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2006年11月 6日 (月)

カウンセリング・精神療法 カウンセリングと言う言葉に戸惑う人�

 臨床心理士の行うカウンセリング技法には、認知療法とか、来談者中心療法とか、精神分析とか、交流分析とか、色々あります。これらを心理療法・精神療法・カウンセリングと分けて使う人もいますが、混同して、いやいや総称して、カウンセリングなんて呼ぶ人もいます。

 そもそもカウンセリングと言うのは、心理学の理論を用いての対人援助の事を指していたのではなかったでしょうか。厳密に規定しようとすると一寸自信がないのですが、そんなところだったと思います。そこから、相談行為をみんな纏めてカウンセリングと呼ぶようになった感じです。圧倒的に『相談行為=カウンセリング』と信じている人が多いのではないでしょうか。 


 (認知行動療法などをしている最中に)カウンセリングって言われて受けてみたけれど、カウンセリングってこんなものなんですか。ドラマのカウンセリングの場面と違う。カウンセリングぢゃない。受けたかったのはカウンセリングです。

 数十人に一人位の割合で、こんな怒りが少々散りばめられた言葉が投げかけられます。確かに、ドラマや映画の中でのカウンセリングシーンとも違いますし、訓練的な要素が強かったりするので、カウンセリングと呼ぶには一寸無理があるように感じてしまうのも無理が無いようにも思います。ですから、半ばご指摘の通りなので、丁寧にカウンセリングたるものは…、と説明をしていきます。そうすると一応納得して下さいます。

 心理療法、精神療法、カウンセリング、と専門家も患者さんもごっちゃになっている感じ。厳密に規定するのが必ずしも良いとは思いませんが、カウンセリングはこんなものだ。と言う固定観念だけは持たない方が良いかもしれないと思うのでした。



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