5月某日、京都にて。
今年はヒゲナガコバネカミキリにまだ会っていない、と京阪神のカミキリ屋さんたちとの立ち話の中で話題になった。私は岐阜で、オダヒゲナガコバネカミキリ、カエデヒゲナガコバネカミキリ、コジマヒゲナガコバネカミキリに御目にかかっています、と言った。
例年ゴールデンウィークにこの3種が湧いている。今年はカエデの花が今ひとつだったので諦めていたが、やっぱりいつものポイントに集まっていた。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 コジマヒゲナガコバネカミキリ(3.may.2011)" »
雨の有馬富士の登山道に沸く、シロシタホタルガの幼虫。いつ見ても毒々しい。そして、今回はやけに目がチカチカする。
続きを読む "シロシタホタルガ(28.may.2011)" »
余りにも激しい羽ばたきは鱗粉を飛ばしてしまう。それ故、翅は透け透けになる。翅が透明な蛾、オオスカシバ(大透翅蛾)。スズメガの仲間。
続きを読む "ぶつかって転がったオオスカシバ" »
蜜柑の新葉の裏。そこには、一筆書きの絵のように見える曲がりくねった跡がある。
知り合いの植物観察家が、絵描き虫の仕業、またの名を葉潜、年5~6回発生する、新芽のみを食害するので夏芽がよく延びていると発生が多くなる、と教えてくれた。植物をやっている人の間では常識なのだそうだ。
続きを読む "昆虫観察 蜜柑葉潜蛾の幼虫(19.may.2011)" »
職場の健康診断の季節がやって来た。期間は2ヶ月。その間に受診することになっている。私はバリウムを飲むのが大嫌い。嫌な事は直ぐに済ませてしまうと、早々に済ませる。同じ部署のお局心理士は、日頃の不摂生を解消してから健康診断に臨む。それぞれに色々な思惑がある健診。
続きを読む "健康診断の季節にいつも生じる事" »
ケヤキの葉の裏側に大きな前蛹が無数にぶら下がっていた。その数は、軽く3桁に達していた。独特の枝分かれした棘が出ているので、タテハチョウの仲間。しかし、その先は分からなかった。
続きを読む "昆虫採集 番外編 ヒオドシチョウの前蛹(28.may.2011)" »
日本にゾウムシは凡そ670種いるらしい。その中にシギゾウムシと言う吻が長く伸びているグループがある。 40前後のゾウムシで形成されている(37種と聞いたような感じするが、忘れてしまった)。
続きを読む "昆虫採集 ビーティング採集 クリシギゾウムシ(28.may.2011)" »
休耕田には色々な植物が茂っており、草刈が行われる前に調査をしたいとのことで、休耕田の植物調査に付き合う。 私は植物への関心が薄いので、ひたすら昆虫の調査に励む。数種類のゾウムシを発見したが、特に目ぼしい昆虫には出会わず。
続きを読む "休耕田の調査 アシナガグモ(18.may.2011)" »
死んだ昆虫や動物の肉を喰らう。ミミズなんかの生きている生き物の肉も喰らう。ウインナーなんかも喰らう。肉食系のコガネムシ、コカブト。食べているものが食べているものだけに、パワフルで、非~常に逞しい。
イチイガシの伐採木に引っ付いているところを発見。飼育用に摘んで変える。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 コカブト(26.may.2011)" »
カゴノキの粗朶に目をやると、枝先に小さくて細くて貧弱な小虫が乗っていた。遠くから見ると、カマキリの幼虫のような感じ。近づいて目を凝らすと、それはカミキリだった。カマに見えていたのは、ピンと前に突き出していた触覚だった。
タモを持参していなかったので、手で摘むことにした。逃げられたら残念、なんて心配をしたが、あっけなく指と指の間に収まった。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 アメイロカミキリ(26.may.2011)" »
日本最大のムカデ、トビズムカデ。体は暗藍色で頭部は赤褐色、脚は黄色。単眼は4つ、脚は21対。最も馴染みの深いムカデ。不快害虫と言う事で、嫌われています。
続きを読む "昆虫採集 外道 トビズムカデ(26.may.2011)" »
ヒメクロトラカミキリと言えば、貧弱で小さなトラカミキリ、と言う印象が強い。 カエデを掬っても、粗朶を覗いても5ミリ程度の個体ばかりだ。
