と頑張っています。皆さんもご協力を。



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗



【関連blog】
終末期医療と新高齢者医療保険制度
よく考えよう 格差社会
弱肉強食
社会のあり方と健康の関係
某通信社の国民健康保険料未納に関する調査
自由診療と民間医療保険 アメリカの場合
治療費が払えない貧困層が出現する可能性
医療費抑制の裏にあるもの

2006年6月25日 (日)

奈良高1放火殺人 愛情と言う名の思い込み

 日本の夫婦と言うのは、根底に、所詮他人同士、と言うクールな認識を抱いていることが多いです。この顔でこの稼ぎなのでこの人と一緒だったら生活は安泰かな、もめなければ良いか、今更仕事も無いし退職金を貰うまで我慢したら…(離婚だって出来る)、って感じで、世の奥様方は考えていたりする。また、一つ屋根の下で一緒に暮らして財布を一緒にしていると愛情なんて最初の内だけ醒めてしまうし…、なんて話も耳にする。あ〜ぁぁぁ、現実って厳しいですよね。

 そんな裏返りとして、日本人って親子関係が濃厚でこってりしてしまうんですよね。子どもの事になると、眼の色を変えて尋常ぢゃなくなってきます。子どもの為に何とかしてやろう、と冷静さを欠いてしまうんですよね。そんな目標ばかりに目が行ってしまって、目標に直結しない部分に目が行かなくなってしまう。傍から見ていると、直結しない部分も大切に思えるのですが、そんな事に気付いていないようです。

 奈良で高校生の息子が、家に放火して義理の母と異母兄弟を殺してしまうと言う事件が起こりました。いい成績をあげなければいけないと言う重圧からの犯行だとの見方が強まっています。子どもの為に何とかしてやろう、と言う強い父親の愛情と言う名の思い込みが、子どもの気持ちを無視してしまった感じですよね。息子に嘘をつかなければいけない状態に追い込んだ、父親の気持ちは、息子にとってさぞ重いものだったのでないでしょうか。イヤだって言えば良かったのに、言えずにストレスを溜め込んでいったのでしょうか。そして、犯行と言う形で意思表示。愛情と言う名の思い込みが強かった父親は、大切なものを沢山失ってしまいました。

 目標ばかりに目が行ってしまって、目標に直結しない部分に目が行かなくなってしまう。効率を考えれば、当然の選択だと思います。今回のケースだけでなく色んなところでこうした傾向にあります。しかし、目標に直結しない部分こそ大切ではないでしょうか。目標に直結しない部分は、所謂「遊び」の役割を果すんですよね。

 効率を優先して成功している人もいます。効率を優先して失敗する人がいます。効率を優先しないで成功する人がいます。効率を優先しないで失敗する人がいます。色々なパターンがあります。このやり方がただしいと言うものはありません。成功する・しないは、その人に合っているか如何かです。実は、そこを見極めることが大切なのではないでしょうか。



【明橋 大二の本】
子育てハッピーアドバイス
この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ。



【関連blog】
『子ども』
子育てハッピーアドバイス
子どもを叩く躾・心理的に圧迫する躾・理由付けする躾
子育て(躾)が判らない人達

2006年6月22日 (木)

米国産牛肉の輸入再開と自己責任

 昨年、米国産牛がBSEに感染していることが分かりに輸入禁止。やっと輸入を再開したもの、米国産牛肉の中にBSE感染の危険部位が混入し、再び輸入禁止。そんな米国産牛肉の輸入を5ヶ月振りに再び再開することで合意した。再開後に再び混入した場合は、違反の深刻度で対象施設だけの禁輸か全面禁輸かを決めることになる。

 …とは言うものの、日本だけでなく世界各国で生じている米国産牛肉の危険部位の混入は、日本だけでなく多くの国の消費者に米国産牛肉不信を生じさせている。また、アメリカ国内でも米国産牛肉が危険であると警鐘を鳴らすマクドナルド等の大手企業や消費者が現れてきた。それでもBSE問題に鈍感なアメリカ国民。諸外国が騒いでいる意味を知らない人も多い。そんな中での輸入再開である。

 日本政府は、安全性は確認されましたが米国産牛肉を食べるか如何かは自己責任で、とコメントをしている。これって、万一問題が起こった時の責任逃れ、それとも、米国産牛肉ってやっぱり危険だよ、ってメッセージ。色んな意味に取れる。

 安全な牛肉の確保は消費者の自己責任なのか???

 そこはよしなよ、そこはよしなよ、牛肉一口、発病だ〜。

2006年6月20日 (火)

テーラーメイドって何?

 テーラーメイド疼痛治療、って御存じですか。テーラーメイド疼痛治療とは、鎮痛剤の効き方を遺伝子解析によって事前にその人にあった鎮痛剤の量を推測して、適切に処方すると言う疼痛治療です。

 1986年に世界保健機構が癌性疼痛治療指針が示されてからモルヒネを筆頭に鎮痛剤の使用量は急激に増えました。それだけニーズはありますが、鎮痛剤には痛みを抑える以外に気持ち良くさせる作用があるので、必要以上に鎮痛剤を欲しがる薬物依存状態に陥ってしまう可能性がついてまわります。

 日本では、モルヒネ等の鎮痛剤を使うと依存症になってしまうと考える人が多いです。また、痛みは精神力で乗り切るべきだ、と考える人が多いようで、欧米の先進国とは、鎮痛剤に対しての考え方が異なります。こうした結果、日本では患者一人あたりの鎮痛剤の使用量は、先進国の5分の1程度です。つまり、痛みに耐えながら死を待っている人が多いのです。

 しかし、こうした日本人のペインコントロールへの誤解とは裏腹に、痛みを感じている時にモルヒネ等を投与すると痛みはましになるけれど依存は生じにくい事が分かってきました。この事は、鎮痛剤の使用量をしっかり管理していれば、安全に使用出来ることを物語っています。

 鎮痛剤の適切な量は、個人個人で異なります。少量で良い人から、その5倍程度の量が必要な人までいます。ですから、一律同じ量だと、依存が生じてしまう人から、全く効かない人まで現われてきます。このような個人差は、痛みの種類、生活環境、性別、年令、遺伝等が考えられています。

 2002年にヒトゲノムプロジェクトが終了し、人間の遺伝子配列が一通り判明してきました。そんな中でモルヒネが作用する受容体遺伝子の配列に100ヶ所以上の違いがある事が分かってきました。鎮痛剤の効き方に遺伝子が関与している証です。

 このように遺伝子配列を調べることで、適切なな治療が出来るのではないかと期待されています。まだまだ研究途上ですが、今後、優れた疼痛治療法が開発されると良いですね。

2006年6月19日 (月)

溜りに溜まったエネルギー

 W杯(ワールドカップ)ドイツ大会、日本‐クロアチア戦終了後、東京のJR渋谷駅に100人以上のユニホームを着た若者達が、地下鉄入り口の建物や交通標識、電柱などによじ登り、日の丸を振り、花火を打ち上げるなど粗暴行為を繰り広げた。大きなスポーツイベントがあると、このような形で憂さ晴らしをしようとする人達が増えている。その多くは若者。この頃は、エネルギーが豊富で、そのコントロールが難しいので、一寸した刺激で衝動性を加速させる。勿論、しっかりコントロール出来る若者も多いので、こうした粗暴行為を許す訳にはいかない。また、外国でも似たようなことが起こっているからと言って、許されるものではない。していいことといけないことをはっきり認識して頂く必要がある。

 昔は、祭り等でこうしたエネルギーを発散させていた。しかし、こうしたものが廃れた現在、昔と同じようにいかない。…かと言って社会の中にそれに代わるものはない。個人に委ねられている。更に、子供の頃から、塾通いに、コンピュータゲーム漬け。体を使ってエネルギーを発散する術を知らない。従って、溜りに溜まったエネルギーがちょっとした刺激で容易に放出される。溜ったものが一気に放出されると、もやもやが晴れ、気持ちが良いので快楽を学習をして、エスカレートする。

 単なる粗暴行為に過ぎないが、社会がして良いことと悪いことをこうした若者に教えていかないと、どんどん歯止めがきかなくなってしまう。厳しい対応をした方が良いかもしれません。

2006年6月18日 (日)

テポドン2号の発射実験騒動について

 19日までにテポドンが発射される可能性が、発射されない可能性より高い。他方で、20日までに行わなければ、発射はないとも。こんな風に日本・アメリカ・韓国は、推測している。

 一方、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げに備えて宇宙工学の科学者を動員、軌道設定作業を進めていることが判明し、発信機などをテポドン2号に組み込んで打ち上げる可能性も排除出来なくなっている。

 いずれにせよ、発射すれば、平和目的であれ、打ち上げに使うミサイル自体軍事転用出来るものであるとして、日・米はヒステリックな反応を示し、制裁を含む厳しい対応は避けられないだろう。

 今回の北朝鮮の狙いについて、「金融制裁」解除に応じない米国への牽制だと言う見方が強い。また、大きな外貨獲得手段のミサイルの商品価値を高めるためにも、1998年のテポドン1号試射以来発射を凍結しているミサイルの技術的な実験の必要性があったとの見方もある。

 米国と日本は、1998年のテポドン1号の発射実験を受け、北朝鮮がミサイルを発射した直後に、日本海で迎撃を検討してきた。その結果、イージス艦から発射する海上配備型迎撃ミサイルを開発することとなった。

 そして、今回、迎撃ミサイルを使って、テポドン2号を迎撃してしまおうと言う考えを持つ人たちも現れた。北朝鮮の大きな外貨獲得手段のミサイルの商品価値を下げるためであり、経済的・精神的なダメージを与えるためである。しかし、迎撃ミサイルの実戦配置は、アメリカで今年の8月、日本で2008年とまだまだ先の話で、今回は無理っぽいので、気の早い発想であったのだ。

 さて、テポドン2号を発射するまでには、幾つかの段階があります。しかし、最終段階と言われているミサイル本体から分離している発射台の連結部分を連結したり分離したりする数回の演習はまだ行われていない。ここが確認されれば、発射は間近と言う事になります。まだ、この演習をしたと言う確認はとれていません。液体燃料の注入だけが注目されていますが、先ずは、演習が無い限り液体燃料の注入はありません。

 テポドン2号の発射実験騒動。最近、隣国の金正日さんは軍部に頭が上がらないと言うし…。日・米はヒステリックな反応するし…。マスコミはセンセーショナルに事態を伝え、国民の不安を煽るし…。困ったもんだ。

2006年6月17日 (土)

日本文化が失くしたもの

 子供の頃、「日本は資源の無い国だから、頭を使って、努力をしていかないと、将来困ってしまう」と言われ、育ってきた。同世代の多くの人も似たようなニュアンスの事を言われたと言う。この頃の日本は、資源の乏しい国と言うイメージが定着していた。子どもながらに、日本って貧乏だから将来大丈夫かなぁ、なんて思ったものだ。そして、国民の意識の中に、豊かな国になりたいと言う思いがあった。その為、歯を食いしばって、頑張った。その甲斐あって、『日本人=勤勉』、と言うイメージが定着した。多くの国が、日本人の勤勉さに憧れ、手本にしようとした。

 しかし、最近では、『日本人=勤勉』と言うイメージは、影を潜めてしまった。世界第2位の経済大国となった日本は、お金持ちになって浮かれてしまった。相変わらず日本は資源の乏しい国なんだけど、金さえあれば世界中からモノを掻き集める事が出来る事を覚え、日本は物質的には豊かになった。

 世界第2位の経済大国と言う『日本=経済大国』と言うイメージは、『日本=資源の無い国』と言うイメージを消し去ってしまった。いつしか、「日本は資源の無い国だから、頭を使って、努力をしていかないと、将来困ってしまう」なんて言わなくなり、『日本人=勤勉』と言うイメージも消えてしまった。代わりに、『日本=何でも手に入る豊かな国』と言うイメージが定着してしまった。勤勉さが豊かな国を支えていたのだが、その辺りはすっかり忘れ去られ、豊かさだけが一人歩きしている。『勤勉』と言う文化は、次世代に受け継がれることはなかったのである。

 欧米諸国ではなく日本の経済成長を見習おうと「ルックイースト政策」をとり、マレーシアの国力を飛躍的に増大させた第4代首相のマハティールは親日家だった。しかし、最近の勤勉さのかけらも見られない日本の若者のだらしなさに、豊かさボケ、日本と同じ轍を踏むなと言うことで、日本離れをしていった。彼は、勤勉な国・日本が好きだっただけなのである。

 「日本は資源の無い国だから、頭を使って、努力をしていかないと、将来困ってしまう」のに、皆さん、意外に能天気。勤勉さが日本を支えていたのに、勤勉さは急激に減少中。そして、豊かさは徐々に減少中。

 次世代に受け継がれることのなかった『勤勉』を再び定着させようとするには、長い長い時間を必要とする。日本人は大切なものを喪ってしまった。

2006年6月16日 (金)

高齢者への配慮をしないと…

 健康な成人歩行者には幼児や高齢者などの交通弱者に注意を払い、ぶつからないようにする注意義務がある。

 平成16年8月、東京都で交差点を通行中の93歳女性と27歳女性が衝突し、93歳女性が転倒し右足骨折等の重傷を負う事故が起きた。そして、93歳女性が賠償責任訴訟を起こした。冒頭に紹介したのは、その判決文である。


 どんな経緯があったのか判らないけれど、通行中にぶつかって780万円もの損害賠償とは、尋常じゃない。感情的な揉め事までに発展してしまったんでしょうか。

 それはさておいて、歩いている若者は高齢者に対して健康な成人歩行者が大きな責任を負うと言う今回の判断は、当然と言えば当然の判断です。高齢者を支えると言うのは、金銭面だけではなく、配慮と言うのが必要ですものね。ついつい忘れられてしまいがちですが、高齢者を支えると言う言葉の中には、こんな意味合いも含まれています。

 ただ、道を歩いている時でさえ気を遣うのは少々ストレスだと思ってしまう人もいるかもしれません。気を遣うのも楽ぢゃないですものね。それはそれでそんな風に感じるのも理解出来ない訳ではありません。でも、しかし…

 多くの人は配慮して生活していますが、若年層になるにつれて減少傾向にあります。高齢者の生活のし辛さが分かりにくいので無理もありませんが、わからなくても、高齢者には配慮するものだ、高齢者に配慮しないと高くつく、と言った内省を欠く単純な理解で良いので、配慮出来る人が増えると良いですね。

2006年6月15日 (木)

面白おかしく、高齢者の医療の今後についてを説明してみる

 高齢者が長期入院している療養病床を2012年までに38万床から13万床に減らす計画が着々と進行している。凡そ6割に当る25万床が削られる算段である。さて、ここで質問です。こんな状況になると、入院していた人やこれから入院をしたい人はどうしたら良いのか。


 自宅で過ごす。
 大金を出して、有料老人ホームに入所する。
 いつになったら入れるか判らない特別養護老人ホームに入所待ちをする。
 神様にこの先如何したら良いのか、相談に行く。
 野宿する。
 重症患者になって、病院においてもらう。


 答えは、あなたの可能なもの全てです。


 自宅に戻れるならマシです。家族は暖かく迎え入れてくれるでしょうか。

 有料老人ホームなんて、平均的な収入の家庭では入れません。犯罪を犯して入所料金を稼ぎますか。それでも有料老人ホームで、認知症が中程度を進行すると、介護困難で追い出されてしまいますよ。

 特別養護老人ホームに入所待ちは、現在でも40万人近くいます。療養病床が削られると、更に状況が悪化します。その上、団塊の世代がそこに上乗せされてくると…。いやはや、入所が早いか、死ぬのが早いか競争です。それに、梅毒等の性病を持っていると、入所を断わられることも。

 どこにも行き場所がなかったら、野宿する勇気がありますか。冬の寒さは間違いなく老体を死に追いやります。疥癬やシラミをペットとして体で飼う事に抵抗はありませんか。

 不健康なことをして、重症患者に昇格しますか。

 いっそ、神様に相談するために、死んでしまいますか。生きていても楽しくないし…


 バカなことを言っていると思うかもしれませんが、こんな具合で、高齢者の医療は脅かされています。金がなければ、相手にしてくれるところも少ない。世知辛い世の中です。

2006年6月11日 (日)

注意!!! 詐欺まがいの電話勧誘販売

 先日まで擬装マンション問題で、日本中が大騒動していましたが、マンション販売会社による詐欺まがいの劣悪マンション電話勧誘販売が横行している。

 どこからか手に入れた名簿などで個人情報をある程度の調査をしてから電話営業して来るようで、個人名や住所まで調べ上げ、非通知で電話をかけてくる。断わると、個人名・住所・勤務先を知っていることを仄めかし、さりげなく脅して、逃げるように電話を切る。場合によっては、会社や自宅にリダイヤル攻撃をかけられることもあり、不愉快、極まりないのである。

 このようなマンション販売会社の目的は、話に乗ってきたカモに銀行ローンを組ませてその現金を手に入れること。ただそれだけ。相手は恰もナンパするかのように、ひたすら電話をかけ、ヒットするのを待つ。その数、一日に、500〜1000件。断わられるのは覚悟の上。一件契約が取れれば、儲けはどでかいので、1000人に電話し、一人でもヒットすれば大儲け。一人騙して、純利益は、売り上げの60%以上なんだとか。まぁ、これだけの利益が上がれば、月に数人契約をとれば良しと言う感じですね。そのため、ちょっとでも興味がありそうな素振りを見せると、しつこく付きまとうのです。物件が見たいと言えば、一戸だけ綺麗に仕上げたワンルームマンションや高級なワンルームマンションへ案内して、お買い得だと信じ込ませるのです。

 営業と名乗る詐欺師たちは、マニュアルに沿って、カモを漁るのである。とりあえず、会社名を名乗るけれど、のらりくらりと要件をはぐらかし、自分のペースに引き込もうとする。要件は何なのか、はっきりさせようとしても、何のことやらさっぱり。(頭が悪いと言う致命的な問題もあるのでしょうか)的を得た返答は返ってこない。挙句の果てに、逆切れし、個人名・住所・勤務先を知っていることを仄めかす。一歩間違ったら、命取りになるとも知らずに、負け犬の遠吠え。

 対策としては、買わないという意思表示をすること。何回もしつこく電話勧誘販売をするようであれば、遣り取りを録音すること。そして、警察などへの通報。訪問する等と言われた場合、警察に相談に行くと巡回をしてもらえます。また、販売会社による電話勧誘販売で嫌な思いをしていると消費者センターに相談・告発すること。具体的な解決法にはなりませんが、苦情件数が増えると、消費者センターも無視出来ない状況になります。このように問題を提起していくことが大切なのです。

 最後に、電話勧誘販売(特定商取引法・第2条第4節)、契約を締結しない旨の意思を表示した者に対する勧誘の禁止(同・第17条)と言う法律があります。販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。法律では、このように定めています。
 現在、20〜30程度の詐欺まがいの違法なマンション電話勧誘販売会社があります。名前を変えて、生き延びている会社も多くあります(「マンション」・「電話勧誘販売」・「特定商取引法」で検索すれば名前は直ぐに判ります。契約を締結させられた、迷惑電話をかけられたと言う被害者等は意外に多いのです)。ご注意を。

2006年6月 8日 (木)

ワンセグ放送を視聴、その時NHK受信料は???

 今年の4月から始まったワンセグ放送。一度は『ワンセグ放送』と言う言葉を聞いた事がありますよね。ワンセグ放送は、ワンセグメント放送の略で、携帯電話等で地上デジタル波放送で視聴可能な放送のことです。デジタル放送には13の区分があって、その一つがこうした放送用に割り当てられた事から、ワンセグ放送と呼ばれるようになりました。

 その昔、テレビは一家団欒で見るもの、と言った認識がなされていました。どこの家にも茶の間に一台って感じで置いてあって、それを囲んで見たものです。そして、日本が裕福になるにつれて、テレビは、一家に一台から複数へと変っていきました。今では、一家に、2台、3台は当たり前、1人に1台と言っても過言でない時代ですよね。


 さて、個人単位でテレビを所有する時代に突入したのは良いですが、時代に合わせてNHKは受信料の支払を家族単位から個人単位へとシフトさせるとしたら…。如何しますか???


 今のところNHKは、ワンセグ放送の受信機を受信料の徴収の対象にしない、と表明しています。個人がワンセグ放送の受信機を持っているか否かなんて、確かめるのが不可能だからだと言っています。

 もしも、NHK受信料が義務化され、大勢の受信料を支払いたくない人たちが従来のテレビの所有を止め、ワンセグ放送の受信機にシフトしてしまったらどうなるのだろうか。若しかしたら、NHKは、将来、ワンセグ放送の受信料を請求するなんて言うかもしれない。そうしたら、視聴するにあたって課金されるシステムが作られ、お金を払わなければいけない時代が到来するかもしれない。巷では、こんな噂が跳び交っています。


 今はあり得ない話ですが、将来ありそうで怖い!!!。NHKは経営破綻寸前だそうですし…。そんなワンセグ放送の話でした。

2006年6月 7日 (水)

漁業資源の枯渇と言う問題

 国連食糧農業機関(FAO)は、『大西洋の漁獲量が多過ぎる状態にあり、一部は枯渇状態にある』との「高度回遊性魚種」に関する資源評価報告書案を纏めた。その中で、「すべての国が参入できる公海漁業では、漁獲能力が資源維持に適したレベルを超えやすい」と指摘した上で、各国の排他的経済水域をまたいで広範囲を泳ぎ回る「高度回遊性魚種」への漁獲量削減や国際協力による資源管理の徹底などの対策強化を提案している。


【サメ類】
 (データがそろっている20種類の内)ウバザメやオナガザメの仲間など11種で過剰な漁獲が続いている。これは以前から指摘されているのだが、フカヒレを取るための乱獲が目立っている。

【マグロ類】
 (データがそろっている16種類の内)東部大西洋・地中海のクロマグロ、西部大西洋のクロマグロ、ミナミマグロなど5種類。ミナミマグロと西部大西洋のクロマグロは資源状態が非常に悪く「枯渇状態」。

【その他】
 タイセイヨウサバやメロ(銀ムツ)など66%の魚種で漁獲量が多過ぎて、大西洋のタラなどが枯渇状態。


 漁業資源の枯渇と言う問題は、「高度回遊性魚種」に限ったことではない。近年、全般的に言われていることである。とことん獲り尽してしまうと、回復するまでに時間が掛かる。「網の目を大きくすれば、選択的に稚魚だけを獲らずに済むので大丈夫だ」と言う人がいるかもしれないが、それは大間違い。群れの中から体長の大きな魚ばかりを選んで捕り続けると、数世代後に、親の魚が生む卵の量が減ったり、幼魚が小さくなったりするなど繁殖能力が低下してしまうことが判りはじめている。世代交代が早い魚においては、こうした傾向は数年の内で現れてくるのだ。

 こうした状況下、鯨と同じようにマグロの漁獲制限・禁止をと言う声も聞こえてくる。日本の食卓に慣れ親しんだ天然マグロが食べられなくなる日があるかもしれない。また、「マグロやタラ等には、高濃度の水銀が蓄積されていて、それを食べると、人体に影響が出るぞ。特に妊婦は注意して!!!」と言った感じで、漁獲制限・禁止を推す研究者から一寸数値高めの研究結果が沢山出て、食べるのを自粛させようとする動きも出てくるだろう。

 大西洋の話ですが、日本にとってはとっても身近な話。今後の漁獲資源を巡る情勢に注目されたし。

2006年6月 5日 (月)

終末期医療と新高齢者医療保険制度

 福岡県内の講演会で、終末期医療のあり方を問われた厚生省保険局の担当課長が、「家で死ねって言うこと。…病院に連れて来るな」と口を滑らせたのだそうです。現在38万床ある療養病床を15万床に削減してしまおう、と政府が画策しているようなので、本音がポロリと言うことなのでしょうか。

 要は、保険適用分のベッド削減することで入院医療費の削減を図る、と言うことなのです。もう少し噛み砕いて言うと、在宅で通院となれば入院費の半分ほどの医療費で済むだろう、と言う事ですね。それに、通院になれば、新高齢者医療保険制度に移行すると、保険給付金が削減され、新たに保険料を支払わなければならない高齢者は200万人。保険料収入が入ってきます。新たに保険料を払わなければいけない高齢者が、保険料を支払わなかったら、保険証を取り上げられてしまい、全額自己負担になってしまいます。つまり、保険料を払う金がない、と医療に掛かり難くなってしまうのです。国としては、願ったり叶ったりの状況になるんですね。

 それにしても、38万床あるベッドが15万床に削減されてしまうとはショッキングですよね。入院は重傷患者が優先され、重症でなければ、入院待機という事になってくるのでしょうね。それで待てない人は、お金があれば、自由診療と言うことになるでしょうね。こうした制度を作る政治家にせよ、役人にせよ、所得が多いので、自分達には直接関係のない話でしょうが、低所得者の人たちは辛いですよね。更に、保険診療も削られ、診療内容の質が低下していくことが予想されます。つまり、保険請求が出来ないのであれば、有効な治療も止めてしまえ、と言う発想ですね。有効な治療をして欲しければ、金を出せと言うことになりますよね。

 体が達者な時には人生の終末について考えることは少ないと思います。しかし、今、こうした議論がなされていますが、関心を向けておかないと、年を取ってからこんな制度に誰がした、なんてほざいても意味がありません。



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗



【関連blog】
よく考えよう 格差社会
弱肉強食
社会のあり方と健康の関係
某通信社の国民健康保険料未納に関する調査
自由診療と民間医療保険 アメリカの場合
治療費が払えない貧困層が出現する可能性
医療費抑制の裏にあるもの

2006年6月 3日 (土)

村上世彰代表と堀江貴文前社長

 粉飾決算等をした容疑で起訴されたライブドアの堀江貴文前社長は、かつて「合法ならば何でも出来る」と豪語していた。インサイダー取引疑惑で任意の事情聴取を受けた投資ファンド(通称、村上ファンド)の村上世彰代表もまた、「証取法や金融のルールは、イエスかノーで、道徳の世界ではない」と豪語していた。利益を上げると言う目的達成の為には、手段を選ばない似た者同士の二人である。

 東京地検特捜部は、ライブドアの粉飾決算等の容疑で堀江貴文前社長を起訴した。形的には一段落ついた。そして、次なるターゲットは、村上代表。ニッポン放送株を巡って、ライブドアから大量取得情報を受け買い増し、株価が高騰した局面に合わせて市場で売却したとして、インサイダー取引容疑で立件していくようだ。

 法やルールの不備や拡大解釈する等して利益を貪り、日本経済に衝撃を与えた代表格の二人を逮捕・起訴することで、日増しに強くなっているこうした傾向に歯止めをかける狙いがある。その辺りの雰囲気を察知してか、村上代表は、日本国内での投資顧問業の廃業届を提出し、運用拠点をシンガポールに移した。日本の投資顧問業法の規制の枠から逃れるのが狙いであったようだ。

 しかし、「モノ言う株主」として大手企業を震え上がらせてきた村上代表であったが、パフォーマンスを遣り過ぎてしまった感じがする。旧通産官僚時代に築いた人脈があるのだろうが、次々とメディアや大手企業を敵に回したのが、痛かったように思う。法やルールの不備や拡大解釈する等して利益を貪るとプロパガンダされ、結果として社会からも睨まれてしまった。

 村上代表も、堀江前社長も、頭の良い人であるが、目立ち過ぎてしまいました。良いことでも、悪いことでも、目立てば、色々な角度から足を引っ張る人もいる。目立たぬのが一番なのでしょうが、その辺りは、想定外???、だったのかもしれない。

2006年6月 1日 (木)

ギャンブルについて

 狙った大穴見事に外れ、頭、かっと来て最終レース。気が付きゃボーナス、すっからかんの空々。馬で金儲けした奴ないよ。

 これは、スーダラ節の一説であるが、なかなか競馬なんかで勝てるものではない。しかし、ギャンブルは全般的に負ければ負ける程に、取り返してやろうと言う気が強くなり、賭ける額が増え続け、依存性は増していく。私はギャンブルは止め時の見極めが大切だと思っている。これが下手な奴はよく負けるし、負けた時の明日の生活の事を考えない奴はどつぼにはまる。大抵、借金を背負う奴はこんな風に崩れていったような気がする。

 競馬で7桁もの大金が転がり込んだことがあった。こんな高倍率が当たると良いなぁと思って買った馬券が大化けした。まさに奇跡だった。高額当選者用の入り口を通り交換にいったら、お札の束とビニール袋を渡され、途中まで警備員が付き添ってくれた。意外にあっけなかった。こんなまぐれは一度きり。遠い昔の話。でも、50倍程度なら何回も。やっぱりまぐれ当たり。ただ、こんな泡銭が入り金遣いが荒くなってしまったので、プラスの内に足を洗った。

 以前、何回も友人の知り合いの地方競馬の厩舎関係の人と麻雀を打ったことがある。競馬中継を見ながら卓を囲んだ時、厩舎関係の人は、馬の調子判断の仕方等教えてくれた。この馬は買いだ、なんて大きな事を言ったが、全て外れ。毎日、馬をみているんだろうから、確かに調子がいいのだろうが、どうやら競馬は馬の調子だけで勝てるものではないようだ。やっぱり運頼みなのでしょうか。

 ギャンブルで腹を立てた人はよく見かけますが、家を建てた人は見たことがない。そうそうご近所さんはギャンブルで家を売りました。勝てそうで勝てないギャンブルなのです。

 後戻り出来る内に足を洗った方が良いかも。

2006年5月30日 (火)

国民年金保険料不正免除問題

 出てくる、出てくる。全国から114000件余り。これは、社会保険事務局が、本人が国民年金の免除・猶予申請をしていないのに、文書で一方的に免除通知をしたり、電話で意思確認しただけで免除手続きを行った国民年金保険料の不正免除の件数である。証拠隠滅を謀ったところもあるようで、もしかしたら、この数字以上に多いかもしれない。

 2007年度の国民年金保険料の支払いを80%に引き上げると言う目標(ノルマ)を達成しょうと企てられたこのような国民年金不正免除は、明らかに私文書偽造であると共に国民の信用を裏切る行為である。この際、駆除、駆除、と言った厳し処分を期待する。末端に責任を被らせるようなトカゲの尻尾切りで終わらせて欲しくないものである。

 さて、不正免除・猶予手続きをされていた人たちって、今後どうなるんだろう。不正免除・猶予だったから、遡って保険料の未払いと言う扱いにしてしまうのか。それとも、社会保険事務局の不手際を認め免除・猶予扱いにするのか。どちらにしても、社会保険事務局が免除・猶予扱いをしたから払っていなかっただけで今更ダメだといわれても…、と文句が出そうである。また、免除・猶予扱いをしてもらえなかった人たちは、社会保険事務局に免除・猶予扱いの手続きをしてもらえなかったのは差別だ、と文句を言いそうである。余分な問題を抱え込んでしまった社会保険事務局。偽装に手を出しこの不始末。この問題の解決は難しいだろうし、人件費が必要になってくる。税金の無駄遣いだ。

 国民年金保険料の支払い免除・猶予の手続きをしないまま未納を続けたが故に障害年金をもらえなかった人たちがいる。こんな人たちのために、文書で一方的に免除通知をしたり、電話で意思確認しただけで免除手続きを行ってあげていたら、社会保険事務局も感謝されていたのね。

2006年5月29日 (月)

子殺しをしてしまう馬鹿親

 毎年気温が上がってくると、子どもを車内に長時間放置し、子殺しをしてしまう馬鹿親が出現する。毎年、毎年同じように報道されているにも関わらず、同じことを繰り返す馬鹿親たちが、我が子を殺しても問われる罪は、殆どが保護責任者遺棄致死。もう少し厳しい罪を課さないと、この類の馬鹿親には、子どもを車内に長時間放置することの危険性が理解出来ないかもしれない。厳罰に課されるから辞めておこう、と言う理解に留まる可能性も高いが、それで子どもの命が救われるなら…と思ってしまう。

 死亡するとは思わなかった。愛知県豊明市のパチンコ店の駐車場に停めた車の中に子どもを長時間放置し、殺してしまった馬鹿親。開店と同時にパチンコ屋に入り、生後2ヶ月の赤ちゃんを6時間放置。その間、一度も子どもに気をかけることなくパチンコ三昧。仮に死んでなかったとしても、オッパイやミルクを与えようとしなかった行為は、立派な乳幼児虐待である。オッパイやミルクのことも忘れて、パチンコに惚けるとは、普段から劣悪な子育てをしていたのでしょうか???

 日本では、子どもを車の中に放置しても罪に問われることは少ないですが、アメリカでは虐待と言う事で通報される。日本でもアメリカ同様に虐待として扱っていった方が良いのかもしれない。子どもを車の中に放置することはだめなことだ、とアピール出来るだろう。ただ、法律で厳しく取り締まると、自宅に子どもだけを閉じ込める、等と言った形が増えるかもしれませんが…。もしこんな感じで新しい問題が起ったら、その時点で即座に対応するしかないですかね。


 明治維新位までの日本は、世界で非常に珍しい子どもを大切にする文化を持った国でした。当時、日本に訪れた外人さんにとっては信じられない光景だったそうです。勿論、今日でも大切にしている方は多いのでしょうが、徐々にそうでない人が増えています。子どもを大切にする伝統が褪せていくのは残念でなりません。

2006年5月28日 (日)

自立支援法を振り返る

 施行から2ヶ月が過ぎようとしています。当初は、如何していいのか判らない、と大混乱が起きました。また、負担増に伴い自立支援法への不満も相当ありました。しかし、最近では、余り混乱は見られません。

 勤務先の医療機関に併設されているデイケアでは、自立支援法の施行に伴って、一部の利用者が利用中止や利用日数を減らしましたが、思っていたほど減少はしていません。患者さんは、何もなかったかのように、毎日、窓口へ行き、上限額に到達するまで医療費を支払っています。喉もと過ぎて暑さを忘れる、と言った感じです。今では、自己負担金の上限額を支払えばもう支払わなくていいんだ、と自立支援法に慣れてしまった感じです。微々たる年金で負担増を余儀なくされた人も多いのに、慣れって、本当に恐ろしい!!!

 近い将来、障害者自立支援法が介護保険との統合を目指すと言われており、今以上にサービスが低下するのが確実。自立支援法はそれの布石にしか過ぎないのにね。これから、どんどん医療・福祉サービスが悪くなっていくのに…。自立支援法は序章に過ぎない。このことを知らない人が多いのかなぁ。

 常日頃から当事者は、障害者に負担を強いるのは辛い、とアピールしていくと共に、自立支援法に関する知識を身につけていった方が良いかもしれない。新しく法が施行されてしまってからでは遅過ぎる。3年後に自立支援法の見直しがある。その時に如何に当事者が、余すところなく法の不備を訴えることが出来るのか。医療・福祉関係者もその辺りを訴えるが、やはり当事者の声に勝るものは無い。



【役立つ本】
障害者自立支援法と応益負担―これを福祉と呼べるのか
障害者福祉制度改革なにが問題か―障害者自立支援法と私たちのねがい
障害者自立支援法とは…制度を理解するために
だから言わんこっちゃない―障害者自立支援法成立の足あとと評価

2006年5月26日 (金)

インターネット袋叩き 便乗者の暗躍

 ミニスカートをはいている子達は、パンツを見られない努力をしなさい!!!
 基本的には男っていうのは、女の子のパンツが見たい!!!
 日テレの彼も社会的制裁は受けたでしょ!!!

