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2007年6月25日 (月)

ADHD(注意欠陥多動性障害) 運動は脳を鍛える

 運動する事が、ADHD(注意欠陥多動性障害)には効果的であると言う話を聞くことがある。また、研究発表の中でも、運動する事で細胞間の結び付きが強化され脳の働きが活発になる、と言うものがある。

 そして、こうした情報を元に運動を用いた関わりをしているところもある。私も好んで用いる。どの程度、効果が現れるのか、私自身測定した事がないので判らない。しかし、症状が幾分改善しているようなケースには多く遭遇する。

 経験からは、ADHDにはアウトドア系が良いと感じる。一般に運動と言うと、ルールや勝ち負けがあって、する前から上手・下手がはっきりしているものが多い。ADHDを抱えている人の中には協調運動障害等を併存障害として抱えている事が少なくなく運動音痴だったりする。それ故、する前から強い・弱いがはっきりしている事はしたくないと言う人間として当然の心理が働いてしまうのではないか。一方、多くのアウトドアは、する前から上手・下手がはっきりしているものがあるものの、適度な偶然性が結果に影響を与える分だけ楽しめる。そんなところがいいのかもしれない。

 昨今の研究で、運動が認知能力に与える影響が認識され始めている。画像診断の進歩で目に見える形で影響が見えるようになってきた。また、脳内の生化学の研究の進歩も手伝っている。運動することで脳由来神経栄養因子(脳内活動を活性化させる物質)が生成されることが判ってきた。

 運動が認知能力に与える影響は大きい。認知機能の改善が見込まれるのであれば、認知機能の障害とされるADHDの治療に何らかの光が差し込んで来そうだ。

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