放射性物質「ポロニウム210」
2006年11月にイギリスで元ロシア連邦保安庁(FSB)情報部員のアレクサンドル・リトビネンコ氏が不審死を遂げた。死因は、放射性物質「ポロニウム210」による体内被曝。致死量の100倍もの「ポロニウム210」のより多臓器不全を起こしたものであると推測されている。因みに、体内から検出された「ポロニウム210」を金額に直すと46億円。到底一般人が手に出せる金額ではないので、ロシアによる暗殺説が噂されている。
この「ポロニウム210」は、アルファー線を出す事で知られている。アルファー線自体は、皮膚の角質層を透過出来ない。従って、体内に取り込まない限りは被曝の危険性は少ないとされている。そして、紙ほどの遮蔽物があれば安全に扱える。つまり、被曝死させるにはこれほどまでに便利なものがないようだ。
リトビネンコ氏のように「ポロニウム210」を被曝させ殺害すると言う手口は表面化こそしていなかったが、ポピュラーな殺害方法と言う事で多く用いられていた方法であるようだ。なかなかバレにくい殺し方である。今回は故意に致死量の100倍も盛ったので発覚しただけだ。脅しの意味があったのだろう。
今回のリトビネンコ氏の事件を通して怖いと感じたのは、「ポロニウム210」を兵器として用いられる可能性があると言うことが白日の下に晒されたことである。放射性物質「ポロニウム210」は相手に気付かれにくく、扱い易く、持ち運び易いので、戦争状態に突入したら用いる国家やテロリストがいるのではないかと言ういらぬ心配を意識せざる得なくなった。何を考えているのだか、世の中本気で使おうとする奴がいる。困ったもんだ。
【放射能関連】
★わかりやすい放射線物理学
★内部被曝の脅威 ちくま新書(541)
★イラク 占領と核汚染
この「ポロニウム210」は、アルファー線を出す事で知られている。アルファー線自体は、皮膚の角質層を透過出来ない。従って、体内に取り込まない限りは被曝の危険性は少ないとされている。そして、紙ほどの遮蔽物があれば安全に扱える。つまり、被曝死させるにはこれほどまでに便利なものがないようだ。
リトビネンコ氏のように「ポロニウム210」を被曝させ殺害すると言う手口は表面化こそしていなかったが、ポピュラーな殺害方法と言う事で多く用いられていた方法であるようだ。なかなかバレにくい殺し方である。今回は故意に致死量の100倍も盛ったので発覚しただけだ。脅しの意味があったのだろう。
今回のリトビネンコ氏の事件を通して怖いと感じたのは、「ポロニウム210」を兵器として用いられる可能性があると言うことが白日の下に晒されたことである。放射性物質「ポロニウム210」は相手に気付かれにくく、扱い易く、持ち運び易いので、戦争状態に突入したら用いる国家やテロリストがいるのではないかと言ういらぬ心配を意識せざる得なくなった。何を考えているのだか、世の中本気で使おうとする奴がいる。困ったもんだ。
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