 元日本テレビの人気女子アナのブログで、日本テレビの若手男性アナの「パンツ盗撮」を擁護したとも受け止められかねない内容をアップした。


 盗撮された女性にも非があるといわんばかりだ。
 身内に甘い。

 すると、批判のコメントの山、山、山。ここだけに収まらず、2チャンネル等の掲示板にも。そして、インターネット袋叩きのはじまり、はじまり。


 あんなこと書かなきゃ良かった、って今頃後悔しても遅い…。でも、もうこれで終わりにさせて下さい。

 最終的には、元女子アナの敗北宣言。それでも続く、袋叩き。


 インターネット袋叩きは、歪んだ現代文化の象徴だ。匿名性を最大限に悪用し、正義感と言う大義名分の下、コントロールで出来ない衝動性が加速する。誰がやったか外から判りにくい形で行う点では、いじめにも共通し、陰湿である。

 ただ、一つ言えるのは、良識ある人間は、コメントのしかたを考えると言うことだ。余り直接的な批判をするような未熟な方法を用いない。元有名人で今は一般人のblogにこれほどまでに過剰に反応する心理の裏側を覗いてみたい気もするが、少数の人の意見に尾鰭をつける意見が多いので、恐らく大半は便乗組みなのでしょう。


 さて、この元女子アナを擁護する気は毛頭無いが、お洒落と称してセクシーな恰好をして意中の男の子にメッセージを送るのも良いが、そのメッセージは意に反して男性全般に送られてしまうと言うことを忘れてはならない。逮捕された若手男性アナが、むらむらして興味本位でやった、と言うように、外道がメッセージを受け取ってしまうこともある。盗撮される程度で済むならまだましで、強姦されてやられ損なんて悲劇も起っている。エッチな(セクシーな)刺激を出したばかりにやられちゃう可能性が高まるって、馬鹿らしいですよね。自分で自分のことを守らなければ、そうそう他人のことなんて守ってくれる人はいない。そんなことをこの元女子アナは言いたかったのでしょう。

 ただ、日テレの彼も社会的制裁は受けたでしょ!!!、と言うのは、軽率でした。社会的制裁はこれから。伝説的に語り継がれ、事ある毎に掘り起こされ、自分のしてしまった事をその都度思い出し、後悔しなくてはいけません。罪を犯すと言うのはこういうことなのです。番組を下ろされたからもう終わったと言うことではないのです。


 そうそう、どうせインターネット袋叩きをする程エネルギーが余っているのなら、インターネット上で政治家とか、官僚とかをどんどん叩いて、世の中の不合理なことについて問題提起して欲しいもんだ。そんなインターネット袋叩きだったら、大いに賛成。

受信料の支払い義務化の諸事情

 来年3月までに法律を直し、支払いを義務化しないといけない。支払い義務を盛り込んだ放送法改正案を早ければ次期臨時国会に提出すべきだ。

 自民党の参議院幹事長は、まだまだ視聴者の少ないCS(通信衛星)放送の番組収録で、この様に述べた。選挙に影響がるとの思惑からか、視聴者の少ないCS放送での発言となった。自民党の意向であるならば、堂々と地上波で言えばいいものを…。でも、やっぱり有権者の反応が怖いのだろう。

 現行の放送法では受信契約を義務づけているが、支払い義務は規定していないので、不公平が生じる。改正して、国民に受信料の支払い義務を課してしまおうとするのが狙いである。このような表向きの事情はしっかりと理解出来る。

 しかし、これまでの政府の財政政策の大失敗によって財政難があり、それを少しでも解消しようと国民に負担を強いると言う裏の事情にどの位の人が気付いているのだろうか。現に、「払いたくない人がいれば、スクランブル放送にして映らなくしてしまえば良い。如何しても見たければ、受信料を払うだろう」と言う意見があった。しかし、こうした考えは、却下された。そんなやり方では、スクランブル放送化に金がかかるし、財政難を解消出来ないのである。そもそも国民に負担を強いるばかりで、NHK職員の給料を抑える、無駄遣いを省く等の対策を取ってからにして欲しいものだ。

 大袈裟な言い方をすれば、受信料の支払い義務化は、テレビ税だ。NHKが映れば課金される。いっそのこと、NHKが映らないテレビやレコーダーを売り出す会社は無いものか。これは、ヒット間違いなしだと思うけれど…。

2006年5月25日 (木)

政府は、少子化問題を捉え違いしてはいないか???

 国は、少子化問題を少しでも解消するために、児童手当受給枠を広げたり、出産費用を国が負担する等、如何にも有権者受けしそうな施策を次々に出してきている。そして、とうとう国がお見合いパーティーを主催しようかなぁ、と迄言い出した。シンガポールでは、結構当ったとかで、それに続け、と言うことらしい。

 若しかしたら、国は少子化問題の根本を捉え違いしているかもしれない。出会いが少ないと言う問題も大きいかもしれないけれど、それ以前に大きな問題がある。結婚したいけれど結婚出来ない層が増えていると言うことを。つまり、定職についていない、と言う人たちの存在を。女性であれば、家事手伝いです、と詐称しておけば、お茶をにごせるかもしれないが、どうにもこうにも男にはそうそうそれは通用しない。お金持ちのボンボンであれば、説得力があるかもしれないけれど、そこらのサラリーマンの息子が、家事手伝いです、なんて言っても信じてくれる人はいるかもしれませんが、常識的には無理っぽい。でも、そんな人が増えているのは紛れもない事実。

 法律で婚姻の自由は謳われているし、世の親も当人同士の気持ちが大切だ、なんて言うが、本音と建前は違う。或る日或る時、定職についていない男が、娘さんと結婚したい、とやって来たら、娘を幸せにして下さい、なんて言えるものではない。当人同士の気持ちはともかく、先ず経済的な問題が解消しない限り、親はほいほいと了解なんて出来ない。

 必ずしも収入がなければ結婚出来ない訳ではない。しかし、収入がなければ、家庭維持出来ない。普通の感覚をもった娘の親は、その辺りを念頭において、娘の夫となる相手に安定した収入(定職)があることを求める。つまり、定職についていなければ、結婚出来る可能性は自ずと低くなる。多くの定職についていない男たちは、その辺りを十分に認識し、結婚したくても出来ない、と言っている。

 児童手当受給枠を広げたり、出産費用を国が負担したり、お見合いパーティーものも良いが、先ずは、アルバイトでなくきちんと定職につく人を増やすことを少子化対策として取り組んだ方が良いかもしれない。

2006年5月22日 (月)

地方自治体の長のわいせつ行為 懲りませんなぁぁぁ〜

 地方自治体の長が、女性にわいせつな行為を行った。これが公になり、その長は、「住民や議会、役所で働く職員に混乱を与え申し訳ない」と謝罪し、「この度、一身上の都合により、退職したいので申し出ます」と辞職願を提出した。

 遠い昔からこの手の問題は、大問題として騒がれるのが確実なのに、後を絶たない。同じ事ばかり繰り返されているのに、本当に脇が甘く、ただただ呆れる。自分だけは大丈夫だ、と思っているのだろうか。それにしても、懲りませんなぁぁぁ〜

 こうした問題を起こし、地方自治体の長が辞職するのは勝手だが、次の長を探すために大切な税金が投入され選挙が行われる。勝手気ままなことをしての辞職なのだから、選挙費用全額をその長に負担して頂くことは出来ないものか。如何考えてみても、これは長のわいせつ行為(過失)による税金の無駄遣いだ。

 辞めることで責任をとったと思うのは、とんだお門違いだ。何の責任をとったつもりでいるのだろうか。辞職するのは自業自得であって、責任なんて何もとっていない。こんなまやかしに騙されてはいけない。

2006年5月20日 (土)

嫁・姑の確執

 お互いに相手に対する要求が強過ぎるのも困ったものだ。要求が強くなればなるほど、要求が通らなかった時のイライラは多い。イライラしてもイライラを吹っ飛ばせるだけの技量を持っていれば良いのだが、如何せんそんな人はそんなにいる訳ではない。大抵の場合、自分の要求を通そうとする余り、相手の行動を強引に変えようと試みる。これが大きな間違いである。相手は必死に抵抗する。こんな事を繰り返している内にいがみ合い、泥沼化していく。

 相手に対する要求が強過ぎる事に気付き早急に修正しない限り、どんどん事態は悪い方向に転がっていってしまう。たとえ、一方だけが行動修正をしても、事態は急には変る事はまずないので辛抱が必要になってくる。多くの人は、この辛抱が出来なくて、挫折し、戦場に戻っていく。自分が代わったのに合わせて相手が急に変わるなら、嫁姑の確執の絶対数は少ないんだろう。

 最近、セクハラ、アカハラ、ドクハラ等々ハラスメント(嫌がらせ)と言う言葉が浸透してきた。こんなご時世だから、このような自分の要求を通すために相手の行動を強引に変えようとする行為が、ハラスメントとして認定されてしまう日があるかもしれない。

2006年5月19日 (金)

よく考えよう 格差社会

 日本人も耄碌したものだ。一を聞いて十を知る力を持つ人が減った。大して複雑ではないことですら情報を吟味し、予測出来る人が減ってしまった。背景には、抽象的な物事を考える力が低下している層の増加にあるのではないかと考える。特に、最近の日本人にがっかりさせられることは、目に見える事実は判るが、そうでない事がさっぱり判らないと言うこと。後になって、その事実の持つ意味に気付き、右往左往する。もう見慣れた光景だ。

 日本の目指していると言うアメリカ型の自由社会は、昔はアメリカンドリームが実現出来る場として持て囃されたが、今では過去の話になってしまった。多くのアメリカ国民は格差で苦しんでいる。どれ程の格差が生じているかと言えば、アメリカの人口1%の富裕層がアメリカの金融資産の50%を保有しているとか、会社のCEOと平社員の給料格差が最大500倍以上。因みに、日本では、10倍程度と言うから大きさはお分かり頂けると思う。
 また、日本のような医療保険制度が確立していないアメリカでは、各自が任意に民間の医療保険に加入しなくてはいけないと言う実情にある。でも、金がないと高い保険料が払えない。格差社会の影響はこんなところにも現れてくる。実際に保険に加入していない人たちの話として、出産で大学病院に1ヶ月入院して、請求額1億円也。骨折して手術・入院して250万円也。日本では実感出来ないことが、アメリカでは起っている。金がないと医療にかかれなくなってしまうのだ。

 格差社会と言うのは、貧困の問題として言葉を置き換えた方が良いかもしれません。金がないので、社会サービスが受けられなくなる社会。一定の水準以下の生活を余儀なくされる社会。そんな貧困の問題が格差社会。金があれば無関係に感じるかも知れません。親に扶養してもらっていると無関係に感じるかもしれません。しかし、その状況がこの先ずっと保証されていますか???

 多くの人は、お金が充分にあって贅沢な消費生活が出来ることが幸せだ、と考えています。現代の物質文明下では、お金って貴重ですから、人間としての当然の心理ですよね。そこを揺るがすのが格差社会なのです。一方で、遠き昔から、人生で好きなことが行えれば金銭的に裕福でなくても幸せだ、と言われています。確かにそうかもしれません。しかし、自分の生活が維持出来なかったら、好きなことは行うことが出来ません。やっぱり、お金は必要なのです。

 日本人は全体的に裕福になりましたが、代償として欲求不満耐性が低下しました。これから格差社会が際立ってくると、辛抱出来なくなってくる人が増えてくることが予測されています。そうすると、無いものは他からとってしまえばと言う、発想の持主が多く登場してきます。詐欺や盗みをする人が増えると言うことですね。富裕層は金をかけて、セキュリティを万全にします。しかし、貧困層にはそんな金がありません。無いものは他からとってしまえばと言う人達は、貧困層を狙います。貧困層の中で足の引っ張り合いが起るのです。

 脅してばかりで申し訳ないですが、格差社会の問題を真剣に受けとめ、今後の生活設計を考えてみるといいかもしれません。無関係だと思っていたことが、ある日突然頭を悩ますなんて事になりかねませんから。

 最後に、自由主義であれ、共産主義であれ、近代国家の悩みは格差の問題でしょうか。世界情勢を眺めていると、そんな風に感じます。日本では、格差社会の問題は放置されたままですが、思い切って、富裕層に対する税率をアップして、貧困層に廻してみるのは…。但し、働く気の無い貧困層を除いて。そんな風に思う私です。

2006年5月18日 (木)

盛り上がるに欠けるW杯

 サッカーのW杯(ワールドカップ)ドイツ大会まで後僅かだが、開催国ドイツでは一向に盛り上がる気配はない。W杯はサッカーのお祭りではなかったのか。なのにこの活性の低さ。活性のが高ければ良いというものではないが、余りの低さに驚く私である。

 ところで今W杯の公式マスコットの名前をご存じですか。私の周りでは、殆ど知る人がいません。もしかしたら、驚く程低い知名度かもしれない。マスコットは、背番号6のTシャツを着たライオンで、名前を「GOLEO �(ゴレオ06)」と言います。何故かスボンをはいていないのが、意味不明。それ故、とても気になります。

 さて、このマスコットは、日本円にして2800円程度で売られていますが、な、な、なんと稀にみる不評ぶり。余りに売れないので、グッズ製作会社が破産寸前。目下破産申請中。開幕すれば、少しは事態が好転するだろうに、それまでもたないなんて…、お寒い。関係者もさぞ頭を抱えているのでは。誰か買ってやって。低調なW杯を活気付けるのはあなただ。

2006年5月17日 (水)

覗き・盗撮は身を滅ぼすかもよ

 このアナウンサーは、女子高生のスカートの中の取材でも…、と突然思い立ったのか。そんな滅茶苦茶な事はないでしょうが…。カメラ付き携帯でスカートの中を盗撮し、今年2月、アナウンサーが逮捕されていた。最近、スカートの中を隠し撮り容疑で逮捕された、と言うニュースが続いている。先日は奈良の警察官、そして今度は東京の某テレビ局のアナウンサー。目立つ職業故にそのインパクトは大きいものがある。若しかしたら、これから増える痴漢犯罪への警鐘の意味を込めての報道かもしれないなぁ、と裏読みをしてしまう私です。

 さて、このアナウンサーは、見えそうで見えないスカート中を見て、ムラムラって来て、頭がカッと来て善悪の判断が緩んでしまったんだろうかねぇ。実物(おパンツ)を見るより、見えそうで見えない方が性欲を亢進させるって言いますし…。それにしても、彼等は、スカートの中を必死にカメラ越しに覗いている自分を見ている他者がいたなんて、ゆめゆめ思っても見なかったでしょうね。悪いことは出来ませんね。

 これらは溜まり過ぎた性欲のなせる業なんすよね。性欲があるのは健康的なことですが、して(盗撮して)後悔するよりしなくて(盗撮しなくて)後悔する行動選択をした方が良かったかもしれません。あの時、盗撮して置けば良かった、と後で後悔しても社会的な代償を支払わなくて済みますものね。

2006年5月16日 (火)

矛盾 年金保険料と児童手当

 厚生年金や国民年金の保険料をきちんと払っているのに、所得制限に引っかかってしまって児童手当が貰えない人がいる。一方で、国民年金保険料は未納なのに、所得制限にひっかからないと言う理由で児童手当を貰っている人がいる。そのため、現行の児童手当支給制度に対して、おかしいと言う声が上がっている。

 病気や怪我で年金保険料が払えない状況で、支払免除の申請がしてあるのであれば、仕方がない。しかし、一定の収入はあるのに支払いを怠っている人に関しては、強制的に徴収した上で児童手当の支給をする等、大至急対策を検討すべきではないであろうか。

 これだけ年金保険料未納者が優遇されていたら、どうせ破綻するだろうと思われている国民年金の保険料なんて、誰も進んで支払いたいと思わないだろう。真面目に生きているものが、馬鹿を見るシステムは変えていく必要がある。しかし、一向に問題視されない日本なのであった。

 如何したものやら…



【関連blog】
生活保護の抱える問題 国民年金制度の崩壊

2006年5月14日 (日)

北朝鮮による拉致問題と短波放送へのジャミング

 昨年10月から特定失踪者問題調査会が運営する短波放送「しおかぜ」が始まった。当初は、拉致被害者の氏名や生年月日を読み上げていただけだったようだが、この4月より、拉致問題の動きなどを伝えると共に元工作員の安明進氏を定期的に出演させ、朝鮮語で北朝鮮の人民らに決起を促す放送を続けている。

 そんな「しおかぜ」に対して、5月5日より北朝鮮当局が国内での影響を考慮するようになってジャミングを始めた。同じように北朝鮮体制を批判する米政府系の「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)や「自由アジア放送」(RFA)、北朝鮮の元将校で韓国在住の脱北者が代表を務める「自由北朝鮮放送」にもジャミングがかかっている。このジャミングと言うのは、BCL(broard casting lisner)と呼ばれている人やかつてそう呼ばれていた人には御馴染みのもので、自国民に聞かせたくない放送の周波数と同じ周波数で妨害電波を流すものである。かなり昔から存在するもので、ゴー、ブヨブヨ、ピー、と言った音が、電波に被さって、電波を混戦させて潰してしまうものである。今後、特定失踪者問題調査会は、「しおかぜ」の周波数を複数にしたり、電波の出力を上げたりしていくだろう。一方の北朝鮮も同様にジャミングと言う対応をとると思われ、日本と北朝鮮のいたちごっこは続いていくのだろう。

 さて、拉致問題は、拉致被害者家族会や日本政府の活動によって、国際舞台でもその存在が知られる様にはなってきた。出来ることを確実にやっており、一応の評価は出来る。しかしながら、こうした活動とは裏腹に、日本政府と北朝鮮政府との間での政治的解決は難しい。拉致被害者家族にしてみれば、拉致された家族を帰しさえすればそれで良い、と考える人も多いだろうが、両政府共々に面子と言うものがあり、それを落としどころなんて考えていない。互いの面子を尊重しながらの拉致問題の解決の落としどころが見つからない限り、これからもこんな感じで推移していくだろう。若しかしたら、落としどころ探しなんて限りなく不可能に近いものなのかもしれない。

2006年5月13日 (土)

性交渉・セックスとED治療啓発キャンペーン

 「ら、ら、ら、バイエル〜」、と言う歌は、あの草刈正雄で御馴染みのバイエル社のED(勃起障害)治療の啓発キャンペーンのコマーシャルソングである。現在、世界中でこのようなED治療の啓発キャンペーンが、盛んに行われている。

 背景には、40歳以上の男性の50%が、EDに悩んでいると言う実情がある。今現在、世界のED患者は推定で約1億5200万人おり。約20年後にはその2倍に膨れ上がるとされている。また、欧米では、1カ月間性交渉がないカップル(セックスレスカップル)は、は、それだけで離婚・別離の正当な理由となってしまうと言うお国事情がある。

 これだけ、多くの男性がEDに悩んでいる。更に、妻も夫がEDを患ったことで、満足感が得られないと悩んでいる。にも拘らず、世界中で医療の助けを借りる男性は、悩んでいる人のたった15〜20%。夫が治療を受け、EDが改善すると夫婦生活の質も向上するのに…。性パートナー同士で、医療の助けを借ってみたら、と言う話はなされないのでしょうか。

 特に日本では、性の話はタブー視されている所があるので、性パートナー同士の話は難しく、性交渉は男性が満足すえばそれで良し、と言う風潮を感じます。更に、回数的な事に関しても、男性が出来なければ仕方がない、と言う暗黙の了解が成立してしまっている感じもします。

 性交渉、セックスは、性パートナー同士にとって大切な役割をもつものです。ED治療の啓発キャンペーンを気に、性パートナー同士で、ED治療、性交渉、セックスについて考えてみるのも良い機会ではないでしょうか。



【役に立つ本】
EDは治療で治る病気―日本でも1130万人が悩む「勃起障害」の原因と治療法
ED最新治療Q&A―喜びの体験談とその治療法
専門医がやさしく教えるED―バイアグラと心理療法がもたらした最新治療

2006年5月12日 (金)

自由と幸福は別物だ

 大量破壊兵器の破壊と言う大義名分の下、アメリカはイラクに武力介入をした。蓋を開けたら、とんでもなく見当違いだった。その後、イラク人の自由のため、と大義名分を変更するに至った。過半数を占めるシーア派と少数派のスンニー派の問題やクルド人問題等は、イラク人の自由の獲得と言う大儀名分を尤もらしく聞こえさせるには十分だった。アメリカ大統領・ブッシュは、あの介入のお陰でイラク人は自由を獲得出来た、と言う。しかし、ブッシュが言うように、あの介入でイラク人は自由を勝ち取れたが、本当にイラク人は幸福を手にすることが出来たのか。

 武力介入では多くの人が死傷し、武力介入が終わり多くの人が死傷し続けている。更に、今も尚アメリカに抵抗するゲリラが医療機関を襲い、傷ついた人の命を奪おうとしている。こんな状況を見ていると、イラク人は自由は手に入れられたのかも知れないけれど、これっぽちも幸福なんて得られていない。恐らく、そんなことはブッシュは百も承知だろう。

 自由には枠組み、ルールのようなもの、があって、これが機能して保たれる。枠組みもなく皆が好きなことをするのが自由ではない。それはアナーキー(無秩序)と言うものだ。まさに、イラクの場合、枠組みが欠如してしまってアナーキーな状態だ。アメリカは、新生イラクの警察や軍隊に本気で戦い方を教えるつもりなど無い。将来、敵国となりかねない国に戦術を教えるほど、お人良しではない。それ故、枠組みが壊されてもそこに介入する力が無いのだ。

 さて、最近の日本も個人の自由と言う大義名分の下、どんどん枠組みが壊されている。共産主義や独裁国家ではなく民主主義社会だから、国民の自由は与えられる。しかし、自由と言う権利が与えられる反面、ルールを守ると言う義務を課せられる。何だか、ここが忘れられようとしている日本である。ルールを破れば欲求不満が解消出来、一瞬幸せだと感じるかもしれないが、誰かがルールを破れば誰かが迷惑を被る。嫌な思いをするということだ。嫌な思いをするのが嫌ならルールの強化と言う事になるが、自由と言う権利を並べて反対する。それなら、如何したいのか。それは、自分だけ嫌な目に遭わなければいい、と言う発想に繋がるのだ。

 自由と言う権利を主張し過ぎたアメリカは、その代償を国民が払っている。そして、日本も追いかけている。アメリカの主張する「自由」を追い求めていっていいのか、この国の進む方向に一抹の不安を感じる私である。



【関連blog】
対テロ戦争
泥沼から底なし沼へ イラクの医療の現状

2006年5月11日 (木)

問題を抱える若者の支援施設『アイメンタルスクール』での逮捕監禁致死事件について

 カウンセラーと名乗る人が事件を起こしたり、名前を公表し、クライエント募集をしている怪しげなblogを運営しているカウンセラーがいると、私は、臨床心理士が関与しているのではないか、と思って、臨床心理士名簿をめくってチェックをしてしまいます。幸いなことに、臨床心理士以外の方ばかりで、モラルを逸脱しているような臨床心理士はいないので、ホッとしています。

 さて、自称カウンセラーが代表を務めるNPO法人「アイメンタルスクール」で逮捕監禁致死事件が起きました。「アイメンタルスクール」と言うのは、問題を抱える若者の支援施設と言う事だそうです。しかし、漏れ聞こえてくる情報からすると、医療・福祉と言うものを大きく逸脱しているところと言うイメージが強くあります。自称カウンセラーのやり方が合っていると言う人もいるかもしれないですが、出来ることと出来ないこと(して良いことといけないこと)の区別していないところが、気になります。

 例えば、無理やり施設に入所させるために、手錠等の拘束する為の道具を用いている点。何の権限があってするんだろう。更に、そうした行為を自称カウンセラー自らが『拉致』と呼んでいる点も、あれれ、って思い、ます。自分は、どんなことをしても良いんだ、って気持ちが大きくなってしまったんでしょうか。仮に、問題を抱える若者に対して素晴しい成果を上げていたとしても、そこまで、やってしまうと、過ぎたるは尚及ばざるが如し、ってことになってしまいますよね。

 他にも、突付けば突付く程問題が出てきます。やはり、カウンセラーには、最低限のモラルを持って頂きたいし、しっかりしたトレーニングを積んで欲しい。それに国等によるカウンセラーの技量の保証も必要だろうと思う。残念ながら、日本では、カウンセラーの資格制度はない。それに近いもので臨床心理士と言う資格はあるが、国家資格になるには越えなくてはいけない問題を幾つも抱えている(臨床心理士の資格問題に興味のある方はここをクリック)。


 最後に、問題を抱える若者の中に、ひきこもりの問題が含まれるが、ひきこもりは精神疾患の診断名ではなく、狭義ひきこもりは精神科疾患が原因でないもの、広義ひきこもりは多種多様で精神科疾患が原因の場合もあるもの、と言った具合に分けられる。以前、某自治体の精神保健福祉センターの会議の場で、「精神科疾患が原因ではない狭義のひきこもりの場合、精神保健福祉センターが態々関わる必要はないのではないか」、と言う意見が飛び出た。ひきこもりは、グレーゾーンに位置されるため、関わってくれるところが非常に限られている。専門に関わっているところですらこの有様。今回の事件にも関わって貰える場所が少ないと言う背景があったかもしれない。

 関わってくれる場所の良し悪しを論じたくは無いのだが、精神保健福祉センターや保健所等の公の機関、精神科等の医療機関に相談してみるのが、安心出来て良いのではないかと思う(精神科疾患によるものか否かも分かりますし…。いきなり、心理カウンセラーの所にいっても、精神科経験がなければちょっとしんどいこともある)。そして、先ず家族だけが相談に行くと言う相談のスタイルがあることも知っておいて欲しい。



【お薦めの本】
「ひきこもり」救出マニュアル
ひきこもり支援ガイド
ひきこもりカルテ―精神科医が語る回復のためのヒント



【関連のblog】
噂 ひきこもりの人達と関わってくれるのはどこ???

2006年5月 7日 (日)

チャイルドシートについて

 交通事故による6歳未満の乳幼児の死傷者は、昨年だけでざっと2万人を数える。その6割強が車に乗っている時に遭っている。乳幼児の交通は、乳幼児と車との接触事故よりも乗車中に遭う事の方が圧倒的に多いのだ。

 にも関わらず、チャイルドシートの着用率は、60%を下回っている。傾向としては、0歳児の着用率が高く、成長するにつれて低下していく。背景には、子供が大きくなったから大丈夫と言う親の判断や子供自身が着用を嫌がって外してしまうと言った実情がある。また、2000年の道路交通法改正で、6歳未満の乳幼児への着用が義務付けられたが、反則点数1のみで罰則や反則金の対象にはならないし、取締まり自体余り行われないと言う実情もある。更には、チャイルドシートの無料貸し出しが行われているものの期間が限られていたり、絶対数不足。いざ買うとなれば、高いし、成長に合わせて買い替えが必要で金がかかり過ぎる。主に乳幼児を抱える家庭は20歳台。そんなに収入もない。チャイルドシートを買うのも楽ぢゃない。こんなに問題が山積しているのだ。

 しかし、せっかくチャイルドシートを装着しても、ベルトでの固定の仕方が緩い等、着用していても正しく装着していないと反って危険率を高めてしまう事がある。皮肉なものだ。

 最後に。我が子を事故から少しでも回避させたいのなら、チャイルドシートを装着し、正しく着用するのが良いかもしれません。

2006年5月 3日 (水)

肩書きの裏と表とその間

 先日、ちょっと浮気して知り合いの歯医者さんではなく近所で評判の歯医者さんにかかった。

 受付を済ませ、待合で順番を待っていると、ふと壁に張ってあったスタッフ紹介に目が行った。歯科医のみならず歯科衛生士や受付に至る全てのスタッフのプロフィールがあり、最終卒業校が記してあった。歯科医だけなら珍しくないが、無資格者の受付までとなると些か驚いた。

 正直言って、遣り過ぎなのではないかと思う。学歴を信用の目安としているのだろうが、学歴が信用の目安にはなりにくいように感じる。

 或るお医者さんは、大変勉強熱心で、三浪五留で免許取得に更に三年。気が遠く成りそうな時間がかかってお医者さんになった。腕前の如何を問わず、絶対にかかりたくない不安を引き起こす経歴である。しかし、当然ながら実際は、計11年の勉強熱心だった事には触れず卒業校のみを公表している。

 学歴や資格を重視する社会では、肩書きに惑わされる人が多い。肩書きを信用することで心地よく医療をうけられればそれは良いことだが、肩書きだけではちょっと…。逆に、肩書きばかり並べてあると、肩書きで飾り立てないと具合が悪い事でもあるのかなぁと勘ぐってしまう。そんな私である。

2006年5月 1日 (月)

酒税改定

 酒税の簡素化と言う理由の下、ビールの税率を下げ、第3のビールこと発泡酒や雑酒の税率を上げる事実上の酒税全体としての増税が本日よりスタート。

 現在10種類ある酒税の税率区分を『蒸留酒』、『ビール及び類似発泡性酒類』、『その他の醸造酒』に分ける酒税の改定施行される。これを受け、発泡酒・缶チューハイ・ワイン等が増税。ビールのシェア首位のアサヒは賛成、発泡酒首位のキリンや発泡酒の比率の高いサントリー反対していたが、出荷価格を同3.75〜4円引き上げる。今後、税率を活かした低価格合戦が困難となっていくのは必至で、消費者を直撃する。因みに、選挙の『票』に結び付き易い酒は増税されることはなく、議員先生は痛みを国民にのみ押し付けている。


 第3のビール(350ミリリットル)1缶1本当たり3.8円の増税
 ビールは(350ミリリットル)1缶1本当たり0.7円の減税


 流通大手のイオンが、「第3のビール」増税分を店頭価格に転嫁せず据え置く、と表明したのを受け、各社は、価格戦略の再検討を余儀なくされている。一方、大手コンビニ各社は、いずれも増税分を価格に転嫁する模様である。


 しかし、「発泡酒の増税分を転嫁しなかった小売店が過去あったが、売り上げ増には繋がらなかった」と言う事例が流通業界の中では語り継がれている。今後、このような消費者の意識の低さにより、現在、据え置き宣言をしている小売店が、増税分を店頭価格に転嫁に繋げなければいいのですが…。

 やっぱり、消費者は酒税改定について、くどくしつこく文句を言い続けなければいけないのかもね。

2006年4月30日 (日)

大人気のラブandベリー

 2004年10月から登場した100円カードゲーム「オシャレ魔女 ラブandベリー」の勢いが止まらない。このラブandベリーとは、「甲虫王者ムシキング」の女の子版で、ラブ、ベリーの二人の女の子のどちらかをおしゃれさせると言う着せ替えゲーム。1回100円でゲームをすると、洋服や靴などの「オシャレまほうカード」が1枚貰え、集めていくと、おしゃれの幅が広がり、ゲームの点数が伸びると言うもの。
 この「オシャレまほうカード」の中には、出現率3%のスペシャルカードが含まれており、これをゲットしようと、必死になっている子も少なくない。そのため、オークション等も行われている。既に、メーカー発表では、カードの販売枚数は累計1億5300万枚を記録しているそうだ。

 こんなラブandベリー人気は、100円ゲーム機だけに留まっていない。「甲虫王者ムシキング」の時と同じで、親が泥濘にはまり込んでいるのだ。人形、バッグ、文房具などの関連商品は、ライセンス品も含めて約700点。更には、今春から、実際に着られる洋服や靴を扱う正規ショップが各地にどんどんオープン。我が娘に着せたいと思う親が万札を握り締め争奪戦を繰り広げる姿がローカルニュースで幾度かオンエアされている。

 ラブandベリー・ブームは、些かゲームの枠を超えて広がっている感じもするのだが、ゲームを介して娘とおしゃれの話をするのもなかなか楽しいらしい。尚、ゴールデン・ウィーク期間中のラブandベリーのイベントは公式イベントだけで、全国422店舗で計686回。多くの母娘が参加を予定しているのだそうです。ラブandベリーは、単に一時のブームのまま終わるか、一つのキャラクター・ブランドとして残るか。メーカーも必死だ。


 ラブandベリー公式HP
 ラブandベリー非公式HP…公式HPの内容を補っています。



【ラブandベリー関連】
ラブ・バッグ コレクション BOX (初回限定生産)
オシャレ魔女 ラブandベリー オシャレあそびブック 小学館のカラーワイド
オシャレ魔女 ラブandベリー ひみつじてん ゲーム超ひゃっか
オシャレ魔女 ラブandベリーの知育ドリル もじ・かず・ちえあそび
オシャレ魔女ラブandベリー スタンプセット
Beena オシャレ魔女 ラブandベリー キュートにオシャレ
オシャレ魔女 ラブandベリー 2006春夏ソングコレクション
オシャレ魔女 ラブ and ベリー(仮称)

2006年4月27日 (木)

あなたは将来何がしたいの???

 将来について考えなくてはいけない時期を迎えると、あなたは将来何がしたいの、と殆ど全ての先生や親は言う。そして、何も決められずにいると、くどくしつこく繰り返される。子どもにしてみたら耳の痛い話で、腹も立つ。最近では、子どもに言い過ぎて逆襲され、命を落としてしまう過干渉な、いやいや子ども思いの親がニュースを賑わす。


 さて、あなたは将来何がしたいの、と言う言葉には、表に出てこないけれど続きがある。そこを想像してしまうと多くの子どもはうんざりするだろう。続く言葉は、あなたの人生なんだから早く決めなさい、である。でも、これは建前で、こうなって欲しいとか、本音がある。その本音が建前の影からちらちらと見えるので、子どもはそれを応えようとする。

 しかし、今の世の中、思ったようにはなかなかならないので、苦悩する。憧れるだけなら定員は無いけれど、それを実現させようとするとなると、定員が存在する。例えば、超一流大学に入学したいと誰でも思うことが出来るが、いざ入学するとなると一部の人しか不可能である。努力をしたって報われない事だって往々にしてある。こんな具合で、夢を諦めなくてはならない人が大半なのである。でも、夢が諦められないままの人もいない訳ではない。場合によっては、不可能な夢を追求し過ぎて後戻り出来なくなってしまう人もいる。

 こんな現実なのに、(人生の早期に)早く人生の目標を出せと言われても、困ってしまうのも当然だ、と感じる。昔は、努力や頑張りだけで何とかなることが多かったが、今の時代、それだけでは如何しようも出来ないことだってある。

 夢が持てない時代になってしまったもんだ。いつからなんだろう???

