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2006年4月 1日 (土)

とんだ勘違い 知能レベルの表記

 以前、知能レベルを表わす時に、英語を用いていたことがあります。英語と言っても、英単語のようなものでしたが、とんだ勘違いが起こりました。英語に慣れ親しんでいないと言うのが、原因なのですが、そうそう勘違いが起こるのは具合が悪いので、日本語表記に戻しました。

 先ずは、知能レベルの説明から。知能は、大体こんな感じで分けます(ウェックスラー法での分類)。お気づきになると思いますが、大多数は中央に近い程多くなる正規分布曲線を描きます。

 
最優秀IQ=130以上。出現率は、2.2%。
 
優秀IQ=120〜129。出現率は、6.7%。
 
普通の上IQ=110〜119。出現率は、16.1%。
 
普通IQ=90〜109。出現率は、50%。
 
普通の下IQ=80〜89。出現率は、16.1%。
 
境界線IQ=70〜79。出現率は、6.7%。
 
精神発達遅滞IQ=69以下。出現率は、2.2%。


 
さて、本題に戻りますが、IQ=85の人の知能レベルをlow averageと記したところ、lowに目がいってしまい、精神発達遅滞(MR)と勘違いするスタッフが現れてきたのです。知能検査の結果、IQ=85のMRですなんて、看護スタッフミーティングの中の患者紹介で言われるようになって広がりを見せてしまいました。もともと専門家ではない限り、知能レベルなんて知っている人は少ないのが現状です。大方、『良い・普通・MR』程度の知識だけなので、こんな問題は起こるべくして起きてしまったのでしょう。

 …と言う事で、勘違いが生じない表記に変更したのです。やはり、皆に分かりやすく伝えることが大切ですから…

【参考になる本】
 多元的知能の世界―MI理論の活用と可能性
 赤ちゃんの知能を伸ばすふれあい遊び180
 子どもの脳の発達臨界期・敏感期 早期教育で知能は大きく伸びるのか? 講談社 +α新書
 教育と脳―多重知能を活かす教育心理学

【関連blog】
 早期教育と知能
 とんだ勘違い 知能レベルの表記
 知能検査の分類
 知能のお話 性差
 知能のお話 多重知能説
 知能のお話 知能って何なのか分かりますか???

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