HIV(エイズ)の母子感染…妊娠初期にHIV抗体検査の完全実施を公費で
ショッキングな厚生労働省のリポートである
『1984〜2003年の20年間で、日本国内で出産時にHIV(エイズ)に感染した母親221人からHIVが感染ってしまった子どもが少なくとも35人、このうち9人が死亡、7人が発症した。また、(母親からの感染を免れた)非感染児27人では、2人が突然死し、7人が貧血等の症状を起こしていた』
これは、氷山の一角に過ぎない。この結果は全国3200程の小児科を併設する医療施設に対するアンケートの結果だけなのだ。その内、半分からは未回答。従って、少なくとも35人、と言う表現が用いられている。
母子感染は、主に3つの感染経路がある(�子宮内感染。�産道感染。�母乳による感染)。妊娠中に母親のHIV感染が分かると、抗ウィルス薬の投与・陣痛前の帝王切開・母乳の禁止を組み合わせて、母子感染を2%以下に抑制できるのである。こうした対策の結果、2001〜2003年の3年間は、感染児がゼロでした。
現在、日本ではHIVの感染者は着実に若者を中心に増えています。こんな調子であれば、恐らく将来の大問題に発展していきます。妊娠中のHIV抗体検査の実施率は、89.7%。着実に増えており、母子感染防止に大きな力を発揮している。完全実施実現のためにも、検査の公費負担制度にして頂きたいのである。
可能なことから進めて行く事が大切だと思います。

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