住宅地の中で粗朶を見つけ、覗き込む。すると、見慣れないトラカミキリ何頭もいた。上翅(elytra)の紋から推測すると、ヒメクロトラカミキリなのだが、普段見かける個体の倍ほどのサイズ。若しや、初物???。心が躍る。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 特大サイズのヒメクロトラカミキリ(25.may.2011)" »
黒い色をしたハナムグリ。 カエデの花を掬ったところ、ボテボテと落ちてきました。
続きを読む "昆虫採集 外道 クロハナムグリ(19.may.2011)" »
『大穀盗』、漢字で表すと、こんな風になる。昔は、穀物の害虫とされていたんです。実は、お仲間が穀物倉庫で見つかる事が多かったので、もしやこいつは穀物の大泥棒???、って具合に勘違いされてしまったようです。
実際のところ、カミキリムシ等の幼虫を食べます。マツノマダラカミキリの天敵として、有名。時にはオオコクヌスト同士で共食いをしてしまうこともあるのだとか。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 オオコクヌスト(19.may.2011)" »
外国産の大型のクワガタが好まれる昨今、クワガタ扱いされていないだろうクワガタ、チビクワガタ。15ミリに満たない小さなクワガタ。朽木の中で、子育てをするクワガタ。この時期、朽木、枯木の上で黒く輝いている。
【関連ページ】
昆虫採集 ルッキング採集 チビクワガタ
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 チビクワガタ(21.may.2011)" »
ヒラタハナムグリにはよく出会うんですがねぇ。こいつは似ているけれど、微妙に形体が違う。棘なんかある。とりあえず、摘んでおこう。その後。花を掬うと毎回タモの中に入っている。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 トゲヒラタハナムグリ(19.may.2011)" »
2週間前には湧いていたヒシカミキリとヒトオビアラゲカミキリであったが、今回はヒトオビアラゲカミキリ1ペアのみであった。 このところの暑さで、乾燥化が進んでおり、快適に過ごせそうにはないコンディション。カミキリは避暑にでも出掛けているのだろう。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 ヒトオビアラゲカミキリ(21.may.2011)" »
鮮やかな緑、鮮明なクリーム色の斑点。じっくり見ると、ここの山地のアオハナムグリは格段に綺麗に見える。
この時期の定番のハナムグリ。去年は奈良県吉野郡の山中でよく見かけた。今年は京都でご対面。それは私が、そちらの方面にカミキリ採集に出向いていたから。
続きを読む "昆虫採集 外道 アオハナムグリ" »
数日前、カミキリ採集のベテランさんから、スギノアカネトラカミキリ(キオビトラカミキリ)はもう遅い、トガリバアカネトラカミキリはまだまだ早い、中途半端、と切って捨てられてしまった。
あヾヾヾ期を逸してしまった、と焦ったものの、今年はカエデの花が遅れているし、諦めないぞ、と自分の推測を信じて、京都に向かうことにした。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 スギノアカネトラカミキリ(19.may.2011)" »
谷沿いのオニグルミで発見。エサとなるハムシの幼虫を追いかけていたカメノコテントウ。お持ち帰り。
現在、警戒中で頭も手も引っ込めています。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 カメノコテントウ(19.may.2011)" »
ここ数年、めっきりドイカミキリが捕れなくなったね。普通種が減っていて普通種が普通種でなくなっている。
モミの伐採地で、こんな話をしたのは、4日前。
続きを読む "昆虫採集 ビーティング採集 ドイカミキリ(19.may.2011)" »
私の記憶が確かなら、ここでキスジトラカミキリが発生のピークを迎えるのは、早くても6月中~下旬。見掛け始めるのが、5月末。 普通種なので、この時期に発生する地域はない訳ではないが、ここでこんな早くに出てくるとは驚きであった。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 キスジトラカミキリ(14.may.2011)" »
