発達障害メモ カリキュラムとは②…RUMBAの法則
RUMBAの法則…教育目標の持つべき性格
教育目標は現実的であること…REAL
学習者が教育目標に達した時に「どのような問題が解決できるのか」、「どのようなニードを満たすのか」が明らかになっていれば、学習意欲は刺激される。
教育目標には、学習者のニードが反映される必要があり、教育目標は前もって学習者に理解されている必要がある。
教育目標は柔軟性を持ち、状況の変化に応じて変更されるべきものである。
教育目標は理解可能であること…UNDERSTANDABLE
教育目標は互いに関連して編集されなければいけない。
教育目標は、達成されるべき行動を教育目標分類学(TAXONOMY)に基づいて記述されるのが良い。
教育目標は測定可能であること…MEASURBLE
教育目標を達成されたかどうか評価するためには、それが測定できるものでなくてはならない。そのため、教育目標は観察可能な行動用語で述べられていなければならない。
教育目標は、学習者が目標の達成を示す際のレベルや制約も考慮されていなければならない。
教育目標は行動的であること…BEHAVIORAL
教育目標は、学習者の行動を表わす用語で具体的に示されている必要がある。項目を列挙するだけでは教育目標にはならない。
学習者の行動目標には、認知(知識)、情意(態度・習慣)、精神運動(技能)の3領域を含めるべきである。この内、精神運動領域すなわち技能目標は最も具体的に示しやすく、情意領域は最も難しい。
教育目標は、達成可能であること…ACHIEVABLE
教育目標は、学習の原理に則り、かつ心理学的に実行可能な用語で述べられるべきである。
教育目標は、その達成のために必要な時間や人的・物的資源などを確認した上で設定しなければならない。
必要最低限レベルを示すよう記述されなければならない。教育目標は絵に描いた餅であってはならない。
上記5項目の全てがSBOsに当てはまるが、MとBの2項目はGIOにはあてはまらない。
学習方略 learning strategies
学習方法の種類
受動的方法 講義・実演(見学)・ビデオ視聴等
能動的方法 自習・実習・グループワーク(カンファレンス・ワークショップ)等
学習方法の選択
学習目標が教育目標の分類上のどの領域に属するかにより、適した方法がある。例えば、精神運動領域(技能)であれば、実習が適している。
学習者が慣れている方法を選択する。
学習者の学習意欲を刺激し、持続できる方法を工夫する。同じタイプの学習方法を繰り返せば飽きが来る
学習の効果を最大限にする方法を工夫する。受動的方法よりも能動的は方法の方が効果的と言われている。知識の残存率としては、講義(5%)、読書(10%)、ビデオ視聴(20%)、実演・見学(30%)、グループディスカッション(50%)、実地訓練(75%)、他者の教育(95%)と言われている。
学習の効率を最大限にする方法を工夫する。費やした労力と時間に見合った効果の期待しうる方法が望まれる。
反復学習、反復練習の機会は出来るだけ多い方が良い。目標を達成するためには、通常は反復学習が必要である。
種々の学習方法を組み合せて選択する。夫々の方法が持つ利点・欠点を相補するように組み合せる。
学習者だけでなく、教育者にとっても慣れている方法を考慮する。教育者の教育に対するたゆまぬ研鑚・修練も必須である。
資源
人的資源
物的資源
予算
評価 evalution
形成的評価(formative evalution)とは、学習目標を習得しているか否か、若し習得していないならそれを習得するのに何が必要かを判定するための評価を言う。すなわち、学習過程の改善を目的とする評価である。その結果は、学習者の行動を改善したり、教育者の教育方法を改善するための資料となる。
総括的評価(summative evalution)とは、達成された学習成果の程度を総括的に把握するための評価で、通常は科目(コース)や全課程修了時点で行われ、合否判定と言う形をとる。
評価の仕方には、論述試験・口頭試験・客観試験・シュミレーションテスト・実地試験・観察記録・レポートがある。それぞれの評価方法は、評価の対象とすべき行動(教育目標分類上の各領域)に対応している必要がある。例えば、論述試験や口頭試験では精神運動領域(技能)を評価することは出来ず、これを評価するにはシュミレーションテストや観察記録が好ましい。
【関連blog】
発達障害メモ カリキュラムとは①


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