発達障害 黒いお菓子って、難だ、何だ、なんだ???
患者さんや家族からお世話になった御礼と言うことで断り切れずに受けとる羽目になったお菓子を黒いお菓子と呼んでいます(あくまでも職場での隠語です)。黒には、後ろめたい、と言う意味を含ませています。
先日、成人期の発達障害の患者さんを対象に心理教育を行った際、患者さんや家族からお世話になった御礼と言うことで断り切れずに受けとる羽目になったお菓子を黒いお菓子と呼んでいるんですよ、と話をしました。その上で、今日は今話をした黒いお菓子があるんです、と話しました。
すると、黒いお菓子と言うのは羊羹ですか、チョコレートですか、と質問が数人から出ました。もう一度、黒いお菓子はお世話になった御礼と言うことで断り切れずに受けとる羽目になったお菓子です、羊羹やチョコレートではありません、黒には、後ろめたい、と言う意味が含まれています、と繰り返しました。
それでも尚、黒色のお菓子だから羊羹、チョコレート、言う数人の患者さん。黒の意味付けをスルーしてしまって、お菓子ばかりに目が向いてしまいました。黒いお菓子を黒色したお菓子だと勘違いしました。
そして、黒いお菓子を開封。出てきたのは、和菓子。羊羹でも、チョコレートでもありませんでした。黒いお菓子を黒色したお菓子だと勘違い患者さんは期待が外れてがっくり。
黒いお菓子が何かを把握していた患者さんからは笑いが起きました。
話の中の1~2語にのみ着目して全体を把握しきれないとこんな勘違いが起こってしまうのです。こんな出来事を通して、症状の一つを説明をさせて頂きました。

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