この辺りは陶磁器の産地。窯の燃料にするため松類が沢山植えてある。そんな訳で、松をホストにするカミキリが結構いる。ツヤがなく、黒いツヤケシハナカミキリもその一つ。この辺りにいると言うハイイロハナカミキリの調査の最中に発見。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 ツヤケシハナカミキリ(3.may.2011)" »
5人部屋以上の大部屋であれば、ベッド代は入院代の中に含まれています。しかし、大部屋は嫌だと言う人が少なからずいます。その際に登場してくるのが、差額ベッド。1984年から認められるようになりました。差額ベッド代は、病院が自由に設定して良い事になっています。 差額ベッド、正式名称は『特別療養環境室』。差額ベッド代を徴収するには次の4つの条件を満たす必要があります。
- 1室に4床以下であること。
- 一人当たりの面積が、6.4㎡以上であること。
- ベッド毎にプライバシーを確保する設備があること。(カーテンでも可)。
- 個人用の私物収納設備、照明、小机、椅子等があること。
勿論、健康保険は利きません。高額療養費制度や所得税の医療控除の対象にもなりません。全額自己負担となります。ご用心、ご用心。
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ヤツボシハナとツマグロハナは同種ではないか???
こんな説があるのですが、一体全体どうなんでしょうか???。 DNAを調べて頂いて、とっとと結論を出して欲しいものです。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 ツマグロハナカミキリ(14.may.2011)" »
シラケトラカミキリが沢山湧いていた。どんぴしゃなタイミング。こんな事は未だ嘗てなかった事だ。これまでは採集時期が遅かったのかもしれない。
カミキリの採集記録に目を通すと、やはりその通りだった。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 シラケトラカミキリ(14.may.2011)" »
3週間ぶりの京都である。虎刈りに3人で出掛けたのだが、目ぼしい虎は狩る事が出来ず。『白虎』、『棘髭虎』、『えぐり虎』、『姫黒虎』ばかり。『東京虎』を獲ったと言う人もいたようでしたが、こちらは無縁(瞬時に『頭丸虎』と区別するとは天晴れ!!!、とその場に居合わせたカミキリ屋一同から声が上がりました)。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 ホンドニセハイイロハナカミキリ(15.may.2011)" »
マクロ撮影をすると、大きく見えるのですが、大きくても5ミリ程度。小さなカミキリのヒシカミキリ。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 ヒシカミキリ(7.may.2011)" »
ビーティング採集する際、最初の一撃がに軽いと、蔓にしっかりしがみ付いてしまって落ちてこない。 その後、強く叩いてももう手遅れ。シロオビチビヒラタカミキリとアカネカミキリ採集の鉄則。しかし、ルッキング採集の場合はこんなことはない。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 シロオビチビヒラタカミキリ(8.may.2011)" »
最普通種のアトジロカミキリ。こいつの上翅(elytra)は、他のサビカミキリに比べると、妙に軟らかい。最初にこのカミキリを採集した時、奇形なのでは???、と思ったほど。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 アトモンサビカミキリ(12.may.2011)" »
去年は時期を外し、少々物足りなかった。今年はどんぴしゃのタイミングだった。沢山湧いていて十分満足させてもらった。 アカネ、アカネ、アカネ。蔓はアカネで一杯だ。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 アカネカミキリ(8.may.2011)" »