2006年4月26日 (水)

脳を鍛える大人のDSトレーニング 海を渡る

 東北大学の川島隆太先生は、儲かって、儲かって、笑いが止まらないのではないか。日本で大ヒットした『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の英語版『ブレインエイジ』が北米で発売され、かなりの勢いで売上を伸ばしている。今後もこの勢いは止まりそうにありません。

 以前、川島隆太先生は、某国際学会で、TVゲームをし過ぎるとゲーム脳になるぞ!!!、って感じで批判して、翌日世界中のゲーム制作を手掛けている方々から、訳の判らぬことをぬかすと殺すぞ!!!、って脅迫メールを送りつけられると言う怖い目にあったことがあります。かつてゲーム業界の敵だった川島先生は、今はゲーム業界の救世主。世の中、先のことは本当に判りませんね。

 さて、日本の老人を対象にした施設が脳のリハビリと言う事で『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を導入したと言うニュースを聞き、手抜きのリハビリをやっていると思ったのですが、悪夢再び。カナダの病院でもアルツハイマー性痴呆の患者さんの治療にも用いているのだそうです。ブームに乗るのも良いのですが、悪乗りのし過ぎか。胡散臭さが漂っています。

 やっぱり、あれだけ小さな画面を見てするものなので、前頭前野が活性化する前に視力低下が生じるのではないか、と思う私でした。私は、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』よりも、日々効果を確認している分、『読み』・『書き』・『計算』の方が好感が持てるのでした。



【紹介した商品】
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2006年4月25日 (火)

弱肉強食

 力への過信が横行している昨今の日本です。力や金等でねじ伏せれば思い通りになると信じて疑わない人も多く、場合によっては、何でも思い通りになると思っている人もいます。強い物が弱い者を支配すると言う考え方は、弱肉強食のあの食物連鎖のピラミッドを想像して頂けると良いのですが、少数の強者が多数の弱者の頂点に立つと言う事なのです。

 1000000人に1人程度の出現する強者ならまだしも、10人、100人に1人程度の出現する強者であったら、そんな者は立派な弱者である。完全な勘違いなのである。にもかかわらず、10人、100人に1人程度の出現する強者が大きな顔をしている。

 格差社会と叫ばれています。多くの人が中流意識を持っていますが、大半は富裕層の下で、立派な下流。現状維持で精一杯。実際、格差は広がっています。下手をすれば、更に下流に転落の危険あり。富裕層は近くにあっても実は遠い。2割の富裕層に8割の貧困層だが、8割の金は2割の富裕層に集中する。8割の貧困層は2割の金の取り合いをする。

 中流意識は、貧困層と言う状態を掻き消している。



【参考になるかも】
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
しのびよるネオ階級社会―“イギリス化”する日本の格差
不安大国ニッポン 格差社会の現場から

2006年4月24日 (月)

医療訴訟と謝罪

 アメリカでは喩えこちらに過失があっても絶対謝罪してはいけない。そんな話を聞いたことはありませんか。訴訟大国・アメリカでは、一旦謝ってしまうと、訴訟を起こされた時に不利になるとのことで、そんな事が囁かれています。最近では、アメリカに限らず、外国一般に当てはめて考えなければいけないそうです。何でもかんでも訴訟と言う風潮にうんざりしている私です。

 医療場面でも、医療訴訟と言うのが増えています。手抜きで問題の多い医療を提供し続けて事故が起り訴訟になったのであれば自業自得なのかと思います。しかし、一生懸命力を尽した上で事故起こってしまうと、医療に従事する者のショックも並大抵ではありません。ストレスが一杯で、自分と事故とを無理やり関係付けてしまったり、事故にあった被害者や家族の悲しみや苦しみに同情してしまったりして、ついつい医療側に全ての責任があるかのような謝罪をしてしまいがちです。そして、時として医療訴訟が起きます。

 医療訴訟の場面では、「最初に病院は謝罪をしたんですよ。それが裁判になったら、掌を返したように態度が変わった。不誠実としか言い様がない。医療に対して不信感を抱いた」なんて被害者が訴えます。被害者や家族への同情がこんな形で不信感として受け取られてしまいます。訴訟は、医療に従事する者の過失が前提で起こされます。ですから、被害者や家族への同情が不信感として受け取られても何等おかしいことではないのです。医療従事者は、安易に被害者や家族へ同情すると、被害者や家族への同情が不誠実だ、と訴訟の中で言われる可能性が高くなる事を頭の中に入れておかないといけないかもしれません。

 …と言って、何等の謝罪もなければ、これまた不誠実だと捉えられかねません。謝罪がなければ、事故を起こしたくせに謝りもしない、と言う声が何処からか聞こえてきそうです。謝罪には、問題解決をする力を持っています。これは誰もが認めるところです。このように謝罪は、してもしなくても、訴訟をややこしくしてしまう力を持っています。

 2001年に訴訟大国・アメリカのカリフォルニア州で、通称『ソーリー法』と言う法律が生まれました。この法律は、事故にあった被害者や家族の悲しみや苦しみに対しての同情等の一般的な感情表現は、民事裁判で証拠として用いることが出来ない、と言うものでした。裏を返せば、具体的に過失に対する事を口にすれば証拠として採用される、と言う事なのです。これは画期的な法律であったのです。

 日本では、事故にあった被害者や家族の悲しみや苦しみに対しての同情等の一般的な感情表現はグレーゾーンと言った感じでしょうか。『ソーリー法』はカリフォルニアの話ですから、謝罪は慎重に行っていかなくてはいけないのです。



【役に立つ本】
実務 医療過誤訴訟入門―専門的ノウハウと医師の詭弁対策
最新事例に学ぶ医療訴訟対策―リスク回避に向けて (2)
医師が訴えられるとき―医療過誤訴訟の現場より
医療・看護過誤と訴訟

高齢者の自動車運転能力にメス

 高速道路の逆走やアクセルとブレーキを踏み間違える運転操作ミス等、加齢による能力低下や能力認知症が原因だと思われる高齢者による重大な事故が各地で頻繁に起こっている。余りに頻繁にニュースで騒ぐものだから、世間はもう慣れっこになってしまった感じである。

 65歳以上の高齢者ドライバーは約927万人おり、昨年起こした死亡事故は1033件。その内、70歳以上は73%の758件。前の年より5%増えた。死亡事故が減少傾向にある中、高齢者の事故は増えている。

 きちんとした統計は無いのだが、65歳以上の高齢者ドライバーの3%程度が、認知症患者、と推測されている。それに加え、加齢による能力低下している高齢者ドライバーも存在するので、重大な事故を起こしそうな高齢者ドライバーは、10〜15人に1人位は存在するのでは無いだろうか。それに対し、自主的に免許を返したのは、高齢者ドライバーの0.2%(1.5万人)しかいなかった。また、2002年6月の道路交通法の改正で、公安委員会は運転に支障がある認知症患者の免許取消しや停止が出来るようになったが、昨年6月末までに取り消しは110件、停止は3件に留まっている。こうした背景には、車が無いと生活が成り立たないと言う問題が存在している。

 このような事態を受け、やっと警察庁が重い腰を上げる。免許更新時などに運転者の判断能力などを簡単に検査出来るシステムの開発に乗り出す模様で、専門家らで構成される専門委員会を設け、今秋には報告を纏める運びとなった。

 これから導入を検討している検査は、記憶力や見当識等の有無を調べる簡易知的スケールによく似たものになっていく感じである。そして、こうした検査で、知的機能の衰えが窺われ、認知症が強く疑われると、医師の検査を受けてもらい、運転に影響があると診断されれば、取り消しや停止になるようだ。

 車が無いと生活が成り立たないと言う問題が解決されない限り、高齢者ドライバーの抵抗は必至だろう。

【関連blog】
 かなひろいテストの解釈
 時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)
 認知症のスクリーニング・テスト RDST(the Rapid Dementia Screening Test)
 カウンティング・テスト

2006年4月23日 (日)

乳児・幼児の死亡率と言う観点から覗く

Wbmibqya  人類が誕生した時から、妊娠・出産は、自然な営みとして繰り返してきました。しかし、生まれた子どもや母親の命が犠牲になったり、そのままでは生きていけない子どもが誕生したり、常に危険と隣り合わせの営みでした。日進月歩のテクノロジーの進歩は、こうした生まれた子どもや母親が背負う危険を軽減させてくれています。

 現在、日本は、世界の中で、乳児・幼児の死亡率が最も低い国です。1947年当時の新生児の死亡率が、1000人中76.7人でしたが、1970年頃先進諸国に追いつき、追い越し、2003年時点で1000人中3.0人。驚異的な数値です。日本の乳児・幼児は、テクノロジーの恩恵を受けているのです。

 日本を始めとして乳児・幼児の死亡率が最も低い国は、国が平和で豊かな国ばかりです。しかし、5歳未満の子どもの死亡率ワースト5であるシエラレオネ、アンゴラ、ニジェール、アフガニスタン、リベリア(1998年のユネスコの統計)では、高い死亡率の原因として、貧困や戦乱や干ばつ等の自然災害等の共通する特徴として挙げることが出来ます。ワースト5以外の乳児・幼児の死亡率の高い国々でもこうした特徴が共通しています。

 乳児・幼児の死亡率が低い国と高い国を比較すると、子どもが健康に育つためには、国が平和であることや一定以上の豊かであることが最低条件だと言う事が分かります。しかし、心が豊かさは関係が無いようです。乳児・幼児の死亡率が下がっても、子どもを育てるのに必要な心の豊かさや子どもを社会で育てるとか、守るとか、そんな意識は低下しています。

 テクノロジーの進歩で失ったもの。心の豊かさ。自然淘汰と言う自然の摂理。

2006年4月21日 (金)

年間1人当りの受診回数と医療費の適正化

Rztcnktu  日本では、諸外国に比べて1人あたりの受診回数が多いです。14.4回と言う数値は、だんとつです。このような結果は、1962年以降に始まった国民皆保険の制度が大きく影響しています。保険に加入して保険証さえあれば医療機関に掛かることが出来ることで、掛かり易いのです。

 しかし、昨今の医療制度の改革では、医療費の適正化が叫ばれています。医療費の適正化って何なんだ。医療費の国民負担を大きくして、受診回数を減らす、と言うことなのか。そう言うことだ。

 1980年代にサッチャー政権が誕生する前のイギリスと言う国は、赤字に悩まされていましたが、眼鏡のレンズ交換がなんと保険適用される程健康保険制度の進んだ国でした。そこにサッチャー政権が誕生して、『小さな政府』と言う事で、医療費の抑制等に取り組んだお陰で、赤字は解消しました。しかし、お金持ちが質の良い医療を、貧乏人は質の悪い医療をと言った現象が生まれてしまいました。同じように教育の現場でも、金持ちは質の高い教育を提供する私立、貧乏人は質の低い教育しか提供しなくなった公立と言った事が起こりました。そして、国は荒んでいきました。因みに、ブレア政権に代わってからは、これはまずい、と言うことで是正されていきました。

 さて、本題に戻りますが、こうした掛かりやすい医療が掛かりにくい医療になっていこうとしています。イギリスでの失敗を日本で再び、と言った感じで事は進もうとしていますが、医療費の適正化、と言う訳の判らない言葉で掻き消されています。

 国民は、医療費の問題について真剣に考えないといけません。医療費の適正化って叫んでいる人たちは、『お金持ちが質の良い医療、貧乏人は質の悪い医療』と言った現象が生じても、決して質の悪い医療を受ける事はありません。そんな事をひたすら隠しているなんて、人が悪いなぁ…

2006年4月20日 (木)

シラミを見た事がありますか???

 見た事が無い人が大多数だと思いますけれど、シラミを見た事がありますか。見た事がなかったら、もし見つけてもシラミって分からないですよね。

 大阪府下の某小学校で昨年の9月頃から、複数の児童の頭髪にシラミがわいたそうだ。灰白色で成虫は2〜3ミリ程度のアタマジラミ。数人単位で徐々に感染していったようだ。

L5okj0ab  こんな風に感染していっても、シラミがどんな虫なのか分からなければ、なかなか感染が分かりませんよね。

 私は、コロモジラミと言うシラミを見た事があります。西成で行き倒れになって運ばれてきた患者さんの体に沢山ついていました。透明な米粒位の体から透けて見える体液は不気味でした。その時、年をとった看護婦が、「今の若い人達はシラミがどんな虫か知らないから」と言い、捕獲してスタッフに見ておくようにお達しを出していました。数週間後、シラミがわいていた患者さんのベッドの付近でシラミ発見。シラミの実物を見たお陰でした。

 シラミには、頭髪に潜むアタマジラミ、衣服などに潜むコロモジラミ(写真)、陰毛に潜むケジラミが、人間に寄生します。やっぱり、シラミを知っていると、感染の拡大を防げると言う事ですね。

 全国で増え始めているシラミですが、厚生労働省は、発生・相談件数をまとめていません。これを機会に、シラミについて知りましょう。

2006年4月19日 (水)

マクドナルドの戦略 24時間営業をスタート

 関東でマック、関西でマクドの名で親しまれている日本マクドナルドから、お客様への大切なお知らせ。


その�
 5月より全国の200店舗で試験的に24時間営業をスタートさせる。

その�
 「バリューセット」の値上。

その�
 単品メニューの値上げ。その代わり、「100円マック」の継続。

その�
 午後2時以降の限定メニューの登場。

その�
 5月から「サラダマック」が新登場。


 要は、マクドナルドが新しい価格体系を作り、殆どの商品の値上げをすると言うことなのである。この戦略、吉と出るか、凶と出るかは消費者に委ねられる。5月に入ってからのマクドナルドに注目していきたい。

2006年4月17日 (月)

サバティカル制度 資質向上や優れた人材確保のための有効な取り組み

 サバティカル(sabbatical)制度。教員研究休暇制度と訳されている。日本では、聞きなれないが、欧米の大学ではポピュラーな制度で、6年働いたら1年休みをとり、有給で一定期間の職務を免除され、研究や自己研さんに打ち込むと言うものである。この間の有給休暇か無給休暇かの扱いは、大学毎に違うようですが、日本の場合は有給で、アメリカの場合は無給のようです。ですから、アメリカではサバティカル制度をとり完全休暇をとる人もいるようです。

 教職員の資質向上や優れた人材確保のための有効な取り組みとされ、私立大学では以前から実施されていました。そして、国立大学が独立法人化し、教職員が公務員でなくなっため、東京大やお茶の水女子大や愛教大等でサバティカル制度導入されるようになりました。

 形こそ違いますが、某医療系専門学校でもサバティカル制度によく似た制度を導入しており、研究や資質向上のために毎週1日休みが与えられています。この話を聞いた時に、有給で研究・研修制度が与えられているなんて…、俄かに信じがたく、羨ましかった事を覚えています。

 ただ、休暇中の代替教員の確保や他の教員の負担は増える等の問題を抱えています。優れた教職員の育成、魅力ある職場環境作りで一定の業績を残し、サバティカル制度が普及していくことに期待をしている私です。

2006年4月12日 (水)

脳を鍛える大人のDSトレーニングを批判してみる

 私、つくづく、脳を鍛える大人のDSトレーニング等をして脳を鍛えるよりも、体を動かして自然に触れ合うことの方が脳の色んなところが働いて良いのではと思うのです。


 今流行の川島先生の脳を鍛える大人のDSトレーニングって言うのは、おでこの裏側辺りにある前頭前野と言うものを活性化させるためのトレーニングと言う事なのでしょう。確かに前頭前野は脳の司令塔のような感じの部分なので大切だと思うのですが、人間の脳ミソはそこだけではない。側頭葉も、頭頂葉も、後頭葉も、小脳等々あるのです。ですから、前頭前野だけ活性化させてもねぇ。

 例えば、活性化させるためのトレーニングをしても、バランス感覚が良くなる訳でもない。こんなことだけで良くなるんだったら、世の中のバランス感覚の悪い人がみんなします。やはり、体を使って鍛えていかなければ如何にもなりません。


 そもそも脳を鍛える大人のDSトレーニングが流行っているのは、脳年齢と言う得体の知れない概念に翻弄されているだけ。言葉に躍らされ、訳が判らず騒ぎ、それを見ていた人がまた騒ぐ。そんな連鎖の中での出来事。


 或る老人を対象にした施設が、脳のリハビリと言う事で脳を鍛える大人のDSトレーニングを導入したとPRしていた。流行に便乗したやり方である。それに学習療法を知っている人間にしてみたら、手抜きのリハビリをやっていますと宣伝しているように見えてしまう。もともと、川島先生の提唱する脳のリハビリ・学習療法の基本は、治療者と患者の交流を大切にしていたはず。そこがぶっ飛んでしまっている。思いつきの紛い物、そんな言葉が良く似合う。


 最後に、あれだけ小さな画面を見てするものなので、前頭前野が活性化する前に視力低下が生じるのではないか、と思う私でした。



【紹介した商品】
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2006年4月11日 (火)

子宮内膜症とディーゼル排ガス

 栃木臨床病理研究所と東京理科大のグループがラットを使った実験により、以下のような結果を発表した。

 胎児期や幼児期にディーゼル排ガスを浴びると、アレルギー反応が異常に強まり、成長後、子宮内膜症を長引かせる可能性が高いと推測した。また、アレルギーに関係する遺伝子の働きが異常に強まっていることも判明した。


 子宮内膜が子宮以外の場所(卵巣、腹膜、直腸、膀胱など)に出来、月経の度に一緒に出血するのが、月経のある女性の100〜200万人がかかっているとも言われている子宮内膜症です。もっとも大きな特徴は、強い月経痛で、月経時に9割の人が、月経以外でも7割の人がお腹や腰に痛みを感じるそうです。10歳代後半から症状が出始め、年齢を重ねるにつれ次第に増えてきますが、閉経を迎えると、急速に少なくなっていきます。


 「妊婦や幼児をはディーゼル排ガスに注意をした方がいいかもしれません」と言いたいのですが、個人レベルの対策は難しいのが現実です。行政主導で、早急且つ有効なディーゼル排ガス対策が必要ではないでしょうか。



【ディーゼル排ガスに関する本】
子孫を残す細胞をまもれ!―ディーゼル排ガスも環境ホルモン
これでわかるディーゼル排ガス汚染―いま、解き明かされる自動車排ガスの人体影響・その対策

2006年4月 8日 (土)

黄砂の恐怖

 黄砂の量にただただ驚いた一日でした。黄色く霞がかかり、視界不良でした。とうとう日本でも黄砂が降り注ぐ時期に突入したんですね。中国や韓国では、先月より観測され始め、韓国では黄砂の混じった黄色い雪が降りました。黄色い雪は非常に珍しい現象なのだそうです。

 この黄砂には、銅・ろう・カドミウム等の重金属が含まれています。一時的な現象なので、重金属が関与する大きな疾患にはならないとの事ですが、鼻・目・皮膚などの粘膜に沈着し、各種アレルギー反応を起こす可能性があります。また、呼吸器疾患を起こす人もいるのだそうです。花粉症は一部の人だけが苦しみますが、黄砂はそうはいきません。全ての人に均等です。黄砂の多い日は、自己防衛する必要がありそうですね。

 さて、毎年、黄砂が気流に乗って降り注ぐのですが、近年の目覚しい経済の発展とは裏腹に、世界屈指の公害大国・中国から降り注いでくるものだけあって、重金属以外の公害汚染物質が降り注いでくるのではないか、心配する人が増えています。中国では、汚染物質の垂れ流しや化学工場の事故も多いので尚更の事です。今後、公害大国・中国からの公害は大きな問題に発展していきそうです。

 或る経済評論家は言っていました。このように近隣諸国を巻き込んだ公害問題は、中国の経済発展にブレーキをかける要因の一つであると…。その言葉通り、河川汚染などの問題で巻き込み始めている。



【参考になる本】
中国環境報告―苦悩する大地は甦るか
中国の環境問題―研究と実践の日中関係
中国の環境危機

2006年4月 4日 (火)

自立支援医療が始まった

 4月1日から慣れ親しんできた精神科通院公費負担制度から自立支援医療に変わりました。患者さんたちは大混乱。さっぱり訳が判らない、との事で、スタッフが説明するのですが、それでも状況がつかめない。挙句には、なんでこんな風に変わるの、なんて言って怒り出す人もちらほら。

 また、自立支援医療受給証や自立支援医療費自己負担上限額管理票を持参し損なった人が多かった。自立支援医療の意味が判らないのでもって来なかった、なんて人も。自立支援医療受給証や自立支援医療費自己負担上限額管理票を提示しなかったら、負担は10%→30%になってしまいます(事前説明会で自治体は医療機関に、自己管理が出来ないのは本人の責任であるので30%徴収して下さい、と指導をしていました)。さすが、自己責任の名の下に精神科疾患の患者さんのミスを虎視眈々と狙っている自立支援医療費制度。取れるところから取る、と言う姿勢が明確に現れ過ぎている感じがします。政府にしてみれば、思惑通りに医療費負担の軽減が出来ている感じです。

 今まで、医療機関主導で切り替え手続きが行われていたので、こんな状態は予め予測出来たことなのですが・・・てんやわんやです。日に日に混乱は減ってくるでしょうが、当面続くのでしょう。

 それにしても、問題ありありの自立支援法。見直しの時には、今度こそ患者さんたちは、自分達の意見を国に向けて発していかなくてはいけないだろう。



【関連本】
 障害者自立支援法のポイント
 障害者自立支援法と応益負担―これを福祉と呼べるのか



【関連blog】
自立支援医療費制度を何て略す???
自立支援医療受給証
対象となる病名は???
自立支援医療費制度移行届書について

2006年4月 2日 (日)

出会い系サイトを利用しない勇気

 出会い系サイトから、首輪監禁男や手錠監禁男等の全国的な有名な輩が続々登場し、怪しい輩の一大産地化しているのにも関わらず、出会い系サイトを利用して、酷い目に遭う可哀想な人達が後を絶ちません。ネットの向こうにはどんな輩が待ち構えているのか、100%、運まかせで、誰にも判らない。なのに利用者は多いようです。


 
出会い系サイトを利用した女子高生が男性と出会い、ホテルへ。その後、もう一人別の男性が合流し、女子高生は二人に2時間程度されるがまま。


 
こんな事件が起きました。結局、数日後、親と一緒に警察に被害届を出し、犯人は逮捕されましたが、いい歳をして、出会い系サイトに群がる男達がどんなことを求めているのか位判らなかったのか。子どもぢゃあるまいし、お話をしてさようならで済むはずが無い事位、分からない訳ではないだろう。

 被害に遭った女子高生は気の毒に思いますが、こうした事件を反面教師にして、身を守る事を考えて欲ります。まぁ、自分に限ってそのような輩とは出会うはずがない、なんて思っている方が少なくないのでしょうか。しかし、実際は、出会い系サイトを利用する人を虎視眈々と狙っている輩がわんさかいる。のこのこと出かければ、餌食になりに行くようなものだ。自分の事を自分自身で守れないとは・・・、と、ほ、ほ、ほ、ほ、ほ。もっと、自分のことを自分で大切にしてあげられれば良かったのに。


 
出会い系サイトを利用する勇気より、出会い系サイトを利用しない勇気を大切に。あなたの事を守るのは、他人ではなくあなた自身なのです。

【関連blog】
 出会い系サイト規制法違反(不正誘引)で検挙される少女達
 死姦目的で出会い系サイト利用
 あなたを待ってる人がいる??? 出会い系サイトで、あら、ら、ら、ら

ウィニー(winny)で何を覗きたいのか???

 連日のようにウィニーによる情報流出のニュースが流れ、またか、と言う感覚になってしまったけれど、皆さんは如何でしょうか。利用した本人の情報が流れる分には自業自得ですが、公の情報や他人の情報がこれほどまで、流れてしまうのは困ったものです。

 公の情報がウィニーを介してネットに流れてしまった時、仕事で役立つ情報を探そうと利用していた等と、公の機関は弁解することが多いのですが、その言葉を鵜呑みに出来ない、と言うことは誰もが感じていることです。情報流出が起こったパソコンでは、ウィニーでどんな情報を集めようとしていたか、簡単に想像がつきますよね。

 余り知られていないことですが、情報がウィニーを介してネットに流れてしまうと、その情報の中には必ず『どんな言葉で情報検索をしたか』と言う記録が残っているのです。ですから、流れた情報を見れば、ウィニーでどんな情報を集めようとしていたか、なんて直ぐに分かってしまいます。ですから、情報が流れ出た時、嘘の弁解をすると、自らの首を絞めることになります。

 『どんな言葉で情報検索をしたか』と言う記録には、圧倒的にスケベ関連が多いのです。「関東直撃の4文字」・「関西直撃3文字」・「おっぱい」等の直接的具体的な身体部分名称や「女子高生」、「盗撮」、「裏ビデオ」等。そんな中でも、「覗き(のぞき)」、と言うのが断トツ。皆さん、こんな感じでウィニーを使って情報を覗いているんですね。

 交換するファイルの中にはウィルスたっぷりの情報が多いので情報がネットに流れ易い危険性を孕んでいます。ウィニーを利用されている人は、情報検索に使った言葉が流れ出た情報に残ることをお忘れなく。スケベな言葉で検索ばかりしていると、情報漏れをした際に変態のレッテルが貼られるかもよ・・・



【winny関連の本】
Winnyやりてぇ~!―初心者のためのファイル共有入門です
ズバッとわかる!WinMX&Winny―ファイル交換・共有が完璧にできる!
情報流出絶対回避Winnyツー
WinMX&Winnyで「無料全自動」ダウンロード!
Winny & WinMXバイブル―P2Pファイル交換裏ガイド

2006年3月29日 (水)

『CRぱちんこ 冬のソナタ』を通して思うこと

W1d9jbww  『CRぱちんこ 冬のソナタ』がパチンコ屋に設置されるようになって2週間が経ちましたが、もう既にやってみましたか。

 設置当時、通いつめる冬ソナ・ファンのおばさん連中の数は、最近ではやや減った感じがします。しかし、まだまだ、熱狂的なファンの皆さんがパチンコ屋に繰り出しています。そんな中には、別にパチンコで儲け様と言う気持ちがなく、ただただユジンとミニョンを拝みたい、って方も少なくありません。

 500回、600回と回転させてもかからないのに、スーパーリーチになると、流れてくる音楽に合わせてリズムをとり、ニコニコしているおばさんを見ていると異質な感じを受けます。その間に、どんどんお金が吸い込まれていきます。そして、軍資金が無くなると銀行で下ろすと言う繰り返しを見ていると、気の毒としか言いようがありません。ただ、本人が納得してお金を使っているのだから、傍から見ている者は何も言えません。でも、こんなにお金を使ってしまって大丈夫なのでしょうか。家計の遣り繰りにに支障を来たす事は無いのでしょうか。

 最近のパチンコは、ハイリスク・ハイリターンで、勝つ金額も多ければ、負ける金額も大きいです。30分程度で1万円を使い切ってしまうこともザラ。パチンコにお金を注ぎ込み過ぎて借金を背負う人も多く、立派な社会問題になろうとしています。業界は業界でパチンコ依存と言う問題に取り組んでいるようですが、ハイリスク・ハイリターンと言う現状を何とかしなくてはいけないのかも知れない。


【関連blog】
冬ソナ・ブームは再びあるのか??? 『CRぱちんこ 冬のソナタ』



【冬ソナ関連】
冬のソナタ DVD-BOX vol.1
クイズで読む「冬のソナタ」―あなたの「冬ソナ」の見方はどこまで深い?
図解『冬のソナタ』のすべて―1時間で冬ソナの謎が全部解ける!
韓国ドラマグルメレシピ―冬ソナ・大長今・ホテリアーを食べる

2006年3月28日 (火)

科学的根拠に基づく医療(EBM)

 Evidece Based Medicine(EBM).日本語にすると「科学的根拠に基づく医療」。患者さんも医者や医療従事者も、「科学的根拠」の知識を共有し、それに基づいて話し合い、治療方針を決めていくというのが、EBMです。つまり、治療方針を決めていくにあたって、医師をはじめとする医療従事者の権威や専門性に基づく経験や直感に頼るのでなく、科学的根拠に基づいて進めていこうとする考え方で、科学的根拠の信頼度が高い順に、以下のように、分類されています。


 信頼度� 最も信頼される大規模な臨床試験結果
 信頼度� 小規模な臨床試験結果
 信頼度� 他の医学研究・報告
 信頼度� いわゆる権威者や団体の意見
 信頼度� 単なる専門家の個人的意見 


 権威や専門性に基づく経験や直感に頼る方法の場合、患者さんには治療に対する不安と不信感だけが残ってしまうと言う事態を招くことがありました。どのような医学的証拠に基づいているのか、その信頼度を明らかにしなかったためです。そうした不安と不信感を軽減し、納得のいく医療を受けられるためにこうした考え方が生まれてきました。

 しかし、EBMには、医師をはじめとする医療従事者の技量には触れられていません。こんなものに触れたら、それこそ不安と不信感だけが残ってしまうかも…



【EMB関連の本】
臨床医による臨床医のための本当はやさしい臨床統計―一流論文に使われる統計手法はこれだ!
患者は何でも知っている―EBM時代の医師と患者
統合失調症の語りと傾聴―EBMからNBMへ
EBM 正しい治療がわかる本

2006年3月27日 (月)

延命治療について

 外科の医師が、末期患者の人工呼吸器を取り外し死亡させたとされる事件が発覚した。この際、回復する見込みのない患者をどうすればいいのか、社会全体で考えていく機会になればいいと思っている。

【考える為の素材�】
 以前勤めていた医療機関は精神科と言う事もあって、生命が危険な状態に陥った場合、殆どが一般科病院に転医になっていた。それでも時々、危険な状態に陥る患者さんがいた。その時、耳にしたのが、高い薬を使って延命させてしまえば病院は儲かる、と言う冗談なのか、本気なのかよく判らない発言だった。しかし、実際、医療費の月総額が、前月の500%程度のアップになると聞き、まんざらあの発言は嘘ではなさそうだ、と思ったものだ。また、転医先のケースワーカーは、いつもいつも美味しいところばかりもらって悪いね、と言っていたのでやっぱり嘘ではないのだと思った。如何やら、末期患者は儲かるようだ。しかし、無理やり生かされている感じの患者さんを見るのも良いものではない。

【考えるための素材�】
 家族の心境としては、複雑だ。経済的な負担から出来れば死んで欲しいと言う家族もいる。実際、不謹慎ですが、と前置きをした上でポロリと溢される家族も少なくない。しかし、配偶者の親兄弟との関係を考えると、延命治療を怠った、と後々言われたくないと言うのも本音であったりする。また、(ダメなのは判っているけれど)出来る限りの事をしてあげたい、と言う家族だって勿論いる。

【考えるための素材�】
 メディアが事件として騒ぐと勘違いされがちであるが、延命治療を中止する際には、家族も悩むのだが、医師も悩む。末期患者だから延命治療を止めてしまおう、と言う事ではない。苦悩の末の決断であることは確認しておかなければならない。今回の事件でも、末期患者全てに延命治療中止の決断をした訳ではない。あくまで外科の医師の臨床経験に基づいた個人的な見解で判断をしたのであろう。残念ながら、日本では医師をはじめ医療従事者の中で末期患者の治療のガイドラインが未確立で、治延命治療に対する共通認識(判断基準)が持てていないことが少なからず問題だったのだろう。この辺りの整備は、急ぐ必要がある。厚生労働省は、昨年から研究班を作り、ガイドラインに作りに着手したばかり。

【考えるための素材�】
 死が避けられない末期患者にあっては、明確な意思表示が存在しない事が多い。推定的意思の認定に当たっては、リビング・ウイル等、患者の事前の意思表示があれば有力な証拠となる。しかし、それがない時は、家族の意思表示から患者の意思を推定することとなる。ここで重要なのは、あくまで基準となるのは患者の意思であって、家族の意思表示ではないこと。家族の意思表示は、患者の意思を推定するための資料でしかない。

【考えるための素材�】
 意味のない延命治療の中止は許される。その要件として、�患者が治癒不可能な病気に冒され、回復の見込みがなく死が避けられない末期状態にあること。�中止を求める患者の意思表示が中止を行う時点で存在すること。�中止の対象となる措置は、薬物投与、化学療法、人工透析、人工呼吸器、輸血、栄養・水分補給などすべてが含まれる。


 末期患者に対して、最適な治療とは、�治療の安全性と治療成績の向上を図り、無駄な治療を廃して人的・経済的負担を軽減すること。�医師と患者及び家族が病気の進行度と治療法について共通の認識を持つように支援し、開かれた医療環境を整える基礎を提供することになるのでしょうか。



【末期患者・延命治療の本】
私、延命治療はしません―ガンで余命告知された妹・智子の選択
生と死の選択―延命治療は患者にとって幸せなのか
死にゆく患者の心に聴く―末期医療と人間理解

2006年3月26日 (日)

あなたもエビとカニの博物館のサポーターになりませんか

Oxlh7hqw_s 国道42号線を南下していくと、すさみ町があります。このすさみの江住には、知る人ぞ知るすさみ町立エビとカニの博物館があります。お世辞にも大きなところでなく、閑散としています。入場料無料にも関わらず、一日の入場者数は多めに見積もっても展示してあるエビやカニ等の総数の五分の一にも届かないのではないでしょうか。

 ここはすさみ町からの補助金とサポーター(芸能界では、こぶ平の母・海老名香代子さんやプリンセス天功、さかな君なんかがサポーター)や見学者の寄付によって細々と運営され、展示されている生物は、地元漁協で分けてもらっています。まさに手作りでこぢんまりした水族館なのです。

 とは言っても、アオウミガメ(現在、小亀が沢山育っています)・オウムガイ(卵を産んでいます)等が展示されており、侮れません。また、エビやカニにしても他の水族館では見られないようなものがいます。それに、タッチング・プールでは、ヒトデやウニをはじめとした活きの良い生き物に触れることが出来ます(タッチング・プールは余所にもあるけれど、元気さが違う。余所は触られ過ぎてくたびれている感じ)。そんな訳で、知っている人には取って置きの場所と言ったところです。まぁ、マイナーで且つ入場無料のこの水族館にみなさんも足を運んでみませんか。

 みなさんもサポーターになって水族館作りを楽しんでみませんか。

2006年3月23日 (木)

高齢化社会と認知症

 日本は、1974年に65歳以上の人口に占める割合が7%を越え、高齢化社会に突入した。65歳以上の人口に占める割合も増えつづけ、平成16年10月1日の時点で、19.5%に達している。今後の予測では、2035年には、35%に達する見込みである。現在、認知症(痴呆)の問題は誰もが知る社会的な問題になっている。

 1972年に有吉佐和子が発表した『恍惚の人』は、重度認知症者に振り回される家族の姿を表わし、その想像を絶する症状による高齢者を抱える大変さを世間に訴えた。これを機に、痴呆と言う問題が注目を集め、『恍惚の人=痴呆』と言うイメージが定着していった。そして、翌年、映画化された。その時のTVCFで流れていた「おじいちゃんが壊れていく」と言う台詞は、未だに記憶に残っている。その後も、痴呆問題を扱う作品は色々登場してきたが、1992年に夏樹静子が発表した早期アルツハイマー性痴呆の疑いに戸惑う熟年男性の話の『白愁のとき』は、痴呆の問題にもう少し医療が出来ることはないのだろうかと疑問を投げかけた作品であった。『恍惚の人』が発表されてから、20年の間に痴呆の問題は、ポピュラーな話題へと変ってきたことが内容から十分に読み取れ、痴呆を何とか出来ないか、と社会が思い始めたようである。そこから更に10年が経ち、学習療法に代表されるような脳のリハビリが脚光を浴びるようになってきた。中程度の痴呆だったら、脳の機能の改善が科学的に証明されてきたのである。またまた大きな前進である。既に突入している高齢化社会なのだが、認知症に対する研究・治療・リハビリはトントン拍子で進んでいる。

 しかし、こうした認知症の進行を遅らせるリハビリが広まっているにも拘らず、認知症により問題を起こしてしまう人の数は急増している。警察庁によると、2004年に迷子になってしまい家族などからの相談や捜索願の総数は年間2万3668件。その内、無事な発見は1万7842人、自分で帰宅したのは4921人。徘徊で死亡や不明になった人、905人(うち事故などで死亡が確認されたのが548人、行方不明者が357人)。警察は、通報があれば、市町村・消防・福祉施設と連携し捜索する「はいかい老人SOSネットワーク」と言うシステムを構築して対応している。それ程知られていないが、今後、高齢化社会が進むにつれてその有難味が認識されていくことになるだろう。

 
皆さんは、自分や家族の老後を如何お考えでしょうか???。罷り間違っても迷子になって死んでしまうなんて考えていませんよね。でも、こんな結末も心の何処かに置いておかなくてはならないかもしれませんね。



【高齢化社会】
恍惚の人
恍惚の人←DVD
白愁のとき
老いる準備―介護することされること
子どもの世話にならずに死ぬ方法
老いた親が「ひとり」になったとき -あなたはどう向き合いますか?
うたうぬりえ帖〈下〉―高齢者のレクリエーションブック
脳の健康を守るげんきプリント〈2〉名作のふるさとを訪ねて編



【関連blog】
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あなたの老後の生活設計は???
高齢者の精神鑑定

2006年3月15日 (水)

噂 ひきこもりの人達と関わってくれるのはどこ???

 厚生労働省は、以下のように広い意味でひきこもりを定義している。

 様々な要因によって社会的な参加が狭まり、就労や就学等の自宅以外での生活が長期に亘って失われている状態。


 一方、ひきこもりの第一人者と言われている精神科医・斉藤環先生は、狭い意味でひきこもりを以下のように定義している。

 20代後半までに問題化し、6ヶ月以上自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、他の精神障害がその第一原因とは考えにくいもの。


 これらの定義で、確認しておきたいことは、以下の通りです。

 ひきこもりは精神疾患の診断名ではない。

 狭義のひきこもりは、精神科疾患が原因ではない。

 広義のひきこもりは、多種多様で精神科疾患が原因の場合もある。


 某地方で開かれた精神保健福祉センターのお偉い様の会議上、「精神科疾患が原因ではない狭義のひきこもりの場合、精神保健福祉センターが態々関わる必要はないのではないか」、と言う意見が飛び出したらしい。幸い意見は却下されたらしいが、地道にひきこもりのフォローをし続け、成果を上げている精神保健福祉センターのお偉い様の意見とは信じ難かった。

 精神保健福祉センターが関わらなくなってしまったら、精神科疾患が原因ではない狭義のひきこもりの当事者や家族は、一体どこを拠所にしたら良いのであろうか。よくよく振り返ってみると、ひきこもり支援をしているところって少ない。当事者グループ???、心理カウンセラーの所???、精神科病院やクリニック???、それ位しか思い浮かばなかった。

 ひきこもりの当事者や家族と関わってくれるのはどこがあるの???



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「ひきこもり」救出マニュアル
ひきこもり支援ガイド
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自動速度取り締まり装置(オービス)は不正確!!! 仙台高裁秋田支部の判決

 自動速度取り締まり装置(オービス)が被告人の車両の速度を正確に測定していたとは言えない。


 冒頭で紹介したのは、制限速度を32キロ超過したとして道交法違反罪で秋田簡裁から罰金6万円の有罪判決を受けた秋田に住む男性の控訴審判決の一部である。

 この男性は、制限速度60キロの県道を92キロで走行したとするオービスの記録から県警の取り調べを受けたが、出頭を拒否し逮捕された。この男性は、以前からオービスの設置を知っており、通常80キロ程度で走行していた(32キロ超過は納得出来ない)として、控訴していた。


 判決で裁判長は「(同装置の資料に)測定値にはマイナス誤差しか生じないことを意味する記載があるが、根拠となるデータが示されていない。被告人が90キロ未満で走行していたのではないかという疑いが残る」と判決理由を述べた。


 警察によれば、マイナス誤差しか生じない、と言うオービス。マイナス誤差しか生じない、って言うのは、若しかして、オービスはスピード違反を甘く取り締まっていた、と言うことなのか。確かに高速道路でオービスが設置してあるところを、20キロ程度スピードを超過して通り抜けてもオービスで取り締まられることはない(自己責任においてスピードは出して下さい)。立派なスピード違反なのだけれど、見逃してくれている。

 仮に、オービスがスピード違反を甘く取り締まっていたとしても、警察はたかが一人を有罪にするために、そんなことは口が裂けても言えないよな。でも、これって公然の秘密なんだよなぁ〜!!!




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2006年3月 8日 (水)

資格の質の維持

 資格、資格、何でも資格のこのご時世、国家資格・民間資格が乱立している。こうした資格は、一度取得すると、更新の必要がない有効期間が死ぬまでと言うものもが殆ど。資格には、専門性を認める側面があるのに、資格取得の際だけ専門知識を詰め込み、取得後は何もせず専門性のかけらもない専門家の温床になっている。専門性は、経験と知識と言う両輪で機能しているが、どちらかが欠如してしまうと、使い物にならない。

 資格取得者に専門性を認めるのであれば、一定以上の質を保証する義務があるのではないか。つまり、一定以上の専門性を保持していなければ、資格の取り消し等の措置も必要ではないのか。資格取得者は既得権を主張するかもしれないが、一定の専門性に到達していなければ、資格を剥奪されると危機感をもって貰うのも必要なのではないか。専門性の質が一定の水準を下回るような専門家は要らない。

 資格を作るのは良いけれど、資格の質をどのように維持していくのか、資格を認定する側は考えて頂きたいものである。

2006年3月 4日 (土)

民主党崩壊劇場

 偽造「堀江メール」を永田議員先生に橋渡しをしたフリーライターに対し、民主党の中で、訴えてやる、と鼻息荒く意気込んでいる議員先生がいる。一体、民主党は、偽造「堀江メール」問題でどこまで恥をさらすのか。国民は、興味を持って見守りたいものである。

 偽りの情報を掴まされた議員先生が登場。更に、それに踊らされた議員先生ご一行様。更に更に、周囲に響き渡る党内の不協和音(皆で対処していこうと言う方向性の欠如)。そして、今度は、偽造「堀江メール」問題の責任転嫁と思えるフリーライター提訴発言。民主党崩壊劇場は、今とても熱い!!!

