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2005年12月12日 (月)

塾講師による小6女子児童殺害事件

 まさに『イライラすると高くつく』典型的なケース。供述によると、小6女子児童との相性がシックリ行かずに、イライラ・悶々として犯行に至ったと言う感じである。

 人間と言うのは、自分の極端な欲求が満たされないと、不快感情を抱く事が知られています。こうした極端な要求は、自分に対して、他者に対して、社会に対して、『〜ねばならない』とか、『〜べきである』と言った形で表れて来ます。そして、不快感情を受け止められなくなってくると、自滅行動が生じます。今回の場合、小6女子児童は塾講師の自分の言うことを聞かなければならない、とか、自分は小6女子児童なんかに惑わされるべきではない、とか極端に思い、考えを煮詰めていったんでしょうかね。

 確かに、トラブルを抱え込むとしんどいですよね。しんどいからと言って、しんどい原因となるものを直接的に取り除いてしまったのは大失敗ですよね。環境が変われば自分の能力が発揮されると思ったのでしょうかね。能力的には高いものを持っておられたようなので、自分のペースが乱れ、十分に力を発揮出来なかったのは、さぞ悔しかったでしょうね。

 しかし、自分のペースが乱れ、自分の力で修復出来なかった点は、犯人の精神的な弱い部分でもあったはず。そこを省みず、他罰的に考え過ぎてしまったんですよね。自分自身傷つかないようにするには、こう言った合理付けが必要なこともありますが、合理付けは問題解決に繋がらないんですよね。

 世の中、相性の合わない子もいるよね。相性が合わないと言って、力ずくで何とかしなければいけなかったのでしょうか。力ずくで圧せば、その分相手も力を入れて圧し返すもので、問題をややこしくさせる。ややこしくなれば、更に力が入る。そんな悪循環が見えますよね。

 犯人には、相談出来る人がいなかったのでしょうか。イライラして殺人を犯すとは、高くつきましたね。



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