去年のこの時期、愛知・岐阜・奈良・兵庫の丘陵地のカエデの花で結構獲れたが、今年は余り見かけないカミキリ。 フタオビヒメハナカミキリ(フタオビノミノハナカミキリ)。これから現われてくるのか???。それとももう時期は終わったのか(ありえない話ですが)。
続きを読む "昆虫採集 ビーティング採集 フタオビヒメハナカミキリ(2.may.2011)" »
そっくりさんは、クラルアことクビアカモモブトホソカミキリ。数年前、奈良に住んでいる知り合いが、ホタルカミキリを捕まえた、と報告してきた。しかし、どうも雰囲気が違う。クビアカモモブトホソカミキリだった。ホタルカミキリは簡単に採集出来ると言うが、この知り合いの場合、そうではなかった。
因みに、数年後、やっとホタルカミキリを採集したのだと言う。めでたし、めでたし。
続きを読む "昆虫採集 ルッキング採集 ホタルカミキリ(8.may.2011)" »
春の虎狩りに出掛ける。伐採地は陽の光を浴びて、夏のように暑い。コンディションは良い状態。あとは、虎達が羽脱してくれているか。それが問題だ。
続きを読む "昆虫採集 虎狩り(8.may.2011)" »
スギやヒノキがあるところ、衰弱木・枯木・伐採木を問わずヒメスギカミキリはいる。 特に新しい伐採木では、大量に湧いている。ただ、ナラガシワで見かけることも。
前胸背板(pronotum)は、黒、若しくは褐色。上翅(elytra)は、オスでは赤褐色・青藍色・青黒色、メスでは赤褐色。慣れてくれば、雌雄の見分け方は簡単。
余りに多いので、採集することは殆どないのだが、色彩変異が多いので、面白い色が出ている個体だけ摘む事がある。
続きを読む "昆虫採集 調査 ヒメスギカミキリ(3.may.2011)" »
春から初夏にかけて出現し、キバネニセハムシハナカミキリと並び春の最優占種と言っも過言ではない。またこいつか、と言う感じで余り見向きをしなかったのだが、じっくり眺めてみると、青藍色、青緑色、紫銅色と色彩変異の多いカミキリだった。
カエデの花の掬い網で採集するのがオーソドックスなスタイル。しかし、灯火に集まって来たり、ミツバウツギやミズキの枯れ枝に集まって来たりする。
続きを読む "昆虫採集 スイーピング採集 ヒナルリハナカミキリ(2.may.2011)" »
こうやって見ると、意外に綺麗に見えるヒメカメノコテントウ。
続きを読む "昆虫採集 外道 ヒメカメノコテントウ" »
一見すると、前胸背板(pronotum)が黒くて、上翅(elytra)が赤いのでベニコメツキ(s/o:疑い)かな、と思った。しかし、触覚(antenna)、前胸背板、上翅の模様が違う。色合いもこちらの方が綺麗な感じがする。
続きを読む "昆虫採集 外道 ミゾムネアカコメツキ" »
例年であれば奈良公園界隈で沢山のオオセンチコガネに出くわすのは、4月の後半。5月に入ると、産卵の為か姿を消す。 今年は発生が少々遅れているようで、見かけなかった。
今年は、5月になってようやく姿を現してきた。地表30センチ程度のところを飛んでいるのを見かけるようになった。周囲の騒音が抑えられていると、羽音が鳴り響く。
続きを読む "少々遅れているルリセンチ(5.may.2011)" »
緑のモミジの花が咲くその下で二頭だけの秘め事。溜息が出ちゃう~。
愛の季節である。
そこらかしこでトゲヒゲトラカミキリが交尾をする。オスが中足を宙に浮かせてメスの上に乗り掛かっている。それにしても、窮屈、窮屈、窮屈。窮屈な格好である。足を上げ続け、疲れないものだろうか、と疑問が残る。
続きを読む "昆虫採集 定点観測 トゲヒゲトラカミキリ(2.may.2011)" »
季節の訪れが1~10日ほど遅れている。例年であれば、花をつけているコデマリの花はまだ二分咲き程度。カエデはバラバラ。咲き終わったところもあるが、大半はまだまだ蕾。毎年、定点観測をしているキクスイカミキリのポイントに出向く。こちらもカエデ同様にキクの成長が頗る悪い。20センチにも育っていない。今年はもう少ししてからなのか、と諦めた。しかし、よく察するとキクの茎の上の方がぐったりして萎れている。産卵の後である。やはり既に発生していた。更に細かく観察すると、キクの葉の上でじっとしているキクスイカミキリ。発生を確認した。朝9時で気温14.7度。体温を上げているところだった。
続きを読む "昆虫採集 定点観測 キクスイカミキリ(2.may.2011)" »