 フリーライター提訴するならするで、こっそりすれば良い。活字にしてしまうのは恥の上塗りではないのか。そもそも手に入れた情報と客観的な事実とを照らし合わせれば、案外偽りだと判りそうなものだったのに…。それを怠ったのは民主党だ。そんな自分達の無能さを棚に上げて、フリーライター提訴、って騒ぐなんて政治センス最悪。無能です、と宣言しているみたい。

 どうせ、提訴にしても、『私文書偽造・同行使』辺りで、軽い罪。裁判の中で、平沢勝栄議員先生が、メールを金で買った、と指摘しているような事実が飛び出そうものなら、更に民主党は恥をかくことになる。分かって発言しているのか。心配してしまう。

 他者が悪い、環境が悪い、と民主党以外に原因を求めることが大切な時もあるけれど、そうそうそんな解決法をしていても、新しい問題が生じた時に対処出来る保証は無い。民主党の問題として捉える視点が自らの成長に繋がっていくのではないか。他者や環境が悪い、と言って、他者や環境を変えさせたとしても、民主党自体が変らなければ、決して何も変らない。ここのところに気付いて欲しい。

 ところで、民主党は、危機管理の専門家を雇っているのだろうか。すること、やること、裏目ばっかり。素人みたい。



【危機管理の本】
企業危機管理 実戦論



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不幸を呼ぶ、擬装メール
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カー娘(かーむす//カーリング娘。)

 トリノ五輪での女子カーリング日本代表「チーム青森」の活躍をこってり見入ってしまった人は多かったみたいですね。私もストーンの動きに息を呑みながら一喜一憂して見ていました。結果は、4勝5敗の7位でしたが、金メダルを取った荒川静香さんより日本列島を熱くさせたのではないでしょうか。

 「チーム青森」は、寺田桜子さん、目黒萌絵さん、本橋麻里さん、林弓枝さん、小野寺歩さんの女性5人組。メディアは、彼女達を「カーリング娘。」、略してカー娘と呼ぶ。既に、ファンまで現れ、カー娘の登場に、萌え、萌え、萌え、と言う声の他に、あゆぅ〜、まりり〜ん、との声も飛び交う状態。また、トリノ五輪前から、来春公開予定の『素敵な夜、ボクにください』で映画出演が決まっており、今回の活躍で更に注目を集めています。

 しかし、カー娘は、芸能界入り宣言なんてしておらず一般人だったはず。メディアに勝手に芸能界に引っ張り込まれてしまっている。今後、プライベートが暴かれていくような事がなければ良いのですが…

2006年3月 2日 (木)

不幸を呼ぶ、擬装メール

 擬装メール問題で、一方的に民主党を攻撃すれば国会質疑で強い態度に出られないだろう、と自民党や公明党の議員は思い、総攻撃をかけている。こんな光景を見て、もう良いじゃないか、と思い、うんざりしているのは私だけだろうか。

 調子に乗って、無抵抗の相手をこれ必要以上攻め続けるのも良いけれど、余り遣り過ぎると、反って自分達の心証を悪くすることに気付いた方が良い。それに、そこまで徹底的に吊るし上げると、自分達の側で不祥事が起きた際、野党や世間に同じように吊るし上げられる事を念頭に入れておくべきだ。この問題で攻撃している方で、叩けば埃が噴出しそうな方は、特に注意した方が良いだろう。

 …と思っていたら、やっと与党の一部から、遣り過ぎたら世論の流れが変わってしまう、との声が上がり始めた。一寸遅い感じがするけれど… 

2006年2月27日 (月)

スピリチュアル・カウンセリングや占い

 細木数子や江原啓之と言った人たちの人気は、強いものがあり、一部の文化人〜芸能人〜一般人から強く支持されています。しかし、光が強く当れば、陰は濃くでると言う言葉通り、このように強く支持されると、必然的にその反対の意見も出てきます。

 はっきり言って、人が前世の問題を引き摺って生きていると言うこと等、確かな根拠なんて微塵もありません。問題を起こすのは人間で、前世の問題の因縁等ではありません。起こった問題についての解釈を占い師やスピリチュアル・カウンセラーがしているにしか過ぎません。

 しかし、占い師やスピリチュアル・カウンセラーのこうした解釈が受け入れられています。こうした解釈によって、起こった問題についての考え方が変り、気持ちが楽になるからです。スピリチュアル・カウンセリングや占いには、一種の癒しの作用があると言っていいのではないでしょうか。

 ただ、問題を解決していくと言う意味では、前世の問題の因縁で問題が起こると言う考え方は、良くないかもしれません。そう言ったものに頼ることは、自分で問題対処が出来ないと言っているのと同じです。他力本願なのです。問題を解決していくのは、あくまでも当事者である本人。なかなか問題と対峙しても問題は解決しませんが、対峙しなければ問題は解決しません。問題解決には、それなりの努力がいるのです。



【江原啓之の本】
スピリチュアル・ヴォイス
スピリチュアルプチお祓いブック
スピリチュアルな人生に目覚めるために―心に「人生の地図」を持つ
【細木数子の本】
細木数子六星占術 平成18年開運暦カレンダー
六星占術開運暦 (平成18年)
六星占術による水星人の運命〈平成18年版〉
【セルフコントロールい(セラピー)の本】
自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法
論理療法による三分間セラピー―考え方しだいで、悩みが消える
〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

2006年2月26日 (日)

宗教的象徴の冒涜と言う大義名分

 デンマークの新聞に端を発したムハンマドの風刺漫画問題は、ヨーロッパとイスラムに拡大し、依然燻り続けている。この問題は、言論の自由を主張するヨーロッパと宗教的な冒涜を主張しているイスラムの対立、と言う事になっている。

 しかし、今回の問題では、フランスのカトリック、プロテスタント、ユダヤ教の指導者は、いち早く風刺漫画を非難し、イスラム支持を明らかにした。また、ヨーロッパに住むイスラム教徒は、始終穏やかな対応で、扇動行為をしなかった(問題が起ったのは、ヨーロッパ以外。そうした国では敢えて暴徒を放置していた)。背景には、移住先の社会ルールに従っていこうというものがあったようだ。かといって、心の拠所としている宗教的象徴の冒涜行為に対して怒りがなかった訳ではない。

 ヨーロッパ国々では、キリストやその弟子が冒涜された場合、多くのキリスト教徒は不快感を感じ、徹底抗戦している。そして、イギリスのブレア首相は、成立はしなかったものの全ての宗教を対象に宗教的象徴の冒涜行為を取り締まる法案を提案している。ヨーロッパの国々では、言論の自由は認められているものの、宗教的象徴の冒涜にはとても敏感で常識的なのである。

 ヨーロッパにせよ、イスラムにせよ、宗教的象徴の冒涜をするべきでないと知っている。なのに何故このような対立の構図が出来上がっているのか。

 裏の事情があるからであろう。この問題を自分達の利益の為に利用しようとしている勢力がヨーロッパにも、イスラムにも多く存在したと言う事なのである。

着ないで迷惑行為、いやいや機内で迷惑行為

 鹿児島空港での出来事。羽田行きの日航機が、滑走路へ向けて移動を始めたにも関わらず、機内では、携帯電話でメール打ちに没頭する男と繰り返し注意する女性の客室乗務員。機内での携帯電話の禁止に関して一時的に理解したようにみえたが、給湯室まで、客室乗務員を追いかけ、胸ぐらを掴み、暴言連発。男は、一旦強制退去させられたが、携帯電話を使用しない、と約束したため、問題を起こした飛行機への搭乗を再度許可された。結局、日航機は1時間遅れで出発した。今回の迷惑行為で、日航は、航空法に基づき最高で50万円の罰金を科すことが出来るが、罰金や損害賠償の請求は行わないそうである。

 日航は、お客様の教育にもう少し力を注いだ方が良いかもしれない。して良い事といけない事をはっきりお客様に伝え、していけない事をしたら、搭乗拒否を徹底する措置をとったり、罰金や損害賠償の請求をしっかりし、問題行動を起こすと高くつく事を教えてあげるべきであろう。ペナルティを課せられれば、軽率な行動を慎むお客様が増えるだろう。今回のように、中途半端な対応は、返って今後こうした行為を助長する。問題を起こしても、それ程責任を取らなくて良い(航空法は機能しない。罪は軽い)と学習してしまうお客様を育てる事になる。

 如何してもルールに従えず、機内で携帯電話でメール打ちに没頭したいのであれば、自分で航空会社を作ってからにしたら良い。そうすれば、誰にも文句を言われずに機内で快適に携帯電話でメール打ちが出来ると言うもんだ。

2006年2月23日 (木)

経験者は語る 借金する時はここに注意

 以前、サラ金に返済を追われていた同僚にお金を貸した時に、利子の代わりにサラ金での正しいお金の借り方を教えて頂きました。もっとも、私のような小心者は、借金があるだけで返せないのではないかと、不安になってしまうので縁遠い話なのですが…


そのアドバイスとは、
 

月収の3倍の金を借りた時点で返済不可能になる
 

と言うものでした。



 月収の3倍とは、微妙な言い回しです。その人によれば、ボーナスとかがあるから大丈夫だなんて考える人もいるけれど、ボーナスは右から左に行ってしまって残らないことが多いので、難しいとの事でした。さすが、経験者。今も背中に火がついているだけあると思ってしまいました。


因みに、貸したお金は、返って来ました。ラッキーでした。

ご利用は、計画的に…

2006年2月22日 (水)

ニートと中高年フリーター問題は、今後深刻化する

 Not in Employment,Education or Training、って、何のことだかわかりますか。

 答えは、Not in Employment,Education or Training、ニート。直訳すると、学校に行かず、仕事に就かず、職業訓練を受けていない人(若者)の事である。現在、推定85万人。立派な社会問題化している。そして、ニートと双璧をなしているのが、中高年フリーター。大手銀行系調査会社の推定では、15年後に205万人に達すると言う。現在、ニートと呼ばれる人達の多くが移行していくと思われる。

 ニートせよ、中高年フリーターせよ、日本では、こうした人達は親に養ってもらっていることが多い。従って、何とか生活の維持が出来ているので、問題の深刻さが浮き上がって来ない。親が死んでしまって養ってもらえなくなった途端に、生活が破綻し、問題が深刻化する可能性が高い。

 生活が破綻すると如何なるか、手頃な見本がある。それは、一部の高齢者である。収入が減るか途絶えるかして、生活が維持出来なくなって、生活保護を受給する高齢者や窃盗事件を起こす高齢者が増えている。犯罪を犯す高齢者は、前年比の5倍増で、全検挙者の10%にまで膨れ上がっており、立派な社会問題化している。

 高齢者は働いて収入を得たくても雇用してくれる場所がないので、こうした選択をせざるえないかもしれない。しかし、ニートでも、中高年フリーターでも、仕事の経験が殆どなかったり、ブランクが大きければ、収入が途絶えた時点で就労するのは難しい。また、仕事の多くが希望していない職種になる事も多い。給料だって、余り望めそうにない。こんな状況で、就労しようとする人がどの位いるのだろうか(現状から察するに、少ない)。就労しない選択をすると、生活保護か、犯罪か、と言った選択がポピュラーなものになる。生活保護だって受給は難しくなってきている。すると、残るは…

 つまり、ニートせよ、中高年フリーターせよ、彼等を養う親が亡くなり生活が破綻した時点で問題を起こす可能性が高まる。先に紹介した大手銀行系調査会社が推定した15年後の2021年辺りからニート・中高年フリーター問題は、社会を悩ます大問題化するであろう。

 最近、「容疑者は無職」、と言った事件報道が増えている気がしているのは、私だけであろうか。



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バイアグラにまつわるお噂を色々…

 発売以来、世界中の2300万人以上の男性がご愛用の性的不能治療薬、バイアグラ。先日、バイアグラのニュースが世間を騒がしたので、バイアグラのお噂を少し紹介してみます。

 先ずは、先日のバイアグラ絡みのニュースを少し。要約してしまえば、バイアグラの服用で38件の「失明状態」との報告があった、と言うこと。この件に関して、ファイザー社はアメリカのメディアに対して、「極めて稀に血管への作用で一時的な視覚障害を起こすもの」と認めている。確かに、38/23000000(0.0002%)と言うのは、極めて稀だ。他の男性の性的不能治療薬でも同様の事例が報告されており、多かれ少なかれこの手の薬は、視覚障害を起し易いのかもしれない。尚、視覚障害の他にも、心臓への影響などが指摘されている。まぁ、性的不能で悩む男性にしてみれば、こんなことを気にしてたら性的不能が改善出来ないですかねぇ???。世の男性の皆様は如何なもんでしょうか???

 続いて、バイアグラの英文スパムメールが届くことはありませんか。我が家では3日に1度の割合で届くのですが、これが途轍もなく迷惑。この英文スパムメールは、世界的にばら撒かれているようで、完璧に阻止する方法は見付かっていないんです。そして、その殆どが詐欺性(ネットを遣っている人ならご存知ですよね)。…と言うことで、無視、無視、無視が無難なようです。

 最後に、あるお医者さんは、「セックスのより高い健康効果を得るには、出来るだけ『最後までいく』ことだ。抱き合うだけでも効果はあるが、患者さんの例などを見ていると、勃起、射精までいった方が効果が高いように思う。バイアグラなどの薬やサプリメントを利用するのもいい」と推奨されているようだ。でも、バイアグラやサプリメントを利用するセックスって、何か不健康そうですが、これが現代風???。食事で補って欲しい気も…。そうそう、このお医者さんが最後に言ってました。相手がいなければ自慰行為でもよし、頑張れ!!!、とのことです。何のこっちゃ〜

2006年2月17日 (金)

困ったもんだ 地上波放送のデジタル化

 2011年7月、地上波放送のデジタル化に伴って、アナログ放送が終了する。昨年春に実施された総務省の調査では、


 地上波デジタル放送が始まることを知っている73%
 アナログ放送が将来とまることを知っている66.4%
 20011年にアナログ放送が終了することを知っている9.2%


 既に、2003年から関東・中京・関西では、試験的にデジタル放送が始まっているので、この地域に住んでいる人たちには案外馴染みがあるかもしれない。また、昨年の10月以降にテレビを買った人たちも、テレビに『2011年アナログ放送終了』と書かれた告知シールが、テレビに張ってあるので知っていると思う。

 あと5年で、アナログ放送が終わってしまう。高齢者がこれから更に増えようとしているこの時期に、敢えて完全デジタル化と言うのは、如何したものでしょうか。高齢者のパニックは必至です。高齢者には、2011年アナログ放送終了、なんて言われても何のこっちゃさっぱり判らない人が多い。2011年7月、テレビが映らなくなった、と騒いでいる高齢者がそこら中に溢れている姿が容易に目に浮ぶ。更に、高齢者を騙す奴等も…

 また、デジタル放送に移行したら、専用のテレビかチューナーが必要だ。無かったら見ることが出来ない。現在は、家電量販店で10万円、電気屋では15万円以上で売っているのがざら。アナログテレビだったら1万円以下で買えてしまうのに、とんでもない程高額。これから安くなる、とは言うものの、アナログテレビ並みの値段にはなる訳が無いし…。貧乏人は、テレビが見えなくなってしまうかも…

 更に、ビデオ・レコーダーのチューナーだって変えなくてはいけなくなる。金が掛かる。又、テレビを引き取ってもらうためにリサイクル料金が必要になる。金を払うのが嫌な人は、投棄。これぢゃ、環境にも良くない。

 変化させていく事は必要だけれど…、如何したもんだろう。

2006年2月16日 (木)

ウルトラマンの著作権問題

_7dras_n  ピンチ、ピンチ、大ピンチ。ウルトラマンが大ピンチ。子供時代のヒーロー・ウルトラマンが大ピンチ。カラー・タイマーが点滅中。日本人の心に根付いたウルトラマンですが、ウルトラマンの著作権の問題で、日本以外でウルトラマンが全く異質なものになろうとしている。

 ウルトラマンマックスに代わり、4月より、ウルトラマンメビウスが放映される。そして、早ければ、6月からは、ウルトラマンミレニアムも放映される。ええええええっ〜、一度に2つのウルトラマンが放映されるの〜ぉ、と驚きの人もいるかもしれないが、確定している。…と言っても、ウルトラマンミレニアムはタイ人によって製作されて、中国の中国中央電視台で放映される。ゆくゆくは東南アジアでも放映予定だそうだ。著作権の関係で、日本では放映されません。な、な、な、な、何で、とお思いの方も少なくないと思いますが、そこには、円谷プロの資金繰りが悪化した時に13万5千ドル(1500万円程度)が払えずに、日本国外における著作権・商標・制作権・複製権まで含まれるウルトラマンの利用権をタイのプロダクションに手放してしまったと言う事情があるんですね。ですから、円谷プロの意向とは関係なく国外でウルトラマンを作ることが出来てしまうんですね。

 さて、中国版のウルトラマンミレニアムでは、中国人の変身する群を抜いた能力(ウルトラマンミレニアムの2倍の能力)を持つウルトラマンエリートとタイ人の変身するウルトラマンミレニアムが、白人とタイ人とのハーフが変身する悪役のダーク・ウルトラマンや怪獣等から中国の北京と上海を守ると言う設定。既にウルトラマン・グッズは中国のデパートに並び人気を集めている。

 日本のウルトラマンと国外で活躍するウルトラマンとは、似て非なるもの。何か、イメージが狂っちゃうよね。中国や東南アジアで人気が沸騰してしまうと、本家・日本のウルトラマンが亜種扱いされてしまう日が来るかもしれない。



【バルタン星人】
ウルトラ怪獣シリーズEX宇宙忍者バルタン星人3代目
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世界標準 大半の世界地図には、竹島・独島と併記

 
この島は韓国と日本間で紛争状態にある


 デリケートな問題であるから、諸外国の世界地図では、竹島・独島と併記してある。更に、地図上では、竹島・独島の下に『この島は韓国と日本間で紛争状態にある』と記載されている。これが、世界のスタンダード。

 これに対して、韓国はご不満らしい。国連地名標準化会議の勧告予定の文言まで持ち出して、『植民地下で使用されたか、外国人によって命名された全ての外来地名は使用しないか、極小化』とアピールして、独島と言う名称の世界の世界地図上での普及を狙っている。

 現在、独島のローマ字表記は、Dokdo、Tok-do、Tok-toと韓国国内で統一されてないまま。その為、ローマ字表記を国際的に標準化すべきとの声が上がっている。そうすることが、独島と言う名称の地図上での普及に繋がると考えているようだ。更に、国際機構・世界地図製作会社・メディア等に、関連資料などを送り、働きかけて、独島と言う名称の地図上での独占をも視野に入れている。

 そんなに白黒つけたければ、姑息な手法を用いるのではなく、国際司法裁判所にでも提訴すれば良いのに…

 韓国は、第二次大戦後のサンフランシスコ講和条約で対馬領有権を主張し要求し、アメリカに却下されている。このような過去のトラウマがあって、国際司法裁判所に提訴するのが怖いのかもしれない。

2006年2月15日 (水)

シリーズ・自立支援法 自立支援医療費制度を何て略す???

 自立支援医療費制度を何て略して呼ぶんだろう???

 4月より、障害者自立支援法が施行されますが、精神科の医療機関で今とても熱い話題は、自立支援医療費制度の呼び方。因みに、通院日公費負担制度は、精神保健法第32条に通院医療費の公費負担の記載があったので、略して32条でした。


この3つが有力かな、と言う事で紹介してみます。

 障害者自立支援法第58条1項に通院医療費の公費負担(自立支援医療費制度)の記載があるので、略して、58条。

 障害者自立支援法第58条1項に通院医療費の公費負担の記載があるので、通院医療費。

 自立支援医療受給証の前の部分を取って、自立支援医療。

 
 さて、どんな呼び方に収まるのでしょうか。ところで、1月16日から、自立支援医療費制度移行の手続きが始まりましたが、移行の手続きはお済でしょうか。手続き忘れがないようにして下さい。不明な点は、現在通院中の医療機関に問い合わせるのが良いと思います。



【関連blog】
自立支援医療受給証
対象となる病名は???
自立支援医療費制度移行届書について

2006年2月13日 (月)

あびる優の出演にちょっと待った!!!

 あびる優は、あの騒動以後もテレビ出演していますが、今回のように物言いがついたのは初めての出来事でした。さぞ、日本テレビは驚いたのではないでしょうか。

 日本テレビの「踊るさんま御殿」に元窃盗団の一員で、タレントのあびる優が出演したところ、メイン・スポンサーの一つであるトヨタ自動車から物言いがつき、この回の放映分のスポンサーを降りると言う騒ぎになりました。その結果、クレジットにはトヨタ自動車の名前もなく、TVCFも一切流されなかった、と言う事態に発展しました。

 「その日の放送に限って諸事情を勘案して、提供クレジットは伏せさせて頂きました」とトヨタ自動車の広報部は答えています。こうしたトヨタ自動車の対応は、トヨタ自動車はこう言った問題に非常に敏感である、世間に意思表示していることになります。世界的な企業としてこういった姿勢を示す事が企業イメージを作り上げていく上で大切なのです。思い切った決断を評価したいと同時に、今後もこうした姿勢を示していって欲しいし、追随する企業の登場を心待ちにしています。

 逆に、日本テレビやあびる優が所属するホリプロは、鈍感であることを晒す結果になりました。運が悪かった、で済まされるかもしれませんが、よく考えて方が良いかもしれません。

 それでもどうしてもあびる優を番組に出したいのなら、社会復帰若しくは更生プログラムの一環です、なんてテロップでも入れてみるのは如何でしょうか。



【関連blog】
 あびる優、復帰宣言!!!
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 時効が成立してないかも…、まだまだ続く、タレント少女Aの騒動
 非難をあびる女性『窃盗』タレント及びホリプロ
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2006年2月12日 (日)

ファンダメンタリズム(原理主義)

 人は誰もが育ってくる過程でその人なりの生きていく上でもっとも根本的なものを持つようになっていきます。そして、それが価値観と呼ばれるもので、それを拠所にして私たちは人生を確信を持って生き抜いているので、価値観の確立することは、自我を確立していくことと言えるのではないでしょうか。

 自らの価値観を絶対的なものとして正当化し、他を排除する原理主義(ファンダメンタリズム)と言う思想(概念)があります。イスラム原理主義とか、キリスト教原理主義とか、ニュースを騒がしているので、聞いた事がないなんて言う人はまずいないと思います。この原理主義と言うのは、もともと20世紀初頭のアメリカのキリスト教の世界で用いられた概念で、「聖書に書かれていることは全て正しいので、それを絶対なものと信じていきましょう」と言う意味でした。それが、今日、キリスト教以外に用いられるようになったのです。

 世界に目を向けますと、こうした原理主義に基づく紛争が各地で勃発しています。互いに、自分達の価値観が正しいんだ、と主張し、他を否定して、壁を作っています。その壁が、どんどん高く、そして分厚くなっていくので、主義・主張の異なる国が、他と折り合いをつけられないばかりか、大きな溝を作り出すと言う結果になっています。
 こうした国の多くが、民主主義の国です。しかし、民主主義では、各個人の価値観を大切にしていくこと(言論・表現・思想の自由)が基本であったはず。しかし、行っている事は、価値観の押し付けなのであります。矛盾や民主主義の否定を感じます。

 価値観を持つのは人としての当然の流れですが、他者の価値観を尊重することも忘れずに!!!

2006年2月 8日 (水)

社会のあり方と健康の関係

 社会のあり方と健康の関係について、『相対所得仮説』と『ソーシャル・キャピタル仮説』というものが知られています。

『相対所得仮説』
 所得格差が小さい社会と大きい社会とでは、所属する社会によって健康の度合いが違うと言うことが、社会調査で知られるようになってきました。当然のことながら、「低所得者」と言う意識を持つ人の割合が格差の大きい社会ほど多いのが現状です。そうした所得格差の大きい社会では「低所得者」と言う意識が全体の健康水準を下げる、と言う説です。例えば、自分は低所得だから医療に掛かるのを見合わせよう、もう少し酷くなった時点で受診をしよう、といった具合になっていくのです。こんなことをしていたら、進行してしまう病気なんかの場合は、手遅れ、なんてことにもなりかねません。

『ソーシャル・キャピタル仮説』
 人間関係が希薄な社会ほど健康に悪影響を及ぼす、と言う説で、これもまた社会調査で知られるようになってきました。人と人の繋がりの弱さや信頼感が乏しい社会ほど、ストレスを溜め込みやすくするのです。

 これらの仮説が示すように、居心地の悪い社会では健康に悪影響を及ぼすのです。

 現在、日本では、所得格差が問題になっています。お金と言うものの8割は2割の金持ちに集中し、残りの2割を8割の金持ちでない人たちで分配するのだと言う。これぢゃぁ、格差が広がるのも無理はない。しかし、肥満・飲酒・喫煙等の生活習慣ばかりに目がいって、このような所得格差がストレスとなって、健康に悪影響を及ぼす点については、問題視されていない。そろそろ、そんな点に目が向けられる人が増えてきても良い頃ではないだろうか。



【必読!!! 社会福祉を学んでいる方】
健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか

2006年2月 7日 (火)

企業危機管理 東横インの社長とマスコミの正義感

 人の振り見て我が振り直せ、という諺がある。まさに、東横インの社長の危機管理術と言うのは、ぴったり合致する感じである。

 先月下旬の問題発覚後、「時速60キロの制限速度を67、68キロで走っていいと思っていた」「身障者用の部屋は年に1、2人の利用しかない」「まあいいかと思った」等と開き直り気味に無責任で感情的な言動を連発した。これが社会正義に基づく悪者退治と言う大義名分をメディアに与える事となり、連日、メディアを賑わす極悪人として扱われ、世間や関係自治体の猛烈なブーイングを浴びることとなった。更に、東横インを突付いたら、出るわ、出るわ、系列ホテルの122件中、約半数の77件で法令違反が炙り出されることとなった。

 社長が事の重大さに気づいた時には、関係自治体などは刑事告発を検討し、プライベートでの出来事までも引っ張り出され、その不誠実・無責任振りを強調される事となった。

 そんな中で、自分が上等な人間と思っていたことが悔しくてしようがない、と東横インの社長が涙ながらに謝罪をした。もう大炎上で手をつけられない状態なのに、謝ればなんとかなるとでも思ったか。案の定、伝わるはずなどなく、更に心証を悪くしただけだった。

 一連の騒動で、ワンマン社長と取り巻きはご機嫌伺いばかりの会社、って感じた。もう少し冷静に状況の判断が出来る人材が欲しいですよね。こう言った場合、先ずは謝罪。調査結果の報告、原因分析の結果の報告、改善策の提示、処分の内容の発表、と言うのが、大切だと言われている。どれが欠けても上手くいかない。その為、頭の漢字を並べると、「謝・調・原・改・処」となるので、『社長限界でしょ』と言う語呂合わせで覚えるのだそうだ(企業危機管理 実戦論より)。残念ながら、こうした態度は見られず、硬直、高慢、厚顔、狡猾だけが目立ってしまった。まさにやってはいけない事をやってしまったのだ。

 今回はトンでもないほど高額な授業料になってしまった感じですが、企業の危機管理を学んで、上手な対応が出来るようになると良いですよね。以前、週刊文春で連載されていた企業危機管理 実戦論でも読んでおいたら良かったのにね。



【ご紹介紹介した本】
企業危機管理 実戦論

2006年2月 5日 (日)

調査捕鯨の拡大と鯨肉のだぶつき

 鯨の立田揚げ、と言えば、捕鯨が自由に行われていた頃の学校給食の人気メニューだった。それが、国際捕鯨委員会(IWC)で商業捕鯨の一時停止が採択された1982年を境にして学校給食から徐々に消えていってしまった。その後、急速に食卓からも姿を消していきました。懐かしい味だけにとても残念な感じがします。現在は、日本では、IWC規制対象外の沿岸小型捕鯨と調査捕鯨のみになっています。

 つい先日まで、鯨が食べたいと思ったら、確実に鯨肉が手に入るので、沿岸小型捕鯨を行っている町に足を運んでいました。しかし、最近では、町のスーパーで鯨肉が売っています。最初は、偶然置いてあったのかと思いましたが、そんな訳でもありません。

 不思議に思っていたら、『調査捕鯨の規模拡大で供給量が増える一方、消費が増えておらず、鯨肉がだぶつきいているため』って話を聞いた。

 なるほど。スーパーで鯨肉が売られている理由は、鯨肉のだぶつきが理由なんだ。確かに、久しぶりに食べた鯨肉料理は、立田揚げ以外不味かった。昔は美味しいと思ったのに…。

 これは、鯨肉を食べていないブランクが長かっただけの問題ではないような感じがした。今の日本は、鯨肉より美味しいもので氾濫しているのが、大きな原因なのだろう。


 今シーズンより更に調査捕鯨を拡大していく日本と「調査捕鯨は科学の名を借りた商業捕鯨」と批判する反捕鯨団体。両者の戦いは今後も続くだろうが、鯨肉を食べる人がこうも減ってしまっては…

2006年2月 4日 (土)

シリーズ・自立支援法 自立支援医療受給証

 自立支援医療費制度の対象となる疾患はあってないようなもので、精神保険指定医若しくは3年以上精神医療に従事した医師が、『治療の必要がある』と言えば、対象となってしまう感じですが、これには実は、落とし穴があるんですね。

 通院費公費負担制度であれば、認定されると利用する医療機関に患者票と言うものが届けられましたが、自立支援医療費制度では、認定された人の元に自立支援医療受給証が届けられます。そして、認定された人が、医療機関や薬局を利用する度に提示することが義務付けられます。そうする事で初めて10%の負担になります。

 もしも、うっかり自立支援医療受給証を失くしたり、忘れたりしたら大変です。提示しなかったら、原則として、30%負担なってしまいます。説明会で自治体は医療機関に、自己管理が出来ないのは本人の責任であるので30%徴収して下さい、と指導をしています。当然の事ながら、医療機関や薬局は本人の承諾があれば自立支援医療受給証のコピーを取りその写しを保管する等対策を取ると思いますが、何等の対策も取らないようであれば、患者さん本人の注意が必要となります。

 更に、一部の地域では、自立支援医療費自己負担上限額管理票と言う紙切れを月毎に渡され、受診や投薬を受ける度に支払い額の証明を受けなければなりません。そして、自立支援医療費自己負担上限額管理票を持参しないと、30%負担なってしまいます。こちらに関しても、自治体は医療機関に、自己管理が出来ないのは本人の責任であるので30%徴収して下さい、と指導をしています。自立支援医療費自己負担上限額管理票は、自立支援医療受給証と違ってコピーして保管する対策が役に立ちません。下手をすると医療費の未収に繋がりかねないので、シビアーな対応(30%の請求)をする医療機関も出てくるのではないでしょうか。

 とにかく、自己責任の名の下に精神科疾患の患者さんのミスを虎視眈々と狙っている自立支援医療費制度。取れるところから取る、と言う姿勢が明確に現れ過ぎている感じがします。

まとめ
自立支援医療費制度を申請して認定されると、認定された人の元に自立支援医療受給証が届けられる。
診察や投薬を薬局で受ける際に、自立支援医療受給証を提示しないと、原則として、30%負担となる。
一部の地域では、診察や投薬を受ける毎に自立支援医療費自己負担上限額管理票に医療機関や薬局の証明を必要としている。そのため、自立支援医療費自己負担上限額管理票を忘れると、30%負担となる。

 精神科通院費公費負担制度を利用している方は、現在自立支援医療費制度への移行手続きを行っているので、忘れないように。手続きは複雑なので、分からない事はかかりつけの医療機関のスタッフに問い合わせてみるといいと思います。



【関連blog】
対象となる病名は???
自立支援医療費制度移行届書について

2006年2月 3日 (金)

シリーズ・自立支援法 対象となる病名は???

 いよいよ、4月1日より障害者自立支援法が施行されます。これに伴って、自立支援医療費制度を申請して認定された人は、原則として、自己負担金が5%から10%に変わります。しかし、世帯の所得に合わせて支払いの上限が設けられます。但し、現在、精神科通院費公費負担制度を利用していた方で自立支援医療費制度を申請して却下された人や申請していない人の支払いは、4月1日より30%になりますので、ご注意を。

 精神科通院費公費負担制度を利用している方は、現在自立支援医療費制度への移行手続きを行っているので、忘れないように。手続きは複雑なので、分からない事はかかりつけの医療機関のスタッフに問い合わせてみるといいと思います。


 さて、今回は、自立支援医療費制度の対象となる病名について説明してみたいと思います。当初は統合失調症・狭義うつ病・難治性てんかんのみが自立支援法の対象となるとされていましたが、統合失調症・うつ病等の気分障害・てんかん・器質性精神障害・薬物依存症にまで拡大(うつは広義うつに、難治性てんかんがてんかんに)更には、これらの精神科疾患以外でも、精神保険指定医若しくは3年以上精神医療に従事した医師が重症かつ継続的な医療の必要があると認めた場合、自立支援医療費制度の対象となります。

 もうお気付きの方がいると思いますが、自立支援医療費制度の対象となる疾患はあってないようなもので、精神保険指定医若しくは3年以上精神医療に従事した医師が、『治療の必要がある』と言えば、対象となってしまう感じです。

 当初は、自立支援医療費制度の対象となる病名を限定して、対象外の人は30%負担だなんて脅しておいて、間際で限定を解除し、30%負担でなくて良かったなんて思わせ、しっかり負担を背負わせるやり方にずるさを感じるのは私だけでしょうか。よく考えてみて下さい。結局、5%負担から10%負担に負担が増えました。

 でも、1割負担になっても支払いの上限が設定されているぢゃないか、と仰る方がいると思います。しかし、実はそこにも落とし穴があるのです。それは、また今度のお話と言う事にしたいと思います。



【関連blog】
自立支援医療受給証
自立支援医療費制度移行届書について

超難関国立大学で起こった集団強姦事件

 「一生懸命勉強して超難関国立大学に入って卒業後の輝かしい人生が待っていたのに…。それだけ良い条件を兼ね備えていたら、酒を飲まして集団で強姦しなくても、世の女性は集まってくるのに…。もったいないねぇ」

 そんな声が聞こえてきそうである。

 犯人達は、合意の上、を強調している。彼らの言う合意には、酒を飲ませ酩酊状態にした上で、と言う言葉が抜けている。言葉だけ聞いていると、もっともらしく聞こえない訳でもない。もっとも、言葉遊びのレベルでの発言なら、それで良かったのでしょうが、真に受けて実行してしまったらあかんわなぁ。1000歩譲って、合意していたとしても、酩酊状態での合意では、まずいでしょう。そんなもん、常識ちゅうもんでしょう。下半身に血が集まって、脳みそへの血流量が低下してしまったんでしょうか。犯りたい気持ちで頭の中が一杯で判断がつかなかったのでしょうか。知的な能力が高いのにも関わらず、判断が出来ませんでした。お気の毒な限りです。

2006年2月 2日 (木)

脳死状態の民主党

 この間の国会をニュースを通して見ていると、民主党はライブドア問題や耐震擬装問題と自民党議員とを関連付けて、自民党議員の個人攻撃に始終した。

 日本の国会の名物、野党の十八番であるネガティブ・キャンペーンであるが、こんなことを必死に行っている民主党は、やっぱり万年野党がお似合いだと感じざる得ない。与党を狙おうとするなら、ネガティブ・キャンペーンでなく、民主党独自の考えを提示し(提案)、自民党に意見を求める、と言う姿勢が必要なのではないか。民主党は、批判する事で与党に反省を促しているんだ、と言うかもしれないが、それは単なる合理付けに過ぎない。

 批判は簡単に出来るが、提案と言うのはそんなに簡単に出来るものではない。批判するからには、こうしたらもっと良くなると言う、意見も欲しい。確かにネガティブ・キャンペーンを行えば、ダメージを与える事が出来るかもしれない。しかし、そればかりやっていると己の無能さを証明する事にもなる。この事に民主党の幹部はそろそろ気付いても良い頃ではないか。

 民主党の幹部は本気で政権をとりたいと考えているのだろうか。確か、民主党の前原代表は代表になった時に、民主党は政権交代が可能な党である、と言い切った。あれは、単なる戯言だったのか???

 脳死状態の民主党の混迷は続く!!!

シリーズ・自立支援法 自立支援医療費制度移行届書について

 障害者自立支援法の施行が、4月1日より始まる。それに伴って、精神科通院公費負担制度(通称、32条)が廃止となり、自立支援医療費制度に移行します。そのため、自立支援医療費制度への移行手続きを3月31日までにしておく必要があります。

 ただ一部の市町村では、現在32条を利用している方の所に自立支援医療費制度移行の連絡を行わないのでご注意して下さい。こうしたケースでは、現在かかっている医療機関から連絡が行われます。現在32条を利用している方で、定期的に通院なさっておられる方は、医療機関より自立支援医療費制度への移行手続きの案内がなされると思います。大丈夫です。

 しかし、32条を利用している方で、なおかつ通院が不定期で数ヶ月空く事もしばしばと言う方はご注意して下さい。そんな方でも患者数の少ない医療機関では自立支援医療費制度への移行手続きの案内をしてもらえるかもしれませんが、大きな医療機関では案内してもらえない可能性があります。仮に3月31日までに自立支援医療費制度への移行手続きがなされていないと、窓口で3割負担になります。手続きが行われ次第自立支援医療費制度の適用となります。

 知らなかったでは通用しません。自立支援法では、自己責任が強調されていますので、手続きをしなかった人が悪いと言うことになってしまいます。かなり不親切な自立支援法ですね。

 既に移行手続きを始めています。案内が届いた人も、届いてない人も、自立支援医療費制度の手続きは分かりにくいので、かかりつけの医療機関の精神保健福祉士・ソーシャルワーカー・医療事務の方に問い合わせてみて下さい。



【関連blog】
自立支援医療受給証
対象となる病名は???

