発達障害 慰めから運・不運を学習してしまう
発達障害の人の中には、突出した能力のお陰で成功をおさめている人達がいる。同じ障害なのだから、自分にもそんな能力がないか、と探す人がいる。しかし、それは限られた人達に限定された事で、多くの人達は大きく落ち込んだ能力により、能力を充分に発揮出来ない人の方が圧倒的に多い。また、能力を充分に発揮出来ない人の中には、周囲が信じられない程、能力を発揮出来ない人がいる。更に、そんな中に信じられない程深刻な能力を発揮出来ない人達がいる。彼らは理解力に問題があったり、手順通りに作業を進めなかったりして失敗を繰り返す。そして、失敗の度に、運がついていないだけよ、なんて慰められる事が幼少期から続く。すると、自分は運がついていないから上手く行かない、と学習していく。
Aさんは、世の中には運の良い人が半分、悪い人が半分だと理解している。そして、自分はいつも貧乏籤を引くとても運が悪い人間だ、と理解している。Aさんは、手順や指示をいつも無視する。全ては運不運で決まってしまうので、無駄だと思っている。大半の人はそれなりに準備をしてくるので結果は歴然。結果がでないので、配慮して、周囲は運が悪かった、と慰める。自分でもそんな風に慰める。全ては運不運と学ぶ。手順や指示を無視して結果が出せない事を注意されると、運が悪いだけなのにナメられた、と学ぶ。

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