認知症のスクリーニング・テスト RDST(the Rapid Dementia Screening Test)
一寸呆けてきたと言って医療機関にかかっても、短時間の診察で、認知症による衰えなのか、加齢による衰えなのか、その間のグレーゾンなのか、見極めるのが難しい時もある。また、お医者さんの判断の基準もまちまちで、健康レベルなのか、軽度認知症レベルなのか、中度認知症レベルなのか、バラツキが見られることがある。そんなこともあり、簡単に認知症のレベルを把握出来るスクリーニング・テストと言うのは重宝されている。
精神科医は、長谷川式痴呆スケール(HDS-R)やMMSEと言う簡易スケールを用いることが多い。簡単に用いる事が出来ることと多くの医療機関で用いられていて判断基準がしっかりしているので、多用されている。しかし、実施時間は5分位だが、診察場面で行うにはそれでもやっぱり時間が掛かってしまうので、臨床心理士や看護師等が実施する事も多い。
これらの検査は、色々な項目から成り立っていて、情報を得るには持って来いの検査であるが、個人的にはかなひろいテストが感度が良いような印象を持っています。
先日、RDSTと言う認知症のスクリーニング・テストと言うものを知る機会があったので、紹介してみたい。どれ位の感度があるのか知らないが、2年前、ドイツで発表された認知症のスクリーニングテストで、順天堂大学の医学部で用いられているそうなので期待出来るかもしれない。
問題1 スーパーやコンビニで売っているものの名前を出来るだけ沢山挙げて下さい。(制限時間:1分)
問題2
次のアラビア数字を漢数字に、漢数字をアラビア数字に変換して下さい。
269
4051
六百八十一
二千二十七
配点
問題1は、14以上…8点
11〜13…6点
8〜10点…4点
5〜7点…2点
4以下…0点
問題2は、正解に付き各1点。
判定
問題1+2が、8点以上…問題なし
5〜7点…認知症の疑い
4点以下…強い疑い
正直言って、失語症の検査って感じもします(問題�はカテゴリー特異性、様式特異性をもつ単語の想起って感じだし、問題�はもろ失語症の検査項目)。今後、重点的に用いて検証してみたいと思います。
【ウェブページ】
神経心理学検査等の施行法と評価基準
【関連blog】
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