2006年1月31日 (火)

オジャマモンさん、擬装の被害者に擬装???

 『擬装を見逃したのは自治体の責任』と訴え、東京都や横浜市等の18の自治体を相手に139億円もの損害賠償を起こしたヒューザーの社長・オジャマモンさん。命ある限り居住者への補償を行うためと話をしているらしいですが、単なる話の摩り替えをして偽装の被害者に成りすましているだけのようにしか凡人には見えません。


 譬えて言うなら、泥棒の常習犯が、「泥棒を辞めたいと思っていたけれど、警察が捕まえてくれないので、泥棒を繰り返していた」と言って、警察を訴えるようなものではないのか???


 オジャマモンさんは決してそんな解釈はなさらないのですね。さすが、錬金術師。お金儲けの上手な方は凡人とは違いますね。


 さて、この損害賠償のための印紙代は、20,000,000円也。世間ぢゃ、そんな金があったら被害者に返してやれ、なんて言っている人が多いみたいですけれど、オジャマモンさんは、その金を元手にしてでっかく増やそうとなさっているんですね。やっぱり凡人にはついていけない発想です。そんな発想が出来たら、オジャマモンさんのような錬金術師になれるんでしょうかね。凡人は、リスクを考えてしまうのでそんな風には振舞えないよなぁ〜。


 ところで、オジャマモンさんが囲っていると噂されている愛人のマンションの家賃は、月額410,000円也とのことらしい。オジャマモンさんがしっかりお支払いになっているようです。命ある限り被害者への補償を行う、と言い誠意があるところを強調するのであれば、その分も被害者の補償に回してあげれば良いのにと思う凡人なのであります。プライベートの整理もしておかないと、誠意は微塵も感じられない、と思われるのでは???

2006年1月29日 (日)

冬ソナ・ブームは再びあるのか??? 『CRぱちんこ 冬のソナタ』

 パチンコ台メーカーの羽振りの良さに比べ、パチンコ屋は景気が悪いと言われている業種の一つ。普通の会社であれば倒産やむなしの所が多いのだが、日銭が入ると言うことで銀行は、負債を抱えたパチンコ屋を生かしているらしい。パチンコ屋は、定期的に客寄せの為にせっせせっせとメーカーから新台を購入する。結構な金額なので、新台を入れるのも楽ぢゃない。しかし、大枚を叩いて新台を設置しても直ぐに飽きられてしまい、見向きされなくなる事が多い。皮肉な事である。


 さて、パチンコ台メーカーの享楽が、韓流ブームに火を付けた人気テレビドラマ「冬のソナタ」をパチンコにした。その名は、『CRぱちんこ 冬のソナタ』。1月25日からTVCFで全国一斉オンエアしているのでご存知の方も多いだろう(価格は1台、33万円也。版権の関係もあり価格はやや高めの設定である)。この台の売りは、ペ・ヨンジュンやチェ・ジウの名シーンや思い出のセリフ等が実写映像で見られ、大当たりが連続すれば、ドラマの第1話から20話まで、ユジンとチュンサンとの切ない恋の行方を楽しめるようになっている事。その為、冬ソナ・ファンの心理をくすぐりそうである。果たして、おばさん世代がパチンコ屋に雪崩込んで来るか???

 2月2日に東京で展示会が開かれ、その場で正式に発表となる模様で、3月13日に全国一斉にお目見えする。尚、発表会場には、ペ・ヨンジュンか、チェ・ジウか、が登場するかもしれないとの事。冬ソナ・ブームは再び起るのか???。果たして、『CRぱちんこ 冬のソナタ』は、パチンコ屋の救世主となるか???。ブームはピークを過ぎた感じもしますけれど…。



【冬ソナ関連】
冬のソナタ DVD-BOX vol.1
クイズで読む「冬のソナタ」―あなたの「冬ソナ」の見方はどこまで深い?
図解『冬のソナタ』のすべて―1時間で冬ソナの謎が全部解ける!
韓国ドラマグルメレシピ―冬ソナ・大長今・ホテリアーを食べる

対テロ戦争

 底なし沼か、いや、青天井か、アメリカが躍起になっている対テロ戦争は、先の見えない状態が続いている。そんな中、中東のアルジャジーラが、ウサマ・ビンラディンからの和平の提案のメッセージを流した。その中で、左派系のアメリカ人作家の作品の一部を引用し、『テロリストを撤退させたいのなら、アメリカ大統領が、アメリカはもう世界の国々に干渉を止める、と宣言するだけで良いですよ』と訴えた。

 ビンラディンからの和平の提案のメッセージは、政策に疑問を抱きだした人達には大歓迎されている。しかし、副大統領のチェィニーが『罠』と言い、相手にしていない。それに追随するように、政府高官は、『ビンラディンの戦争疲れ』、と分析している。これが、アメリカ政府の基本的な返答なのであろう。

 9.11テロ〜アフガニスタン侵攻〜イラク戦争と、対テロ戦争は推移しており、対テロと言う主題が逸れてしまった感じが否めない。対テロ戦争と言い出したものの引っ込みがつかなくなったアメリカ。対テロ戦争へのとんでもない多額な支出(220兆円)により膨れ上がる財政赤字や止まらない戦死者。ブッシュの対テロ戦争と言う政策に自国民が疑問を抱きだしている。

 和平の提案のメッセージを出したビンラディンには、ビンラディンの都合があるのだろう。アメリカ政府にはアメリカ政府のプライドがあるだろう。その辺りは、よく判るが、誰かがどこかで折り合いをつけていかなければ…



【ビンラディンが引用した本】
コーラン
アメリカの国家犯罪全書

2006年1月27日 (金)

食の安全 BSE(牛海綿状脳症)問題

 昨年の暮れ、アメリカのマクドナルド社が、食品医薬品局(FDA)に、牛肉の生産〜処理〜加工〜流通の過程において安全対策を強化を求める書簡を送った。アメリカでは、BSE(牛海綿状脳症)の感染リスクが高い一部の飼料(反芻動物のたんぱく質を含む飼料)の使用を禁止リストから外していると言う現実があり、それに抗議するものであった。また、マクドナルド社に追随する形で大手乳製品関連会社もFDAに抗議の書簡を送った。

 そんな矢先の1月20日、輸入再開後まもなく危険部位の混入が発覚した。アメリカの管理体制の甘さを見せ付けられる結果となった。誠にお粗末な話である。

 アメリカでは、1980年代から既にBSEがあった可能性が指摘されている。立てなくなった牛の肉を餌として与えていたミンクが全滅した事件があった。そのミンクを解剖したところ、脳には海綿状脳症と同様の症状が観察されていた。こうした事もあり、アメリカの研究者は、感染リスクが高い飼料の使用を禁止や検査体制の徹底を訴えて続けている。

 1996年8月、アメリカのTV番組の中で、牧畜に携わっていた男性が、牛を飼料とした餌の実態やBSEの恐ろしさを語った。そして、最後に司会者が、もう牛肉を原料としたハンバーガーを二度と食べない、と言い放ったところ、食品に対する『名誉毀損』で訴えられてしまったのだ。結局、司会者は2000年に無罪と言うことになったが、訴えられて以来、メディアは訴訟を恐れ、BSEに関する報道を止めてしまった。

 こんな状況なので、多くのアメリカ人は、BSEについての知識がないのだろうと思われる。しかし、この度、マクドナルド社や大手企業が、感染リスクが高い飼料の使用を禁止や検査体制の徹底を訴えた事で、アメリカ人にもBSEの危険性を知る人が増えてくると思われる。

 日本が輸入を再度見合わせてからまもなく、台湾がアメリカ産牛肉の輸入を始めた。廻り廻って日本に廻って来るのではないか、と心配をするのである。



【BSEについてもっと知ろう】
BSEとプリオン病―漫画でみる神経内科
食の安全システムをつくる事典―BSE問題以後の課題

2006年1月25日 (水)

泥沼から底なし沼へ イラクの医療の現状

 日本のニュースで伝えられることは少ないが、イラクでは武装蜂起が何時起きてもおかしくない、とアメリカ政府高官が発言している。これほどまでに、イラクの治安の悪化は進み緊張状態にある。武装勢力は、駐留するアメリカ軍を追い出すために、アメリカ軍やイラク国民の嫌がることを嬉々としてやっているのだ。

 このところの武装勢力は、イラクの医療体制を壊滅状態に陥れ、社会の崩壊を試みている。イラクの医療関係者は、次々と脅迫・誘拐・殺人のターゲットとなっている。そのため、国外に逃げていくイラクの医者が後を絶たない。そして、現在のイラクの医療水準は、虫垂炎の手術で沢山の死者がでるレベルまでダウンしている。つまり、武装勢力の狙いは、着実に成果を挙げている。

 それでも、人道的な立場から医療に向かい合っている医療従事者もいる。銃を携帯しての医療行為。こうでもしないと仕方がないのでしょうが、生きた心地で医療には掛かれません。

 イラク戦争前より状況は悪化し、泥沼を通り越し、底なし沼状態。病院はアメリカの空爆による被害を受け、武装勢力は病院を隠れ家に使う。戦争なんてそんなものかもしれませんが、酷い話です。

2006年1月23日 (月)

速報!!! ホリエモン、逮捕される

 粉飾決算や風説の流布により株価の操作の疑いをかけられていたライブドアの堀江貴文さんことホリエモンと宮内亮治さんが、とうとう証券取引法違反で逮捕。電子メールを中心とする押収資料の分析を行い、立件の見通しがついたため、逮捕に踏み切ったのであろう。


 あら、ら、ら、ら…。


逮捕容疑
 関連会社の企業買収等に絡み粉飾決算や風説の流布により株価の操作
 ライブドア本体の粉飾総額90億円に上る巨額の経理操作


 不正ギリギリ、いや不正でも良いから、儲けよう、としていた姿勢が裁かれる時が来た。これは、ライブドアに限らず、ITバブルで慕い放題のIT関連企業への警告の意味合いも強い。


 ホリエモンは、自らのblogの中で「疑いをかけられている件につきましては私は身に覚えがない」と書いていたのですが、ホリエモン、残念でした。側近が口を割り、消去したはずのメールが仇となりました。


 とりあえず、法の判断に全てを委ね、しかるべき処罰を受けた後、また一から出直して下さい。その時はまた応援しますよ。

 ホリエモンのくじけずに前向きな姿勢は、私は大好きでした。

2006年1月22日 (日)

袋叩き文化と心理的に追い詰められた堀江さん

F7zgwd5o  粉飾決算や風説の流布により株価の操作の疑いをかけられライブドアの堀江貴文さんの側近が次々と任意の事情聴取。そして自殺者まで。今週中には、事情聴取と噂されている堀江さんは孤立状態である。情報の扱う能力に秀でていた堀江さんだったが、今は当局の情報が入って来ず、自慢だった能力を使いたくても使えない状態。心理的に追い詰められているのが、誰の目にも明白だ。聞くところによれば、命を狙われている、と漏らしているとか…

 こんな感じで堀江さんの勢いに陰りが見えているのとは裏腹に、メディアは堀江叩きに躍起である。さすが、近年の日本の名物となった袋叩き文化である。そして、メディアに倣えの人で溢れている。どれ位の人が、今回の事件で被害を被ったのであろうか。周囲には、被害者は見当たらない。逆に、ライブドアにはお世話になっている、と言う人ばかりだ。若しかして、その大半は、便乗してストレスを発散しているだけ???

 私の信条の一つに『水清くして魚棲まず』と言うのがある。綺麗だけではやっていけない。だから、ライブドアだけが、汚れた事をしている訳ではないのだと思う。また、当然の事ながら、汚ない事だけでもやっていけない。当然の事ながら、良い部分もあった。物事には良い面も悪い面もあって表裏一体を成している。よい点・悪い点を見極めて評価していく作業は難しい。しかし、どちらか一方付いた極端なモノの見方をするのは単純で簡単だ。堀江叩きに躍起になっている人達は、その辺りを見落としてはいないか???


 それにしても、ライブドア問題がここに来て噴出したお陰で、耐震偽装問題に向けられていた国民の攻撃性が分散してしまいましたね。耐震偽装問題で吊るし上げられていた人達は、ホッ、と胸を撫で下ろしているかもしれませんな。



【危機管理の面白い話が載っていますよ】
企業危機管理 実戦論

2006年1月17日 (火)

首相の施政方針演説の原案(少子化対策)

 小泉首相が、通常国会の冒頭に行う施政方針演説の中の少子化対策に関する部分の原案が明らかになった。分かりやすく示すと、以下の通りになる。


�児童手当の支給対象引き上げ
 小学3年以下を同6年以下へ

�児童手当の保護者の所得制限緩和
 一般サラリーマン家庭で年収780万円未満から860万円未満へ

�出産育児一時金の引き上げ
 30万円から35万円へ


 これらは、昨年末に人口減少社会への突入が判明する以前に政府・与党で合意したものばかりで、新たな対策の指示や検討は一切盛り込まれていない。その為、今年に入って出産費無料化・育児手当創設・乳幼児医療費助成等の施策の検討が各省庁を中心に行われているが、一切触れないようだ。尚、当初これらの施策について、「6月までに新たな対策を纏める」との表現が原案に盛り込まれていたが、削除されてしまった。


 児童手当の支給対象引き上げや出産育児一時金の引き上げについては概ね賛成なんですが、児童手当の保護者の所得制限緩和については、一寸意義あり。

 果たして年収860万円も稼ぐ人達にまで拡大させて意味があるのだろうか。ざっと均等割して月額70万円、諸々を引かれても手取り50万円は下回らないだろう。これだけの稼ぎがある層にまで児童手当を出すのなら、遥かに所得の低い達にその分の児童手当を上乗せして支給してあげた方が良い様な気がする。ただ、遊興費に使ってしまう人達もいますが…


 まぁ、少子化対策の名の下に選挙対策や増税に対しての合理付けを行っているだけにしか見えない施政方針演説の原案である。

2006年1月11日 (水)

泥沼化確実 上海総領事館領事自殺事件

 2004年5月に中国の情報当局によりハニー・トラップ(女性問題等をネタに脅し、機密情報を引き出す罠)に掛けられ、「国を売ることは出来ない」と自殺した上海領事自殺事件を、2005年年末に週間文春がスクープして以来、日中関係がギクシャクしている。この間、小泉首相にも事件のことは伝えられることはなく、当時の女性外務大臣が形ばかりの抗議をしただけであった。

 日本側は、中国公安当局にウィーン条約違反の遺憾な行為があった、と声明を出すと、中国側は、既に過去に決着済みの問題、との主張を繰り返しながら反発した。これを機に、国内外のメディアが一斉に報じ始めた。これが、ここまでの経緯である。

 ハニー・トラップとは、共産主義国家の十八番とも言える時代遅れの工作。こんな工作を仕掛けてくること自体魂消る。他の先進国では、罠に嵌った外交官が申し出さえすれば、処分も公表もせず、逆にそれを利用してしまう工作を仕掛けると言う対処策を既に50年前から確立しているのだが、日本では対策が練られていないことにまたまた魂消る。さすが中国の諜報部員。日本のことをよく調べていらっしゃる。

 それにしても日本の危機管理は、杜撰、と言う一言に尽きる。事実は如何であれ、1年7ヶ月前の事件を今更突付いても、どこまで言っても水掛け論になってしまい解決する訳がない。こういう場合は、now & hereの対応でないとなぁぁぁぁ〜。

2006年1月10日 (火)

成人式を捉え違える面々

 成人式の日、メディアは視聴者率が稼げると思い、荒れる成人を挙って扱う。近年の恒例と言っても過言ではない。

 極一部の成人が荒れ狂っているだけなのだが、多くの成人が荒れ狂っている、とか、成人式は暴れて良い日、としか捉えられないような性格に問題を抱えていそうな方々が連鎖的に反応している。傍から見ていると、気の毒としか言いようがないが、そう言った方々は、認知の歪み故に世間の冷ややかな視線は気にならないようである。これを幸いと見るか、不幸と見るかは、その方次第である。

 いつの時代にもこう言った人はいる。しかし、昔は社会の目があって歯止めが効いたが、最近では歯止めが効かない。この際、成人の祝いとして、『無知には鞭』の厳しい措置を社会はこの手の新成人にプレゼントしてあげるのも良いかも知れない。

 また、そろそろメディアは荒れる成人の取材を辞めても良いのではないだろうか。報道する事で間接的に支援している点は否めない。

2006年1月 6日 (金)

深海魚の悲劇

 カラスガレイやメヌケを狙う深海トロール漁が始まったのは1970年代に入ってからのことである。

 今、この深海魚を根こそぎ獲るトロール漁の影響によって、ホカケダラ、マクロウルス、クロソコギス等の深海魚が絶滅の危機に瀕している。これらの深海魚は成長や性成熟が非常に遅く、繁殖能力も低いため、乱獲されると個体数が回復しないのである。成長や性成熟が遅い魚が生存競争勝ち抜く為に深海での生活を選択し、進化を遂げてきたのに、人間によって安住の地を脅かされている。

 どの位減っているかを示すには恰好の調査結果がある。カナダの研究グループによる北西大西洋でのもので、『1978〜94年の17年間に87〜98%も減少している』とのことで、この調子で深海トロール漁が行われたら近い将来、99%以上減少し絶滅してしまう、と警鐘を鳴らしている。因みに、今から10年以上前のデータなので、現時点では、かなりやばいかもしれない。

 保護区の設定など早急な対策が望まれるところである。

2006年1月 5日 (木)

政府の少子化対策

 小泉純一郎首相は年頭会見で、「今後、少子化が進んでいく。社会全体で子どもたちを健やかに育てていこうという環境整備に邁進していきたい」と述べ、少子化対策についての政策を盛り込み、政府が検討に取り掛かったらしい。


 3歳までの子どもを持つ保護者を対象に育児手当制度を新設。
 (月額1万5000円程度)

 6歳児までの医療費を全額無料化。


 低所得層の若年夫婦に重点を置き、財政支援により少子化に歯止めをかけたい考えのようだが…、問題点もありあり。

 低所得者層を対象とした有効な施策はないものか。お金の支援はありがたいが、折角の支援のお金が遊興費に化けてしまうことも多く、意図した使われ方がなされないのが、大方のケース。もっと有効な支援はないものだろうか。例えば、保育所や幼稚園の利用料を更に安くするとか。現物支給的な支援の必要を感じる。  

2005年12月31日 (土)

個人情報保護法と奨学金

 個人情報保護法の解釈が暴走している。施行前より暴走しているので、またか、と言う感じである。

 今回は、あしなが育英会からの中学三年生を対象にした対象者リストアップ依頼を個人情報保護法等を理由に学校側が拒否しているそうだ。そのため、受給資格者に通知出来なくなり、応募者は募集人数の半数に留まっている。

 内閣個人情報保護推進室によれば、「適切な目的で使用していれば、情報提供しても問題ない」との事。あしなが育英会のケースでは、社会弱者救済と言う意味もあり、対象者が了解した人だけでもリストアップして知らせると言う配慮が欲しい。知らされないために進学する機会が奪われることもあり、不幸な話である。

2005年12月30日 (金)

化学的去勢と小児性愛傾向者

 昨年、小一女児が小児性愛の傾向を持つ者に殺されると言う事件が起った。いたずら目的で自宅に連れ込み、首を絞めて殺したのだ。犯人の男は、まもなく逮捕された。       
 公判の中で、検察官から男に、押収したフィギュアのコレクションを処分して良いか、と聞いたところ、「人形には何の罪もない。人形は私の子供のようなもの。それを殺せと言うのですか」と取り乱して抗議したと言う。

 他人の子供をいとも簡単に殺しながら、自分の人形は殺さないで(処分しないで)欲しい。未熟で自己中心的な身勝手な言動に呆れるばかりだ。

 このような小児性愛傾向を持つ者の矯正は難しい。それなら、疾患として扱い、薬物でコントロールと言う方法を選択した方が効果が上がるのではないか。欧米では、科学的去勢を実施している国もある。

2005年12月29日 (木)

国民健康保険料未納に関する調査の結果

 以前ご紹介した某通信社の国民健康保険料未納に関する調査の結果が出ました。

 国民健康保険料を滞納して保険証を返還し、被保険者資格証明書や短期保険証を交付され、医療機関の受診の遅れから病状が悪化、死亡したとみられる患者が過去6年に少なくとも11人おり、いずれも低所得者だと言う。滞納世帯は年々増加し、保険証を返還した世帯は昨年6月時点で約130万世帯だそうです。

 国民皆保険制度を維持するために罰則規定を設け、滞納者に適用すべきであると言う意見もある。またこれとは逆に国が支払えない人の面倒をみるべきだと言う意見もある。ただ、国が面倒を見るべきと言う考え方については、支払いたくない人も必然的に含まれてしまうので、如何したもんだろうと疑問も残る。

 国民皆保険制度の崩壊は進行中。その原因の一つに上げられる国民健康保険料を滞納。国民皆保険制度は、国民全員で支えている制度なので、原則として、滞納すれば、医療費の10割負担を支払わなくてはならないのは当然である。しかし、払う気があるのに如何しても支払えない理由がある場合は、国民健康保険課に相談した方が良い。場合によっては、減免をしてもらえることもある。

 国民皆保険制度が崩壊すると、いよいよ民間の保険制度の時代に突入か???



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (下)
市場原理に揺れるアメリカの医療
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗



【関連blog】
某通信社の国民健康保険料未納に関する調査
自由診療と民間医療保険 アメリカの場合
治療費が払えない貧困層が出現する可能性
医療費抑制の裏にあるもの

2005年12月24日 (土)

ネットで犯行を予告した人、続々逮捕

 お気付きですか。この所、ネットで、殺人・傷害・誘拐・器物破損などの犯行予告をしている面々が軒並み逮捕・補導されている事を。捕まった犯人達は、世間を騒がせたかった、どの様な結果に成るのか興味があった、と言う動機。中には、店員の対応が悪かったから、なんてものもあったが、極めて自己中心的な犯行。ネットの匿名性を背景に、自己中心的で未熟さが漏れ出てしまったのであろうが、まぁ良いか、で済ますのではなく、名指しされ被害を受けた人や会社は、積極的に損害賠償をした方がいいかもしれない。そうした行為は、寧ろ、行為を助長する手助けをするようなものだ。

 やって良い事と悪い事を教えると言う意味では、損害賠償は良い授業料になるだろう。自己中心的な行動は高くつく、と学習させておけば、これをすると金がかかるから、と思い止まる方もいるだろう。逆に、捕まっても大したペナルティがないと、やってしまえ、となることだってある。

 自由と言うのは、一定にルールの下で保証されるもので、何をしても良いのではないことを徹底的に教え込まないと、判らない方も案外いらっしゃる。無秩序を自由だと勘違いする面々が多い。認知の歪みを修正しないと、さぁ大変!!!

2005年12月22日 (木)

耐震強度偽装事件 驚きと怒り

 先日、建築基準法違反容疑で建築士の事務所や建築主等1都5県の関係先約120カ所の家宅捜索に着手した。事件発覚して1ヶ月も経過してからの出来事であった。1ヶ月も経過、1ヶ月も経過、1ヶ月も経過。この対応の遅さに驚いたが、更に驚く事があった。警察関係の認識としては、これで異例の早さでの家宅捜査だと言う。異例の早さ、異例の早さ、異例の早さ。呆れて空いた口が塞がらない。

 家宅捜査までの1ヶ月の間に耐震強度偽装で大儲けなさった方々は、資産隠しにエネルギーを注いだ。別会社を作ったり、倒産したり、色んな手を使っている。これだけ時間があれば、やりたい放題だっただろう。結局、不正に集めた金は戻らない。戻らない、戻らない、戻らない。そして、尻拭いの一部に税金が投入される。なんで、無関係の国民が巻き込まれないといけないのだ。

 一方で大儲けした人達への罰は甘い。死刑なんてこともない。執行猶予がつけばラッキー。最悪でも一寸の期間服役すれば終わり。もう騙して大儲けした金の弁済なんてしなくても良い。ふざけた話である。罪の大きさに見合った罰を用意しておかないと、国民は納得いかない。人を殺せば罰は重いが、国民を巻き込んで信用を失墜させても軽い。これで良いのか。

 そうそうこの間、黒幕なんて囁かれている爺の愛人と名乗るタイ人女性がインタビューを受けていた。騙して大儲けした金の一部がこの女に渡っている、そう思うと、こいつからも金を回収して欲しい。

2005年12月18日 (日)

不公平が際立つ国連分担金

 国連分担金の負担を巡って、アメリカと日本から不満が噴出中である。国連分担金比率は、基本的には、加盟国の「支払能力(Capacity to pay)」に応じるものだそうですが、それにしてもアメリカと日本の2カ国で41%と言うのは、負担のし過ぎである。こうした現状を受けて、アメリカと日本では減らそうと言う意見が活発化している。

 国連分担金比率
   1位 アメリカ  22.000%
   2位 日本    19.468%
   3位 ドイツ   8.662%
   4位 フランス  6.030%
   5位 イギリス  6.127%
   6位 イタリア  4.885%
   7位 カナダ   2.813%
   8位 スペイン  2.520%
   9位 中国    2.053%
  11位 韓国    1.796%
  16位 ロシア   1.100%  

 アナン事務総長は、アメリカと日本が国連分担金を勝手に削減してしまうのではないか、と気が気でないようで、一方的に分担金を削減せずに分担金委員会を通じてやって欲しい、と訴えている。また、アメリカは、国連の来年度の予算案承認に難色を示していることで頭を悩ませている。

 確かに、アメリカと日本が国連分担金を勝手に削減してしまうと、国連は大打撃である。しかし、日本は、国民所得に比べて分担金負担率が高い。国は大きな借金を抱えて、国民は高い税金で苦しめられている。自国経済がガタガタなのにそこまで世界の為にしないといけないのか。そんな風に感じるのも人情と言うものだ。

 金は出したくはないが、口は出したいと言う常任理事国が存在している。常任理事国には国連分担金比率の10%程度の負担はして頂きたい。まず、常任理事国の責任を金額で示して頂きたい。それにしても、常任理事国の制度、国連分担金比率等、国連って結構不公平ですよね。

2005年12月15日 (木)

某通信社の国民健康保険料未納に関する調査

 2000年の国民健康保険法改正以降、国民健康保険料未納で資格証明書の発行となり、窓口で10割負担が払えず、受診が遅れたり、治療が中断し重症化若しくは死亡したケースについて、某通信社が全国規模で調べているようだ。また、経済的な理由で医療が受けられないで受診が遅れたり、治療が中断し重症化若しくは死亡したケースの調査も同時並行でしているようだ。


 国民健康保険料を払いたくない人もいれば、払えない人もいる。色々だ。しかし、国民健康保険は、皆で保険料を出し合って、病気やケガをした時の医療費に充てる事を目的に運営されているので、加入者の保険料未納が増えると運営に支障を来たしてしまう。

 そのため、2000年の国民健康保険法改正以降、国民健康保険料の未納が、厚生労働省令で定める期間(1年)を経過した場合に、国民健康保険証の返還と資格証明書が交付されることになった。この資格証明書とは、特別の事情がないのに国民健康保険料を未納した時に、国民健康保険証の代わりに交付されるもの。資格証明書で受診された場合の医療費は、一旦、全額自己負担となる。その後、市役所で手続きすることにより自己負担分の7割、または8割分を特別療養費として請求することが出来る。続いて、未納が厚生労働省令で定める期間(1年6ヶ月)を経過した場合に、保険給付(療養費等の現金給付)の全部または一部の差し止めが行われる。従って、未納が続くと大変な事になる。ただ、本当に支払いが困難な場合には、保険料の軽減・減免制度があります。どれだけ多くの人が知っているか知りませんけれど…。

 さて、どれだけの受診が遅れたり、治療が中断し重症化若しくは死亡したケースが出てくるでしょうか。生活保護に見放されたり、受給を拒否するケース、それに不法就労の外国人等が該当してくるのでしょうか。結果が楽しみだ。



【参考になる本】
医者が心をひらくとき−A Piece of My Mind (上)
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【関連blog】
自由診療と民間医療保険 アメリカの場合
治療費が払えない貧困層が出現する可能性
医療費抑制の裏にあるもの

2005年12月14日 (水)

自由診療と民間医療保険 アメリカの場合

 自由診療の国アメリカでは、株式会社病院の登場で医療の寡占が行われました。自由診療なので、値段も株式会社病院の言い値。ボラれます。そうですね、聞くところによれば、ざっと10倍程。

 もともと医療は、福祉色の強いものなので、医療で大儲けしようと言うのは半ば禁じ手。しかし、株式会社病院となると、株主様に満足のいく利益をあげなくてはいけません。ですから、この禁じ手を使ったのですね。

 そこで登場してきたのは、民間の医療保険。医療費を払いたくない保険会社は、株式会社病院に圧力をかけて医療費を安くさせます。勿論、保険未加入者は高額のまま。それでは困るので人々は民間の医療保険に加入するのです。

 それでも、保険未加入者は、7人に1人位存在します。高額な医療費を支払う事になります。お金があれば支払いは屁のカッパですが、貧乏人には支払いが困難になります。そんな状態ならば、医療から見放されてしまうと思いきや、アメリカにはチャリティと言うものがあって、無償で面倒をみてくれたりします。まぁ、こんな具合なんですね。

 今のところ日本では、株式会社病院が登場してくることはありませんが、株式会社病院の話が出てきたら要注意。高額な医療費になってしまうか、高額な民間保険に加入するか、選択を迫られる事になるかもしれませんよ。因みに、外資の保険会社が新規日本参入する準備は既に完了しています。

治療費が払えない貧困層が出現する可能性

 貧困層に対しての福祉制度が崩壊している中国で、『妻が脳出血を患い、治療費が払えなくなり、夫と子どもが火葬場に連れて行った』と言うニュースがあった。高額の医療費が払えなくなった故の選択であった。夫と子どもに連れられて火葬場に行く途中に、葬儀屋が死体が涙を流していることを不審に思い、生きている事に気付き命を失わずに済んだ。更に幸運なことに、このニュースを知った裕福な人が治療費を寄付したそうで、治療を継続する事が出来たそうだ。

 また、治療費が払えなくなった肺ガンの男がバス乗車中に手製の爆弾を使って自殺を図り、多数の人を道連れにした事件も起っている。

 これらのニュースはお隣の中国の話であるが、日本でも今後起って来る可能性がある。福祉制度の崩壊や自由診療の普及により、治療費が払えない貧困層の出現。命も金がないと維持出来ない時代の到来。最終的には生活保護の医療扶助があるので、生活保護を拒否しさえしなければ死の選択をしなくて良いかもしれないけれど…。

2005年12月13日 (火)

医療費抑制の裏にあるもの

 政府は、医療費が増えるから財政赤字が増えたと言い、このままでは財政が破綻してしまうといっている。もっともらしく聞こえるのだが、財政赤字が作り上げられていった原因の分析をせずに、医療費を削減と言っている。こうしたもっともらしく聞こえるものには、年金の受給額の削減や精神科通院公費負担制度の廃止がある。財政赤字が作り上げられていった原因の糾明がされることなく、一方的に削減と言うのは納得がいかない。

 さて、健康保険の保険料は、会社と本人が折半で負担する事になっているが、医療費の削減と言うことは、企業がこれ以上保険料を負担したくない、と言っているのであり、国もこれ以上医療費を負担したくない、と言っていることなのである。まぁ、企業や日本政府が医療費を負担したくないと言っているのは今に始まった事でなく、高度成長時代には、『日本は後進国だから保険料負担の増加を勘弁して欲しい』と訴えていた。今では『中国より医療費の負担をしている』とアピールしている。この問題に関心のある人であれば、この対応に怒りを覚えるであろう。しかし、無関心者が多いので、言いたい放題のままである。

 今こそ国民は一致団結して、財政赤字が作り上げられていった原因の糾明を国に要求する為の声を挙げるべきだ。このままでは、大多数の国民は馬鹿を見てしまうだろう。

課外授業 禁断のウサギの解剖

 宮崎大学医学部2年生の6人が、車で撥ねてしまったウサギの死骸を自宅で解剖し、その写真をblog(ブログ)で公開していた。『うさぎ狩り部』と言うサークルを作り、blogのアドレスを記したポスターを学内に掲示した事から、発覚。「命の貴さを冒とくしている」等の苦情が大学に寄せられていた。6人は、自宅謹慎中で、冗談のつもりだった、と弁明している。大学側は、倫理観に欠ける行為、として正式に処分を決めていくそうだ。

 そもそも今回の事件は、自分達の行為を公に積極的にPRしていた訳で、そうする事でこう言った結末を招くのは十分に推測して頂かないと困ったもの。6人の関わっていて、誰もが状況を読めないのは、痛いところ。「医者も多いことだし、この際、不適格者には医師の道を諦めて頂くと言う処分でも良さそうな」と言われてしまうぞ。医師免許は、免許更新制度がないので、一度取得したら余程の悪行をしない限りは失効することはないですし、それなら、取得前に不適格者を除外していく作業も必要だろう。当然、圧力団体である日本医師会は大反対するでしょうが…。

 ところで、宮崎ではうさぎが一般道に出てきて撥ねられる事って多いのでしょうか。それに、この6人の内何人かは、自宅にメス等の解剖道具をおいているのでしょうか。突付けば、突付く程、色んなものが出てきそう。

 『良い事でも、悪い事でも、目立つ事をすれば、目立って欲しくないところにまで人は目を向けるもんだ』。これは、某医療機関の経営者の口癖だった。この6人、ご希望通りに目立つ事が出来たんですが…

2005年12月 8日 (木)

景気回復と忘年会

 経済指標では、景気回復の兆し、が表れているらしいが、なかなか実感が湧いて来ない日本経済である。少なくとも私の周辺ではまだまだ不景気の嵐が吹き荒れている。


 この程大手ビール会社が6500人のサラリーマンを対象に実施した調査によると、昨年の忘年会に出席すると答えた人は約49%。しかし、なんと今年は63%。ここ数年、企業業績の低下、株価の下落、リストラ等の影響で忘年会は自粛傾向にあっただけに、やっと気楽に宴会が出来る気分になってきたのではないかと分析している。


 この調査結果の通りに景気が回復してくれたらニンマリ。しかし、この調査に出てくるサラリーマンって、結構大手に勤務しているサラリーマンのことで、日本のサラリーマンの動向なんて反映していない。中小企業に勤めるサラリーマンの数の方が圧倒的に多いことですし、日本のサラリーマンの動向を反映するのは、大企業ではなく中小企業のサラリーマンだ。

 中小企業のサラリーマンの実態を調査した結果と言うもの実施して欲しいですね。低賃金・ボーナスカット・長時間労働等、まだまだ多くの中小企業のサラリーマンの苦戦は続いています。

2005年12月 2日 (金)

お噂 自動車のリコール

 最近、車のリコール台数が多いってご存知でしたか。別にリコール台数が多いのは、昨年リコール隠しをして大打撃を受けた三菱自動車だけではありません。最近のリコール状況はこんな感じ。

 カローラ、ヴィッツ等 約127万台(トヨタ)
 オデッセイ、ストリーム 計約9万9000台(ホンダ)
 ミラージュディンゴ、ディオン 計約6万9600台(三菱)
 ビッグホーン等 計約2万4000台(いすゞ)
 アルト等 計約36万台(スズキ)
 ボンゴ等 計約8万900台(マツダ)

 こうしたリコール台数が増える背景には、低価格を実現するために共通部品を増やしたことで生じてきているそうです。現在、トヨタ系のディーラーは、カローラ、ヴィッツ等の約127万台リコール車のフォローで大忙しなんだそうです。自動車を売っているどころではないのだとか…。お気の毒です。

 一寸小耳に挟んだお噂なのですが、ヴィッツ(トヨタ)のリコール問題は、以前よりディーラーから、ヘッドライトが点灯しなくなる、とメーカーにクレームを出していたのだそうですが、メーカーが対応せず放っておいたんだとか。その為、リコール台数が増えた、と言うことらしいのです。いやはや、問題の先送りをしたお陰でとんだツケを払う事になってしまいましたね。

2005年11月29日 (火)

耐震強度の偽装 来年のカレンダーを準備する必要のない人は???

 今までは、地震の度に建物が必要以上に揺れたが、建築設計事務所によるマンション等の耐震強度が偽装された事が発覚した途端に地震の度に心が非常に大きく揺れるようになった物件が全国各地に点在している。こんな大変な物件を買わされた皆さんは、偽装に関与した人達の発言を耳にしていると、腸が煮えくり返って仕方がないのではないでしょうか。

 衆議院国土交通委員会は、偽装に関与した人達を呼び参考人質疑を行いました。当然の事ながら責任転嫁しまくりでした。既に、ボロが出捲っているにも関わらず、責任を回避、擦り付け合いをしている姿を見ていると、仲間は選ばないといけない、と言う言葉の意味を痛感しました。大抵、複数で悪さを働く人たちの結末ってこんな形になりますよね。結局、悪さをする時も、捌かれる時も、自分の事しか考えないのでしょうか。

 敢えて、不謹慎な問い掛けをしますが、耐震強度の偽装に関与した人達で、来年のカレンダーを準備する必要のない人は誰でしょうかね。来年のカレンダーを準備する必要のない人、ってどんな意味かって???。まぁ、想像してみて下さいな!!!

