発達障害 重ね着症候群(layered-cloths syndrome)診断
重ね着症候群(layered-cloths syndrome)
重ね着症候群には、前景に種々の精神症状が存在する。背景にある発達障害の障害の程度が軽いことが多いので、発達障害の存在に気付き難い。更に、小児期に発見されていないため、症状は複雑になっており、診断基準のクライテリアを満していない事が多い。つまり、発達障害による脳の機能の障害は、部分的で特異的なものになる。従って、診断基準に依存する発達障害治療の経験が乏しい治療者の場合、診断の際、発達障害を除外してしまうことが多い。
重ね着症候群(layered-cloths syndrome)
18歳以降に初めて発見される軽度の発達障害をベースに持つ境界性人格障害。
小児・児童期に発達障害を疑われることは少ない。
知能は平均若しくは平均以上。
課題達成能力は高い。
恐怖症・分離不安・不登校等の神経症症状が現れることがある。
カウンセリング等の経験者もいるが、比較的短時間で改善。
思春期
コミュニケーションや対人関係の問題が存在???
対人関係が上手くいかない事が多い。
長期にわたるいじめに遭っている。
思春期・青年期以降になって
様々な症状や行動障害を呈し、精神科受診へ。
対人恐怖。
強迫。
摂食障害。
人格障害。
抑うつ。
反社会的な逸脱行為。
精神病様な状態。
精神科受診後
自己理解を促進する関わりを受けると、
衝動性の亢進、混乱が生じ、状態悪化へ。
治療者の混乱→治療困難に。
支持的・療育的な関わりを受けると、
症状が安定する。
診断面接場面では、
特有の情緒的交流の困難さ。
感情の急遽さや平板化。
自明性の喪失を訴える。
常識って何かわからない
本人・家族からの対人関係の詳細な情報収集場面では、
コミュニケーションの問題が浮き彫りに。
いじめや孤立の存在。
攻撃性・衝動性・性衝動がコントロールの問題が浮き彫りに
強い拘りの存在。
タイムスリップ現象の存在。
家族からの乳幼児期の生育歴の聴取
発達の異常(早熟・遅滞)の存在。
言語障害の存在。
協調運動障害の存在。
強い拘りの存在。
心理検査からの情報。
重ね着症候群と診断へ。
※症状の詳細については、あえて触れていません。
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