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2008年2月12日 (火)

発達障害 寿命と障害受容、障害否認の受容と関係改善

3o7ftpsa  似たような症例に出くわした。
 それは、親が子供の障害を20〜30年もの間否認し続けてきたものの、自分の寿命が限りあるものだと気付き、親が障害受容せざる得なかったと言う症例。誰が見ても障害がある事は一目瞭然なんだけど、20〜30年もの間、若しかしたら特効薬が登場するかも…、なんて願いつつ否認していた。この間、徹底して子供に障害がないと刷り込んでいた。障害を否認したい気持ちは判らなくはないので、私は話を伺いながら、辛かったでしょうね、等と労ったりする。

 障害がない、と20〜30年もの間刷り込まれていった子供の方の障害受容は進んでいかない。(例え、重篤な障害があっても)自分は障害者ではない、と信じてしまっている。そんな訳で、治療や福祉サービスは障害者臭くて嫌だ、と言って拒否をする。打つ手がないので、何か問題に直面した時にしか関われないのかな、なんて思う事もしばしばあった。

 確かに障害受容は必要だけれど本当に障害受容がこうした本人たちに必要なのか、と考えた時、余り必要ではない、と思えた。障害がないと思う事で落ち着いていられるのなら、それでいい。そう言うスタンスを大切にすることで他者との関係が維持出来るのであればそれでいいのではないかと…。

 複数の症例で試してみた。すると、最初に相手の思いを尊重していくことで、随分まろやかになる症例が多かった。当然と言えば当然なんですが、その時は、何とかしよう、と言う自分の気持ちが強くて大切な事を見落としていたのだと思います。まだまだ未熟です。



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発達障害 寿命と障害受容、障害否認の受容と関係改善を参照しているブログ:

コメント

tulipはじめまして。
時々ブログを読ませていただいています。
なるほどと感心したり、参考にさせていただいたりしています。
今回の、「反応の強さと時間の経過」 の表はとても興味深く、不治の病気を宣告された方ならどなたにでにも、ある程度あてはまるのではないかと感じました。
このブログにリンクさせていただいて、ブログ記事にこの図表を使わせていただくことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。

はじめまして。

 ご自由に図を使って頂いて結構です。リンクもどうぞ。今後ともよろしくお願いします。
 さて、これは障害受容の過程を表した図です。もともと先天的に障害を負った子供の両親がどのように受容していくかを表したもので、ご指摘の通り、多くの障害の場合に当てはまることが知られています。

さっそくのご返事、ありがとうございます。図の使用許可に感謝します。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

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