2005年11月24日 (木)

子どもに注意を払って

 広島や栃木の事件は、尊い命が犠牲になってしまって、胸が痛みます。ご冥福をお祈りします。弱者を狙う犯罪には憤りを感じます。

 広島や栃木の事件は殺人事件だったので、全国的に注目を浴びているだけで、幼児・児童を狙った事件は多く起きています。メディアでは報道はされていませんが、大阪でも幼児を狙った犯罪未遂が多く発生しています。車による連れ込み等、保育所の掲示板で見かけます。その都度、子どもに注意を払おうと意気込む私です。


 子どもがいなくても、子どもがいても、外で1人きりの子どもに特に注意を払って見守ってあげて。また、登校・下校途中の子どもたちも注意を払って見守ってあげて!!!

 大人相手に子どもは太刀打ちできません。ピンチだと判断した時は迷わずに助けてあげて。どうしたの、声をかけるだけでも十分です。若し、車に連れ込まれた時は、車の色とナンバーを控えて。覚えられない時は、ナンバーは、下2桁程度で十分。全て記憶しようと無理をしなくても大丈夫。犯人に十分辿りつけるそうです。


 丁度、1年前、注意を促すblogを書きました。そして、また、同じように注意を促すblogを書くことにしました。似たような事件が次から次へと起き非常に残念です。一寸した注意を払う事で事件が防げることもあります。


 子どもがいなくても、子どもがいても子どもに注意を払って。



【役に立つ本】…子どもにも身を守る術が必要
身近な危険から子どもを守る本―子どもの安全・安心ノート
犯罪の危険から子どもを守る!―子どもと親の不安を解消する77のヒント
子どもを危険から守る―親子で学ぼう
子どもを犯罪・事故から守る安心マニュアル

2005年11月23日 (水)

のまネコ 騒ぎに便乗すると高く付く

 エイベックスは“のまネコ”の使用を即時中止しろ。今までの経緯の謝罪文を掲載しろ。さもなくば社員を刃物で殺害する。

 こんな強迫を「2ちゃんねる」の掲示板に書き込んだ専門学校生が逮捕された。警察の調べでは、商標登録をめぐるエイベックス側の態度が面白くなかったとか、騒ぎに便乗して自分の書き込みで(掲示板が)盛り上がるのを見たかった供述していると言う。

 実は、この専門学校生は、小学四年の女児をナイフで切り裂いて殺す、と掲示板に書き込んだ容疑で、既に逮捕済だった。

 騒ぎに便乗したとか、エイベックス社の態度が面白くなかったとか、適当な理由付けしている。しかも、責任転嫁のような感じで、自分は悪くない、と言うスタンス。この専門学校生がやった事は立派な犯罪である。しかし、余り悪い事をしたと言う自覚はなかったのかもしれないし、若しかしたら、「2ちゃんねる」であれば、書き込んだ人物が特定されないと言う思い込みでもあったのでしょうか。

 インターネットの匿名性を利用して加害行為を繰り返すこの専門学校生は、自我の統制や現実検討力に問題を孕みパーソナリティーの歪みが強いと自ら公にしているようなものだ。

 自らが望んでいた通り、自分の書き込みで盛り上がった訳である。この専門学校生が思い描いていた盛り上がり方とは違うだろうが、書き込みで盛り上がって、どんな気持ちがするのか聞いてみたい。

 止せば良いのに書き込んで、警察に逮捕され、人生設計が狂う。(掲示板に書き込みを)して後悔するのではなくしなくて、(あの時掲示板に書き込みをしておけば良かったと)後悔した方が良かったね。

 騒ぎに便乗して高く付いたケースでした。

自民党立党50年記念大会の不評

 我々はわが国の歴史と伝統と文化を尊び、その是をとって非を除き、道徳の高揚につとめ、国際社会の責任ある一員として積極的に活動する国家の実現を国民に約束する。右、宣言する。衆議院議員・杉村太蔵。

 自民党立党50年記念大会の締め括りは、ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべた杉村太蔵さんの立党50年宣言だった。自民党は広告塔としてこの議員に役割を担わせたのだろうが、小馬鹿にされている、不誠実な感じがすると、圧倒的不評だった。自民党は、『新しい自民党』を宣言したのだが、『新しい自民党』は、不誠実さを売りにしていくつもりなのだろうか。

 こんな声も聞こえて来た。

 立党50年宣言したこの議員の態度をたしなめる関係者が誰もいなかった事は嘆かわしい。更に、関係者がこの議員と写真を撮りたいと言って、順番待ちの列が出来たってのは何事だ。綱紀粛正をする重鎮はおらんのか!!!

 しかし、自民党立党50年記念大会は自民党のお祭りのようなものなので、ご愛嬌の色合いが強かったのでしょうね。ただ、自民党の皆様、メディアが報道し、自民党の関係者以外にもその様子は広く一般に知られるところとなるので、注意して下さいね。足を引っ張られますよ!!!

2005年11月21日 (月)

医療費の踏み倒し

 多かれ少なかれ医療機関には、医療費の踏み倒しをする人がいる。踏み倒された医療費は未集金なんて呼ばれ、年間で結構な金額なっている。医療は福祉領域に近接している分野なので、患者の諸事情に関わらず困っている人を助けると言う意識があり、未集金を発生させやすい。

 知り合いが勤めていた救急病院では年間2000万位の未集金があったそうだ。こんな状態でも医療費を踏み倒した人を訴えたと言う話は聞いたことが無い。踏み倒された医療機関は損金として経常していたそうだ。

 或る医療機関は、過去の経営の失敗から、未集金対策が万全だった。入院保証金を収めてもらったり、入院保証金(10万円)の準備が出来ないケースや入院前に支払いが困難と予想さるケースには予め生活保護の医療扶助の申請に行かせる(保健所等の公的機関からの依頼のケースが支払いに不安を抱える場合は、入院を引き受ける代わりに医療扶助の交渉の後押しを約束させる)等の手を打ったりしていた。それでも未集金が生じたら、支払いの催促の電話を入れたり、取り立てに行ったりしていたようです。その甲斐あって、開院して30年で未集金の総額が100万円以下。これはちょっと凄過ぎ。取立て等、やっている事は別として、類稀な経営努力と言えそうです。

 まぁ、良心的な医療機関程、医療費の踏み倒しの被害にあっているようです。

 それにしても、踏み倒す側ってどんな方が多いと思いますか。生活保護の医療扶助を却下された人も中にはいますが、意外にそう言った方は、分割でもしっかり支払われる方が多いです。何と言っても踏み倒すしの中核は、裕福な方々。意外だとは思いませんか。

2005年11月16日 (水)

イラク、増える死者

 イラクでは相変わらず、武力衝突やテロが起こっている。そして沢山の死者が毎日のように出ている。

 このイラクでの問題は、見えない部分が多過ぎて、何が真実で、何が偽りなのか、私には見えてこない。アメリカからの情報には多くの偽りがあり、胡散臭さを感じてしまう。若しかしてテロリストと言われている人達の言い分が正しいのでは、なんて思う瞬間もある。

 さて、気付いた人はいるかもしれないが、アメリカ人の死者は正確にカウントされるが、巻き込まれて死んでいくイラクの一般人の数は決してカウントされないのだ。

まぁ、戦争なんてこんなものなのかもしれないが…

2005年11月15日 (火)

陰湿なチェーンメール対策

 子どもの世界も楽ぢゃない。いじめの一つの方法として、悪口をチェーンメールとして、クラスメイトに転送するそうだ。このチェーンメールを数人に回さないと、回さなかった子が今度は、いじめられると言うのである。

 こうしたチェーンメールを受けた子どもの中には、転送したくないけど転送しなければいじめられるとか、そんなに転送出来る相手がいないとか悩んでいる子が案外多い。チェーンメール等の迷惑メール防止に取り組んでいる日本データ通信協会はそんな子どものため、転送先の専用アドレスを10個用意しているようです。以下に紹介するアドレスが転送先の専用アドレスです。困っている方は、利用してみて下さい。
  1. shika001@ezweb.ne.jp
  2. shika002@ezweb.ne.jp
  3. dake001@docomo.ne.jp
  4. dake002@docomo.ne.jp
  5. dake003@docomo.ne.jp
  6. dake004@docomo.ne.jp
  7. dake005@docomo.ne.jp
  8. kuri001@t.vodafone.ne.jp
  9. kuri002@t.vodafone.ne.jp
  10. kuri003@t.vodafone.ne.jp

2005年11月 9日 (水)

もっとマシな議員を立候補させて…

 見向きされなくなった大仁田厚参院議員は、話題作りに必死である。お呼びでない、と言う雰囲気が読めずに理解不能な言動を繰り返している。プロレスでは場外乱闘は必要不可欠かもしれないが、政治では必要ない。

 大仁田厚参院議員、目立つ行為をするのは良いですが、余り調子に乗り過ぎていると、足を引っ張られますよ。足を引っ張るだけには十分な程の触れられたくない過去がありますよね。胸に手を当ててみて下さい。ほら、思い当たることがあるでしょ。ふっ、ふっ、ふっ。

…なんて一瞬思ったけど、実際は一部マスコミに踊らされているだけなんでしょうね。とってもお気の毒な大仁田厚参院議員。早く目を覚ました方が…。

 それにしても、自由民主党のお偉いさんたちへ。一つでも多くの議席を確保したい、と言う気持ちも判らない訳ではありませんが、なりふり構わず変な人材を選挙に立候補させるのは、やっぱり問題だよ。これ以上、意味不明・無責任な言動続ける議員が目立つと、いい加減な人材を国会に放つ無責任な党だと思われますよ。長い目で見ると自由民主党にとってマイナスになるって気付いた方が良いかもよ。

 まぁ、民主党も似たり寄ったりですけれど…

2005年11月 4日 (金)

温暖化はかなわん!!!魚の大移動

温暖化で北海の魚が北方に大移動


 地球温暖化のため、北海に生息する魚の3分の2近くが冷たい海域を求めて、通常の生息地を離れて北方に移動しているとする研究論文が科学雑誌サイエンスに掲載された。
 この研究者チームの責任者、英イーストアングリア大学の海洋生物学者アリソン・ペリー氏は、2050年までにはタラ、シタビラメ、キスといった一部の魚が北海から姿を消すこともあり得るとし、「これは、個々の魚が冷たい海域に移動しているというのとはわけが違い、北海の魚全体が地球温暖化に対応できずにいることを示している」と語った。
 研究者チームが25年間にわたる90種の魚のデータと水温を調査した結果、水温の上昇によって、36種のうち21種の分布地域が変化したことが判明した。水温は1962年から2001年の間に摂氏0.6度上昇している。気象学者の予測によると、北海の海面温度は今後も上昇を続け、2050年までには現在より摂氏1度から2.5度高くなるという。

  魚と言うのは、水温にとても敏感です。多くの魚は、居心地が良い、エサを食べる、卵を産む等の目的に適した海域へと移動する性質をもっていて、特に水温は魚のこれらの行動に深く関係しているのです。例えば、環境水と体温が同じである魚の場合は、0.03〜0.05度の水温変化を感じ取ることが出来、微妙な水温の変化に敏感で、適した環境の水温のところに移動してしまうのです。

 地球温暖化で魚の生活環境にも異変が起きている。これって北海だけではなく、既に世界規模で起っていることなのでしょうね。

2005年11月 3日 (木)

女性・女系天皇とY染色体

 天皇陛下の従兄弟にあたる寛仁親王が、皇位継承資格について皇室典範に関する有識者会議が先月出した「女性・女系天皇の容認」の見解に、個人的な意見だと断わった上で、皇位継承資格について、(男系で続いてきた我が国固有の歴史と伝統を簡単に変更してよいかどうか」と異議を唱えた。そして、後に続くように静岡県知事が支持。

 やっと出てきたと言う感じであった。皇位継承資格問題では避けて通れぬ問題だと思っていたが、皇位継承資格について皇室典範に関する有識者会議の報告では触れられることがなかったY染色体問題である。染色体の23番目は男女で異なっていて、男がXYで、女がXX。そして、減数分裂して一対の染色体が分裂する際、祖先の遺伝情報はY染色体のみに引き継がれるのである。厳密には、98%程度が直系男子に引き継がれていくそうである。つまり、女性・女系天皇が登場してくると、天皇家の遺伝情報が絶えてしまうのである。天皇家と全く関係のない遺伝子にとって代わられてしまうのである。

 天皇と言うのは、昔から血筋と言うものを大切にしているので、女性・女系天皇が登場して来ると、その次の天皇後継問題に影響するのである。とは言っても、神武天皇から引き継がれているだろうと思われる遺伝情報は、全体の8.9%程度。まぁ、今後もどんどん代数が重なって行く程、神武天皇から引き継がれているだろうと思われる遺伝子情報は減っていく。多かれ少なかれ、最終的にはゼロに近くなっていく。

 ともすれば、女性差別に発展して行きそうなY染色体問題であるが、血を守ると言う古風な考え方からすると、とても大切な問題であり、デリケートな問題でもあるのだ。一方で、余りにもゴタゴタしていると、天皇家を廃止、と言った世論が形成されるかもしれません。

2005年10月31日 (月)

社会的ひきこもり

 社会的ひきこもりの話をしなくてはいけなかったので、整理のために渋々纏めました。折角作ったので、紹介してみたいと思います

    社会的ひきこもりの定義
  • 6ヶ月以上自宅に引き籠もって社会参加しない状態が持続
  • 統合失調症等の精神病ではない
  • 20代後半までの発症

    社会的ひきこもりの実態
  • 4割強が、小中高で不登校経験がある
  • 3割弱に就労経験ある
  • 6割弱が同居家族からの相談
  • いじめられ経験は2〜3割
  • 年齢分布は、21-25歳(24.2%)、16-20歳(23.1%)、26ー30歳(21.2%)の順
  • ひきこもりの期間は、1〜3年未満(31.9%)、6ヶ月から1年未満(21.8%)
  • 80%が男性、長男・一人っ子が多い
  • 最初に問題が起こる平均年齢15.5歳
  • 初診時平均年齢19.6歳
  • 全国に100万人近くいると言われている
  • 1990年頃から増加
  • 受診の契機は、家庭内暴力や強迫行為で家族も巻き込まれて困った時

    ひきこもりの意味
  • 葛藤回避
  • 自分を確立する
  • 外的世界との関係の建て直し
  • 内的世界の再構成

    ひきこもり本人の特徴
  • 思春期(12-18歳)の問題
  • 反抗期の門を通過していない
  • 喧嘩して仲直りする文化を経験してきていない
  • 小学校の頃から学校で起こったこと等親に話してない
  • 不合理な人間関係の免疫がない(下の子は上の子に叩かれるとか)
  • 嘘がつけない
  • モードの切り替えが出来ない(人間関係の立ち居振舞いが分からない)
  • 強迫症状・対人恐怖・社会恐怖・被害関係念慮・家庭内暴力を伴うことがよくある
  • 客観的に捉える余裕がないので、治療を拒否する(自分はひきこもりではないと主張)
  • 価値観の狭さ
  • 自己中心性
  • 周囲と摩擦を起こすことを避け、ヤマアラシ・ジレンマを回避し、意見の対立を避け、見かけ上、その場その場であたかも周囲と同調しながら適応していくという方法が、クラブなど小集団での距離の無い仲間との関わり・恋愛などの親密な対人関係・職場などで濃厚な対人交流を要求されるときに破綻する
 
    ひきこもりの子供をもつ家族の特徴
  • 本人の抱える問題に積極的に解決に乗り出したり、本人と向かい合ったりしない
  • 夫の協力を求めようとしない
  • 引きこもりを助長するような「ひきこもり文化」が家族全体に形成されている
  • 過剰な操作性・巻き込まれ易さ
  • 家族自身に分離不安がある

    子供の発達で、小学3年くらいのピア関係に見られる3C=が重要
  • コンペティション(競争)
  • コーポレーション(協調)
  • コンプロマイズ(妥協)
  • 今の世の中は、この体験を得にくいようです。この年代の子供と接する機会のある人は、意識的に十分体験出来るように配慮する必要があるのかもしれません。 また、反抗を適正な時期に自然発生させ、親が子の試行錯誤を適切に見守れる精神力をもつことが、子供の教育に大切であることも忘れてはならない。


おわりに
 周りからの何らかの「誘い水」(触合い刺激)がかけられない限り、子供たちはひきこもり続け、20代に入り、社会人として「自立」する(第三者と人間関係を作っていく)ことに悩み苦しみ、「不登校の後」を引きずり続けていかざるを得ない場合がある。
 『「ひきこもり」を保証しないことが強迫や妄想や暴力を生む。「ひきこもり」には犯罪に対する抑止力が含まれている。ひきこもることによって自尊心と自己愛が膨らむばかりのものが、凶悪犯罪のハイリスクの人たちである。自己の存在感の確認のために、挫折を埋めようとして一発逆転のウルトラCを出そうと、歪んだ自己実現を試みるのである』とも言われている。
 本人が来ても来なくても家族との面接が大事と言われていますが、現行の保健診療体制では親のみの相談を長く継続することが困難です。
 援助者は患者さんと共に悩みながら、改善に向けて努力を続けていかなくてはならない宿命なのかもしれません。



【ひきこもり関連の本】
「ひきこもり」救出マニュアル
ひきこもり支援ガイド
ひきこもりカルテ―精神科医が語る回復のためのヒント

【関連blog】
ひきこもりを未然に防げるのか??? 講演会でのしどろもどろ
噂 ひきこもりの人達と関わってくれるのはどこ???
ニートと中高年フリーター問題は、今後深刻化する

2005年10月28日 (金)

現金の落し物

警察庁の発表によれば、

 昨年1年間に警察に
  現金を落とした、と届け出られた金額の総額は凡そ409億円
  現金を拾った、と届け出られた金額の総額は凡そ132億円
  所有権が確定した金額の総額は凡そ131億円
   (落とし主の判明や拾った人に所有権が移り、所有権が確定)

 との事だそうだ。落としたとされる額と拾ったとされる額には大きな金額差があるが、これを多いと見るか少ないと見るか。皆さんは如何判断しますか。因みに、持ち主への返還率は69.7%!!!



また、こんな想像とか出来ませんか???

 財布の中身の金額を把握していない人の場合、戻ってこないと見込んで多めに申告しているのではないか。

 現金を拾った側の中にも落とした人が金額を把握していないと思って、過少申告しているのではないか。

 考え過ぎでしょうか。それにしても、こんなに現金が落ちているのに、私は大金を拾ったことがない。トホホ…

2005年10月27日 (木)

ブログ・ストーカー

 ブログ・ストーカー、つまり、ストーカー行為がブログに端を発するもの。ブログに小出しにされた個人情報を集めて、ブロッガーの実生活に忍び寄ってくるのだ。そして、恐怖のズンドコ。

 確かに、一人のブロッガーのブログを継続的に読んでいると、棲んでいる地域・家族構成・職業等、特にテクニックがなくてもブロッガーの生活背景を掴むことが出来る。更には、懇切丁寧に写真まで載せておられる方までいて、至れり尽くせり。ブログ・ストーカーにしてみれば、情報が豊富にあって天国って感じだ。本当にブロッガーの脇が甘いと思うのである。また、コメントを入れながら親しくなり、個人情報を抜く輩もいる。まぁ、こんな感じなので、誰もがその気さえあればブログ・ストーカーになれるのである。

 実際に、ブログ・ストーカーに出会う確立は少ないと思いますが、念のためにブログをする際には十分に個人情報の扱いに気をつける必要があるのでは。また、自分がブログをやっていると周囲に公言しないことも大切みたいです。

2005年10月24日 (月)

自立支援法案 自治体は助成金で悩んでいる

Vtb1vu78  お寒なって参りました。別に秋が深まってきたと言うことではありません。自立支援法案が現実味を帯び、32条(精神科通院医療費公費負担制度)が消滅してしまう流れを受けて、自治体の中には折からの財政難もあり、精神科通院費の助成を見直そうと言う動きも出ているようです。


精神科通院医療費公費負担制度とは、
 
精神疾患で病院や診療所に通院する際にかかる医療費を公費で負担する制度です。この制度を利用すると、かかった医療費(薬剤費一部負担金も含みます。)の95%が医療保険と公費で賄われ、5%だけが自己負担になります。一部の自治体では、この5%も補助しているところもあります。つまり、そういった地域では医療費は無料ということになります。


 
自治体が精神科通院費の助成を見直すと言うことになると、本人負担が増えるのです。5%増え、10%になります。現状であれば、自己負担が5%で、その5%が自治体助成のお陰で0%。仮に、自立支援法案が成立したとしても、自治体助成で5%済みます。多くの精神障害者の所得は非常に少ない場合が多いので、自治体が5%でも助成してくれれば大きいのです。

 精神障害者の負担増も承知の上で出来れば払いたくないと言うのが、自治体の本音でしょう。財政難と言う問題を抱えているところも少なくありませんし…。しかし、助成をしないと自治体の良心が問われてしまう。そんな訳で、目下、葛藤中。多くの自治体は、他の自治体の動向を伺っています。



【関連本】
 障害者自立支援法のポイント
 障害者自立支援法と応益負担―これを福祉と呼べるのか



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 自立支援法案の絡みでの改正??? 障害者雇用促進法
 自立支援法により、精神科デイケアがなくなるかもよ
 精神科受診者必見!!! 今後の精神保健福祉法の行方

2005年10月21日 (金)

SUDOKU(数独)

J5yowfqm  日本語名の数字パズルゲーム『SUDOKU(数独)』が、世界的なブームとなっているのはご存知でしょうか???

 『SUDOKU』の世界的なブームは、香港で裁判官をしていたニュージーランド人が、偶然日本を旅行している時に見つけ、それをイギリス・タイムズ紙の編集者し、掲載されたのがきっかけ。掲載されたのが昨年の11月で、あっと言う間に世界に広がりました。

 『SUDOKU』は写真の通りのパズル。たて9×よこ9で合計81マスの中の所々に足がかりとなる数字が入っており、それを元に太めの線で囲まれたブロック(たて3×よこ3)9つ と縦と横のマスに重複しないように数字を入れていくと言うもの。

 ルールが簡単なので馴染み易く、達成感が味わえると言うのがブームの要因の一つになっているようです。目下、『SUDOKU』の本は売れに売れ、ノンフィクション部門のベストセラートップにも顔を出す程(『SUDOKU』が、ノンフィクション部門に分類されるとは、ビックリ)。まだまだ、ブームは続きそうな勢いですが、流行があれば廃りがあるもので、いつまで続くのでしょうか。

2005年10月17日 (月)

首相を務めていると言う小泉純一郎さんの靖国神社参拝

 日本の首相を務めていると言う東京都にお住まいの小泉純一郎さんが、靖国神社に参拝した。参拝は本殿に入らず拝殿前で済ませ、一般参拝客に近い形式をとることで私的参拝色を強調した。当然の事ながら、近隣諸国からは不快感情が噴出している。更に、高裁レベルで首相の参拝は憲法違反とする判断も出ていることもあり、国内でも波紋を広げている。

 『心の問題を他人が干渉すべきではない。ましてや、外国の政府がいけない等と言うべき問題ではない』と参拝を終えた小泉純一郎さんはメディアを通して仰られている。確かに、信仰の自由と言うものがあるし、日本は独立国家であり、中国や韓国の支配を受けていないので、とやかく言われる筋合いはない。寧ろ、自国と他国を区別出来ない国家なのか、と逆に中国や韓国を疑ってしまう。逆に、中国や韓国の言い分を聞いてホイホイと行動を改める方が、世界的な笑いものとなってしまう。そんなことは到底出来るはずがない。結局、小泉純一郎さんの靖国神社参拝に乗じて、中国や韓国の政府は、自らの稚拙な指導力に対する国民の不満をかわす道具に使われているだけである。

 小泉純一郎さんの発言自体、民主的な独立国家として当然の事を言っているのだが、中国や韓国の事情をよく考えて行動して頂きたい。小泉純一郎さんの言動が火種となるのだ。幾ら己の正当性を主張しても、その時その場所に適した状況判断が出来なかったら、意味はない。首相を務めていると言う小泉純一郎さんには、状況判断をしなければならないと言う義務があるのだ。

2005年10月15日 (土)

自立支援法案可決 参議院→衆議院

 衆議院解散で自立支援法案は、一度廃案となったものの、素早い審議で参議院を通過。審議は衆議院へと移る。

 この自立支援法案は、障害者の福祉、医療サービスに一割の定率負担(応益負担)を導入するため、所得が少ない障害者にとっては社会復帰を阻むと言われている法案です。この法案によって、(市町村の助成金制度がないと仮定した場合)、精神科通院公費負担制度がなくなってしまい、統合失調症・躁鬱病・難治性てんかん(現在、使用出来る全ての抗てんかん薬を耐え得る最大限の投与量まで単独若しくは併用で投与しても発作の改善が出来ないケース)の人以外は、自立支援医療の対象にならず、窓口で医療費の3割を支払わなくてはいけなくなるのです。対象となっても、1割負担で、現在よりも負担増。その上、これからは生活保護受給者も食費負担。更にその上、障害者自身に所得がなくても家族に一定額あれば、負担増になっていました。お金がないと必要な人に必要な医療が受けられない状況になってしまいます。


精神科に通院の場合
 
自立支援法の対象者…医療費の1割を負担
  
統合失調症
  躁鬱病
   
狭義のうつ病のみ
  
難治性てんかん
   
抗てんかん薬を最大限用いても発作が出来ないケースのみ

 
自立支援法の対象者以外の者…医療費の3割を負担
  
神経症性うつや人格障害の症状としてのうつ等は対象外
  うつの方の多くが対象外になるかもよ

 
精神科デイケアを利用している人…実費
  
デイケア給食費の自己負担


 
日本の財政難は、自立支援法を早急に施行しないといけない状況にあります。年間500億円以上の精神科通院公費負担制度(通称、32条)による負担は、やはり日本の財政を圧迫しているのです。自立支援法を作る以外にどうにかならなかったのでしょうかね(相変わらず、国の税金の無駄遣い等が多いようですが…)。最後の頼みは、市町村の助成金制度だけ。

 
衆議院を通過すれば、来年4月から施行の模様です。



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2005年10月14日 (金)

少年への死刑適用について考える

 1994年に大阪・愛知・岐阜を舞台に繰り広げられた連続リンチ殺人事件の控訴審判決が行われた。1審では、1人を死刑、2人を無期懲役としたが、男性4人を殺害した当時18〜19歳の男性3被告全員に死刑を言い渡し、1審を破棄した。裁判長は、未成熟な少年グループの場当たり的な行為であったことや罪の重大さを認識し遺族に謝罪の手紙を送るなど矯正可能性も考慮したが、「犯行はあまりに執よう、残虐。動機も金品強奪や激しい暴行の隠ぺいを図ったもので、酌むべき点はみじんも見いだせない」と指摘した。今後の少年の凶悪犯罪に影響を与えそうである。


 人を殺すことがどれ程重いことなのか、是非、閻魔大王にお会いして頂いた上で、彼等には考えて頂きたい。やっぱり、責任を持って行動して頂かないと困るのである。今回の裁判官の死刑判決はなかなか素晴しい。天晴れ、裁判官!!!

 さて、社会の暗黙の了解である未成年だから罪が軽くなる、と言うのは、如何したものか。そんなもの小学生だって、未成年者は人を殺しても大丈夫だ、って口走る時代だよ。また、遺族に手紙を送る等謝罪をしたから矯正可能性があると判断のもちょっとねぇ〜。何かまやかし。今では、謝罪と言うのは減刑の為のテクニックのような感じがしてならない。そして、連続リンチ殺人事件は、自分の欲求を満たすための行為であったし、謝罪もまた、命乞いをするための行為。つまり、自分の死にたくないと言う欲求を満たす行為。結局、みんな自分のためにしているのではないか。

 皆さんなら、少年への死刑適用について、如何考える???。これまでに少年犯罪で死刑判決が出されたケースは、このケースの他には1件のみだそうです

2005年10月12日 (水)

無関心と無関心と轢かれた子猫

 遠くで大勢の人が道路に指を指しています。何だろう、と見てみると、赤い車が人集りを通過した時に一斉に大きな声が上がりました。何かざわついています。やっと、人集りに辿り着くと、頭がぐちゃぐちゃになった子猫が横たわっていました。対向車が停って、トランクからタオルとダンボールを持って、子猫に駆け寄る女性。子猫を積んで走り去りました。飼い主でしょうか、動物好きの人でしょうか。

 女性が過ぎ去った後、人集りの中から、「ずっと道の上にいたんだから跳ねられる前に誰か助けてあげれば良かったのに…」、「他の車は子猫を避けていたけど、赤い軽自動車の女は携帯電話をしながら走っていたから避けられなかった」、「あの子猫は首に鈴をつけていたから飼い猫だ。はねられた時尻尾が一瞬ピンとしたけど、あんな姿を見たら飼主は悲しむよね。」、と言う声が上がり、はねられる前からずっと見ていたと言う目撃談がどんどん繰り広げられていった。

 子猫がはねられてから犯人を非難をしたり、同情したり、問題の提起をしたり…。これって何か順番が違う。はねられると分かっているのなら、助けてあげれば良いのに。わざわざはねられるまで眺めていて、恰も目撃者振るのは如何なものか。助けずに見殺しにして、問題が起きてから正義感を出してブツブツ言うのは何かおかしい。ある意味、この目撃者達は子猫がはねられるのに荷担している訳だから…

 こうしたケースは、この件だけに限らない。普段は無関心を装い、重大な事件が生じると現れる目撃者等と称する人なんかはその典型。そこまで、知っているのに今まで無関心を装っていたのは何のため。ある意味、目撃者ではなく荷担者にしか見えないのである。

2005年10月 9日 (日)

電車の中の迷惑行為

 このほど日本民営鉄道協会は、乗客6000人を対象に電車内でのマナーについてのアンケートを実施し、結果を公表した。

1位:足を広げる
 この中には足を組む行為も入っているんでしょうか。電車の混み具合が認識出来ずに、混んでいるのに足を組み続けている輩は老若男女を問わず居ますよね(状況の判断が出来ないとは、お気の毒な…)。どうしても足を組みたいと言う方は、運悪く自分の靴が相手の服に触れてしまった時、服が汚れた、と言ってクリーニング代の請求や更には迷惑代を強請られないように注意して下さいね。強請りなんてこんなところからでも十分に出来ますし…

2位:優先席に若者や健常者が座っている
 こうした人の中に、優先席の意味が判らない人達が潜んでいます。本来ならば、学校や社会生活を通して身に付いているはずのものが身に付いていないのです。お気の毒としか言いようがありません。若者や健常者が、優先席を占拠して席を譲らない場合は、頭が不自由なんだろう、と合理化して怒りを静め、哀れんであげましょう。

3位:混雑時にも詰めない
 自分の留まっている場所に固執して、縄張りを主張したいんですかねぇ。見かけますよね。拭き残したクソのようにドアの周辺にこびり付いている輩って。だいたい決まった顔ぶれだ。クソもそうですが、こびり付きを早々に取らないと頑固になって取りにくくなりますよね。いっそ、こびり付いたクソ野郎、とでも名前を付けてさしあげるとよろしいかも。素敵なニックネームは、サンポールの様にしつこいこびり付きの解消に効くかもしれない。

4位:携帯電話のマナー違反
 緊急な場合もあるので仕方がない時もあると思います。しかし、問題となるのは、それ以外の場合が大半です。下らない話を聞かされるのはとても迷惑です。そんな話を聞くために態々切符を買って乗車している訳ではありませんし…。この際、携帯電話の電波を妨害する道具を持参し、迷惑な輩がいたらさりげなく妨害電波を。結構、これって使っている人が多いみたいですけど…

5位:乗降時のルール無視
 関西地区ならではの現象かと思いますが如何なものでしょうか。注意すると、逆切れする輩も少なからずいます。駅員も見て見ぬふりだし、きちんと並びましょう、と言うアナウンスも一切流れていないので、これは関西の鉄道会社公認の関西のルールなんだろうと思ってしまいました。

 以後、床に座る、車内で騒ぐ、ヘッドホンの音漏れの順番だそうです。

 ここで、ちょっと待った!!!。満員電車での新聞を読むとか、アルコールですっかり出来上がっている輩の迷惑行為とかは、迷惑行為のランキングから何で漏れるんだ!!!

 それはね、私鉄直営の売店で、新聞も、アルコールも売っていて、結構な収入源になっているからなのさ。結局は、この結果はこってりやらせなんだ。

伏魔殿・道路公団の民営化 ふざけた話

 この国の国民の多くはアホばかりかもしれない。社会体制に対して文句を言うだけで、何もせずに現体制を認めているのが自分達だとは気付いちゃいない。問題を提起しても問題は改善しないかもしれない。でも、問題を提起しない限り問題は解決しないのである。

 日本道路公団と言う名の伏魔殿に巣食うイカれた官僚は、自分達の私利私欲を肥やすために日夜類稀な活動と国民をペテンにかける知恵を搾り出している。国民のためとしてやっている事は、実は自分のため。彼らはトンだお為ごかし野郎だ。

 40兆円の負債を抱えた道路公団が民営化する。役員は皆横滑りだそうだ。この役員の皆様の経歴が輝かしい。談合を仕切っていたとされる面々で、更に天下りなんて経歴をつけている人もいる。伏魔殿に巣食う人間としては、申し分のない肩書きだ。こうした役員の皆様は、民営化に伴って退職金をまんまと懐に収めたと言うのだ。9/30の時点で既に支払われているのだと言う。同じように一般職員も横滑りするのだけれど、役員の皆様とは違う所がある。一般職員には退職金が支給されない。一般職員にまで退職金を払っていたら道路公団は破綻を来たして国民の攻撃を受けてしまって、役員の懐に入るものが入らなくなってしまいますもんね。


 ここに道路公団の怪しさを纏めてみた。

�役員の退職金の問題
 40兆もの累積赤字と言う輝かしい業績を上げているにも関わらず、退職金だなんてねぇ…。結果として、役員の皆様の経営能力に欠け、損害を与えた訳だから、退職金なんてねぇ…。どうせ、前に勤めていたところでもちゃっかり退職金をもらっている訳だし、年収だって破格の1600万円位は貰っていた訳だし。更には、自分達で退職金の支給を決めちゃったんでしょ。あぁぁぁぁぁぁ、胡散臭い。それに、民営化した会社でも貰うんでしょ…。

�役職の横滑り
 役員は40兆もの累積赤字と言う輝かしい業績を上げている方々なのに、民営化した会社の役員を務めても大丈夫???。官から民、と言うものの、会社の名前が変っただけで、中味は旧態依然で官から民に移行してないんぢゃぁないの。もう少し、民間からの役員を登用するべきであろう。

 ただただ、呆れるだけなのであります。

2005年10月 3日 (月)

人気の学習療法 賛否両論

 認知症(痴呆症)の老人の脳のリハビリと言うことで、学習療法が盛んに行われています。また、国内の市町村が、ボケ防止と言うことで健康な老人を対象に学習療法を行っています。

 この学習療法では、読み・書き・計算をすることで、脳の前頭前野、ちょうどおでこの裏側辺りが特に鍛えられていくのです。この前頭前野は、体を動かしたり、言葉を作り出したり、脳の他の場所に支持を出したりと、とても大切な場所なので、トレーニングをしていくことに意義があるとされているのです。

 さて、学習療法に代表される脳のリハビリを積極的にしても認知症の予防に本当に役に立つのだろうか、と疑う見方をする専門家がいます。確かに、臨床場面で脳のリハビリをしていると、残念ながら、トレーニングをしていても認知症が進行していくケースを見かけます。こうした意見が出てくるのも当然だと思います。

 或る回想法を研究している専門家は、効果がない、と話します。回想法をしていても認知症が進行していってしまうからだと言います。脳のリハビリは、或る一定以上認知症が進行してしまったケースに対しては、効果がないようです。脳のリハビリにも限界があるのです。

 勘違い無いように最後に確認をします。学習療法等の脳のリハビリが、害になったと言う報告はありません。脳の機能の活性が高くなるのは事実です。大いにチャレンジしても良いと思います。しかし、認知症を回避出来ると言う証拠は不十分です。その辺りを念頭に入れて頑張って下さい。



【学習療法の関連本】
脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日
脳を鍛える大人の音読ドリル―名作音読・漢字書き取り60日
脳を鍛える学習療法ドリル―認知症高齢者のための (計算A)
脳を鍛える学習療法ドリル―認知症高齢者のための (読み書きA)

2005年10月 2日 (日)

携帯音楽プレーヤーと騒音性難聴

 『ウォークマン』の登場以来、携帯音楽プレーヤーは進化を遂げている。最近は、『iPod』(アイポッド)のような軽量化した携帯音楽プレーヤーが爆発的な売り上げを記録している。また、携帯電話と一体化した携帯音楽プレーヤーは、欧米では品切れ状態。とっても流行っています。

 最近では、音楽を聴くのが目的ではなく、周囲の騒音を遮断するためだけの利用もあり、1/4の利用者が継続的に耳にダメージを与える音量で音楽を聴いている。そんな人気の携帯音楽プレーヤーだが、一部の専門家からは、騒音性難聴の大きな原因となっている、と指摘されている。こうした傾向は、『ウォークマン』の登場以来、ずっと続いているが、携帯音楽プレーヤーの利用者の爆発的な広がりで問題化している。


騒音性難聴の症状は、
 
�高い周波数の音が聞こえにくい。
 �うるさい場所から離れた時、耳鳴りが生じる。
  (蝉が鳴いている感じ)
 �騒音のある状況で会話が聞き取りにくい。


 
そんな訳で、予防の意味も含めて専門家は、携帯音楽プレーヤーの音量を下げた方が良いかもしれない、と警鐘を鳴らしている。気をつけないと将来にツケを払わなくてはいけなくなる。他人事のように見え、実は直ぐそこまで来ているかもしれません。注意されたし。

 発症者としては、騒音のある状況で会話が聞き取りにくく、話を聞くのが苦痛でした。体験しないと、辛さが分からない騒音性難聴です。



【ipodの紹介】
Apple iPod nano 2GB ホワイト [MA004J/A]
Apple iPod shuffle 512MB M9724J/A

2005年9月30日 (金)

阪神優勝と騒ぐ群集

 過剰に溜め込んだエネルギーを小出し出来る場、と言うものが無いのだろうか。阪神優勝で大騒ぎをする若い奴等が暴徒化していた。

 全ての刺激に対して、コントロール出来ない感じであった。エネルギーが余っている若い奴等がここぞとばかりに一斉にエネルギーを放出する。一人がすると、触発されて又一人、と言った感じで、どんどん伝染していった。伝染すると、まもなく人格が乖離。後はもう行け行け。

 昔からこの世代はこんな感じだった。その辺りは今も昔も変らず一緒なんだと思う。ただ、昔は、過剰に溜め込んだエネルギーを小出し出来る場があった。今はそれが無く、エネルギーを貯め込む。そして、一寸した刺激で爆発。気が付きゃとんでもないことをしでかしていたりする。エネルギーを小出し出来ないなんて最近の若い奴等って、気の毒だね。

 信号に乗っかる奴も映し出されていた。タクシーの上に乗り暴れる何人もの若い奴等がテレビに映し出されていた。あのタクシーはやられ損なんだろうか。…んな訳ないよな。

2005年9月29日 (木)

発達障害者の犯罪 小学校に乱入した少年の公判を通して

 大阪府寝屋川市の市立小学校に刃物を持った17才の卒業生が侵入し、教職員の男性1人と女性2人の腹などを刺すと言う事件が起こったのは、未だ記憶に新しい。犯人は駆けつけた警察官に緊急逮捕された。尚、刺された3人は病院に搬送されたが、男性教が間もなく死亡、女性教諭が重傷、栄養士も手当てを受けている。幸いなことに児童にけがはなかった。

 この事件の公判が、大阪地裁で始まった。少年は「僕の目的は殺すことではなく、あくまで刺すことだった。殺害目的があったといえるかどうか分からない」と述べ、弁護側も殺意を否認し、「少年は事件当時、心神耗弱状態にあった」と主張した。

 この公判のニュースをメディアは、『広汎性発達障害』と言う一般の人には馴染みの薄い障害を持った少年の事件として一斉に報じた。当然の事ながら、キャスターもこの障害についての知識がなく、戸惑っている感じで、この少年の異常さのみをやんわりと伝えていた。見ようによっては、心神耗弱状態、と言う前提に立ってのコメントであったように感じた。

 精神障害者でも、発達障害者でも、突然、状態悪化することはない。状態が悪化する時は、徐々に悪化していくのである。そして、そんな時は、素人でも、一寸変、と判る。イライラしていたり、様子が変であったり、そう言った雰囲気が伝わってくる。例えば、以前関わった広汎性発達障害の方は、調子を崩すと、嫌なことを思い出しては自宅で夜な夜な叫んでいた。家族は、不調を感じ取ると、医療機関にSOSを出して、更なる悪化を防いでいた。

 若しも、弁護側が言うように心神耗弱状態であれば、周囲の人が事前に気付いていた可能性が高い。特に、家族は状態の把握が出来ていたのではないか。気付いて放置していたのであれば、それはそれで重大な過失である。

 日本では、精神疾患を患っていると罪に問われない、と言った間違った考えが広がっている。「精神科に掛かっているから罪に問われない。ごまかせる」、と言い切る輩が本当に多い。精神疾患を患っていると罪に問われない、と言うのは、犯罪弁護人の法廷での戦略だ。実際に、精神障害者の凶悪犯罪を起こす確率は低いし、発達障害者の触法率も5%以下と少ない。それ故、精神疾患を患っていると罪に問われない、と言った誤った捉え方が幅を利かすようになってくると、障害者に対し、危険な人達、と言った偏見を生み出すことになってくる。

 私は、障害があってもやはり刑事罰は適用すべきだと考えている。障害への差別を減らすには、こうするべきだと思う。

 ところで、精神鑑定と言っているが、犯罪時の精神状態なんて判るのだろうか。少なくとも障害の有無は察しがついても、犯罪時の精神状態は、判らないだろう。結局は、事件の起こった時その場で鑑定している訳ではないので、精神鑑定医の想像、匙加減で如何にでもなるように思える。それに、逮捕後は、判決に対する不安、責任を問われる動揺、罪を逃れたい作為等入り乱れており、本来の犯人の姿が現れないのではないのか。そんな疑問が残る。

♪真似、真似、真〜似、真似、真似〜

 まぁ、どうにもこうにも猿真似する奴がこんなに多いんだろうね。エアガンの事件が報道されたら、まぁ出るわ、出るわ、猿真似野郎(模倣犯)。捕まらないと分かれば、次々に出現。私は真似しか出来ないで〜す、と頭の悪さ(想像力の乏しさ)を自己顕示していると言うことに早く気付くべきだろう。

 勿論、メディアの報道に触発されてエアガンを発砲するのでしょうが、社会刺激を誤って捉えてしまうのはとてもお気の毒。勢いでするのは良いけれど、後から段々気持ちが重くなっていく、と言うオマケ付き。後先考えて行動しましょうね。

 そうそう、歩行者までが狙われているようですが、不幸にも歩いている時に猿真似野郎に襲われてしまったら、車種、車色、ナンバーを控えましょう。ナンバーは、下2桁でも十分犯人に辿り着けるそうです。それと、携帯で通話する振りをするのも良いようです。犯人心理としては、通報されるのは恐ろしいことのようなので、効果ありです。光るアンテナ等、光物は特に良し。



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和歌山発砲事件 容疑者の人格の偏り
高速道路での無差別発砲事件の犯人像に迫る

漁師の求人(STOP!!! 漁業の衰退)

 漁村では過疎化が進み、廃業や高齢化で漁師が深刻な人材不足の時代を迎えている。長崎、山口、島根、神奈川等では、県内外からの新規就業希望者を受け入れる事業漁師の人材確保大作戦が展開されている。神奈川県では、サーフィンをしながら働ける、と言う理由から、サーファーが順番待ちをしているようだ。そして、和歌山県でも、漁師の人材確保大作戦、その名は「漁師への道プログラム推進事業『漁師への道支援プログラム』」が、始まっています。

 『漁師への道支援プログラム』は、先ずは、漁協で研修を3ヶ月受け、見習い(この期間中の、食費・住宅費は、和歌山県が負担してくれるらしい)。そして、適性があれば、その後めでたく、正式に漁業会社に就職、若しくは、漁師に弟子入り、となる運びです!!!

 尚、漁師への道プログラム推進事業は、『漁師への道支援プログラム』の他に、高校生・大学生を対象に『紀の海インターンシップ交流プログラム』もあります。漁業・漁協でのインターンシップ(学生が一定期間、企業などで就業体験する制度)を実施しています。インターンシップは、自分の適性を把握し、職業観を磨く機会となる一方、受け入れ企業にも人材発掘の場となり、ここ数年広まっています。

 漁業の衰退の歯止めになれば…

2005年9月25日 (日)

愛・地球博(愛知万博)、幕を閉じる!!!

 『自然の叡智』をテーマに、小雪がちらつく3月25日に開幕し、185日間に亘って開催されていた愛知万博(愛・地球博)が、大盛況で幕を閉じました。リピーター効果もあって総入場者数は、目標の1500万人を大きく上回る2200万人。な、な、なんと、人気パビリオンでは、開門後、15分で4時間待ちだったと言うから、いやはや空いた口が塞がらない。行列に並ばれた方、ご苦労様でした。

 さて、愛・地球博のために周辺地域では高速道路網が整備されました。セントレア空港も出来ました。この地域では、今後の更なる経済発展の布石が置かれた感じです。トヨタを軸に好調な経済は今後も維持される見通しだそうです。万国博覧会を誘致した愛知県やその周辺の自治体は、愛・地球博が終わっても、その恩恵を受け続けてニンマリしているでしょうね。

引き下げられる診療報酬 改定の犠牲者

 高齢者人口の増加で伸び続ける医療費を政府は必死に抑制しようとあれやこれやと手を打っています。そのため、2006年度は、大幅な引き下げが必至な医療機関に支払われる診療報酬です。この診療報酬報酬が引き下げされると、診療行為に対する報酬が低くなってしまうので、医療機関の収入の減少に繋がってしまうのです。医療機関は、ボランティアでやっている訳ではないので、収入の減少は経営に響いてしまいます。

 医療機関は、収入が減ると対策を迫られます。手っ取り早い対策は、収入が減るなら支出を減らすとか、少しでも収入を増やすとか…。しかし、少しでも収入を増やす、と言うのは結構難しいので、結局は、収入が減るなら支出を減らす、と言う方法に頼らざる得ません。

 どんな風に削減するかと言えば、人件費の削減。医師を除く、とつけた方が良いかも知れません(医師の退職は経営に響きますから…)。昇給が抑えられるとか、ボーナスがカットされるとか。診療報酬改定で犠牲者になるのは、いつも医療機関内の弱者。何とかして欲しいものである。

2005年9月23日 (金)

キレる小学生

 学校でキレる小学生が増えているらしい。些細なことで揉め、手当たり次第に物を投げる、カッターナイフで威嚇し振り翳す、椅子を振り下ろす、噛み付く等、児童が暴れ出す。場合によっては複数の教師が取り押さえることもあると言う。担任の家庭訪問では、親は「家では良い子。暴れるなんて考えられない」と繰り返し、保護者会には児童の親は顔を出すことは無い。こうした現象は、大都市部を中心に急増中である。


こうした現状に、識者と呼ばれる人は、下記のように分析している。

 少子化や核家族化で、人間関係の絶対量が不足しているのではないか。学校で感情をコントロールする訓練が必要。

 少子化で子どもに対し、親や教師を含めた多くの大人が期待をかけるようになり、そのことが子供たちのストレスや緊張になっている。

 ゆとり教育の反作用で、学校週5日制のもと、以前より詰め込みがひどくなり、子どものストレスは高まっている。


 確かに御もっともな当たり障りのない分析である。
 感情の言語化が出来ないので、噛み付いたり威嚇したりするのだろう。感情が育っていれば、行動で感情を代弁し無くて済む。ただ、如何せん感情を育てるには、マニュアルで教える訳にはいかない。日々の人間関係・生活・体験を通して育てていくしかないだろう。それにしては、大都市部では、人間関係・生活・体験を通して育てていく場が少ない。この辺りが何とかならないと難しい感じがする。


さて、私の見解はこんな感じ。

 先ずは、子どもの余剰エネルギーを発散させることが必要だろう。体を使ってクタクタになるまで遊ぶことが大切なのでは???。最近の遊びと言えばゲームと答える子どもが多いが、ゲームをやっても脳は疲れるが、身体的には疲れることが無い。これでは、エネルギーは放出されず、エネルギーが行き場所を失ってしまう。また、塾や習い事漬けの上に、遊び場の減少。これが、拍車を駆けている。それ故、出し易い所でコントロール出来ないほど溜まったエネルギーが放出されるだけのように見えてならない。

 余談になるが、若い層の患者が集まる精神科デイケア等では、エネルギーが溜まり過ぎてコントロール出来なくなることを考慮にいれて、エネルギー発散のプログラムを設けている。これがないと、今学校で起こっているようなグループ(学級)が崩壊してしまうような事態を招くことがあるのだ。

キリゾー&モッコロ、愛知万博の偽キャラクター

X7yuwbb_  愛知万博(愛・地球博)の公式マスコット「モリゾー&キッコロ」のパッチモン(偽モノ)「キリゾー&モッコロ」がインターネットのサイトに登場しています。幼児番組のキャラクターのようにしか見えませんが、朝日新聞が報道したこともあり、携帯の待ち受けに使ったりと、目下、人気は赤丸急上昇中。

 ただ、如何せん、著作権、著作権、とうるさい世の中なので、「キリゾー&モッコロ」は生き延びることは可能なのでしょうか。愛知万博はもう残すところ後僅かですが、「キリゾー&モッコロ」は、これで終わり、と言うことになって欲しくないと思うのであります。
 

2005年9月22日 (木)

阪神の優勝迫り、道頓堀川ダイブ阻止計画

 日に日に迫る阪神タイガースの2年ぶりの優勝を目前にして、熱狂的な方々、目立ちたい方々、強い刺激に対してコントロールが出来ない方々等が大阪市中央区の戎橋欄干から道頓堀川にダイブする行為に備え、大阪市は道頓堀川ダイブ阻止計画を立てている。計画では、戎橋の両側に高さ約3メートルの鉄製の防護壁を設けるとのこと。実は、2007年完成を目指し防護壁工事は展開中で、既に、西側(グリコ側)には設置されている。

 18年ぶりに優勝した2003年には、約5300人が橋の欄干から飛び込み、20代の男性が水死している。飛び込んだ方々が這い上がってきて悪臭を放ったまま周辺をウロウロし苦情が絶えない。こうした事を受けての措置だろうが、大阪市はそこまでする必要はないのでは…。税金の無駄遣いと言うものだ。

 大阪市は、『一切、助けませんので、自己責任の上で飛び込んで下さい。悪臭を放って周辺をウロウロする等の迷惑行為があれば、検挙・補導します』と予め断わって、飛び込もうとする方々自己責任に委ねさせたら良い。そして、それでも、飛び込むと言うのなら、自己責任の上で飛び込んでもらえば良い。それであれば、どうしても、と言う方々も納得するだろう。何故周囲が止めた方が良い、と言うのか、飛び込んだ時点で分かるだろう。分からないのなら、汚水レベルの道頓堀川でオーバーヒートした頭を冷せば、分かるかもしれない。

 こんな対応をすれば、必ず行政の責任と騒ぎ立てる方々が出て来るが、先ずは自己責任で個人レベルで危機管理して行かないと…。好き勝手にやって行き詰ったんで行政に尻拭いをして下さい、では困るのである。

2005年9月20日 (火)

大当たり!!! あの世にご招待させて頂きます

 フグはその毒に当たると死んでしまうと言うことから、『てっぽう』と呼ばれています。フグの毒・テトロドトキシンは、青酸カリの1000倍以上と言われています。中毒を起こし一命を取り留めた人から聞いた話によれば、頭はしっかりしているけれど、徐々に体の麻痺が来て、体を動かそうにも動かせなかったそうです。その人は、まだ喋れる内に家族にSOSを出したので助かりましたが、医者からは、もう少し気付くのが遅れたら呼吸困難になっていた、と叱られたそうです。

 また、フグは『なごやふぐ』とも言われています。これは、一種の言葉遊びで、ここで言う『名古屋』は『美濃尾張』のことで、『美濃尾張』とは『身の終わり』と言う異口同音の言葉に繋がるためにこのように言われています。更に、関西以西では、「フグ」と濁ると「不具」「不遇」に通ずるとして忌み嫌れ、「フク」と呼んでいます。歴史を遡っていくと、如何やら縄文の昔から食べていたようです。そして室町時代に入った頃から、喰ったら死ぬで、と食用禁止令が出されています。このように人はフグの危険性を認識しており、「ふぐは喰いたし、命は惜しい」と言われています。


 今朝、ニュースで、自分で調理したショウサイフグを食べ中毒死、なんて報道されていました。友人が釣ったフグを自分で捌き、肝臓の刺し身を食べた後、唇のしびれなどを訴えながらも寝てしまったそうです。以前にも、自分で捌いて食べた事があったそうで、知識や技術(捌き方)に一寸過信があったのでしょうか。

 ひょんなことが切っ掛けで漁師さん(後に免許取得)から、フグの捌き方を教えてもらうことがあります。実際にご馳走になったこともありますが、やっぱり捌く人が素人なので怖かった思い出があります。如何してもフグを食べたい時は、フグ処理師の資格は持っている人に捌いてもらうか、毒のないシロサバフグにするか、味や歯ざわりがよく似たカワハギで我慢しましょう。

2005年9月18日 (日)

ダフ屋行為と法の不備

 愛知万博(愛地球博)の目玉の一つに「サツキとメイの家」と言うものがある。余りの人気ぶりに、入館者を一日880人入場制限をしている。そして、ここに入ろうと思ったら、入館予約券(無料)を申し込む必要がある。

 ここに目を付け、入館予約券を大量に手にした人(組織)が、インターネットのオークションで、有料で捌いて暴利を貪っている現状について、警視庁は、ダフ屋行為を禁じた東京都迷惑防止条例の適用を検討していたが、適用出来ないと言う見解を示した。


根拠その�
 条例では、『チケットなどを公共の場所で売る』行為と規定してあるが、インターネットは、公共の場に当たらない。

根拠その�
 条例では、『不特定の人に転売する目的でチケットなどを購入する』行為と規定してあるが、そもそも入館予約券はタダであるので、転売する目的で購入している訳ではない。


 法律の不備によって迷惑行為が罷り通ってしまう現状と、現状に即した形での法の改正が速やかに行われない現状に、苛立ちを覚える私である。

2005年9月16日 (金)

復活!!! 自立支援法案

 衆議院が解散して、審議中の61法案が廃案になってしまいました。その中に衆議院厚生労働委員会で可決されていた自立支援法案と呼ばれている障害者の社会復帰を阻むと言われている法案が含まれていました。廃案となったことで、精神科通院公費負担制度(通称、32条)は存続と言うことになりましたが…

 
結局…。厚生労働大臣は、閣議後会見で、自己負担の施行日を2006年1月から2月以降に延期する方針を明らかにしました。21日から開会される特別国会で再提出されることとなりました。

 
日本の財政難は、自立支援法案を復活させないといけない状況にあります。年間500億円以上の負担は、やはり日本の財政を圧迫しているのです。最後の頼みは、市町村の助成金制度だけ。

 
医療機関も大ピンチ。収入の大幅減は避けられそうにない。しかし、収入が減っても医師の所得は変わらない。医師を除く医療従事者の所得に減収分が反映されるだけである。医療費削減の時はいつもこんな結末。何とも不愉快な話である。



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 障害者自立支援法のポイント
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2005年9月15日 (木)

香港ディズニーランドの憂鬱

 香港ディズニーランドに中国各地から多くの人が来場しているものの、吸いたくなったら所構わずタバコを吸う、横になりたくなったら所構わず寝る、脱ぎたくなったら所構わず脱ぐ、と言った所構わずの行為が問題となっている。

 中国のメディアは、『下品で非文明的行為』とコレを批判した。すると、インターネット上で侃々諤々の論議が繰り広げられることとなった。


 無罰意見:金を払っているのだから何をしても良い
 自罰意見:改善していこう
 他罰意見:ディズニーランド側に問題がある


 西洋文明に慣れていない中国人に、世界標準の価値観を要求しても難しいのではないでしょうか。生活習慣を急には変えられないですよね。変えれていたら、こんな問題は生じませんし…。ですから、上記のような意見が出るのは当然の事。

 当分の間、世界は、中国人民は西洋文明に疎い人達なんだ、と現状を受け入れてあげる配慮が必要なのであろう。



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2005年9月14日 (水)

化粧品の原料は死刑囚

 ブラット・ピットが主演した『ファイト・クラブ』で、主人公のタイガー・ダーデンが、せっせと作っていた人間の脂肪入りコラーゲン石鹸がありましたが、それを髣髴させるようなニュース。イギリス・ガーディアン紙が伝えたところによると、

 中国の化粧品会社が、銃によって死刑執行された囚人の皮膚等を利用した化粧品(コラーゲン)を欧州に向けて輸出している。死刑囚の皮膚は以前から使われており、「決して驚くべきことではない」と化粧品会社の関係者は強調している。

 とのことである。


 このような人間を材料にした化粧品に対して、専門家からは、倫理上の問題、ウィルス等の感染の危険が指摘されており、今後、世界的な問題に発展していくのは必至である。

 既に、中国では政府のお墨付きの下で死刑執行された囚人の臓器の切り売りの商売も行っており、そして、今度は死刑執行された囚人を使っての化粧品の材料の製造。中国の異様な程の死刑執行数の多さは、世界的な人権団体・アムネスティからもやんわりと警告を受けており、有名である。年間1万人を越え、諸外国とは桁違い(世界の死刑を執行された人の半数以上が中国に住む中国人)。死体ビジネスを維持するにはこれくらい殺さないとだめなのかもしれません。

 中国の近代化には外貨が必要だが、ここまでするか、と呆れてしまうのである。しかし、それを歓迎する人々が日本や欧米に大勢おり、需要と供給のバランスが取れてしまっていることにも大呆れ。中国ばかり非難を受けがちだが、まぁ、諸外国も同罪。世界規模でのルールを作っていかないといけないだろう。

【関連blog】
 驚愕!!! 中国の臓器売買ビジネス
 昨年、世界中で3800人が死刑執行された

2005年9月13日 (火)

始まるよ!!! 国勢調査

 戦後12回の国勢調査が行われている。そして、今年は、5年に一度実施される国勢調査の年。いよいよ10月1日から始まる。それを前に、今月23日から国勢調査員(非常勤の国家公務員)が各世帯を訪問して調査票を配布に回り出し、10月10日迄に回収しますが、個人情報保護を楯に難航が予想されます。

 国政調査は、日本に居住する外国人を含む全ての人が対象となり、人口や世帯に関して、男女・年齢・国籍・就業状態・仕事の種類・世帯員の数等を調べます。国の最も基本的で規模の大きな調査である。調査結果は、選挙区の改定を調査審議知る為の資料・地方交付税交付金の算出・将来人口や世帯数の推計・過疎地域の認定他色々に用いられ、国の公共サービスに密接に絡み合っているだけに調査に協力をした方が良いかもしれません。



 ただ、個人情報保護の絡みで、提出を拒む人は増え続けています。また、95年の調査では、「配偶者の有無」について約50万人が、90年の調査時では、「教育(学歴)」について約200万人が回答していません。そして、一部又は全部無記入の延人数はおそらく700〜800万人に上るのではないかと推測されています。

 尚、国勢調査には、個人情報保護法は適用されません。そればかりか逆に、統計法に基づいているため、日本に住む全ての人に申告の義務が生じているのです。そして、罰則規定も設けられています。

 
事実上、罰則規定は死文化していますが…

2005年9月12日 (月)

エチゼンクラゲ、和歌山で大量発生!!!

Osff9q2o  ここ数年、日本海で大量にエチゼンクラゲが発生しており、重さで網が破れる等の漁業被害が生じている。このエチゼンクラゲは、対馬海流に乗って勢力範囲を拡大し、津軽海峡を横切って三陸沖でも出没するようになっている。

 そんなエチゼンクラゲが今月に入って、美浜町から和歌山市沖の紀伊水道でも発生していると言うのだ。こんなにエチゼンクラゲが発生したのは未だかつてなかったことである。波止場で見かけるちっぽけなアカクラゲやミズクラゲとはちょいと違う。普通サイズで、直径1〜1.5�・重さ70〜80�、大きなものになると、2�・重さ200�、と言うからたまったもんぢゃない。もはや、大型の相撲取り(力士)並み。
 エチゼンクラゲが大量発生している地域では、この時期タチウオの底引き網漁が盛んであるが、大打撃。網を引き上げるためのクレーンが重みで曲がってしまうと言うから、さぁ大変。タチウオの価格に影響するかもしれない。消費者にも無縁ではなさそうだ。
 どうやら、今回和歌山で大量発生したエチゼンクラゲは、津軽海峡を横切ってきたっものではなく、東シナ海で発生したものが、黒潮に乗ってやってきたらしい(今年に限って、エチゼンクラゲの発生が南にずれた)。…と言うことは、海流の流れは大阪湾奥深くに向っているので、今後、大阪湾内にも現れると言うことなのか???。今後のエチゼンクラゲの動きに目が離せない。場合によっては更なる被害へと繋がってくる。


 尚、 エチゼンクラゲが大量に発生する要因としては、以下の点が考えられてる。

 �海の富栄養化
  クラゲのエサとなるプランクトンが増える。

 �クラゲが魚の卵や稚魚が食べてしまう
  魚が減り、エサとなるプランクトンが消費されない。

 �魚の乱獲
  魚が減り、エサとなるプランクトンが消費されない。

 �天敵の減少
  ウミガメ等、クラゲをエサとする生き物の減少。

 �海水温の上昇
  クラゲが越冬可能。

 �海岸の改修工事
  砂浜等に打ち上げられて死ぬことがない。


 つまり、少なからず、世界レベルでの環境破壊が要因の一つになっているのである。エチゼンクラゲの大量発生は、環境破壊について考えさせられるニュースであった。

2005年9月 9日 (金)

香港ディズニーランド いよいよ開園

 『大人も子供も楽しめる』と言う観点で1955年6月(7月17日説もあり)に開園したディズニーランドは、カリフォルニア州、フロリダ州、日本、フランスに開設されている。そして、とうとう香港で、9/12に開園となる。

 香港ディズニーランドの開園を控えた香港では、既に、ジャーナリスト、観光客、ディズニー・ファンが、世界各国から数千人集まっており、お祭りムード一色。熱気はムンムン。そして、至る所でディズニー・グッズが売られている。

 さて、この香港ディズニーランドは、アメリカのウォルト・ディズニー社と香港当局による合弁事業で、投資金額は、建設に18億ドル、用地確保や道路建設などに20億ドルと巨額。入場者は最初の1年で約500万人、2年目からは年間最大1000万人を見込んでいる。中国にとってみれば、一大プロジェクト級の事業。オープニング・セレモニーには、中国国家副主席も出席予定で、国家レベルでの期待の大きさが伺える。

 反日の嵐が吹き荒れている国へ、日本からも大勢が駆けつけるのでしょうね。因みに、入場料は日本円で、6600円也。東京ディズニーランドにないアトラクションも一杯だそうです。



【関連blog】
 香港ディズニーランドに纏わるお話

2005年9月 8日 (木)

駐車違反の民間委託

 駐車違反の取締まり件数は、1991年のをピーク(312万件)に年々減少しており、とうとう昨年は半数程度まで減少(167万件)した。警察の見解では、「増加する交通事故の処理に追われ、取り締まりに多くの警察官を割けなくなった」との事である。その為、駐車監視員なる資格を設けて、駐車違反の取締りを民間委託しようと考えたのである。

 今年4月から今月4日までの期間に全国38都道府県で、監視員資格取得のための講習(2日間)や試験が実施され、約1万人の駐車監視員が端要誕生した。今後、有資格者が2人以上いる警備会社・ビル管理会社・人材派遣会社等が、警察の審査を受け、法人登録した後、入札によって取り締まり業務の委託会社が決定する。そして、来年6月から取り締まり業務の委託がスタートする。

 警察官だって取締りのノルマがあるのに、民間委託となれば、「駐車違反の摘発件数=委託会社の売り上げ(儲け)」となるので、駐車違反の摘発件数は鰻登りと言うことになるのでしょうね。

 ゴネ得、特定の人への甘い取締り等はごめんです。公平な取締りがなされることを祈るだけです。

2005年9月 7日 (水)

訴えてやる!!! NHK受信料不払い世帯

 NHKの経営委員長が、個人的な意見と前置きした上で「事情によっては(簡易裁判所で受信料の不払い者に対して)民事手続きを取ることもあるので、受信料を支払ってくださいという考え方もある。(不払いの)抑制効果はあるかもしれない」と述べた。しかし、一方で、「全国の不払い者に一斉にやれば大騒ぎになる」、との否定的な見解も示している。結局のところ、経営委員の間で意見が纏まっていないことや完全に法的武装が出来ていない点があり、実施するか如何かまだ未定と言った感じである。

 以前、NHK受信料の不払い問題にて書いたが、デジタル放送が開始されれば、スクランブル放送になる可能性が極めて高く、支払わなければならない状況になるのは必至なため、敢えてここで、訴えてやる、なんて言う必要もなさそうな気がしますが…。まぁ、如何考えても、今回の経営委員長の発言は、デジタル放送に移行したらスクランブル放送に切り替えて全国の不払い者にもしっかりと受信料を支払って頂きます、と正式発表したいがための茶番にしか見えない私でした。

2005年9月 5日 (月)

too much information

 押し寄せる沢山の情報、それに踊らされる人々。手軽に情報を手に入れることが出来るが、有用な情報の影に悪意を持った情報も多い。見極めるだけの判断力があれば良いが…

 特に最近は、一つの一つの情報は正確に捉えれるが、情報と情報を統合する能力の弱い人が増えているようだ。そんなもんだから、自分に好都合な情報はどんどん取り入れ、不都合な情報はブロッキングして耳にいれないなんて事が生じる。こんな調子だと、自ずと自分に都合に良い情報だけを取り込み、どんどん偏った思考が形成されていってしまう。

 更なる高度情報化社会に対して、情報を受ける側は、情報を使いこなすだけの知識や物事を幅広く捉える視野と情報を流す側の意図を読み取る力が必要なのかもしれません。

2005年9月 4日 (日)

児童虐待 親の心もケア

 2006年度から、児童虐待防止の一環から、児童福祉施設に心理治療の担当者を常勤させて、虐待を繰り返す親に対する「家族療法(心理治療)」を実施することで、親子関係の修復・矯正を図ろうと試みる。以前から、子どもに対しての心理療法は行われているため、これによって、親と子どもの両者に心理療法が実施されることとなる。

 厚生労働省の計画によると、児童自立支援施設25か所に、心理学の知識を持ち研修を受けた職員を新たに配置。心理治療を担当する職員が非常勤だった乳児院、児童養護、母子生活支援施設の計498か所は常勤とする。これによって、全国に約1000か所ある児童福祉施設の内、523か所で、家族療法が出来るように整備される。

 「虐待を受けた親の約3割に子供への虐待(虐待の世代間連鎖)がみられたと言う調査結果があり、心のケアを受けないまま親になった」、と言う背景があり、親の心理治療の必要性がクローズアップされた訳である。

 年齢や人件費などの問題が勿論あるのだが、家族(心理)療法での治療経験が豊富な臨床心理士等の心理技術者を即戦力として採用して、現場に配置して頂きたい。これまで多くの場合、即戦力として力を発揮する心理技術者の採用は殆ど無く、新規採用者が育つまでの間、空白の時間が生じてしまうと言った問題を孕んでいた。一般に、育つまでに3年位は掛かると言われている。真剣に児童虐待をする親の心のケアを考えるのであれば、こうした決断は必要であろう。

【補遺】
 最近では、虐待(判っちゃいるけど辞められない=依存症)も嗜癖として考える人も増えてきました。しかし、医療が、虐待を精神科的な疾患として扱うことことはまだまだ少ないです。それにしても、この分野で活躍されている臨床心理士も増えてきましたね。



【関連blog】
 幼児虐待
 嗜癖 分かっちゃいるけどやめられない 



【関連本】
 子どもが見えない
 新・子どもの虐待―生きる力が侵されるとき
 アダルトチルドレンと共依存
 子どもの虐待―子どもと家族への治療的アプローチ
 隠された児童虐待―PTSD・依存症の発症メカニズムと効果的なトラウマセラピー

2005年9月 1日 (木)

災害の陰で…避難所での老人介護の問題

 昨年の京都北西部での水害で、或る老人が避難所へ避難するのを躊躇って、孤立して死んでしまったらしい。避難しないで死んでしまったのだから、仕方がない、と仰られる方もいるかも知れませんが、実はこの老人、下の世話をしてもらわないといけないと言うハンディーキャップがあったそうです。

 『迷惑をかけたくない』思いや『恥を晒したくない』思いがあったことは、容易に察することが出来ます。誰だってその立場に置かれるとそんな風に感じてしまいがちです。別にこの老人が特別だったとは思えません。

 身体にハンディーがあっても決して精神機能が衰えている訳ではないので、こうしたケースが今後増えてくることは間違いないでしょう。今後、更に高齢化を迎えるにあたり、避難所での老人介護の問題は社会問題となってくるのでしょうね。既に、老人福祉学の先生等が訴えているかもしれませんが、今回、このようなケースに遭遇して、このようなことを思いついた次第です。

 災害は突然やってくるので、最小限必要なことが先ず優先されることは重々承知していますが…

 因みに、この老人は、災害での死者ではなく、病死扱いでした。何となく腑に落ちない結末。

2005年8月30日 (火)

警告!!! アルカイダの次なるターゲットは東京???

 イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙とのインタビュで、フランスの対国際テロ担当者が、以下のように述べた。

 アルカイダが、東京やシンガポール等アジア地域の金融センターの攻撃を計画している可能性がある。特に日本が標的になっている可能性があり、信じるに足る複数の情報がある。アジアの金融センターを攻撃することで同地域の投資家の心理を損なうことが、アルカイダにとって象徴的な意味で重要性を持つ。アジアの国は、すでに攻撃の対象になった欧米に比べ、アルカイダの攻撃に対して警戒態勢が余り整っていない。

 いよいよ東京が攻撃される可能性がある、と警告が発せられた。過剰反応は良くないと思うが、今までは海の向こうの他人事だったのに、これからは日本を悩ます問題となりそうな雲行きである。

2005年8月29日 (月)

自殺者の7割、誰にも相談せず

Yuhlmv2o
 自殺者が7年連続で年間3万人を超えている。2004年の自殺者数は3万2325人で、1998年から年間3万人を超えている。しかし、行方不明で遺体が見つからなかったり、交通事故を装う等、はっきり自殺と分からないケースはカウントされておらず、実際はもっと多いと推測されている。

死ぬのは怖いが生きるのは辛い

 

 そんな鬩ぎ合いの中で、生か死かを選択している。誰にも相談せずに発作的に自殺企図をしてしまう人いる。なんであの時死のうと思ったんだろう、と話す自殺未遂者も案外いる。こんなケースは、人格が乖離(これは意識、記憶を失っている間に自分が何かしてしまう)してしまっている、と考える専門家もいる。

 この程、厚生労働省の研究班の調査で、自殺企図者が誰にも死にたい気持ちを相談していなかった、と言うことが判明した。ある意味、当然の事のように見えるが、世間では驚く人が多くいるかも知れない。

 この程、厚生労働省が、自殺に関する最新の報告や研究の成果を公開するホームページ・「いきる」を開設することとなった。自殺に関する情報を公開することで、正しい知識を身につけ、病気の理解を深めることの出来る人が一人でも多く増えると良いねぇ。

2005年8月27日 (土)

報道と云う名のshow

 TVは、リアルタイムで世の中の出来事を伝えてくれる。それはそれで感謝すべき点で、私も毎日のように恩恵を受けている一人である。しかし、一方で災害等の報道に関しては、showになってしまっているのではないか???

凄惨さを伝えるshow!!!


 災害等で苦しんでいる当事者は、決して中継を見ることが出来ない。あくまでも、TVを見ているのは、惨劇とは直接関係のない人ばかりだ。

 他の先進国でもこんな具合なんだろうか???日本だけがこんな感じのように思えてならない。

2005年8月25日 (木)

自殺サイトの裏の裏 ご利用は計画的

 自殺サイト絡みでの事件が幾つかニュースを賑わしている。自殺サイトで殺人や殺人未遂を繰り返していた性目標を誤っていた男が逮捕されたのをきっかけに、一気にメディアが自殺サイトの裏の裏で繰り広げられる事件を扱い出した感じがする。

 自殺サイトは、自殺願望のある方が一緒に死にましょう、とお仲間を募る場と言うイメージが強い。実際、自殺を思い止まらせる場でもある、と言う方もいらっしゃいますが、どうにもこうにも、思い止まったなんて言う方達にはお目にかかったことがない。それ故、ネガティブなイメージが作り上げられてしまっている感じがする。

 さて、自殺サイトを狩りの場にしている連中は、別に自殺サイトで殺人や殺人未遂を繰り返していた性目標を誤っていたあの男だけではない。以前から、お噂になっていたが、自殺サイトでは、レイプを繰り返している連中が多くいる。しかも、繰り返し繰り返しレイプをしているとのことらしい。「自殺願望をするような人間は、レイプをしても訴えることはないだろう」と高をくくっていると言う。こんな連中がわんさか潜んでいると言うことを、頭の隅にでも入れておいて欲しい。

【関連blog】
 殺人鬼の自殺サイト物色

2005年8月20日 (土)

精神科疾患の診断書 診断名について

 精神科疾患を患って医療機関で治療を受けながら会社勤めをしている人は、案外多くいる。そして、症状や状態像が業務に差し支えるようになってくると、医師の診断書が必要となってくることがある。その際、提出する診断書には、診断名や加療を必要とする期間等が記載される。

 医師の意識調査で、この手の診断書に記載する診断名を9割近くの精神科医が、虚偽でない範囲で診断名の表現を緩和して実際よりも軽く書いていることが判明した。うつ病なのに、「抑うつ状態」や「心身症」と言った具合に記載するのである。これは、うつ病と診断されると職場復帰が難しくなるのではないか、と不安を抱く患者の心情を察しての配慮であることが多い。

 この点について、厚生労働省は「患者を騙して事実と全く異なることを書くのでなければ、診断書の偽造ともいえない」との見解を示している。しかし、一部から、「あいまいな表現が広がれば、病気に対する職場の理解が進まず、適した仕事量を話し合うことも難しくなる」との指摘が上がっている。

 確かに、重い診断名が診断書に記載されていると、職場復帰が難しくなるのではないか、と言う不安が必然的に起ってくるし、同僚達から重い病気に罹っていると思われるのではないか、と言う不安が起って来る人だっている。このような不安を抱く人はかなり多い。一方で、軽い診断名が記載されていると、こんな軽い病気で仕事を休んで給料を貰っていると同僚に思われたくない、と言った不安を示す人もいる。虚偽でない範囲で診断病名の表現を緩和するのも良し悪しである。

 以前、精神科医が、『症状軽快。復職に十分耐え得る』と言う旨の診断書を書いた、それを患者さんが勤務先に提出したところ、上司から、『服薬がなくなり、診察の必要がなくなった時点で職場復帰をして欲しい。以前も、同じような診断書が提出され、半日勤務で職場復帰したけれど、1ヶ月の持たなかったぢゃないか』と切って捨てられた。その後、産業医とこの精神科医との間で病状について話し合いの場が持たれ、診察・服薬の必要性が確認された。しかし、結局、上司の理解は得られることはなかった。

 殆どの医師は、日常生活に支障がない状態を復職の条件と考えているが、会社側からは服薬や診察の必要がない状態を求められることが多いのである。再発することもありうる疾患だけに、会社が求めるような復職条件のクリアーは難しい事が多い。

2005年8月17日 (水)

精神科受診者必見!!! 廃案となった自立支援法案は、復活する

 衆議院が解散して、審議中の61法案が廃案になってしまいました。その中に衆議院厚生労働委員会で可決されていた自立支援法案と呼ばれている障害者の社会復帰を阻むと言われている法案が含まれていました。廃案となったことで、精神科通院公費負担制度(通称、32条)は存続と言うことになりましたが…

 しかし、日本の財政難は、自立支援法案を復活させないといけない状況にあり、復活してくると言う見方が大方の見方となっています。年間500億円以上の負担は、やはり日本の財政を圧迫しているのです。

 仮に廃案になった自立支援法案が、そのまま施行されていたら(市町村の助成金制度がないと仮定した場合)、精神科通院公費負担制度がなくなってしまい、統合失調症・躁鬱病・難治性てんかん(現在、使用出来る全ての抗てんかん薬を耐え得る最大限の投与量まで単独若しくは併用で投与しても発作の改善が出来ないケース)の人以外は、自立支援医療の対象にならず、窓口で医療費の3割を支払わなくてはいけなかったのです。対象となっても、1割負担で、現在よりも負担増。その上、これからは生活保護受給者も食費負担。更にその上、障害者自身に所得がなくても家族に一定額あれば、負担増になっていました。お金がないと必要な人に必要な医療が受けられない状況になってしまっていたかもしれませんでした。

 結局のところ、国の助成制度である32条公費負担制度は限りなく廃止の色合いが濃くなっています。最後の頼みは、市町村の助成金制度と言う感じです。


【関連blog】
 自立支援法案を可決!!! 精神科医療が大揺れしそうな予感
 障害者自立支援法案の修正案
 自立支援法案の絡みでの改正??? 障害者雇用促進法
 自立支援法により、精神科デイケアがなくなるかもよ
 精神科受診者必見!!! 今後の精神保健福祉法の行方

2005年8月15日 (月)

高齢者の自動車運転を考える

 高齢者の運転免許証更新に適性検査が加わるらしい。高齢者による自動車事故(道路の逆走やアクセルとブレーキの踏み間違い等)が十年前に比べ二割増になった事を受けての措置らしい。

 確かに高齢者の自動車運転については、能力的な衰えがあり事故が多いので、解決が望まれる問題である。しかし、車がないと生活が不便な地域に暮らす高齢者にとっては、生活に密接に関わってくるため、それを補うサービスがないと辛い決定なんだろうな。

 偶然、スーパーの駐車場でおじいさんが運転する車を見かけた。障害者用駐車スペースに停めたかったようだが一杯だった。すると、何を思ったのか、車と車の間の車一台分がやっと停められるスペースに車を停め始めたのである。悪銭苦闘の末、接触することなく車を停めたが、理解を越えた駐車の仕方であった。車から出てきたのは脳梗塞か何かで軽度のまひが残るおじいさんだった。

 障害がありながらも車に乗らざる得ない状況にあるのかな、と深読みをしてしまった。代わりに運転してくれる家族がいたら無理をしなくても良かったかもしれない。

 高齢者の域に達したご近所のおじいさんさんが車に乗るのを止めたと聞いた。視力の衰えが深刻らしい。しかし、おばあさんが代わりに車の運転をしているとの事で生活に支障はないらしい。おばあさんが車に乗れなくなってきたらどうするんだろう。

 或る老夫婦は車に乗れなくなってきたらスーパーの近くに引っ越そうと考えていると言う。究極の選択のようにも感じられる。

 高齢者の自動車運転問題を真剣に考えなくてはいけない時期に突入したようだ。

2005年8月14日 (日)

ダフ屋行為で政治資金集め

 アーノルド・シュワルツネッガーカリフォルニア州知事の政治資金の集め方に非難が集中している。知事の事務所が計画している資金集めの方法は、ローリング・ストーンズのコンサートを使ってのダフ屋行為。

 そもそも音楽ファンならお気に入りのアーティストのステージを最前列中央で見てみたいと誰もが一度は思った事があるのではないか(筋金入りのファンならその欲求はもっと強い)。知事の事務所はそんな音楽ファンの心理に目をつけたのである。

 狙われたのは、ストーンズの北米公演の初日となるボストン公演。知事に一万ドルの寄付をすれば中央最前列、十万ドルで貴賓席で知事と一緒に観覧出来ると言う触れ込み。

 コンサート・ツアーの初日は、どんな展開でツアーが展開されるのか、と言う指針となるため、非常に人気が高いのだ。それ故、チケットが欲しい人が多いのだ。更に、ストーンズクラスの大御所になれば、さもありなん、と言ったところ。

 ストーンズの他都市でのコンサートでは、中央最前列は四百五十ドル。しかも、マッハでソールド・アウト。

 それにしても、今回の知事の政治資金集め方はボロ儲け。こうした行為に対して、音楽ファンから非難が炸裂。更に、ストーンズからも『知事の計画に関与していない』と言うコメント。

 人気衰退中のアーノルド・シュワルツネッガー知事。もはや他人の褌を借りないといけないところまで落ちぶれてしまったんでしょうか。世界的にダフ屋行為に対する非難が高まる中、敢えてこうした手段を用いようとするは、お金に困り過ぎて世の流れを読めていないのだろうか。

2005年8月13日 (土)

わいせつ辞職議員、出馬表明

 今年、三月に大量飲酒の上、通行中の女性の体を触る等してわいせつ行為の現行犯逮捕され、辞職した元国会議員が、今度の総選挙に出馬する事を表明した。この問題で自民党を除名となったが、郵政民営化賛成で、復党を望んでいるそうだ。

 また、この元議員の他にも裁判で罪に問われた元議員先生も、性懲りもなく出馬する人がぼつぼついる。どうやら『国会議員』と言う商売は、一度やったらやめられない商売のようだ。

 彼らの辞職に伴って、本来であれば必要のなかった補欠選挙が行われ、多額の公費が使われた。しかし、彼らに選挙費用は請求される事はない。問題を起こし辞職をしたら、補欠選挙の費用を辞職議員先生に負担して頂きたいものである。それ位の足かせがないと、この手の問題議員の駆除は出来ないのではないか。

2005年8月 9日 (火)

郵政解散 総選挙

 小泉首相が、構造改革の本丸と位置づけていた郵政民営化法案が参議院で否決され、「内閣の不信任である。民営化の必要性を国民に問う郵政解散だ。ガリレオが地動説を唱え有罪になった時『それでも地球は回っている』と述べた。私も郵政民営化をしなければ改革は出来ない」と衆議院を解散したのである。選挙公示は8月30日、選挙は9月11日である。

郵政解散、総選挙!!!

郵政民営化の理解が乏しいままで

国民の真意は反映されない


 郵政民営化の国民の理解が乏しいままの解散、総選挙って意味があるのだろうか。こんな状態で、民営化の必要性を国民に問う、と言っている小泉首相の無茶苦茶さが感じられる。もともと小泉首相のやり方は、『構造改革』に代表されるように言語の持つイメージを前面に出して中身のさっぱり判らないものが多い。『構造改革』って言っておきながら、『構造改革』が何か判っている人はどれ位いるだろうか。殆どの人はさっぱりと言ったところではないだろうか。まさに今回の『郵政解散』もそんな感じだ。有権者は注意しなくてはいけない。

 選挙には、国からの莫大なお金の持ち出しがある。その金を使って選挙に出て来る訳だから、郵政民営化を賛成、反対、いずれの立場でも、候補者センセー方は国民に判り安く郵政民営化の話をして頂く義務がある。



有権者のみなさんへ。

 投票に行きましょう。変な法律が決まって後からブツブツ言っても、屁の突っ張りにもなりません。 

2005年8月 8日 (月)

ダフ屋を閉め出せ

 ネットが発達し、コンサートに限らずダフ屋行為が以前にもまして増えている。チケットを大量に購入して、それを転がして利鞘を稼ぐのが、ダフ屋行為であるが、素人がその筋の方に混じってするもんだから、チケットが取り難い上に適正な価格で買えないケースも増えている。

 アメリカのバンドにナイン・インチ・ネイルズと言うグループがある。このグループが、全米No.1を獲得したアルバム『WITH TEETH』の全米ツアーを展開するに当たって、ダフ屋を閉め出す意向を発表した。人気が高く高額で取引される最前列等の特別な席のチケットの差額分がダフ屋の利益になってしまうのであれば、オークションを通して人気チケットを欲している人の希望価格売り、正規価格との差額分を慈善事業に寄付してしまおうとする試みである。また、意外に良い席が取れるファンクラブを通しての購入については、公演当日の開場30分前に直接受け渡しをするらしい。

 ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは「ファンが出来るだけ良い席で楽しめるショーにしたい。(こうした方法に)苦情を言うのはダフ屋と、真のファンを食い物にしている人たちだけだ」とコメントをした。

 バンドがこのようにファン救済に動いてくれるのは、音楽好きにとっては本当に嬉しい。ナイン・インチ・ネイルズに続いて欲しい。ダフ屋を閉め出そう!!!

2005年8月 6日 (土)

精神科 社会復帰を阻むもの

 生活訓練施設のスタッフの方から、相談を受けた。

 入所者のAさんが精神科から退院してきてから様子がおかしい。トイレに入って大便をしても流さずに放ったまま。服薬もしっかりしているし、トイレ以外の行動は到って自然なのに、如何したんだろう。

 早速、Aさんに会ってみる。特に問題はなさそうだ。如何したんだろう。入院中は如何だったんだろうか、病棟の医療スタッフに訊いてみた。

 病棟のトイレは、センサーが機能していて、大便をした後、自動的に水が流れるんですよ。流さない人が多かったので、こんな風に変えたんです。

 あっけない答えがポンと返ってきた。

 これが、原因だった。生活訓練施設の方が病棟より新しかったので、当然センサー付きのトイレだと思ったらしい。

 余り社会で普及していないものを精神科の病棟に導入してしまうと、実生活での感覚が狂ってしまう。一般社会に合わせた方が良いのではないか。流さない人が多かったからと言って、センサー付きのトイレに変えてしまうのは、病棟の医療スタッフの負担軽減にはなるが、社会復帰を阻む困ったものに見えて仕方がなかった。

親の思い、子の思い

 いつまで経っても親からすれば子どもは子ども。当たり前のことだけどこんなことを改めて確認した出来事に遭遇した。(50年以上苦楽を共にしていた旦那さんが亡くなってから)知的能力に陰りが見えた、と子どもが心配して母を連れて相談に来たのだ。

 患者さんのお話を聴いていると、この患者さんには二人に子どもがいるらしい。二人の子どもは何十年も、母とは遠く離れて暮らしていて、もう生活の基盤がその土地で出来上がっていたようだ。しかし、自分の母に物忘れ等の痴呆の兆し(境界〜軽度レベル)があると分かると、心配して全てを放り出して母の所に駆けつけて、介護をしてくれているそうだ。痴呆と言うものは住環境の変化で悪化することもあるので、自分の下に引き取るのは得策ではないと二人の子どもは判断したそうだ。そうそう、誰もが決断出来ることではない。

 一方、母親は、二人の子どもの決断に腹が立って仕方がなかった、と言う。「自分達の生活をこんな後先短い者のために捧げるなんて馬鹿げている。自分達の将来をもっともっと大切にしてくれればそれが一番の親孝行なのに…」と…(子どもには一切言っていない)。息子が戻ってきた際、「あなた、大成功を収めるんだ(立身出世)、って言って巣立っていったけど、あなたの大成功ってこんなことだったの」と返したそうである。息子は、「人の考えなんて年月が経てば変わるからなぁ」と答えたそうだ。

 日記を見ながら、熱き想いを語ってくれた患者さん。80歳を大きく越えている。確かに記憶面での問題はあるみたいだけど、知的能力は非常に高い。

 子どもの明るい将来を願う母の想い、親の身を思う子の想い。いずれも理解出来る。しかし、折り合いがつかない。私は、折り合いがつかないとストレスがお互いに溜だろうなぁ、と心の中で思った。ひたすら傾聴し続け、話を聞いて貰えたと満足そうに退室された患者さんであった。

 いつまで経っても親からすれば子どもは子ども。能力的に衰えても、子どもを思う気持ちは衰えない。そんな親を持つ人も多いんだろうね。やっぱり痴呆介護の問題は、難しい。

2005年8月 4日 (木)

中国産ウナギ 今なら発がん性物質が入ってます

中国産ウナギから

発ガン性マラカイトグリーン


関係者のみなさまへ。
厚生労働省

 神戸・大阪の両検疫所にて、中国産養殖ウナギの冷凍食品から、日本では禁止されている合成抗菌剤「マラカイトグリーン」が検出されました。先ずは、輸入業者が輸入したウナギ全てを自主検査して下さい。検査機関の準備が整い次第、食品衛生法に基づく強制的な検査命令を出します。
 尚、神戸の約1.6�は通関前だでしたが、大阪の約20�は既に市場に流通しているかもしれません。今年、中国からは養殖・天然物を併せて約3万5000�が輸入されていますけど、マラカイトグリーンが入っていたかもよ!!!
以上


 このマラカイトグリーンは、魚の病気・白点病(水黴病)の特効薬として注目を浴びているお薬です。発ガン性があるために、日本では食用を目的にした魚への使用が禁止されています。

 実は、マラカイトグリーンを使用しても、中和剤を用いれば大丈夫のらしいですが、中国の養殖業者が、余分に金が掛かると言うことで中和剤をケチったんでしょうね。40年位前の日本とダブってしまいます。こんな感じでしたよね。

 まぁ、くれぐれも注意してウナギを食べて下さい。

【関連blog】
 ぐびぐび、中国産のビールの殆どがホルムアルデヒド入り

2005年8月 2日 (火)

架空選手に対する独占的なスポーツ用具提供契約

 この世に実在しない架空選手と独占的な用具提供契約を、国内では初めてミズノが出版元の小学館と結んだ。少年サンデーに連載中の野球漫画「MAJOR(メジャー)」でのお話。これで、主人公、茂野吾郎投手が使うグラブやバットは全てミズノ製ということになります。バッチリ、ミズノのロゴが入ってます。

 契約は06年3月末まで。ミズノが小学館に契約金を支払い、その一部が作者に渡るそうです。金額は公表していません(契約金は、どれ位なんだろう???。興味ありありの私です)。

 この漫画、単行本52巻の販売は累計2500万部。このような人気漫画の主人公に目をつけるとは、なかなか、やりますなぁ。プロ野球選手と独占的な用具提供契約を結ぶよりも、漫画の中の主人公の方が、子供は親近感を感じるかもしれない!!!

 当然の事ながら、主人公・茂野吾郎投手が使うグラブやバットが、茂野モデルとして商品化されるそうです。これで、販売が伸びたら、スポーツ全般で、次々とこの手の架空人物との契約が広がるのでしょうね!!!

2005年8月 1日 (月)

セ・リーグにもプレーオフ導入???

 プロ野球のセ・リーグの理事会で、セ・リーグにもプレーオフ制度を導入を検討する動きがあるそうだ。早ければ来シーズンからと言う声も上がっているらしい。背景には、交流戦の影響等で収入減の球団があり、昨シーズンから上位3チームが争うプレーオフを導入したパ・リーグが、ファンに好評で興行的にも成功を収めたため、二匹目のドジョウを狙っての思いがあるようだ。その一方で、中日や阪神からは「ペナントレースの重みがある」、「もっと時間をかけてやるべき。来季からは難しい」との反対論や慎重論が出ている。

 正直言って、昨シーズンの上位3チームが争ったパ・リーグプレーオフは、面白くなかった。変なルールのお陰で、ペナントレースはあってもなくても同じのようだった。長期に亘って繰り広げられるペナントレースに優勝したのに、日本シリーズを逃したダイエーの選手は、ペナントレースって、一体なの意味があったんだろうと思ったのではないだろうか。リーグの覇者同士が、その年のリーグの代表としての名誉をかけて戦うのが日本シリーズではないのか。

 収入を上げる目的で、ルールを変えようとするこの強引な姿勢が、プロ野球をしらけさせ、プロ野球離れを促進させていることに経営者は早く気がつくべきである。プロ野球を楽しませてくれる改革なら歓迎が、目先のことしか考えず衰退させるような改革はくそ喰らえである。

HIV//AIDS感染者と患者の累計が1万人を超えた!!!

 厚生労働省エイズ動向委員会の報告によると、国内のHIV//AIDS感染者とHIV//AIDS患者の累計が1万人を超えた、との事である。

 85年に国内で患者が初確認され、19年で99年に1万人を突破したことになるが、この6年の間で5000人を突破し、先進国では唯一急激な増加となっている。2004年に至っては、新たな感染者、患者とも過去最多で、年間合計が1000人を初めて突破し1165人に達するなど最悪ペースで増加している。

 感染者は、15-19歳が約2%、20-24歳は約15%、25-29歳は約24%、30-34歳は約20%、35-39歳は約12%で、最近は、若年層の感染が顕著である。

 HIV//AIDS以外にも、STD(性感染症)は増加している。日本は、先進国の中でSTD感染者数が増えている唯一の国です。1年間に発生するSTD患者数は約60万人と推定されている。特にオーラル・セックスによるクラミジアや淋菌の喉への感染が急増中です。オーラル・セックスを経験されている方、要注意。 

 最近の人は、セックスのことばかり考えすぎて、下半身に血液が集中して脳みそに血液が行き届かないのか。先のことを考えて、しっかり、予防しておかないと、将来ツケを払わなくてはいけなくなってしまうよ。

2005年7月30日 (土)

「成果主義で手取り2万円の月給」の問題点

 会社は人助けのためにやっている訳ではないので、ある程度の成績(儲け)を出していかないといけないのである。しかし、成果だけを重視してしまうととんでもないことが起ってしまうことを確認しておきたい。

 平成12年から導入された成果主義によって、所得税や社会保険料などが差し引かれた手取りが約2万円(額面は約11万円)になってしまった保険会社の社員が、生存権を定める憲法に違反するなどとして、前3ヶ月の平均給与の支払いを求める仮処分の申請を地裁に申し立てた。

 間接的に会社を辞めてくれと言わんばかりの仕打ちである。確かにこんな成果を上げられない社員は会社にいらないのだろうが、成果だけで社員を判断するととんでもないことが起ってくることだけは確認しておきたい。

 ある程度の生活保障をしておかないと、成果を出せない社員の中には社会的な弱者に牙を剥く者が出てくる可能性がある。すなわち、言葉巧みに詐欺まがいの契約を結ぶ者が増えてくると言うこと。今のご時世、就職難と来たもんだ。誰だって路頭に迷いたくないですから、成果を上げようとする。成果が上げられず仕舞いではこの社員と同じ目に遭う。そんなのは避けたいですからね。家族を抱えどのように生活をしていくのでしょうか???。2万円では家族なんて養えない。

 今回の件で、ここの保険会社は大きな信用を落とすことになるだろう。あそこの社員は成果を上げるためにとんでもない保険契約を結ばせようとする、そんな声が聞こえてきそうである。

2005年7月21日 (木)

医療機関のHPにガイドライン!!!

 沢山の医療機関が、ホームページを作っている。そのため、多くの人が、医療情報をネットで検索して、調べた上で受診する人が増えている。私の勤務するところでも、若い層の新患がこのような形でやって来ています。

 現行の医療法では、医療機関の不当な広告による被害を防ぐため、医療機関の広告は、個別に決められた項目以外、原則禁止としている。しかし、医療法で言う広告とは、不特定多数の目に触れるもので、TVCF・看板・電話帳・新聞の折り込み等を指している。インターネットのホームページ・パンフレットは、情報を探した人だけが目にする、と言うことで広告扱いされていないのです。

 つまり、「絶対に病気を治します」なんて文句なんか入れ放題だったのです。殆ど各医療機関の良心任せなのです。

 しかし、厚生労働省は、氾濫するネット情報に一定の歯止めをかけるため、06年の医療法改正時に、虚偽や著しく不適切な情報の提供を規制する条項を盛り込むことも検討しています。

 確かに、実際とホームページの内容とが全く違う、って、業界内でヒソヒソと囁かれていたりするところが、本当に存在していますもんね。

2005年7月20日 (水)

注意して!!! blog(ブログ)閲覧者を狙うスパム・トラックバック

 夏休みに突入した。子供が家庭でパソコンを使うことが増えてくるが、サイバー犯罪者たちは虎視眈々とそうした子供たちを狙っている。警察庁は、最近のサイバー犯罪が巧妙化している点を指摘した上で、被害防止3カ条を提示した上で利用者に注意を呼びかけている。


【被害防止3カ条】
その1
 ウイルス対策ソフトと基本ソフト(OS)は必ず最新のものに。

その2
 メールはまず疑ってみる。特にメールの添付ファイルは、信用できる相手から送られたもの以外は絶対に開かないことが必要。

その3
 怪しいサイトには近づかない。


 今回、このような注意を呼びかけたのは、最近アップしたblog(11コ)に怪しいサイトに繋がるトラックバックが貼られており、削除しても同一サイトからのトラックバックが貼りつけられていたためである。発見次第、トラックバックの拒否をしていますが、閲覧される方はくれぐれも注意して頂きたい。

 関西どっとコム以外ではこうしたスパム・トラックバックが結構存在すると聞いていたが、まさか、自分の所でこんなに沢山された、とは驚きである。

2005年7月19日 (火)

企業が『blogger(ブロッガー)』を採用開始

 企業が次々と『blogger』を採用し始めた、と経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルが伝えている。年収は、450〜800万円程度。ブログが大きな影響力を持つようになった証である。

 総務省の発表によると、本年3月末時点での日本でのブログの実態はbloggerが、335万人、その中で月に1回以上更新するbloggerは95万人、閲覧者も1651万人に達しているらしい。2年後にはbloggerが2.3倍の約782万人に、閲覧者も3455万人に拡大すると試算している。

 このように日本でも世界でもブログは人気の一途を辿っている。たかがブログ、と侮ることなかれ。ブログは人気だけでなく影響力も発揮しはじめている。

 自転車の鍵を作っている会社の場合、鍵穴にボールペンを差し込むといとも簡単に開錠する、とbloggerが書き込んだことが発端となって、返品の山となった。また、日本の大手自動車会社の場合、宣伝で謳っているほど燃費がよくない、と書き込まれ、有名雑誌で取り上げられてしまった。これらは、アメリカでの話であるが、日本でも、万引き女優Aのようにブログで激しい批判を受け、テレビ出演自粛に追い込まれたケースなどがある。

 他方で、ブログを介して消費者との関係を構築している企業が存在している。必要としている人に的確な情報を提供すると言うことで、好評である。また、ブログへの書き込みがきっかけで注目を浴び売り上げを伸ばす企業(お店)が多々ある。

 ブログは利用の仕方によって、毒にも薬にもなる。こんな背景もあり、アメリカでは、優秀なbloggerを求めているようだ。何れ日本でもこのような求人が出てくることだろう。そうそう、お隣の中国では、人民の思想統制・扇動のために工作員のようなbloggerをネットに潜ませているそうです。恐ろしい!!!

2005年7月18日 (月)

最近のウルトラマンにみる『一方的な言い分』

Fchkfmvr  7月に入り、新しいウルトラマン・シリーズが始まった。その名はウルトラマン・マックス。子供だけでなく、お父さん世代をターゲットに絞った作品らしい。

 放映前に『CRぱちんこウルトラセブン』がパチンコ店に設置される等、お父さん世代の活性を高める戦略もなされたいたような気がする(最近、この手の戦略が時々あります)。ずっこけてしまった前作・ウルトラマン・ネクサスの二の舞を踏むもんかって意気込みが伝わってきそうである。

 ウルトラマン・マックスは、ウルトラマンやウルトラセブンを意識しているようだ。第二話では37年ぶりに電気怪獣・エレキングが登場した。こんな感じで、今後もバルタン星人、レッドキング、アントラー、ゼットン、ピグモン、ゴモラが登場してくる。子供の頃に慣れ親しんだ番組だけあって懐かしさが湧き上がってくる。

 しかし、気になるのは、このところのウルトラマン・シリーズでは、ウルトラマンが完璧な救世主になってしまっている事。つまり、完全無欠のウルトラマンが怪獣を倒すと言う一方的に勧善懲悪の構図が出来上がってしまっているのだ。確かに正義の味方のウルトラマンが悪い怪獣を倒すのは見ていてすっきりする。しかし、怪獣側の都合がさっぱり描写されていない。そのため、何で怪獣が出てくるの???、人間の行為がお怒りに触れたんぢゃないの、と首をひねる事が多くなる。正義と言う大義名分の為なら相手の都合に関係なくコテンパンにやっつけても良い、って訴えているようだ。

 これは、脚本レベルでの問題…???。『ウルトラQ』や『ウルトラセブン』では、上手く纏め上げていたんだよな。

【関連blog】
新しいウルトラマン ウルトラマン・マックス

2005年7月17日 (日)

日本テレビのドラマの「女王の教室」に小言

 徹底した成績至上主義で子供たちを管理する公立小学校の鬼教師のドラマ「女王の教室」(日本テレビ系)の内容を廻って番組公式ホームページの掲示板で賛否両論のバトルが繰り広げられている。

 「女王の教室」では、天海祐希さんが扮する悪魔のような鬼教師・阿久津真矢が、徹底した成績至上主義で子供たちを管理し、「あなたたちは有名私立小の生徒よりずっと遅れている」「授業以外で私に話しかけていいのは成績上位の2人だけ」等と口走るらしい。先生に怯えトイレを我慢した女の子が失禁するシーンや防犯訓練で先生が犯人役の教師に護身用のナイフを突きつけるシーンなどがあり、過激な演出振りが目玉であるようだ。

 そのため、打ち切りを求める意見が多く寄せられているが、一方で、こんな先生が必要と支持する意見もある。制作側の日本テレビは、「反応があるだろうとは思っていたが、これほどとは。視聴者の子供や教育に対する思いが強いことをあらためて感じた。エピソードに批判があるかもしれないが、全話を通じて伝えたいことや阿久津先生を理解してほしい」と予想を越えた反響に弁解とも聞こえるコメント(本当は奇を衒って視聴者率を上げたかっただけだろう???)。

 でも、実際こんな教師がいたら、日本テレビをはじめとするメディアは真っ先に反応して、ニュースで教師の行き過ぎを批判するのでは。更に、これでは満足せずにワイドショーでも大きな時間を割くのではないのかな???。幾らドラマ制作と報道が違う部署だと言っても、フィクションだからと言っても、日本テレビには放送局としてこの類の問題に対しての意識が低すぎるのではないか。日本テレビのドラマと日本テレビのニュースとの間に大きな乖離が生じている。
 また、全編を通して見る視聴者は制作側が伝えようとする意図を汲み取ることが可能かもしれないが、最初の数話で見るのを止めてしまった人には意図なんか通じない。勿論、制作サイドはこうしたケースを想定出来ていたはずである。番組制作には責任を持って頂きたい。特に、メディアは自分に甘く、自分以外に厳しい、と言う致命的な問題を孕んでいる。


 実際に、こんな先生に習いたいか???、こんな先生に子供を習わせたいか???。私は嫌だ。絶対に嫌だ!!!。必ずしもお受験に勝ち上がることが、幸せを掴むことではない。確かに、より待遇の良い将来に辿り着き易いかもしれないが、全てが全てそんな訳ではない。

 『お受験に勝ち上がること(力があること)=幸せを掴むこと(人より優れていること)』って信じている方が支持をするのでしょうかね。それって、余りにも物事の表面的・外見的な特徴に捉われやすい過度な具体的思考(overly concrete thinking)なのでは。具体的なものって、比較的頭を使わなくて良い分判り易いですよね。

 それにしても、急激に心が育つ時期にこのような関わりをして、如何なものでしょうか???。

 このドラマに感化されて、世代を超えて阿久津先生もどきが増殖してくるだろうなぁ!!!。それでなくても、宿題を忘れた生徒にナイフを突きつけるとか、最近はおかしな教師が多いんだから!!!。こんな教師にあたったら迷惑だ。

2005年7月15日 (金)

ドメスティック・バイオレンス 被害者の選択

 夫や恋人からの暴力、ドメスティック・バイオレンス。この言葉も随分日本でも定着してきた感じがする。

 アメリカでは、年間400万人程度の女性が夫や恋人からの暴力を受け、1200人が殺されている。また、年間32万4000人もの妊娠中の女性が夫や恋人からの暴力を受けており、死亡するケースは、交通事故に続く多さだと言われている。特に、妊娠期間中は、子どもを持つことへの経済的・感情的ストレスが、暴力を促進させるようだ。また、18歳以下で子供を産んだ女性が、出産後3ヶ月以内に暴力を受ける割合も昨今は増加傾向である。こうした現状の中、暴力に耐えかねて、夫や恋人を殺害するケースがある。

 現在、こうしたドメスティック・バイオレンスの被害者が、殺人を犯してしまい加害者になってしまった女性たちを救おうと法律の専門家が減刑運動を展開している。

 確かに人を殺すことはよくない事だが、このように人権を踏みにじられた女性たちの苦しみが伝わってくると、同情したくなる気持ちも判らない訳ではない。

 この手の話を聞くと思い出すのが、アルコール症の家族の苦しみである。酔っ払って帰って、家族に暴力を振るう父親。母親(子供)を庇って暴力を振るわれる子供(母親)。そして、いつしか、何時でも逃げられるように服を着て寝る母親と子。中には応戦するために金属バットを抱えて寝ていた子供もいた。勤務先を変えたのでもう10年以上こんなケースとは出会っていないが、当時は出会う度に心が痛み、憤りを感じた。

 弱者に暴力を振るうのは、受け容れられない。しかし、罷り通っているのがこの世の現実である。逃れるためには相手を殺す、と言う切羽詰った選択肢を選ぶ気持ちが何となく判る。追い詰められたらこんな選択をしてしまう人って結構多いのではないかなぁ???。

2005年7月13日 (水)

石原東京都知事の『フランス語侮辱』発言に一言

 昨年10月19日に都庁内で行われた首都大学東京の設立を支援する組織の総会で、石原都知事が、「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする」と発言したことに対して、フランス語学校の関係者21人が、謝罪広告の掲載と1人50万円の慰謝料を求める裁判を起こした。「石原都知事の発言はフランス語が稚拙な言語で国際的には通用しないかのような印象を与え、フランス語学校経営などに携わる原告の名誉を傷つけた」と原告側は訴えている。


 確かに石原都知事は余分な部分までしゃべる訳ですが(以前、ババァ発言で訴えられた時は無罪になりました)、この訴えは、とんでもなく御門違いではないだろうか。確かに石原都知事の発言ではあるが、その一部を報道して、世間に面白おかしく伝えたのはマスコミである訳で、石原都知事が積極的にフランス語を侮辱する発言を行った訳ではない。発言だけがメディアに利用されて一人歩きしてしまっただけのことだ。ある程度情報を脳ミソのフィルターにかけて吟味しなくてはいけないだろう。客が減ったと、どうしても訴えたければ、報道被害として報道したメディア訴えるべきではないか。殆どの人は、メディアを通して知りました。

 何でもかんでも訴えるのは結構ですが、訴えるのなら、原告側に訴えを証明する義務が発生してきます。どのように名誉を傷つけられたのか、証明していくのか興味があります。発言の事実だけで、正当性が証明されたと信じる人もいるみたいですが、事実について裁判を起こしている訳でない。あくまでも名誉毀損。発言と名誉毀損の因果関係を如何証明するんでしょうか。

 最終的に、被害も嘘(被害妄想)だった、なんてことにならないように、祈ってます。

【補遺】
 この手の話になると、必ずリーダーたるべきもの…と言い出す方がおられます。リーダーも人間、失敗もある訳です。理想も理想で、完璧なリーダーなどいない訳で、その辺が欠落しているのも具合が悪いのでは。世の中、goodとbadの二つだけで構成されている訳でない。一方づいたものの考え方は、状況について検討を加えないで済むから楽なのでしょうが…

自立支援法案を可決!!! 精神科医療が大揺れしそうな予感

 衆議院厚生労働委員会で、自立支援法案が可決された。近日中に衆議院本会議で可決されることとなり、その後参議院に送られ、審議が順調に進めば今国会で成立する模様となった。

 これによって、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病が、対象となり、サービスの一元化が図られる。また、強い反対意見が出ていた精神科通院費公費負担制度(32条)の廃止については、覆ることなく、現行の5%負担から1割負担となる。所得による負担の軽減もあるが、それでも負担増は避けられない(負担増のシュミレーションについては、関連blogの『精神科受診者必見!!! 今後の精神保健福祉法の行方』を参照)。所得に関しては、個人単位ではなく世帯単位で扱われるので、障害者本人に所得がなくても家族にあれば負担増になる。更に、これまで無料であったデイケアや施設などでの食費(32条を受けている人で社会保険本人以外は自己負担なし)が自己負担となる。

 
尚、今後の期待は、個人負担の1割りの内、どの程度の補助が市町村レベルで出せるか、である。現行の助成金制度が存続すれば、自己負担は実質5%で済む。

 改正案が出ているが、専門業務に携わる精神保健福祉士やソーシャルワーカーですら、把握しにくいと言われている。当初は統合失調症・狭義うつ病・難治性てんかんのみが自立支援法の対象となるとされていたが、現在は精神科疾患は原則1割負担であるとされている。全ての精神科疾患が1割なのか、自立支援法の対象となる全ての精神科疾患が1割なのか、不明である。この判り難い提示の仕方が一寸気になる。



【関連blog】
 障害者自立支援法案の修正案
 自立支援法案の絡みでの改正??? 障害者雇用促進法
 自立支援法により、精神科デイケアがなくなるかもよ
 精神科受診者必見!!! 今後の精神保健福祉法の行方

2005年7月12日 (火)

あなたの老後の生活設計は???

 イギリスの大手銀行が世界規模で行った退職制度や高齢化対策に関する調査によると、80%が定年退職制度に反対し、可能なだけ働くべきだと言う結果が出た。そして、高齢化対策としては、増税や年金減額ではなく、退職年齢を引き上げるべきだとの回答が45%を占めた。


 日本の企業の退職制度では、60歳定年退職が殆どだ。年金を前倒しにして60歳から受給したとしたら、大幅な減額が待っている。かと言って、65歳まで年金受給を待ったとして、退職金や預貯金でその間の生計を立ていくのにも無理がありそうな人も案外多い。故に再就職を余儀なくされる場合も多い。更に、2025年からは老齢年金支給の65歳未満完全廃止が実施される。そうすると、否が応でも経済力のない人は、65歳になるまでの5年間を働いて喰繋いでいかなければならなくなる。しかし、定年後の就職はそんなに甘くはない。給料は減るし、職種も限られてくる。

 まぁ、ざっと日本の現状を眺めてみると、こんな感じ。高齢化対策として退職年齢を引き上げて欲しい、と民の願う気持ちが痛いほど判る。

 これから高齢者になろうとするものにとって、現状はとても厳しい。年金をしっかり納めている者達がこんな状態なら、納めていない者達はもっと悲惨な結果が待ち受けている。一体、老後の生活を如何していくんだろう???

2005年7月11日 (月)

ぐびぐび、中国産のビールの殆どがホルムアルデヒド入り

 中国で市販されている中国産ビールの95%に発がん性があると疑われている物質が入っていることが明らかになっ